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【1:115】 よろず推理処(その2)
1: 名前: ケーナ:2015/05/24 12:25ID:ed6x1LaN
このスレッドは「うみねこ」完結から
長い年月が経過したにもかかわらず
謎として議論を要することについて
真面目に考えていこうとするものです

推理する内容等は問いませんが
一つだけルールを設けさせていただきます。

仮名で構わないから
1人1つのハンドルネームを必ずつけ
発言者が誰であるか(どの発言と同じ人物であるか)を
明確にすること

これは「誰が」「どの発言」を
「誰に」しているのかが分からないことで
推理や議論の妨げになることが多いためです


ご理解とご協力をいただける方
このスレッドで
まだまだ終わらない「うみねこ」を楽しみませんか? 

参考資料 
http://keena。web。fc2。com/ 
(“。”は“ドット”に変換すること)
66: 名前: どっぱん:2015/09/05 10:34ID:682sg4l6
>>55 ゴーさん
その解釈をすると、竜騎士先生に「EP1や2で絵羽が死んだのは事実と考えてよろしいのでしょうか?」という問いに対して「1986年の六軒島で絵羽が死んだ”というのは、紛れも無い事実です」
という答えが帰ってくると解釈することになるのですが、私にはそれは不自然だと思ったので「作中作での真実」と「作中現実の事実」は別物であると考えるのが自然だと思っています。

>>62 海羊さん
最初に、原作の引用と海羊さんの意見の区切りが分かりにくかったので気を付けて欲しいなと思いました。

原作の引用部分の

"それを知る者が、さくたろうという名と、私の名を結び付けたなら、……私の正体に気付くのは、当然のこと。
そして、私の正体に気付ける人間は、とてもとても、限られている。

………そして、推理小説に堪能な、男性。
それが意味する人物を、私はひとりしか思い付けない。"

の文章を海羊さんの「縁寿は戦人がさくたろうを知っていたと確信していない」という考えで解釈すると、縁寿は

「さくたろうと寿ゆかりの名と結びつけて私の正体に気付ける人間はとても限られている(その中に戦人は含まれない)。
そして推理小説に堪能な男性。以上から十八は戦人としか思えない」

という思考を辿ったことになるのですが、これは「戦人以外の限られた人間を想像→次の条件で戦人1人に結論を絞る」という筋の通らない思考となってしまいます。

ですので、海羊さんの「縁寿は右代宮家に詳しい男性推理小説家から戦人だと確信した。」という部分には異論はないのですが、「戦人はさくたろうのことを知らなかったと縁寿は思っていた」という部分については筋が通らない結論を生み出してしまうと判断せざるを得ませんでした。
67: 名前: みっちょん:2015/09/05 11:18ID:73zarjpl
>>64 ケーナさん

それは階層構造の問題ではないですか?
幾子と会った縁寿が現実世界か偽書内かの。よく話題に出るので今更ここには書きませんが…。

>ヤスの打ち上げられなかったメッセージボトル
これを世に発表してベアトへの手向けになるとは思えません。
ヤスへの手向けと考えても無理があると思います。
68: 名前: ケーナ:2015/09/06 06:06ID:a5UUVndi
みっちょんさん >>67 

“Cofession”に以下の内容があります 

“ボトルメールは全て、いくつかのルールに辿り着ければ、犯人を暴くことができるようになっています。だからボトルメールの1つ1つが私の罪の告白。書かずにおれなかった私の罪の懺悔” 

しかし2本しか発見されなかった 
これでは犯人を暴くことはできません 
(EP1とEP2だけで犯人をあてろと言われているようなものです) 
そして1つ1つに想いを込めて流したのですから 
それを補完してあげることは手向けになるでしょう 
69: 名前: みっちょん:2015/09/26 14:46ID:6bwoSTjQ
ケーナさん >>68

>>"ボトルメールは〜"

この文章だとボトルメール1本でも犯人がわかるという事ですので発見された2本だけでも犯人は紗音とわかります。
また、十八達の偽書がEPと違う場合、動機が分からないままです。
70: 名前: ケーナ:2015/09/29 22:40ID:db8Hn3sg
みっちょんさん >>69 

>この文章だとボトルメール1本でも犯人がわかるという事 

これは誤読です 
この文章を書き手(紗音)の意を汲んで変換すると以下のようになります 
“全てのボトルメールには、いくつかの共通するルールがあり、それに辿り着ければ、犯人を暴くことができるようになっています。”
どこにも“ボトルメール1本でも犯人がわかる”とは書いていません 
考えてみて欲しいのですが 

(1)紗音と嘉音は同一人物 
(2)戦人を除く全員が共犯化可能 

このルールにEP4までで気づけていた人がいたでしょうか? 

>十八達の偽書がEPと違う場合、動機が分からないまま

『Cofession』には“戦人がミステリーの謎を解いたら”という 
可能性は挙げられていませんでした 
つまり“ミステリーが解かれる”という状況を 
考慮すらしていなかったことが解ります 

何故かというと「そもそも(解くのは)無理筋だ」と 
紗音は考えていたからです 
そしてそんな無理筋なミステリーを解ける人間になら 
自分の苦悩も理解できるだろう 
ということだったのだと思います 

ダンテの『神曲』に登場する“地獄の門”に 
「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」と書いてあるそうですが 
紗音はこの門をくぐっています 
ですから唯一の希望は“誰かが自分を止めてくれる”こと 
六軒島爆発事故はそんな悲壮な決意の果てに起きた悲劇なのです
71: 名前: ヨーコ:2015/10/03 00:07ID:28PRhlSl
>>69、70

"ボトルメールは〜"の後に"だからボトルメール1つ1つが私の罪の告白"とあるのでボトルメール一本でも犯人に辿りつけると思うのですが。

動機に関しては事件を起こそうと思った理由ですから戦人が碑文と碑文殺人を解けるかどうかとは別では?
72: 名前: ケーナ:2015/10/04 10:18ID:10ynQxK3
ヨーコさん >>71 

>ボトルメール一本でも犯人に辿りつけると思う 

>>70の説明に付け加えるとすると 
これは紗音が流したとされる2つのメッセージボトルにあたる 
“EP1”もしくは“EP2”単独で犯人に辿りつける 
という主張になります(EP=メッセージボトルという条件でもかまいません) 

EP7でウィルは以下のように語りました 
“「そうだな。……ベアトリーチェと戦人の第4のゲームで、その因縁ははっきりとした。そしてその時点で、ベアトリーチェが誰であるか、そしてその心が、わかった。」
「心とは?」
「……動機だ。……ベアトリーチェが、1986年10月5日に、自らの運命さえ賭す、ゲームのような事件を起こさねばならなかった、動機だ。」” 

おそらくウィルは作品中の設定で“最高クラスの探偵”であり 
“解ける謎ならば必ず解く”レベルにあると思われます 
そのウィルが“第4のゲーム”まで行かないと解けないことから 
EP1~4までが解くためには必須なのです(特に3と4) 

そして現実世界において 
“EP≠メッセージボトル”と考えられることから 
“黄金の魔女ベアトリーチェ”はメッセージボトルには登場せず 
どうやっても解けないことも分かります 

>動機に関しては事件を起こそうと思った理由ですから
>戦人が碑文と碑文殺人を解けるかどうかとは別では?

これは話題をすり替えたような印象を与えてしまったかもしれませんが 
“そもそも解けるように作っていなかった”という説明の為に 
“戦人がミステリーの謎を解く”という状況を持ち出しただけです 
73: 名前: ケーナ:2015/10/12 12:17ID:03SS.7xu
ふと気になって『うみねこのなく頃に』の考察 
http://keena。web。fc2。com/zokusaikoukou。html#setteihenkou 
(“。”は“ドット”に変換) 
を読み返してみたところ 
“郷田の真実”に言及していないので 
補足説明しておきます(他のトピックで書いてるかもしれないけど、ここまで踏み込んではいないはず…) 

コミックEP8で 
“夏妃と関係を結んで甘い汁を吸おうとしている郷田” 
という表現がありましたが 

EP2に以下の内容があります 
“路頭に迷っていた郷田に、夏妃は新しい人生を与えたのだ。(中略)郷田は夏妃に特別の忠誠心を感じていたことは周りからも見てわかった。” 

また“以前の職場は女性問題で解雇”というメモがありましたが 

『ある料理人の雑記』には 

新しい総料理長のやり方に賛同できない料理人たちの起こした 
クーデターに参加した結果 
ホテル側による“派閥抗争が激化した厨房の膿出し”として 
職を失った経緯が記されています 

「この矛盾は何なのか?」という話ですが 
夏海ケイさん的には 
紗音は探偵を雇って郷田のことを調べさせたが 
以前の職場の関係者は 
クーデターの参加者である郷田を貶める発言をし 
それを紗音は鵜呑みにしてしまった 

また もともと郷田を良く思っていない紗音は 
この情報と夏妃に取り入ろうとする態度から 
「郷田は夏妃を狙っている」と誤解してしまった 

つまり「紗音はすべてにおいて正しい情報を持っているわけではなく、金蔵に関する解釈も実は間違っているんですよ」 
というメッセージのつもりなのだと考えられます 

ところが一方で竜騎士07さんの以下の発言があります 
“この世界の一番の主たる観測者は紗音なんですよね。少なくとも世界観においては。だから紗音が見て聞いて、そうだと思ったことが世界観のデフォルトになってしまう。ベアトリーチェが金蔵の書斎に入れないというのは、一方的に紗音が作った設定ですし。” 

それならば 
紗音は“郷田は夏妃を狙っている”と考えていたわけですから 
EP2の描写もあのようにはならなかったでしょう 

竜騎士07さんの発言も 
結構適当なのでどっちを信じるか?という話ですが 
ここは“夏海ケイ”フィルターによる 
誤読と解釈するのが1番自然なのかなと思います 
74: 名前: ケーナ:2015/11/01 17:48ID:93xeLWu6
僕が自分から『うみねこのなく頃に』の 
新たな考察を書くことはないでしょうが 
何か疑問があったらお尋ねください 
延べで言うと10周くらいしているので 
僕より詳しい人間はまずいないと思います 

