第七話『Requiem of the golden witch』/TIPS
第七話メニュー
第七話のゲームクリア後に閲覧できるようになるTIPSの抜粋です。
そのため、第七話をクリアしてない方にはネタバレとなる記述がありますのでご注意下さい。
[編集]SSVD
天界大法院直属の内赦執行機関のひとつ。第八管区を担当する。
執行機関の中でも古い歴史を持ち、厳格かつ原理主義的なことで知られる。
時代に即していないとの批判も多いが、その一方で、法の精神の原点を未だ保
ち続けているとの賞賛も存在する。
伝統により、主席異端審問官は、ライトの名を継承する。
[編集]Characters
- 各キャラクターのTIPSは、Executeと書かれたボタンをクリックすることで死亡後のキャラクターの状況を解説する文章に変化します。また、キャラクターグラフィックには死体の損壊部が赤で示されます。
[編集]右代宮 金蔵(きんぞう)
右代宮家(うしろみやけ)の老当主。
余命わずかと宣告されながらも、意気軒昴。
莫大な財産を築いたが、相続について何も明かしておらず、息子兄弟たちをやきもきさせている。
西洋かぶれにして、大のオカルトマニア。書斎は怪しげな魔術書で溢れかえっている。
[Execute]
やがて、右代宮家最後の当主となる男。
傀儡として生き、無気力に人生の半分を過ごした。
その為、若いままで精神年齢が止まってしまっている。
少年時代からの西洋かぶれにより、堪能な英語力を持つ。
[編集]右代宮 蔵臼(くらうす)
金蔵の第1子。
息子4兄弟の長男として、親族会議をリードする立場にある。
しかし、他の兄弟たちには、財産を独り占めしようとしていると思われており、兄弟との対立は激化している。
不動産投資家で、リゾート開発に莫大な投資をしている。だがその成果は酷評されている。
[編集]右代宮 夏妃(なつひ)
蔵臼の妻。
家庭を顧みない夫に代わり、右代宮本家を切り盛りしている。
今回の親族会議の準備や手配も全て、彼女が取り仕切っている。
責任感が強くプライドが高い。
しかし、夫にもその兄弟たちにも理解されず、境遇はあまり良いとは言えない。
[編集]右代宮 朱志香(じぇしか)
蔵臼と夏妃の第二子。
理御が次期当主に決まっているので、家を押し付けて都会へ出ることを夢見ている。
一人っ子でないという大きな環境変化があっても、性格に変わりはないようである。
[編集]右代宮 理御(りおん)
蔵臼と夏妃の第一子。
朱志香は第二子。
次期当主の銀の指輪が与えられ、二十歳の誕生日には、当主の座を継承することが約束されている。
温和かつ礼儀正しく、非の打ち所のない好青年。
若すぎることを除けば、次期当主として誰よりも相応しく、金蔵も溺愛している。
[編集]主治医 南條(なんじょう)
金蔵の主治医であり、長年の友人。
新島の開業医だったが、息子に病院を譲り、穏やかな老後を過ごしている。
猜疑心に凝り固まった金蔵が心を許す数少ない人物のひとり。
非常に大らかな性格で、すぐに激昂する金蔵にも動じず、長く交流している。
[編集]右代宮 絵羽(えば)
金蔵の第2子。
兄の蔵臼を敵視しており、財産問題から当主跡継ぎ問題まで、あらゆる面で対立する立場を取っている。
本来は結婚時に右代宮家の籍を失うところを、入り婿を認めさせることによって強引に留まった経緯がある。
[編集]右代宮 秀吉(ひでよし)
絵羽の夫。
絵羽の婿養子として右代宮家に迎えられた。その為、右代宮家の陰湿な遺伝子を持たず、その朗らかな笑顔は親族会議においてとても貴重である。
