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ノート:考察投稿抜粋/紗音嘉音同一人物説考察:戦人は紗音と嘉音を二人同時に目撃していない

[編集]この説についての考察

  • 嘉音と紗音が同一人物だとすれば、それを蔵臼一家および使用人たちは全員知っていたはず。使用人が一人多く存在する、と嘘をつくには理由が必要。
    • 嘉音と紗音のトリックは、金蔵が一族をスパイする目的で指示したと考えれば、蔵臼一家が知っていなくても構わない。使用人たちは仲間なのだから、知っていても構わないだろう。そもそもミステリでトリックを使うために作られた設定など、ご都合主義の産物である。魅音に双子の妹がいる理由は? と聞かれれば、それは双子トリックがやりたかったから、としか言いようがないのである。
      • そうはいかない。読者は動機と手段を明確に推理する必要があり、作者も動機など考えていないと言う推理は許されない。明確に推理するからこそ、作者が動機を提示できなかった時に批判する立場が許されるのだ。双子は自然に生まれるが、架空の使用人は人為的な動機がなければ生まれない。金蔵が架空の使用人を生み出したのならば、金蔵が既に死んでいるにもかかわらず架空の使用人が存在する理由が必要。
      • 理由はいくらでも考えられる。朱志香に擬似的な恋愛相手をくっつけることで何処かの馬の骨に取られないようにするため。嘉音と紗音で二人分の給料が欲しかったから。紗音が金蔵の魔術実験に付き合わされることでストレスを受けて多重人格になってしまった。などなど。まあ紗音がそうしたかったから、で良いのでは。紗音もああ見えて鏡を割るときとか結構電波だったし、何をやろうと思いついてもおかしくはない。ひぐらしで梨花も、鷹野が自分を殺そうとする理由など考えられないと言っていた。だからといって、鷹野が偽装死体を利用して死んだふりをしていない、ということにはならないでしょう。暇潰し(EP4)までやって、名前も出てこない高野一ニ三が雛見沢症候群を研究していて、その復讐のため、と指摘できたら凄いと思いますが、指摘してもその当時なら当てずっぽうだ、で済まされるでしょう。紗音の義理の祖母が六軒島症候群を研究していて、などと書いておきますが、それが外れていないとは現時点では限らない。
  • 蔵臼一家ではない譲治が紗音と沖縄旅行に出ている。また絵羽夫妻も前に紗音と会っている。ゆえに実在するのは紗音で嘉音が架空の人物でないと不自然。ところが、蔵臼の共犯と言うことになる朱志香は紗音に「嘉音」という彼氏の格好をさせて文化祭に呼んでいる。騙し続けることは可能か?またそうまでして騙す必要があるのか?
    • 紗音嘉音同一人物説は戦人主観説と結びついているので、譲治と紗音の沖縄旅行も、絵羽夫婦が前に紗音にあったことも、嘉音が文化祭に来たことも、駒である戦人が確認した訳ではないのだから、ベアトの創作として処理してしまってよいのではないか。
      • その場合、ベアトとは何者で創作はいかなる理由で行われたか、そして逆に何故戦人の主観のみが真であるのかの説明が必要。
      • ベアトは作者で、創作はミステリをファンタジーと見せかけるため。戦人の主観のみが真であるのは、戦人に魔法抵抗力が強いという設定があるから。この設定はベアトと真里亞がいっしょになって考えました。