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第五話『End of the golden witch』あらすじ(その2) の変更点


ここは、第五話『End of the golden witch』の10月5日以降のあらすじのページです。第五話の冒頭?10月5日夜明け前までの出来事については[[こちら>第五話『End of the golden witch』あらすじ(その1)]]。

注意:時系列というよりは、本編記述順に近い(本編中で時刻が明示される箇所は限られており、前後することもある)。&br;順番等が間違っている可能性あり。考察の参考程度に!
&color(red){赤};は劇中赤文字、&color(skyblue){スカイブルー};は劇中青文字、&color(yellow){黄色};は劇中金文字、&color(pink){ピンク};は重要と思われる事項の強調、&color(CornflowerBlue){コーンフラワーブルー};はその他不確定事項などの強調、&color(limegreen){ライムグリーン};は魔法?の存在が疑われる事項の強調として使っています。また、「黄金の蝶」の画像が表示されるシーンは&color(white,#2c0a33){背景を紫にしています。};
&br;また、(&color(red){赤};)で記した死亡/行方不明扱いは、システムメニューで死亡/行方不明とされるタイミングを指します。
~

*惨劇の朝 [#chapter-5-10]
|~場所|~時刻|~登場キャラ(&color(orange){オレンジ色};)と主な内容|h
|CENTER:60|CENTER:||c
|ゲストハウス&br;2Fいとこ部屋|07:00~|&color(orange){戦人};&br;部屋においてあった目覚まし時計の電子音で目を覚ました戦人。誰かが止めるまで寝ていようと思っていたが誰も止めない、我慢できなくなった戦人は机の上に置いてあった腕時計の電子音を止める。そして、昨日の親族たちの罵り合いや黄金の山のことを思い出し頭が痛くなる。朝食の8時に合わせ身支度を始めようとする戦人。肩をゆすって起こすのも恥ずかしいと思いテレビと灯りをつければ目を覚ますだろうと思いスイッチを入れる。|
|ゲストハウス&br;2Fいとこ部屋||&color(orange){絵羽 秀吉 南條 留弗夫 霧江 戦人(立ち絵無し)};&br;譲治の亡骸に泣き付く絵羽と秀吉。譲治の首はぱっくりと開きそこから流れ出した血がベッドを赤黒く染め上げていた。留弗夫が霧江に他の遺体にも毛布をかけるように促す。譲治だけでなく朱志香、真里亞、楼座まで同じように首を切り裂かれ殺されていた。おそらく戦人が疲れて戻ってきた時には殺されていたのだろう。その姿はあまりにも無惨。そしてこの殺人を悪趣味に彩るように真っ赤な塗料で不気味な魔方陣が残されていた。|
|ゲストハウス&br;2Fいとこ部屋&br;いとこ部屋前廊下||&color(orange){ヱリカ 戦人 留弗夫 秀吉 絵羽};&br;廊下にヱリカが現れ「これは立派な魔法陣で」と凄惨な部屋の魔方陣を見て感嘆を意味するように溜息を漏らす。それに対し入ってくるなと静止する戦人。それに対しヱリカは事件を面白がるような笑みを浮かべる。留弗夫やヱリカが取り込み中だから部屋へ戻れという中「現場検証は探偵の権利ですので」と当然のように言う。&br;部屋へ入れようとしない戦人に対しヱリカが言い放つ。「&color(red){探偵権限。……探偵はすべての現場を検証する権利を持つ。そこを退きなさい、右代宮戦人。これはニンゲン側に認められた、ゲームの正当な権利よ。};」戦人は見えない力に飛ばされたかのように尻餅をつく。その静かな迫力にみな押され緊張が走る。部屋へ入ったヱリカは南条と戦人に話を聞きたいと申し出る。|
|メタ世界(喫煙室)||&color(orange){ベルン 戦人 マモン アスモデウス};&br;何の権限があってこんな暴挙をするのかと言う戦人にベルンは「&color(red){私が、探偵だからよ。};」と言う。そしてベルンはラムダはどこまで楽しませてくれるだろうと笑う。|
|メタ世界||&color(orange){マモン アスモデウス サタン};&br;マモンがどうして魔方陣があるのかと疑問を投げかける。アスモデウスは真似がしたかったのだと笑うがサタンはニンゲンの誰かがベアトの仕業に見せるために書いたのだと言う。そしてマモン達はベアトに報告に向かう。|
|厨房||&color(orange){郷田 紗音 熊沢 嘉音};&br;厨房では郷田、紗音、熊沢が朝食の準備をしていた。そこへ不機嫌そうにした嘉音がカーテンを開けたりなどの朝の準備から戻ってくる。普段、朝の準備は源次と二人で行うが今朝は居なかった。厨房にも居ないので紗音に聞いてみるが居ないという。紗音は寝坊じゃないかと言う。郷田に起こして来てくれと言われ熊沢と二人で使用人控え室に向かった。|
|2階への階段||&color(orange){嘉音 熊沢};&br;熊沢が源次を起こさなかったのかと聞く。嘉音は昨日深夜勤のまま使用人室で寝てしまったため控え室には戻っていなかったため今朝は源次に会ってなかった。|
|使用人控え室||&color(orange){嘉音 熊沢};&br;使用人控え室の扉開こうとした嘉音は扉の上部にガムテープが張られているのを見つける。ガムテープの切れ端が扉の上部と枠を跨ぐように張られており扉を封印しているようである。さらにガムテープは中央に切れ目があり開けようとすると千切れるようになっていて、さらにはペンでサインのようなものが書かれていた。熊沢は悪戯だろうかと言ったが嘉音は今は気にしていられないとガムテープを千切り部屋へ入る。部屋は薄暗く源次はまだ寝ているようだった。しかしすぐに源次が死んでいることに気づく。|