週に一度は巡回するようにしています
75: 名前: 名無しさん:2015/11/05 00:40ID:3aKV1JBu
赤き真実って結局のところ何なんですか?
76: 名前: ケーナ:2015/11/05 21:56ID:05D8PbM6
>>75 

「妾がどのような魔法の一手を仕掛けようとも、そなたには常に“情報不足”や“根拠否定”を繰り返すことで延々と逃げ続けることができる。…これでは最終的に妾が勝つことが変わらぬとしても、あまりに退屈を極める。……その為、妾はそなたが望む“情報”と“根拠”を与えてやろうと思う。しかし、そなたは妾の言葉ひとつひとつを疑って掛かるだろう。それ自体は悪いことではない。妾もそなたを屈服させるためにあらゆる手を指す。互いに最善手を探りあうその姿勢は嫌いではない。……しかしそれではゲームにもならぬ。だからこのルールを設けた。《赤:妾が赤で語ることは全て真実》! 疑う必要が何もない!」(ベアト)
「それを信じろというのか…!」(戦人)
「妾はそなたとゲームをしている。ゲームのルールは神聖!! それを軽んじる者に参加の資格はないッ!!」(ベアト)
77: 名前: 名無しさん:2015/11/05 23:07ID:3aKV1JBu
それはベアトリーチェがそう主張しているだけです。
具体的に現実世界においてどういうものなのか説明してください。
78: 名前: ケーナ:2015/11/06 20:17ID:24LWPSJN
>>77

>>76 は別にジョークではなく 
“赤字”はこの説明の通りのものです 

現実世界に赤字は存在しませんから 
どういうものも何もありません 

では何故 現実世界のことを 
赤字で語れるかと言いますと 

ベアトたち魔女の居る“虚無の海(魔女の世界)”が 
現実世界のカケラを内包する上位世界であり 
ベアトが自分の領地においては絶大な魔力を誇る魔女だからです 
79: 名前: 名無しさん:2015/11/06 21:50ID:a9qiHrvI
なるほど、なら12年前の真相は戦人一家が起こした惨劇で、縁寿は1998年に必ず死ぬということですね。
なにせ高位の魔女たるベルンカステル卿が赤字で宣言してくれたんですからね。
ということは寿ゆかりなる人が八城十八との対面するシーンは観劇の魔女フェザリーヌが創った創作だったというわけですね。
実際の縁寿は1998年に亡くなって、みんながいる黄金郷に行ったということになりますね。
80: 名前: ケーナ:2015/11/07 16:57ID:8dPwZ6Iy
>>79 

>12年前の真相は戦人一家が起こした惨劇 

“戦人一家”が留弗夫と霧江を指すのなら 
その通りです 
“ベルンのゲーム”のことを言っているのなら 
あれは現実世界に通用する赤字ではありません 

>縁寿は1998年に必ず死ぬ 

あの赤字はコミックEP8オリジナルのものです 
つまり夏海ケイさんの解釈です 

赤字で死亡が確定されている戦人が 
十八として生きていた 

それならば赤字で死亡が確定された縁寿が 
寿ゆかりとして生きていくのもありだろう 

ということなのだと思います 

縁寿が1998年に死ぬ現実世界のカケラも存在する為 
黄金郷に縁寿がいるのでしょう 

あるいはビルから飛び降りた縁寿が 
「これからは別の自分として生きていく」  
と決意したことで 

コミックEP8のラストで 
十八の中の戦人が黄金郷に迎えられていたのと 
同じようなことが起きたのかもしれません 

原作の縁寿はビルから飛び降りていませんから 
コミックEP8は竜騎士07さんの主張が 
夏海ケイさんの解釈を通して我々に届けられています 
2人の作家の意図を汲み取らなくてはならない為 
読み解くのがより難しくなっている部分もあると思います 
81: 名前: 名無しさん:2015/11/07 23:08ID:dc/5UEpJ
なるほど。それがファンタジー的な解釈というわけですね。
そのように解釈なさるのも別段問題はないだろうと思います。「奇跡も魔法もあるんだよ」という主張を否定できる根拠などありませんしね。

ありがとうございました。
82: 名前: ケーナ:2015/11/08 06:47ID:dc50GC7m
>>81

>「奇跡も魔法もあるんだよ」という
>主張を否定できる根拠などありませんしね。

逆に創作説を否定する根拠なら 
いくつも出てきますけどね 

“答を決めつけている”人に何を言っても通用しないので 
もう納得させようとするのは諦めました 

ただ 竜騎士07さんのメッセージが 
伝わらなかったことに失望した 
夏海ケイさんがコミックEP8をあのような形で描き 
それでも尚 正しく伝わらないというのは 
気の毒なことだと思います 

83: 名前: ケーナ:2015/11/08 07:24ID:dc50GC7m
『うみねこのなく頃にWiki』の掲示板の過去ログを一部 
読み返してみたのですが 

2012/01/27に僕はこんなことを書いています

“今、もう一度検証しなくては…と
思っているのは
おそらくメッセージボトル=EP1ではない
という可能性です” 

この時点で2周半しています 
2周半でもまだこの程度のレベル

そして2012/03/17が転機で 

“僕は数日前までこの作品はミステリーであると言ってきましたが
趣旨替えします この作品はファンタジーです

ただしこれは現実世界の中にファンタジーがあるという考え方ではありません
現実世界は下地で それを飲み込む形でファンタジーがあるというものです” 

この時点で3周 
そしてこの世界観解釈で現在まで来ています 

僕が知りうる限り 
コミックEP8発表前に 
「紗音は嘉音としても(一人二役で)現実の六軒島で勤務していた」 
という考察をしていたのは僕だけです 

何故 これが出来たかというと 
僕の世界観解釈が正しかったからに他なりません 

当時の他の考察者はもうここにはいませんが 
「僕が正しかったでしょう」と言いたいです 
84: 名前: シダ:2015/11/22 00:57ID:8cor4HNB
EP8はマンガの最終巻で竜騎士さんが書かれた通り、正に縁寿の為に書かれた物語だった。私は最終巻を読むまでファンタジー説と創作説の両方で考えていましたがこの"縁寿を救う為に書き上げられた物語"というのを見て創作説だと思いました。
85: 名前: ケーナ:2015/11/24 06:08ID:61IOpAbG
シダさん >>84 

>"縁寿を救う為に書き上げられた物語"というのを見て創作説だと思いました

「人は自分が見たい真実を見る」
僕はあのコメントを読んだ時 
「絶対これは誤読する人間が出るな」と思いました 
あの文面だけで短絡的に判断すると 
そう考えるのが当然だからです 

しかし“主語”がないこと 
物語全体の構成 
これらを勘案すれば 
竜騎士07さんがストレートに 
「この物語は創作です」という 
表明をしたわけではないことが解ります 
86: 名前: 爆人:2016/02/14 20:54ID:65k/U.ZA
縁寿の扱いに混乱してきました。
縁寿の生死は観測者によって変わってしまう状態で良いんですよね?
それとも、これは解釈放棄でしょうか。

漫画は読んでないのですが、ふと最近うみねこを思い出して。
87: 名前: ケーナ:2016/02/17 16:16ID:afi.1IvI
爆人さん >>86 

縁寿が死ぬカケラ(平行世界)と死なないカケラがあり 
死ぬカケラにも 
(1)ビルの屋上から飛び降りて死ぬ 
(2)六軒島で天草に射殺される 
いくつか種類があるわけです 

88: 名前: 爆人:2016/02/17 19:23ID:40M2ilcf
ケーナさん >>87
ケーナさん、解答下さり、ありがとうございます。

”広大な虚無の海の中に、可能性や幻想、妄想の数だけかけらが浮いていて、そのかけらが島や領地と呼ばれている。”
ともありますし、

誰かに観測(または発想)されずとも、縁寿が死んでいるカケラも生きているカケラもただ無数に存在している、という感じですね? 一つのカケラ内で縁寿死亡説や生存説が語られても、そのカケラでの真実には変わりがないと。
89: 名前: ケーナ:2016/02/19 19:50ID:375iHY32
爆人さん >>88 

そんな感じだと思います

以下のように 
“ベアトのゲーム”もカケラになっているようですが 

“ベルンカステルが、両手を左右に開く。すると、まるでプラネタリウムのように、………全宇宙のカケラが、尾を引いて回り始めた…。プラネタリウムという表現は、本当に正しかったかもしれない。……なぜなら、複数のカケラが金色の線で結ばれた、まるで星座のようなものが、次々に高速で俺たちの周りを飛び抜けていくからだ。それはまるで、俺たち3人がものすごい速度で、宇宙を駆け抜けているかのようだった…。そして、いくつかの強く輝くカケラが、光の尾を引きながら、……ベルンカステルを中心に渦を巻くように取り込まれていく。それはまるで、彼女が太陽で自らの太陽系を生み出すようにさえ見えた。その、ベルンカステルを中心にした太陽系は、俺たちを飲み込むほどに大きな半径となる。そして時折、その衛星であるカケラが俺のすぐ近くを駆け抜けた。そのカケラが、俺のすぐ近くを駆け抜けると、……何かの記憶が蘇るような気持ちになる。だから直感する。……多分、このカケラというものは、記憶の結晶のようなものなのだ。
「記憶じゃないわ。世界のカケラよ。……まぁ、あんたには記憶のように感じられるだろうけどね。」
「…………では、始めるわ。…まずは、このカケラから。」
太陽系の衛星のひとつが、中心のベルンカステルに、すぅっと吸い寄せられる軌道を描く。ぐるぐると渦を描きながら近付き、ベルンカステルが差し出した手の平の上に、すっと載った…。するとそれは眩しく輝き、世界を真っ白に塗り潰す……。
「…“懐かしき故郷”は、私たちの想像をきっと裏切らないわ。……お父様が唯一懐かしむ過去は少年時代だけだもの。」
「………覚えてるぜ。…これは第3のゲームで、絵羽伯母さんが碑文の謎を解く直前にしていた、自分の中の魔女とやらとの考察だ。」
「…………そうよ。そして、この考察から彼女は正解を紡ぎ出した。つまり、正解へ至る、重要なヒントを示すカケラということ。
………つまり、この推理は間違っていないということなのよ。」”

