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チェック | レス番号 | 名前 | 本文 |
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1 | ケーナ | このスレッドは「うみねこ」完結から 長い年月が経過したにもかかわらず 謎として議論を要することについて 真面目に考えていこうとするものです 推理する内容等は問いませんが 一つだけルールを設けさせていただきます。 仮名で構わないから 1人1つのハンドルネームを必ずつけ 発言者が誰であるか(どの発言と同じ人物であるか)を 明確にすること これは「誰が」「どの発言」を 「誰に」しているのかが分からないことで 推理や議論の妨げになることが多いためです ご理解とご協力をいただける方 このスレッドで まだまだ終わらない「うみねこ」を楽しみませんか? 参考資料 http://keena。web。fc2。com/ (“。”は“ドット”に変換すること) | |
2 | ケーナ | >>1 おそらくこれが最後のスレッドになると思いますので 乗っ取らせていただきます 文句のある人は勝手にスレッドを立ててやってください | |
3 | 仔羊 | ケーナさん "フェザリーヌが現実世界の1986年10月6日の出来事を 幻想修飾したものと解釈していましたがあれを現実世界の出来事として描いてきました"ということは、地下道のシーンから始まっていて戦人とヤスの地下道前の動きはわからないままなのでしょうか? あれを現実の事とすると戦人の言動が不自然になると思うのですが…。幾子の手向けシーンがないだけで原作と同じく現実の事ではないというならわかるのですが。 | |
4 | ケーナ | >>3 仔羊さん >地下道のシーンから始まっていて >戦人とヤスの地下道前の動きはわからないままなのでしょうか? >あれを現実の事とすると戦人の言動が不自然になると思うのですが 話はEP7のお茶会の惨劇後 地下貴賓室で紗音が意識を取り戻す場面から始まります ところがそのまま原作の1986年10月6日の展開に繋がります そこに“とんでもない奇策”が絡んでくるのですが ここは伏せさせてください | |
5 | ケーナ | 今月の『うみねこコミックEP8』で 戦人は“絵羽が親族を皆殺しにした”と 誤解していたことが判明しました 僕は“戦人は紗音に話を聞いて何があったか知っていた”と思っていましたので “偽書「Banquet of the golden witch」の執筆理由”を 全面的に考え直します まず“偽書「Banquet of the golden witch」”とはどのようなものであったのか 原作の説明を引用します “いやいや、彼女のこれまでの偽書、「Alliance」や「Banquet」も含めれば、どれだけの親族を、何度、惨たらしい方法で殺しているやら…。私が嫌味の一つも言いたくなっても、これは当然のことだ。しかしこれらの作品群は、その規模、完成度において、限りなく、「右代宮真里亞」本人が記してきたそれまでの物語に近いと評価されていた。特に、伊藤幾九郎の最初の偽書、「Banquet of the golden witch」は、九羽鳥庵で右代宮絵羽が難を逃れるまでを全て描いており、これこそ六軒島の真実ではないかとさえ囁かれ、ワイドショーでまで取り上げられたことがある…。” 十八が絵羽を犯人だと考えているなら この偽書の執筆理由は “六軒島爆発事故の真実を暴き、絵羽を断罪すること”だと考えられます ところが以後の偽書 「Alliance」「End」「Dawn」これらが EP4~6のゲーム盤と同様の事件であったと考えると “六軒島連続殺人事件は多くの共犯者による狂言”という主張です 何故「Banquet」とここまで内容が違ってしまったのか? 非常につまらない考察も出来るのですが ここはあえて“八城幾子は絵羽の日記の鍵を持っていた”という内容を信じて “「Banquet」執筆後に絵羽から接触があり、真実を知った” ということにしましょう “絵羽の日記の入手”という可能性も考えられるのですが 絵羽の日記は絵羽の死後に流出したもので それは「Dawn」の執筆前後ではないかと推測出来る為 手紙かメールだったと考えたほうがよさそうです (あるいは日記を送られて、鍵だけ貰って日記は返送した?) 何の証拠もないのに十八がそれを信じるのか? という問題もあるのですが つまらん考察を出すくらいならこちらを選びます | |
6 | 名無しさん | >幻想修飾したものと解釈していましたがあれを現実世界の出来事として描いてきました"ということは、地下道のシーンから始まっていて戦人とヤスの地下道前の動きはわからないままなのでしょうか? >あれを現実の事とすると戦人の言動が不自然になると思うのですが…。 ここに来て大変面白いトリックが仕掛けられているので買って読んだほうがいいと忠告しますが、一応スペース空けて書きます バトラもベアトも逃げまわっていたら偶然であっただけで絵羽にも霧江にも出会ってません だからバトラは絵羽が犯人だと思い込んだままです さてここで、バトラとであったヤスは事情を告白するのですが「言いにくいことは話さなかった」と断言しています 少なくともベアト=紗音=嘉音は聞いていますが肉体的不具は伏せています (ちなみにこの間ずっとかつら+ドレスのフルセットです) この後バトラは原作通りやたらベアトに好意的になりいちゃつきだします 魔女口調で話だしたヤスをベアトだと呼ぶことすらしています つまり明らかに「紗音とバトラの数年後しの恋が実った」という解釈の他に 「ベアトが紗音に化けていたとバトラが思い込んでる=パツキンボインに惹かれただけ」である余地を残しています そこはもうバトラの主観でしかありえませんから永遠の猫箱なのです | |
7 | 仔羊 | >>4、6 皆さんありがとうございます。 原作もそうですが戦人の反応が人が死んでいるのに軽いんですよね。 個人的には原作の幾子の黄金の薔薇を投げるシーンを省いただけでヤスのために書かれたもの(原作と同じくヤスへの手向け)かなと思いました。 戦人が絵羽を犯人だと思ったのはどうしてですか?逃げ回っていて絵羽の姿を見かけたのでしょうか? | |
8 | シロ | >>6 戦人の言動の不自然さから、十八の記憶を元にヤス(ベアト)のために書いたとは考えられるかな。十八は地下道に逃げた所までは覚えているらしいので。キスシーンなどは手向け。あれが現実の事だと戦人がね…。 | |
9 | 6 | >>8 逆にあれが幻想だと不具云々という内心描写がつじつまが合わないように思えます 蝶がまってるが死亡30分前&最後のバトラ部分だけだと思いますね | |
10 | シロ | >>8 同意です。十八の覚えていない所からは幻想かと。半幻想なのは原作と変わらないんじゃないかな。ただ原作よりも真実の部分が多く含まれてる。 | |
11 | ケーナ | 何故 原作通りの構成ではなく 紗音が目覚めた場面から描いたのか? それはこれが現実世界の出来事であることを どうしても理解して欲しかったからです それなのに何故 あなた達は描いてあることを信じず 創作認定したがるのか? 本当にこの作品を理解しようという気持ちを 持っているのでしょうか? こんなことでは 竜騎士07さんが“全てを明かす決意をした”のが まったく無駄になってしまいます 僕が竜騎士07さんで 今月の『うみねこコミックEP8』に対する 読者の反応をネットで読んでいたら キレるか匙を投げるかしています 仔羊さん >>7 >戦人が絵羽を犯人だと思ったのはどうしてですか? 霧江も含めた絵羽以外の遺体を全て確認したからです (金蔵は確認しなかったが紗音に否定された) | |
12 | 仔羊 | ケーナさん >>11 戦人とヤスの二人の視点で書かれているということですか? 戦人が事件を知った切っ掛けは何だったんでしょう?絵羽と留弗夫だと絵羽が犯人じゃないとわかるはずですし。 | |
13 | 名無しさん | EP3の戦人の海岸でのセリフで"つがいってのは〜"とありますが、恋人でもなく"つがい"と言ったのはヤスの性別・不具を考慮しでしょうか。 最後までヤスは戦人にその事を話せなかったようなので。 | |
14 | ケーナ | 仔羊さん >>12 >戦人とヤスの二人の視点で書かれているということですか? 視点は紗音ですが 戦人の行動も回想として出てきます >戦人が事件を知った切っ掛け 礼拝堂の場所が解らなかったので 郷田に訊きに行ったら殺されていました あとはどこに行っても死体ばかり 最終的に地下貴賓室に辿り着き 呆然としているところで紗音と合流します | |
15 | 名無しさん | 源次と熊沢はどこに居たのか忘れてしまいましたが、EP7お茶会で殺されるシーンありましたっけ? あと戦人は礼拝堂の場所を知らなかったんですか? | |
16 | 仔羊 | >>15 EP2で知らなかったと言っていたと思います。 ケーナさん 源次と熊沢は本館だと思っていたのですがあってますか? | |
17 | ケーナ | 仔羊さん >>16 コミックでは特に解るようには描かれていませんでしたが EP7で霧江が以下のように発言しています “「あなたは礼拝堂へ。私は戦人くんが出て行った頃を見計らって、ゲストハウスの連中を全て片付けるわ。」” この時点で残っているのはいとこ組と熊沢と南條と源次ですが EP1のシフトは以下の通り “本来は、紗音と嘉音がお屋敷の深夜勤になり、親族たち賓客が宿泊するゲストハウスの深夜勤が接待経験の豊富な郷田になるはずだった。そして、熊沢がゲストハウスに宿泊、源次はお屋敷に宿泊となっていた。だが、突然に蔵臼からシフトを変更するように命令があったらしい。……お屋敷とゲストハウスのシフトを丸ごと交換し、源次はゲストハウスに泊まるようにと。” 郷田はお屋敷で殺されたわけですから この変更されたほうのシフトになっていたと考えられます そして戦人がゲストハウスを出ると いとこ組は真里亞しか残りません “連中を全て”という発言から考えると ゲストハウスには真里亞と熊沢と南條と源次がいたと考えられます | |
18 | 名無しさん | うみねこは脱出ゲーム 協力プレイするも良し、殺してライバルを減らすも良し、但し全員で仲良く脱出だけは出来ませんし、金塊を持ちだそうとするならソロプレイがベストでしょう | |
19 | 仔羊 | ケーナさん >>17 確かに郷田が本館にいるということはシフト変更があったということですよね。戦人はなんで源次達に聞かなかったのでしょう?そもそも電話の時に聞けたでしょうし。 | |
20 | ケーナ | 仔羊さん >>19 >戦人はなんで源次達に聞かなかったのでしょう? このあたりは書かれていないので 推測になってしまいますが 戦人は子どもの頃から何度も六軒島に来ていることから ある程度 どこに何があるかは知っています だから6年前の記憶を頼りに 「確かあの辺りにあったはずだぜ」と向かったところ 暗かったこともあって道に迷ってしまったのでしょう そこでその時点でゲストハウスよりも近かった本館に向かった こんなところだと思います | |
21 | ケーナ | “うみねこのなく頃に 完全考察”という 考察ブログがこの時期になって立ち上げられましたが これはもしかするとあらゆる考察サイトの中で 1番優れたものになるかもしれません 僕の考察では意味不明な人は 見ておくと良いでしょう | |
22 | ケーナ | 1986年10月5日の 皆さんの行動を振り返ってみましょう | |
23 | ケーナ | 霧江 00:30屋敷で朱志香を殺害 00:40ゲストハウスに電話をかけて戦人を呼び出す 00:50ゲストハウスに侵入して真里亞その他を殺害 薔薇庭園で絵羽と遭遇し殺される | |
24 | ケーナ | 戦人 00:50ゲストハウスを出発 薔薇庭園通過 屋敷で郷田と朱志香の遺体を発見 薔薇庭園で霧江の遺体を発見 ゲストハウスで真里亞その他の遺体を発見 礼拝堂近くの林で譲治の遺体を発見 礼拝堂で留弗夫の遺体を発見 地下貴賓室で紗音と遭遇 | |
25 | ケーナ | 紗音 01:07地下貴賓室で意識を取り戻す 礼拝堂近くの林で譲治の遺体を発見 屋敷の食堂で朱志香の遺体を発見 ゲストハウスで真里亞その他の遺体を発見 地下貴賓室で戦人と遭遇 | |
26 | ケーナ | 絵羽 01:15地下貴賓室で意識を取り戻す 礼拝堂で留弗夫を殺害 礼拝堂近くの林で譲治の遺体を発見 薔薇庭園で霧江と遭遇し殺害 地下貴賓室で当主の指輪を発見 | |
27 | ムー | さくたろうや七姉妹、シエスタ達は所謂タルパ(人工精霊)だと思います。タルパは依り代がある方が作りやすく、作中でベアト(ヤス)が姿・能力をマリアと考えてたのはイメージを固定する為に詳細な設定が必要だったからです。 ロノウェ・ガープ・クレル達もタルパだと思います。 また、西洋では赤毛は魔女の印とされています。(ハリー・○ッターで純血のウィズリー家の人たちが赤毛なのはこの考えからでしょう) 戦人と縁寿の髪が赤いのは二人が魔女(戦人は十八として、縁寿は寿ゆかりとしてですが)だという事を最初から暗示していたのではと思います。 | |
28 | 名無しさん | 白繭の夢の歌詞を見ると偽書説・創作説の方がしっくりくるなぁ。 あの歌はまさに戦人からベアトリーチェ、ヤスへの歌だと思う。 | |
29 | 名無しさん | あの場面でこの歌は本当に泣けた。ベアト〜 日本語訳見てもっと泣けた。 公式の訳です。 欺瞞の奥に潜む 儚い魂よ 誰も居ない森で あなたは誰を待ち続けたのですか? 片羽を奪われた 小さな鳥は 静かに瞳を閉じました 苦しみは遠くに消えて もう なくことはありません 柔らかな白銀の霧が そっと全てを包み込みます 眠れ 眠れ 安らかに 私の綴る物語の中で あなたは自由に羽ばたける あなたの輝きがくすまぬように 私は最後の魔法を掛けましょう どうか 真実がもたらす悲しみに 金色の美しい夢が 穢されませんように 小鳥を蝕む 咎の森は 静かに朽ちてゆきました 風に散った花びらが 色褪せた頬を優しく包みます あの日 いくつの秘密を紐解けば 私はあなたを 救い出せたのでしょうか 眠れ 眠れ 安らかに あなたの抱いた幻想の中で 私は愛を知りました あなたの願いを 受け継ぐために 私はその名を呼び続けるでしょう 忘却の闇に あなたを奪われてしまわぬように 眠れ 眠れ 安らかに 愛しい人よ 安らかに | |
30 | ケーナ | 『続・最終考察 うみねこのなく頃に 考察』の “■八城十八創作説を否定する10の理由”を更新しました http://keena。web。fc2。com/zokusaikoukou。html#sousakusetsuhitei (“。”はピリオドに変換) 全般的にイジる必要があるのですが 取りあえずコレだけ | |