|使用人控え室||&color(orange){嘉音 熊沢};&br;使用人控え室の扉を開こうとした嘉音は扉の上部にガムテープが張られているのを見つける。ガムテープの切れ端が扉の上部と枠を跨ぐように張られており扉を封印しているようである。さらにガムテープは中央に切れ目があり開けようとすると千切れるようになっていて、さらにはペンでサインのようなものが書かれていた。熊沢は悪戯だろうかと言ったが嘉音は今は気にしていられないとガムテープを千切り部屋へ入る。部屋は薄暗く源次はまだ寝ているようだった。しかしすぐに源次が死んでいることに気づく。|
|メタ世界||&color(orange){ベルゼブブ ベルフェゴール レヴィアタン};&br;戦人が碑文の謎を解いたのに何故殺人が続くのかとレヴィアタンが言うがベルフェゴールも分からないと答える。|
|使用人控え室||&color(orange){熊沢 紗音 郷田};&br;熊沢は郷田と紗音を呼んでくる。そして二人もまた同様に悲鳴を上げた。|
|夏妃の部屋||&color(orange){夏妃 ルシファー 19男 嘉音 郷田(立ち絵無し)};&br;突然の電話に夏妃は飛び起きる。ルシファーが昨晩は誰も部屋へ入ってこなかったことと良くない報告があったことを告げる。報告を後回しにして夏妃は電話を取る。電話は19年前の男からであった、パーティーの準備のために夏妃に席を外させたのだと言う。何を始めるつもりかと聞く夏妃に対し今日のお楽しみだと答える。そして声を聞かせたい人物が居ると言い電話に出した。それは蔵臼だった。相手が夏妃だと気づかず拘束されているのか解け解けと繰り返していた。男は話はできないが無事なのは分かっただろうと言う。そして二つの約束を守れば蔵臼を開放すると言った。一つは蔵臼を監禁している事を秘密にする、もう一つは今日の1時に屋敷1階の一番手前の客室に入りクローゼットに隠れていることだった。そこで1時間隠れていられれば夏妃の勝ち、見つかれば負けだと言う。しかし、勝ち負けに関係なく明日になれば蔵臼は開放すると男は言う。&br;その時部屋の扉が激しくノックされた。扉の向こうから聞こえた声は郷田と嘉音だった。どうしたのかと男が聞くと使用人が来たことを告げる。すると男は約束を守ってよと夏妃に言う。|
|魔女の喫茶室||&color(orange){ラムダ ベルン};&br;受話器を叩きつけラムダは電話を切った。そしてベルンに次のターンを促す。ベルンが内外の通信を確認。ラムダが内線のみ使用可能と、さらに船が使用不可であると言う。|
|客間||&color(orange){絵羽 留弗夫 夏妃 秀吉 霧江 戦人 紗音 嘉音 熊沢 郷田 南條 ヱリカ};&br;留弗夫たちにも源次が殺されている事を伝え犯人や今後のことについてそれぞれが話す。ヱリカが蔵臼が居ないと言うと呼び出し音は鳴るが電話がつながらないと紗音が言う。ヱリカがこれで6人の犠牲者と魔方陣から碑文の見立て殺人だと言う。そして蔵臼の遺体が無い以上もしかすると金蔵が死んでいるかもしれないと騒ぎ出す。夏妃は、金蔵は研究に没頭していて部屋に閉じこもっていると言う。ひとまず皆は蔵臼の部屋へ向かった。|
|魔女の喫煙室||&color(orange){ベアト ロノウェ ガァプ};&br;碑文の謎が解かれたのに惨劇が起こっていることに苦い顔をするベアト、しかしベルンとラムダに立ち向かうと意気込む。だがロノウェとガァプはまずい流れだと言う。このままでは金蔵がいないことが分かってしまうからである。全員が集まっている今こそ金蔵を動かすとガァプに頼む。|
|魔女の喫茶室||&color(orange){ラムダ ベルン};&br;ラムダは蔵臼は部屋におらずベッドも空、そして他の殺害現場同様に血痕が残されていることをベルンに言う。ベルンは死体が無いなら死んでいないじゃないというがラムダはどうだろうと笑う。|
|蔵臼の部屋||&color(orange){絵羽 留弗夫 夏妃 秀吉 霧江 戦人 紗音 嘉音 熊沢 郷田 南條 ヱリカ};&br;蔵臼が部屋におらずベッドに残された血痕のことを考えると死んでいるのではと話す。普段蔵臼の部屋は施錠されており開けられる鍵は蔵臼が持つ1本とマスターキーだけ。しかし、源次が殺されている以上マスターキーは犯人の手にあり鍵は意味を成さなくなっていた。夏妃は朱志香の顔を見に行くと言いゲストハウスに走り出す。しかし、半分は蔵臼の部屋から気を逸らすためでもあった。そして一同はゲストハウスへと移動する。|
|ゲストハウス||&color(orange){絵羽 留弗夫 夏妃 秀吉 霧江 戦人 紗音 嘉音 熊沢 郷田 南條 ヱリカ};&br;部屋へ着くとすべての死体が消えていた。|
|メタ世界||&color(orange){ベルン ラムダ};&br;全員が行動をともにしていて死体が消えた、これは魔法によるものだとラムダは言う。それに対しベルンは青き真実で答える。一つ目「&color(skyblue){実は犠牲者は死んでいなかった。死んだふりをしていてこっそりどこかに隠れたのよ。何しろあんたは、誰の死亡についても赤き真実で宣言していないものね。};」、二つ目「&color(skyblue){遺体は蔵臼が運んで隠した。蔵臼は、あんたがさらってどこかに監禁されているように演出されているけど、実際はフリーなのかもしれない。蔵臼にアリバイは無いわ。蔵臼が彼らの死体を隠したのよ};」、三つ目「&color(skyblue){そもそもしたいが別人。犠牲者そっくりの身代わり死体よ。譲治たちは最初から隠れていて、その後に身代わり死体を片付けた。死体は最初から死んでいるから、島の人数にはカウントされない。};」これが魔女を否定するやり方だとベルンが笑う。|