縁寿の運命に関しては 
こっちの平行世界としてのカケラのほうでしょう 

“「………うぅん、違うわね。あなたは1986年10月4日の夕方の右代宮理御だものね。だからこう言うわ。……あなたは今日の深夜に、客間で霧江に撃たれて殺されるのよ。」
「そんな、…………馬鹿な…………。それは、……そうだ、確率だ! クレルから理御という奇跡が低い確率で生まれるように、霧江叔母さんがそのような凶行に及ぶのだって、限りなくゼロに近い、わずかの確率に違いないッ! あなたは、そのわずかの確率の世界を見つけることが出来る魔女ではありませんか!!」
「如何にもその通りよ。あなたという奇跡の存在を見つけ出すために、257万8917の中のたった1つのカケラを見つけ出してきた。……でもね。あなたのこの末路はね、とてもとても簡単に見つけられたのよ。だって、確率など、ないのだもの。………私は、わずかの奇跡があれば、それを見つけ出せる魔女。」
「でもね、ないものは見つけられないの。……私とて、絶対の魔女に、本当に絶対を保証されたら、勝てないんだから。」
「そんな、………では、……私は………………、」
「257万8917分の257万8916の確率で。あなたはクレルとしての世界に生き、逃れ得ぬ運命に翻弄され、気の毒な最期を遂げる。そして、257万8917分の1の確率で右代宮理御として生き。今夜、霧江に殺されるの。」”

僕は縁寿も理御と同じく 
1998年に必ず死ぬ運命にあったのではないかと思います 
それを覆したのが 
バトラのゲームであり 
フェザリーヌが縁寿の運命を書き換えたのではないでしょうか 
そうなるようにベルンカステルは骨を折ってくれたと
90: 名前: 爆人:2016/02/24 16:38ID:93LTA6iW
(すみません、諸事情でやや亀レスに)

ケーナさん >>89 

>僕は縁寿も理御と同じく 
>1998年に必ず死ぬ運命にあったのではないかと思います 
>それを覆したのが 
>バトラのゲームであり…(略)

うほおおお、まさかあのEP8で熱くなれる日が来るとは!
所謂アンチファンタジーの視点に凝り固まりすぎてて、幻想描写等で語られるストーリーの意味を理解したそばからはぎ取ってしまっていたようです。

すこし飛躍しますが、殺人扇風機の
 ”塔の天辺に人影が。(中略) 
 「もう、慣れてるぜ!! ……大魔法使いは、ひらりと飛び降り!」
 大魔法使いは、王子たち目掛けて、ひらりと飛び降ります。
 「そしてそのまま地面に激突して死亡ッ!!」
 そしてそのまま、地面に激突して、死んでしまいました……。”

というシーンも、バトラのゲームの意義を理解してから読むと、
 
 魔法使いが”赤ペン修正により自殺した事になった” = 縁寿が後世の人々により”自殺したことにされた”
 
という意味が生まれ、縁寿生存ルートでの縁寿死亡説の扱いを暗示しているような気がしました。



”カケラ”という一つの言葉で”平行世界という意味でのカケラ(ひぐらし式)”と”ゲーム盤等のカケラ(うみねこ式)”が両方含まれるのが個人的にトラップでした。
カケラ=ゲーム盤=偽書orボトメor妄想、のように解釈していると、「どうせ偽書やし・・・」と何もかもが信用できなくなりますが、
カケラ=ゲーム盤(偽書等も含むがイコールではない)、且つ”実際の平行世界”としてのカケラもあり、
カケラの海を渡る魔女達はそれらのカケラを自由に行き来できるというファンタジーの視点に立てば、すべてがヒントになり、”猫箱”となってしまった謎でも歯が立つようになる…
91: 名前: 名無しさん:2016/02/24 19:02ID:f1swyMq/
そんなくだらない話してないでいい加減ベアトリーチェの正体をつきとめろよ。いつまであの作者に騙され続ける気だよ。
92: 名前: ケーナ:2016/02/25 05:20ID:8c83QV4d
爆人さん >>90 

>(すみません、諸事情でやや亀レスに)

僕も休みの日にたまに覗く程度ですから 
おかまいなく

>”カケラ”という一つの言葉で
>”平行世界という意味でのカケラ(ひぐらし式)”と
>”ゲーム盤等のカケラ(うみねこ式)”が両方含まれる

これは爆人さんが>>88で引用した以下の内容 

”広大な虚無の海の中に、可能性や幻想、妄想の数だけかけらが浮いていて、そのかけらが島や領地と呼ばれている。”

からも読み取れます 

“可能性”というのが“平行世界としてのカケラ”を 
“幻想、妄想”というのが“ベアトのゲームのカケラ”を 
指していると考えられます 

>ファンタジーの視点に立てば、すべてがヒントになり
>”猫箱”となってしまった謎でも歯が立つようになる

竜騎士07さんは以下のように語っていますから

“(KEIYA)一つの真実を言い当ててほしいというよりは、ある程度の範囲内でいくつかの説があってもいいという感じですか。
それはもちろんですよ。ある程度のゆとりは残しているつもりなので。「ベルンの出題」のように、明確な一つの答えにするつもりは毛頭ないですよ。でも、突き詰めればほぼ間違いない答えが出てくるようにはできています。” 

“六軒島に真実は1つしかありません。ところが、物語のいろいろな部分が空白になり、見えなくなっています。例えるなら、昼のワイドショーやクイズ番組などでよく見かける「正しい文章のいたるところが「?」のテープで隠されたボード」みたいな感じですよ。正しい真実は1つしかありませんが、いろいろな箇所にテープが貼られて読めなくなっています。読めない箇所に「?」と書いてあるならばまだよいのですが、卑劣にもテープの上に他のことが書いてある。しかも酷い箇所になると、テープが貼ってあること自体もわからないという。

『うみねこ』は相反する2つの世界を相互に理解しないと、物語の半分しか読めないということになるのです。「ミステリーとファンタジーは同時に存在しうる要素」ということを理解しないと、受け取れる情報量は半減してしまいます。” 

魔女の存在を信じないと 
どうやったって“一つの真実”なんて出せっこないわけで…  

爆人さんはコミックはご覧になっていないとのことですが 
コミックEP8の最終巻である9巻だけは 
読んでおくべきだと思います 
(出来たら“空白の二年間”が明かされた6巻も) 
93: 名前: 爆人:2016/02/26 23:02ID:acilKv8h
ケーナさん >>92

>竜騎士07さんは以下のように語っていますから
>魔女の存在を信じないとどうやったって“一つの真実”なんて出せっこないわけで…

ヱリカ式になりますよねorz
しかし、ファンタジー説凄まじいですね。読めば読むほど伏線が……
安楽椅子探偵の1999年、1987年は(今更ですが)びっくりしました。
ケーナさんが最考でおっしゃる通り、どう考えてもメタ世界込みのEPの作者は竜騎士07という事に……!(1999年以降の偽書作家でも可能ですが、その伏線は見当たらない……)
いつぞやのインタビューの「大抵の人は一つの事が分かるとそこで満足してそこで止まる」という旨の発言を思い出しました。

>9巻だけは読んでおくべきだと思います(出来たら“空白の二年間”が明かされた6巻も)
さらなる情報を得るためにも、やっぱ読むべきですよねorz
ついでにインタビュー等ももう一度目を通して、時間が出来れば原作も一から読んできます
94: 名前: ケーナ:2016/03/06 09:13ID:ed6x1LaN
現行で稼動している“よろず推理処(その2)”は二代目で 
一代目はスパムスレに埋もれて消えてしまいました 
参照したい方の為にリンクを張っておきます 
(“。”は“ドット”に変換) 

よろず推理処     http://keena。web。fc2。com/yorozu1。html
よろず推理処(その2) http://keena。web。fc2。com/yorozu2。html 
よろず推理処(その3) http://keena。web。fc2。com/yorozu3。html
よろず推理処(その4) http://keena。web。fc2。com/yorozu4。html
よろず推理処別館   http://keena。web。fc2。com/yorozube。html
95: 名前: ノイ:2016/08/27 06:12ID:98cXpVx6
以下は同一人物であるというイコールであり、別人格ととらえる
ベルンカステル=ラムダデルタ=フェザリーヌ(手紙のやり取りなどから)
ベルンカステル=古戸ヱリカ=ひぐらしの古手梨花
八城幾子=フェザリーヌ=ひぐらしの羽入
ひぐらしの古手梨花=ひぐらしの羽入
ベアトリーチェ=紗音=嘉音=理御(以下「ヤス」とする)
戦人=八城十八
ヤス=八城幾子

幻想世界における魔女を人格の事ととらえました。
魔女の後見人システムは後見人側が相手の人格(魔女)を作成するのを補佐していると捉えます
例えば、エヴァが魔女となるにはベアトがあの事件のきっかけを起こさなければならない。
エンジェが魔女となるにはベルンが八城十八(戦人)と出会うためのきっかけを見つけ出してあげなければならない。
など。

また、魔女が戦人が死んだと宣言したので戦人の人格は死亡。
同じくベアトリーチェの人格も死亡。
ただし、ベアトの記憶は八城幾子に残っている。(フェザリーヌの角に記憶があり辛うじて人格を維持)

八城十八が戦人だった時の記憶を思い出そうとして間違いだらけの内容となったのがうみねこの各エピソードであり、
八城幾子は観劇の魔女として見ていただけ。
しかし、ベアトリーチェというかつての人格を生み出して(出したり消したり出来る)
戦人に思い出してもらおうとしているととれなくもない。

