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【1:1000】 よろず推理処(その3)
1: 名前: ケーナ:2013/01/14 05:01ID:c4OIlNsN
このスレッドは『うみねこ』完結から随分時間が経過したにも関わらず、真剣に考察したい人の為に設けました。考察する内容等は問いませんが、たった一つだけルールを設けさせていただきます。
仮名で構わないから、1人1つのハンドルネームを必ずつけ、発言者が誰であるか(どの発言と同じ人物であるか)を明確にすること
これは“誰”が“どの発言”を“誰”にしているのかが解らないことで、考察や議論の妨げになることを防ぐためのルールです。ご理解とご協力をいただける方、このスレッドでまだまだ終わらない『うみねこ』考察を楽しみませんか?
『最終考察 うみねこのなく頃に 考察』 http://keena。web。fc2。com/
『うみねこ』用辞書 http://keena。web。fc2。com/uminekojisyo。txt
『うみねこ』テキスト抽出ツール http://harmonicharmo。nobody。jp/bunko/
(それぞれ“。”は“ピリオド”に変換)
仮名で構わないから、1人1つのハンドルネームを必ずつけ、発言者が誰であるか(どの発言と同じ人物であるか)を明確にすること
これは“誰”が“どの発言”を“誰”にしているのかが解らないことで、考察や議論の妨げになることを防ぐためのルールです。ご理解とご協力をいただける方、このスレッドでまだまだ終わらない『うみねこ』考察を楽しみませんか?
『最終考察 うみねこのなく頃に 考察』 http://keena。web。fc2。com/
『うみねこ』用辞書 http://keena。web。fc2。com/uminekojisyo。txt
『うみねこ』テキスト抽出ツール http://harmonicharmo。nobody。jp/bunko/
(それぞれ“。”は“ピリオド”に変換)
261: 名前: ケーナ:2013/02/05 04:21ID:28Zw6bhI
“10割考察”の続きです(>>246参照)
今回はEP2です
■Episode2 「Turn of the golden witch」
>最初に述べた戦人の完全敗北宣言によって、戦人は探偵ではなくなったので、
>その後の描写で金蔵とベアトを主観で目撃するという事が可能になったのだ。
これはプレイヤーの戦人が駒から離れたため
駒はAIもしくはゲームマスターの操作によって動いていると考えられます
そのため 幻想描写を見ている(見せられている)のです
(“探偵権限”は駒ではなくプレイヤーに付与されるもののようです)
まあ“この場面における戦人は探偵ではない”という点では同じなのですが…
>嘉音のマスターキーを朱志香のポケットに入れ
これは物語の筋書き通り
貴賓室に入るために朱志香が嘉音から借りたのだと思います
僕は少なくともEP1~4においては
共犯者以外には幻想描写を見せることは出来ないと考えています
(あるいはその場面の後に生きて探偵である戦人とは出会えない人物“死人に口なし”)
これはベアト自身がそのように自分を縛っているためです
というのはEP5においては共犯者側ではないキャラクター
(煉獄の七姉妹やガァプ)が幻想描写を見ているためです
あと駒への干渉も最低限に留めていると思います
こういった縛りをEP5のゲームマスターであるラムダは解いているため
“愛がない”のです
>紗音に譲治が殺せるのか?という疑問は竜騎士07氏により
>「紗音の格好をしていても、別人だったかもしれない」
>「譲治にこのときある事を聞いたはずで、譲治はそれに満足いく答えをだせなかった」
>と言われている。これは前者は紗音の格好をしたベアト人格で殺害した、
>後者は性的に障害を持った紗音が子供を産めない体である事を告白したのかもしれない。
>子沢山の未来を語る譲治は子供なんかいなくていいと答える事は出来たのだろうが、
>瞬時に即答はできなかったのだろう。
これは紗音の人格で譲治に婉曲な尋ね方をしたのだと思います
例えば「子どものいない将来はあなたにとってどのようなものですか?」
というように
それに対し譲治はその真意が理解出来ず
「そんな将来考えられないよ」とでも答えてしまったのでしょう
その結果 紗音は絶望してベアトの人格にバトンタッチ
ベアトの人格が譲治を殺したのだと考えられます
何故 このように考えられるかと言いますと
