第三話『Banquet of the golden witch』あらすじ（その２）の編集

*EP3 ???? [#chapter-3-ura-tea-party]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:とある大学病院の病室|CENTER:1998年10月4日(日)|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){絵羽、縁寿、護衛};&br;衰弱しきった絵羽の元を縁寿が訪ねて来る。絵羽は、護衛を病室から退出させた後、縁寿と物騒な挨拶を交わす。絵羽が右代宮家の全財産を相続し、彼女も縁寿も命を狙われている可能性がある、と近況説明。更に他の文で、絵羽は唯一生存して自分の相続人になった縁寿を憎んでおり、縁寿もまた然りという解説とともに、絵羽の余命が３ヶ月であることが明かされる。会社の買収と売却を繰り返して荒稼ぎし、他人の恨みをかった絵羽は、被害妄想に陥り、一時怪しげな新興宗教にも救いを求めていた。しかし結局猜疑心はとれず、縁寿を苦しめる究極の方法を考え続けた結果、全財産を可能な限り増大させてから縁寿に譲り渡すことが一番であると結論付ける。金持ちである、ただそれだけで周囲の人間の嫉妬が縁寿に集中し、孤独を強いられた実績があり、同様の未来が予測できるからだ。絵羽は嘲笑しながら縁寿に、莫大な黄金と右代宮家当主の家督と黄金の魔女ベアトリーチェの名前を譲ることを宣言する。&br;縁寿は相続を拒否し、絵羽に１２年前の真相を尋ねるが、返事は嘲笑のみだった。六軒島事件の真犯人を絵羽と決め付ける風潮が、絵羽の家族の名誉を踏みにじり、彼女の心をも荒廃させていたのだ。絵羽は唯一の相続人である縁寿を護衛と全寮制の学校で守る代わりに、友人作りを一切認めず、嫉妬を受け続ける縁寿の心も同様に荒ませた。&br;縁寿は自分が最後の当主であり、最後の魔女であることを確信する。|
|CENTER:高層ビルの屋上|~|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){縁寿、ベルンカステル、護衛};&br;屋上に出て、フェンスの外から眼下の景色を眺める縁寿。頭の中にあるのは１２年前の親族会議に出席しなかった後悔。最近、頻繁に１２年前の自分が家族を引きとめようとするが及ばない夢を見るようになり、謎の少女がその中で「真実に辿り着きなさい」と訴えかけてくるようになっていた。&br;それでも真実を知れば本当に家人が帰ってくるのかと縁寿が絶望していたとき、中空にベルンカステルが現れ、縁寿に１２年前の事件の真相解明への協力を求めてくる。ベルンカステルはベアトリーチェを仇と呼び、協力の見返りとして縁寿の望む世界のカケラを探すことを約束する。家族一人すら生還できる確率は低いが、縁寿はベルンカステルの要請に同意し、エンジェ・ベアトリーチェの名をもらう。その後、護衛が縁寿を発見し、引きとめようとするが、縁寿はベルンカステルと共に中空に一歩踏み出す。|

-BGM:''透百合''(末期の絵羽を縁寿が訪ねる)／''てくてく''(二人の会話)／''Fortitude''(絵羽の意地悪)／''mother''(縁寿のこれまでの人生)／''wingless''(屋上の縁寿)／''haze''(ベルン登場)／''activepain''(空中への出発，スタッフロール)（繰り返しなし）

タイムスタンプを変更しない

ここは、第三話『Banquet of the golden witch』の10月5日以降のあらすじのページです。第三話の冒頭～10月4日までの出来事については[[こちら>第三話『Banquet of the golden witch』あらすじ（その１）]]。

注意：時系列というよりは、本編記述順に近い（本編中で時刻が明示される箇所は限られており、前後することもある）。&br;順番等が間違っている可能性あり。考察の参考程度に！
&color(red){赤};は重要と思われる事項の強調、&color(skyblue){スカイブルー};はその他不確定事項などの強調、&color(limegreen){ライムグリーン};は魔法？の存在が疑われる事項の強調として使っています。また、「黄金の蝶」の画像が表示されるシーンは&color(white,#2c0a33){背景を紫にしています。};
&br;また、&color(red){赤};で記した死亡/行方不明扱いは、システムメニュー？で死亡/行方不明とされるタイミングを指します。

*目次 [#hf4f7354]
|[[儀式の開始>#chapter-3-6]]             |１０月５日（日）００時００分|[[ホールの死闘>#chapter-3-14]]          |１０月５日（日）１３時００分|
|[[マダム・ベアトリーチェ>#chapter-3-7]] |１０月５日（日）００時２１分|[[魔女の定義>#chapter-3-15]]            |１０月５日（日）１３時３０分|
|[[ワルギリア>#chapter-3-8]]             |１０月５日（日）０６時００分|[[本当の魔法>#chapter-3-16]]            |１０月５日（日）１７時４４分|
|[[前哨戦>#chapter-3-9]]                 |１０月５日（日）０７時００分|[[魔女法廷>#chapter-3-17]]              |１０月５日（日）１８時０３分|
|[[黄金郷の鍵>#chapter-3-10]]            |１０月５日（日）０９時００分|[[魔女幻想>#chapter-3-18]]              ||
|[[戴冠式>#chapter-3-11]]                |１０月５日（日）１０時００分|[[Tea Party>#chapter-3-tea-party]]      ||
|[[新しき魔女>#chapter-3-12]]            |１０月５日（日）１０時３０分|[[????>#chapter-3-ura-tea-party]]       ||
|[[生贄の予告>#chapter-3-13]]            |１０月５日（日）１１時００分|                                        ||

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*儀式の開始 [#chapter-3-6]

|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|>|>|CENTER:BGCOLOR(#cc9900):COLOR(#000000):以降、10月5日（日）の出来事。|
|CENTER:金蔵の書斎|CENTER:10月5日(日)&br;0:00～|&color(orange){金蔵};&br;薄暗い書斎で、独り言を言いつつタロットカードを弄る金蔵。&br;思い通りの結果が出ない様子の金蔵は手を止めると、何事かに納得した後思案し出す。&br;やがて何かを決断した金蔵はどこかに電話をかける(「源次はおるか」と言っているものの、内線/外線の別、及び通話の相手は一応不明)。&br;※時刻不明だが10月5日午前中に電話は不通になる。これがEP3において電話を使用する最後の描写。|
|CENTER:屋敷玄関前&br;～金蔵の書斎|CENTER:|&color(orange){源次 紗音 嘉音 金蔵 ベアトリーチェ ロノウェ ルシファー};&br;(描写は省略されているが)譲治からの求婚を受け、OKしたらしい紗音が玄関前で気分を落ち着けていると、源次と嘉音が駆けてくる。&br;彼らは紗音に、金蔵から至急書斎へ来るよう命じられたと告げ、3人は「郷田に気取られぬよう、裏から」屋敷に入る(源次と嘉音の「気配を殺せる」能力について言及あり)。&br;屋敷に入ると、紗音は「いつもと違う何かを知覚」する。&br;3人が階段を駆け上がると、書斎特有の「甘い毒の臭い」がし、源次と嘉音は結界(ドアノブのサソリの紋様)が破られていることに気づく。&br;源次がノックするも返答はなく、更に嘉音がドアに耳をあて室内の気配を探り、「静か過ぎる」との見解を述べる。&br;源次が書斎の鍵を使ってドアを開け、3人が入室すると、室内には背中を向けてソファーに座る金蔵と、その向かいに座るベアトリーチェがいる。&br;源次はベアトリーチェに挨拶すると、更に彼女の「右後ろの何もないはずの薄暗闇」に会釈し、ロノウェにも挨拶する。&br;※視認可能かはともかく、以降、ロノウェがいるものとして記述する。&br;ロノウェは紗音と嘉音にも言葉をかけ、ロノウェを知らないらしい嘉音は警戒する。&br;そんな中、金蔵は微動だにせずチェス盤を前にして座っている。&br;ベアトリーチェは、金蔵が儀式の一番最初の生贄に選ばれたことを語った後、クイーンの駒を進め、チェックメイトする(金蔵の台詞あり)。&br;その後、金蔵が立ち上がり、笑いながら発火?。後には焼け爛れた遺体が残される。&br;これを見て不快感を示す嘉音に対し、ベアトリーチェは「家具ども」もまた生贄に選ばれたと告げ、源次と紗音はこれに承諾の意志を示す。&br;一人生贄となることを受け容れない嘉音に対し、ベアトリーチェは「煉獄の七杭を打ち破って見せ」ることを条件に、生贄を逃れることの出来る5人の選択権を与えてやるとの提案をする。&br;嘉音がこれを受ける態度を示すと、(いつからいたのか不明だが)ルシファーが前に出てきて戦闘が開始される(両者ブレード?を出す)。|
|CENTER:メタ視世界||&color(orange){メタ戦人 ベアトリーチェ};&br;魔法バトルなんてあり得ないと苦悩するメタ戦人を嘲笑うベアトリーチェ。|
|CENTER:再び書斎|CENTER:～0:17|&color(orange){源次 紗音 嘉音 ベアトリーチェ ロノウェ ルシファーほか煉獄七姉妹};&br;皆が見守る中、ブレード?で打ち合う嘉音とルシファー。&br;やがて嘉音に追い詰められると、ルシファーは「真の姿を曝け出」し嘉音を貫くが、左手を犠牲にした嘉音の策の前に敗れ、人型に戻る。&br;ベアトリーチェは嘉音に敗れたルシファーにお仕置きをするが、ロノウェに窘められて途中で?許してやる。&br;その後、約束を果たすよう迫る嘉音に対し、ベアトリーチェは、自分は”「煉獄の七杭」を打ち破ったなら”と約束したのだから続きを始めようと言う。&br;すると残りの6人の姉妹たちが現れ、ルシファーを言葉責めでいたぶり始める。&br;ベアトリーチェらにせっつかれ、やがて七姉妹は嘉音に襲い掛かるが、嘉音に駆け寄った紗音の結界?に阻まれる。&br;徐々に結界を削られながらも、紗音がベアトリーチェに口答えしていると、源次が結界内に入ってきて右手で彼女の目を覆った後、左手を鎖骨の辺りに当てて、紗音を「眠」らせる(出血あり)。&br;その後、源次は嘉音にも同様のことをする。&br;源次の行動にベアトリーチェは不満な様子だが、ロノウェは褒め称えて「安らかな眠り」を最後の褒美として彼に与えるという。&br;ロノウェが指を鳴らすと、源次は床に崩れ落ち、眠りに落ちる。&br;ロノウェは、ますます不満げなベアトリーチェを宥めると、七姉妹に「行け」と命じ、七姉妹は姿を消す。|
|>|CENTER:BGCOLOR(#774444):00:17→00:21|CENTER:BGCOLOR(#774444):鏡が割れるエフェクト|

-BGM:''薔薇''(金蔵のタロット)／''ロウソクたちが踊る''(ロノウェ現る　金蔵の死)／''オルガン小曲　第６億番　ハ短調''(第一の晩の生贄は使用人)／''moon''(嘉音「幸せになりたい！」)／''where''(カノンブレード　嘉音今度は強い！)／''オルガン小曲　第６億番　ハ短調''(嘉音勝利)／''黒のリリアナ''(ルシファー反撃も実らず)／''nighteyes ''(七姉妹登場)／''終焉_VerC ''(総攻撃)／''サソリのハラワタ''(シャノンシールド　源次が紗音を休ませる)／''白日夢の果て''(嘉音も休ませる　ロノウェが源次を眠らせる)
~

*マダム・ベアトリーチェ [#chapter-3-7]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:屋敷内&br;～厨房|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:0:21～|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){郷田 煉獄七姉妹};&br;不気味さを感じつつ、屋敷内で夜の見回りをする郷田。&br;郷田が肖像画に向かって手を合わせて拝んだとき、厨房から物音が聞こえ、音の正体を確かめるため郷田は厨房へ入る。&br;厨房の明かりを付けると、カタカタと不思議な音が聞こえ、郷田はガス台の回りの点検を始める。&br;ガス台に置かれた圧力鍋が音を発しているの発見し、すりこぎで鍋を叩いた後(ここで音は止まる)、郷田は勇気を出して鍋蓋を取り払う。&br;鍋が空であることを確かめ、蓋をすると今度は部屋中の鍋と食器がカタカタ鳴り始める。&br;一部の鍋の蓋が落ち、それらの鍋(最初の圧力鍋ではない模様)から合計7本の「白く細い腕」が伸び、煉獄七姉妹が現れる(台詞があるのはベルゼブブ、マモン、レヴィアタンのみ)。(その後、炸裂(?)音)|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:屋敷?&br;～薔薇庭園|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){熊沢 ベアトリーチェ ワルギリア ロノウェ 煉獄七姉妹};&br;方々探し回った後(?)、七姉妹は薔薇庭園にて傘もささずにぼんやりしている熊沢を発見し襲い掛かるが、熊沢の結界(?)に弾かれてしまう。&br;驚く七姉妹に対し、熊沢が「あの子」を呼んでくるよう言っていると、ベアトリーチェ(とロノウェ)が登場。&br;ベアトリーチェは熊沢に挨拶し、七姉妹たちにこの熊沢こそが先代ベアトリーチェであると告げる。&br;すると黄金蝶が熊沢の周りに集まり、熊沢の姿が消えてドレス姿の若い女(=ワルギリア)が現れる。&br;ベアトリーチェとの会話後、ワルギリア(ここではこの名は出ないが、便宜上ワルギリアとする)がロノウェに言って「家具」を下がらせると、2人の魔法バトル(?)が開始される。|
|CENTER:メタ視世界||&color(orange){メタ戦人 ワルギリア};&br;混乱するメタ戦人に対し、ワルギリア(いきなり登場)は弟子が迷惑かけてスマンと謝罪し、自分は「あの子」の師匠で今は名無しであると言う。&br;メタ戦人は、何を信じればいいのかとますます混乱し、苦悩する。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:再び薔薇庭園|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:～1:00|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){ベアトリーチェ ワルギリア ロノウェ 煉獄七姉妹};&br;「家具」たちが見守る中、魔法バトル(?)が続く薔薇庭園。&br;ベアトリーチェは「双肩の戦塔」(実は「四つ子塔」だったらしい)を呼び、バリスタ弾でワルギリアを攻撃するが、ワルギリアは「墜落せし塔」でこれを防ぐ。&br;更にワルギリアが「グングニル」で反撃すると、ベアトリーチェは「双肩の戦塔」を破棄し、「巨人兵(x7)」と「アイギスの楯(x7)」でこれを防ぐ。&br;ベアトリーチェは「巨人兵」に「アイギスの楯」を破棄させると、今度は「稲妻槍(x7)」を雷撃(x18900)に変えさせ、ワルギリアを攻撃する。&br;手応えが無く嵌められたと気付いたベアトリーチェは”西からの日の出”を感じ、側面からワルギリアの「天の鉄槌」を受ける(「巨人兵」はこれを防げないらしい)。&br;ベアトリーチェは、巨大な戦塔を出してこれを防ぐが、結局「戦と死の神」と共に巨大な馬に乗って月を遮りつつ「巨人兵の城壁と戦塔を飛び越え」てきたワルギリアの「グングニル」に貫かれてしまう。&br;その後、ワルギリアは名前を返して貰うと言い、唄を復唱するようベアトリーチェに囁くが、その途中でベアトリーチェに指摘され自分の姿を「思い出」してしまい姿を消す。&br;ベアトリーチェはロノウェに「お師匠様の亡骸(熊沢の遺体?)」を「もう少しマシ」にするよう告げると共に、6人の遺体の処理(密室の作成)を任せる。|
|CENTER:メタ視世界||&color(orange){メタ戦人 ベアトリーチェ ロノウェ};&br;苦悩するメタ戦人に対し下品に笑って勝ち誇るベアトリーチェ。&br;ロノウェが彼女を窘め、メタ戦人に声をかけるが、メタ戦人は話しかけるなと塞ぎ込み、ベアトリーチェはますます下品に嘲笑う。|
|>|CENTER:BGCOLOR(#774444):1:00→6:00|CENTER:BGCOLOR(#774444):鏡が割れるエフェクト|