31 | ビン | うみねこの世界でのひぐらしの作者はやっぱり十八と幾子になるのかな。 | |
32 | f | ケーナさん 幻想世界があるとすると現実の戦人とベアトと戦っていた戦人のミステリーに対する知識の差を説明出来ないと思うのですがどうなのでしょうか。 | |
33 | k | >>30 >答はズバリ“世間で真相とされている考察が誤っているから”です。作者として、自分の作品が正しく理解されないことはとても悲しいことです。ですから、竜騎士07さんは恥を忍んで発言を翻したのでしょう。つまり、現在主流の考察である“八城十八創作説”は間違いなのです。 これは大いなるうぬぼれであり、現在世間で真相とされている考察は「ファンジターw」「あー、あのなんかよくわからんまま終わったやつ」です。 あと、前言翻した件は編集に怒られたんでしょう。新たに真相を明かす程度のテコ入れしないことには普通に打ち切り案件でしたし。 | |
34 | 34 | 今更な思い付きを一つ。 EPは偽書を読んでいる人物の読書体験の幻想修飾。 EP6で幾子が縁寿に「最近の読者は赤インクで書かれてる部分以外は無価値とまでいうやつも多いから、それ以外の部分もちゃんと読みこんでくれるのはうれしい」といった主旨のことを話していたと思います。 ということは彼女の偽書には赤字が含まれていて、それはメタ世界だから、偽書はEPまるごとそのままなのだ的な論が過去にあったと思います。 ところが、各EPは事件のあった2日間に記述が限定されないし、真里亞の手記形式じゃないし、ワインボトルに入りそうにないしであれこれ矛盾する。どうも偽書とEPは別物らしい。 たぶん、幾子の偽書はEP8のベアトの紫字犯人あてゲームみたいなのを、真里亞の手記形式で書いてるんでしょう。んで、現実に起こってるのは誰かがその偽書を読んで「ははーん、どっかに抜け道があって犯人はそこから密室に入ったんだな? ……って、ぐわー、赤字でそれはないって書いてるー!」と推理したりのたうち回ったりしている。これを幻想修飾するとゲーム盤+メタ世界になる。 で、そうすると誰が読者なのか、ゲーム盤とメタ世界以外の部分は何なのか、誰の何のための幻想修飾なのか(一番身も蓋もない考えは竜騎士07の我々に素直に読み解かせないための、になってしまうが)、ほか細かいとこいっぱいが問題になるけど、単なる思い付きなのでその辺ぶん投げて終わる。 | |
35 | 34 | あ、うん。細かいとこはともかく、大筋でいい感じの妄想ができた。 1986年、狂言殺人の末、見事謎を解いて紗音戦人カップル成立。爆発も起きないし殺人もない。大学進学のため戦人は家を出て紗音と同棲をはじめ、赤ん坊入れ替え告白の結果ルドルフ霧江は離婚、縁寿は霧江に引き取られ、以後右代宮家との接触なしに育つ。戦人と紗音は狂言殺人計画書とそのヴァリエーションをベースにミステリ小説「うみねこのなく頃に」を書いてミステリ作家になる。たぶん、細部はいろいろ違うが、縁寿が読んだら「この《えんじゅ》って私がモデルだわ!」とか思うくらいにはそのまま。 1998年、幼少期の狂言殺人の記憶とドハマリした「うみねこ」の影響で縁寿は中二病をこじらせ、右代宮家はゲロカスで1986年に凄惨な殺人事件が起きたけどそれは隠ぺいされてて「うみねこ」作者は真実を知っていて自分の母親は実の母じゃないと信じる痛い子に。何言っても陰謀論を補強するだけだわ、ルドルフ有責で離婚してるから離婚協議時の和解条件の都合でろくに面会もできないわで、戦人紗音は「うみねこ」を路線変更しドハマリしてる対象の方からそんなことないよと諭して軟着陸させることを企てる。 「うみねこ」を読んで思考を七転八倒させてる縁寿の姿を、竜騎士07がメタ世界と赤青バトルで幻想修飾して我々に見せているのが、現実のうみねこ各EP。おわり。 | |
36 | f | うみねこの偽書(EP)は戦人からベアトリーチェへのラブレターだと思います。 ヤスのボトルメッセージというラブレターに対する返事みたいな物ですね。 各EPで愛や恋人について語られているのは、勿論ヤスの思想について書いているのもありますが、ベアトに自分の考え、思いを伝えるため。 (EP3の海岸での戦人の恋人に対する発言などです。) | |
37 | otoma | 久しぶりに書き込みます。otomaと申します。 最近は名前を捨てて漫画うみねこ2chに過去の自説とか、誰かのレスからヒントを得た自説とかを気楽に書き込んでいました。 数日前にも誰かのレスからヒントを得たのです。 >>紗代ちゃんが幸せになるためには、紗代という名前も心も過去も捨て、右代宮家とまったく無関係な環境で 紗代とは別の人間として生まれ変わって生きることだったのかもな。 >>隠し財産があれば整形手術で別人レベルまで外見変えることだって可能だろうし、 隠し財産があれば見知らぬ土地の大金持ちの令嬢という設定でキャラ立てする事も可能だろうし、 好きだった推理小説を書く事を職業にして、大人気作家になっていたかもしれない。 面白そうだ。もっと具体的に考えよう。とすぐに反応して即興でレスしました。 >不幸な生い立ちのショックから立ち直って霧江みたいに割り切って考える事が出来たら別の生き方もあったと思う。 碑文の謎を解いた直後に金蔵が死亡した幸運に気付いて、黄金を換金して使用人を辞める決断がヤスに出来れば良かった。 問題は金蔵の死亡隠蔽の共犯者に組み込まれたから勝手に使用人を辞める事が出来ない事。 20億ぐらい源次に換金してもらってから、源次が碑文の謎を解いた事にして、黄金の権利を蔵臼に譲れば、 すぐに金蔵の死亡隠蔽は解除されてヤスは自由に使用人を辞める事が出来る。 どうせ中学卒業するまで使用人を辞める事が出来ないから1年かけて辞める準備をすれば良い。 準備が整った1985年に別れ話のつもりで譲治に出生の秘密だけを打ち明ける。 やっぱりダメなら中学卒業後に作家を目指して八城十八に。 それでもOKなら安田紗代として譲治に尽くす。(20億を秘密にしたまま) >でも現実世界のヤスは20億を手にして八城十八になった可能性のほうが高いような。 ネット小説「うみねこのなく頃に」で戦人を釣るつもりが縁寿だったとか。 これはすごく良い説だ。ファンタジー抜きでハッピーエンドになってる。なぜこんな簡単な事に気付かなかったんだ。 と書き込んだ自説を読み返して自画自賛しました。 でも2chの人には受け入れられませんでした。 直接否定はされませんでしたが、ヤス=幾子説は荒れるからダメだという流れで否定されました。 ヤス=幾子説は僕も大嫌いだけどこれは違うだろ。と反論したかったけど荒れるからやめました。 大金を目の前にしてそれでも叶う事ない恋愛感情を2年間も抱き続ける事が出来るだろうか? 無理だと思う。恋愛経験の無い僕には理解出来ない。そんなに辛いのならお金持って逃げたらいいじゃないかと思う。 伏線がないから推理不可能という問題ではなく、可能性がものすごく高い説としてもっと真剣に考えてほしい。 そう思って最近流れが止まっているけどROMしてる人の多いこちらの掲示板に転載しました。 押し付けるつもりはありません。 幸せの魔法とか自分だけの黄金の真実とかで良いから、そんな気持ちでうみねこを読み返すと良い感じになれると思うのです。 | |
38 | 名無しさん | >>37 otomaさん 紗音は恋愛に肉体の結びつきは関係ないとか言ってたし、ヤス自体の愛の考え方は精神的、魂が結ばれるというものだと思うので2年間も悩むのは無理と言うのは同感です。 良い説だと思います。 私はヤス=幾子説好きなんですけど荒れるんですよね(´・_・`) | |
39 | otoma | >>38さん >良い説だと思います。 ありがとうございます。 創作説(誰が誰に向けて偽書を書いたかが解れば考察終了)はうみねこをつまらなくするから絶対にしたくありませんでした。 だから>>37は僕にとっては初めての無意識な創作説です。 でもこれは偽書ではなくネット小説なので救いがあって気に入ってます。 推理可能な伏線が見つかっておらず、2次創作の粋を出ないのが残念ですが…。 この説でうみねこを再読する場合、現実世界がどうなっているのかを予め想像する必要があります。 現実世界の戦人を物語世界の戦人で釣ってはいけないからです。 現実世界に右代宮一族は存在しないと仮定して、僕の考えた例えばの現実世界の設定を書き込んでみました。 幾子(仮):大金持ちの娘で1998年の現在では親の持家に使用人と二人で住んでいる。 普段は閉じこもって物語を執筆しており、後に謎の新人作家の八城十八として売り出す。 1998年にネット小説「うみねこのなく頃に」を伊藤幾九郎〇五七六のペンネームで書いた人。 1986年当時は19歳。物語中ではヤス(紗音と嘉音)と幾子のモデルとして登場する。 十八(仮):幾子の従姉弟。1980年に軽い気持ちで幾子にプロポーズしたまま一族から離れて、その後逢っていない。 父親の早すぎる再婚が原因で家出して、母親方の祖父母の家で生活しているらしい。 1986年当時は18歳。物語中では戦人と十八のモデルとして登場する。 幾子の祖父:幾子の父ではなく普通に祖父。1984年に死亡。物語中では金蔵のモデルとして登場する。 幾子の兄と父母:物語中では譲治と蔵臼と夏妃のモデルとして登場する。 幾子の従姉妹とその叔父叔母:物語中では縁寿と留弗夫と霧江のモデルとして登場する。 幾子のクラスメイトからの親友:物語中では朱志香のモデルとして登場する。 幾子の近所の女の子とぬいぐるみとその母親:物語中では真里亞とさくたろうと楼座のモデルとして登場する。 幾子のクラスメイトと担任達:幻想キャラクターのモデルとして登場する。 幾子の家と実家の使用人達と近所の町医者:熊沢と源次と郷田と南条のモデルとして登場する。 絵羽と秀吉とヱリカとベアトとラムダとベルンのモデルは無し。 これは僕の考えた現実世界の設定だから他の人はそれぞれ違う設定を作ってうみねこを再読すれば良いでしょう。 これで現実世界の十八(仮)は「うみねこのなく頃に」を読んで何かを察して幾子に釣られると思うのだが。 十八(仮)の気持ちになって漫画うみねこを読み返してみよう。 | |
40 | ケーナ | fさん >>32 レスが遅くなりまして申し訳ございません しばらくこの掲示板を見ていませんでした >幻想世界があるとすると >現実の戦人とベアトと戦っていた戦人のミステリーに対する知識の差を >説明出来ない ご指摘の点はもっともな疑問で 僕は元々以下のように考えていました 「ベアトがそのような設定で戦人の駒を作った」 現実の六軒島で紗音が待っていた戦人は “紗音との約束を忘れ、ミステリーへの興味も失った戦人”です そんな戦人が来るだろうと思い いろいろ準備をしていたわけです ところが実際の戦人は約束を憶えていたでしょうし ミステリーを愛し続けていました これでは“約束を思いだしてもらう為のゲーム”が成立しません 「だから戦人の駒は設定変更が為されている」と その後 コミックEP8で ベアトがゲームを始める場面が描写されましたが これは2つの解釈が出来ると思います (1)戦人は記憶と一緒にミステリーの知識も失った (2)現実世界の紗音は 最期まで戦人がミステリーに詳しいことを知らなかった為 それが何らかの形で対戦相手の戦人に反映されてしまった (あるいはあの戦人はベアトリーチェが無意識のうちに生み出してしまった駒なのかも) | |
41 | ケーナ | kさん >>33 レスが遅くなりまして申し訳ございません しばらくこの掲示板を見ていませんでした >新たに真相を明かす程度のテコ入れしないことには普通に打ち切り案件 コミック版はいわゆる“企画モノ”で しかも全部揃わないと意味がないことから 打ち切りはあり得ないでしょう | |
42 | f | 今日EP8の8,9巻を読みました。泣けましたね。 絵羽の日記の出処が判明しましたね。 個人的に驚いたのは縁寿が幾子に会った事があるとなっていたことと戦人が絵羽を犯人だと思っていた事です。 ベアトがゲームを開始する描写の戦人は十八の記憶喪失を指しているのではと思います。ベアトの台詞と幾子がベアトのために偽書を書くよう勧めたとありますし。 | |
43 | ケーナ | コミックEP8 9巻あとがき抜粋 “EP8の作画がEP1をご担当した夏海先生に決まり、打ち合わせの以前に先生かすでに書き上げられた何十ページものネームを送って頂いていました。そこにはすでに二日目の爆発以降、三日目の戦人とペアトのやり取りや、犯人の過去編が描かれていました。(これを描けたのはEP1連載開始前に、僕が真相についてお話ししていたからです。)お忙しい中、たくさんのネームを書き上げ、僕に届けてくれたネームからは夏海先生かこの物語をご自身の手で眠らせるという愛と決意を感じました。だから夏海先生に猫箱の中身を委ねることにしました。僕が、その際に先生にお伝えしたのは以下のような3つのことでした。「サウンドノベルと漫画では描き方も見せ方も違う。だから、原作に固執することなく漫画版に相応しい描き方、魅せ方にしていただきたい」ということ。もう1つは、「EP8は縁寿を幸せにするための物語。彼女を救う為に書き上げられたものなのだから、どうか必ず彼女を最後に幸せにしてほしい」そして最後の1つは、「全てを夏海先生にお預けするので、どうか猫箱を存分に描き切っていただきたい」それに夏海先生は全身全霊で応えて執筆をして下さいました。執筆中にも、本編で明かされなかった様々な事項の確認のやり取りを何度もさせていただきました。それは猫箱を切り開き、展開するかのような、いや、ベルンカステル風に言うならば猫箱の腹を裂き、全てを引き摺り出す作業で した。その果てに、僕は夏海先生に猫箱の全てを伝え切れたと思っています。だからこそ。あの日あの島で何かあったかを竜騎士07と同等に知る唯一の人間は、夏海先生ただ1人だと断言できると思います。” | |
44 | 海羊 | 幾子=ヤスの根拠である戦人が知らないさくたろうを八城十八が知っていることはもう否定されてるの? | |
45 | ケーナ | 海羊さん >>44 “しかし、私が今年、「さくたろうの大冒険」で脚光を浴び、寿ゆかりという名を有名にしたことで、……彼の耳に届いたのかもしれない。あのライオンのぬいぐるみを、さくたろうと呼んで真里亞お姉ちゃんと一緒に遊んだこと。それを知る者が、さくたろうという名と、私の名を結び付けたなら、……私の正体に気付くのは、当然のこと。そして、私の正体に気付ける人間は、とてもとても、限られている。………そして、推理小説に堪能な、男性。それが意味する人物を、私はひとりしか思い付けない。遺品整理の時、彼が自室に、本当にたくさんの推理小説を積み上げているのを、私は知ったから。” この内容から戦人はさくたろうを知っていたと考えられます | |