幻想世界で縁寿が戦人にあうのを邪魔しているのはベアトリーチェ。
現実世界で縁寿が戦人にあうのを邪魔しているのは八城幾子。
八城幾子は匿ってるだけだけど結果としては邪魔しているのかなと。
そして上記の通りベルンとして動いて二人が再開するきっかけを提供したのも八城幾子。
96: 名前: 名無しさん:2017/06/07 23:09ID:e1tUlORR
超今更だし恐らく既出だろうけど、Wikipediaの「近親相姦」というページで偶然以下の記述を発見してびっくりした

イタリアのベアトリーチェ・チェンチは、家族と謀って従者に父親であるフランチェスコ・チェンチを殺害させた。父親を殺害した理由は父娘姦に耐えかねたためだったという伝承が残っているが、父親を殺害したことで死刑判決を受け1599年9月11日に斬首刑によって処刑された。
97: 名前: 名無しさん:2017/06/22 17:30ID:2cMi1SJr
バトラ、エリカといった探偵役が、同時ではないにせよシャノンカノンを観察していて、何も異変を感じていないのおかしくないですか?
こいつ同一人物なのに別人のフリしてる、とか。
特別な変装技術があるという手がかりは示されていなかったと思うし。
うみねこ読んでからだいぶ経ったけど、探偵役がちゃんと探偵役してたのか疑問が残る作品だったと思う。
もしそうではないという意見があるなら聞きたい。
98: 名前: 名無しさん:2017/07/05 23:38ID:d7w0uxj6
さらーっと考えたけど、同感かも。
・いつかは忘れたけど、2chスレ民が画像処理ソフトで調べたら紗音と嘉音の顔が同じであると判明
・EP4ワルギリアの「紗音と嘉音は元々一組の家具ですからね。揃うと手強いこと。」とか
・嘉音と紗音が探偵役の前に同時に現れない
とかプレイヤーは気づけるようになってたり、
EP7でやっとウィルが気付いたりはするけど、
確かに下位の戦人ヱリカは何も言わないしEP6ではヱリカ敗北の原因ですらありますしね。
下位世界の探偵は探偵役であって謎を解決する者ではないという事なんですかね。
例えば、探偵役が複数いる小説ではいずれかの探偵が噛ませ役になりがちですし、探偵役が一人の小説でも、”探偵”という職業の者が噛ませ役になる場合もあるので、うみねこはそういうケースなのかなあと。

こうした場合、「探偵権限」は、「探偵権限」を持っている者がすべての真実を拾ってすべての謎を解く、という類のものではなく、ある意味赤字みたいな感じで、あくまで駒としての探偵の能力・制限を文書化したもので、これを使ってトリックを作ったり解いたりするためのもの……という理解です。
99: 名前: 名無しさん:2017/07/13 15:17ID:09WFAG8T
今更言うことでもないけど、うみねこは作中作だから。
作中でも言っているように、「ゲーム」なんだよ。つまり現実ではあり得ないようなルールがある。その代表が「紗音と嘉音は肉体は同一でも別人である」ってこと。
よく変装がバレないはずがないって主張する人がいるけど、そもそもゲーム上では別人なんだから変装してない。変装してないものを探偵が見破れるはずがない。
EP8で犯人当てゲームがあったけど、あの紫の文字なんて現実ではあり得ないよね。でも「ゲームだから」でプレイヤーは納得する。それと全く同じで、作中でゲーム盤という表現をするのはゲーム的なルールがあるっていう伏線。
100: 名前: オプト:2018/04/22 16:17ID:8c9WcI/x
新参者です。申し訳ありません。
各エピソードを読んで思ったのですが,あれは作中現実において作中策として世間一般に発表されているものと同一なんでしょうか?
皆さんのように綿密な考察は出来ないのですが,自分が作中現実にいることを前提として読んでみた場合,自分がいる世界は
①10数年前に六軒島爆発事件という話題になった事件?があり,大富豪の右代宮一族多数が死亡した。週刊誌・ワイドショーでも多数取り上げられた。
②全ての財産を相続したと思われる「右代宮縁寿」は現在所在不明であり,同一人物かは不明だが「寿ゆかり」という作家はいる。
という現実で生活していることになります。
この物語を読んで与えられる情報として,確かに六軒島爆発事故の真相や富豪・右代宮一族の内情,戦人とベアトの恋物語等面白い話題が盛りだくさんなのですが,強く思ったのが「所在不明となっている右代宮縁寿は自殺したという風説もあるが,名前を変えて現在も生存している。」という情報を世間一般に普及させることを目的にしているのでは?との感想でした。
亡くなった右代宮家の方々が事件当時何をしていたかは,たしかに興味のある話ではあるんですが,それが現在に与える影響は少ないように思えますし,「縁寿に伝えたいことがある」「個人に弔意を伝えたい」だけで第三者にも見える方法で手の込んだエピソードを公開し続けるメリットは乏しいような気がして…。
EP8で,小此木さんが縁寿からの委任状について言及していますよね。
右代宮グループにとって,最も怖いのが「縁寿がグループの株式を勝手に第三者に譲渡してしまうこと」又は「委任状が無効になること」です。
確か,縁寿は相続財産を全部寄付すると言い出していたという話をしていたという話もあったかと思います。
その直後のタイミングで,委任状を残して行方不明になっているんですよね。
私個人的には,状況的に縁寿は殺されたか自殺しているのでは?と感じました。
委任者である縁寿が死亡すれば委任状も白紙となり,小此木は株主としての発言権を全て失うことになります。
配偶者・両親・子・兄弟はいませんから,法定相続人は存在しません。
通常であれば裁判所が弁護士等を特別財産管理人に選任して財産を処分することになるかと思われますが,その過程で株式については,国庫に金銭として納入するために「競売」等にに付される可能性があります。
当時の商法では会社の自己株式の取得は禁止されていたはずですし。
小此木さんは大グループの社長さんですから。絵羽前会長の日記やメッセージボトルを入手することは難しくないでしょうし,「八城十八」という架空の女性を作り上げ,日記公開ドタキャン事件を起こすことも,各エピソードを創作して発表することも可能かと思います。
当然,「信憑性を増すため,真実やエンターテイメント性の高い恋愛エピソード・ミステリー等を織り込んだ中に,1%の本当に伝えたい嘘である縁寿生存説を挿入する」方法を使ってです。
この場合,小此木社長に必要なのは,縁寿が持っている株式を上回る株式を新規に発行し,自分個人が取得するための時間を稼ぐことだけです。
創作の中の「寿ゆかり」が病気になっているエピソードも混ぜ込んだのは,もう「寿ゆかり=右代宮縁寿」が死亡していたとしても構わない状況が状況的に整いつつあって,いわば用済みになりつつある事の比喩なのかなと思いました。
101: 名前: 死体マン:2018/08/12 17:16ID:ccc1ToI8
はじめまして。
過去の投稿抜粋枠に引用された推理に付け加えたい内容があるのですが、どのようにしたらよいでしょうか?
記事をそのまま編集してもよいのでしょうか?
それともここに投稿してその内容を付け加えた方がよいのでしょうか?

付け加える記事と内容は
考察投稿抜粋/死体行動説のページに、六軒島で死体が行動できる理由の考察です。

コメントで悪魔の証明と言われてしまったので悪魔を探してきました。
102: 名前: 名無しさん:2018/08/13 23:48ID:1fi8dDfP
ページに書くよりまずここに書いてった方がいいかと
面白ければ反応が来るし、説得力があれば広まる
103: 名前: 死体マン:2018/08/14 00:43ID:5frjudQ4
ありがとうございます。

掲示板用に少し簡潔にしますので、まとめて近日中にまた投稿します。
104: 名前: 死体マン:2018/08/14 01:15ID:5frjudQ4
死体行動説

〇六軒島にて死体が動く理由
 各項目それぞれに考察があるのですが、そこに至る考察は省きます。


・金蔵の第一の目的は「人間」ベアトリーチェとの再会である…①
・わざわざ建てにくい沖に祠を建てているので、悪食島の悪霊の話はただの怪談話ではなく、
 過去の六軒島にモチーフとなる出来事があった可能性がある…②
・祠は過去に金蔵によって修復されている…③

・探偵である戦人に報告しているため、EP2の嘉音襲撃のシーンは魔女幻想ではなく、紗音・源治・郷田の共通認識であり、
 彼らはあのシーンがあったものとして行動、発言する…④

・EP2嘉音襲撃のシーンの時なぜ、蜘蛛の巣を取りに行ったか問われた時、ベアトリーチェではなく、悪食島の悪霊を思い出したからと答えた。
 つまりあのシーンはベアトリーチェよりも悪食島の悪霊の方を思い出しやすいシチュエーションだったと言える。…⑤

・④⑤より、悪食島の悪霊の話はEP2の嘉音襲撃のシーンをなぞるもの。
 つまり「死者が戻ってきて生者を襲う」と言う話だったと考えられる…⑥

・②⑥より、過去の六軒島では「死者が動いていた」と言う可能性が考えられる。

・②⑥①③より悪食島の悪霊の話を聞いた金蔵が、人間ベアトリーチェに再会するために祠を調査した…⑦

・⑦より調査した結果、死者を動かす方法を金蔵は見つけ碑文に”全ての死者の魂を蘇らせ”と記載し黄金と共に碑文を解いた人間に与える約束をした。



後は考察投稿抜粋/死体行動説に転載された内容にほぼ準じます。
何か質問やご指摘あればよろしくお願いします。
105: 名前: 死体マン:2018/08/15 15:06ID:0dGB2TYT
考察投稿抜粋/死体行動説の項に追記させていただきました。
ありがとうございました。
106: 名前: otoma:2018/08/18 10:38ID:017/gLO0
久しぶりに書き込みます。otomaと申します。
対竜騎士用に封印していたファンタジー推理を発表したくなったので書き込みます。