-BGM:''Red Dread''(七姉妹出現)／''psy-chorus''(熊沢の正体)／''あかいくつ偽''(魔法大戦)／''黒のリリアナ''(現ベアト敗北）／''mother''(実は勝者は現ベアト)
~

*ワルギリア [#chapter-3-8]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:食堂?&br;～屋敷内|CENTER:6:00～|&color(orange){蔵臼 夏妃 絵羽 秀吉 留弗夫 霧江 楼座};&br;昨晩から議論を続け「徹夜しちゃった」(楼座談)らしい親たちは、朝になりようやく解散することになる。&br;廊下へ出た霧江が異臭に気付くと、皆も廊下に出て来て異臭の発生源を探り始める。&br;留弗夫たち(おそらく留弗夫と霧江。蔵臼は探索に出たか不明)はボイラー室が発生源であることを突き止めるが、施錠されており室内の確認は出来ない(ドアに魔法陣有り)。&br;一方、夏妃と楼座は源次らに対応させるため、使用人室へ向かう途中で(内線電話はかけていない様子)、客間の扉に赤い塗料で描かれた魔法陣のようなものを発見する。&br;絵羽と秀吉は、厨房に誰もおらず朝食の準備も始まっていないことを確認する。&br;やがて客間のドアの前に集合した一同(蔵臼もいる)は、状況把握のため手分けして、屋敷内・ゲストハウス・金蔵の書斎をあたることにする。|
|CENTER:ゲストハウス|CENTER:|&color(orange){秀吉 霧江 楼座 南條};&br;楼座と霧江、秀吉の3人はゲストハウスへ向かい、楼座は子どもたち(寝ている)と、南條の無事を確認する。&br;一方、霧江と秀吉は使用人を探すが、勤務時間中にもかかわらず彼らは見あたらない(霧江によれば仮眠室に布団を抜け出した跡あり、ただし温かくはないとのこと)。&br;南條を交えた4人で会話した後、楼座と霧江はゲストハウスに残り、秀吉と南條は屋敷へ戻ることになる。|
|CENTER:屋敷内(外)&br;～1Ｆ客間|CENTER:～6:26|&color(orange){蔵臼 夏妃 絵羽 秀吉 留弗夫 南條};&br;一方、屋敷では(おそらく留弗夫による)探索の結果、更に3つの扉に魔法陣が発見される(2Fに2つ、3Fに1つ)。&br;書斎へ向かった蔵臼は何の反応も気配もなかったと報告し、使用人を探していたらしい夏妃も、誰も見あたらないという(絵羽が何をしていたかは不明)。&br;留弗夫が、まずボイラー室を何とかしようと言い出し、一同は使用人室でボイラー室の鍵を探すが、ボイラー室を含め魔法陣の部屋の鍵だけが無くなっている。&br;蔵臼が窓を破ってでも部屋を調べるべきかと思案していると、秀吉と南條が戻ってくる。&br;皆で会話する中で、絵羽が使用人の数と魔法陣の数の一致に気付くと、蔵臼は窓を破る許可を出す。&br;まずは容易に窓に回れる1Ｆの客間を調べることになり、留弗夫が庭で拾ってきた石で窓を割る。&br;客間に入った6人は、ソファーの影に胸元を血で染めた紗音を発見し、南條が容態を診る。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){メタ戦人 ベアトリーチェ ロノウェ};&br;ベアトリーチェが、頭を抱え塞ぎ込んでいるメタ戦人に、死体が出たぞと声をかけるが、メタ戦人は答えない。&br;更にベアトリーチェが話しかけると、メタ戦人は激昂して結界(?)を発生させる。(ここで暗転)|
|CENTER:薔薇庭園&br;(メタ視点?)|CENTER:|&color(orange){メタ戦人 ワルギリア};&br;場面変わって、雨の降る薔薇庭園をぼんやりと歩くメタ戦人。&br;メタ戦人が魔法バトルを思い出し苦悩していると、ワルギリアが現れ科学とオカルトについての問答が始まる。&br;ワルギリアは、量子力学における観測問題や波動関数の収縮の話を例にあげ、嵐により俗世からきりはなされた今の六軒島は「箱の中の猫の生死」のように相反する可能性が仮説として同時に存在でき、事件の真相も魔法説と科学説が仮説として同時に存在出来るというような話をする。&br;これを聞いたメタ戦人は、現実に思えた魔法バトルも「ベアトリーチェが主張する仮説」に過ぎないことに気づき気力を取り戻す。&br;メタ戦人は、今後も彼に助言を与えてくれるという彼女の名を尋ね、彼女はワルギリア(仮名、ここで初出)と名乗る。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){メタ戦人 ベアトリーチェ ロノウェ};&br;メタ戦人はお茶会の場所へ戻ってくるなり、「下位世界視点での観測が行われた現時点で魔法バトルの痕跡がない以上、魔法仮説は実証されない」という「シュレディンガーの猫箱」で件の魔法バトルを否定してみせる。&br;返し手に驚いた様子のベアトリーチェとロノウェに対し、メタ戦人はゲームの本番開始を宣言し、第一の晩の現場状況の確認を求める。|
|>|CENTER:BGCOLOR(#774444):6:25→7:00|CENTER:BGCOLOR(#774444):薔薇の紋様のエフェクト|

-BGM:''暗闇の刻''(屋敷の悪臭)／''suspicion''(五つの魔法陣)／''mind''(客間侵入)／''goldenslaughterer ''(紗音の惨劇)／''voiceless''(絶望の戦人)／''mother''(先代の励まし)／''psy-chorus''(ブラウン管のたとえ話)／''Haruka''(魔女との裁判)／''haze''(ワルギリア名乗る。戦人戦意復活)
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*前哨戦 [#chapter-3-9]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:ゲストハウス&br;1Fロビー|CENTER:7:00～9:00|&color(orange){蔵臼 夏妃 朱志香 絵羽 秀吉 譲治&br;留弗夫 霧江 戦人 楼座 真里亞 南條 (メタ戦人?)};&br;行方不明だった6人の死亡が確認された後、ゲストハウスのロビーに集まっている12人(真里亞はソファーで眠っている)。&br;蔵臼・絵羽・留弗夫・霧江の4人は、どこかから調達してきた金蔵のコレクションだというウィンチェスター銃をそれぞれ手にし、黙々と弾丸を装填する(その後の記述によると、その他の人物(戦人及びその後銃を扱っている秀吉、楼座だけかもしれないが)も万一に備えて、銃の使い方を教わったようである)。&br;※ここで銃が4挺出てくるが、4挺しかないのか5挺以上あるのか、及びその管理方法(所有者が決まっているのか等)は不明。&br;その後の大人たちの会話で、金蔵の多指症と焼死体の替え玉の可能性、電話の不通と外界との断絶についての話が出る。&br;※ここで、6人が死亡扱いとなる。&br;以降、(メタ?)戦人を語り手とした状況説明。&br;紗音(の遺体?)発見後、紗音とボイラー室の焼死体を含め、計6人分の死体が1体ずつ魔法陣の部屋から見つかったという。&br;南條の見立てによると、死体は槍状のもので突かれたか、銃で撃たれた可能性が高いとのことで(槍と銃では大違いと思われるが、どの死体がそれぞれ槍状物or銃によるものであると思われる等の言及は無し)、これを受けて大人たちは銃で武装を始める。&br;(おそらく)その後、電話の不通も判明し、不審者の存在を仮定すると広すぎる屋敷は危険であるとの大人たちの判断により、12人はゲストハウスへと移動し篭城することに(現場保全のため部屋は封印され遺体もそのままにされた様子)。&br;また、ボイラー室では片翼の紋章入りの洋形封筒が見つかっており、中身は碑文の謎を解かなければ生贄が増えるとの「黄金の魔女　ベアトリーチェ」からの手紙であったという(手紙の内容は他項参照)。[状況説明ここまで]&br;皆このまま大人しく篭城していてくれと願う(メタ?)戦人。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){メタ戦人 ベアトリーチェ ワルギリア ロノウェ};&br;ワルギリア(いきなりセコンドに付いている)と会話し、18人を疑うことを決心するメタ戦人。&br;ベアトリーチェとロノウェが登場しゲーム開始、メタ戦人は現場の再構築(?)をワルギリアに依頼する。&br;紗音が発見された1F客間が密室であったというところで、「[[ベアトリーチェの密室定義]]」が示される(定義については他項参照)。&br;紗音の発見された客間はこの定義を満たすとされ、紗音(の遺体)はマスターキーを所持していたという。&br;ここでメタ戦人が”今回の”マスターキーの本数を赤字で復唱要求し、ベアトリーチェは「各使用人が1本ずつで5本だ」と応じる。&br;更に、紗音の遺体の傍らで見つかった紋章入りの洋形封筒の中には、2F客室の鍵があったといい、親族らが解錠して入った2F客室(定義準拠)で熊沢の遺体とマスターキー、及び洋形封筒に入った3F控え室の鍵が同様に発見されたという。&br;更に解錠して入った3F控え室(定義準拠)でも、郷田の遺体・マスターキー・封筒内に2F貴賓室の鍵を発見。&br;その後も同様に、2F貴賓室(源次遺体・マスターキー・封筒内にボイラー室の鍵)→地下ボイラー室(金蔵遺体・封筒内に上述の魔女の手紙と礼拝堂の鍵、マスターキーは無し)→礼拝堂(嘉音遺体・マスターキー・封筒内に1F客間の鍵)という順で遺体と鍵の発見が続いたとのこと。&br;※2F貴賓室以降は密室定義に準拠するか確認されていないこと、及び、EP2の赤字発言がEP3でも適用されるならば(例によって「設定変更」されているかもしれないが)、礼拝堂の扉は礼拝堂の鍵以外では解錠不可(マスターキーも駄目)だが、施錠については他の手段による余地が残されることに注意(※アニメ第8話を考慮するとこの可能性は潰される)。&br;状況説明後、ベアトリーチェは更に赤字で、数珠繋ぎ密室のどの扉にも特別な仕掛けはないと述べる。&br;その後、メタ戦人はベアトリーチェを除け者にしつつワルギリアと相談し、「被害者6人は全員死亡している」を赤字で復唱要求、ベアトリーチェは「金蔵、源次、紗音、嘉音、郷田、熊沢の6人は死亡している」と赤字で答える。&br;その後の問答で更に赤字でどの部屋にも誰も隠れていないこと、6人が即死したこと、トラップの否定が示される。&br;メタ戦人は犯人の自殺説を思いつき、「6人は全員他殺である」を赤字で復唱要求、ベアトリーチェはこれを拒否した後、「6人は誰も自殺していない」と赤字で言う。&br;ワルギリアの助言で復唱の改竄に気付いたメタ戦人は犯人事故死説に思い当たり勝ち誇る。&br;ベアトリーチェはこれを受け、赤字で「6人の中に事故死は…」と言いかけるが、作戦タイムを取るというロノウェがこれをやめさせ、彼女とロノウェは一旦退場。&br;残されたメタ戦人とワルギリアが戦況について話していると、ベアトリーチェとロノウェが戻ってきて、ベアトリーチェはリザインを告げる。|
|>|CENTER:BGCOLOR(#774444):9:00|CENTER:BGCOLOR(#774444):薔薇の紋様のエフェクト|

-BGM:''voiceless''(ウィンチェスターを手に取る親たち)／''dead angle''(戦人による状況説明)／''where''(ワルギリアが相談役)／''Answer''(戦闘開始)／''踊る煙管''(六つの密室のループ)／''Dread of the grave　-More fear-''(復唱要求！戦人絶好調)／''mother''(ベアトのリザイン)
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*黄金郷の鍵 [#chapter-3-10]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:ゲストハウス&br;1Fロビー|CENTER:9:00～|&color(orange){蔵臼 夏妃 絵羽 秀吉 留弗夫 霧江 楼座};&br;シーン冒頭で、真里亞がテレビを見たいと言い出したことから、子どもたちは全員2Fいとこ部屋へ移動させられたこと、本を読んでいた南條も空気を読んで2Fの自室へ引き上げたことが語られる。&br;ロビーに残った親たちは、交代で仮眠することを話し合うものの、希望者はいない。&br;絵羽が碑文の謎解きに挑戦すると言い出し、親たちは皆で知恵を出し合うことに(ここで、夏妃が使用人室へ行き紙を取ってくる)。&br;霧江の頭脳が優秀だということで意見一致した親たちは、彼女の見解を聞くことにする。&br;霧江は、①碑文が3or4パーツに分けられそうだということ、②最初の2行で「川」が特定出来るのではないかということ、③「懐かしき」は金蔵にとって思い出深い場所を示すのではないかということ、④生贄云々のパートは「鍵」を理解していないと読み解けないのではないかということ、⑤「鍵」とは暗号若しくはキーワードかもしれず、6文字の単語かもしれないということ、等を語り、皆はこれについて意見を出し合う。&br;やがて議論が停滞すると、秀吉が腹を鳴らしたのを機に朝食の準備をすることになり、碑文検討会は一旦解散となる。&br;※「18人分」の食事という記述があるのはここ。&br;楼座が、その後も一人黙々と碑文に挑戦する絵羽に準備を手伝おうと声をかけると、絵羽はキレ始め、碑文について何か思うところはないのかと楼座を問い詰める。&br;これに対し楼座は、なぜ第十の晩だけ「黄金郷」でなく「黄金の郷」なのかという疑問を提示する。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){ベアトリーチェ ワルギリア ロノウェ};&br;つまらんと言ってイライラした様子のベアトリーチェ。&br;ロノウェとワルギリアが彼女をからかうと、ロノウェは退出させられる。&br;ベアトリーチェは、残ったワルギリアに愚痴をたれ、「(メタ)戦人をぎゃふんと言わせて、妾を認めたくなるような上手い指し手」のヒントをくれと言い出す。&br;これに対し、ワルギリアは太陽と北風の話をヒントとして提示する。|
|CENTER:ゲストハウス&br;1Fロビー～書庫|CENTER:～9:37|&color(orange){蔵臼 夏妃 絵羽 秀吉 エヴァ};&br;ソファーにて睡魔と戦う絵羽が、(夢の中で?)碑文の謎についてエヴァと問答し、あとは書庫で調べ物をして正答を確かめるだけというところまで至る。&br;夏妃がブランケットを掛けようとしたところで、絵羽は飛び起き、顔を洗ってくると嘘を付いて使用人室隣の書庫へ向かう(銃は携帯)。&br;絵羽は書庫に入ると内側から施錠し、エヴァにせっつかれながら調べ物を始める。&br;最終的に絵羽は「6文字」を突き止め、正解?に至ったようである。|
|>|CENTER:BGCOLOR(#774444):9:37→10:00|CENTER:BGCOLOR(#774444):鏡が割れるエフェクト|

-BGM:''minute darkness''(碑文の謎)／''psy-chorus''(霧江の推理，カモメカモメカチンカチン)／''誘い''(楼座の疑問)／''オルガン小曲　第２億番　ハ短調''(ベアト「つまらん」)／''Over the sky''(北風と太陽)／''Haruka''(少女絵羽の叱咤)／''rhythm-changer''(鍵をみつけた絵羽)
~

