小説「うみねこのなく頃に」
著者:竜騎士07
イラスト:ともひ
講談社BOXより発売。
小説化にあたり、文章のみでは分かりにくい部分(衣服に刻まれた片翼の鷲について)や説明不足であった部分(EP1の縁寿についての描写)の加筆・修正が全体を通して行われている。
Episode5以降には考証協力としてKEIYA氏が参加している。
[編集]Episode1 Legend of the golden witch
[編集]上巻
- 定価1029円
六軒島大量殺人事件、開幕!
あらゆるメディアを席捲し、今世紀最大のムーブメントを巻き起こした『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07が贈る、まったく新しい物語の可能性。
推理は可能か、不可能か。
読む者を挑発し、想像力を沸騰させる『うみねこのなく頃に』の新たな姿が、今ここに「小説」として結実する――。
1986 年10月、伊豆諸島に浮かぶ小さな孤島“六軒島”。
年に一度の親族会議のために集まった大富豪“右代宮家(うしろみやけ)”の人々。議題は、余命あとわずかと宣告された当主・金蔵の遺産問題。互いに腹を探り合う大人たちと、無邪気に再会を喜ぶ子供たち……。
だが、台風が近づき不吉な暗雲に六軒島が包まれる時、魔女伝説は蘇り、血も凍る惨劇の幕が上がる――。
[編集]下巻
- 定価1365円
人の所業か、魔女の仕業か!?
TIPS&お茶会 完全収録!
推理は可能か、不可能か。
読む者を挑発し、想像力を沸騰させる『うみねこのなく頃に』の新たな姿が、今ここに「小説」として結実する――。
1986年10月、伊豆諸島に浮かぶ小さな孤島“六軒島”。
余命わずかと宣言された当主・金蔵の遺産問題のために集まった大富豪・“右代宮家”の人々。
だが島が不吉な暗雲に包まれた時、魔女“ベアトリーチェ”を名乗る者から届いた一通の不審な手紙が、黄金の“伝説”を人々の記憶から蘇らせる。そしてそれは、忌まわしき“六軒島大量殺人事件”の幕開けだった――。
[編集]Episode2 Turn of the golden witch
[編集]上巻
- 定価1365円
VS.魔女。
永遠の拷問がいま始まる……!!
いよいよはじまる魔女の手番。
『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07からの宣戦布告、本格始動!!
「私、……家具じゃないもん。…人間だもん…!」
右代宮家当主・金蔵に忠実なる家具として仕える使用人の紗音は、金蔵の嫡孫である譲治への恋心に人知れず悩んでいた。
ある日突然目の前に現れた黄金の魔女・ベアトリーチェに「譲治との恋を叶えてやる」と唆された紗音は、魔女の力の封印を解いてしまう。
魔女の"魔法"のおかげで加速していく2人の恋だが、親族会議が行われるあの 悲惨な1986年10月が再び訪れて……!?
[編集]下巻
- 定価1365円
あなたも魔女の家具になってみない・・・??
「赤字システム」完全再現!
いよいよはじまる魔女の手番。
『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07からの宣戦布告、本格始動!!
「……ねぇねぇ、どこがいい?どこを貫いてほしい?」
1986年10月、あの忌まわしき"六軒島大量殺人事件"が再び繰り返されようとしていた。
魔女の存在を否定するため、右代宮戦人(うしろみやばとら)は黄金の魔女ベアトリーチェと一騎打ちのゲームに挑む!
魔女の仕業としか思えない絶対的不可能犯罪を戦人はいかに「人間とトリック」で論理的に証明するのか!?
一方ベアトリーチェは想像を絶する新ルール「赤き真実」を提案し、戦人を窮地に追い込んでいき……!?
[編集]Episode3 Banquet of the golden witch
[編集]上巻
- 定価1365円
これぞ推理合戦!
「赤字システム」再現は常識
幻想世界で展開する、魔女との絶望的な対戦!