EP6で真里亞とヱリカがカップの中の飴玉について魔法か手品かで論争しますが、あれは真里亞が目を閉じなくても魔法でカップの中に飴玉が出て来るので真里亞の勝ちでした。
その事を詳しく説明する前に自分の考えた魔法発動原理を簡単に説明します。
過去に書き込んだのですが久しぶりだから誰も覚えてないと思うのでおさらいです。
もう知ってる人は適当に読み飛ばしてください。

メタ空間とゲーム盤でのみ、魔法を使う事ができます。
魔法使用には制限があって、ニンゲンに出来る範囲でしか魔法を使う事が出来ません。
つまり、ニンゲンに出来ない事は魔法を使っても出来ません。
魔法を使用出来るか出来ないかの魔法判定はメタ空間がします。
ついでに赤字を使用出来るか出来ないかの真実判定もメタ空間がします。
その辺りは漫画版うみねこEP4の、黄金郷に引き篭もったベアトを縁寿が連れ出す場面をよく読めば理解出来ると思うのでここでは詳しく説明しません。
要するにニンゲンに不可能な事を魔法で行う場合はニンゲンに可能なトリックを用意してそれをメタ空間が認めたらその魔法を発動する事が出来るのです。
だからうみねこ世界の魔法は全てニンゲンに可能なトリックで説明する事ができます。
でも大切なのはニンゲンのトリックで説明出来るからと言って魔法を否定する事は出来ない事です。

ではこれらを踏まえてカップの中の飴玉について考えます。
魔法を使ってカップの中の飴玉を出すには真里亞が目を閉じなくてはトリックが成立しません。
目を閉じずにトリックを成立させる場合は真里亞が口裏合わせの共犯者にならないといけません。
でもロノウェは共犯者ではない戦人の目の前で当たり前の様に魔法でお茶を淹れています。
だから真里亞が目を閉じたり口裏合わせの共犯者にならなくても魔法判定に影響は出ないはずです。

まずお手本で真里亞が魔法でカップの中から飴玉を出しますが、この時ヱリカは目を閉じていません。
次にヱリカが同じ事を再現する時に真里亞が目を閉じたのでその隙に飴玉を入れて手品とみなされて、真里亞は負けてしまったのです。
たぶんお手本で真里亞が呪文を唱える時にも目を閉じたからヱリカに種を見破られたのだと思います。

ここで問題なのはどうして共犯者ではないヱリカの目の前で真里亞は魔法を使う事が出来たのか?
ニンゲンのトリックが成立しないから僕の説では魔法が発動しないはずです。
でも出来たと言う事はニンゲンのトリックが成立する抜け道があるのです。

あっさり種明かしするのは勿体ないのでここで一旦焦らします。
ヒント:この謎はミステリー推理では解けません。挑むのならファンタジー推理で挑んで下さい。
この謎はうみねこ咲で出題するかもしれないから後出しジャンケンに勝つために封印するつもりでした。
107: 名前: otoma:2018/08/25 10:28ID:feq85Gc5
では>>106の解答です。

正解はメタ空間がヱリカを共犯者だと認めたからです。
だから犯人と共犯者による口裏合わせのトリックが成立して魔法を使う事が出来たのです。

インチキだと感じる人もいるでしょうがファンタジー推理ではありなんです。
どんなに疑わしくても最後までバレないのならその人物を共犯者だと断定出来ません。
共犯者だと断定出来ないのならリスクを伴う買収をする必要はありません。
共犯者だろうとなかろうと問い詰めれば否定するのでメタ空間的には全員共犯者扱いでもOKです。
メタ空間はメタ・駒全員を共犯者扱いにして勝手にトリックを成立させて魔法発動を許可します。
特に問題がなければ念じるだけで誰でも魔法を使う事が出来ます。
ただし、ゲームマスターは主観を偽れない探偵駒の前では魔法を禁止するよう注意が必要です。

会話形式で分かりやすく説明するとこうなります。
魔女「トリック:これから使う魔法は共犯者達による口裏合わせである」
メタ空間「了解。魔法の使用を認めます」
このやり取りは色々な場面で使えます。
紗音・嘉音の死んだフリの魔法やゾンビ嘉音を召喚する魔法もこのやり取りで使えます。
口裏合わせに使われた人物は実際に魔法体験をしているので演技ではないリアクションをします。

殆どの魔法は口裏合わせのトリックで処理出来ますが、たまに共犯者の協力トリックもあります。
テーブルに手紙が出現する魔法の場合、
魔女「トリック:共犯者○○がテーブルに手紙を置いた」
メタ空間「了解。魔法の使用を認めます」
これでテーブルに手紙が出現する魔法を使う事が出来ます。
協力トリックに使われた人物は何もしてないので演技ではないリアクションをします。

魔法が使えるから共犯者は役立たずだし、共犯者が居ないから赤字包囲網で簡単に勝てます。
ベアトがその気になれば直ぐにチェックメイト出来たのになぜEP4で勝利を諦めたのか?
多分、ベアトが決めた違う意味での勝利条件があったのだと思います。
でも戦人のほうで勝利条件を満たしてないからゲームを続ける気力を無くしたのだと思います。

この謎に気付くのに時間が掛かったし、解くのにも時間が掛かりました。
この謎を使ったら否応なしにうみねこはファンタジーだと認めざるを得ない状態になります。
だからミステリーとファンタジーのバランスを均等にしたい竜騎士はこの謎を封印していたと思います。
でも竜騎士のことだからきっと最後にどんでん返しをやってくれると信じています。
それとは別に共犯者キャンセルを使ってうみねこを再読すると更に面白くなるのでぜひ試して下さい。
サクッと魔法殺人をしてから朗読の術で幻想修飾する感じです。
108: 名前: otoma:2019/06/01 10:37ID:f51BmmPb
EP7でウィルとクレルがとても重要だけどぼかしすぎて意味不明な会話になってる場面があるのですが、
やっと理解出来た気がするのでそのことについて書き込みます。


「………………私も、……この時。やがて、そのような恐ろしい事件を引き起こすことになるなど、想像することも出来ませんでした。
いえ、仮に想像し得たとしても。………私に、あのような事件を起こす力は、……ありませんでした。」
<クレル
「だろうな。……お前の不幸は、多分。……碑文の謎を解いたことだろうな。」
<ウィル
「………え? あの、お祖父さまが出題したという、隠し黄金の碑文、ですか…?!」
<理御
「事件毎に異なる共犯者を得るシステム。………導き出される推理は、犯人が莫大なカネを持っていたという可能性。そして、………全てを黄金郷に招き、……全ての恋を成就をさせる、もう一つのシステム。」
<ウィル
「……………動機だけでなく。そこまでを、お察しでしたか。」
<クレル
「それこそが、第4のゲームの最後の謎の答えだ。……お前の最大の不幸は、碑文を解き、………本当の意味で、黄金の魔女として復活し、その魔力を得てしまったことだ。」
<ウィル
「……今となっては、……あれはやはり、不幸なことだったのでしょうか。………わかりません。しかし、1986年に戦人さんが帰ってくるという事実が変わらぬ限り。………何かの悲劇は起こったでしょう。」
<クレル
「そうだな。……戦人が帰ってくるのが、一年早いか遅いかだったら。………事件は起こらなかったかもしれねェ。」
<ウィル
いや、何か小さな事件は起こったかもしれない。
そしてそれもきっと、誰にも解くことの出来ぬ、謎の不可能事件となっただろう。
しかしそれでも、六軒島連続殺人事件に比べたら、ささやかなもの……。
「……戦人くんが、……一年早いか遅いかだったら、……とは?」
<理御
「……………………。……運命とは、本当に皮肉なものですね。………私に魔女の人生を歩ませ、……碑文を解くことで、本当の魔女となり。……そして、6年を経て、彼の帰りを知る。………それら全てが運命ならば。
……これは私にとって、必然であり、逃れられなかった事件、なのです。」
<クレル
「戦人は1980年。母、明日夢の死と、父、留弗夫の早過ぎる再婚に憤慨して、右代宮家を飛び出した。そして6年間、右代宮家を離れた。」
<ウィル
母方の祖父母の理解を得て、姓も母方を名乗った。
そして祖父母が亡くなり、留弗夫との和解もあって、1986年に右代宮家に再び戻る…。
「その不運が、……お前に事件の動機を生む。」
<ウィル
「………思いました。……どうして、6年も経て。………今さら帰ってくるのかと。」
<クレル
「そうだな。いっそ、……永遠に帰って来ない方が、お前には良かったのかもしれない。」
<ウィル
「もちろん、苦しみは続いていたでしょう。……しかし、大量殺人という、許されざる犯罪に手を染めずには済んだかもしれません。」
<クレル
「………戦人くんが右代宮家を去り、……それがどんな動機になるというんですか。」
<理御
「逆だな。」
<ウィル
「……逆?」
<理御
「戦人が去ったから、事件が起こるんじゃない。………戦人が帰ってきたから、事件が起こるんだ。」
<ウィル





1986年に戦人が戻ってくると何かが起こり、それが原因で爆発事件が起こる。
それ以外の年に戦人が戻ってきても何も起こらないから爆発事件も起こらず、別の不可能事件が起こっていたかもしれない。
自分の推理では、1986年に戦人が戻ってくると譲治が紗音に婚約指輪を渡すので、それが原因で爆発事件が起こると思います。
譲治が婚約指輪を渡す理由は「戦人が紗音を横取りするかもしれないから婚約指輪で縛り付けておこう」だと思います。
それ以外にも理由があるかもしれませんが、ヤスはそう感じていたはずです。
そう思う根拠は「戦人が戻ってこない場合、苦しみは続いていた」とヤスが言ったからです。
譲治との恋は1986年だけで断ち切り、後はひたすら帰らぬ戦人を想い続ける予定だったと思います。
だから1986年以降に戦人が戻ってきても譲治とは恋人関係ではないので婚約指輪を渡すイベントが起きません。
1986年以前に戦人が戻ってきた場合はどうか?
コンフェッションだと1984年には交際があったようですが、コンフェッションには嘘が混ざっていると思うので採用しません。
ヤスが祠の霊鏡を割ったのがいつなのか原作では分かりませんが、アニメでは1985年12月となっています。
12月に祠に爆弾を設置したついでに霊鏡を割って夏の落雷に乗じて爆発実験をしたのだと思います。
だから1986年以前に戦人が戻ってきても譲治とは恋人関係ではないので婚約指輪を渡すイベントが起きません。
これらの推理により爆発事件が起こる原因は譲治の婚約指輪、いや婚約予告にあると思います。