*戴冠式 [#chapter-3-11]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:黄金郷？&br;～薔薇庭園|CENTER:10:00&br;～10:30?|&color(orange){絵羽 エヴァ 楼座};&br;雨が降り続く中、目的地に辿り着く絵羽。&br;※経過時間から、入口はゲストハウスから23分以内で(徒歩で?)来られる場所にあり、入口の中は「地下」へ続いている。また、絵羽の台詞から、入り口に辿り着くには何かを回る(or迂回する?)必要があるらしく(その後すぐ入口を発見しているので、何かの裏側、程度の意味かもしれない)、「こいつら」(何を指すか不明)がそれを示しているようである。&br;入口から中に入ると灯りのスイッチのほか、開閉と書かれたスイッチ(絵羽はこちらには触れていないので実際の機能は不明)があり、絵羽はこれを押して灯りを付けると、銃を構えつつ階段を下りていく。&br;階段を何度か折り返し、「地下1階よりはもっと深く降りたと思」ったところで、絵羽は“第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう。”(赤字)と書かれた金属製の扉を発見する。&br;絵羽が扉を開けて中に入ると、そこは屋敷2Fの貴賓室にそっくりな部屋で、「魔女の隠れ家とでもいうような雰囲気」。&br;慎重に室内を探る絵羽は、部屋の奥で「黄金のインゴットの山」を発見すると、下品な笑いを上げて狂喜する。&br;その後、絵羽は一度その場を立ち去ることにする。&br;階段を上って「秘密の場所」を出ようとしたところで、絵羽は人影を目にし、絵羽と人影(楼座)は銃を構え合う。&br;お互いを認識した絵羽と楼座は、銃を向け合ったまま腹の探り合いをし、しばし緊迫した時間を過ごした後互いに銃を下ろす(楼座も碑文を解いて辿り着いたようである)。&br;※交代制の仮眠時間に抜け出してきたのだとしても、楼座がどうやって銃を持ち出したのかは一応不明(銃が5挺以上存在する場合はどうとでもなりそう)。&br;しばらく駆け引きが続いた後、自分も黄金を見たいという楼座を伴い、絵羽は再び「魔女の部屋」へ戻る(楼座も黄金を見て絶句したとの記述有り)。&br;その後、放心しながら薔薇庭園を歩いている絵羽と楼座。&br;(第二発見者として)自分の取り分の一部の前払いを絵羽に確約させた楼座は、黄金の発見を兄弟たちに知らせようと言うが、絵羽はこれを拒否する。&br;楼座は、それはルール違反だと食い下がるが、絵羽は黄金を独り占めにするためではなく、飽く迄蔵臼らを警戒してのことだと言って譲らない(ここの会話で、先の事件は金蔵が使用人と南條を使って仕組んだ芝居だという楼座の見解が述べられる)。&br;これに対し、楼座は取り敢ず一晩は黙っていることを了承し、それ以上はその都度相談しようと告げる。&br;絵羽が公平な当主であると信じていると言う楼座に対し、絵羽が、勿論黄金は兄弟で山分けすると答えたところで妙な場面転換(?)。&br;※その後、2人がゲストハウスに戻るまでの詳細(及び下記シーンとの関連)は不明。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:謁見の間?&br;(絵羽の脳内?)|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:～10:30?|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){ベアトリーチェ ワルギリア エヴァ・ベアトリーチェ(=エヴァ=絵羽)&br;ラムダデルタ ベルンカステル ロノウェ 煉獄七姉妹 山羊の従者ほか眷属や貴人たち};&br;現実か定かでないが何処かの部屋で、(上記シーンを受けて)自分が当主であり、黄金は誰にも譲らないと叫ぶ絵羽。&br;※このシーンでは立ち絵は兎も角、地の文で「絵羽は～」とあるのでエヴァ=絵羽として記載。&br;その声に応えて(?)ベアトリーチェが現れ、碑文を解いた絵羽こそ当主であり黄金も彼女の物だと認めると言う。&br;更にベアトリーチェは、黄金の指輪を絵羽に渡すとともに、「我が力(全ての魔力)」と「無限の魔女にして黄金の魔女の称号」を引き継ぐと告げる。&br;黄金蝶の輝きと共に部屋が「謁見の間」に変じ、ベアトリーチェの眷属と同胞が見守る中、継承の儀式・式典が執り行われる。&br;エヴァ・ベアトリーチェとなった(?)絵羽は、ワルギリアとラムダデルタ、ベルンカステルに挨拶し、ロノウェと煉獄七姉妹を紹介される。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){メタ戦人 ベアトリーチェ ワルギリア ロノウェ};&br;(上記シーンの式典を見つつ)魔女の継承に驚くメタ戦人は、ワルギリアに意見を求める。&br;「魔女の称号が継承or以後自称されるということが演出されているだけだろう」というアドバイス(その”演出”にワルギリアも登場していることについてコメントは無し)を受けたメタ戦人は、ベアトリーチェに「新しいベアトリーチェ」の定義を尋ねる。&br;ベアトリーチェは、好きなように解釈しろと言って答えないが、ロノウェは「右代宮絵羽の内面的別存在の視覚化」と捉えて構わないと言う。&br;式典を眺める内、絵羽を祝福したい気持ちになったメタ戦人が拍手をすると、ベアトリーチェも手を叩き始め、2人はしばし会話しつつ拍手を続ける。|
|>|CENTER:BGCOLOR(#774444):10:30|CENTER:BGCOLOR(#774444):薔薇の紋様のエフェクト|

-BGM:''休息''(秘密の部屋)／''happiness of marionette (short)''(黄金の山)／''黒のリリアナ''(絵羽と楼座)／''暗闇の刻''(いつ公表するか)／''ロウソクたちが踊る''(黄金の独占を叫ぶ)／''happiness of marionette''(戴冠式)

*新しき魔女 [#chapter-3-12]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:ゲストハウス&br;1Fロビー|CENTER:10:30～|&color(orange){蔵臼 夏妃 朱志香 絵羽 秀吉 譲治&br;留弗夫 霧江 戦人 楼座 真里亞 南條};&br;ロビーに戻ってきた楼座が兄弟たちと会話していると、絵羽と秀吉が「客室から」戻ってくる。&br;※夫妻の登場前、蔵臼が「絵羽と秀吉さんはぐっすりみたい」と言っているので、絵羽は書庫から一度戻って仮眠を申し出てからこっそり外出した可能性が高い。その場合秀吉は外出を知っているかもしれない。&br;皆で会話する内、絵羽の体調が悪そうだという話になり(言い出したのは霧江だが、額に手をやって熱っぽいと言ったのは秀吉)、蔵臼は南條に診て貰うよう言うが、絵羽は断る。&br;絵羽は、楼座とキナ臭い会話をした後、休ませてもらうと言って秀吉と共にロビーを出る。&br;2人が退出した後、2Fから慌ただしい足音と共に真里亞のうーうー声が聞こえ、楼座は頭を抱える。&br;泣きじゃくる真里亞と共に子どもたちと南條がロビーに降りて来て、「真里亞は薔薇が心配のようだ」と事情を説明するが、楼座はキレて真里亞を怒鳴りつける。&br;南條らが楼座を諫め、楼座は真里亞に鎮静剤を飲ませようとするが、薬瓶は空らしく、楼座はますますイライラし、真里亞もますます泣きじゃくる。|
|CENTER:ゲストハウス&br;1F客室(絵羽たちの客室)＋廊下|CENTER:|&color(orange){絵羽 秀吉 楼座 真里亞};&br;ベッドで横になる絵羽を介抱する秀吉。&br;「魔法」の話をした後、ようやく絵羽が目を瞑ったところで、ロビーの方で荒々しく扉が開く音がし、真里亞の叫び声と楼座の怒鳴り声が聞こえてきたため、秀吉は静かにさせてくると言って扉を開けて廊下に顔を出す。&br;顔を出したところですぐに楼座と目が合い(真里亞を連れている)、秀吉は静かにしてくれるよう真里亞に頼むが効果無し。&br;楼座は真里亞を叩くと、口を塞ぎながら抱え上げて玄関の方へ連れて行ってしまう。&br;一方、秀吉は室内に戻り絵羽の介抱を続ける。|
|CENTER:ゲストハウス&br;玄関前|CENTER:|&color(orange){楼座 真里亞};&br;真里亞を連れて玄関前まで来た楼座(銃を携帯)は、しばし途方に暮れた後、再び真里亞の説得を試みるが上手くいかない。&br;やがて楼座は、また泣き出してしまった真里亞に対し、薔薇を一目見たら大人しくすることを約束させ、雨の中外出することを決意する。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){メタ戦人 ベアトリーチェ};&br;(上記シーンの)成り行きを見て、2人が第二の晩の犠牲者になってしまうと慌てるメタ戦人は、誰か気付けと一人叫ぶ。&br;ベアトリーチェは、声など届かないし、犯人は事故死したんだろうと言って嘲笑う。&br;※ここで、①兄弟たちはロビーに残っており、子どもたちは2Fでテレビを見ていること、及び②玄関の一番近くにいるのは絵羽と秀吉で、秀吉が絵羽の額に手を当てながらずっと語りかけていること(場所については記述無し)が語られている。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:薔薇庭園|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){楼座 真里亞};&br;薔薇庭園へやってきた楼座と真里亞。&br;真里亞は金モールのついた自分の薔薇を見つけ、無邪気に喜ぶ。&br;真里亞が満足するまで付き合うことにした楼座は、周囲を警戒する中、「黄金の蝶が薔薇の茂みを舞ったように感じ」る。|
|CENTER:絵羽たちの客室|CENTER:|&color(orange){絵羽 秀吉};&br;絵羽の看病を続ける秀吉。&br;秀吉は急な発熱を心配し、南條に診て貰うことを提案するが、何故か頑なにこれを拒む絵羽は、手を離さないよう秀吉に懇願する。&br;その後、落雷と共にシーン転換。|
|CENTER:薔薇庭園|CENTER:|&color(orange){楼座 真里亞 絵羽?};&br;薔薇の茂みの向こうで傘が動くのを見た楼座が誰何すると、絵羽?が現れ、黄金の話をすると言い出す。&br;分け前さえ貰えれば邪魔する気はないので娘の前でその話は止めようという楼座に対し、絵羽?は気色悪い声で笑いながら分け前などやらないと叫ぶ。&br;その様子を見た真里亞は絵羽?に「おばさん、…………誰…？」と問いかける。|
|CENTER:絵羽たちの客室|CENTER:|&color(orange){絵羽 秀吉};&br;叫びながら手を離さないよう懇願する絵羽と、心配する様子の秀吉。&br;その後、再び落雷と共にシーン転換。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:薔薇庭園|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){楼座 真里亞 エヴァ・ベアトリーチェ ロノウェ};&br;稲光の後、エヴァ・ベアトリーチェが現れ、何も努力していない楼座に黄金を手にする資格はなく、黄金は当主の座と魔女の名を継承した自分だけのものだと言い放つ。&br;これに対し、真里亞はベアトリーチェだといって喜び、楼座は銃を構えて本当に絵羽なのかと問いかける。&br;エヴァ・ベアトリーチェは「私はもはや、あなたの姉であった存在ではな」く、魔女の名を継いだ(新)ベアトリーチェであると答えるが、楼座はベアトリーチェは「19年前に」死んだはずで、絵羽の気が触れたとしか思えないといって信用しない。&br;エヴァ・ベアトリーチェはここで会話を打ち切ると、ロノウェを呼んで(いきなり登場)助言を得つつ復活の儀式(第二の晩)を始める。&br;エヴァ・ベアトリーチェは重力の束縛を解放する魔法?により、自らと楼座を「雨天の空へ吸い上げ」、恐怖し下ろしてくれるよう懇願する楼座を(結果的に)墜落死?させる。&br;その後彼女は、即座に「死ぬなと念じ」楼座を蘇らせる?と、今度は「ゼリーの海」にて圧死?(彼女は「溺れ死」ぬと言っているが描写的には圧死)させる。&br;彼女は再び楼座を「元の姿に戻」すと、更に「ケーキの山」で圧死させる。&br;三度楼座を蘇らせると、エヴァ・ベアトリーチェは、楼座を「蝶々くらいの大きさに」縮ませて?、黄金蝶と共に暴風の中をダンスさせた後、蜘蛛に捕食させる。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){メタ戦人 ベアトリーチェ ワルギリア ロノウェ};&br;エヴァ・ベアトリーチェの魔法?を見て、狂喜するベアトリーチェ。&br;メタ戦人は価値観の違いに驚愕し、惨劇を止めさせるようワルギリアに訴えるが、自分たち「盤外の存在」は「盤上」には触れられないのだという。&br;なおも狂喜するベアトリーチェに怒ったメタ戦人は、彼女の胸ぐらを掴み上げて惨劇を止めさせるよう要求するが、彼女は理解不能といった反応。&br;その反応を見たメタ戦人はベアトリーチェの頬を叩くと、自分の前から消えろとの叫びと共に「赤い壁」(結界?)を発生させて彼女を弾き飛ばし、姿を消す。[メタ戦人退場]&br;残されたベアトリーチェはワルギリアに愚痴をたれ、同意を求めるが、彼女はつれない態度で姿を消す。&br;ベアトリーチェは更にロノウェにも愚痴をたれるが、彼にはからかわれてしまい、腹を立てた彼女は彼に退出を命じる。&br;一人残されたベアトリーチェは、寂しがるような独り言を呟く。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:薔薇庭園|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:～10:45|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){楼座 真里亞 ベアトリーチェ&br; エヴァ・ベアトリーチェ ロノウェ ルシファー};&br;惨劇が続く薔薇庭園にベアトリーチェが現れ、エヴァ・ベアトリーチェに対し、これ以上(生贄を)弄ぶのを止めるよう促す。&br;理解不能という反応を示すエヴァ・ベアトリーチェを下がらせると、ベアトリーチェは自分が手本を示すと言って、楼座と真里亞(その後殺されていたらしい)を蘇らせる。&br;ベアトリーチェは楼座らに弟子の不徳を詫びると、黄金郷へ連れて行く約束を守れなくてすまないと言って真里亞を抱きしめ、首に赤い手形を浮かび上がらせて?彼女を安らかな眠りにつかせる。&br;続けてベアトリーチェは楼座に謝罪し、彼女の体を舞わせると庭の槍状の柵に降ろして?、一撃で延髄を貫く。&br;この「手本」を見て、エヴァ・ベアトリーチェは地味でつまらないと愚痴るが、ベアトリーチェに諭され、彼女の言に従うことをしぶしぶ承知する。&br;その後ベアトリーチェは、ロノウェとルシファーを呼び、今後も最短の手順で任務を遂行するよう命じて引き上げさせる。&br;更に残ったエヴァ・ベアトリーチェにも、自重気味に儀式を遂行するよう念を押すと、ベアトリーチェは黄金蝶の群れとなって姿を消す。&br;彼女が去った後、エヴァ・ベアトリーチェは不満げに舌打ちし、「つまんないヤツぅ」との捨て台詞を残して姿を消す。|
|>|CENTER:BGCOLOR(#774444):10:45→11:00|CENTER:BGCOLOR(#774444):鏡が割れるエフェクト|