|メタ世界||&color(orange){ベルン ラムダ};&br;全員が行動をともにしていて死体が消えた、これは魔法によるものだとラムダは言う。それに対しベルンは青き真実で答える。一つ目「&color(skyblue){実は犠牲者は死んでいなかった。死んだふりをしていてこっそりどこかに隠れたのよ。何しろあんたは、誰の死亡についても赤き真実で宣言していないものね。};」、二つ目「&color(skyblue){遺体は蔵臼が運んで隠した。蔵臼は、あんたがさらってどこかに監禁されているように演出されているけど、実際はフリーなのかもしれない。蔵臼にアリバイは無いわ。蔵臼が彼らの死体を隠したのよ};」、三つ目「&color(skyblue){そもそも死体が別人。犠牲者そっくりの身代わり死体よ。譲治たちは最初から隠れていて、その後に身代わり死体を片付けた。死体は最初から死んでいるから、島の人数にはカウントされない。};」これが魔女を否定するやり方だとベルンが笑う。|
|使用人控え室||&color(orange){ガァプ マモン アスモデウス サタン};&br;ガァプはベッドに眠る源次の遺体を闇へと隠す。これにより死体が無ければ行方不明、犯人とも犠牲者ともなる猫箱の中の暗闇である。|
|メタ世界||&color(orange){ロノウェ ベアト ルシファー ガァプ};&br;死体が隠せたことで多少は驚くが金蔵の書斎が心配だとロノウェとベアトは話す。ルシファーが死体の消失を確認し金蔵の書斎へ全員が移動し始めたことを報告する。|
|>|>|~アイキャッチ(07:46→08:04)|f
~
*魔女を貫く十の楔 [#chapter-5-11]
|~場所|~時刻|~登場キャラ(&color(orange){オレンジ色};)と主な内容|h
|CENTER:60|CENTER:||c
|書斎前&br;廊下|08:04~|&color(orange){絵羽 留弗夫 夏妃 秀吉 霧江 戦人 紗音 嘉音 熊沢 郷田 南條 ヱリカ};&br;全員が書斎の前に集まる。絵羽が扉を叩き声をかけるが返事は無い。金蔵は時折機嫌を損ね1ヶ月以上部屋から出ないこともあると使用人達は話す。そこで霧江が最後に金蔵に会ったのは誰かと訊ねると夏妃が戦人が黄金を見つけたと騒ぎ出す直前に一日の報告をするために会っていたと答える。それに対しヱリカは23時頃ですねと聞きニヤリと笑う。&br;留弗夫がここを開けようと言い出すがこの部屋を開けるための2本の鍵は金蔵が持っているため部屋を開けられないと紗音は答える。夏妃は部屋が開けられないならば金蔵は安全であり安否を確認する必要は無いと言うがそれに対し皆の空気が夏妃の論法が理解できないと言うものに変わる。&br;ヱリカは碑文になぞらえて今後も殺人が続くなら13人が殺されると言いこれがミステリー史で如何に多いかを説明し自分の知識を自慢するように話す。しかし、戦人が駄目だなと言いヱリカの言葉を止める。ヱリカは不愉快そうな顔をし戦人から間違いを指摘される。|
|魔女の喫茶室||&color(orange){ラムダ ベルン};&br;戦人とヱリカのやり取りを見ていたラムダは笑い転げ、屈辱に堪えていたベルンも唐突に噴き出し同じように笑い転げる。|
|書斎前&br;廊下||&color(orange){絵羽 留弗夫 夏妃 秀吉 霧江 戦人 紗音 嘉音 熊沢 郷田 南條 ヱリカ};&br;安否を確認することが最優先だと皆が騒ぎ出す。しかし書斎の厚い扉を破るのは難しい、そこで窓から侵入することにした。|
|中庭||&color(orange){留弗夫 霧江 戦人 紗音 嘉音 郷田};&br;戦人と郷田がハシゴを押さえ留弗夫が窓を破ることになった。その様子を紗音と嘉音は不安そうに見守る、部屋へ入ってしまえば金蔵の不在が明らかになるからである。|
|書斎||&color(orange){ベアト 金蔵 ロノウェ ガァプ};&br;書斎の密室もこれまでかと呟くベアト。そして相談した結果、金蔵をベッドの下に隠すことにする。そして状況が悪化すればガァプが外へ逃がすようにする予定であった。しかし、ベアトが突然ガァプを呼び止めロノウェと共に身を隠すように促す。ベアトは目立ちたいだけだと言うが友人であるガァプを危険に晒せない為である事は分かっていた。その決意を見届けるとガァプとロノウェは姿を消した。そして金蔵はベッドの下へベアトも黄金の蝶となり書斎へ溶け込んだ。|
|書斎&br;中庭||&color(orange){絵羽 留弗夫 夏妃 秀吉 霧江 戦人 紗音 嘉音 熊沢 郷田 南條 ヱリカ};&br;留弗夫が窓を叩き声をかけるが反応は無い。そして窓を叩き書斎へと進入する。ベッドに触れるが何の温もりも感じない、それだけでなく部屋の空気や気配そのものが冷え切っていた。&br;留弗夫は窓から霧江たちに鍵を開けるから3階へ戻るように告げ扉のオートロックを解除。それを合図に部屋へと皆が入ってきた。&br;絵羽は夏妃が金蔵に会ったのは23時頃だったかを再確認しそれ以降に書斎を出て行ったことになるの?と訊ねる。夏妃は金蔵は気まぐれに深夜の屋敷を歩き回ることがあったと言い南条に確認するように訊ね、南条もそれを肯定する。&br;捜索したが金蔵の所在どころか不審な痕跡さえ見つからない。夏妃は金蔵が居ない事は明白であり、これ以上書斎を荒らさないようにと言う。|