46 | ケーナ | 『うみねこのなく頃に』の考察である 『続・最終考察 うみねこのなく頃に 考察』を更新しました http://keena。web。fc2。com/zokusaikoukou。html (“。”は“ピリオド”に変換) おそらくこれでもう僕が新たに書くことはないと思いますが 疑問に思う点がありましたらお気軽にお尋ねくださいませ あと『うみねこのなく頃に』全般の質問も受け付けます 既存の情報に答がある質問なら 大抵答えられると思います | |
47 | 海羊 | >>45 ケーナさんレスありがとうございます。 ちょっと考えをまとめさせてもらいます。 当たり前ですが戦人がさくたろうを知るには直接見るか伝聞です。 戦人が事件前の最後に島に訪れた時は真里亞は三歳で当時はまださくたろうを持っていないと思います。 EP4が手元にないのでちゃんと確認はできませんが、ローザがさくたろうをプレゼントしたときは真里亞に構ってやれない状況だったので流石に三歳以降だと考えます。 島の外で戦人は縁寿とは会っていたがローザ、真里亞とは会っていない。戦人は縁寿、真里亞がさくたろうが遊んでいる様子を見たことがない、そしてさくたろうの姿を見たことがないと考えられます。 戦人がどうやってさくたろうを知ったのかは縁寿から聞いたが一番納得できる答えだが、その描写を確認していないので俺は戦人はさくたろうを知らなかったと考えています。 さくたろうを知る人物はマリアージュ・ソルシエールを囲った使用人、ローザ、真里亞、縁寿だと記憶しています。縁寿が霧江からぬいぐるみが何で出来ているか教えて貰ったようなので霧江も知っている可能性はありますが。 最後の手段として真里亞の日記を読めば知ることができるが十八は日記を見たのでしょうか? そして、推理小説に堪能な、男性。それが意味する人物を、私はひとりしか思い付けない。遺品整理の時、彼が自室に、本当にたくさんの推理小説を積み上げているのを、私は知ったから。” これはミステリー作家の八城十八が二人組で男だと判明して出た文で、縁寿が戦人はさくたろうを知っていたと確信していたとは違う気がします。 さくたろうを知っている島の関係者へのメッセージではあったがピンポイントで戦人を釣り上げようとしたとは違うかなと。 うみねこはミステリーでいう答えに繋がる客観的で断定的な証拠はあまりないけど、個人的にこれは幾子=ヤスの最大の証拠だと思っていますね。よくある犯人にしか知り得ない情報を漏らすパターン。まあ俺が見落としているのかもしれませんが。 | |
48 | ケーナ | 海羊さん >>47 確かに作品中に“戦人がさくたろうを知っていた”描写はありません おそらく戦人がさくたろうを直接見たことはないでしょう それなのに縁寿は“戦人がさくたろうを知っていた”ことを確信している ということは縁寿自身が戦人にさくたろうのことを話したことがあるのでしょう ぶっちゃけ おそらく単なる伏線の張り忘れ | |
49 | 山羊13 | 私は最終巻の入水の後、ベアトがゲームを始める描写がヤス=幾子に繋がると考えてます。そのまま、生き残ったヤスが戦人の記憶を取り戻そうとしている描写かと。 幾子がヤスでないとするとConfessionとメッセージボトルだけで6年もあっていなかった戦人と無関係の幾子があそこまで右代宮の事、ヤスの魔法の考え、幻想世界を偽書に書けるかというと無理があると思います。 "世界を生み出す最小単位は二人"。八城十八=フェザリーヌはヤスと戦人の二人で一人の魔女。だから世界を生み出せる造物主。ベルンやベアトなど他の魔女よりも高位である。偽書や二人で書き上げた小説は世界そのもの(ひぐらしとか)。 うみねこはヤスと戦人のベアトへの謝罪と縁寿を救うための物語だったんだと思います。 | |
50 | ケーナ | >>49 山羊13さん “伊藤幾九郎の最初の偽書、「Banquet of the golden witch」は、九羽鳥庵で右代宮絵羽が難を逃れるまでを全て描いており、これこそ六軒島の真実ではないかとさえ囁かれ、ワイドショーでまで取り上げられたことがある…。” という話ですが EP3にはそんなこと書かれていないわけで EP3≠偽書 そして偽書がメッセージボトルに似せて書かれたものなら 文章量もそんな長いわけがなく >ヤスの魔法の考え、幻想世界 は偽書には書かれていないと考えられます せっかくなので 僕が以前に書いた “■八城十八創作(ヤス=幾子)説を否定する10の理由”を貼り付けておきます 本来は画像付きなのでおかしな内容になりますが ※(理由1)コミックEP8で竜騎士07さんが真相を明かす決意をした この漫画では原作で描かれなかった様々な真相を夏海先生が描いてくれることでしょう。それは、僕が夏海先生の情熱に負け、愛の深さに感動し、それらを明かす決意をしたからです。 ※これがコミックEP8の巻末に竜騎士07さんが寄せたコメントです。一方で、それ以前には以下のような発言をしています。 (聞き手)どうして明確な謎解きを出さなかったのかをお聞かせ願えますでしょうか。(真相8) それは、この作品が議論して楽しむゲームだからです。ゲームである以上、挑戦した人だけ、議論をして色々な情報を集めた人だけがゴールに辿り着けるようにしたかったんですよ。これこそが『うみねこのなく頃に』がゲームである理由です。(中略)今後も「真相はどこかに書かないんですか?」といった内容の質問を受けると思いますが、一切触れないことが真剣にプレイしてくれた人に対する一番の恩返しになると思っています。 ※前言撤回も良いところです。何故、こんなカッコ悪いことを竜騎士07さんはするのでしょう。答はズバリ“世間で真相とされている考察が誤っているから”です。作者として、自分の作品が正しく理解されないことはとても悲しいことです。ですから、竜騎士07さんは恥を忍んで発言を翻したのでしょう。つまり、現在主流の考察である“八城十八創作説”は間違いなのです。 (理由2)通常、物語は作品中の登場人物に書き手を想定しない 一人称(主人公が“僕”“私”“俺”)の物語は、作品中に登場する誰かの視点で語られるものですが、その場合には必ず、誰が語り手なのか判るように書いてあります。しかし戦人の一人称で物語が進むEP1を除き『うみねこのなく頃に』は基本的に一人称ではありません。それなのに何故か皆“『うみねこ』の作者”を想定したがります。これは解りやすく例えるならば「ハリー・ポッターシリーズを書いたのはハリーか? ロンか? それともハーマイオニーか?」と言い出すようなものです。普通はそんなこと誰も考えないのに、何故か『うみねこのなく頃に』に関しては、それが当たり前のように語られているのです。 (理由3)作品中に根拠がない 確かに作品中には漁師が発見したものと警察が発見したもの、2つのメッセージボトルが存在すると書かれていますし、それを模倣して偽書作家が書いた偽書(八城幾子が書いた4つの偽書もその中の一部)が存在するとも書かれています。でも“EP”を誰かが書いたとは、まったく書かれていません。僕が書いた『最終考察 うみねこのなく頃に 考察』は原作テキストと竜騎士07さんの発言からの引用が8~9割を占めているわけですが、その中に“『うみねこのなく頃に』は誰が書いたのか?”というトピックはありません。これは別に僕の考察にとって都合が悪いからトピックを立てなかったわけではなく、原作テキストと竜騎士07さんの発言の中にトピックを立てる根拠となる内容がなかったからです。 (理由4)現実世界の出来事と創作部分を切り分ける手段がない 竜騎士07さんは“一なる真実がわかるように書いた”と発言していますが、『うみねこのなく頃に』には八城十八(ヤス=幾子説を採用するなら、紗音と戦人)には知りようのない内容が描写されています。EP3における楼座と九羽鳥庵のベアトとの邂逅。EP4におけるルチーア学園における縁寿の生活、絵羽死去後、縁寿が行った“真実を求める旅”、楼座と真里亞の生活。EP7における金蔵とビーチェのロマンス。これらは八城十八による創作ということになりますが、それならば我々はどうやって、創作である部分と真実である部分を切り分けたら良いのでしょう? こんなことで一なる真実など解るのでしょうか? 僕が主張する“ファンタジー説”の根幹は“書いてあることを全て信じる”というものです。何故なら、我々には何が創作で何が真実なのか、切り分けようがないからです。プレイヤー個人の主観で切り分けた真実を、誰もが共有出来る真実に昇華出来るのか? そんなものが“一なる真実”と呼べるのか? それがファンタジー説の出発点です。故にファンタジー説による考察は“一なる真実”によってがんじがらめになっており、著しく自由度の低いものとなっています。“解法は1つだけ”だからこそ、それは“一なる真実”足りえます。 (理由5)竜騎士07さんが“『Confession of the golden witch』”を出してきた 僕は『コミックEP8』連載開始当初、この『Confession~』は構想になかったのではないかと思っています。というのは、これによって作品中の設定にまで変更が加えられているからです。そうまでしてこんなものを出してきた、その目的の1つに「八城幾子が紗音でなくても偽書は書ける」というのがあるはずだからです。この『Confession~』は“八城幾子が海岸で拾った”と語られました。ヤス=幾子説の根拠の1つは「何故、八城幾子は右代宮家の関係者でなくては知りえない内容の偽書を書けたのか? それは、幾子がヤスだからである」というものですが、『Confession~』を拾っていたことで、八城幾子が偽書を書ける理由が説明出来るようになりました。つまり『Confession of the golden witch』はヤス=幾子説を否定する側面を持つのです。 (理由6)赤字で否定されている “《赤:妾が赤で語ることは全て真実》”という赤字がありますが、赤字の中には現実世界について言及しているものもあります。これに関して「だからこそ、創作なのだ」というのが創作説の主張ですが、これは赤字の絶対性を否定する解釈です。赤字を信じていないのです。赤字を本当に信じるのならば、このような解釈にはなりません。そして赤字によって以下のやりとりがあります。 “「この、九羽鳥庵の庭でくつろいでるベアトと、…さっきの祖父さまとの会話は、真実なのか?」(戦人) 「はい。真実です。かつて、《赤:実際にこの場所で、お二人はこのような会話をなされました》」(ロノウェ) 「はい。《赤:ここは1967年の世界》。19年前の世界でございます」(ロノウェ)(EP3)” 金蔵と九羽鳥庵のベアト、2人しかいない場面の描写が、赤字で「真実です」と語られています。創作者には絶対に知りえない出来事が真実だと赤字で保証される。これは赤字で創作説を否定しているも同然です。 (理由7)八城十八がこんな物語を書く理由が見当たらない EP4において縁寿の“真実を求める旅”が描かれます。あんなもの八城幾子と十八には知りようのない話ですから、あの部分は八城十八による創作ということになります。縁寿はそんなものを読んでどう思うでしょう? また、縁寿とベアトリーチェの為だというなら何故、それを世間一般に公開するのでしょう? 単に手紙を書けば良いのではないでしょうか? 十八が六軒島から生還した戦人であることが世間に知られれば、大騒ぎになります。自らそんなことをするでしょうか? EP8で縁寿は右代宮グループを小此木に譲って、寿ゆかりとして生きていく決意をしますが、あれは縁寿に対して作家になれと言っているのでしょうか? 最後のパートは1998年から数十年後の未来ですが、あれは縁寿にそれだけ待てということでしょうか? 疑問点しか浮かび上がりません。 (理由8)紗音が幾子として生きるわけがない 紗音は孤独な自分を慰めるために“ベアトリーチェ”“嘉音”2つの新たな自分を生み出しました。それが結果としてあのような悲劇を生み出します。 「お前に罪があるなら。それを犯させた俺にも罪がある。……だから、お前の十字架は、俺たち二人で背負おう。」(戦人) 「………戦人…………。」(ベアト) 「生涯。……お前の十字架を支えるから。………出よう。黄金郷を。俺と二人で。」(戦人)(EP8) ※ここでまた、新たな自分である“幾子”を生み出してしまったら、十字架を背負っていないことになります。 (理由9) 偽書の文章量としておかしい それぞれのEPのコミックにおいて“メッセージボトルのノート片の枚数は9枚”と統一されている以上、これは公式解釈とみて間違いないと思います。そして偽書が“メッセージボトル偽書作家とは、その名の通り、六軒島の事件を記した謎のメッセージボトルの、文章を捏造して発表する者たちのことである。彼らは、新しいメッセージボトルが発見されたと称し、よく似た贋作、もしくは、真相を自分なりに解釈した新説を、右代宮真里亞の文書を騙って発表するのだ。彼らは堂々と「右代宮真里亞」を名乗り、さも自分は当事者で真相を知っているかの如く、新しい奇怪な物語を描き、それを、ニンゲンが新しく手に入れた海、インターネットの大海に、第三、第四のメッセージボトルとして放っているのだ…。伊藤幾九郎は、そんな人間たちの間でもっとも高い評価を受けている偽書作家なのである。(EP6)”というものである以上、文章量もメッセージボトルを踏襲していると考えられ、講談社BOXで発売されているEP3が上下巻で600ページを超えていることから、文章量的におかしいことが解ります。 (理由10) コミックEP8における変更点 コミックEP8は原作から大幅に内容が変更されています。変更した理由はもちろん(理由1)で取り上げた“真相を明かす為”です。ということは変更された部分にこそ“真相”が描かれていることになります。この前提で“どこが変わったか?”を確認してみましょう。紗音による罪の告白である『Confession of the golden witch』。この中に『ラムダデルタ卿による回想記』を組み込んできました(“その1”“その2”“その3”)。現実世界の出来事として描かれている『Confession~』の中にファンタジー世界の物語を組み込む。その意図は明らかでしょう。そして、これだけではありません。縁寿が“バトラのゲーム”の中で貰ったプレゼント。これを現実世界の縁寿が持っています。さらに“バトラのゲーム”の中でのバトラの頼みごとを現実世界で叶えています。その上“1986年10月6日”を“バトラとベアト”ではなく“戦人と紗音”として描いています。そしてその結末において、紗音は魔女ベアトリーチェとして転生しています。あきらかに「この作品はファンタジーである」という主張です。逆に「創作である」という主張はまったく存在しません。 | |