-BGM:''誘い''(絵羽vs楼座の腹黒会話)／''痕音''(真里亞癇癪)／''worldend(bp)''（秀吉の魔法の手)／''Fortitude ''(楼座と真里亞はどこに行く)／''オルガン小曲　第６億番　ハ短調''(メタ戦人の嘆き)／''煉沙回廊''(絵羽（？）登場)／''ロウソクたちが踊る''(エヴァ登場)／''月うさぎの舞踏''(エヴァやりたい放題)／''黒のリリアナ''(戦人激怒、ベアトはエヴァをなだめ「きれいに」犠牲者を出す)
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*生贄の予告 [#chapter-3-13]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:ゲストハウス&br;絵羽たちの客室＋廊下|CENTER:11:00～|&color(orange){蔵臼 夏妃 朱志香 絵羽 秀吉 譲治&br;留弗夫 霧江 戦人 (南條?)};&br;秀吉の手を握ったまま、ようやく寝付いた様子の絵羽。&br;秀吉が絵羽を見守っていると、ドンドンとノックの音がし、留弗夫が楼座が来ていないかと尋ねる。&br;秀吉はチェーンをしたまま扉を開け留弗夫に対応する(廊下には蔵臼と夏妃、霧江と戦人、譲治と朱志香もいるが、南條がいるかは不明)。&br;彼らは、楼座と真里亞の姿が見えない為探しているのだと言い、秀吉は、楼座親子は廊下での一件の後ロビーに戻ったのかと思っていたと答える。&br;その後の会話で、玄関のチェーンが開いていることもあり、楼座らは薔薇庭園へ行ったのではないかという話になり、留弗夫が探しに行くことになる。&br;※この場面の「玄関の扉前では、夏妃が外れたチェーンを指差している」との記述により、客室前の廊下から玄関が目視可能なことが分かる。このことから、前出の記述通り”楼座らの外出時、絵羽たちが玄関の一番近くにいたこと”が裏付けられるといえるかもしれない(一番近くにいたと書かれているだけなので、客室にいたかは一応不明)。|
|CENTER:絵羽たちの客室|CENTER:|&color(orange){絵羽 秀吉};&br;(おそらく上記シーン後室内に戻って来た)秀吉に何かあったのかと尋ねる絵羽。&br;秀吉が事情を話すと、絵羽は”薔薇庭園に行ってはいけない、あそこには魔女がいる”と言って頭を抱えてうずくまってしまう。&br;悪夢でも見たのかと心配する秀吉に対し、絵羽は更に「薔薇庭園で魔女が、楼座たちを……」と言いかけるが、自分を納得させるように夢だと頷く。&br;この部屋は安全だから心配するなと秀吉が元気付けるが、絵羽は不安そうな表情のまま、「さっきまでのグロテスクな悪夢」が夢であって欲しいと布団の中で祈り続ける。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){メタ戦人 ベアトリーチェ ワルギリア ロノウェ};&br;※ここで、楼座と真里亞が死亡扱いとなる。&br;シーン冒頭からいきなり、その後の状況説明も兼ねたワルギリアによる”第二の晩の現場状況の再構築”が行われる。&br;説明によれば、留弗夫が薔薇庭園中央にて楼座と真里亞の遺体を発見→留弗夫はゲストハウスに応援を呼びに戻る→メンバー不明だが彼らは2人の遺体をゲストハウスに運び、南條がこれを検死、という流れで状況が推移したそうである。&br;また、南條によると楼座の死因は延髄部への柵の先端部分による刺突で、真里亞は素手による絞殺と考えられるそうだが、“悪魔の証明”により誤診率は否定できず、南條が信用できるかも分からないとのことである。&br;この説明を受け、ベアトリーチェは赤字で「楼座と真里亞は死亡した」「死因は南條の見立て通りだ」と語るが、メタ戦人はベアトリーチェとは口をきかないと言って、事故死云々との推理を喋り出す。&br;更にメタ戦人が冷たい態度で「バケモノ」は「消えろ」と言うと、ベアトリーチェはロノウェに続きを引き継いで退出すると言い出す。&br;退出に同意しつつも、去り際にベアトリーチェが「バケモノ」との物言いに文句を付けると、メタ戦人は彼女の何が不快なのかを捲し立て、彼女をしばし呆然とさせる。&br;その後、ワルギリアにも諭され、ベアトリーチェは「呼ばれるまで姿を消している」といって寂しげに退出する。&br;ベアトリーチェが去った後、残った3名は彼女についてしばし会話。&br;その後、ロノウェを相手にメタ戦人はゲームを再開、改めて先ほどの”楼座が犯人で事故死した”との一手を指し、対するロノウェは赤字で「楼座と真里亞の二人は他殺です」と言って返し手とする。|
|CENTER:ゲストハウス&br;1Fロビー|CENTER:|&color(orange){蔵臼 夏妃 朱志香 絵羽 秀吉 譲治&br;留弗夫 霧江 戦人 南條};&br;シーン冒頭で、その後の状況説明。[以下箇条書き]&br;楼座と真里亞の遺体は客室の一室に安置され、警察が来るまで封印することになった。&br;大人たち全員により、全部屋の安全と戸締まりが確認された(窓については全て鎧戸が下り施錠されていることを確認し、不審者が潜んでいないことも確認)。&br;その上で改めて武装を再確認、不審者を見かけた場合、先制射撃も辞さないとの心構えを一同確認し合う。&br;現場に残されていた楼座の銃は、試し打ちの結果5発全弾が装填されたままであったことが確認され、一同の心に顔見知りの犯行ではないかとの疑心暗鬼を生み出す。[説明ここまで]&br;※ここで、「秀吉が火掻き棒を器用に使って空撃ちを試してみた」ことは、彼が銃の扱いに習熟していたことを示すかもしれない。&br;ロビーにて、事件について語り合う一同。&br;霧江は、先の6人の事件の時、”金蔵と使用人及び南條による芝居説”を疑ったと告白し、譲治もこれに同意するが、当の南條がこれを否定。朱志香はそんなことは分かってると言って苛立つ。&br;これを受け留弗夫が、島に何者か(所謂”19人目以上”)が潜んでいるのではないかと言い出し、一同は”シフト外の使用人説”や、銃が残されていた理由などについて話し合う。&br;”何にせよこれまで以上に注意する必要がある”と夏妃が話を締めると、今度は霧江が皆のアリバイ確認を始める。[以下箇条書き]&br;蔵臼により、蔵臼と夏妃、及び留弗夫と霧江は一緒にロビーにいたことが証言される。&br;秀吉により、秀吉と絵羽は一緒にいたことが証言される(居場所については言及無し)。&br;戦人により、戦人と譲治、及び朱志香は、楼座に2Fに戻れと言われた後いとこ部屋に引き返しており、一緒にいたことが証言される(注意に値するか微妙だが、いとこ部屋でずっと一緒だったとは言っていない)。&br;南條本人により、南條は2Fの部屋で本を読んでいたことが証言され、子どもたちと共にロビーへ降り2Fに戻ったことは皆が見たとおりであることが補足される。[アリバイ証言ここまで]&br;留弗夫が南條の証言に対して意地の悪い発言をするが、犯人捜しは止めようとの夏妃の発言によりアリバイ話は終息する。&br;その後、秀吉がまた絵羽の体調が悪いのではないかと言い出し、絵羽が呼吸を荒くして俯いている様子が描写されたところで、(奇妙な)シーン転換。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){絵羽 エヴァ・ベアトリーチェ};&br;(あたかも上記シーン最後の絵羽の心中の葛藤?を受けたような形で)エヴァ・ベアトリーチェが”楼座と真里亞は自分が殺したので、黄金を知る者は自分と絵羽しかいない”、”黄金は誰にも譲らない”とのことを宣言する。&br;絵羽は、あれだけ莫大な黄金なら楼座たちに分けてやってもよかったと主張するが、エヴァ・ベアトリーチェは聞く耳を持たない。&br;絵羽は更に、今後も碑文通りに殺人を続けるつもりなのかと彼女に問い、エヴァ・ベアトリーチェは自分の力を完全な物とするために儀式を遂行すると答える。&br;尚も儀式殺人を止めるよう言う絵羽だが、エヴァ・ベアトリーチェが「私はもう、あんたじゃない」と言ったところで「意識が朦朧と」してしまう。&br;エヴァ・ベアトリーチェは、自分の魔力が未熟な分を絵羽の生気で補っているのだと説明すると共に、残る5人の生贄については秀吉と譲治は外し、留弗夫、霧江、蔵臼、夏妃、南條にすると「殺害予告」する。|
|CENTER:ゲストハウス&br;1Fロビー|CENTER:|&color(orange){蔵臼 夏妃 朱志香 絵羽 秀吉 譲治&br;留弗夫 霧江 戦人 南條&br;※描写があるのは絵羽 秀吉 譲治 蔵臼 南條のみ};&br;(上記シーンで意識が朦朧としたこととの関連は不明だが)遂にしゃがみ込んでしまった絵羽に、秀吉が駆け寄って肩を貸す。&br;蔵臼は南條に診て貰うよう言うが、またも絵羽はこれを断る。&br;譲治も肩を貸すと言うが、絵羽はこれも断り、2Fいとこ部屋へ戻って決して出てこないこと、何があってもゲストハウスを出てはいけないことを譲治に言い渡す。&br;その後、秀吉と絵羽は退出する。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){ベアトリーチェ エヴァ・ベアトリーチェ ロノウェ};&br;ベアトリーチェとエヴァ・ベアトリーチェの作戦会議?。&br;冒頭、ベアトリーチェがここまでは順調だが今後が難しいと言って、「ニンゲン」の「対魔法抵抗力」について説明をする。&br;これを理解したエヴァ・ベアトリーチェは、魔法の効率的行使にはオカルト的演出が必要ということかと納得しつつも、そうすると今回のは失敗ではないかと嫌味を言う。&br;ベアトリーチェがこの指摘を(痛いところを突かれたのはバレバレであるが)適当に誤魔化すと、エヴァ・ベアトリーチェは呆れつつ、今更演出を施すのは手遅れなので「ニンゲン」＝「対魔法抵抗力」の分散という手で行くべきとの模範解答を提示する。&br;答えに満足したベアトリーチェは勿体付けて、”望むなら助言してやっても良い”と言うが、エヴァ・ベアトリーチェは”試練だから自分でやります”とつれない態度で応じ、更には”既に「頭のいいヤツ」なら必ず引っかかるであろう策を講じてある”とまで言ってみせ、策の推移を見守るとの理由で退出する。&br;彼女が去った後、ベアトリーチェが独り愚痴をたれていると、ロノウェがメタ戦人とのゲーム結果を報告しに来る。&br;報告によれば、メタ戦人の“楼座が真里亞を絞殺、その後に事故死”に対し、赤字の“両名他殺”で返したものの、その後の「絵羽を主犯に据えられた一連の指し手」(詳細不明だが、その後”秀吉が共犯でアリバイ偽装”の可能性を付加したそうである)に切り返せずリザインしたとのことである。&br;ベアトリーチェは、そんなもの赤字で否定すればよかったではないかと言うが、ロノウェはベアトリーチェの思惑と今後のゲーム展開への影響を考慮して止めておいたのだと答える。&br;この返答に満足したベアトリーチェはメタ戦人の機嫌について尋ね、「お嬢様が相手でないと盛り上がらないと仰っておいででした」との答えに自尊心を満たすと、クッキーを焼くため退出するというロノウェに、「多めに焼いてやれ」とまで言ってやる。|
|CENTER:ゲストハウス&br;廊下|CENTER:～13:00|&color(orange){留弗夫 霧江};&br;霧江が留弗夫を廊下へ呼び出し内緒話。&br;「あのね、私。」&br;「おう。」&br;「………表へ出たいの。」|
|>|CENTER:BGCOLOR(#774444):13:00|CENTER:BGCOLOR(#774444):鏡が割れるエフェクト|

-BGM:''mind''(楼座らは外へ)／''Voiceless''(戦人まだ激怒)／''dead angle''(なぜ銃を残したか)／''黒のリリアナ''(エヴァと絵羽)／''金色の嘲笑''(ベアトvsエヴァ)／''オルガン小曲　第２億番　ハ短調''(ロノウェのリザイン)
~

