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【1:525】 よろず推理処(その4)
1: 名前: 名無しさん:2013/08/08 20:54ID:a0igU.fg
このスレッドは『うみねこ』完結から随分時間が経過したにも関わらず、真剣に考察したい人の為に設けました。考察する内容等は問いませんが、たった一つだけルールを設けさせていただきます。

仮名で構わないから、1人1つのハンドルネームを必ずつけ、発言者が誰であるか(どの発言と同じ人物であるか)を明確にすること

これは“誰”が“どの発言”を“誰”にしているのかが解らないことで、考察や議論の妨げになることを防ぐためのルールです。ご理解とご協力をいただける方、このスレッドでまだまだ終わらない『うみねこ』考察を楽しみませんか?
397: 名前: おいさん:2013/10/01 21:33ID:80T/WmJR
タチバナさん>>
ケーナさん>>
読んでいただけたようで、ありがとうございます。
少しでも楽しんでいただけたなら嬉しい限りです。
また、前述したとおり、私はこの2年間の「うみねこ」に関する経緯をまったく知りませんので、既出であった場合はご容赦下さい。

ただ一つだけ、ここを誤解されると考察の核がぶれてしまうところがありますので、そこだけ補足させてください。

タチバナさんからご指摘いただいた、
>>EP7が手品エンド、EP8が魔法エンドということですね。
のところです。
ここは以下のようにご理解下さい。

EP7は猫箱を開け、冷徹な事実を突きつけたいわば『ベルン・エンド』であり
EP8は猫箱を開けないままにしたいわば『ラムダ・エンド』なのです。
猫箱を開けないからこそ、その中身が『手品と思うか、魔法と思うか』を選択することができるのです。

何故ベルン、ラムダかというと。
ベルンカステル卿は仰られた。
『腹を切り開き、覗き込み、引きずり出せ。これがハラワタだ。』

ラムダデルタ卿は仰られた。
『女の子中身は、お菓子と夢が詰まっている。だから覗いちゃダメよ。』

御二人は、猫箱を開けようとする力、閉じたままでいさせようとするする力の象徴なのです。
(幻想上位世界肯定派の私としては、二人の存在はそれだけではないのですが、その件は長くなるのでここでは割愛します。)

つまりEP8は全てを明らかにすることで全てを終わらせようとした幾子にに対し、縁寿が右代宮家の最後の一人としてその終わり方を自分の決断で行おうとした話なのです。
もちろん、どちらが正しいということはありません。
事実を知ることで、救われることもあれば、絶望に沈むこともあります。
明らかにしないことで平穏も得ることもあれば、悩み苦しみ続けることもあります。
幾子は、縁寿が自分で考え決断した事、そのものを尊重したのでしょう。

ラムダエンドを選んだ上での最後の質問「魔法か、手品か」の選択。これは「うみねこ」最初の質問である「フアンタジーか、ミステリーか」を別の言葉で言い換えたものですので、ここでいうベルンエンド、ラムダエンドという視点とはまったく違ったものと考えています。
この件もキチン書くと長くなるので割愛します。

という感じです。もしご理解いただけたなら有難いのですが・・・。
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