|メタ世界||&color(orange){ベアト 夏妃 金蔵};&br;ベアトは夏妃に大丈夫だと言い安心させる。しかし夏妃は落ち着かない、散歩にでも行っていると誤魔化すつもりだったがそうもいかなくなったためである。しかしベアトは言う、居ない者を居ないとは断じれぬと。それはつまり悪魔の証明である。|
|書斎||&color(orange){絵羽 留弗夫 夏妃 秀吉 霧江 戦人 紗音 嘉音 熊沢 郷田 南條 ヱリカ};&br;隠れられる場所はすべて探したが姿は無い、金蔵はこの部屋に居ないのだとヱリカは言う。続けてヱリカは状況を整理すると言い夏妃に昨夜23時、最後に金蔵に会ったのは夏妃で間違いないかと聞き、証明できる人はいないかと周囲に訊ねた。ヱリカは今朝のことを思い出して下さいと言い霧江が金蔵に最後に会ったのは誰かとの質問に対し夏妃が23時に最後に会ったと言ったことを思い出させる。これは不自然な発言だとヱリカは言う、最後に会ったかと確信できる理由が無い限りこのように答えることは不可能なのだ。&br;この不自然な証言は何かを隠していると疑うきっかけになると絵羽は言う。夏妃は絵羽なら23時にここに居たことを証明できるではないかと言い返す。確かに絵羽は23時に書斎から夏妃が出てくる所を目撃していたと言う。そして絵羽は今言うべきことではなくもっと前から言うつもりだったと話し始める。重い沈黙の中ヱリカがそれを破る、金蔵はいつから居ないのかと。留弗夫や秀吉も去年の親族会議の時から疑っていたと夏妃に言う。遺産の横領を隠すために金蔵の不在を隠しているのだと。|
|メタ・書斎||&color(orange){ヱリカ 金蔵 ベアト ルシファー};&br;あなたは存在していませんねと金蔵にヱリカは言い、最後の挨拶の言葉をかける。その時ベアトの煙管が寸止めする。そしてヱリカに右代宮家顧問錬金術師のベアトリーチェだと挨拶をする。それに対し探偵、古戸ヱリカだと返す。ベアトは23時以降誰とも会わなかったことを否定できないと青き真実によりヱリカに打ち込む。 ヱリカは打ち込まれた杭を見ながら余裕のある淡白な表情。島へ着たばかりのヱリカに使える赤字は無いと言う。ヱリカは魔女の相手にふさわしい人物をとドラノールの名を呼ぶ。|
|魔女の喫茶室||&color(orange){ラムダ ベルン};&br;いつか来るだろうとうと思っていたとラムダが言う。ベルンは悪魔との戦いにこれほど相応しい駒はいないと笑う。|
|CENTER:メタ(書斎 貴賓室)||&color(orange){ヱリカ 夏妃 ベアト ドラノール 絵羽 ガートルード シエスタ410 シエスタ45 シエスタ00 コーネリア アスモデウス ベルゼブブ サタン ベルフェゴール マモン レヴィアタン 戦人 ロノウェ ガァプ};&br;ヱリカに導かれドラノールが姿を現す。この杭を打ち砕いてあげなさいとヱリカが余裕のある表情で言う、夏妃はそれに不安感を覚える。ベアトはどうにでもなると言うがドラノールが無駄デスと切り捨てる。ガートルード、コーネリアにより23時以降の扉の開放、窓の外部からの施錠不可能が赤により宣言される。ベアトは金蔵を逃がすために漆黒の門を開く、青き真実により隠し扉の証明不要を宣言。しかしドラノールの太刀により切り捨てられ、漆黒の門も消え去る。これはミステリー未知の薬物、難解な科学装置は全て否定される。&br;ベアトは新たな手として金蔵が別の場所に存在していることを青き真実で証明しようとする。しかし、ヱリカの挑発により打ち込まれた杭が次々と砕ける。そしてドラノールの赤き真実により全ての杭が砕け消えた。金蔵消失を証明しようとする戦人、脱出するのは扉ではなく窓であった。|
|書斎||&color(orange){絵羽 留弗夫 夏妃 秀吉 霧江 戦人 紗音 嘉音 熊沢 郷田 南條 ヱリカ};&br;絵羽は金蔵が目を覚ましどこかへ行った可能性を否定できると言う、ある紙切れを見せながら。それは夏妃が昨夜書斎から出てきた際に扉の隙間に挟んでおいた物であり部屋を開けるまで落ちていなかったことは扉は開けられていないことの証明であると言う。そして、霧江は窓も施錠されており外から閉めることは出来ないと言う。ではどこへ金蔵は消えたのかと追求された夏妃は隠し扉の類があったとしても不思議ではないと説明する。&br;ヱリカは夏妃に昨夜金蔵と同室で会話していたことを復唱要求させる。夏妃を追い込んで行くヱリカであったが戦人がそれを「駄目だな」と止める。自分が金蔵となって部屋から消え去る方法を見せるのだという。戦人は窓から外へと飛び出し、その後夏妃が施錠することにより密室から金蔵が消失することを説明した。あり得ないですよねと聞くヱリカに対し金蔵ならと親族達は口を揃えて言う。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:メタ(中庭上空 中庭)|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){戦人 ドラノール ベアト ヱリカ ロノウェ ガァプ};&br;戦人を賞賛するドラノール。2人の赤き真実と青き真実が交差する。そして戦人はドラノールを斬る。戦人はベアトを呼ぶ密室で無くなったその部屋から脱出するのはすでに不可能ではなくなった。それを見守るロノウェとガァプ。そして戦人はドラノールに密室脱出の青き真実を突きつける。|
|魔女の喫茶室||&color(orange){ラムダ ヱリカ ベルン};&br;無様だとラムダはヱリカに言う。ヱリカはベルンにも嘲笑を浴びせられ屈辱に耐える。|
|>|>|~アイキャッチ(09:00→11:00)|f