*ホールの死闘 [#chapter-3-14]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:ゲストハウス&br;1Fロビー|CENTER:13:00～|&color(orange){蔵臼 夏妃 秀吉 留弗夫 霧江};&br;屋敷に食料を取りに行くと言い出した留弗夫に反対する夏妃。&br;蔵臼はしばし躊躇した後これに賛成し、自分も行くと言うが夏妃と霧江に止められる。&br;結局、留弗夫と霧江の提案で、留弗夫・霧江・秀吉の3人が屋敷へ行くことになる(霧江が台車で荷物を運び、男性2人が銃を持って護衛するとのこと)。&br;しばし会話した後、3人は退出する。&br;※この会話中の秀吉の発言によれば、この時絵羽は「ようやく寝入ってくれたとこ」とのこと。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:薔薇庭園&br;～厨房&br;/ホール|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){留弗夫 霧江 秀吉 エヴァ・ベアトリーチェ&br;ロノウェ レヴィアタン ベルフェゴール};&br;ゲストハウスを出て、雨の中傘をささずに薔薇庭園を駆け抜けていく留弗夫ら3人。&br;※雨風に紛れて「危険地帯」である薔薇庭園を駆け抜けるべきとの判断を下したのは留弗夫。&br;3人は何事もなく屋敷の玄関に辿り着き、男性2人が警戒する中、霧江がマスターキーで玄関を解錠する。&br;先頭から秀吉・霧江・留弗夫の隊列で「相変わらず酷ぇ臭い」の屋敷に突入した3人は、厨房へ向かって駆けていく。&br;3人が去った後の玄関にエヴァ・ベアトリーチェが現れ”まんまと罠にかかった”と独り言。&br;その後彼女が「閉じよ、鍵よ。屋敷よ！」と言うと、「屋敷は異空間に切り取られ」てしまう。&br;そこへロノウェがお世辞を言いながら現れ、件の(先代)ベアトリーチェの指示と儀式の作法を守るようやんわりと釘を刺す。&br;これに対しエヴァ・ベアトリーチェが、”結果についてそれらを守れば過程においてどうしようと問題ない”と応じると、ロノウェは反魔法力の強い銃が相手なのでやはり自重した方が良いと進言し、銃弾と防御結界の説明をする。&br;ロノウェの助言に従い、儀式を「家具」に任せることにしたエヴァ・ベアトリーチェが煉獄七姉妹から「適当に2人」を呼ぶと、レヴィアタンとベルフェゴールが現れる。&br;エヴァ・ベアトリーチェは2人に、留弗夫と霧江をいたぶって殺せと命じると共に、秀吉には手を出さないよう告げる。&br;ロノウェから銃に気をつけろと言われた後、レヴィアタンとベルフェゴールは退出し、その後ロノウェも退出する。&br;一人ホールに残ったエヴァ・ベアトリーチェは、先代の肖像を見つつ「窮屈でつまらない」と悪態を吐く。&br;一方、留弗夫らは既に厨房へ到着し、食料を台車に積んでいる。&br;積み終えると台車が予想外(若しくは予定通り?)の重さになったため、秀吉が台車役を霧江と交代することになる(秀吉の銃は霧江の手に渡る)。&br;秀吉が出発を宣言したとき、霧江が”たった今、自分たちは待ち伏せられた”と言い出し、この霧江の勘を信じた留弗夫は勝手口から出ようとするが何故か扉は開かない。&br;勝手口を諦め、用心しつつホールへ戻ったところで、留弗夫が不審な人影を認めて「誰だ」と叫ぶ。&br;すると黄金蝶の嵐と共にレヴィアタンとベルフェゴールが姿を現し、待ち伏せが予見されたことに驚く。&br;霧江の号令で、彼女と留弗夫は間髪入れず2人に発砲するがかわされてしまう。&br;姉妹たちの処刑宣告を受けると、霧江は台車を捨てて散開するよう指示。3人は屋敷の奥へと逃げていく。&br;3人を悠然と見送った後、レヴィアタンは霧江を、ベルフェゴールは留弗夫を追跡し始める。&br;その後、エヴァ・ベアトリーチェが”家具のお手並みを拝見させてもらう”と言ってホールに姿を現す。&br;ロノウェが彼女に姿を現さない方が良いと進言するが、彼女は聞く耳を持たない。|
|CENTER:屋敷&br;2F廊下|CENTER:|&color(orange){留弗夫 ベルフェゴール};&br;2F廊下にて、留弗夫の前に立ち塞がるベルフェゴール。&br;軽口を叩いた後、留弗夫が先制して発砲するが、ベルフェゴールは着弾より早く留弗夫の背後を取りブレード?を振り上げる。&br;(「信じられないことに」)留弗夫はベルフェゴールが腕を振るより早く背後に銃を振ると、次弾装填を済ませつつ銃口を彼女の胸元に突きつける。[その後、銃声とともに場面転換]|
|CENTER:屋敷&br;1F廊下|CENTER:|&color(orange){霧江 レヴィアタン};&br;1F廊下にてレヴィアタンと対峙する霧江。&br;嫉妬トークの後、レヴィアタンがブレード?で斬り掛かり、霧江はこれを魔法抵抗力の極めて高い「銃」で防ぎきる。&br;更に霧江は隙を突いてレヴィアタンを蹴り飛ばし、中空に舞う彼女を射程内に捕捉する。[その後、銃声とともに場面転換]|
|CENTER:ホール|CENTER:|&color(orange){留弗夫 エヴァ・ベアトリーチェ ベルフェゴール};&br;ベルフェゴールに追い詰められ、ホールへ押し戻された留弗夫が階段を転げ落ちてくる。&br;ホールにはエヴァ・ベアトリーチェがおり、これを見たベルフェゴールは危険だと警告し、留弗夫はお前は絵羽なのかと問う。&br;エヴァ・ベアトリーチェが、かつては絵羽だったが今は違うと答えると、留弗夫は彼女がベアトリーチェだということは想像が付いていたと言って銃口を向ける。&br;主を守るためベルフェゴールが留弗夫に襲い掛かり、留弗夫はエヴァ・ベアトリーチェが見守る中、徐々に体を切り刻まれていく。|
|CENTER:屋敷&br;1F廊下|CENTER:|&color(orange){霧江 レヴィアタン};&br;2人の戦いが続く1F廊下。&br;レヴィアタンは、留弗夫を信頼する霧江に対し自分の嫉妬話を披露すると、「杭に姿を変え、襲い掛かる」。&br;「悪魔の杭」が跳ね回る中、霧江は落ち着いた声で自らの過去と明日夢に対する嫉妬について語る。&br;語り終わった霧江はキレ出し、妙な計算により弾き出される速度で杭の動きを見切ると、杭に銃口を向ける。[その後、銃声とともに場面転換]|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:ホール|BGCOLOR(#2c0a33):|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){留弗夫 霧江 秀吉&br;ベアトリーチェ エヴァ・ベアトリーチェ ロノウェ&br;ルシファー レヴィアタン ベルフェゴール&br;シエスタ45 シエスタ410};&br;エヴァ・ベアトリーチェが見守る中、ベルフェゴールに切り刻まれる留弗夫。&br;ベルフェゴールがとどめを刺そうとすると、留弗夫が最後に「西部劇名物のアレ」がやりたいと言い出し、彼女は承諾する。&br;互いに背を向けると、短い会話(留弗夫はベルフェゴールが瞬間移動出来ることを承知の上で決闘をするのだという確認)の後、決闘開始。&br;3歩進んで振り返ると、留弗夫は俺の勝ちだと言って発砲し、ベルフェゴールの胸部を撃ち抜く。&br;エヴァ・ベアトリーチェは敗れたベルフェゴールを罵るが、留弗夫が”ベルフェゴールは「姉貴を庇っ」て銃弾をかわさなかったのだ”と言って黙らせる。&br;留弗夫と言葉を交わした後、ベルフェゴールは「砂金のように細かくなって、宙に溶け」る(その後の記述によると「砂金の山」になったようである)。&br;ここで霧江が駆け込んできて留弗夫と合流し、2人はエヴァ・ベアトリーチェに銃口を向ける。&br;これを受け、ここは退くべきだと言うロノウェ(ずっといたのかは不明)を無視し、エヴァ・ベアトリーチェは笑いながら「私に相応しき家具」を呼ぶ。&br;この呼びかけによって黄金蝶の乱舞が始まる中、霧江はエヴァ・ベアトリーチェに向けて発砲するが、銃弾は「防弾結界」に防がれてしまう。&br;その後、黄金蝶の群れが2つの人型を生み出し、シエスタの姉妹兵(シエスタ45とシエスタ410)が姿を現す。&br;姉妹兵のヤバさを直感により察知した霧江は、姉妹兵が挨拶をしている隙に留弗夫と共に逃げ出す。&br;2人を優雅に見送ると、エヴァ・ベアトリーチェは姉妹兵に彼らの殺害を命じると共に、その後さらに弄ぶため死体を持ち帰るよう告げる。&br;この発言を受けて(突然)ルシファーが現れ、先代との約束を守るよう意見するが、彼女はエヴァ・ベアトリーチェに一睨みされると黙ってしまう。&br;やがて、姉妹兵は射撃曲線を計算した後に「黄金の蛇(矢?)」を放つ。&br;霧江と共に逃げていた留弗夫は「何かが高速で追ってくることに気付き、振り返った時」、「黄金の蛇」に心臓を(正確に)打ち抜かれる。&br;更にこの「黄金の蛇」は、「床に舞い降りて、霧江の足に絡みつくようにして胸まで這い登る」と、霧江の心臓を正確に撃ち抜き、2人の遺体を引き摺ってホールまで?運ぶ。&br;姉妹兵の能力に満足したエヴァ・ベアトリーチェが遺体を弄ぶ旨の発言をすると、ベアトリーチェが現れて苦言を呈する。&br;ベアトリーチェは、メタ視世界でのゲームの話までぶっちゃけて(ロノウェがエヴァ・ベアトリーチェに話してしまっていたらしいが)彼女を説得しようとするが、最終的にエヴァ・ベアトリーチェはベアトリーチェに(事実上の)決別宣言を突きつける。&br;その後エヴァ・ベアトリーチェが姉妹兵を使って脅しをかけると、捨て台詞を残してベアトリーチェは退出する。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){ベアトリーチェ ワルギリア};&br;ワルギリアはベアトリーチェに対し、”今のエヴァ・ベアトリーチェこそかつてのあなたの姿だ”と言うと共に、”(メタ)戦人に認めてもらわなければならないのに、あなたはひたすら「北風」を吹きつけて敵意を煽るという過ちを犯している”と説教をする。&br;どうすればいいのかと問うベアトリーチェに対しワルギリアは、自分で考えろと言いつつも”今は10月の弱々しい太陽だが、やがて春が訪れれば旅人はマントを脱ぐかもしれない”との助言?をする。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:ホール|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:～13:17?|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){秀吉 エヴァ・ベアトリーチェ ロノウェ&br;ルシファー シエスタ45 シエスタ410};&br;黄金の輝きと返り血に染まるホール。&br;既に留弗夫と霧江を20回以上殺し続けた?エヴァ・ベアトリーチェは、姉妹兵たちに”制約を超えて好奇心を満たすことのできる悦び”について語る。&br;更に彼女が蘇生と殺害を繰り返して見せたところで、銃を構えた秀吉がホールに姿を現す。&br;※銃については「留弗夫か霧江の銃を拾い、戻ってきたのだろう」との記述がある。&br;何故こんなことをするのかと”絵羽”に詰め寄る秀吉に対し、エヴァ・ベアトリーチェは自分は絵羽ではなく黄金の魔女ベアトリーチェなのだから何をしようが自由だと答える。&br;この返答を聞いた秀吉はエヴァ・ベアトリーチェに歩み寄り、「このアホ」と言って彼女の頬を打つ。&br;更に泣きながら「目を覚ませ」と言って彼女の頭を叩き続ける中、秀吉は宙に浮いた「留弗夫の遺体の脇に落ちていた銃」により?胸部を撃ち抜かれ絶命する。&br;その後、秀吉のせいで興醒めしたというエヴァ・ベアトリーチェはロノウェに「後片付け」を命じると共に、ルシファーを呼んで死体を抉っておくよう告げる。&br;ロノウェはプライドを傷付けられたルシファーを労り、エヴァ・ベアトリーチェは秀吉の死体に独り言を投げ掛ける。[その後、落雷とともに場面転換]|
|CENTER:ゲストハウス?&br;絵羽の部屋|CENTER:～13:17?|&color(orange){絵羽};&br;秀吉を捜し「返事をして」と叫ぶ絵羽。|
|>|CENTER:BGCOLOR(#774444):13:17→13:30|CENTER:BGCOLOR(#774444):鏡が割れるエフェクト|

-BGM:''誘い''(3人が屋敷へ)／''隣死''(屋敷内の空気)／''ロウソクたちが踊る''(エヴァ登場)／''痕音''(霧江気づく)／''月うさぎの舞踏''(七姉妹)／''Worldend dominator''（一部分無音）(留弗夫西部劇，霧江嫉妬大戦)／''月うさぎの舞踏''(シエスタ姉妹兵)／''オルガン小曲　第２億番　ハ短調''(ベアトは口ではエヴァにかなわない)／''金色の微笑''(ベアト退出)／''mother''(北風と太陽再び)／''煉沙回廊''(二人を幾度も殺して遊ぶエヴァ)／''薔薇''(秀吉)／''worldend(bp)''(秀吉の説得)
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*魔女の定義 [#chapter-3-15]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:ゲストハウス&br;玄関前|CENTER:13:30～|&color(orange){蔵臼 夏妃 朱志香 絵羽 譲治 戦人 南條};&br;留弗夫らがマスターキーを奪われるという事態に備えてチェーンをかけた玄関扉の前で待機する蔵臼と夏妃。&br;夫妻が30分を過ぎても戻らない彼らを案じていると、廊下の方から扉を叩く音と絵羽の金切り声が聞こえてくる。&br;秀吉はどこだと取り乱す絵羽に対し蔵臼夫妻が事情を説明すると、絵羽は迎えに行くと言ってますます取り乱す(おそらくこの時点で絵羽は銃を携帯している)。&br;※蔵臼らが絵羽に会いに行ったのではなく絵羽が(上記シーンの後、秀吉を捜して?)玄関まで来たものと思われる。&br;そこへ、騒ぎを聞きつけたらしい子どもたちと南條がやってきて、一同は皆、現状を把握することになる。&br;子どもたちは絵羽に同意し、一緒に屋敷へ行くと言うが、朱志香は夏妃に止められる。&br;絵羽の要求で南條も同行することになり、戦人・絵羽・譲治・南條の4人が屋敷へ向かうことになる。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){メタ戦人 ベアトリーチェ ワルギリア ロノウェ};&br;※ここで、留弗夫、霧江、秀吉は死亡扱いとなる。&br;冒頭からいきなりワルギリアによる第四～六の晩の現場の再構築(その後の展開の説明)[以下箇条書き]。&br;屋敷に向かった4人は、ホールにて留弗夫、霧江、秀吉の遺体を発見。&br;留弗夫の額、秀吉の胸、霧江の腹部にそれぞれ「悪魔の杭」が打ち込まれており、3人とも着衣に乱れ有り。&br;3人の遺体は寄り添ってはおらず、犯人に対し抵抗を試みたことが推定される。[説明ここまで]&br;※死因及び検死の有無に関しては言及無し。&br;説明を聞き、「相変わらず、惨ぇ」と呟くメタ戦人に、ロノウェはベアトリーチェの気遣いを伝えようとするも思い留まる。&br;メタ戦人が3人の死亡確認を赤字で要求すると、ロノウェは”復唱する資格があるのはベアトリーチェだけだ”と言い出してこれを断る。&br;続けてロノウェはベアトリーチェの非を謝罪し、彼女のゲーム復帰を認めてくれるようメタ戦人に懇願するが、メタ戦人は頑なにこれを拒む。&br;その後ワルギリアが師匠として謝罪し、本人にも謝罪させるので聞いてくれるよう頼むと、メタ戦人はしぶしぶこれに応じる。&br;ロノウェに呼ばれたベアトリーチェが姿を現し、メタ戦人と向かい合う。&br;ワルギリアに促され、ベアトリーチェは何か言おうとするがなかなか言葉が出てこない。|
|CENTER:ホール|CENTER:|&color(orange){絵羽 譲治 戦人 南條};&br;3人の遺体を発見後、悲しみに暮れる戦人ら4人。&br;南條は”おそらく彼らは即死だっただろう”と言うが、絵羽は”もっと早く来ていれば救えたに違いない”と反論する。&br;※南條は、即死であろうと言うのみで3人の死因については語っていない。&br;涙を流しつつも戦人が、紗音に続き秀吉を失った譲治の心中を慮る発言をすると、涙を堪えていた譲治も泣き出し、2人はしばし抱き合って号泣する。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){メタ戦人 ベアトリーチェ ワルギリア ロノウェ};&br;(上記シーンを受け)メタ戦人はベアトリーチェに対し”何故譲治が一番辛いと言ったか分かるか”と言うと、これまでの彼女の行動に言及して”命の重みと、命を失った時の悲しみを知らない者を対戦相手として認めるわけにはいかない”と捲し立てる。&br;ワルギリアはこの言に同意し、”自分はそうならないために「無限の魔法」の高みに敢えて至らなかったのだ”と語る。&br;”何故「無限の魔法」なんてものが存在するのか”と問うメタ戦人に対し、ワルギリアが「魔法は全て、人の世に幸福をもたらすために存在する」のだと答えると、メタ戦人は”ならばベアトリーチェは魔女失格だ”と切り捨てる。&br;メタ戦人は、魔女でない者に対戦相手たる資格はないとして、「本当の魔女」になって出直してこいとベアトリーチェに告げ、ゲームはそれまで対局者不在のまま進行させることになる。&br;これを承知したベアトリーチェはゆっくり考えたいと言って退出を申し出る。&br;ショボくれた様子の彼女に対しメタ戦人が”自分からゲームを降りることはない。ベアトリーチェが戻ってくるのを待っている”との言葉をかけると、ベアトリーチェは礼を言って退出する。|
|>|>|CENTER:BGCOLOR(#cc9900):COLOR(#000000):ここで、時間経過あり(どの程度かは不明)。|
|CENTER:ゲストハウス&br;1Fロビー|CENTER:|&color(orange){蔵臼 夏妃 絵羽};&br;その後、残された7人が篭城するゲストハウス内。&br;冒頭で、①留弗夫らが持っていた2挺の銃と1本のマスターキーは犯人に奪われたらしいこと、及び②これを受け、ゲストハウスの外に通じる扉全てにチェーンをかけた上、什器で塞いだということが語られる。&br;説明後、(場所は1Fとしか書かれていないが、その後の記述によればおそらくロビーで)蔵臼、夏妃、絵羽の会話シーン。絵羽はまだ熱があるらしい。&br;その後の説明で、万一に備え彼ら3人は1Fに陣取ることとし、安全確保のため子どもたちと客である南條は2Fに行かせ、1Fに降りてくることを禁じたとの事情が語られる。&br;(戦人と譲治は、自分たちも1F組に入って万一の時は戦うと抗弁したが(朱志香も主張したかは不明)、絵羽により一蹴されたとのこと)|
|CENTER:ゲストハウス&br;2Fいとこ部屋&br;～廊下|CENTER:16:00&br;～17:00&br;くらい?|&color(orange){朱志香 譲治 戦人 南條 (ベアトリーチェ)};&br;一方、2Fいとこ部屋では、子どもたち3人がテレビを付けっぱなしにしたまま放心している。&br;(2Fに追いやられた後しばらくは南條もいたそうだが、その後自室へ戻ったとのこと)&br;譲治が紗音と一緒に撮った写真を見ながら悲しみに沈んでいると、戦人が”何故人が死ぬということはこんなにも悲しいのか”と呟き、それを切欠に3人の会話が始まる。&br;”金蔵は愛人を失ったことからオカルト趣味に走り、死者を蘇らせる研究に人生を捧げるようになった”との噂に話が及ぶと、譲治は興奮気味に金蔵の気持ちが理解出来るというような発言をする。&br;この発言を受け戦人と朱志香が黙ってしまうと、沈黙に耐えられなくなった譲治はコーヒーを淹れてくると言って部屋を出る。&br;部屋を出た譲治は南條の部屋にコーヒーは要らないかと聞きに行き、南條は要らないと答える。&br;その後廊下にて紗音に思いを馳せた後、譲治は死者復活の奇跡を信じるような独り言を口にし、魔女に紗音の復活を願う。&br;いとこ部屋からずっと子どもたちの会話を聞いていたらしいベアトリーチェ(おそらく姿はない?)は譲治の心の声?を聞くと、死者復活のための魔法的手段を思案した後、譲治の心に?話しかける。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:ゲストハウス&br;2F廊下?&br;～屋外?&br;(メタ視含む?)|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:～17:44|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){譲治 ベアトリーチェ エヴァ・ベアトリーチェ&br;ロノウェ ルシファー シエスタ45 シエスタ410};&br;ベアトリーチェの呼びかけに答えた譲治は、本当に魔女ベアトリーチェなのかと問う。&br;ベアトリーチェが”自分が「黄金の魔女」ベアトリーチェである”と答えると、譲治は彼女に紗音の復活を嘆願する。&br;※「黄金の魔女」の称号はすでに継承して失ったはずだが、ここでは自称している。&br;彼女は譲治の願いを対価無しで叶えてやると答えるが、魔力不足のためそれには譲治の協力が必要なのだという。&br;紗音のためなら何でもすると応じたところで譲治は覚醒し、「夢の中の魔女」がまだそこにいるのを目にする。&br;※「覚醒」の他「廊下の窓辺でマグカップを持ったまま、ずっと放心していたのだ」等の記述から、このシーンのここまでの描写は精神世界(若しくはメタ視世界?)の会話であった模様。&br;魔女を目にして驚く譲治(ここで彼はマグカップを床に置く)を静かにさせると(「他のニンゲンまで現れたら姿を保ち切れ」ない為らしい)、ベアトリーチェは「紗音の眠る客室」に行くので付いてこいと言う。&br;譲治が1Fには降りられないと言うと、彼女は黄金蝶を出して窓の鍵を開け、ふわりと浮き上がる。&br;これを見た譲治が自分も飛べると信じると、彼も宙に浮き上がり、ベアトリーチェを驚かせる。&br;”あるがままを受け入れ、魔法を否定しない”との助言を受けた後、譲治はベアトリーチェと共に「風雨の空へ飛び立つ」。&br;飛び立った2人はやがて薔薇庭園上空に至り、目的地である屋敷を視界に捉える。&br;一方その頃、別の場所(背景画像を見る限り屋外)でゲストハウスを凝視しているエヴァ・ベアトリーチェと「家具」たち。&br;姉妹兵たちが1Fロビーに「標的2名と右代宮絵羽を補足」し、これを報告するとエヴァ・ベアトリーチェは攻撃準備を命じる(絵羽が去らないと攻撃は出来ないらしい)。&br;今回も死体を弄ぶと明言し、これについて文句を付けないようロノウェに約束させたところで、エヴァ・ベアトリーチェは「何かに気付く」。&br;彼女は「家具」たちに、何か気配を感じなかったかと尋ねるが、姉妹兵の2人はゲストハウスを観測していたため気付かなかったと答える。&br;ロノウェは返答に一瞬躊躇したルシファーとアイコンタクトを交すと、”愚鈍な「中古家具」ゆえ”自分たち2人も気付かなかったと答える。&br;この返答に一応納得した様子を見せながらも、エヴァ・ベアトリーチェは釈然としない気持ちで気配の消えていった薔薇庭園の方角を凝視する。|
|>|CENTER:BGCOLOR(#774444):17:44|CENTER:BGCOLOR(#774444):鏡が割れるエフェクト|