51 | 山羊13 | ケーナさん 私は偽書=EPで考えてますからね。 十字架を背負っているから縁寿の為に偽書を書いたと思っています。どうでもよかったら書きません。世間に出したのは騒動を収束させる為かと。 九羽鳥ベアトと楼座の事などは源治達から聞いたから知っていたと考えています。 | |
52 | 海羊 | >>48ケーナさん さくたろうを知る者は猫箱の外と中を合致させる重要な鍵です。竜騎士07さんが戦人犯人説を否定したいのなら、それに付随する幾子=ヤスの根拠であるさくたろうの情報の出所を後付けでも伏線を張るのではないでしょうか? 以下は駄文ですが俺の考えをまとめてみました。 うみねこの世界は作者である竜騎士07さんが書いた世界であり、絶対神である竜騎士さんの駒の偽書作者(ヤスと八城十八)、その下にゲームマスター(ベアト、戦人、ベルン、ラムダ)がいると解釈しています。 竜騎士さんは我々読者を、偽書作者はその世界の読者を騙すことが目的です。うみねこはその二つの目的が絡み合った世界でしょう。 そして、うみねこの世界は大まかに現実と幻想(小説)の二つの世界がある。 この現実と幻想の世界の区別はできます。例えば手品エンドがそうです。手品エンドでは縁寿はあるはずのない景品を持っていました。つまり幻想の世界です。他に挙げられるものは、脱出後の入水です。あのシーンには黄金の薔薇が登場してました。他にもいるはずのないベルンやフェザリーヌと会話したといった超自然的な現象があるものは幻想だと解釈します。 うみねこの現実世界には超自然現象はない。 うみねこではカケラという多世界解釈、平行世界のSF的なものがあるが、それは創作の世界です。現実世界でも魔女とカケラがあるのならひぐらしのように運命を打ち破って全員生還のハッピーエンドにできます。カケラとはヤスやウィッチハンターの創作です。 うみねこのEPとは我々読者に訴える竜騎士さんが書いたものとうみねこの世界におけるヤスと八城十八が書いたものが混ざりあったものだと思います。 EP4ではボトルメールは事件の前日からと書いてありましたが、EP2では実際には紗音が水族館に行ったり鏡を破壊したり絵羽に意地悪されたりと前日以前のことが書かれています。これはボトルメールではなく竜騎士さんが書いたものです。 つまりEPそのものは創作だけでなく、我々読者へ向けて書いたものがあるということです。 俺はヤス=幾子説派です。 この説を支持してる人はもしかしたら竜騎士さんを過大評価しているかもしれません。漫画版のEP8を読んで「本当にこんなオチなの?本当は真相を明かしていなくて凄いどんでん返しがあるんだろ?」という感想があるのだと、少なくとも俺はそう思いました。竜騎士さんがはらわたを見せたと言っても、それでも俺はそのまま受け止めずに敬愛する竜騎士さんの言う通り考えを止めずヤス=幾子説派です。 以下は俺の作品考察です。 うみねこにおける首謀者はヤスと戦人。 目的は紗音と戦人の殺害です。実際の殺人は次男夫婦。目的とは紗音と右代宮戦人の社会的な死を迎えて幾子と十八になって新しい人生を歩むことです。 根拠はこうです。 何故EP1、2のボトルメールでヤスは戦人の情報を知っていたのか? ボトルメールが事件前に書かれていたとしたらヤスは6年間戦人に会っていないのに戦人の変化した外見的特徴である高身長、そして戦人の出生の秘密を知っていることになります。 このことはヤスが戦人の情報を収集していたか交流していたという可能性があります。 EP7で戦人は親族会議に出席しません。これはヤスが理御だと戦人は島に来訪しないことを意味している可能性があります。ヤスが紗音なら戦人は来訪する理由があるのでは? 俺は事件前に戦人と紗音には交流があり、計画的な目的があって戦人は来訪したと考えます。戦人には親に恨みがあるので右代宮から離れたい動機は十分あります。そして紗音にも右代宮を恨む理由があります。 どのように右代宮から離れるかは狂言で死ぬことだと思います。紗音には狂言殺人の計画があった、それに戦人が乗ったと考えます。 ここで自分なりの竜騎士さんの作品を読み解くアプローチを説明します。 ひぐらしを知っている方にはご存知ですが、ひぐらしには日常会話に伏線が張り巡らされています。うみねこにもそれらしきものが見当たります。 例えばEP3で次男夫妻が秀吉を銃で殺害し「悪いな姉貴」と言って絵羽に銃を構えて殺そうとして結果的に返り討ちにあう描写があります。これはEP7のお茶会、真相を示しているものでしょう。こういう伏線がうみねこにもあると考えます。これを利用して根拠を説明していきたいと思います。 話を戻すと真相は紗音が計画した狂言殺人に本物の殺人鬼が乗ってしまいました。これはEP6のエリカが示しています。つまり真相は計画的な狂言殺人をやろうとしたら霧江が殺してしまったということです。霧江の殺人はEP7の理御の場合でも殺しているのでヤスとは関係なく絶対的なものでしょう。 ついでにEP6のエリカでもうひとつ暗示しているものがあります。 エリカは探偵でなければ犯人になる。これは出題編のEPで探偵だった戦人が探偵でなくなったら犯人であるということを示しています。つまり偽書ではない現実世界では首謀者である可能性があります。 EP8の縁寿が「縁寿としてではなく新しい人生を歩む」と言っています。これはヤスと戦人の目的でしょう。 八城十八が偽書を書いた目的は? 俺はうみねこのテーマ、解とはこれだと思います。偽書の犯人が紗音と突き止めてもうみねこの解にはなりません。 何故偽書を書いたのかというと世間と縁寿に戦人と紗音は死んだと思い込ませることです。 漫画では十八は絵羽が犯人だと思っていて偽書は絵羽を告発する意味もあったらしいですが、これはおかしいです。十八はEP3以外にもいくつか偽書を書いたらしいですが絵羽が犯人だと読み取れるのはEP3以外ありません。告発するならEP4でも絵羽が犯人だと示す必要があるでしょう。 EP8の裏お茶会で縁寿は戦人が赤字で死亡宣告されたと思っています。これはEP8が偽書で縁寿が読んで戦人が死んだと思い込ませたということです。何故十八が時間を置いて縁寿の前に表れたかは次に説明します。 ヤスの罪とは? ヤスは脱出するときに罪を犯したから生きていけぬと言っています。しかしヤスは親族会議で殺していません。せいぜい銃刀法違反か爆発物取締罰則です。 ヤスがここまで思い詰める罪とは金蔵を殺したことだと思います。 動機は十分です。ヤスは金蔵を憎んでいます。 どのように殺したのかは毒殺です。EP2で絵羽が紗音に「毒でも入ってるんじゃないの~?」といじめています。これは紗音が毒殺した可能性があることを示しています。毒殺なら紗音には機会があり、外傷はないので長男一家に不信感を持たれません。 さらにEP7でヤスが理御なら金蔵は生きていることです。探偵のウィルが金蔵を確認していますので理御なら毒殺されず金蔵の寿命は延びている可能性はあります。 これがヤスの罪で縁寿と戦人が会えなかった理由です。つまり時効待ちです。 EP7のお茶会で戦人は「6年前のことは時効だ」と言っています。これが時効が物語に絡んでいる可能性を示しています。殺人の時効は25年です。縁寿と長い間会えない理由はあったということです。 一般的なミステリー小説なら犯罪者に社会的な制裁を受けさせようとしますが、ひぐらしでは友人の殺人を協力して隠蔽しようとしています。これは竜騎士さんの価値観で親しい者なら殺人しても問い詰めず、社会的な罪を償わせないということでしょう。つまり戦人はヤスの罪の隠蔽に協力します。 幾子=ヤスはミスリードか? 幾子=19子=ヤスは安直的でかなりのミスリードを匂わせています。 しかし、幾子=ヤスの可能性は高いと感じます。俺がそう思う一番の理由はさくたろうです。 さくたろうの存在は極めて限定された情報で知る者は限られています。 八城十八はさくたろうと作者こ寿ゆかりを結び付けて縁寿と会いました。しかし十八である戦人はさくたろうを知っているか怪しいです。これはさくたろうを知っているヤスが反応したのでしょう。 ヤスはさくたろうを擬人化した生みの親のようなものです。 ヤスには絵心があります。そしてEP5に登場したゼパルとフルフルは幾子がイラストレーションしたものです。幾子にも絵心はあります。 他にも6年も右代宮から離れていた戦人が知らない情報を八城十八は知っています。ボトルメールでヤスの告白があったようですが、異様なほど知りすぎています。 後付けのボトルメールで整合性を持たせようにも、ここまで右代宮家の内情をボトルメールだけで知るのは怪しいです。 さらにEP8の裏お茶会では途中から主観が幾子のものになっています。 幾子は六軒島の屋敷や人を知っていることになります。 | |
53 | みっちょん | >>50 ケーナさん ノート片9枚というのは"ワインボトルにぎっしりと詰まっていた"と言うには少なくないですか? それに、偽書に赤字があることはEP6で言われてますし、幻想描写はconfessionで書かれていることがわかります。 幻想描写のない9枚程度の偽書で縁寿が会いに来たり世間の人が騒ぐほどの物が書けるとは思えません。 | |
54 | どっぱん | こんばんは。議論の最中に失礼します。 各EPの内容がどこまで偽書に書かれたことであるのかについては様々な捉え方があると思いますが、そのヒントとして竜騎士先生のインタビュー発言で重要なものがあるので紹介したいと思います。 (ケーナさんのサイトの資料から引用します) (聞き手)六軒島で霞が死亡したのは、事実と考えて良いのでしょうか? (竜騎士先生)構いません(キッパリと)。“1998年の六軒島で殺人が起きた”というのは、紛れも無い事実です。 このように、EP4で描かれた1998年の六軒島出来事は竜騎士先生の中では「紛れも無い事実」として扱われていることが分かります。 これを素直に解釈するとEP4の98年世界は作中現実世界(の1つ)であると考えられます。 ここが偽書に含まれるパートであると解釈する方は、この竜騎士先生の発言をどのように扱うのかをコメントするとより考察が深まるかと思われます。 また、ヤス=幾子の根拠についてのさくたろうに関する情報ですが、縁寿は「戦人はさくたろうのことを知っているため、さくたろうと寿ゆかりの名前を結びつけられたら自分の正体に気付けるのは当然」という思考を行っています。 これは、「戦人はさくたろうのことを知っている」ということは縁寿にとって不思議なことではないことを示しています。 なので、「八城十八がさくたろうのことに気付けたからヤス=幾子」という理屈は全く別の話ということになることに注意する必要があると見受けられました。 | |
55 | ゴー | >>54 どっぱんさん それは各EPで例えば"夏妃"、"絵羽"は死亡していると赤字で言うのと同じことなのではないでしょうか? | |
56 | ケーナ | 山羊13さん >>51 >私は偽書=EPで考えてます >>50でも指摘していることですが EP≠偽書は作品中で否定されている一方 EP=偽書は作品中のどこにも見当たらないことから 根拠のない考察となります そもそも偽書を書いたのは縁寿の為でも 騒動を収束させる為でもなかったことが コミックEP8で明らかになっています >九羽鳥ベアトと楼座の事などは源治達から聞いた 金蔵と九羽鳥庵のベアトリーチェが話している場面は 2人しかいなかったことから 源次も知りようのない出来事です 紗音はイタリア兵の遺体も日本兵の遺体も 一緒くたに打ち捨てられていたのを見て 「金蔵が黄金とビーチェを強奪した結果だ」と 思い込んでいましたが EP7の内容から 金蔵にとって日本兵は 別に戦友などではなかったことが明らかになっています そして源次も詳細な出来事を知らなかったため 紗音の思い込みを正すことが出来なかった つまりEP7の金蔵とビーチェのロマンスは 作中の誰も知りえない出来事だったのです 何故 それを我々が知りえたかと言いますと “観劇者権限”という魔女の力があったからです | |
57 | ケーナ | 海羊さん >>52 >竜騎士07さんが戦人犯人説を否定したいのなら >それに付随する幾子=ヤスの根拠である >さくたろうの情報の出所を後付けでも伏線を張るのではないでしょうか? コミックEP8は夏海ケイさんというフィルターを通して我々に伝えられています ですから夏海ケイさんが「戦人がさくたろうを知っていたという伏線が必要だ」と 思わなかったからスルーされたのでしょう 僕も別に「縁寿が確信を持っているのなら、縁寿が自分で話したのだろう」で 問題ないと思います >竜騎士さんの言う通り考えを止めず 情報は絶えず上書きされるわけで 一番最新の情報が コミックEP8に竜騎士07さんが寄せたコメントです ならばコミックEP8は竜騎士07さんの言うとおり “答え合わせ”なのです >ヤスは6年間戦人に会っていないのに >戦人の変化した外見的特徴である高身長 >そして戦人の出生の秘密を知っていることになります。 紗音が書いたとされるメッセージボトルは 2本しか発見されておらず また文章量的にノート片9枚に収まる程度ですから EPがそのまま書かれているとは考えられません ですから戦人が高身長になっていることを知っている必要はなく また戦人の出生の秘密も同様です >何故偽書を書いたのかというと世間と縁寿に戦人と紗音は死んだと思い込ませることです。 だったらEP8を発表してはまずいでしょう | |
58 | ケーナ | みっちょんさん >>53 >ノート片9枚というのは >"ワインボトルにぎっしりと詰まっていた" >と言うには少なくないですか? ごもっともな指摘で… 何故コミックで統一的にノート片9枚に描かれているのか? “ぎっしり”という表現と矛盾するのに もしこれが50枚とかだったらどうでしょう 何か小さい字で書いたら 単行本で600ページになる物語が 何とか収まってしまいそうな気がしませんか? そう思われてしまっては駄目なので9枚なのです ぶっちゃけEP1の時は そこまで深く考えておらず 上記のような発想で EP=メッセージボトルという 誤解が生じてしまった為 コミックではあのようにしたのだと思います >偽書に赤字があることはEP6で言われてます これはちょっと誤解があります >幻想描写はconfessionで書かれていることがわかります これも誤解で 我々がコミックで読んだ“Confession”と 八城幾子が持っている“Confession”は別物です 前者は“観劇者権限”に近いものです >幻想描写のない9枚程度の偽書で >縁寿が会いに来たり世間の人が騒ぐほどの物が書けるとは思えません そんなに文章量はいらないのです 謂わば“犯罪計画書”なのですから | |