裸一貫から起業し、今では中堅外食チェーン運営会社の社長を務めている。
業績は右肩上がりで極めて好調とか。
[編集]右代宮 譲治(じょうじ)
絵羽と秀吉の息子。
人当たりのいい好青年で、親類の誰からも好かれている。
父の会社で見習いをしており、やがては独立する夢を持っているらしい。
いとこ4人組の最年長として、彼らのまとめ役もしている。
[編集]右代宮 留弗夫(るどるふ)
金蔵の第3子。
姉の絵羽共々、長兄の蔵臼が父の財産を独占することがないよう、親族会議での追求を強めている。
前妻の明日夢(あすむ)を6年前に失い、その後、すぐに後妻の霧江を籍に入れた。
[編集]右代宮 霧江(きりえ)
留弗夫の妻。後妻。
仕事のパートナーとして長い付き合いがあり、前妻の逝去により、晴れて正妻の座を射止めた。
留弗夫が手掛ける胡散臭い仕事の数々で右腕を務め、成功に導いてきた。
頭の回転が速く、留弗夫の信頼も厚い。
[編集]右代宮 戦人(ばとら)
留弗夫と前妻、明日夢の息子。
6年前、母の死別と同時に後妻の籍を入れた父に反発。母方の祖父母宅に身を寄せていた。
だが、祖父母が相次いで死去し、6年ぶりに右代宮の家に戻ってきた。
今回の親族会議では、いとこたちとの6年ぶりの旧交を温めあう。
[編集]使用人 源次(げんじ)
右代宮家に仕える使用人を束ねる使用人頭。
金蔵にもっとも長く仕えており、最大の信頼を得ている。
金蔵直属の使用人であるため、蔵臼夫婦には、金蔵のスパイのように思われている。
[編集]右代宮 楼座(ろーざ)
金蔵の第4子。
息子4兄弟の末っ子で、他の兄弟たちと大きく歳が離れている。その為、親族会議では発言力がだいぶ劣るようである。
デザイン会社を運営しているが、道楽の域を出てはおらず、それほど芳しい経営状況ではないようである。
[編集]右代宮 真里亞(まりあ)
楼座の娘。父親は知らない。
幼児言葉が抜けず、よく怒られている。
勉強にも友人にもまったく興味がないが、オカルトや黒魔術などには強い関心を示し、逸脱した数々の知識を天才的暗記力で記憶している。
[編集]使用人 紗音(しゃのん)
若いが年季のある使用人。
普段は落ち着いていて仕事をそつなくこなすが、焦るとミスが多くなる。
なお、紗音はあくまでも勤務時間中の仮の名で本名ではない。
[編集]使用人 嘉音(かのん)
若い使用人。
寡黙に仕事をこなすが、愛想が悪く評価は高くない。
音の仮名を持つ使用人は他にも数人いる。たまたまこの日は、彼と紗音が当番だった。
[編集]使用人 郷田(ごうだ)
料理人として雇われた使用人。
年季は短いが、前職で培われた接客術は洗練されており、評価は高い。
蔵臼夫妻が雇用した使用人であるため金蔵のスパイと思われている古参の使用人たちより、信頼されているらしい。
[編集]使用人 熊沢(くまさわ)
途中で何度か退職しているが、総じれば長い年季を持つパートタイマーの老女である。
要領がよく、使用人としての技量は決して低くないのだが、噂好きでおしゃべりなため、良い評価を受けていない。
[編集]Characters (next)
- CharactersのTIPSは、nextと書かれたボタンをクリックすることで別のページに移行します。そこには、ファンタジー的視点から見たキャラクター解説が書かれています。
- 「煉獄の七姉妹」はTIPS上でアイコンが一つしかなく、クリックするたびに七姉妹のうち誰かがランダムで選ばれます。
- 「72柱の大悪魔」も同様にアイコンが一つしかなく、クリックするたびにでゼパルとフルフルのうちランダムで表示されます。