『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07が挑発する、圧倒的“推理小説”!!
「……昔っからこの島には、私たちの知らない誰かが住んでるんじゃないかって話はあったんだよな。」
1986年10月、大富豪“右代宮家”の親族会議は、三人の兄弟たちが当主代行の長兄・ 蔵臼からカネを無心しようと、不穏な空気に包まれていた。
特に長女・絵羽は、自分より無能でありながら次期当主として振る舞ってきた兄に対して、憤懣やるかたない思いを秘めていた。
そんな親族会議の席に、魔女“ベアトリーチェ”から一通の手紙が届く。
惨劇の中で絵羽は“黄金伝説”の謎を解くカギを掴むのだが……!?
[編集]下巻
- 定価1365円
まさかの黄金発見!?
「赤字システム」再現は常識
幻想世界で展開する、魔女との絶望的な対戦!
『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07が挑発する、圧倒的“推理小説”!!
「あの手紙の差出人はあなた?なら私は全ての黄金と右代宮家(うしろみやけ)の家督を引き継げるのよね……?」
碑文の謎を解いた者は、右代宮の財産と家督を引き継ぐことができる――魔女“ベアトリーチェ”から届いた手紙の導くままに、ついに黄金を探し当てる長女・絵羽。
そして、ベアトリーチェの名を襲名することで絶大なる力を解放し、殺戮を繰り返す。
そんな様子をチェス盤の外側から見つめる戦人は、凄惨な魔女幻想の中に、真実を見つけることができるのか……!?
[編集]Episode4 Alliance of the golden witch
[編集]上巻
- 定価1575円
ついに“青字システム”も発動!!
講談社BOXの無謀な挑戦!
“赤き真実”に続き、ついに“青き真実”も発動!
『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07が描く、“思考の深層”をめぐる冒険!!
「……六軒島へ……。…………私の、……いや、……みんなの運命を変えた、1986年10月4日の、……六軒島へ…………。」
忌まわしい事件から12年後。六軒島からただ一人生還した右代宮絵羽が、息を引き取った。
彼女に育てられ、右代宮家の財産を全て相続することになった戦人の妹・縁寿は、家族を失い、自身を孤独に追いやった事故の真相を知るべく、六軒島へと向かう。
一方、幻想世界で繰り広げられる魔女“ベアトリーチェ”との闘いも、いよいよ第4のゲームへ。
そして、勝負に挑み続ける戦人の前に、彼の味方だという謎の少女が現れるが……!?
[編集]下巻
- 定価1565円
愛がなければ視えない
赤字&青字システム、完全解放!!
“赤き真実”に続き、ついに“青き真実”も発動!
『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07が描く、“思考の深層”をめぐる冒険!!
「……右代宮家の当主は戦人か真里亞か、どっちだろうね。きひひひひひひひひひひひひ。」
1986年10月。六軒島では、またもや惨劇の幕が上がろうとしていた。
突然、誰も知らない地下牢に閉じ込められた蔵臼、霧江、南條、嘉音、紗音たち。
そして右代宮家の次期当主の資格を、それぞれに問われる譲治、朱志香、戦人。
嵐の六軒島に閉じ込められた人々が次々と殺されていく中で、戦人が最後に見たものは!?
そして事件から12年後の世界では、戦人の妹・縁寿が、ついにその“魔法の秘密”に迫ろうとしていた――!!
[編集]Episode5 End of the golden witch
[編集]上巻
- 発売日2012年07月13日
- 定価1,575円
1986年10月に起きた“六軒島大量殺人事件”。右代宮戦人は上位世界において魔女たちと真犯人をめぐる推理バトルを繰り広げていた……。
第四のゲームで勝負を放棄し、戦人に自らの死を乞うたベアトリーチェ。心が壊れ生ける人形となった彼女の前で、絶対の魔女・ラムダデルタが新たなゲームの開始を告げる。
真実は愛なき二人の魔女の手で弄ばれ、新たな駒・古戸ヱリカが“探偵権限”で六軒島に閉ざされた秘密を無残に切り開く――!