59 | ケーナ | 読み返してみて気がつきましたが >>56 訂正です (誤)EP≠偽書は作品中で否定されている一方 (正)EP≠偽書は作品中で説明されている一方 | |
60 | みっちょん | >>58 ケーナさん 赤字に誤解があるとの事ですが、EP6で幾子と縁寿の会話に出てくる以上、偽書には幻想描写があると考えるべきです。 conffesionでも観劇者の立場とは言え、ヤスが自分でルールに黄金の蝶について含めているので、やはり偽書には幻想描写がなければ意味のないものになります。 偽書≠EPとの事ですが十八の偽書はEP6で分厚い原稿用紙として書かれています。また、EP8で幾子がベアトへの手向けとして偽書を書いてはどうかと勧めたと言っています。偽書≠EPだとベアトへの手向けであるEP6の結婚などが書けなくなってしまいます。そう考えると偽書=EPだと思います。 | |
61 | みっちょん | ケーナさん 連投すみません。書き忘れました。 EP≠偽書は作品中で否定されているとの事ですがどの部分でしょうか? | |
62 | 海羊 | >54どっぱんさん 「……実はですね。……八城十八先生は、お二人で書かれている先生でございまして。対外的には女性の先生がお一人で書かれていることになっておりますが……。実際はもう一人、男性の先生がおりまして…。……そのお二人で、お会いしたいと申しておりまして……。」 それを聞いた時。……私には何かの予感があった。 ……八城十八という、右代宮家とは何の縁もない人間が、どうしてその内情をあれだけ詳細に書けたのか。 もう私には、ある一つの奇跡の予感があった……。 私は旅立ちの日、右代宮縁寿という名を捨て、新しい人生に歩み出した。 今でこそ和解したが、当時は須磨寺家とのトラブルがあり、それを嫌ったためだ。 ……そのせいで、新しい私とは誰も、連絡が取れなくなってしまった。 しかし、私が今年、「さくたろうの大冒険」で脚光を浴び、寿ゆかりという名を有名にしたことで、……彼の耳に届いたのかもしれない。 あのライオンのぬいぐるみを、さくたろうと呼んで真里亞お姉ちゃんと一緒に遊んだこと。 それを知る者が、さくたろうという名と、私の名を結び付けたなら、……私の正体に気付くのは、当然のこと。 そして、私の正体に気付ける人間は、とてもとても、限られている。 ………そして、推理小説に堪能な、男性。 それが意味する人物を、私はひとりしか思い付けない。 遺品整理の時、彼が自室に、本当にたくさんの推理小説を積み上げているのを、私は知ったから。 以上が一連の文ですが、縁寿は右代宮家に詳しい男性のミステリー作家という情報から戦人であることを予感したのではないでしょうか? 「あのライオンのぬいぐるみを、さくたろうと呼んで真里亞お姉ちゃんと一緒に遊んだこと。 それを知る者が、さくたろうという名と、私の名を結び付けたなら、……私の正体に気付くのは、当然のこと。 そして、私の正体に気付ける人間は、とてもとても、限られている。」 この文は縁寿がさくたろうと遊んだことを知っていた人物が寿ゆかりの名前から縁寿にたどり着くことを説明しています。 「………そして、推理小説に堪能な、男性。 それが意味する人物を、私はひとりしか思い付けない。 遺品整理の時、彼が自室に、本当にたくさんの推理小説を積み上げているのを、私は知ったから。」 それが意味する人物とは、そのまま推理小説に堪能な男性と読めるのではないでしょうか?その後に戦人しか思い付けないと結論付けています。確かにここで縁寿は戦人が知っていたと解釈できます。しかし、その後に推理小説を沢山所持していたのを知ったからとあります。 このからとは原因・理由です。縁寿が推理小説に堪能な男性を一人しか思い付けない理由を示していませんか。 ざっくり言うと「私は推理小説に堪能な男性を彼一人しか思い付けません。何故なら私は彼が自室に推理小説を積み上げているのを知ったからです」と解釈できませんかね? 縁寿は戦人がさくたろうを知っていたと確信してると必ずしも読めない。縁寿は右代宮家に詳しい男性推理小説家から戦人だと確信した。流石にこの解釈は苦しいですかね? | |
63 | 海羊 | >>57ケーナさん 仰る通りボトルメールで書かれていたのかは怪しいかもしれません。 ボトルメールに戦人は登場したのは事実です。戦人は久々の来訪者で注目されるべき人物です。そして外見が大きく変化した人物です。みんなから大きくなったと言われました。EP2では変化したので本当に本人か怪しまれました。 焦点があてられるのが自然な戦人という人物の特徴が書かれていた可能性が大きくありませんか。ボトルメールは事件前日から書かれているらしいので単純なミステリー風の供述だけではなく人物描写もあるのではないでしょうか。ウィッチハンターの山羊は譲二は根暗だと言っていました。勿論ないこともありますが。 >だったらEP8を発表してはまずいでしょう 俺はEP8の裏お茶会は一なる現実世界だと思っています。 縁寿は癌を患っていてこの先長生きできない。既に縁寿は六軒島の真相を暴くのは諦めていた。時効が成立した。これらの条件があって冥土の土産として会うことを決意したと思いました。 EP8では戦人は死んだと赤字で書かれています。EP8は縁寿にもう真相を暴くのは止めて前向きに生きろよと誘導したものだと思います。 | |
64 | ケーナ | みっちょんさん >>60 >偽書に赤字があることはEP6で言われてます これは以下の発言を指してのことだと思いますが 「……おや。……赤インク以外で書いた文字は全て読むに値しないとまで言い切る御仁も多いというのに。……光栄なるかな、人の子よ。黒い文字も読んでくれて。」 この場面はフェザリーヌと縁寿の会話です これはメタ発言で 現実世界での考察者の意見を 皮肉っているものと思われます また縁寿が幾子だと思っていた人物はフェザリーヌでした 最後の場面が現実世界のカケラの出来事なのかは解りかねますが 最初の方は魔女の世界での出来事です >conffesionでも観劇者の立場とは言え >ヤスが自分でルールに黄金の蝶について含めている メッセージボトルに魔女や赤字が登場しないことと 黄金蝶が出ないことはまた別の問題となります 探偵が見ていない場面では幻想描写が許される これは現実世界の紗音が真里亞のカップの中に 飴玉を生み出した魔法と同質のものですから メッセージボトルにそういう描写があってもおかしくありません >十八の偽書はEP6で分厚い原稿用紙として書かれています あれは魔女の世界での話ですので… 現に縁寿が手に持っている偽書には画が書いてありました あれはイラスト付きという訳ではなく あれが魔法的な存在で 覗き込むと映像が見えるという “カケラ”と同等の存在であることを 表わしているのでしょう >EP8で幾子がベアトへの手向けとして偽書を書いてはどうかと勧めた “手向け”の解釈が違うと思います 紗音は8本のメッセージボトルを用意していましたが 実際に発見されたものは2本のみ そして紗音の自信作であった 連鎖密室や全員共犯者のメッセージボトルは発見されないままでした それを代わりに世に送り出すことが 紗音への手向けになると 幾子は考えたのです >>61 >EP≠偽書は作品中で否定されている これは僕が間違ってしまったのですが EP≠偽書だと説明しているのは >>50で書いた以下の部分です “伊藤幾九郎の最初の偽書、「Banquet of the golden witch」は、九羽鳥庵で右代宮絵羽が難を逃れるまでを全て描いており、これこそ六軒島の真実ではないかとさえ囁かれ、ワイドショーでまで取り上げられたことがある…。” という話ですが EP3にはそんなこと書かれていないわけで EP3≠偽書 | |
65 | ケーナ | 海羊さん >>63 >戦人という人物の特徴が書かれていた可能性 別に書かれていてもおかしくはないと思いますが “Cofession”では“郷田は女性問題で解雇”というメモがありました これは紗音がいろいろ調べていたことを示唆しています ところがこれは『ある料理人の雑記』の内容と矛盾しています 何故 こんなことになったかと言いますと おそらく探偵を雇って調べさせたからです 郷田が勤めていたホテルの連中は 郷田を“裏切り者”と認識していますから 探偵に嘘の情報を教え それがそのまま紗音に伝わったと考えられます 話が脱線しましたが 同様に戦人の身長などに関しても 探偵に調べさせて知っているのでしょう >俺はEP8の裏お茶会は一なる現実世界だと思っています。 つまり「この部分は偽書には書かれていないだろう」という話ですね >縁寿は癌を患っていてこの先長生きできない >既に縁寿は六軒島の真相を暴くのは諦めていた これと >縁寿にもう真相を暴くのは止めて前向きに生きろよと誘導した これは大いに矛盾するのではないでしょうか? 縁寿はこの先長くないのだから 前向きに生きようがないし 真相を暴くのを諦めていたのなら 「もう真相を暴くのは止めて」はないと思います 単純に“冥土の土産”が一番自然でしょう | |
66 | どっぱん | >>55 ゴーさん その解釈をすると、竜騎士先生に「EP1や2で絵羽が死んだのは事実と考えてよろしいのでしょうか?」という問いに対して「1986年の六軒島で絵羽が死んだ”というのは、紛れも無い事実です」 という答えが帰ってくると解釈することになるのですが、私にはそれは不自然だと思ったので「作中作での真実」と「作中現実の事実」は別物であると考えるのが自然だと思っています。 >>62 海羊さん 最初に、原作の引用と海羊さんの意見の区切りが分かりにくかったので気を付けて欲しいなと思いました。 原作の引用部分の "それを知る者が、さくたろうという名と、私の名を結び付けたなら、……私の正体に気付くのは、当然のこと。 そして、私の正体に気付ける人間は、とてもとても、限られている。 ………そして、推理小説に堪能な、男性。 それが意味する人物を、私はひとりしか思い付けない。" の文章を海羊さんの「縁寿は戦人がさくたろうを知っていたと確信していない」という考えで解釈すると、縁寿は 「さくたろうと寿ゆかりの名と結びつけて私の正体に気付ける人間はとても限られている(その中に戦人は含まれない)。 そして推理小説に堪能な男性。以上から十八は戦人としか思えない」 という思考を辿ったことになるのですが、これは「戦人以外の限られた人間を想像→次の条件で戦人1人に結論を絞る」という筋の通らない思考となってしまいます。 ですので、海羊さんの「縁寿は右代宮家に詳しい男性推理小説家から戦人だと確信した。」という部分には異論はないのですが、「戦人はさくたろうのことを知らなかったと縁寿は思っていた」という部分については筋が通らない結論を生み出してしまうと判断せざるを得ませんでした。 | |
67 | みっちょん | >>64 ケーナさん それは階層構造の問題ではないですか? 幾子と会った縁寿が現実世界か偽書内かの。よく話題に出るので今更ここには書きませんが…。 >ヤスの打ち上げられなかったメッセージボトル これを世に発表してベアトへの手向けになるとは思えません。 ヤスへの手向けと考えても無理があると思います。 | |
68 | ケーナ | みっちょんさん >>67 “Cofession”に以下の内容があります “ボトルメールは全て、いくつかのルールに辿り着ければ、犯人を暴くことができるようになっています。だからボトルメールの1つ1つが私の罪の告白。書かずにおれなかった私の罪の懺悔” しかし2本しか発見されなかった これでは犯人を暴くことはできません (EP1とEP2だけで犯人をあてろと言われているようなものです) そして1つ1つに想いを込めて流したのですから それを補完してあげることは手向けになるでしょう | |
69 | みっちょん | ケーナさん >>68 >>"ボトルメールは〜" この文章だとボトルメール1本でも犯人がわかるという事ですので発見された2本だけでも犯人は紗音とわかります。 また、十八達の偽書がEPと違う場合、動機が分からないままです。 | |
70 | ケーナ | みっちょんさん >>69 >この文章だとボトルメール1本でも犯人がわかるという事 これは誤読です この文章を書き手(紗音)の意を汲んで変換すると以下のようになります “全てのボトルメールには、いくつかの共通するルールがあり、それに辿り着ければ、犯人を暴くことができるようになっています。” どこにも“ボトルメール1本でも犯人がわかる”とは書いていません 考えてみて欲しいのですが (1)紗音と嘉音は同一人物 (2)戦人を除く全員が共犯化可能 このルールにEP4までで気づけていた人がいたでしょうか? >十八達の偽書がEPと違う場合、動機が分からないまま 『Cofession』には“戦人がミステリーの謎を解いたら”という 可能性は挙げられていませんでした つまり“ミステリーが解かれる”という状況を 考慮すらしていなかったことが解ります 何故かというと「そもそも(解くのは)無理筋だ」と 紗音は考えていたからです そしてそんな無理筋なミステリーを解ける人間になら 自分の苦悩も理解できるだろう ということだったのだと思います ダンテの『神曲』に登場する“地獄の門”に 「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」と書いてあるそうですが 紗音はこの門をくぐっています ですから唯一の希望は“誰かが自分を止めてくれる”こと 六軒島爆発事故はそんな悲壮な決意の果てに起きた悲劇なのです | |
71 | ヨーコ | >>69、70 "ボトルメールは〜"の後に"だからボトルメール1つ1つが私の罪の告白"とあるのでボトルメール一本でも犯人に辿りつけると思うのですが。 動機に関しては事件を起こそうと思った理由ですから戦人が碑文と碑文殺人を解けるかどうかとは別では? | |
72 | ケーナ | ヨーコさん >>71 >ボトルメール一本でも犯人に辿りつけると思う >>70の説明に付け加えるとすると これは紗音が流したとされる2つのメッセージボトルにあたる “EP1”もしくは“EP2”単独で犯人に辿りつける という主張になります(EP=メッセージボトルという条件でもかまいません) EP7でウィルは以下のように語りました “「そうだな。……ベアトリーチェと戦人の第4のゲームで、その因縁ははっきりとした。そしてその時点で、ベアトリーチェが誰であるか、そしてその心が、わかった。」 「心とは?」 「……動機だ。……ベアトリーチェが、1986年10月5日に、自らの運命さえ賭す、ゲームのような事件を起こさねばならなかった、動機だ。」” おそらくウィルは作品中の設定で“最高クラスの探偵”であり “解ける謎ならば必ず解く”レベルにあると思われます そのウィルが“第4のゲーム”まで行かないと解けないことから EP1~4までが解くためには必須なのです(特に3と4) そして現実世界において “EP≠メッセージボトル”と考えられることから “黄金の魔女ベアトリーチェ”はメッセージボトルには登場せず どうやっても解けないことも分かります >動機に関しては事件を起こそうと思った理由ですから >戦人が碑文と碑文殺人を解けるかどうかとは別では? これは話題をすり替えたような印象を与えてしまったかもしれませんが “そもそも解けるように作っていなかった”という説明の為に “戦人がミステリーの謎を解く”という状況を持ち出しただけです | |
