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【1:1000】 よろず推理処(その3)
1: 名前: ケーナ:2013/01/14 05:01ID:c4OIlNsN
このスレッドは『うみねこ』完結から随分時間が経過したにも関わらず、真剣に考察したい人の為に設けました。考察する内容等は問いませんが、たった一つだけルールを設けさせていただきます。

仮名で構わないから、1人1つのハンドルネームを必ずつけ、発言者が誰であるか(どの発言と同じ人物であるか)を明確にすること

これは“誰”が“どの発言”を“誰”にしているのかが解らないことで、考察や議論の妨げになることを防ぐためのルールです。ご理解とご協力をいただける方、このスレッドでまだまだ終わらない『うみねこ』考察を楽しみませんか?

『最終考察 うみねこのなく頃に 考察』 http://keena。web。fc2。com/
『うみねこ』用辞書 http://keena。web。fc2。com/uminekojisyo。txt
『うみねこ』テキスト抽出ツール http://harmonicharmo。nobody。jp/bunko/
(それぞれ“。”は“ピリオド”に変換)
960: 名前: ケーナ:2013/08/03 07:30ID:aeFxcPo7
確認の為 ファンタジー説について
ざっと説明します

ファンタジー説は“書いてあることを全部信じるための説”
だというのが大前提です
(創作説ではそれは不可能)

この前提で『うみねこ』の世界観を解釈すると
現実世界とは別の
魔女のいる世界“虚無の海”があり
そこに魔女のベアトがいる
(現実世界は虚無の海に浮かぶカケラのひとつに過ぎない)

魔女のベアトは自分が生み出した駒戦人と
“ベアトのゲーム”を使って勝負をしている

“ベアトのゲーム”はタイマン形式のテーブルトークRPGのようなもので
ゲームマスターである魔女のベアトがゲームの用意をし
駒戦人がプレイヤーとして参加する

魔女のベアトは現実世界に存在する
“全てが人間で説明出来るミステリー”である
メッセージボトル及び偽書を
ゲームの“核”に採用している

魔女のベアトはその核を“魔女の魔法による犯行”に幻想修飾し
現実世界の出来事を付加した上で
“ゲーム盤”としてプレイヤーである駒戦人に提示している
(魔女はカケラとして外部から現実世界を認識できる為、現実世界の過去の出来事も未来の出来事もゲーム盤に使用出来る。また、その為、現実世界の出来事に対し“赤字”を使用出来る)

そんな2人の勝負を航海者の魔女である
ラムダデルタとベルンカステルが
暇つぶしに見学に来て
たまにちょっかいを出してくる

その光景がゲームごとに録画されたようなものが各EPで
これは“虚無の海”にカケラとして結晶化する為
フェザリーヌなどはそれを紡ぐことが出来る

1998年の縁寿の物語はいくつも存在するが
これは『ひぐらし』や『うみねこ』EP7に登場する
“平行世界のカケラ”で
各EPとはまた性質の違うもの
魔女はこんなものさえゲーム盤に使うことが出来る

そしてメインとなるのは“ゲーム盤の犯人は誰か?”ですから
プレイヤーが「ここまでで犯人が解った」と思ったならば
ゲームを途中で中断してしまっても良いのです
それがEP5や6になります
(おそらくEP5は偽書にはいなかったヱリカを登場させているはずで、もはやしっちゃかめっちゃかになっていると思いますが…)
EP3なんかは偽書にはもっと続きがあったはずですが
ゲームに採用したのが途中までだったか
もしくは途中で中断されてしまったと考えられます

これは“隠された5つの文字を探し出して単語を作りなさい”
というクロスワードパズルみたいなものですね
ようは答さえ解れば全てのマスを埋める必要はないわけです

こう解釈すれば
『うみねこ』に出てくる様々な場面を全て信じることが出来る
それがファンタジー説です

整理すると

メッセージボトル=現実世界の安田紗音が1986年10月4日以前に書いたもの。2つ発見されており、1つは1986年10月6日に警察の捜索によって発見、もう1つは事故の数年後に式根島の漁師が発見。魔女のベアトは漁師の見つけたメッセージボトルをEP1に、警察のメッセージボトルをEP2にそれぞれゲーム盤の“核”として使用。その内容は不明だが、幻想修飾を取り去ることで、大体の内容は把握出来る。

偽書=八城幾子が右代宮戦人の監修の元、1986年~1998年の間(時期不明)にメッセージボトルに模して書いたもの。4つ発表されており、魔女のベアトがEP3~4、ラムダデルタがEP5、バトラがEP6にそれぞれゲーム盤の核として使用。ただしEP5も6もゲームマスターが本来は登場しなかった人物を登場させたことで、本来の物語とはまったく違う物語となってしまっている上、途中でゲームを中断してしまった為、その内容は不明。

ゲーム盤=ゲームマスターが現実世界に存在するメッセージボトル及び偽書を核として、現実世界の出来事を組み込み、幻想修飾してプレイヤーに提示するもの。登場人物である“駒”はゲームマスターの干渉がない限り、メッセージボトル及び偽書の通りにAIで行動する。その際“シナリオを守った上で、本人がその場にいるのと同じ言動”を取る。

EP=“ベアトのゲーム”で勝負するゲームマスターとプレイヤー、そして観客のやり取りがビデオに録画されたようなもの。ゲーム盤にカメラが切り替わる際はプレイヤーに提示されているのと同じ“幻想修飾された物語”が映し出される。
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