- 「ベアトリーチェの家具」も同様にアイコンが一つしかなく、クリックするたびにでワルギリアとロノウェアとガァプのうちランダムで表示されます。
- 「煉獄の七姉妹」はchangeを押すと、右代宮家の使用人パターンになります。
- 「ベアトリーチェ」はchangeを押すと、ベアトリーチェ・カスティリオーニになります。
[編集]ベルンカステル
奇跡の魔女にして、観劇の魔女の巫女。
第7のゲームにて、ベアトの葬儀を執り行う。
前回のゲームにて敗れ、彼女は敗者となった。
そんな彼女は腹いせに、ベアトのハラワタを引き摺り出すと宣告するのだが…。
[編集]クレル・ヴォーブ・ベルナルドゥス
ベルンカステルによって生み出された朗読役。あるいは代役。
厳密には、ベアトとゲームを擬人化するための依り代である。
よって“彼女”という人格は存在しない。
その意味においては、彼女は人ではなく、道具と言えるだろう。
その名は、ベアトのゲームの最後の案内人を意味する。
[編集]ウィラード・H・ライト
天界大法院、第八管区内赦執行機関“SSVD”所属。異端審問官。階級は一等大司教。
通り名は、“二十の楔のライト”あるいは、“魔術師狩りのライト”。
若き日には異端審問官のエースとして、冷酷無慈悲な仕事ぶりで恐れられた。
しかし、いつ頃からか、その仕事ぶりに変化が起こり、かつての目覚しい活躍は見られなくなってしまった。
今はその仕事ぶりも気紛れで、無気力であったり、些事にこだわり猛烈に仕事をしたりと、誰からも理解を諦められている。
辞表を提出し、すでに受理されている。
彼がライトを名乗るのは、もう幾日もない。
[編集]右代宮 真里亞(まりあ)
金蔵から黒い血を受け継いだ小さな魔術師。
金蔵になかった天賦の才能があり、幼くして魔術師の域に足を踏み入れる。
とはいえ、まだまだその力は弱く、見習いの域は出ない。
しかし、道具に魔力を与えるエンチャント能力は天才的で、彼女の手による魔法のアイテムはマイスター級にも匹敵する。
[編集]ベアトリーチェ
千年を生きた黄金の魔女。
すでにニンゲンの領域を逸脱しており、悪魔たち同様に、ニンゲンの召還に応じて現れては、対価と引き換えに力を貸し与えているという。
好きなものは紅茶とアイスクリーム。
嫌いなものは退屈と、自分を否定する者。
[編集]ベアトリーチェ・カスティリオーニ
イタリア人。父はRSIの高官。
快活な女性で、長い潜水艦生活でもそれを失わなかった。
イタリア人の中で唯一、英語を話せたため、同様に日本人で唯一、英語を話せた金蔵と交流を深めていくことになる。
金蔵は、彼女と出会うことで始めて恋を知ったと述懐している。
その出会いが、彼と六軒島の運命を、大きく変えていくことになる……。
[編集]ワルギリア
隠居した無限の魔女にして、ベアトリーチェの師匠。
無限の魔法を正しく使い、生涯を人々の笑顔と幸せのために尽くした。
ベアトリーチェに無限の魔法を教え、彼女もまた人々に尽くしてくれると信じ、隠居した。
師匠であると同時にベアトリーチェの生家の顧問魔術師でもあった。
その為、ワルギリアは彼女に、使用人の分を弁えながら接していた。
それが災いして、ベアトリーチェの増長と暴走を招いたと言われている。
[編集]ロノウェ
72柱の大悪魔の1人。様々な対価と引き換えに主に仕える。
現在はベアトリーチェに執事(家具頭)として契約している。
ハウスキーピングに長けた眷属を多数従えており、その執事能力は極めて高い。
魔女の社交界では、彼を雇用することが一種のステータスにさえなっている。