73 | ケーナ | ふと気になって『うみねこのなく頃に』の考察 http://keena。web。fc2。com/zokusaikoukou。html#setteihenkou (“。”は“ドット”に変換) を読み返してみたところ “郷田の真実”に言及していないので 補足説明しておきます(他のトピックで書いてるかもしれないけど、ここまで踏み込んではいないはず…) コミックEP8で “夏妃と関係を結んで甘い汁を吸おうとしている郷田” という表現がありましたが EP2に以下の内容があります “路頭に迷っていた郷田に、夏妃は新しい人生を与えたのだ。(中略)郷田は夏妃に特別の忠誠心を感じていたことは周りからも見てわかった。” また“以前の職場は女性問題で解雇”というメモがありましたが 『ある料理人の雑記』には 新しい総料理長のやり方に賛同できない料理人たちの起こした クーデターに参加した結果 ホテル側による“派閥抗争が激化した厨房の膿出し”として 職を失った経緯が記されています 「この矛盾は何なのか?」という話ですが 夏海ケイさん的には 紗音は探偵を雇って郷田のことを調べさせたが 以前の職場の関係者は クーデターの参加者である郷田を貶める発言をし それを紗音は鵜呑みにしてしまった また もともと郷田を良く思っていない紗音は この情報と夏妃に取り入ろうとする態度から 「郷田は夏妃を狙っている」と誤解してしまった つまり「紗音はすべてにおいて正しい情報を持っているわけではなく、金蔵に関する解釈も実は間違っているんですよ」 というメッセージのつもりなのだと考えられます ところが一方で竜騎士07さんの以下の発言があります “この世界の一番の主たる観測者は紗音なんですよね。少なくとも世界観においては。だから紗音が見て聞いて、そうだと思ったことが世界観のデフォルトになってしまう。ベアトリーチェが金蔵の書斎に入れないというのは、一方的に紗音が作った設定ですし。” それならば 紗音は“郷田は夏妃を狙っている”と考えていたわけですから EP2の描写もあのようにはならなかったでしょう 竜騎士07さんの発言も 結構適当なのでどっちを信じるか?という話ですが ここは“夏海ケイ”フィルターによる 誤読と解釈するのが1番自然なのかなと思います | |
74 | ケーナ | 僕が自分から『うみねこのなく頃に』の 新たな考察を書くことはないでしょうが 何か疑問があったらお尋ねください 延べで言うと10周くらいしているので 僕より詳しい人間はまずいないと思います 週に一度は巡回するようにしています | |
75 | 名無しさん | 赤き真実って結局のところ何なんですか? | |
76 | ケーナ | >>75 「妾がどのような魔法の一手を仕掛けようとも、そなたには常に“情報不足”や“根拠否定”を繰り返すことで延々と逃げ続けることができる。…これでは最終的に妾が勝つことが変わらぬとしても、あまりに退屈を極める。……その為、妾はそなたが望む“情報”と“根拠”を与えてやろうと思う。しかし、そなたは妾の言葉ひとつひとつを疑って掛かるだろう。それ自体は悪いことではない。妾もそなたを屈服させるためにあらゆる手を指す。互いに最善手を探りあうその姿勢は嫌いではない。……しかしそれではゲームにもならぬ。だからこのルールを設けた。《赤:妾が赤で語ることは全て真実》! 疑う必要が何もない!」(ベアト) 「それを信じろというのか…!」(戦人) 「妾はそなたとゲームをしている。ゲームのルールは神聖!! それを軽んじる者に参加の資格はないッ!!」(ベアト) | |
77 | 名無しさん | それはベアトリーチェがそう主張しているだけです。 具体的に現実世界においてどういうものなのか説明してください。 | |
78 | ケーナ | >>77 >>76 は別にジョークではなく “赤字”はこの説明の通りのものです 現実世界に赤字は存在しませんから どういうものも何もありません では何故 現実世界のことを 赤字で語れるかと言いますと ベアトたち魔女の居る“虚無の海(魔女の世界)”が 現実世界のカケラを内包する上位世界であり ベアトが自分の領地においては絶大な魔力を誇る魔女だからです | |
79 | 名無しさん | なるほど、なら12年前の真相は戦人一家が起こした惨劇で、縁寿は1998年に必ず死ぬということですね。 なにせ高位の魔女たるベルンカステル卿が赤字で宣言してくれたんですからね。 ということは寿ゆかりなる人が八城十八との対面するシーンは観劇の魔女フェザリーヌが創った創作だったというわけですね。 実際の縁寿は1998年に亡くなって、みんながいる黄金郷に行ったということになりますね。 | |
80 | ケーナ | >>79 >12年前の真相は戦人一家が起こした惨劇 “戦人一家”が留弗夫と霧江を指すのなら その通りです “ベルンのゲーム”のことを言っているのなら あれは現実世界に通用する赤字ではありません >縁寿は1998年に必ず死ぬ あの赤字はコミックEP8オリジナルのものです つまり夏海ケイさんの解釈です 赤字で死亡が確定されている戦人が 十八として生きていた それならば赤字で死亡が確定された縁寿が 寿ゆかりとして生きていくのもありだろう ということなのだと思います 縁寿が1998年に死ぬ現実世界のカケラも存在する為 黄金郷に縁寿がいるのでしょう あるいはビルから飛び降りた縁寿が 「これからは別の自分として生きていく」 と決意したことで コミックEP8のラストで 十八の中の戦人が黄金郷に迎えられていたのと 同じようなことが起きたのかもしれません 原作の縁寿はビルから飛び降りていませんから コミックEP8は竜騎士07さんの主張が 夏海ケイさんの解釈を通して我々に届けられています 2人の作家の意図を汲み取らなくてはならない為 読み解くのがより難しくなっている部分もあると思います | |
81 | 名無しさん | なるほど。それがファンタジー的な解釈というわけですね。 そのように解釈なさるのも別段問題はないだろうと思います。「奇跡も魔法もあるんだよ」という主張を否定できる根拠などありませんしね。 ありがとうございました。 | |
82 | ケーナ | >>81 >「奇跡も魔法もあるんだよ」という >主張を否定できる根拠などありませんしね。 逆に創作説を否定する根拠なら いくつも出てきますけどね “答を決めつけている”人に何を言っても通用しないので もう納得させようとするのは諦めました ただ 竜騎士07さんのメッセージが 伝わらなかったことに失望した 夏海ケイさんがコミックEP8をあのような形で描き それでも尚 正しく伝わらないというのは 気の毒なことだと思います | |
83 | ケーナ | 『うみねこのなく頃にWiki』の掲示板の過去ログを一部 読み返してみたのですが 2012/01/27に僕はこんなことを書いています “今、もう一度検証しなくては…と 思っているのは おそらくメッセージボトル=EP1ではない という可能性です” この時点で2周半しています 2周半でもまだこの程度のレベル そして2012/03/17が転機で “僕は数日前までこの作品はミステリーであると言ってきましたが 趣旨替えします この作品はファンタジーです ただしこれは現実世界の中にファンタジーがあるという考え方ではありません 現実世界は下地で それを飲み込む形でファンタジーがあるというものです” この時点で3周 そしてこの世界観解釈で現在まで来ています 僕が知りうる限り コミックEP8発表前に 「紗音は嘉音としても(一人二役で)現実の六軒島で勤務していた」 という考察をしていたのは僕だけです 何故 これが出来たかというと 僕の世界観解釈が正しかったからに他なりません 当時の他の考察者はもうここにはいませんが 「僕が正しかったでしょう」と言いたいです | |
84 | シダ | EP8はマンガの最終巻で竜騎士さんが書かれた通り、正に縁寿の為に書かれた物語だった。私は最終巻を読むまでファンタジー説と創作説の両方で考えていましたがこの"縁寿を救う為に書き上げられた物語"というのを見て創作説だと思いました。 | |
85 | ケーナ | シダさん >>84 >"縁寿を救う為に書き上げられた物語"というのを見て創作説だと思いました 「人は自分が見たい真実を見る」 僕はあのコメントを読んだ時 「絶対これは誤読する人間が出るな」と思いました あの文面だけで短絡的に判断すると そう考えるのが当然だからです しかし“主語”がないこと 物語全体の構成 これらを勘案すれば 竜騎士07さんがストレートに 「この物語は創作です」という 表明をしたわけではないことが解ります | |
86 | 爆人 | 縁寿の扱いに混乱してきました。 縁寿の生死は観測者によって変わってしまう状態で良いんですよね? それとも、これは解釈放棄でしょうか。 漫画は読んでないのですが、ふと最近うみねこを思い出して。 | |
87 | ケーナ | 爆人さん >>86 縁寿が死ぬカケラ(平行世界)と死なないカケラがあり 死ぬカケラにも (1)ビルの屋上から飛び降りて死ぬ (2)六軒島で天草に射殺される いくつか種類があるわけです | |
88 | 爆人 | ケーナさん >>87 ケーナさん、解答下さり、ありがとうございます。 ”広大な虚無の海の中に、可能性や幻想、妄想の数だけかけらが浮いていて、そのかけらが島や領地と呼ばれている。” ともありますし、 誰かに観測(または発想)されずとも、縁寿が死んでいるカケラも生きているカケラもただ無数に存在している、という感じですね? 一つのカケラ内で縁寿死亡説や生存説が語られても、そのカケラでの真実には変わりがないと。 | |
89 | ケーナ | 爆人さん >>88 そんな感じだと思います 以下のように “ベアトのゲーム”もカケラになっているようですが “ベルンカステルが、両手を左右に開く。すると、まるでプラネタリウムのように、………全宇宙のカケラが、尾を引いて回り始めた…。プラネタリウムという表現は、本当に正しかったかもしれない。……なぜなら、複数のカケラが金色の線で結ばれた、まるで星座のようなものが、次々に高速で俺たちの周りを飛び抜けていくからだ。それはまるで、俺たち3人がものすごい速度で、宇宙を駆け抜けているかのようだった…。そして、いくつかの強く輝くカケラが、光の尾を引きながら、……ベルンカステルを中心に渦を巻くように取り込まれていく。それはまるで、彼女が太陽で自らの太陽系を生み出すようにさえ見えた。その、ベルンカステルを中心にした太陽系は、俺たちを飲み込むほどに大きな半径となる。そして時折、その衛星であるカケラが俺のすぐ近くを駆け抜けた。そのカケラが、俺のすぐ近くを駆け抜けると、……何かの記憶が蘇るような気持ちになる。だから直感する。……多分、このカケラというものは、記憶の結晶のようなものなのだ。 「記憶じゃないわ。世界のカケラよ。……まぁ、あんたには記憶のように感じられるだろうけどね。」 「…………では、始めるわ。…まずは、このカケラから。」 太陽系の衛星のひとつが、中心のベルンカステルに、すぅっと吸い寄せられる軌道を描く。ぐるぐると渦を描きながら近付き、ベルンカステルが差し出した手の平の上に、すっと載った…。するとそれは眩しく輝き、世界を真っ白に塗り潰す……。 「…“懐かしき故郷”は、私たちの想像をきっと裏切らないわ。……お父様が唯一懐かしむ過去は少年時代だけだもの。」 「………覚えてるぜ。…これは第3のゲームで、絵羽伯母さんが碑文の謎を解く直前にしていた、自分の中の魔女とやらとの考察だ。」 「…………そうよ。そして、この考察から彼女は正解を紡ぎ出した。つまり、正解へ至る、重要なヒントを示すカケラということ。 ………つまり、この推理は間違っていないということなのよ。」” 縁寿の運命に関しては こっちの平行世界としてのカケラのほうでしょう “「………うぅん、違うわね。あなたは1986年10月4日の夕方の右代宮理御だものね。だからこう言うわ。……あなたは今日の深夜に、客間で霧江に撃たれて殺されるのよ。」 「そんな、…………馬鹿な…………。それは、……そうだ、確率だ! クレルから理御という奇跡が低い確率で生まれるように、霧江叔母さんがそのような凶行に及ぶのだって、限りなくゼロに近い、わずかの確率に違いないッ! あなたは、そのわずかの確率の世界を見つけることが出来る魔女ではありませんか!!」 「如何にもその通りよ。あなたという奇跡の存在を見つけ出すために、257万8917の中のたった1つのカケラを見つけ出してきた。……でもね。あなたのこの末路はね、とてもとても簡単に見つけられたのよ。だって、確率など、ないのだもの。………私は、わずかの奇跡があれば、それを見つけ出せる魔女。」 「でもね、ないものは見つけられないの。……私とて、絶対の魔女に、本当に絶対を保証されたら、勝てないんだから。」 「そんな、………では、……私は………………、」 「257万8917分の257万8916の確率で。あなたはクレルとしての世界に生き、逃れ得ぬ運命に翻弄され、気の毒な最期を遂げる。そして、257万8917分の1の確率で右代宮理御として生き。今夜、霧江に殺されるの。」” 僕は縁寿も理御と同じく 1998年に必ず死ぬ運命にあったのではないかと思います それを覆したのが バトラのゲームであり フェザリーヌが縁寿の運命を書き換えたのではないでしょうか そうなるようにベルンカステルは骨を折ってくれたと | |