-BGM:''mind''(錯乱絵羽．何人か屋敷へ)／''Voiceless''(ロノウェ降りる　ベアト来る)／''moon''(譲治と戦人の悲しみ)／''Melting away''(ベアトの試練)／''隣死''(篭城)／''Fortitude ''(紗音との思い出)／''far''(達観しても悲しむ)／''Worldend''(金蔵の愛と生涯)／''moon''(ベアト決心)／''Haruka''(譲治を連れて空中へ)／''stupefaction''(エヴァがシエスタに命令)
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*本当の魔法 [#chapter-3-16]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:ゲストハウス&br;1Fロビー|CENTER:17:44～|&color(orange){蔵臼 夏妃 絵羽};&br;ロビーに陣取り続けるも、寝不足もあり疲労の色が濃くなってきている蔵臼ら3人。&br;蔵臼と夏妃は体調の悪い絵羽を気遣って彼女に休むよう言うが、意地になり気が立っている様子の絵羽は聞く耳を待たない。&br;頑なに休むことを固辞しつつも、その後すぐに眠気に挫けそうになる絵羽。|
|CENTER:メタ視世界&br;(絵羽の夢?)|CENTER:|&color(orange){絵羽 エヴァ・ベアトリーチェ};&br;朦朧とした意識の中、秀吉を失った悲しみに囚われる絵羽は”自分は間違っていた”とエヴァ・ベアトリーチェに語りかける。&br;エヴァ・ベアトリーチェが発言の意味を尋ねると、絵羽は”黄金を独占したいという誘惑に負け、あなたを生み出してしまった”ことが過ちだったと答える。&br;”ならば自分が5人を殺したのも絵羽の責任だ”とエヴァ・ベアトリーチェが返すと、絵羽は”何故、秀吉まで殺したのか”と言って彼女を罵った後、”自分の前から消えろ”と言い放つ。&br;この物言いに癇癪を起こしたエヴァ・ベアトリーチェは、捨て台詞を残して姿を消す。&br;その後絵羽は、自分が殺人を犯したのかと自問する。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:ゲストハウス&br;1Fロビー&br;/屋外|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){蔵臼 夏妃 絵羽 エヴァ・ベアトリーチェ&br;シエスタ45 シエスタ410};&br;半分眠りこけていた絵羽が咳き込みながら覚醒し、蔵臼と夏妃は彼女を気遣う。&br;絵羽は大丈夫だと応じてよろよろと立ち上がると、顔を洗ってくると言って化粧室へ向かう。&br;絵羽の退出後、蔵臼と夏妃は、兄弟たちと蔵臼の関係について会話。&br;会話の中、蔵臼が「絵羽は生涯、私を憎み続けるだろう」「もちろん、許さなくていい」と言ったところで、(背景画像を見る限り屋外で)エヴァ・ベアトリーチェは姉妹兵に蔵臼と夏妃への攻撃を命じる。&br;姉妹兵が弦を放つと、「黄金の蛇(矢?)」はゲストハウス玄関扉の鍵穴を抜け、更に廊下を通ってロビー扉の鍵穴を抜ける。&br;蔵臼は「扉の鍵穴が一瞬、金色に輝いたような気が」して、何かと目を細めるが、同時に襲い掛かってきた「黄金の蛇」に首に巻き付かれてしまう。&br;「黄金の蛇」は蔵臼の首を締め上げながら更に伸び、夏妃の首も締め上げる。&br;姉妹兵による「命中及び死亡確認」の後、「黄金の蛇」は2人の死体を「廊下への扉をすり抜けて」引き摺り、ゲストハウス外へ引っ張り出す。&br;※壁をすり抜けられるのに何故鍵穴から侵入するのか、及び外への壁もすり抜けたのかは不明。&br;その後、絵羽が「化粧室から」ロビーに戻って来て蔵臼と夏妃の不在に気付く。&br;絵羽はソファーがまだ温かいことを確認すると、「見回りにでも行っているのかもしれない」と、さほど心配した様子も見せず彼らの帰りを待つことにする。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:屋敷&br;客間|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){譲治 紗音? ベアトリーチェ (ワルギリア)}; ワルギリアは回想中?のみ&br;(おそらく、現場保存されていた1Fの)客間にて、ベアトリーチェの指示(声をかけたり手で触れることを禁止)の下、紗音の遺体?脇に跪き、「心の声」で紗音?に呼びかける譲治。&br;※ここが件の客間ならば、玄関等の施錠状況にかかわらず容易に(留弗夫が破った)窓から侵入可能と思われるが、2人の侵入経路は不明。&br;譲治の力を借りつつ反魂魔法の詠唱?を続けるベアトリーチェは彼の力に驚き、敬意を表すと共に「無限の魔法の意味」を思い出す。&br;その瞬間「全ての魔法抵抗が失われ、譲治の膨大な想いの力が完全な形で魔力に変換され」たところで、突然ベアトリーチェの?回想シーン?へ。&br;[回想?ここから]&br;「私」により、(EP3冒頭シーンの?)「幼い私」が割ってしまった壺の話が語られる。&br;この昔話?は壺が命に置き換わるような流れで語られ、その中で”失われた命を哀れむと共に、失わせた自らに恐怖”して泣く「私」は、「たったひとつの命が失われただけで、世界中はこんなにも悲しみに染まる」ことにも恐怖して更に泣く。&br;すると、泣いている「私」の前にベアトリーチェ(=ワルギリア)が現れ、「ならばお嬢様。この壷を、魔法で蘇らせましょう」と言って「私と一緒にお唄を詠いましょう」と誘う。&br;[回想?ここまで]&br;(回想シーン?を受けるような形で)ベアトリーチェが「お唄」を詠うと、魔法的描写?の後、紗音?の瞼がゆっくりと開き出す。&br;復活した紗音?と譲治は会話した後抱き合い(薬指に婚約指輪有り)、2人は「恩人」であるベアトリーチェに感謝する。&br;これに対しベアトリーチェは”紗音を蘇らせたのは譲治の魔法だ”と謙遜するも、体力を消耗し疲労を隠せない様子。&br;やがて壁にもたれて座り込んでしまったベアトリーチェは、「モノを殺すこと」の意味を再?認識する。|
|CENTER:メタ視世界&br;(客間?)|CENTER:|&color(orange){ベアトリーチェ ワルギリア };&br;”ようやく魔法の使い方を思い出したか”とベアトリーチェに声をかけるワルギリア。&br;これに恥ずかしげに?応じた後、ベアトリーチェは心地よい虚脱感の中、抱き合う譲治と紗音?を見つめる。&br;(ここの会話で、死んだはずのワルギリアが現れることが出来るのは、ベアトリーチェが「生かして」いるからだということが語られる)|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:再び客間&br;/薔薇庭園|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){譲治 紗音? ベアトリーチェ ワルギリア&br;エヴァ・ベアトリーチェ ロノウェ シエスタ45 シエスタ410};&br;譲治らを眺め「愛、かァ。……………勝てねぇなァ…。」と呟くベアトリーチェ。&br;その時、姉妹兵が放った「黄金の蛇」が薔薇庭園方面から飛んできて、玄関を通過した後、客間の鍵穴から侵入してくる。&br;疲弊しきったベアトリーチェはこれに気付けず?、抱き合う譲治と紗音?は「黄金の蛇」に心臓を撃ち抜かれてしまう(何故か紗音?の「胸の穴」は更にもう一度貫かれる)。&br;譲治がベアトリーチェに感謝の言葉をかけた後絶命すると(紗音?の方は生死の言及無し)、「黄金の蛇」は2人を縫い付けたままベアトリーチェに照準を合わせる。&br;ベアトリーチェが死を覚悟した瞬間、ワルギリアが現れて彼女の前に立ちはだかり、「魔法欺瞞紙」を使って?客間を黄金の吹雪で満たす。&br;ワルギリアはベアトリーチェに今の内に逃げろと言うと、「狙った獲物を逃さない」「黄金の蛇」に心臓を撃ち抜かれて姿を消す。&br;その隙に、ベアトリーチェは魔力の痕跡を消しつつ黄金蝶となって壁をすり抜け、屋外へと逃げ果せる。&br;ベアトリーチェは、譲治らの逢瀬を奪ったエヴァ・ベアトリーチェに憤ると共に、かつての自分を嫌悪する。&br;(背景画像を見る限り薔薇庭園で)姉妹兵はエヴァ・ベアトリーチェに、ベアトリーチェを撃破したとの報告をする。&br;エヴァ・ベアトリーチェは狂喜して”文句はないな”とロノウェに確認し、ロノウェは「ございませんとも」と答える。|
|CENTER:ゲストハウス&br;1F/2F|CENTER:～18:03|&color(orange){朱志香 絵羽 戦人 南條};&br;冒頭、(明示されていないが戦人らに)”譲治が1Fへ行ったはずだ”とのことを聞いた絵羽が、驚いた様子でそんな事実は知らないと言い出す。&br;戦人と朱志香は”譲治は「4時か5時くらい」に降りていったはずだ”と説明する(その後戦人と朱志香は居眠りしていたそうである)。&br;南條も、その頃に譲治がもコーヒーのお代りはいらないかと聞きに来たと言ってこれに同意する。&br;その後、戦人による状況説明。&br;[以下箇条書き]&br;(特に明示されていないが、譲治の件より先に)絵羽が、しばらく蔵臼と夏妃を待った後に?彼らの失踪に気付く。&br;1Fにも2Fにも戸締まりが破られているところはない上、「全ての扉や窓について、その構造上、外からは掛けられない形の鍵を有している」にもかかわらず、2人の姿は見あたらない。&br;(おそらく上記の会話後)更に譲治の失踪も判明すると、絵羽と朱志香は消えた家族を捜してゲストハウス中を駆け回り始める。&br;(その後一同は、ゲストハウス中を”徹底的に探した”ようである)&br;[説明ここまで]&br;その後南條と共に2Fにいる戦人は、譲治が”紗音の死に顔が見たい”と言っていたことを思い出し、彼は屋敷へ行ったのではないかと考える。&br;既にゲストハウスに篭城することが安全とも言えない状況なので、彼らを捜しに出るのも良いだろうと考えた後、戦人はゲストハウスが密室であることについて(南條と)話し始める。&br;戦人は、”徹底的に探し回ったにもかかわらず、誰かが隠れている痕跡すらないので「ほぼ間違いなく、彼ら3人はゲストハウスの外へは連れ出されている」”との考えを南條に告げる。&br;(戦人の台詞は無いが、南條がこれを受けた発言をしている)&br;南條が隠し扉でもあるのだろうかと返すと、戦人は「もっとシンプルな可能性」もあると言って窓を調べ始め、開閉時に音がしない窓があることを示す。&br;”このような窓が1Fにもあれば、気付かれずに外に出ることは可能だ”という戦人に対し、南條は”出ることはできても施錠は不可能だ”と指摘する。&br;この指摘に対し戦人は、(廊下側から)そのまま窓を施錠して見せ「中の人間が鍵を閉めれば、こんな密室は朝飯前だ」と返し、それが可能なのは南條と絵羽しかいないことを示す。&br;※朱志香は終始戦人と一緒にいた(居眠りしていたそうなので事実かは不明)ため除外されている。&br;南條が”誓ってそんなことはしていない”と否定すると、戦人は”(生存者の人数的に)実は自分もこの説には自信が持てない”と明かして南條に意見を求める。&br;南條は躊躇いつつも、戦人に促されて”やはり魔女の仕業ではないか”と答えるが、戦人は馬鹿馬鹿しいと切り捨てる。&br;会話後、戦人と南條が1Fに降りると、絵羽と朱志香が”3人を探しに外に出よう”と気炎を上げている。&br;絵羽は、戦人と南條は残るよう言うが、戦人は自分も行くと言い、これを受け南條も同行を申し出る。&br;先頭に銃を構えた絵羽、続いて朱志香、殿に戦人と南條という隊列で4人はゲストハウスの玄関を出る。&br;※銃が全部で4挺だとしても、失われた2挺と絵羽所有の1挺の他、(蔵臼らと共に失われたということがなければ)ゲストハウス内に?もう1挺銃があると思われるが、絵羽以外誰も持っていない様子。|
|>|CENTER:BGCOLOR(#774444):18:03|CENTER:BGCOLOR(#774444):鏡が割れるエフェクト|
-BGM:''旋律(inst.ver)''(絵羽とエヴァの訣別)／''Fortitude ''(蔵臼の悔恨)／''月うさぎの舞踏''(シエスタ姉妹)／''dead angle''(譲治の愛の力)／''白日夢の果て''(ベアト回想)／''soul of soul''(紗音復活)／''nighteyes''(シエスタ姉妹．激怒のベアト)／''ロウソクたちが踊る''(エヴァ哄笑)／''rhythm-changer''(生き残り達が集まる)／''Closed My Heart ''(不在者を探しに外へ)
~