また、彼の焼くクッキーは絶品で、それを求め魔女が列を成すこともしばしば。
絶大な魔力を持つはずだが、常に主を立てて下がるため、戦闘能力は未知数である。
[編集]ガァプ
72柱の大悪魔の1人。ベアトリーチェの友人でもある。
召喚者に求めに応じ、瞬間移動の力を与える。
その素晴らしい力を、彼女はいたずらばかりに使っている。
朝の忙しい時に、鍵やカバンを隠したりするのは十八番。
しかしその力は、密室ミステリーにとってはトドメを刺しかねない最終兵器。
彼女の女王蜂の如き一撃は、全ての名探偵を貫き、屈服させるだろう。
[編集]ゼパル
72柱の大悪魔の1人。恋愛を司り、試練を課して試す。
ゼパルは契約者に対し、不死身の絶大な防御力を与える。これにより契約者に、恋の如何なる傷にも怯えぬ勇気を与える。
草食男子を好んで捕食する恋の狩猟者でもある。
フルフルとは性別が異なる。
[編集]フルフル
72柱の大悪魔の1人。恋愛を司り、試練を課して試す。
フルフルは契約者に対し、無限無尽蔵の攻撃力を与える。これにより契約者に、恋の如何なる壁にも恐れぬ勇気を与える。
草食男子に肉の味を教える恋の調教者でもある。
ゼパルとは性別が異なる。
[編集]煉獄の七姉妹(れんごくのななしまい)
ベアトリーチェの手による上級家具。
- ルシファーは、長女であり即ちリーダーでもある。
その為、 彼女は姉妹で最も強いと自称しているが、実は自分が姉妹で最も劣っていることを自覚している。
しかし、それを悟られまいと、彼女は今日も傲慢に振舞っている。
バレたら、どれだけ妹たちに蔑まれるかに怯えながら。
- レヴィアタンは、長女ルシファーに妹代表として意見する立場にある。
本来は嫉妬深く残忍な性格で、弱みを見つけることに長けている。
しかし、嫉妬深いというより泣き虫でわがまま。
なぜか要領が悪く、いつも姉妹の順番ではいつもビリになり、いつも貧乏くじを引いている。
- サタンは、いつも怒っている姉妹の委員長格。
矢継ぎ早に叱り声が飛び出すので、姉妹たちには怖がられている。
その為、誰も自分には言い返してくれず、実はいつも寂しがっている。
時に、わざと怒られるようなことをするのだが、姉妹たちは叱り返してくれず、寂しい。
- ベルフェゴールは、寡黙で真面目でもっとも家具として信頼されている。
しかしそれは、主を怠惰な豚にするという悪魔的な欲求のためでもある。
その意味では、姉妹の中で、もっとも模範的な悪魔と言えるだろう。
真面目すぎるのが欠点。逆に、自分が親切にされるのに慣れていない。
- マモンは、非常に手が早く、他の姉妹にも遠慮がない。
強欲で独り占めがモットー。その為、姉妹のトラブルの先陣や火種は大抵彼女となる。
しかし自分の感情に最も素直であり、姉妹で一番異性に尽くすタイプでもある。
強欲だが努力家で、その寵愛を永遠に独り占めにするために、労を惜しまない。
- ベルゼブブは、美食家と大食家で知られる姉妹のグルメである。
マモンと性分は似ていて、互いに早い物勝ちをよく競い合っている。
また、いつも食べ物の話ばかりしているので、姉妹の和ませ役でもある。
しかし、美少年をさらいワインやチーズの変わりに監禁したいという物騒な嗜好も…。
- アスモデウスは、姉妹の末の妹として、誰からも可愛がられている。
その為か、ちょっぴりHな話題になると彼女だけ敬遠されてしまっている。
姉たちに一人前だと認めてもらう為に、ずっとボーイフレンドを探している。
しかし高望みが過ぎている為、決して現れぬ王子様に妄想の中で尽くす毎日だ。
| |