以下の内容があるためです
“恋ができない身体なのに「子供が欲しい」と言われることが、どれだけ怖いことなのか。だから紗音は打ち明けられなかった。打ち明けたら嫌われると思った。本当はね、譲治はそんなことを言われたら言われたで、未来像を喜んで修正する気だったと思いますよ。”
つまり本来であれば譲治は紗音が望む答を出せたはずなのです
それが出せなかったことから
紗音の真意が譲治には伝わらなかったことが推測出来ます
>この2人の殺害は第7、8の晩とされてるので、この後、紗音達が夏妃の部屋に行ってる間に
>源次がナイフで二人を殺害したものと思われる。
これは以下に引っ掛かります
《赤:使用人が犯人であることを禁ず》
また竜騎士07さんの以下の発言があります
“源次が犯行を犯さないまでも、協力するだけで何とかなるんですよ。「見て見ぬふりをする」、あるいは「殺人はしなくても死体は運んでいる」とか。”
つまり 郷田と熊沢を殺したのは紗音でなければなりません
基本 ゲーム盤において人を殺せるのは紗音だけだと考えられます
(EP3は例外 EP6のヱリカも例外)
>ラストのこの描写は楼座が「この島に生き残れる場所はない!」というセリフからも分かるように、
>爆薬で24時に島が爆発する事を知ってしまったという事だろう。
>戦人と言い争いをしてる時はまったく慌てた様子はないので、
>戦人同様23時30分以降に直前になって爆薬の事を知らされたという事だろう。
これは『我らの告白』で蔵臼と夏妃に為されたことが
EP2においては楼座に為されたと考えられます
楼座が紗音の死体を確認しに行ったのも
戦人を紗音の死体から慌てて引き剥がしたのも
それが原因だと考えられます
死体を確認しに行ったのは
犯人である紗音が殺されるわけがないからで
戦人を引き剥がしたのは“死んだフリ”だと考えていたからです
ところが実際に紗音は死んでいたわけで
以下の台詞が出てくるわけです
“「その笑いを止めなさいッ!! ……あぁッ、私が笑いたいくらいよッ!! そうね、アレは間違いなく魔女だったわ、間違いなく魔女だったッ!! 私はわかってなかった、魔女を名乗る人間だと信じてたッ、違うッ!!!」
「…あれは、本当に魔女だった!! 私はあんなのに誤魔化されないわよッ!! いるんでしょう?! 出てきなさい、姿を現しなさいッ!! ベアトリーチェえええぇえええええええぇえええッ!!!」”
>実際に考えて欲しいのはこのゲーム盤は人間犯人説で説明できるように作られているという事だ。
>人間で説明可能だが、戦人がそこまで推理できてないだけの話なのだ。
>ではベアトはなぜこのような人間犯人説で説明可能な事件を使って戦人に魔女を認めさせようとするのか。
これはゲーム盤の核に現実世界に実在する
メッセージボトル及び偽書を採用しているためだと考えられます
メッセージボトル及び偽書は魔女も幻想描写も出てこない
単なるミステリーです
そしてベアトがこれをゲーム盤の核に採用しているのは
これが現実世界の紗音がやろうとして出来なかったことだからです
現実世界において紗音は戦人に約束を思い出してもらうために
狂言の殺人ミステリーを行うつもりでしたが
途中で(あるいはやる前に?)絵羽を中心とする親族によって碑文の謎が解かれてしまったため
きちんと出来なかったのです
今回はEP2です
■Episode2 「Turn of the golden witch」
>最初に述べた戦人の完全敗北宣言によって、戦人は探偵ではなくなったので、
>その後の描写で金蔵とベアトを主観で目撃するという事が可能になったのだ。
これはプレイヤーの戦人が駒から離れたため
駒はAIもしくはゲームマスターの操作によって動いていると考えられます
そのため 幻想描写を見ている(見せられている)のです
(“探偵権限”は駒ではなくプレイヤーに付与されるもののようです)
まあ“この場面における戦人は探偵ではない”という点では同じなのですが…
>嘉音のマスターキーを朱志香のポケットに入れ
これは物語の筋書き通り
貴賓室に入るために朱志香が嘉音から借りたのだと思います
僕は少なくともEP1~4においては
共犯者以外には幻想描写を見せることは出来ないと考えています
(あるいはその場面の後に生きて探偵である戦人とは出会えない人物“死人に口なし”)
これはベアト自身がそのように自分を縛っているためです
というのはEP5においては共犯者側ではないキャラクター
(煉獄の七姉妹やガァプ)が幻想描写を見ているためです
あと駒への干渉も最低限に留めていると思います