90 | 爆人 | (すみません、諸事情でやや亀レスに) ケーナさん >>89 >僕は縁寿も理御と同じく >1998年に必ず死ぬ運命にあったのではないかと思います >それを覆したのが >バトラのゲームであり…(略) うほおおお、まさかあのEP8で熱くなれる日が来るとは! 所謂アンチファンタジーの視点に凝り固まりすぎてて、幻想描写等で語られるストーリーの意味を理解したそばからはぎ取ってしまっていたようです。 すこし飛躍しますが、殺人扇風機の ”塔の天辺に人影が。(中略) 「もう、慣れてるぜ!! ……大魔法使いは、ひらりと飛び降り!」 大魔法使いは、王子たち目掛けて、ひらりと飛び降ります。 「そしてそのまま地面に激突して死亡ッ!!」 そしてそのまま、地面に激突して、死んでしまいました……。” というシーンも、バトラのゲームの意義を理解してから読むと、 魔法使いが”赤ペン修正により自殺した事になった” = 縁寿が後世の人々により”自殺したことにされた” という意味が生まれ、縁寿生存ルートでの縁寿死亡説の扱いを暗示しているような気がしました。 ”カケラ”という一つの言葉で”平行世界という意味でのカケラ(ひぐらし式)”と”ゲーム盤等のカケラ(うみねこ式)”が両方含まれるのが個人的にトラップでした。 カケラ=ゲーム盤=偽書orボトメor妄想、のように解釈していると、「どうせ偽書やし・・・」と何もかもが信用できなくなりますが、 カケラ=ゲーム盤(偽書等も含むがイコールではない)、且つ”実際の平行世界”としてのカケラもあり、 カケラの海を渡る魔女達はそれらのカケラを自由に行き来できるというファンタジーの視点に立てば、すべてがヒントになり、”猫箱”となってしまった謎でも歯が立つようになる… | |
91 | 名無しさん | そんなくだらない話してないでいい加減ベアトリーチェの正体をつきとめろよ。いつまであの作者に騙され続ける気だよ。 | |
92 | ケーナ | 爆人さん >>90 >(すみません、諸事情でやや亀レスに) 僕も休みの日にたまに覗く程度ですから おかまいなく >”カケラ”という一つの言葉で >”平行世界という意味でのカケラ(ひぐらし式)”と >”ゲーム盤等のカケラ(うみねこ式)”が両方含まれる これは爆人さんが>>88で引用した以下の内容 ”広大な虚無の海の中に、可能性や幻想、妄想の数だけかけらが浮いていて、そのかけらが島や領地と呼ばれている。” からも読み取れます “可能性”というのが“平行世界としてのカケラ”を “幻想、妄想”というのが“ベアトのゲームのカケラ”を 指していると考えられます >ファンタジーの視点に立てば、すべてがヒントになり >”猫箱”となってしまった謎でも歯が立つようになる 竜騎士07さんは以下のように語っていますから “(KEIYA)一つの真実を言い当ててほしいというよりは、ある程度の範囲内でいくつかの説があってもいいという感じですか。 それはもちろんですよ。ある程度のゆとりは残しているつもりなので。「ベルンの出題」のように、明確な一つの答えにするつもりは毛頭ないですよ。でも、突き詰めればほぼ間違いない答えが出てくるようにはできています。” “六軒島に真実は1つしかありません。ところが、物語のいろいろな部分が空白になり、見えなくなっています。例えるなら、昼のワイドショーやクイズ番組などでよく見かける「正しい文章のいたるところが「?」のテープで隠されたボード」みたいな感じですよ。正しい真実は1つしかありませんが、いろいろな箇所にテープが貼られて読めなくなっています。読めない箇所に「?」と書いてあるならばまだよいのですが、卑劣にもテープの上に他のことが書いてある。しかも酷い箇所になると、テープが貼ってあること自体もわからないという。 『うみねこ』は相反する2つの世界を相互に理解しないと、物語の半分しか読めないということになるのです。「ミステリーとファンタジーは同時に存在しうる要素」ということを理解しないと、受け取れる情報量は半減してしまいます。” 魔女の存在を信じないと どうやったって“一つの真実”なんて出せっこないわけで… 爆人さんはコミックはご覧になっていないとのことですが コミックEP8の最終巻である9巻だけは 読んでおくべきだと思います (出来たら“空白の二年間”が明かされた6巻も) | |
93 | 爆人 | ケーナさん >>92 >竜騎士07さんは以下のように語っていますから >魔女の存在を信じないとどうやったって“一つの真実”なんて出せっこないわけで… ヱリカ式になりますよねorz しかし、ファンタジー説凄まじいですね。読めば読むほど伏線が…… 安楽椅子探偵の1999年、1987年は(今更ですが)びっくりしました。 ケーナさんが最考でおっしゃる通り、どう考えてもメタ世界込みのEPの作者は竜騎士07という事に……!(1999年以降の偽書作家でも可能ですが、その伏線は見当たらない……) いつぞやのインタビューの「大抵の人は一つの事が分かるとそこで満足してそこで止まる」という旨の発言を思い出しました。 >9巻だけは読んでおくべきだと思います(出来たら“空白の二年間”が明かされた6巻も) さらなる情報を得るためにも、やっぱ読むべきですよねorz ついでにインタビュー等ももう一度目を通して、時間が出来れば原作も一から読んできます | |
94 | ケーナ | 現行で稼動している“よろず推理処(その2)”は二代目で 一代目はスパムスレに埋もれて消えてしまいました 参照したい方の為にリンクを張っておきます (“。”は“ドット”に変換) よろず推理処 http://keena。web。fc2。com/yorozu1。html よろず推理処(その2) http://keena。web。fc2。com/yorozu2。html よろず推理処(その3) http://keena。web。fc2。com/yorozu3。html よろず推理処(その4) http://keena。web。fc2。com/yorozu4。html よろず推理処別館 http://keena。web。fc2。com/yorozube。html | |
95 | ノイ | 以下は同一人物であるというイコールであり、別人格ととらえる ベルンカステル=ラムダデルタ=フェザリーヌ(手紙のやり取りなどから) ベルンカステル=古戸ヱリカ=ひぐらしの古手梨花 八城幾子=フェザリーヌ=ひぐらしの羽入 ひぐらしの古手梨花=ひぐらしの羽入 ベアトリーチェ=紗音=嘉音=理御(以下「ヤス」とする) 戦人=八城十八 ヤス=八城幾子 幻想世界における魔女を人格の事ととらえました。 魔女の後見人システムは後見人側が相手の人格(魔女)を作成するのを補佐していると捉えます 例えば、エヴァが魔女となるにはベアトがあの事件のきっかけを起こさなければならない。 エンジェが魔女となるにはベルンが八城十八(戦人)と出会うためのきっかけを見つけ出してあげなければならない。 など。 また、魔女が戦人が死んだと宣言したので戦人の人格は死亡。 同じくベアトリーチェの人格も死亡。 ただし、ベアトの記憶は八城幾子に残っている。(フェザリーヌの角に記憶があり辛うじて人格を維持) 八城十八が戦人だった時の記憶を思い出そうとして間違いだらけの内容となったのがうみねこの各エピソードであり、 八城幾子は観劇の魔女として見ていただけ。 しかし、ベアトリーチェというかつての人格を生み出して(出したり消したり出来る) 戦人に思い出してもらおうとしているととれなくもない。 幻想世界で縁寿が戦人にあうのを邪魔しているのはベアトリーチェ。 現実世界で縁寿が戦人にあうのを邪魔しているのは八城幾子。 八城幾子は匿ってるだけだけど結果としては邪魔しているのかなと。 そして上記の通りベルンとして動いて二人が再開するきっかけを提供したのも八城幾子。 | |
96 | 名無しさん | 超今更だし恐らく既出だろうけど、Wikipediaの「近親相姦」というページで偶然以下の記述を発見してびっくりした イタリアのベアトリーチェ・チェンチは、家族と謀って従者に父親であるフランチェスコ・チェンチを殺害させた。父親を殺害した理由は父娘姦に耐えかねたためだったという伝承が残っているが、父親を殺害したことで死刑判決を受け1599年9月11日に斬首刑によって処刑された。 | |
97 | 名無しさん | バトラ、エリカといった探偵役が、同時ではないにせよシャノンカノンを観察していて、何も異変を感じていないのおかしくないですか? こいつ同一人物なのに別人のフリしてる、とか。 特別な変装技術があるという手がかりは示されていなかったと思うし。 うみねこ読んでからだいぶ経ったけど、探偵役がちゃんと探偵役してたのか疑問が残る作品だったと思う。 もしそうではないという意見があるなら聞きたい。 | |
98 | 名無しさん | さらーっと考えたけど、同感かも。 ・いつかは忘れたけど、2chスレ民が画像処理ソフトで調べたら紗音と嘉音の顔が同じであると判明 ・EP4ワルギリアの「紗音と嘉音は元々一組の家具ですからね。揃うと手強いこと。」とか ・嘉音と紗音が探偵役の前に同時に現れない とかプレイヤーは気づけるようになってたり、 EP7でやっとウィルが気付いたりはするけど、 確かに下位の戦人ヱリカは何も言わないしEP6ではヱリカ敗北の原因ですらありますしね。 下位世界の探偵は探偵役であって謎を解決する者ではないという事なんですかね。 例えば、探偵役が複数いる小説ではいずれかの探偵が噛ませ役になりがちですし、探偵役が一人の小説でも、”探偵”という職業の者が噛ませ役になる場合もあるので、うみねこはそういうケースなのかなあと。 こうした場合、「探偵権限」は、「探偵権限」を持っている者がすべての真実を拾ってすべての謎を解く、という類のものではなく、ある意味赤字みたいな感じで、あくまで駒としての探偵の能力・制限を文書化したもので、これを使ってトリックを作ったり解いたりするためのもの……という理解です。 | |
99 | 名無しさん | 今更言うことでもないけど、うみねこは作中作だから。 作中でも言っているように、「ゲーム」なんだよ。つまり現実ではあり得ないようなルールがある。その代表が「紗音と嘉音は肉体は同一でも別人である」ってこと。 よく変装がバレないはずがないって主張する人がいるけど、そもそもゲーム上では別人なんだから変装してない。変装してないものを探偵が見破れるはずがない。 EP8で犯人当てゲームがあったけど、あの紫の文字なんて現実ではあり得ないよね。でも「ゲームだから」でプレイヤーは納得する。それと全く同じで、作中でゲーム盤という表現をするのはゲーム的なルールがあるっていう伏線。 | |
100 | オプト | 新参者です。申し訳ありません。 各エピソードを読んで思ったのですが,あれは作中現実において作中策として世間一般に発表されているものと同一なんでしょうか? 皆さんのように綿密な考察は出来ないのですが,自分が作中現実にいることを前提として読んでみた場合,自分がいる世界は ①10数年前に六軒島爆発事件という話題になった事件?があり,大富豪の右代宮一族多数が死亡した。週刊誌・ワイドショーでも多数取り上げられた。 ②全ての財産を相続したと思われる「右代宮縁寿」は現在所在不明であり,同一人物かは不明だが「寿ゆかり」という作家はいる。 という現実で生活していることになります。 この物語を読んで与えられる情報として,確かに六軒島爆発事故の真相や富豪・右代宮一族の内情,戦人とベアトの恋物語等面白い話題が盛りだくさんなのですが,強く思ったのが「所在不明となっている右代宮縁寿は自殺したという風説もあるが,名前を変えて現在も生存している。」という情報を世間一般に普及させることを目的にしているのでは?との感想でした。 亡くなった右代宮家の方々が事件当時何をしていたかは,たしかに興味のある話ではあるんですが,それが現在に与える影響は少ないように思えますし,「縁寿に伝えたいことがある」「個人に弔意を伝えたい」だけで第三者にも見える方法で手の込んだエピソードを公開し続けるメリットは乏しいような気がして…。 EP8で,小此木さんが縁寿からの委任状について言及していますよね。 右代宮グループにとって,最も怖いのが「縁寿がグループの株式を勝手に第三者に譲渡してしまうこと」又は「委任状が無効になること」です。 確か,縁寿は相続財産を全部寄付すると言い出していたという話をしていたという話もあったかと思います。 その直後のタイミングで,委任状を残して行方不明になっているんですよね。 私個人的には,状況的に縁寿は殺されたか自殺しているのでは?と感じました。 委任者である縁寿が死亡すれば委任状も白紙となり,小此木は株主としての発言権を全て失うことになります。 配偶者・両親・子・兄弟はいませんから,法定相続人は存在しません。 通常であれば裁判所が弁護士等を特別財産管理人に選任して財産を処分することになるかと思われますが,その過程で株式については,国庫に金銭として納入するために「競売」等にに付される可能性があります。 当時の商法では会社の自己株式の取得は禁止されていたはずですし。 小此木さんは大グループの社長さんですから。絵羽前会長の日記やメッセージボトルを入手することは難しくないでしょうし,「八城十八」という架空の女性を作り上げ,日記公開ドタキャン事件を起こすことも,各エピソードを創作して発表することも可能かと思います。 当然,「信憑性を増すため,真実やエンターテイメント性の高い恋愛エピソード・ミステリー等を織り込んだ中に,1%の本当に伝えたい嘘である縁寿生存説を挿入する」方法を使ってです。 この場合,小此木社長に必要なのは,縁寿が持っている株式を上回る株式を新規に発行し,自分個人が取得するための時間を稼ぐことだけです。 創作の中の「寿ゆかり」が病気になっているエピソードも混ぜ込んだのは,もう「寿ゆかり=右代宮縁寿」が死亡していたとしても構わない状況が状況的に整いつつあって,いわば用済みになりつつある事の比喩なのかなと思いました。 | |
101 | 死体マン | はじめまして。 過去の投稿抜粋枠に引用された推理に付け加えたい内容があるのですが、どのようにしたらよいでしょうか? 記事をそのまま編集してもよいのでしょうか? それともここに投稿してその内容を付け加えた方がよいのでしょうか? 付け加える記事と内容は 考察投稿抜粋/死体行動説のページに、六軒島で死体が行動できる理由の考察です。 コメントで悪魔の証明と言われてしまったので悪魔を探してきました。 | |
102 | 名無しさん | ページに書くよりまずここに書いてった方がいいかと 面白ければ反応が来るし、説得力があれば広まる | |
103 | 死体マン | ありがとうございます。 掲示板用に少し簡潔にしますので、まとめて近日中にまた投稿します。 | |