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*推理と検証 [#chapter-5-12]
|~場所|~時刻|~登場キャラ(&color(orange){オレンジ色};)と主な内容|h
|CENTER:60|CENTER:||c
|BGCOLOR(#2c0a33):黄金郷(薔薇庭園)|BGCOLOR(#2c0a33):|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){戦人 ベアト ワルギリア ドラノール};&br;雨の降りしきる中、東屋に瞳の輝きを失ったベアトそして戦人、ワルギリアが座っていた。そこにドラノールが現れる。ワルギリアは天界や魔界などに多くの知人を持ちドラノールもその1人だと言う。&br;紅茶を振舞われる中ワルギリアとドラノールは戦人に魔法とは物事の過程を修飾し受け手を喜ばせることに意味があるのだと説明する。それを理解した上でドラノールは職務として魔女を狩り、魔女を憐れんでいるのだと言う。&br;ドラノールは戦人に謝ることがあると言い出す。それは書斎での密室にて全力で戦っていなかったことについてであった。ドラノールはコーネリアに&color(red){窓が降雨後に開かれたことはない};という赤き真実を持たせていた。これを使えば戦人を倒しチェックメイトとなるはずだった。しかし戦人が窓に突撃したあの瞬間、その赤き真実の使用が禁じられたのだと言う。おそらくはラムダデルタの干渉によるもの、そして金蔵が死亡しているにもかかわらず生きているかのようにゲームを進めていることからラムダとベルンが何か企んでいるかもしれないと言う。ドラノールが来たのはそれを告げる為である。|
|メタ・書斎?||&color(orange){ヱリカ コーネリア ガートルード ドラノール};&br;ヱリカはコーネリアに手を後ろで組み片足で立つよう命令すると後ろから突き飛ばした。それを繰り返し先程の失態に対する拷問としていた。突然コーネリアとガートルードが消えドラノールが現れる。2人を天界へ送り返したのだ。ヱリカは露骨な悪意の視線をドラノールに向け今後無様な真似を見せるなと言う。&br;一通りの文句を言い終えると現場の再構築をすると言い2人を呼び戻すように命令する。&br;まず昨晩の親族会議中の手紙について。ガートルード、コーネリアから&color(red){親族会議以前にヱリカ、譲治、朱志香、真里亞、南条、郷田、熊沢は屋敷より退出しゲストハウスへ移動し蔵臼、夏妃、源次の3人は2階廊下、それ以外全員は食堂にいる};ことが示される。屋敷は施錠されており人の出入りは不可能である。そして手紙を置いたのはベアトだと言うのが魔女側の主張である。ヱリカは&color(skyblue){客間にいない人物、蔵臼達やゲストハウスに戻ったふりをして屋敷内に隠れていた人物が手紙を置き、ノックは何か別の音や録音していたテープなどを勘違いしたもの};だと宣言する。|
|魔女の喫茶室||&color(orange){ベルン ラムダ};&br;ラムダはヱリカによって示された青に応える。&color(red){蔵臼、夏妃、源次、食堂の全員の誰も手紙に触れていない。24時の時点で屋敷内にいた誰一人手紙を置いた人はいない。};とラムダは言う。ベルンは&color(skyblue){24時の時点で屋敷以外にいた人物が廊下以外の場所に手紙を置き何らかの方法で廊下に置かれた};と解釈が出来ると応える。|
|メタ・書斎?||&color(orange){ヱリカ ドラノール ガートルード コーネリア(立ち絵なし)};&br;ヱリカはベルンの青に付け加え&color(skyblue){配膳車の裏に手紙を貼り付け時間が経って剥れるようにしておけば魔女が置いた手紙が完成する};と言い古典的トリックだと笑う。これならば食堂の扉の前だけでなく厨房でも廊下でも食堂でも可能だと言う。|
|魔女の喫茶室||&color(orange){ベルン ラムダ};&br;ラムダは手紙についてはまぁまぁと笑う。ではノックは同じ論法で通じるかと聞く。&color(red){蔵臼、夏妃、源次の3人はノックをしていない。ノックだけでなくテープを流したなどノックの音を生み出すようなことをしていないと言う意味、直接的にも間接的にも意図的にも偶発的にも無意識的にも。};だと言う。ベルンは&color(skyblue){その3人以外の人物がノックの音を発生させた};と青で言う。|
|メタ・書斎?||&color(orange){ヱリカ ドラノール ガートルード コーネリア};&br;ガートルード、コーネリアは赤で&color(red){24時の時点で蔵臼、夏妃、源次、食堂にいた全員以外のニンゲンは屋敷内にいない、そして3人に加え食堂の全員もノック、ノック音を発生させるようなこと全てしていない};と応える。これはつまり&color(red){屋敷内にいた全員、ノックの発生源と成り得ず、この全員には観測されていない人物も含む};とドラノールが言う。これは屋敷内の誰にも未知のXにさえノックは不可能であることを意味していた。|
|魔女の喫茶室||&color(orange){ベルン ラムダ};&br;ラムダは&color(red){屋敷内の誰一人手紙を置いた者はいない。直接的、間接的、意図的、偶発的、無意識的、全ての概念において};と言う。これは停車すると手紙が落ちるという仕掛けや時間が経てば剥がれ落ちる仕掛けも間接的、偶発的、無意識的に触れるため否定される。ベルンが24時の時点で屋敷以外にいた人物について復唱要求する。それに&color(red){24時の時点で屋敷以外に存在するのはヱリカ、譲治、朱志香、真里亞、南条、郷田、熊沢のみ};と応える。|