こういった縛りをEP5のゲームマスターであるラムダは解いているため
“愛がない”のです
>紗音に譲治が殺せるのか?という疑問は竜騎士07氏により
>「紗音の格好をしていても、別人だったかもしれない」
>「譲治にこのときある事を聞いたはずで、譲治はそれに満足いく答えをだせなかった」
>と言われている。これは前者は紗音の格好をしたベアト人格で殺害した、
>後者は性的に障害を持った紗音が子供を産めない体である事を告白したのかもしれない。
>子沢山の未来を語る譲治は子供なんかいなくていいと答える事は出来たのだろうが、
>瞬時に即答はできなかったのだろう。
これは紗音の人格で譲治に婉曲な尋ね方をしたのだと思います
例えば「子どものいない将来はあなたにとってどのようなものですか?」
というように
それに対し譲治はその真意が理解出来ず
「そんな将来考えられないよ」とでも答えてしまったのでしょう
その結果 紗音は絶望してベアトの人格にバトンタッチ
ベアトの人格が譲治を殺したのだと考えられます
何故 このように考えられるかと言いますと
以下の内容があるためです
“恋ができない身体なのに「子供が欲しい」と言われることが、どれだけ怖いことなのか。だから紗音は打ち明けられなかった。打ち明けたら嫌われると思った。本当はね、譲治はそんなことを言われたら言われたで、未来像を喜んで修正する気だったと思いますよ。”
つまり本来であれば譲治は紗音が望む答を出せたはずなのです
それが出せなかったことから
紗音の真意が譲治には伝わらなかったことが推測出来ます
>この2人の殺害は第7、8の晩とされてるので、この後、紗音達が夏妃の部屋に行ってる間に
>源次がナイフで二人を殺害したものと思われる。
これは以下に引っ掛かります
《赤:使用人が犯人であることを禁ず》
また竜騎士07さんの以下の発言があります
“源次が犯行を犯さないまでも、協力するだけで何とかなるんですよ。「見て見ぬふりをする」、あるいは「殺人はしなくても死体は運んでいる」とか。”
つまり 郷田と熊沢を殺したのは紗音でなければなりません
基本 ゲーム盤において人を殺せるのは紗音だけだと考えられます
(EP3は例外 EP6のヱリカも例外)
>ラストのこの描写は楼座が「この島に生き残れる場所はない!」というセリフからも分かるように、
>爆薬で24時に島が爆発する事を知ってしまったという事だろう。
>戦人と言い争いをしてる時はまったく慌てた様子はないので、
>戦人同様23時30分以降に直前になって爆薬の事を知らされたという事だろう。
これは『我らの告白』で蔵臼と夏妃に為されたことが
EP2においては楼座に為されたと考えられます
楼座が紗音の死体を確認しに行ったのも
戦人を紗音の死体から慌てて引き剥がしたのも
それが原因だと考えられます
死体を確認しに行ったのは
犯人である紗音が殺されるわけがないからで
戦人を引き剥がしたのは“死んだフリ”だと考えていたからです
ところが実際に紗音は死んでいたわけで
以下の台詞が出てくるわけです
“「その笑いを止めなさいッ!! ……あぁッ、私が笑いたいくらいよッ!! そうね、アレは間違いなく魔女だったわ、間違いなく魔女だったッ!! 私はわかってなかった、魔女を名乗る人間だと信じてたッ、違うッ!!!」
「…あれは、本当に魔女だった!! 私はあんなのに誤魔化されないわよッ!! いるんでしょう?! 出てきなさい、姿を現しなさいッ!! ベアトリーチェえええぇえええええええぇえええッ!!!」”
>実際に考えて欲しいのはこのゲーム盤は人間犯人説で説明できるように作られているという事だ。
>人間で説明可能だが、戦人がそこまで推理できてないだけの話なのだ。
>ではベアトはなぜこのような人間犯人説で説明可能な事件を使って戦人に魔女を認めさせようとするのか。
これはゲーム盤の核に現実世界に実在する
メッセージボトル及び偽書を採用しているためだと考えられます
メッセージボトル及び偽書は魔女も幻想描写も出てこない
単なるミステリーです
そしてベアトがこれをゲーム盤の核に採用しているのは
これが現実世界の紗音がやろうとして出来なかったことだからです
現実世界において紗音は戦人に約束を思い出してもらうために
狂言の殺人ミステリーを行うつもりでしたが
途中で(あるいはやる前に?)絵羽を中心とする親族によって碑文の謎が解かれてしまったため
きちんと出来なかったのです
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