ヤスは「婚約指輪を受け取れば結婚出来ない秘密を守るために無理心中をしなければならない」という思考に囚われたようです。
コンフェッションだとヤスは2年間ひたすら悩んで押しつぶされた感じですが、EP2の1986年の紗音人格は案外幸せそうでした。
ヤスが本当に追い詰められたのは婚約予告を受けてからの短い期間だけだと思います。
爆発心中を決めたヤスは爆発までの間に碑文殺人を計画していたようですが自分はそうは思いません。
婚約指輪を受け取ったら最後の瞬間まで譲治に寄り添い普段通りに穏やかに生きたいと思う紗音人格が爆発心中したのだと思います。

コンフェッションを読んでも理解しずらいヤスの動機がやっと自分なりに理解出来た気がします。
要するに紗音人格の譲治に対する愛が強すぎてヤスでもどうする事も出来なかったということだと思います。
109: 名前: otoma:2019/06/16 10:59ID:5exkuRPS
うみねこには複雑なキャラ設定人物がたくさんいるので自分の中の現在の状況をまとめてみました。

<ヒント>
ニンゲンは心の中に着ぐるみ人格を作る事が出来る。
着ぐるみ人格は自分の中の人格や霊体や駒に装着する事が出来る。


・爆発事件以前
初代ベアト人格:初代と2代目の記憶を持つ人格
姉ベアト=六軒島の幽霊+初代ベアト人格
ヤス:コンフェションのヤス
ヤス人格:ヤスの内面世界にいる目隠しヤス人格
目隠しヤス=ヤス+目隠しヤスの着ぐるみ人格
紗音=目隠しヤスをサポートするヤスの内面世界にいる理想的な使用人
ガァプベアト=姉ベアト+ガァプの着ぐるみ人格
クレル=ヤス人格+クレルの着ぐるみ人格
紗音MkⅡ=ヤス+紗音の着ぐるみ人格+恋の芽
紗音MkⅢ=ヤス+紗音の着ぐるみ人格
嘉音=紗音MkⅢをサポートするヤスの内面世界にいる嘉音人格
ブレザーベアト=姉ベアト+ブレザーベアトの着ぐるみ人格+恋の芽
ベアト=姉ベアト+ベアトの着ぐるみ人格+恋の芽
金蔵=ベアトを探し求めているヤスの内面世界にいる金蔵人格
嘉音MkⅡ=ヤス+嘉音の着ぐるみ人格

・EP1
駒紗音=駒ヤス+ヤス人格+紗音の着ぐるみ人格
駒嘉音=駒ヤス+ヤス人格+嘉音の着ぐるみ人格
駒真里亞=駒真里亞+真里亞人格
駒源次=駒源次+源次人格
駒熊沢=駒熊沢+熊沢人格
駒金蔵=金蔵と同じ設定のAIを持つ
爆弾ベアト=ゲーム盤+ベアトの着ぐるみ人格
ゲームマスターベアト=爆弾ベアト+初代ベアト人格+恋の芽

・EP2
駒ベアト=駒ヤス+ヤス人格+ブレザーベアトの着ぐるみ人格

・EP3
セーラー服絵羽=絵羽人格+セーラー服絵羽の着ぐるみ人格
エヴァ=絵羽人格+エヴァの着ぐるみ人格
ロノウェ=源次人格+ロノウェの着ぐるみ人格
ワルギリア=熊沢人格+ワルギリアの着ぐるみ人格
駒ワルギリア=駒熊沢+熊沢人格+ワルギリアの着ぐるみ人格
秀吉=メタ空間に召喚された駒秀吉のAI人格
ゲーム盤の駒=メタ空間に召喚されたゲーム盤の駒達のAI人格(EP5・8にも登場)

・EP4
マリア=メタ空間の黄金郷にいる真里亞人格
マリアMkⅡ=縁寿の内面世界にいる真里亞人格
さくたろう=さくたろうのぬいぐるみ+さくたろう人格
さくたろうMkⅡ=真里亞の内面世界にいる人型さくたろう人格
ゲームマスターベアトMkⅡ=爆弾ベアト+ヤス人格+恋の芽
駒ベアトMkⅡ=駒ヤス+初代ベアト人格+ブレザーベアトの着ぐるみ人格
エヴァMkⅡ=縁寿の内面世界にいる絵羽人格+エヴァの着ぐるみ人格(EP8にも登場)

・EP5
廃人ベアト=壊れた爆弾ベアト+恋の芽
ベアトMkⅡ=ヤス人格+ベアトの着ぐるみ人格
金蔵MkⅡ=ベアトMkⅡを使役する事が出来るヤスの内面世界にいる金蔵人格
夏妃=ベアトMkⅡを使役する事が出来るヤスの内面世界にいる夏妃人格

・EP6
雛ベアト=爆弾ベアト+恋の芽
ブレザーベアトMkⅡ=姉ベアト+ブレザーベアトの着ぐるみ人格
譲治=メタ空間に召喚された駒譲治のAI人格
朱志香=メタ空間に召喚された駒朱志香のAI人格
エヴァMkⅢ=駒絵羽+エヴァの着ぐるみ人格
ベアトMkⅢ=雛ベアト+初代ベアト人格

・EP7
カケラ世界のニンゲン=ベルンの作ったカケラ世界のニンゲン達

・EP8
ヤス人格MkⅡ=EP6で勝ちを譲ってもらったブレザーベアト人格
ゲーム盤の駒MkⅡ=ベルンの作ったゲーム盤の駒達


まだ完全に理解出来てない部分もあるのでうみねこ咲で変わるかもしれないです。
110: 名前: otoma:2019/07/07 01:28ID:a4EDWvHF
うみねこをハッピーエンドに解釈する方法について書き込みます。

その前に昔書き込んだ「理御は髪が黒くないからベルンが造った幻想キャラクター説」を訂正します。
理御は実在したほうが都合が良くなったので訂正です。
ではヤスの髪は黒いのにどうして理御の髪は黒くないのか?
それは理御の内面世界にいる理御人格があんな格好をしているからメタ空間の理御もあんな格好をしているのです。
目隠しヤス人格の髪が黒くないのと同じ理屈です。
だから現実世界の理御はコンフェションのヤスと同じ容姿をしています。

それでは、うみねこをハッピーエンドに解釈する方法について書き込みます。
うみねこは一つの現実世界しか観測されてないのですが、分岐する平行世界があると考えればハッピーエンドに行けます。
次のようにうみねこの世界観をイメージして下さい。
太くて長いパイプの断面図が縦にあり、その中に細い棒があります。
パイプの内側がうみねこのメタ空間で、棒がうみねこの現実世界です。
ベルンやラムダはパイプの内側を自由に移動する事が出来ます。
棒は下は1967年から上は1998年まで伸びており、この棒を世界線Aと呼びます。
ここまでがうみねこで観測可能な世界観で、それより先は推理考察によって世界観を広げます。

EP7でベルンは1967年の世界線Aに干渉して世界線Cを分岐させます。
世界線Cが1986年まで伸びたところで世界線Cの理御をメタ空間に連れ込みます。
理御の存在が世界線Cの存在の証になり、世界戦Bが存在出来る伏線になります。
次に世界線Aの1986年の親族会議に干渉してハッピーエンドに行ける世界線Bを分岐させます。
いえ、もうすでに干渉して分岐しているのですが偽書推理をすると世界線Bが見えない構造になっています。

世界線AはEP7お茶会を経て絵羽一人だけが生還した世界だと思われていますが違います。
世界線AとはEP3のゲーム盤の結果を受けて絵羽一人だけが生還した世界なのです。
つまりEP3でメタ戦人はベアトに無理矢理屈服させられてゲームが終了したのです。
しかしEP3のゲーム盤から世界線Aへと駒絵羽を生還させることは住む世界が違うので出来ません。
縁寿に秘密にしたくなる内容のカケラ世界を紡いだのがEP7お茶会で、それを使ってラムダは絵羽を世界線Aに帰します。
縁寿に秘密にする理由から留弗夫夫婦が犯人なのは共通の、誰が生還しても応用の利くカケラです。
分かりにくいのならラムダが1986年の世界線Aに干渉して1998年までの世界線Aを創ったと解釈してもOKです。

それではなぜEP3でメタ戦人はベアトに無理矢理屈服させられてゲーム終了したのでしょうか?
その時点ではまだ1986年までしか世界線Aはないので未来の縁寿がメタ戦人のピンチに駆けつけられなかったからです。
その後、1998年の世界線Aからやってきたメタ縁寿がEP3のメタ戦人の絶体絶命なピンチを救います。
ゲームは続けられてEP6のゲーム終了後に惨劇も爆発事件も起こらない世界線Bをラムダに分岐してもらってハッピーエンドです。
予めラムダは世界線Bに分岐する幸せのカケラを創っており、ベルンの協力を得て悲惨なゲーム盤に見せかけたのがEP5です。