*魔女法廷 [#chapter-3-17]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:薔薇庭園&br;東屋&br;～屋敷|CENTER:18:03～|&color(orange){朱志香 絵羽 戦人 南條};&br;薔薇庭園中央(楼座親子が遺棄された場所)を確認した後、朱志香は東屋にて蔵臼と夏妃の遺体を発見する。&br;※ここで、蔵臼と夏妃は死亡扱いとなる。&br;蔵臼の太股付近、夏妃のふくらはぎ付近には例の杭が打ち込まれているが、南條によれば2人の死因は絞殺とのこと。&br;2人の遺体から杭を抜き取り、”犯人を殺してやる”と憤る朱志香。&br;※抜き取った杭をその後どうしたかは不明。&br;絵羽は朱志香らに「ここにいたければいるといい」と告げると、譲治を捜しに屋敷へ向かうと言って一人東屋を飛び出していく。&br;その後、朱志香が立ち上がると、3人は先行した絵羽を追って屋敷へ向かう。&br;やがて3人は屋敷玄関前で解錠に手間取る絵羽に合流。絵羽が玄関を(おそらくマスターキーで)解錠する。|
|CENTER:屋敷&br;玄関&br;～客間|CENTER:|&color(orange){朱志香 絵羽 戦人 南條};&br;屋敷に侵入した戦人は「祖父さまの焼け焦げた臭いだけじゃない」と思わせる異臭に仰け反る。&br;絵羽は一人?異臭にも怯まず、譲治の名を叫びながら屋敷に踏み入っていく。&br;※遺体発見者の一人であるはずの戦人が「ホールには、親父たちの遺体があるという」「死に顔を拝みたいと思ったが」と語っているのはここ。&br;※※後のパッチver1.023にて、上記の２文章が消去されている。作者のミスだった模様。&br;絵羽に習って3人が譲治の名を呼んだところで、絵羽が(おそらく件の1Fの)客間の扉前で足を止めて南條を呼ぶ。&br;南條らがやって来て扉を見ると、そこには例の魔法陣に加え、(おそらく同じ塗料でその上辺りに)「07151129」という数字が書かれている。&br;絵羽も南條もこんなものはなかったと言い、戦人によれば塗料の乾き具合等から「明らかについ最近、記されたもの」であるという。&br;この数字について、南條は魔方陣かもしれないと言い、絵羽は”意味など無い”と吐き捨てる朱志香に同意しつつも、数字をメモする。&br;更に戦人が自分の誕生日(7/15)に言及して日付説を展開するが、誰も11/29生まれの人物には心当たりがないということで数字話は終息する。&br;その後、絵羽がマスターキーで客間の扉を解錠。&br;絵羽が悲鳴を上げながら駆け込み、一同は室内に紗音の遺体と共に胸を赤く染めて倒れている譲治を発見する。&br;※ここで、譲治が死亡扱いとなる。&br;南條が譲治の脈を調べ、無言でその死亡を告げると、絵羽は譲治に取り縋って泣き叫び始める。&br;脱力した戦人は、ソファーに座ってしばし物思いに沈む。&br;物思いに沈み寝惚けていた戦人がふと気付くと、南條が制止する中、朱志香が絵羽に掴みかかっている。&br;朱志香は”絵羽が両親を殺した”と、絵羽は”2F組は?譲治が抜け出したのを知っていただろう”とそれぞれ言い合い、南條は”全ては魔女のせいだ”と言って2人を止めようとする。&br;なおも戦人が寝惚けていると、突然銃声が響く。&br;銃声で覚醒した戦人は、絵羽の持つ銃から紫煙が立ち上り、朱志香が両目を覆って床を転げ回っているのを目にする。&br;南條は朱志香の手当をすると言い、なおも絵羽を親の敵と罵る朱志香を使用人室へ連れて行く。&br;一方絵羽は動揺した様子で”自分は悪くない。誰が譲治を殺した”などと喚きながら一人廊下を駆け出していく。&br;これを見た戦人は、一人になるのは危険だと言って絵羽を追い駆ける。|
|CENTER:使用人室&br;/廊下|CENTER:|&color(orange){朱志香 南條 エヴァ・ベアトリーチェ};&br;南條の治療により朱志香の両目は包帯で覆われ、彼女は完全に視界を失う。&br;南條は”これは事故だった”と未だ怒りの収まらない朱志香を宥めるが、朱志香は”絵羽が皆を殺した”と言って聞く耳を持たない。&br;その後、喋れば喋るほど傷が痛むことに気付いた朱志香は、取り敢ず落ち着きを取り戻す。&br;ここで一息ついた南條は、駆け出していった2人が戻って来ていないかと廊下に顔を出し、エヴァ・ベアトリーチェに?遭遇する。&br;彼女に”視力を失うと反魔法力も対魔法抵抗力もゼロになる””つまりあんた(南條)は孤立した”と言われるも、南條は彼女が誰で何を言っているのか理解出来ず困惑する。&br;目の見えない朱志香は南條の声を聞いて異常を察し、彼に呼びかけるが返事はない。&br;”病弱の孫がいるのでここでは死ねない”と命乞いする南條の声が聞こえ、朱志香は彼が命を脅かされていることを悟る。&br;※朱志香が台詞まで聞き取っていたかは一応不明。&br;第九の晩の文句を口にしてエヴァ・ベアトリーチェが黄金杖を南條に向けると、杖は鋭く尖って伸び、南條の額に突き刺さる。&br;※ここで、南條は死亡扱いとなる。&br;目が見えないながらも南條の絶命を察知した朱志香は、”南條の死体を弄んだ後、次はお前を殺す”という廊下からの声に戦慄する。&br;廊下から室内を覗き込むエヴァ・ベアトリーチェ?は、何とかして逃れようと這い回る朱志香を嘲笑う。&br;※朱志香がそのような気配を感じたと言うだけなので、実際に廊下から覗き込んでいるのかは一応不明。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:屋敷&br;廊下|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){ベアトリーチェ ロノウェ};&br;上記シーンの光景を廊下の角から窺う1匹の黄金蝶(=ベアトリーチェ)。&br;ベアトリーチェが人型に姿を変えると、その隣にロノウェが現れ「朱志香も生き残れはしないでしょう」と彼女に語りかける。&br;ベアトリーチェは朱志香の恋心を弄んだ過去?を恥じると共に、(メタ)戦人に認められる本当の魔女になるため朱志香を救うと言い出す。&br;ロノウェは危険だと忠告するが、ベアトリーチェは朱志香の「想いの力」で嘉音を復活させると言って譲らない。&br;”立場上どうなっても助けることは出来ない”と言うロノウェに別れを告げたベアトリーチェは、(具体的な描写はないがおそらく)反魂魔法?を行使する。|
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:使用人室&br;～客間&br;/廊下|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){朱志香 嘉音の魂? ベアトリーチェ エヴァ・ベアトリーチェ ロノウェ};&br;蘇った嘉音の魂?(以降、嘉音?とする)が、助けを呼ぶ朱志香に語りかける。&br;驚く朱志香が”生きていたのか”と尋ねると、嘉音?は”死んでいるが、魔女が朱志香を助ける時間をくれたのだ”と答えると共に”心を落ち着ければ自分の姿が見える”と告げる。&br;その言葉に従い心を落ち着けた朱志香は、自分の正面に嘉音が「確かにいてくれるのを感じ」る。&br;嘉音?は、自分に触れることを禁じた後”この部屋から逃げ出して隠れなければならない”と言って朱志香を誘導し始める。&br;移動を始めたところで朱志香が”こんなに喋って気付かれないのか?”と尋ねると、嘉音?は「隠密の結界」(例の「気配を殺せる」能力のことか?)を張っているので大丈夫だと答える。&br;使用人室を出るところで更に朱志香が”安全な場所へ辿り着いたら嘉音は帰ってしまうのか”と言って駄々をこね始めると、嘉音?は一秒でも長く朱志香の側にいて「お話」をすると言って説得する。&br;朱志香を導き使用人室を抜け出した嘉音?は「南條の死体を残酷に見下ろす魔女の姿」のすぐ脇を通ったところで、魔女の後ろに控えるロノウェと「目が合っ」てしまうが(魂にも目がある?)、ロノウェは彼ら?を見逃す。&br;その後「ロノウェが後ろ手に組む指から、1匹の小さな黄金蝶が現れ」嘉音の魂?を先導するように飛び立ち、この蝶の先導の下、朱志香(と嘉音?)は客間に辿り着く。&br;嘉音?が朱志香をカーテンの中に隠すと言ったところで、「私も昔、よくそこに隠れたもんだぜ」と言いつつベアトリーチェが「薄っすらとした姿」を現わす。&br;※この発言の真偽、及び「そこ」がカーテン一般を指すのか、この屋敷(若しくはこの部屋)のカーテンを指すのかは不明。&br;嘉音?にベアトリーチェを紹介された朱志香が彼女に礼を言うと、嘉音?も”今のあなたは良き魔女だ”と言って感謝する。&br;会話後ベアトリーチェは2人?に別れを告げて退出する。&br;客間を出たベアトリーチェは、「最後の魔力の全てを振り絞って」客間の扉の封印したところで「残酷な魔女の家具(=姉妹兵)」に探知されたことに気付く。&br;(使用人室前で?)姉妹兵の報告を受けたエヴァ・ベアトリーチェは急所を外してベアトリーチェを攻撃するよう命令。姉妹兵の放った「黄金の蛇」がベアトリーチェの胸を貫く。&br;胸を貫かれたベアトリーチェの前に、エヴァ・ベアトリーチェが「家具たち」と共に姿を現し”心変わりして「生温いこと」を始めた理由”をベアトリーチェに尋ねる。&br;ベアトリーチェは姉妹兵による拷問を加えられてもまともに返答せず、エヴァ・ベアトリーチェを挑発し続ける。&br;やがてエヴァ・ベアトリーチェは”もう飽きたからあんたを殺して客間を開き、朱志香らも殺す”と言って、姉妹兵にベアトリーチェの殺害を命じる。&br;ベアトリーチェは姉妹兵に心臓を貫かれるも何故か死なず”「客間の二人の逢瀬は、短い時間のものだ」から許してやってくれ”とエヴァ・ベアトリーチェに懇願する。&br;エヴァ・ベアトリーチェはこれを聞き入れず更に攻撃を続けさせるが、「心臓を内側から爆破」されてもベアトリーチェは死なない。&br;その後、ベアトリーチェの「真の無限の力」に恐れ戦くエヴァ・ベアトリーチェらに、ロノウェが”何人たりとも彼女の心臓は打ち抜けない”と忠告したところで、嘉音?がベアトリーチェの背後に現れ”もう大丈夫だ”と言って感謝の言葉を述べる。&br;先代を「ベアトリーチェ」と呼ぶ嘉音?に対し、エヴァ・ベアトリーチェは”それは自分の名前だ”と主張するが、嘉音?のみならずロノウェまでもが”今や先代はあなただ”と言ってこれを否定する。&br;嘉音?はベアトリーチェに別れを告げた後、姿が薄れていき虚空に消え、ベアトリーチェは「線香の煙のように儚く薄い姿」となって床に倒れる。&br;エヴァ・ベアトリーチェは倒れているベアトリーチェを罵り、挑発するが、彼女は何も答えずに「口を緩やかに曲げて」笑う。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){秀吉？ (絵羽?) メタ戦人 ベアトリーチェ ワルギリア&br;エヴァ・ベアトリーチェ ロノウェ&br;シエスタ45 シエスタ410};&br;苦しげな様子のベアトリーチェのもとにメタ戦人がやって来る。&br;”自分は「本当の魔女」になって対戦相手の資格が得られたのか”と問うベアトリーチェに対し、メタ戦人は淡泊に「駄目だな」と言い放つ。&br;更にメタ戦人が「お前は俺の対戦相手じゃない」と言ったところで、(エヴァ・ベアトリーチェが現実世界?でベアトリーチェの心臓を踏み潰そうとしたところでメタ視世界に飲み込まれる?という描写の後)エヴァ・ベアトリーチェ(と姉妹兵)が現れる。&br;メタ戦人に”自分の対戦相手はお前だ。席に着け”と言われるも、状況が理解出来ない様子のエヴァ・ベアトリーチェは姉妹兵にメタ戦人への攻撃を命じる。&br;メタ戦人は姉妹兵の攻撃を「エンドレスナイン」の抵抗力だけで弾くと、「雑魚は下がっていろ」と言って姉妹兵を下がらせる。&br;メタ戦人(とワルギリア?)は、更にベアトリーチェを下がらせた後、ロノウェにルール説明を受けたらしいエヴァ・ベアトリーチェを相手にゲームを開始する。&br;&br;[第二の晩]&br;メタ戦人側の初手「絵羽犯人説」を受け、エヴァ・ベアトリーチェは秀吉?を「証人喚問」。&br;秀吉?は”自分は部屋でずっと絵羽の看病をしていた。絵羽は部屋を出ていない”と絵羽のアリバイを証言。&br;※メタ戦人によれば「証人」は「こちら側の状況は見えていないようで」ある。&br;メタ戦人側はこの証言を赤で復唱するよう要求。秀吉?は「わしはずっと部屋におったで。事件の前後の時間帯は全てや」と赤で証言する。&br;※くどいようだが、証人の赤字発言の真偽は一応不明。&br;この発言の穴を付き、メタ戦人側は更に「赤で“絵羽伯母さんは部屋から一歩も出ていない”と宣言してみろ」と迫りチェックメイト。&br;エヴァ・ベアトリーチェはリザインする。&br;&br;[第四～第六の晩]&br;メタ戦人側はここでも「絵羽犯人説」を主張し、一人で部屋で寝ていたという絵羽のアリバイを赤字で証明するよう要求する。&br;エヴァ・ベアトリーチェは赤字発言を拒否し、絵羽がどのようにして3人を殺したのか説明しろと切り返す。&br;※ここでエヴァ・ベアトリーチェは「凶器の杭でどうやって(殺したのか)?」と発言しているが、3人の死因はここまで語られていない。&br;メタ戦人は”たとえ説明出来ずとも「悪魔の証明」により未知の凶器及び殺害方法の存在は否定されない”として説明を拒否。&br;エヴァ・ベアトリーチェはそんな暴論は通らないと反論するが、ロノウェとワルギリアは「悪魔の証明」を有効と判定する。&br;※特に明示されていないが、メタ戦人側に付くワルギリアに対応して、エヴァ・ベアトリーチェ側にはロノウェが付いており、この2人が審判役を務める形になっている様子。ただしロノウェはルール説明以外ほぼ何もしていない上、その後ベアトリーチェを通してメタ戦人側に助言までしている為、実質3(or4)対1の戦いになっている。&br;更にメタ戦人は”絵羽は部屋から一歩も出ていない”と赤で言ってみろと畳み掛けてチェックメイト。エヴァ・ベアトリーチェはリザインする。&br;&br;[第七～第八の晩]※ここの攻防は要約のみで済まされている。&br;メタ戦人側は「絵羽犯人説」を継続して主張。&br;「当時の絵羽」(おそらく「証人喚問」された絵羽)は「化粧室に行っている間に彼ら(蔵臼夫妻)が失踪した」と主張するが何の裏付けもなく、エヴァ・ベアトリーチェも赤字でこれを復唱出来ない。&br;エヴァ・ベアトリーチェは前回同様、絵羽が単独で2人を「同時に絞殺」した方法の説明を求めるも、再度「悪魔の証明」で切り返されてしまう。&br;(詳細不明だが)その後エヴァ・ベアトリーチェは三度目のリザインを喫する。&br;&br;[再び第四～第六の晩：霧江の行動について]&br;ゲームのコツが分かってきたというエヴァ・ベアトリーチェが、今度は自分から仕掛けると言って第四～第六の晩を再構築。霧江を「ピックアップ」する。&br;エヴァ・ベアトリーチェは赤字を交えて”霧江が「食料はいらない」「ゲストハウスから出るべきではない」と考えていたにもかかわらず、自ら「食料を取りにゲストハウスを出よう」と提案したこと”を示し、”この矛盾(若しくは心変わり)は自分が魔法で作り出した”と主張する。&br;メタ戦人は「そんな魔法、あるわけがねぇ」と反論するが、「悪魔の証明」で切り返されてしまう。&br;ワルギリアが”心変わりの理由を客観的に示さなければならない”との助言をメタ戦人に与えると、エヴァ・ベアトリーチェは更に赤字で「その心変わりの理由は、誰にも語られておらず、また記されてもいない」と畳み掛け、メタ戦人にリザインを迫る。&br;ここで、ロノウェ(とワルギリア)がベアトリーチェに対し「切り返す方法」の存在を仄めかすが、ロノウェは「お嬢様の得意な手だったような気もします」と言うのみで明言せず、ワルギリアも”自分で考えろ”と突き放す。&br;その後「制限時間」(そんなルールもあったらしい)が近づくも受け手を返せないメタ戦人側がリザインしかけたところで、ベアトリーチェが”反撃の手はある”と言って人間側に参戦し?待ったをかける。&br;ベアトリーチェは”霧江は食料以外の目的があって外へ出たのだ”として、それを証明する為「死体の検証」を求める。&br;魔女側がこれを認め、ワルギリアが現場(ホール)を再構築すると、ベアトリーチェは霧江の遺体を調べ始める。&br;検証の結果、ベアトリーチェは遺体から[ハンカチ 化粧紙 自宅の鍵 航空券の半券 ライター 煙草の吸殻 百円玉1枚]を発見するが、反論の一手は出てこない。&br;エヴァ・ベアトリーチェが勝ち誇ってリザインを迫る中、”霧江は煙草を吸わない上、これは留弗夫の吸う銘柄でもない”と言って吸殻に注目し出したメタ戦人は、ベアトリーチェに留弗夫と秀吉の遺体を調べさせてそれぞれから煙草を入手する。&br;霧江が所持していた吸殻が秀吉の吸う銘柄と一致することが確認されると、メタ戦人は”この吸殻こそ霧江がゲストハウスを出た理由だ”と言い出す。&br;その後メタ戦人はワルギリアに”第二の晩の事件発覚後のゲストハウス”を再構築させ、秀吉のいた客室に灰皿が置かれていたことを指摘。”大の嫌煙家である絵羽が寝込んでいる前で秀吉が喫煙したはずがない”として「この吸殻は絵羽伯母さんたちが休んだ部屋の灰皿で揉み消された」の赤字復唱を要求する。&br;エヴァ・ベアトリーチェがこれを拒否すると、メタ戦人は”この吸殻から、秀吉が絵羽のアリバイを偽装していることに気付いた霧江は、彼を隔離して問い詰めるために外出した”と主張すると共に「右代宮絵羽は、(その時一歩も)部屋を出ていない」を赤字復唱してみろと迫る。&br;この差し手を撃退出来ないことを認めたエヴァ・ベアトリーチェは、”だが魔法と魔女の存在が否定されたわけではない”として南條殺害について赤字で語り始める。|
|CENTER:客間&br;/廊下|CENTER:|&color(orange){絵羽　戦人};&br;絵羽と戦人が使用人室前廊下で南條の死体を発見。朱志香を探して客間前の廊下へと駆けて来る。|
|CENTER:メタ視世界|CENTER:|&color(orange){メタ戦人 ベアトリーチェ ワルギリア&br;エヴァ・ベアトリーチェ ロノウェ};&br;&br;[第九の晩?:南條殺害について]&br;エヴァ・ベアトリーチェは赤字ラッシュ(大量なので詳細は他項参照)で生存者の中に南條殺害犯が存在し得ないことを示し、”彼を殺害したのは魔女である自分だ”と主張する。&br;メタ戦人は審判の2人?に赤字が本当に真実か尋ねると共に助言を求めるが、両者ともこれを真実と認め、何の手も思いつかないと答える。&br;エヴァ・ベアトリーチェは勝ち誇って、更に赤字で①人間以外の一切の要素はこのゲーム盤に関与しないこと②南條を殺したのが確かに人間であること③地に足のついた人間が(南條の)眼前で凶器を使って彼を殺したことを語り、メタ戦人を追い詰める。&br;ベアトリーチェはフールズメイトの話をして「挫けるな」とメタ戦人を励ますが、メタ戦人は魔女の猛攻に屈服しそうになる。&br;やがてメタ戦人が”もう駄目だ”と言い出すと、ベアトリーチェは”自分が赤字で魔女を否定する”と言って一同を驚かせる。&br;この発言に動揺したエヴァ・ベアトリーチェは止めろと言ってベアトリーチェに飛びかかろうとするが、ロノウェに押さえ込まれる。&br;ベアトリーチェは”そなたの前だけでは魔女でいたい”として、メタ戦人に耳を塞いでくれるよう頼んだ後、(メタ戦人が耳を塞ぐ中)赤字で?何かを語る。&br;その後、ベアトリーチェの「その正体を現せ、……右代宮絵羽ッ!!!」との叫びと共に「太陽のような眩しさと熱」が全てを吹き飛ばしたところで場面転換。|
|CENTER:客間|CENTER:|&color(orange){絵羽 戦人 (メタ戦人?)};&br;(戦人が絵羽を追いかけていった後の展開は不明だが、赤字発言によれば「朱志香負傷後。絵羽は常に戦人の監視下に」あり、2人は「ずっと一緒に居た」そうである。)&br;銃を持った絵羽に「あんたが犯人なんだ」と言い放つ戦人。&br;「気付くのが遅いわよぅ」と応じた絵羽は躊躇せず発砲。心臓を撃ち抜かれた戦人は床に倒れる。&br;※ここで、戦人は死亡扱いとなる。&br;最期の瞬間、(メタ?)戦人は「紛れもなく彼女が殺人犯であること」を理解すると共に、「全ての魔法は否定可能である」という事実を”知ってしまった”ことにより他の不明な真相も”すべて人間で説明出来る”ことに思い至る。&br;”それを考えてしまったら、耳を塞いでいたことにならない”として思考を止め、「あの時」逆転の一手を思いつけなかった自らを悔やむ(メタ?)戦人。|