誰よりも竜騎士07と戦い続けた考察者KEIYAを迎え、展開編『うみねこのなく頃に 散』満を持して始動!
[編集]下巻
- 発売日2012年12月18日
- 定価1,540円
雨の黄金郷で戦人は待つ。悲しき魔女の心が戻るのを。
ベアトリーチェと戦人が不在のゲーム盤上では、ラムダデルタ・ベルンカステルの二人による第五のゲームが進んでいた。
あくまでも金蔵の所在を隠す夏妃を、ベルンカステルが追い詰める。その攻撃の切っ先は、ついに夏妃が守る六軒島の幻想へ届く!
[編集]Episode6 Dawn of the golden witch
[編集]上巻
- 発売日2014年03月04日
- 定価1,540円
「さあ、第六のゲームを始めよう。……ヱリカ、そしてベルンカステル。これが、俺の物語であり、俺がベアトの真相に至ったことの証明だ」
新たなゲームマスター、右代宮戦人は厳かにゲームの開始を宣言した。
ベアトリーチェの死を経て全ての真相を知った戦人は、無限の魔術師として六軒島の惨劇を幻想で覆う。黄金蝶を従えた戦人のゲームに、ベルンカステルと古戸ヱリカがニンゲンとして挑む。
戦人の魔法は、嵐の六軒島に黄金の夜明けを与えられるのか――。
[編集]下巻
- 発売日2014年06月03日
- 定価1,705円
「受け入れよ。これが、家具の身でありながらニンゲンと結ばれようと願う、身の程知らずに課せられる必定の試験なのである」
譲治と紗音、嘉音と朱志香、そしてベアトリーチェと戦人。幸せになれるのは一組だけ。一対の悪魔は高らかに笑い、愛の覚悟を彼らに問う。
その答えとして、譲治は母親・絵羽を手にかけた。次は朱志香がその覚悟を見せる番――。
魔術師・戦人の采配で、もっとも残酷な第六のゲームが進む。愛を憎む古戸ヱリカの鋭き刃が心臓を捉えているとも知らず。
[編集]Episode7 Requiem of the golden witch
[編集]上巻
- 発売日2015年06月03日
- 定価1,595円
魔女は、海からやって来た……。
ベルンカステルよって探偵役を命じられたのは異端審問官・ウィルと、右代宮家次期当主・右代宮理御だった。
ベアトリーチェ殺害事件の真相を探るべく、聞き込みを開始する二人。だが、そこで金蔵が語り始めたのは、ベアトと金蔵の秘められた出会いの物語だった――。
「うみねこ」シリーズ新解答編がここに開幕!
異端審問官・ウィルと右代宮家次期当主・理御の二人が挑むのは、ベアトリーチェ殺人事件の真相、そして、次第に明らかになる、六軒島連続殺人事件の謎……。
「うみねこ」シリーズ新解答編がここに開幕!
[編集]下巻
- 発売日2018年09月02日
- 定価1,925円
魔女は、海からやって来た……。
ベルンカステルよって探偵役を命じられたのは異端審問官・ウィルと、右代宮家次期当主・右代宮理御だった。
ベアトリーチェ殺害事件の真相を探るべく、聞き込みを開始する二人。だが、そこで金蔵が語り始めたのは、ベアトと金蔵の秘められた出会いの物語だった――。
「うみねこ」シリーズ新解答編第2弾!
[編集]Episode8 Twilight of the golden witch
- 発売日2018年09月30日
- 定価2,530円
1986年と1998年の世界を行き来し続けた、縁寿の長きにわたる旅。 その果てに示された2つの選択。
はたして彼女が選ぶ真実は「魔法」か、それとも…。「愛がなければ視えない」「愛があるから視える」最後の真実を見届けろ。
「うみねこのなく頃に」シリーズ、衝撃と感動の最終巻。
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