ここからは自分の妄想です。
EP6のゲーム終了時点でEP8を計画していたフェザリーヌは手品エンドのカケラを先に創っておきます。
世界線Bが1998年まで伸びるのを待つ暇つぶしにEP7をベルンにさせます。
フェザリーヌが寝てからベルンは最悪な形で留弗夫一家だけ生還するゲーム盤を作ります。
それをメタ縁寿に解かせてから最悪な形で留弗夫一家だけ生還する世界線Dに縁寿を帰そうと計画します。
どうもゲームの結果を反映させないとプレイヤーであるメタ人物を現実世界に帰すことが出来ない仕様のようです。
絵羽が生還するカケラ世界がちょうど都合がよいのでそれを編集しようとしたらフェザリーヌに見つかって折檻されます。
その腹いせに縁寿と理御に無理矢理、絵羽が生還するカケラを見せたのがEP7お茶会だと思います。
世界線Bが1998年まで伸びたところでフェザリーヌは世界線Bの戦人とヤスをメタ空間に連れ込んでEP8をさせます。
メタ戦人のゲーム展開が退屈で絵羽の日記を見せる気配もないのでベルンもゲームマスターとして参加させました。
メタ戦人が世界線Bから来た事を縁寿に伏せていたのは世界線Bルートが最後の選択で開くのを警戒したからだと思います。
111: 名前: otoma:2019/10/13 14:39ID:48TE3eFs
うみねこ咲ラストノートを観ました。
竜騎士先生に感謝して泣きながらスタッフロールを観ました。
長くて辛い道のりだったけど推理考察して本当に良かったと思います。
推理考察や感想を書く前に>>109の人格推理の追記・修正をまずしておきます。

<ヒント>
主導権は人格>着ぐるみ人格ですが、人格<着ぐるみ人格になる事もある。

・爆発事件以前に追記
恋の芽=EP6で雛ベアト人格に成る、戦人への恋心

・EP6に追記と修正
駒紗音MkⅡ=駒ヤス+紗音人格
駒嘉音MkⅡ=駒ヤス+嘉音人格
雛ベアトMkⅡ=恋の芽+ベアトの着ぐるみ人格
ベアトMkⅢ=ブレザーベアトMkⅡ+恋の芽

・EP7を修正
カケラ世界のニンゲン=ラムダの作ったカケラ世界のニンゲン達

・EP8を修正
ヤス人格MkⅡ=EP6で勝ちを譲ってもらったベアト人格

・ラストノート
ピース=???人格+ピースの着ぐるみ人格
ヱリカMkⅡ=縁寿の内面世界にいるヱリカ人格(EP8にも登場)



ラストノートの推理考察ですが、ネタバレがあるので注意して下さい。




































ラストノートの親族会議はゲーム盤ではなくフェザリーヌの作った幸せのカケラです。
カケラ世界だから魔女も魔法もありません。
ピースが朗読の術を使って悲惨なゲーム盤に見せかけているのです。
理由はヤスと源次が消えても代りの使用人がいるからです。
それとベアト・金蔵・源次の存在まで消せなかったのが魔法ではない証です。

犯人当ての謎はもの凄く難しかったはずですが、謎を解かせるのがピースの目的なので難易度は低めでした。
多分、あのカケラを認めたらあの世界線に行ってしまったのだと思います。
だからピースは自分を消す事でラストノートのEPを無かった事にしたのです。

ピースは去り際に妹を大切にしろ。と戦人に言います。
縁寿には1人だけ残った未来をたくましく生ろ。と言います。
この矛盾こそが竜騎士先生が最後にくれたご褒美です。
理解出来ない人は>>110を読んで下さい。
うみねこは解釈ではなく本当にハッピーエンドに行けたのです。
112: 名前: otoma:2020/01/19 17:53ID:20Y/H2Sx
今さらだけど鳥井角助さんの「Follower of the golden witch」を読みました。
とても良かったので感想を書きたいと思います。

第ニ章でうみねこならではの大仕掛けなトリックに隠れて目立たないけれど、こんなんありか。
と思ったトリックがあって自分の固定観念がひっくり返りました。
少しネタバレすると、「狂言殺人の途中で本物の死体があっても共犯者はそれを認識出来ない」です。
・真面目で善良なニンゲンが買収されたぐらいで殺人の共犯者に成るはずがない。
・イタズラ目的の狂言殺人なら協力するが本物の死体が出た時点で善良な共犯者は耐えられずに白状するはず。
そう思っていたからうみねこの共犯者を使ったトリックは非現実的で好きではありませんでした。
でもニンゲンは絶望が大きすぎると都合の良い解釈で現実逃避するから、あり得ると考え直す事が出来ました。

それと青服の山羊と赤い獅子が赤字議論をする場面で自分は赤い獅子に激しく同意しました。
以前、自分はEP5を幸せのカケラだと解釈するために赤字を無視した推理をしました。
その推理を押し通すために赤字抜け考察をするのですが、過去の掲示板には、
・未来形の赤字は真実ではないから無視しても良い
・メタ空間が真実でないと判断した事柄を赤字で語る事は出来ない
・メタ空間はメタ人物の情報を読んで真実判定をする
までを書き込みました。
まだ書き込んでいない最近の考察ですが、赤い獅子が代弁してくれたのでもう何も書く事はありません。


・ついでにおまけの考察
うみねこ推理は殆ど終えたのですがまだ解らない。けど、どうでもいい謎があります。
EP6でブレザーベアトMkⅡ(人物名は>>109を参照)を登場させたのは誰か?
なぜブレザーベアトMkⅡは恋の芽を持っていないのか?

恋の芽を持っていない理由はなんとなく解ります。
碑文の謎を解いたのはブレザーベアトであり、ヤスは補助しただけです。
ブレザーベアトが碑文の謎に挑んだのは恋の芽が苦しくて気分を紛らわしたいからだと思います。
世界線B(>>110を参照)を分岐させるためにラムダが干渉してヤスが恋の芽を持ったままの状態にします。
ブレザーベアトMkⅡは恋の芽を持ってないので碑文の謎を解きません。
だから世界線Bではベアトは存在しないし爆発事件は起きません。
では、EP6でブレザーベアトMkⅡを登場させたのはラムダなのか?そこは自信がないです。

この推理考察は「EP5のカケラ世界ではヤスは碑文の謎を解く事が出来なかった」を前提にしています。
詳しくは、このスレッドの下のほうにある「よろず推理処」スレッドの450番目のレスを見て下さい。


なんかもう十分に考察したからうみねこは終了です。
完全燃焼したからキコニアをやる気力なしです。
キコニアはうみねこ以上に地獄みたいだから自分みたいな考察者は迂闊に手を出さないほうが良いと思います。
113: 名前: otoma:2020/02/29 20:49ID:77p7KfS9
済みません。前回できれいに終わるはずが、EP3の考察を書くのをうっかり忘れてました。
EP3で絵羽はどうやって生還したのか?が解りにくいのでその辺りを考察します。

自分はEP3で絵羽は碑文の謎を解いていないと思っています。
理由は爆発事件で右代宮一族を全滅させる理由が解らないし、10tの黄金を諦めなくてはならないからです。
それにゲームマスターの支配下にある駒絵羽が碑文の謎を解く事自体、ありえないと思っています。
扉にキャッシュカードの暗証番号が書かれていた事から絵羽は共犯者であり、碑文を解いていない事になります。
さらに魔法殺人を共犯者キャンセル(>>106>>107)で解釈すると絵羽は共犯者ですらありません。
この状態からどのようにして駒絵羽をゲーム盤から脱出させるのか?がEP3の難しいところです。

戦人から6年前の約束を覚えていないと聞かされたヤス人格はショックでヤル気を無くします。
第一の晩の連鎖密室の構築をロノウェに丸投げして、その結果ゲームマスターベアトはリザインしました。
とにかくこのEPでゲームを終わらせようと決意したヤス人格はワルギリアのアドバイスで作戦を変更します。
エヴァは北風と太陽作戦のために途中交代したゲームマスター見習いです。
エヴァを登場させるために、セーラー服絵羽と共同で碑文の謎を解く夢を駒絵羽にみさせました。
セーラー服絵羽はエヴァになり、駒絵羽は夢の内容を忘れました。
エヴァは共犯者キャンセルを使った魔法殺人で碑文の見立て殺人を遂行してゲームマスターを目指します。
そうした中、紗音が譲治の魔法で蘇った事にして二人を生還させようとしますがエヴァによって失敗します。
その後、書かれた扉の暗証番号ですが、ミスリードのために意味も無く書かれたものだと思います。
次は朱志香を失明させてから嘉音人格のヤスと二人で生還しようとしてエヴァの邪魔が入ります。
その後、エヴァはメタ空間に召喚され、メタ戦人と推理バトルをして勝利します。
エヴァがゲームマスターに昇格したらえらい事になると思ったベアトは、赤字で魔女を否定します。
赤字によって自分で自分を否定したエヴァの着ぐるみ人格は剥がされ、中から絵羽人格が現れます。
絵羽人格は駒絵羽とリンクして駒戦人を射殺して、碑文の謎を理解しているのでゲーム盤から脱出します。
その後の朱志香ですが、EP7お茶会で死亡してるのでEP3でも爆発で死亡したと思います。
想像ですが、嘉音人格ヤスが絵羽を殺害しようとして返り討ちに遭い、朱志香は取り残されたと思います。
114: 名前: ケーナ:2020/04/10 03:21ID:e3PUNOLd
■『ひぐらしのなく頃に』で理解する『うみねこのなく頃に』
※しばらく前に『ひぐらしのなく頃に』が再アニメ化されるという情報を目にしました。『ひぐらし』の“祭囃し編”が発表されたのは2006年。それなのに2016年にテレビアニメ化され、もっとも最近のコンシューマ移植である『ひぐらしのなく頃に奉』が発売されたのは2018年と2019年です。そこに来て今回の再アニメ化。今、この文章を書いているのは2020年ですから、実に14年以上に亘るロングランとなっています。
大変めでたいことですが、一方で同じ『~のなく頃に』の名を冠していながら『うみねこのなく頃に』はアニメは前半しか作られず、PSP版に至ってはEP5以降は未発売という“ご覧の有様”。俗に言う“ひぐうみ格差”ですが、ふと思いました。「『ひぐらし』人気に託けて、『うみねこ』の考察を書けるのではないか?」と。
難解なことで知られる『うみねこ』の世界観ですが、実は『ひぐらし』の世界観がベースになっており、それを発展させたものに過ぎません。ですから、この機会に『ひぐらし』の内容を引用しながら『うみねこ』の世界観を説明する考察を書くことにしました。何故、かつて考察者であった頃にこの考察を思いつかなかったのか不思議ですが、当時は『うみねこ』にどっぷり浸かっていた為、そういう俯瞰した見方が出来なかったのでしょう。以下、内容となります。