-BGM:''煉沙回廊''(蔵臼・夏妃の死)／''隣死''(謎の数字)／''Requiem''(譲治の死)／''Voiceless ''(戦人の回想)／''nighteyes ''(朱志香の負傷)／''worldend(bp)''(嘉音に会えない)／''黒のリリアナ''(エヴァ登場．南條殺害)／''Melting away''(嘉音復活を試みる)／''soul of soul''(朱志香脱出)／''月うさぎの舞踏''(シエスタ姉妹の攻撃)／''prison''(エヴァの尋問)／''生まれてきてくれてありがとう''(ベアト最期)／''翼''(戦人，エヴァに宣戦布告)／''失楽園''(エヴァ３回投了)／''miragecoordinator ''(エヴァ反撃)／''prison''(ベアトの反論)／''生まれてきてくれてありがとう''(戦人気づく)／''Dread of the grave -More fear-''(復唱要求！)／''happiness of marionette (short)''(エヴァ最後の攻撃)／''happiness of marionette''(戦人屈しかける)／''生まれてきてくれてありがとう''(ベアト命がけの最終攻撃)
~

*魔女幻想 [#chapter-3-18]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:黄金郷?&br;(ホール?)|BGCOLOR(#2c0a33):CENTER:日時・&br;時刻不明|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){金蔵 (メタ?)戦人 縁寿(=エンジェ・ベアトリーチェ?)&br;ベアトリーチェ ワルギリア 山羊の皆さん 他全員};&br;「真っ暗で、何も見えない世界」にて、ベアトリーチェの気配を感じるメタ戦人。&br;※ベアトリーチェとの馴れ合い具合からここではメタ戦人とする。&br;”自分は魔女ではなくなったが、再び黄金の魔女になり対戦相手として戻ってくる”と言うベアトリーチェに対し、メタ戦人は”お前が使ったのは魔法だった”として、彼女が黄金の魔女だと認めると言う。&br;その瞬間「小さな黄金の一粒」が光り出し、背中を寄せ合って座っていた二人を照らし出す。&br;ベアトリーチェが照らし出された自分の姿に驚いていると、光粒の輝きはどんどん強くなり、やがてベアトリーチェの胸の中に飲み込まれていく。&br;すると、空、海、島、木々、塀が次々と生成され?始め、更に2人の周囲が装飾されていく。&br;その後、メタ戦人はそこが屋敷のホール?であることに気付く。&br;沢山のテーブルの上に料理が並び、パーティ会場のような様相のホール内には「笑顔で談笑するみんなの姿」がある。&br;皆に祝福される中、メタ戦人が”何故みんな生きているのか”と尋ねると、ワルギリア(とロノウェ)が”ここは黄金郷であり「黄金郷では全ての死者の魂を蘇らせることができる」のだ”と説明する。&br;更に金蔵や「家具」たちを含む一同と会話を交した後、ベアトリーチェとメタ戦人はワルギリアと金蔵に呼ばれ、階段の踊り場へ向かう。&br;踊り場に用意されたテーブルの上には羽ペンと共に羊皮紙製の誓約書が置かれており、「怪しげな魔法文字と日本語」の文言の下に金蔵を筆頭に大勢の名前が自署されている。&br;ワルギリアと金蔵は”黄金郷が保たれる為には、その幸福を享受する全員の協力と承認が必要であるところ、「前回」(メタ)戦人がサインを拒んだ為、この世界は闇に閉ざされてしまった”との説明をして、メタ戦人にベアトリーチェと共に誓約書にサインをするよう促す。&br;メタ戦人は「ミミズがのたくる」ような字でサインをし、ベアトリーチェは「カタカナで」サインをする。&br;サインが済むと、ワルギリアと金蔵は「誓約書に手を添え、誓約を」するよう2人に促し、2人はそれぞれ誓約の言葉を述べる。&br;金蔵が”18人全員の誓約が揃った”と宣言し、2人は一同に拍手で讃えられる。&br;その後、ワルギリアが「最後に誓約した(メタ)戦人」に「黄金郷への招待状のサイン」を求めると言い出し、金蔵が“我々18人は、黄金の魔女をベアトリーチェと認め、黄金郷へ招きます”との招待状の?文言を読み上げる。&br;サインに応じようとしたメタ戦人が、実際の文言が“あなたを魔女と認めます”であることに気付いたところで音楽が停止。ベアトリーチェとワルギリアが「妙に気持ち悪い笑顔で」メタ戦人にサインを迫る。&br;ここで突然、ガラスが割れるような音と共に女の子(縁寿)がホールの真ん中に現れ、皆を驚かせる。&br;招かれざる客に驚いた様子のベアトリーチェは「家具ども」に彼女を囲ませるが、縁寿は全く動じず”サインをするな””魔女に騙されるな”とメタ戦人に警告する。&br;魔女たちは山羊の従者にメタ戦人の腕をとらせてサインさせようとするが、メタ戦人は抵抗する。&br;抵抗するメタ戦人に対し遂に本性?を現したベアトリーチェは、これまでの行動が「北風と太陽作戦」によるものであったことを明かし、山羊の従者を使って無理矢理サインをさせようとする。&br;しかしその時、縁寿が「真っ赤な光」を放って魔女たちと山羊の従者を退け、メタ戦人を救い出す。&br;メタ戦人を奪取した縁寿はベアトリーチェに対し”(メタ)戦人を返してもらう”と宣言。「どちらさんだ」と尋ねるメタ戦人に対しては”両親や魔女たちと楽しくやっていて羨ましい”と意味深な悪態を吐く。&br;縁寿が「ベルンカステル卿の送り込んだ駒」であると察したベアトリーチェが彼女と宣戦を布告し合った後、キャストロールへ。|
|>|>|CENTER:BGCOLOR(#cc9900):COLOR(#000000):EP3終了。タイトルに戻る。|
-BGM:''soul of soul''(戦人，ベアトを労る)／''happiness of marionette''(黄金郷)／''翼''(謎の女の子)／''Dread of the grave -rhythm ver-''(女の子の宣戦布告→キャストロール)
~

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*EP3 Tea Party [#chapter-3-tea-party]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:人ならざる者のお茶会|CENTER:日時・&br;時刻不明|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){ベアトリーチェ ベルンカステル ラムダデルタ};&br;EP3最終盤に突如現れた「ベルンカステル卿の駒」について話す3人の魔女。&br;ベアトリーチェとベルンカステルは、一人「駒」の正体が分からないらしいラムダデルタをからかう。&br;一通り彼女をからかった後、ベルンカステルは「次のゲームの準備」をすると言って退出する。&br;ベルンカステルが去ると、ラムダデルタはチャラけた態度を一変させ”勝つ気があるのか”とベアトリーチェに対して凄み出す。&br;何らかの弱みを握り?ベアトリーチェを従属させているらしいラムダデルタは、ゲームに遊びが多いことを叱責すると共に「永遠に(ゲームの)勝者でいること」(=ベルンカステルを屈服させること)をベアトリーチェに誓約させる。|
-BGM:''オルガン小曲　第６億番　ハ短調''(ベアト・ラムダ・ベルン)／''miragecoordinator ''(ラムダ凄む)
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*EP3 ???? [#chapter-3-ura-tea-party]
|CENTER:イベント・場所|CENTER:時刻|CENTER:登場キャラ（&color(orange){オレンジ色};）と主な内容|h
|CENTER:とある大学病院の病室|CENTER:1998年10月4日(日)|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){絵羽、縁寿、護衛};&br;衰弱しきった絵羽の元を縁寿が訪ねて来る。絵羽は、護衛を病室から退出させた後、縁寿と物騒な挨拶を交わす。絵羽が右代宮家の全財産を相続し、彼女も縁寿も命を狙われている可能性がある、と近況説明。更に他の文で、絵羽は唯一生存して自分の相続人になった縁寿を憎んでおり、縁寿もまた然りという解説とともに、絵羽の余命が３ヶ月であることが明かされる。会社の買収と売却を繰り返して荒稼ぎし、他人の恨みをかった絵羽は、被害妄想に陥り、一時怪しげな新興宗教にも救いを求めていた。しかし結局猜疑心はとれず、縁寿を苦しめる究極の方法を考え続けた結果、全財産を可能な限り増大させてから縁寿に譲り渡すことが一番であると結論付ける。金持ちである、ただそれだけで周囲の人間の嫉妬が縁寿に集中し、孤独を強いられた実績があり、同様の未来が予測できるからだ。絵羽は嘲笑しながら縁寿に、莫大な黄金と右代宮家当主の家督と黄金の魔女ベアトリーチェの名前を譲ることを宣言する。&br;縁寿は相続を拒否し、絵羽に１２年前の真相を尋ねるが、返事は嘲笑のみだった。六軒島事件の真犯人を絵羽と決め付ける風潮が、絵羽の家族の名誉を踏みにじり、彼女の心をも荒廃させていたのだ。絵羽は唯一の相続人である縁寿を護衛と全寮制の学校で守る代わりに、友人作りを一切認めず、嫉妬を受け続ける縁寿の心も同様に荒ませた。&br;縁寿は自分が最後の当主であり、最後の魔女であることを確信する。|
|CENTER:高層ビルの屋上|~|BGCOLOR(#2c0a33):&color(orange){縁寿、ベルンカステル、護衛};&br;屋上に出て、フェンスの外から眼下の景色を眺める縁寿。頭の中にあるのは１２年前の親族会議に出席しなかった後悔。最近、頻繁に１２年前の自分が家族を引きとめようとするが及ばない夢を見るようになり、謎の少女がその中で「真実に辿り着きなさい」と訴えかけてくるようになっていた。&br;それでも真実を知れば本当に家人が帰ってくるのかと縁寿が絶望していたとき、中空にベルンカステルが現れ、縁寿に１２年前の事件の真相解明への協力を求めてくる。ベルンカステルはベアトリーチェを仇と呼び、協力の見返りとして縁寿の望む世界のカケラを探すことを約束する。家族一人すら生還できる確率は低いが、縁寿はベルンカステルの要請に同意し、エンジェ・ベアトリーチェの名をもらう。その後、護衛が縁寿を発見し、引きとめようとするが、縁寿はベルンカステルと共に中空に一歩踏み出す。|

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