|メタ・書斎?||&color(orange){ヱリカ ドラノール ガートルード コーネリア};&br;ヱリカは&color(skyblue){廊下天井に手紙を貼り付けてあった、これで屋敷外の人物にも可能であり赤も潜れる};と言う。ガートルードとコーネリアは&color(red){廊下天井に手紙が存在しなかった、配膳車に手紙が触れたことはなかった};と否定。ヱリカは何かのトリックで屋敷外の人物が行ったと慌てる。続けてガートルードは&color(red){屋敷外の人物は親族会議開始後、屋敷内にて何も出来なかった。};コーネリアはトリックの何かが特定、仮定できなければ青き真実が認められないと言う。これで全てヱリカの手紙についての青き真実は失われた。|
|魔女の喫茶室||&color(orange){ベルン ラムダ};&br;手紙については否定されたがノックに関しては否定されていないことを大目に見てあげようかしらとベルンが言う。|
|メタ・書斎?||&color(orange){ヱリカ};&br;それに安堵の表情をするヱリカ。|
|魔女の喫茶室||&color(orange){ベルン ラムダ ヱリカ};&br;ラムダが笑いながらお仕置きだと言いながら&color(red){全ての人物はノック音を誤認することはない。つまりノックに似た音、柱を叩いた音やテープに録音した音もノック音でない。実際にあの扉を叩いたノック音を全員正確に識別し聞き間違えることはない};と宣言する。ベルンは&color(skyblue){ノックを発生させる仕掛け、自動のドアノッカーなどを使い音を発生させることができた};と返す。それに&color(red){ノックは人が手で扉を叩くもの。そして誰もノック音を誤認しない。蔵臼、夏妃、源次の3人はノックに関わっておらず、それ以外の人物は誰も屋敷内に存在しない。ノックは直接扉の前に立ち、手で扉を叩く行為を指す。};と言いベルンに遊び甲斐があるでしょう?とベルンに笑いかける。ベルンも面白いわと笑い転げる。ヱリカはベルンにそのままじゃ駒置き場に葬り去ると言われその屈辱の表情を浮かべる|
|食堂||&color(orange){留弗夫 ヱリカ 戦人 (他の人物は立ち絵なし)};&br;朝から事件が起こり食事をとれなかった皆は今日最初の食事をとる。すると突然ヱリカが立ち上がり一同は注目する。「分かった」とヱリカが呟きながら立っている。何事かと留弗夫と戦人が訊ねる。ヱリカは戦人が3階から飛び降り中庭に着地した所を見ていない。&color(skyblue){飛び降りたのではなく雨どいなどを伝い外壁を這い下りたのだ};と言い、さぁ反論は!?と半ば泣き崩れそうな顔で戦人に食いつく。戦人は冷静にどうやって部屋から抜け出したかが問題でそれは関係ないと返す。確かに戦人は雨どいを伝いながら降りた、目撃者はいないがヱリカ以外の全員それは理解していた。|
|>|>|~アイキャッチ(11:27→12:33)|f
~
*クローゼット [#chapter-5-13]
|~場所|~時刻|~登場キャラ(&color(orange){オレンジ色};)と主な内容|h
|CENTER:60|CENTER:||c
//↑この1行は各セル内の「CENTER:」を省略するためのものです。左2項目をセンタリング。右1項目をデフォルトの左寄せの意味です。(デフォルトなので省略可)数字はピクセル数です。(変更していただいても削除していただいても構いません)
|客間|12:33|&color(orange){ヱリカ 絵羽 (他の人物は立ち絵無し)};&br;ヱリカが聞き取り調査をしている。あちこちに皆を同行させたりしながら。午前3時に戦人がゲストハウスに戻った30分後くらいに親族会議が解散したことを確認。|
|魔女の喫煙室||&color(orange){ロノウェ ベアト ガァプ};&br;ヱリカも着実に基礎を固めているようだが「金蔵は六軒島の霞となった」と余裕。同じように仕舞い込んだ第一の晩の死体を確認しに向かう。|
|?||&color(orange){ワルギリア ベアト ガァプ ロノウェ};&br;ワルギリアは今回のゲームを把握しきれていない。「&color(red){譲治、朱志香、真里亞、楼座、源次の死体は、誰が見ても、一目で死亡が確認できる};」と赤字を使う。ベアトは「&color(red){死んだフリなど絶対にありえぬ、誰もが一目で死亡を確認できる死体であるわ。};」と答える。ガァプはワルギリアが赤を使ったことが不可解。ロノウェは「常にお嬢様のことを想われている方」だと理由は分からなくとも信頼している。ガァプは赤を使わせないために隠したはずだと不満に思ったが、ロノウェの言うことに納得する。|
|客間||&color(orange){夏妃 ヱリカ 絵羽 霧江 留弗夫 秀吉 戦人 南條 郷田&br;(他の人物は立ち絵無し)};&br;一通りアリバイの確認を終えたヱリカはアリバイのない夏妃に昨晩寝室にいたことを証明しろと言う。それに対し夏妃はこれ以上くだらない事に付き合っていられないとリビングを退室する。|
|廊下||&color(orange){夏妃};&br;蔵臼を守るためとは言え犯人に抗う方法を見つけられないまま客室の前へと来る。指定された客室の鍵は開いていた。普段使用人たちには使わない部屋には施錠しておくよう言ってあるが誰かが閉め忘れたのかあるいは男が開けておいたのかもしれない。男が部屋で待ち伏せしているかもしれないと考えつつ部屋へと入る。|
