BBS
■一覧に戻る■
【1:525】 よろず推理処(その4)
1: 名前: 名無しさん:2013/08/08 20:54ID:a0igU.fg
このスレッドは『うみねこ』完結から随分時間が経過したにも関わらず、真剣に考察したい人の為に設けました。考察する内容等は問いませんが、たった一つだけルールを設けさせていただきます。
仮名で構わないから、1人1つのハンドルネームを必ずつけ、発言者が誰であるか(どの発言と同じ人物であるか)を明確にすること
これは“誰”が“どの発言”を“誰”にしているのかが解らないことで、考察や議論の妨げになることを防ぐためのルールです。ご理解とご協力をいただける方、このスレッドでまだまだ終わらない『うみねこ』考察を楽しみませんか?
仮名で構わないから、1人1つのハンドルネームを必ずつけ、発言者が誰であるか(どの発言と同じ人物であるか)を明確にすること
これは“誰”が“どの発言”を“誰”にしているのかが解らないことで、考察や議論の妨げになることを防ぐためのルールです。ご理解とご協力をいただける方、このスレッドでまだまだ終わらない『うみねこ』考察を楽しみませんか?
423: 名前: おいさん:2013/10/03 18:02ID:590n1yRx
ドロクロドさん>>
前回お答えできなかった
>戦人が幼い縁寿に「悲しい話ではないよ」と語るシーンがあるのですが、おいさんの解釈ではあの部分は本来はEp8に含まれるということでしょうか?
に答えさせていただきます。
ただ、友人からご指摘の場所の前後だけ送ってもらったので、勘違いがあったらまた突っ込んでください。
戦人が優しいと言った物語は、EP8で選択の際に縁寿の前にあった猫箱の中身です。
私の言う猫箱について少し説明します。
うみねこの猫箱は、本家シューティレンガーのものとは違い閉まっていなければ機能しません。
何故なら既に結果が出てしまっているからです。
壺は割れてしまっている。島は爆発して、絵羽一人生還している。ティーカップの中に飴玉がある。
その結果に至る過程を箱の中に閉じ込め、中身の真実が何かを観測者に決めさせる。「うみねこ」の本編の中に出てきた「うみねこの魔法」の別名です。
観測者の思いが決めるために、箱は閉ざされたままなのです。
さて、縁寿の前に置かれた猫箱と問いですが二つの意味があります。
ひとつは以前お話したように、我々読者に向かう最後の問いかけ(このためにティーカップで手品か魔法かを聞いています)
もう一つは、縁寿に対する問いかけです。もちろんこのティーカップの問いは暗喩であり、実際には別の問いつまり「あなたの前の猫箱には何が見えますか?」と言うものです。
で、その猫箱の中身は当然「真実の書」です。しかし、「真実の書」が丸ごと入っている訳ではありません。
「真実の書」は単に縁寿の為だけでなく、ここまで大きくなってしまった「六軒島騒動」を終わらせる為、謎の三日間だけでなく金塊の話、三人のベアトリーチェの話などが書かれています。
しかし、当然「真実の書」に書かれていておかしくないのに、ベアトリーチェを殺す話で無いためEP7で描かれなかった話があります。
それは、縁寿にとって事件の真相と同じくらい、いやより重要であったかもしれない話。「何故、真相は隠されたのか?」です。
それが最後の選択の際、縁寿の前に置かれた猫箱の中身です。
つまり最後の問いの本当の意味は、「事実だけ見て騙された」とするか、「秘められた思いを受け止め、愛されていた」とするか。と言うものなのです。
つまり、戦人が言った「悲しい話ではない」と言うのは事件の真相そのものではなく、それを縁寿に隠していた件なのです。
戦人は縁寿に、「真相に負けずに立ち向かえ」とエールを送ったのだと考えています。
ケーナさん>>
私は時間軸的に、EP7とEP8は重なっているところがあると考えています。
整理する為に現実世界で起きた順番で書いていきます。
①発表されたEPが様々な偽書や考察を呼び、右代宮家に対する無責任な興味や干渉がおこり、かなり酷いことも行われたりして縁寿を追い詰める。
②これを治め、縁寿を救う為にもと郁子は「真実の書」を書き存在を発表。
③これを発表すれば、縁寿も幾子自身も大きく傷つくと考えた十八が縁寿に惨劇の真相を知らせる。(自身がやったとは思えないので、人を使ったのでしょう)
④縁寿、真相を知り立ち直る。
⑤幾子「真実の書」発表をやめる
これが私の考えている流れなので、EP7までが幾子、EP8が縁寿の原作と考えています。
ちなみに、EP8の原作は縁寿の思い、行動そのものであり文章として起こされたものではないと考えています。
まあ後年に自分の過去を元ネタに物語を書いたと言うのもあるでしょう。そういう物語は我々の現実でも幾らでもありますしね。
タチバナさん>>
ありがとうございます。でも私は、私の考察を読んでいろいろ言ってくださる方には感謝していますので大丈夫ですよ。
こういう作品に対する考えや思いの文章は、違っていると間違っているの垣根が見え辛いことはよくありますしね。
前回お答えできなかった
>戦人が幼い縁寿に「悲しい話ではないよ」と語るシーンがあるのですが、おいさんの解釈ではあの部分は本来はEp8に含まれるということでしょうか?