『ひぐらしのなく頃に』の罪滅し編において以下の文章が出てきます。
「……圭一は、………覚えているのですか? ………レナと魅ぃを、……殺したことを。」
「そうだ!! 俺が……殺したんだ!! 殺したんだ!! なのに、俺は何の罪も認めずに、まるで自分は被害者のつもりで!! 死ぬ最期の瞬間まで……仲間を呪って、恨んで!! 血がいっぱい出て、……そして………そして………。結局、何の後悔もなく、……ひとりで……勝手に死んだ………………。」
電話ボックスの中で、痒くて痒くて仕方がない喉を掻き毟りながら、……それでもなお自分の罪に気付かず、……勝手にひとりで死んでいく。
「……圭一。…………あなたの罪に、…気付きましたのですか。」
「気付いた。こんなにも今頃になって、俺は気付いたよ、思い出したんだ!! ここじゃない別のよく似た世界で! 俺はなぜか仲間たちに疑心暗鬼を持って……殺してしまったんだ!! 仲間たちは俺に救いの言葉をかけていたはずなんだ! なぜそれに耳を傾けられなかった? どうしてだよ?! うぉおおぉぉおぉおおぉぉ!!」
※並行世界である別のカケラ(鬼隠し編)の記憶を圭一が思い出した、あるいは共有した場面ですが、これはEP8の魔法エンドにおいて縁寿に起こったのと同じ現象です。そして皆殺し編で以下の内容が出てきます。
それは、あるカケラにおいて、…別のカケラのことを認識させるという奇跡を生み出す。
………別のカケラで学んだことを活かせるなら、人は間違いなど犯さない。
※縁寿はEP3のラストから物語に登場し、各EP(カケラ)で学んだことを活かして、魔法エンドに至るわけです。そして罪滅し編で以下のようにレナが別のカケラの記憶を取り戻すわけですが。
「どうして圭一くんに鉈を振り上げているのか、…わかんない。……どうして、…私は……こんなにも大好きな仲間たちに、…こんなにも恐ろしいことを…してしまったんだろう…。」
「お、………お前、…………そうか……、……気付いたのか…。………この「世界」で、……気付けたのかよ………ッ!!!」
「自分で自分が…信じられないよ…。
こんなにもあんなにも、楽しい日々だったのに、…どうして私は、…どうして私は…。……何も不満もなかったし、…何の不安もなかったのに……、…どうして、…自分で壊してしまうような真似を…………。」
「レナ……、お前はやっぱり……すげえよ…。」
俺なんか、…お前と魅音を殺した後、……それでも気付かなくって、わけのわからない遺言を残して、…大石さんに電話までして!
……それでも自分以外の誰かが悪いんだろうって思い込んでたんだぜ。
……死んでも。死んだあとも!
俺はずっと自分の罪深さに気付きもしなかった!
自分ひとりだけが勘違って、仲間の救いにも気付けず殺してしまうことの何と悲しいことか。
……そして、……それを罪と気付けないことが何と…辛いことか…。
「だから、……レナはすごいんだよ……。仲間を1人も殺さなかった。…お前は…罪を犯す前に、……気付けたんだよ……。はは、あはははははははは!! さすがだよレナ、……さすがだよ、…俺とは…違うんだッ!!」
※罪を犯してしまった圭一と犯さなかったレナ、この対比はEP5まで来てようやく記憶を取り戻した戦人とEP6だけで記憶を取り戻したベアトに重なります。そして皆殺し編の冒頭に出てくる世界、これこそが『うみねこ』に出てくる“魔女の世界”と同等のものです。
…何をしているの?
あなたが自発的に遊びを始めるなんて珍しい。
私の問い掛けに頷くことしかできない存在だったのに、…いつの間にか自我を持ったのかしら…?
……嬉しいわ。
私にも妹、あるいは弟? ができて。
かつての私もあなたのような虚無の存在だった。
それがいつしか自我を持ち、思考を持ち、自らの姿を持つに至ったんだもの。
だからあなたが自我を持ったって不思議なんて思わないわ。
この、無限に広がりながらも、同時に閉ざされた狭い世界にようこそ、私の妹。弟かもしれないけど、あなたの性別がわからないからわかるまでは妹にしておくわね。
ここは終わりなき永遠と無限の世界。
でも、だからと言って果てしなく広大で広いというわけじゃない。
そうね。例えるなら半径の小さな輪っかの世界と言うべきかしら。
輪っかをぐるぐると回り続ける分には、終わりのない永遠の世界だけれども。
それは決して無限の広がりを持つという意味じゃない。
そう、つまりここは、永遠に閉塞した世界ということ。
未来は無数の選択肢に紡がれて無限の広がりを見せるはずなのに、……なぜか私たちの世界は必ず「死」という名の終焉で閉じられてしまう。
それを例えるなら、さしずめ運命の迷宮ということなのかしら。
いつまでも同じところばかりぐるぐると回っていると、…だんだん辛くて飽きてきて、私みたいなのが湧き出すことになる。
…それがさらに続いて、あなたまで生まれてくるなら、やがてはこの世界もあなたの妹たちで埋め尽くされていくかもね。
そうしてこの世界にコロニーが築かれ、狭い迷宮世界に興味を失った時が、私たち「古手梨花」が消えてしまう時なのでしょうね。
…梨花はまだ狭い世界に未練があるようだけど。私はとっくに興味を失っている。
だから、あなたという話し相手が生まれて本当に嬉しいわ。
それで、あなたはさっきから何をしているの?

記憶のカケラで積み木遊び?
今はほんの5~6個しかないけれど。
それでも少しは楽しい遊びができるかもしれないわね。
本当はもっともっとたくさんあったの。
……でも、少しずつ闇に溶けて消えてしまった。
今、はっきりと残っているのはそこにあるだけ。
あぁ、それはそう使うんじゃないのよ。
ほら、……こうしてかざしてごらんなさい。
それらはそれぞれが、古手梨花の人生と、その終焉よ。

それは……、…あぁ、懐かしい。
圭一が囚われた世界での物語ね。
私はそれらのカケラを本のようなものだと思っているので、「鬼隠し編」と名付けている。
※“私”か“あなた”がベルンカステルの前身ということになるのでしょう。あるいはこの2人がフェザリーヌとベルンカステルなのかもしれません。ここで興味深いのは“梨花はまだ狭い世界に未練があるようだけど”という内容です。この梨花は『うみねこ』においてはプレイヤーの戦人に相当すると思われます。この2人は『うみねこ』において魔女の世界でゲーム盤を俯瞰するベルンカステルやラムダデルタと同等の立ち位置です。同じく皆殺し編で以下の内容があります。
必然というのは、……そうね。
前原圭一というコマの役割のことよ。
もし前原圭一が極度の疑心暗鬼の持ち主で、常に世界を曲解する性格の持ち主だったなら、「鬼隠し編」に限らず、他の全ての世界でも遠からず同じ行動を取ったはず。
でも、そういうことはなかった。
前原圭一というコマが、直情的で思い込みが激しいというのは事実のようだけど。
「鬼隠し編」のような暴走を見せること自体は、彼という役割から見れば、明らかに不自然なイレギュラーと言える。
つまり、1つの世界で必然に見える事象でも、いくつもの世界を重ね透かして見ると、それは必然でないことがわかるということなの。
逆を言えば、起こすべくして起こされている事実は、世界をいくつ跨いだところで、毎回変わりなく繰り返されるということ。
※『うみねこ』の世界において、この“起こすべくして起こされている事実”というのは1986年の10月5日に六軒島で爆発事故が発生することです。惨劇を回避することが目的である『ひぐらし』と、回避出来ない惨劇をどう受け止めるか?という『うみねこ』。これもまた対比になっています。
最後に、罪滅し編と祭囃し編に出てくる2つの内容を取り上げます。
誰もが別の世界でのIFを断片的に覚えているけれど、それを知覚することができない。
当然よね。
だから、あなたが今遊んでいるその記憶のカケラという積み木が、「複数個」見えている時点で、あなたはとてもとても特別な存在だということなの。
それが特別なことだと気付くのは、……あなたには難しいかもしれないわね。
だってあなたは、それらが複数見えることが当り前な世界に、最初から生まれてきたのだから。
私はこの世界でなく、単一なる普通の世界から生まれた。
だから、記憶のカケラで積み木遊びができるなんてことは、本当に最近になって覚えたのよ。
あなたが、手悪戯がしたくて手に取っただけの行為でも、私にとっては長い時間の中でようやく気付いたこと。

さぁってと、次は何をして遊ぼうかしらね。
何しろ遊べるカケラはいくらでもあるんだから。
何? あなたも遊んでみる?
くすくす、面白いわよ。神さまにでもなった気分がするものね。
悟史が一緒にいる世界とか、園崎姉妹が入れ替わってない世界とか。
沙都子の両親や、梨花の両親が健在な世界はどうなってるんだろう。
あぁ、こんなのどう?
赤坂が鷹野に籠絡されて敵側なの。あはは、面白そう。
個人的には、あの鷹野が富竹にゾッコンな世界とか興味あるんだけど。
圭一を色々な女の子にくっつけて遊んでみるのも面白そう。私、修羅場、大好きだもの。くす!
さぁて次は何をして遊ぼうかしらね。カケラはいくらでもあるわよ。
ねぇ、いくつかいる? あなたは何して遊びたい?
※これが『うみねこ』においては“ベアトのゲーム盤”に相当するわけです
115: 名前: ケーナ:2020/04/10 13:43ID:e3PUNOLd
何度か読み返してはいたのですが 
テレビアニメ化→テレビドラマ化 
の間違いでした…
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