|客室||&color(orange){夏妃};&br;部屋は冷え切っていて人の気配は無かった。クローゼットに向かい中を確認する。中に手紙や夫の死体が入れられているのではと思ったが中には何も無く想像は裏切られた。そして言われた通りクローゼットに息を潜める。暗闇の中で男の事を考えていた。秋のカードどうやって忍ばせたのか、普段は施錠してあるため使用人が犯人ではないかと考え始める。そして&color(red){紗音にしか、秋が好きだと語ったことはない};ことを思い出す。|
|客室||&color(orange){夏妃 秀吉 不明 絵羽(立ち絵無し)};&br;突然鍵を開けようとする音がする。施錠されていると思って開けようとしたらしい。休憩するためにここへ来たらしい。扉に施錠とチェーン、窓の鎧戸を閉める。&br;譲治を亡くし嗚咽を漏らしていた秀吉が突然声を上げる。誰かに襲われているような声がする。飛び出し加勢した方が良いのか夏妃は迷う、その時絵羽の声がし「開けて!!」と叫ぶ。絵羽が誰かを呼ぶために立ち去ると先程の争いが嘘だったように静寂が戻る。犯人と鉢合せしてしまうのではと考えているとこちらへ向かう足音が聞こえてきた。|
|廊下||&color(orange){絵羽 郷田};&br;郷田がチェーンを切断すると同時に絵羽が部屋へ入る。|
|客室||&color(orange){秀吉(遺体?) 夏妃(クローゼット内?)&br;戦人 留弗夫 絵羽 南條 霧江 郷田 熊沢 紗音 嘉音};&br;秀吉が休むと言って10分も経たない間での出来事であった。部屋の中、風呂場にも誰も居なかった。秀吉の背中には15cm程ある杭が深く刺さっていた。扉の隙間からは秀吉の死体は死角になっており殺すことは出来ない。霧江が密室殺人だと指摘する。|
|客室と&br;廊下の間||&color(orange){ヱリカ 秀吉(遺体?) 夏妃(クローゼット内?)&br;戦人 留弗夫 絵羽 南條 霧江 郷田 熊沢 紗音 嘉音};&br;ヱリカが現れ鎧戸が外からはびくともしなかったと言う。そして戦人に部屋の状況を聞きチェーンと窓の施錠を確認する。奥では絵羽と南条が遺体を移動させるかどうかで揉めていた。結局遺体を運び出すことになり皆で客間へ移動することになった。|
|客室||&color(orange){ヱリカ 戦人};&br;部屋の様子を記憶に焼き付けておこうと部屋の中を見るヱリカ。クローゼットに目を向けゆっくりと手を伸ばす。しかし、戦人に止められ部屋を後にした。|
|廊下||&color(orange){夏妃};&br;足音が遠のき恐怖の時間は終わる。夏妃は早くこの部屋を立ち去り自室に戻ることにした。部屋に押しかけてくる前に戻る必要があるからだ。そしてロビーの大階段まで来たところで声をかけられる。|
|廊下||&color(orange){夏妃 ヱリカ};&br;夏妃はロビーでヱリカに呼び止められる。夏妃はその場に居る違和感についてヱリカに質問される。何か言い訳をして自室に篭っていようと思ったがヱリカから秀吉が殺されたと言われしかたなく客間へと向かう。|
|客間||&color(orange){戦人 ヱリカ 夏妃 紗音 嘉音 (他の人物は立ち絵無し)};&br;部屋に入った所で不信感を含んだ目が夏妃へ向けられる。これこそが男が仕組んだ狙いだったことに気づく。そしてヱリカが第一の事件から整理をしようと言い出す。さらに整理した上で重要な話があるのだという。ヱリカは部屋の施錠を促し、施錠が完了すると「チェックメイト」と宣言した。|
|魔女の喫茶室||&color(orange){ラムダ ベルン};&br;ベルンがラムダに全ての駒を集めるように言う。|
|魔女の喫茶室||&color(orange){ベアト ロノウェ ガァプ};&br;24時を待たずに仕掛けてきたことにベアト達は動揺する。|
|BGCOLOR(#2c0a33):黄金郷|BGCOLOR(#2c0a33):|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){ベアト ワルギリア};&br;黄金郷に戦人の姿はない。第5のゲームに参加した時間が来たので駒をコントロールするために出て行ったのである。東屋にあったのは編み物を続けるワルギリアと紅茶に手をつけずまどろむような表情を浮かべるベアトだけであった。ワルギリアは手を止めるとベアトに語りかける。戦人には甘えがある、ベアトには迷いがあるそれを断つためにあの2人は必要であると。そしてベアトに自省を促すようにこのゲームに決着を付けなさいと。&br;&br;ベアトリーチェ。あなたは、死ぬべき時を迎えたのです。&br;&br;願わくば。&br;&br;あなたの心臓が、あなたの望んだ人の手によって、・・・・・・止められることを願っています。|
|>|>|~アイキャッチ(01:35?→24:00)|f
~
*幻想大法廷 [#chapter-5-14]
|~場所|~時刻|~登場キャラ(&color(orange){オレンジ色};)と主な内容|h
|CENTER:60|CENTER:||c
|大聖堂|24:00|&color(orange){ラムダ シエスタ00 シエスタ410 シエスタ45 煉獄の七姉妹&br;ベルン ヱリカ ドラノール ガートルード コーネリア&br;ベアト ワルギリア ロノウェ ガァプ 戦人 夏妃 金蔵&br;蔵臼 絵羽 留弗夫 楼座 朱志香 譲治 真里亞 秀吉 霧江&br;南條 源次 紗音 嘉音 郷田 熊沢 山羊の皆さん};&br;?|
|>|>|~ |f

~
*19年越しの復讐 [#chapter-5-15]