に答えさせていただきます。
ただ、友人からご指摘の場所の前後だけ送ってもらったので、勘違いがあったらまた突っ込んでください。
戦人が優しいと言った物語は、EP8で選択の際に縁寿の前にあった猫箱の中身です。
私の言う猫箱について少し説明します。
うみねこの猫箱は、本家シューティレンガーのものとは違い閉まっていなければ機能しません。
何故なら既に結果が出てしまっているからです。
壺は割れてしまっている。島は爆発して、絵羽一人生還している。ティーカップの中に飴玉がある。
その結果に至る過程を箱の中に閉じ込め、中身の真実が何かを観測者に決めさせる。「うみねこ」の本編の中に出てきた「うみねこの魔法」の別名です。
観測者の思いが決めるために、箱は閉ざされたままなのです。
さて、縁寿の前に置かれた猫箱と問いですが二つの意味があります。
ひとつは以前お話したように、我々読者に向かう最後の問いかけ(このためにティーカップで手品か魔法かを聞いています)
もう一つは、縁寿に対する問いかけです。もちろんこのティーカップの問いは暗喩であり、実際には別の問いつまり「あなたの前の猫箱には何が見えますか?」と言うものです。
で、その猫箱の中身は当然「真実の書」です。しかし、「真実の書」が丸ごと入っている訳ではありません。
「真実の書」は単に縁寿の為だけでなく、ここまで大きくなってしまった「六軒島騒動」を終わらせる為、謎の三日間だけでなく金塊の話、三人のベアトリーチェの話などが書かれています。
しかし、当然「真実の書」に書かれていておかしくないのに、ベアトリーチェを殺す話で無いためEP7で描かれなかった話があります。
それは、縁寿にとって事件の真相と同じくらい、いやより重要であったかもしれない話。「何故、真相は隠されたのか?」です。
それが最後の選択の際、縁寿の前に置かれた猫箱の中身です。
つまり最後の問いの本当の意味は、「事実だけ見て騙された」とするか、「秘められた思いを受け止め、愛されていた」とするか。と言うものなのです。
つまり、戦人が言った「悲しい話ではない」と言うのは事件の真相そのものではなく、それを縁寿に隠していた件なのです。
戦人は縁寿に、「真相に負けずに立ち向かえ」とエールを送ったのだと考えています。
ケーナさん>>
私は時間軸的に、EP7とEP8は重なっているところがあると考えています。
整理する為に現実世界で起きた順番で書いていきます。
①発表されたEPが様々な偽書や考察を呼び、右代宮家に対する無責任な興味や干渉がおこり、かなり酷いことも行われたりして縁寿を追い詰める。
②これを治め、縁寿を救う為にもと郁子は「真実の書」を書き存在を発表。
③これを発表すれば、縁寿も幾子自身も大きく傷つくと考えた十八が縁寿に惨劇の真相を知らせる。(自身がやったとは思えないので、人を使ったのでしょう)
④縁寿、真相を知り立ち直る。
⑤幾子「真実の書」発表をやめる
これが私の考えている流れなので、EP7までが幾子、EP8が縁寿の原作と考えています。
ちなみに、EP8の原作は縁寿の思い、行動そのものであり文章として起こされたものではないと考えています。
まあ後年に自分の過去を元ネタに物語を書いたと言うのもあるでしょう。そういう物語は我々の現実でも幾らでもありますしね。
タチバナさん>>
ありがとうございます。でも私は、私の考察を読んでいろいろ言ってくださる方には感謝していますので大丈夫ですよ。
こういう作品に対する考えや思いの文章は、違っていると間違っているの垣根が見え辛いことはよくありますしね。
| |