|~場所|~時刻|~登場キャラ(&color(orange){オレンジ色};)と主な内容|h
|CENTER:60|CENTER:||c
|大法廷文章||&color(orange){?};&br;?|
|客間||&color(orange){夏妃 ヱリカ};&br;?|
|19年前の回想||&color(orange){?};&br;?|
|客間||&color(orange){夏妃 ヱリカ 郷田 南条 戦人 };&br;?|
|>|>|CENTER:BGCOLOR(#cc9900):COLOR(#000000):EP5終了。タイトルに戻る。|

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*EP5 Tea Party [#chapter-5-16]
|~場所|~時刻|~登場キャラ(&color(orange){オレンジ色};)と主な内容|h
|CENTER:60|CENTER:||c
|大聖堂||&color(orange){ベルン ヱリカ ドラノール};&br;ベルンがヱリカとドラノールを呼び出し第1から第4のゲームを解明するように命令する。これによりベアトリーチェの魔女幻想が消え去りこれまでのゲームの結果は塗り替えられる。煉獄の七姉妹はすでに拘束されどのような幻想に基づいて“顕現”したのかを暴くためである。アイゼルネ・ユングフラウの調査により1960年代にニューヨーク近隣で製造された可能性が高いとドラノールが告げる。それを聞きベルンとヱリカは笑う。&br;何を根拠にどのような妄想から誕生したのかを証明し突きつけた時幻想は完全に消滅する。これを処刑と呼ぶ。&br;現在ガァプ達を追っているシエスタ姉妹も凶器を依り代として生まれた幻想、そのため彼女達も処刑される。ヱリカとベルンが七姉妹達の処刑について楽しそうに語っている。そしてベルンは退屈からしばらく逃れられそうだとヱリカに礼を言った。|
|肖像画(?)||&color(orange){ヱリカ (立ち絵無し)ベルン};&br;ベルンはヱリカに栄誉と褒美を与えると言いベアトリーチェの象徴である大広間の肖像画を捨てヱリカの肖像画を掲げる事を許した。|
|大聖堂||&color(orange){ベルン ヱリカ ドラノール ベルン};&br;ベルンはヱリカにベアトリーチェの全ての抹殺、抹消を終えるまで六軒島の主となることを命じる。そしてヱリカに主として仮ではあるが一時的に、真実の魔女の名を名乗る事を許された。それはヱリカの活躍が最高の形で認められたことを意味していた。&br;ベルンはドラノールにラムダがどこに行ったかを訊ねる。そうすると2階の眼下を指した。ラムダは赤き太刀に貫かれ絶命した戦人の下にいた。ヱリカとベルンがラムダの元へ行く。ラムダはヱリカに一時的とは言え魔女になったことを祝う。ベルンとラムダがヱリカに第6のゲームのタイトルを訊ねる。ヱリカは少し焦らし、そして答えた。&br;&br;「エピソード6、Checkmate of the golden witch!」|
~

*EP5 ????  [#chapter-5-17]

|~場所|~時刻|~登場キャラ(&color(orange){オレンジ色};)と主な内容|h
|CENTER:60|CENTER:||c
|大聖堂||&color(orange){ベアト};&br;誰もいない大聖堂に赤き太刀に胸を貫かれた戦人が立ち尽くしている。戦いに敗れ思考を停止し屈服した戦人は死んでいるに等しかった。そこへベアトリーチェが静かな足取りで現れる。そして戦人の袖を引き死んでしまっている事を知ると静かに呟いた。「・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・うそ・・・・・・つき・・・・・・。」ベアトが戦人の胸に額を押し当てるが鼓動は無い。それは魔女達によりゲーム盤から追放されたからである。それ故にもう戻ってくることはなくベアトの存在理由も無くなった。&br;・・・・・・ありがとう・・・。・・・・・・うそつき・・・・・・。・・・さよなら・・・・・・。そして・・・・・・・・・、・・・ごめんね。そして黄金の魔女は役目を終え黄金の飛沫と散った。|
|黄金郷(戦人の回想)||&color(orange){ベアト ワルギリア 戦人 ドラノール};&br;そこは灰色の雨が降り続いていた黄金郷。それはドラノールの剣が与えた戦人の記憶の回想だった。そこでドラノールと交わしたノックスの十戒の話について思い出す。ノックスの十戒は物事を傲慢に決め付けるものではなく思考するための杖、必ず解けると言う保障を与えるものである。そしてベアトが与えた赤き真実もまた同じであった。ドラノールが十戒を使用したと言うことはこの物語が十戒に従っているか・・・これはベアトにしか分からない。ただベアトが戦人との勝負だと言っている以上勝利する余地はある。つまり推理可能。ワルギリアは「&color(red){ベアトは、あなたに解いて欲しいと願って、解けるようにこのゲームを、・・・・・・この物語の謎を生み出しました。};」と戦人に保障した。&br;&br;手遅れになったが考える事にした。ワルギリアの赤き真実と魔女の喫茶室を杖にもう一度だけ。必ず解けると信じて|
|魔女の喫茶室||&color(orange){戦人 ガートルード コーネリア};&br;いつの間にか戦人は魔女の喫茶室にいた。ガートルードとコーネリアの力を借りながら、戦人はベアトの思考を探っていく。&br;そして、戦人は真相に辿り着く。|

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