104 | 死体マン | 死体行動説 〇六軒島にて死体が動く理由 各項目それぞれに考察があるのですが、そこに至る考察は省きます。 ・金蔵の第一の目的は「人間」ベアトリーチェとの再会である…① ・わざわざ建てにくい沖に祠を建てているので、悪食島の悪霊の話はただの怪談話ではなく、 過去の六軒島にモチーフとなる出来事があった可能性がある…② ・祠は過去に金蔵によって修復されている…③ ・探偵である戦人に報告しているため、EP2の嘉音襲撃のシーンは魔女幻想ではなく、紗音・源治・郷田の共通認識であり、 彼らはあのシーンがあったものとして行動、発言する…④ ・EP2嘉音襲撃のシーンの時なぜ、蜘蛛の巣を取りに行ったか問われた時、ベアトリーチェではなく、悪食島の悪霊を思い出したからと答えた。 つまりあのシーンはベアトリーチェよりも悪食島の悪霊の方を思い出しやすいシチュエーションだったと言える。…⑤ ・④⑤より、悪食島の悪霊の話はEP2の嘉音襲撃のシーンをなぞるもの。 つまり「死者が戻ってきて生者を襲う」と言う話だったと考えられる…⑥ ・②⑥より、過去の六軒島では「死者が動いていた」と言う可能性が考えられる。 ・②⑥①③より悪食島の悪霊の話を聞いた金蔵が、人間ベアトリーチェに再会するために祠を調査した…⑦ ・⑦より調査した結果、死者を動かす方法を金蔵は見つけ碑文に”全ての死者の魂を蘇らせ”と記載し黄金と共に碑文を解いた人間に与える約束をした。 後は考察投稿抜粋/死体行動説に転載された内容にほぼ準じます。 何か質問やご指摘あればよろしくお願いします。 | |
105 | 死体マン | 考察投稿抜粋/死体行動説の項に追記させていただきました。 ありがとうございました。 | |
106 | otoma | 久しぶりに書き込みます。otomaと申します。 対竜騎士用に封印していたファンタジー推理を発表したくなったので書き込みます。 EP6で真里亞とヱリカがカップの中の飴玉について魔法か手品かで論争しますが、あれは真里亞が目を閉じなくても魔法でカップの中に飴玉が出て来るので真里亞の勝ちでした。 その事を詳しく説明する前に自分の考えた魔法発動原理を簡単に説明します。 過去に書き込んだのですが久しぶりだから誰も覚えてないと思うのでおさらいです。 もう知ってる人は適当に読み飛ばしてください。 メタ空間とゲーム盤でのみ、魔法を使う事ができます。 魔法使用には制限があって、ニンゲンに出来る範囲でしか魔法を使う事が出来ません。 つまり、ニンゲンに出来ない事は魔法を使っても出来ません。 魔法を使用出来るか出来ないかの魔法判定はメタ空間がします。 ついでに赤字を使用出来るか出来ないかの真実判定もメタ空間がします。 その辺りは漫画版うみねこEP4の、黄金郷に引き篭もったベアトを縁寿が連れ出す場面をよく読めば理解出来ると思うのでここでは詳しく説明しません。 要するにニンゲンに不可能な事を魔法で行う場合はニンゲンに可能なトリックを用意してそれをメタ空間が認めたらその魔法を発動する事が出来るのです。 だからうみねこ世界の魔法は全てニンゲンに可能なトリックで説明する事ができます。 でも大切なのはニンゲンのトリックで説明出来るからと言って魔法を否定する事は出来ない事です。 ではこれらを踏まえてカップの中の飴玉について考えます。 魔法を使ってカップの中の飴玉を出すには真里亞が目を閉じなくてはトリックが成立しません。 目を閉じずにトリックを成立させる場合は真里亞が口裏合わせの共犯者にならないといけません。 でもロノウェは共犯者ではない戦人の目の前で当たり前の様に魔法でお茶を淹れています。 だから真里亞が目を閉じたり口裏合わせの共犯者にならなくても魔法判定に影響は出ないはずです。 まずお手本で真里亞が魔法でカップの中から飴玉を出しますが、この時ヱリカは目を閉じていません。 次にヱリカが同じ事を再現する時に真里亞が目を閉じたのでその隙に飴玉を入れて手品とみなされて、真里亞は負けてしまったのです。 たぶんお手本で真里亞が呪文を唱える時にも目を閉じたからヱリカに種を見破られたのだと思います。 ここで問題なのはどうして共犯者ではないヱリカの目の前で真里亞は魔法を使う事が出来たのか? ニンゲンのトリックが成立しないから僕の説では魔法が発動しないはずです。 でも出来たと言う事はニンゲンのトリックが成立する抜け道があるのです。 あっさり種明かしするのは勿体ないのでここで一旦焦らします。 ヒント:この謎はミステリー推理では解けません。挑むのならファンタジー推理で挑んで下さい。 この謎はうみねこ咲で出題するかもしれないから後出しジャンケンに勝つために封印するつもりでした。 | |
107 | otoma | では>>106の解答です。 正解はメタ空間がヱリカを共犯者だと認めたからです。 だから犯人と共犯者による口裏合わせのトリックが成立して魔法を使う事が出来たのです。 インチキだと感じる人もいるでしょうがファンタジー推理ではありなんです。 どんなに疑わしくても最後までバレないのならその人物を共犯者だと断定出来ません。 共犯者だと断定出来ないのならリスクを伴う買収をする必要はありません。 共犯者だろうとなかろうと問い詰めれば否定するのでメタ空間的には全員共犯者扱いでもOKです。 メタ空間はメタ・駒全員を共犯者扱いにして勝手にトリックを成立させて魔法発動を許可します。 特に問題がなければ念じるだけで誰でも魔法を使う事が出来ます。 ただし、ゲームマスターは主観を偽れない探偵駒の前では魔法を禁止するよう注意が必要です。 会話形式で分かりやすく説明するとこうなります。 魔女「トリック:これから使う魔法は共犯者達による口裏合わせである」 メタ空間「了解。魔法の使用を認めます」 このやり取りは色々な場面で使えます。 紗音・嘉音の死んだフリの魔法やゾンビ嘉音を召喚する魔法もこのやり取りで使えます。 口裏合わせに使われた人物は実際に魔法体験をしているので演技ではないリアクションをします。 殆どの魔法は口裏合わせのトリックで処理出来ますが、たまに共犯者の協力トリックもあります。 テーブルに手紙が出現する魔法の場合、 魔女「トリック:共犯者○○がテーブルに手紙を置いた」 メタ空間「了解。魔法の使用を認めます」 これでテーブルに手紙が出現する魔法を使う事が出来ます。 協力トリックに使われた人物は何もしてないので演技ではないリアクションをします。 魔法が使えるから共犯者は役立たずだし、共犯者が居ないから赤字包囲網で簡単に勝てます。 ベアトがその気になれば直ぐにチェックメイト出来たのになぜEP4で勝利を諦めたのか? 多分、ベアトが決めた違う意味での勝利条件があったのだと思います。 でも戦人のほうで勝利条件を満たしてないからゲームを続ける気力を無くしたのだと思います。 この謎に気付くのに時間が掛かったし、解くのにも時間が掛かりました。 この謎を使ったら否応なしにうみねこはファンタジーだと認めざるを得ない状態になります。 だからミステリーとファンタジーのバランスを均等にしたい竜騎士はこの謎を封印していたと思います。 でも竜騎士のことだからきっと最後にどんでん返しをやってくれると信じています。 それとは別に共犯者キャンセルを使ってうみねこを再読すると更に面白くなるのでぜひ試して下さい。 サクッと魔法殺人をしてから朗読の術で幻想修飾する感じです。 | |
108 | otoma | EP7でウィルとクレルがとても重要だけどぼかしすぎて意味不明な会話になってる場面があるのですが、 やっと理解出来た気がするのでそのことについて書き込みます。 「………………私も、……この時。やがて、そのような恐ろしい事件を引き起こすことになるなど、想像することも出来ませんでした。 いえ、仮に想像し得たとしても。………私に、あのような事件を起こす力は、……ありませんでした。」 <クレル 「だろうな。……お前の不幸は、多分。……碑文の謎を解いたことだろうな。」 <ウィル 「………え? あの、お祖父さまが出題したという、隠し黄金の碑文、ですか…?!」 <理御 「事件毎に異なる共犯者を得るシステム。………導き出される推理は、犯人が莫大なカネを持っていたという可能性。そして、………全てを黄金郷に招き、……全ての恋を成就をさせる、もう一つのシステム。」 <ウィル 「……………動機だけでなく。そこまでを、お察しでしたか。」 <クレル 「それこそが、第4のゲームの最後の謎の答えだ。……お前の最大の不幸は、碑文を解き、………本当の意味で、黄金の魔女として復活し、その魔力を得てしまったことだ。」 <ウィル 「……今となっては、……あれはやはり、不幸なことだったのでしょうか。………わかりません。しかし、1986年に戦人さんが帰ってくるという事実が変わらぬ限り。………何かの悲劇は起こったでしょう。」 <クレル 「そうだな。……戦人が帰ってくるのが、一年早いか遅いかだったら。………事件は起こらなかったかもしれねェ。」 <ウィル いや、何か小さな事件は起こったかもしれない。 そしてそれもきっと、誰にも解くことの出来ぬ、謎の不可能事件となっただろう。 しかしそれでも、六軒島連続殺人事件に比べたら、ささやかなもの……。 「……戦人くんが、……一年早いか遅いかだったら、……とは?」 <理御 「……………………。……運命とは、本当に皮肉なものですね。………私に魔女の人生を歩ませ、……碑文を解くことで、本当の魔女となり。……そして、6年を経て、彼の帰りを知る。………それら全てが運命ならば。 ……これは私にとって、必然であり、逃れられなかった事件、なのです。」 <クレル 「戦人は1980年。母、明日夢の死と、父、留弗夫の早過ぎる再婚に憤慨して、右代宮家を飛び出した。そして6年間、右代宮家を離れた。」 <ウィル 母方の祖父母の理解を得て、姓も母方を名乗った。 そして祖父母が亡くなり、留弗夫との和解もあって、1986年に右代宮家に再び戻る…。 「その不運が、……お前に事件の動機を生む。」 <ウィル 「………思いました。……どうして、6年も経て。………今さら帰ってくるのかと。」 <クレル 「そうだな。いっそ、……永遠に帰って来ない方が、お前には良かったのかもしれない。」 <ウィル 「もちろん、苦しみは続いていたでしょう。……しかし、大量殺人という、許されざる犯罪に手を染めずには済んだかもしれません。」 <クレル 「………戦人くんが右代宮家を去り、……それがどんな動機になるというんですか。」 <理御 「逆だな。」 <ウィル 「……逆?」 <理御 「戦人が去ったから、事件が起こるんじゃない。………戦人が帰ってきたから、事件が起こるんだ。」 <ウィル 1986年に戦人が戻ってくると何かが起こり、それが原因で爆発事件が起こる。 それ以外の年に戦人が戻ってきても何も起こらないから爆発事件も起こらず、別の不可能事件が起こっていたかもしれない。 自分の推理では、1986年に戦人が戻ってくると譲治が紗音に婚約指輪を渡すので、それが原因で爆発事件が起こると思います。 譲治が婚約指輪を渡す理由は「戦人が紗音を横取りするかもしれないから婚約指輪で縛り付けておこう」だと思います。 それ以外にも理由があるかもしれませんが、ヤスはそう感じていたはずです。 そう思う根拠は「戦人が戻ってこない場合、苦しみは続いていた」とヤスが言ったからです。 譲治との恋は1986年だけで断ち切り、後はひたすら帰らぬ戦人を想い続ける予定だったと思います。 だから1986年以降に戦人が戻ってきても譲治とは恋人関係ではないので婚約指輪を渡すイベントが起きません。 1986年以前に戦人が戻ってきた場合はどうか? コンフェッションだと1984年には交際があったようですが、コンフェッションには嘘が混ざっていると思うので採用しません。 ヤスが祠の霊鏡を割ったのがいつなのか原作では分かりませんが、アニメでは1985年12月となっています。 12月に祠に爆弾を設置したついでに霊鏡を割って夏の落雷に乗じて爆発実験をしたのだと思います。 だから1986年以前に戦人が戻ってきても譲治とは恋人関係ではないので婚約指輪を渡すイベントが起きません。 これらの推理により爆発事件が起こる原因は譲治の婚約指輪、いや婚約予告にあると思います。 ヤスは「婚約指輪を受け取れば結婚出来ない秘密を守るために無理心中をしなければならない」という思考に囚われたようです。 コンフェッションだとヤスは2年間ひたすら悩んで押しつぶされた感じですが、EP2の1986年の紗音人格は案外幸せそうでした。 ヤスが本当に追い詰められたのは婚約予告を受けてからの短い期間だけだと思います。 爆発心中を決めたヤスは爆発までの間に碑文殺人を計画していたようですが自分はそうは思いません。 婚約指輪を受け取ったら最後の瞬間まで譲治に寄り添い普段通りに穏やかに生きたいと思う紗音人格が爆発心中したのだと思います。 コンフェッションを読んでも理解しずらいヤスの動機がやっと自分なりに理解出来た気がします。 要するに紗音人格の譲治に対する愛が強すぎてヤスでもどうする事も出来なかったということだと思います。 | |
109 | otoma | うみねこには複雑なキャラ設定人物がたくさんいるので自分の中の現在の状況をまとめてみました。 <ヒント> ニンゲンは心の中に着ぐるみ人格を作る事が出来る。 着ぐるみ人格は自分の中の人格や霊体や駒に装着する事が出来る。 ・爆発事件以前 初代ベアト人格:初代と2代目の記憶を持つ人格 姉ベアト=六軒島の幽霊+初代ベアト人格 ヤス:コンフェションのヤス ヤス人格:ヤスの内面世界にいる目隠しヤス人格 目隠しヤス=ヤス+目隠しヤスの着ぐるみ人格 紗音=目隠しヤスをサポートするヤスの内面世界にいる理想的な使用人 ガァプベアト=姉ベアト+ガァプの着ぐるみ人格 クレル=ヤス人格+クレルの着ぐるみ人格 紗音MkⅡ=ヤス+紗音の着ぐるみ人格+恋の芽 紗音MkⅢ=ヤス+紗音の着ぐるみ人格 嘉音=紗音MkⅢをサポートするヤスの内面世界にいる嘉音人格 ブレザーベアト=姉ベアト+ブレザーベアトの着ぐるみ人格+恋の芽 ベアト=姉ベアト+ベアトの着ぐるみ人格+恋の芽 金蔵=ベアトを探し求めているヤスの内面世界にいる金蔵人格 嘉音MkⅡ=ヤス+嘉音の着ぐるみ人格 ・EP1 駒紗音=駒ヤス+ヤス人格+紗音の着ぐるみ人格 駒嘉音=駒ヤス+ヤス人格+嘉音の着ぐるみ人格 駒真里亞=駒真里亞+真里亞人格 駒源次=駒源次+源次人格 駒熊沢=駒熊沢+熊沢人格 駒金蔵=金蔵と同じ設定のAIを持つ 爆弾ベアト=ゲーム盤+ベアトの着ぐるみ人格 ゲームマスターベアト=爆弾ベアト+初代ベアト人格+恋の芽 ・EP2 駒ベアト=駒ヤス+ヤス人格+ブレザーベアトの着ぐるみ人格 ・EP3 セーラー服絵羽=絵羽人格+セーラー服絵羽の着ぐるみ人格 エヴァ=絵羽人格+エヴァの着ぐるみ人格 ロノウェ=源次人格+ロノウェの着ぐるみ人格 ワルギリア=熊沢人格+ワルギリアの着ぐるみ人格 駒ワルギリア=駒熊沢+熊沢人格+ワルギリアの着ぐるみ人格 秀吉=メタ空間に召喚された駒秀吉のAI人格 ゲーム盤の駒=メタ空間に召喚されたゲーム盤の駒達のAI人格(EP5・8にも登場) ・EP4 マリア=メタ空間の黄金郷にいる真里亞人格 マリアMkⅡ=縁寿の内面世界にいる真里亞人格 さくたろう=さくたろうのぬいぐるみ+さくたろう人格 さくたろうMkⅡ=真里亞の内面世界にいる人型さくたろう人格 ゲームマスターベアトMkⅡ=爆弾ベアト+ヤス人格+恋の芽 駒ベアトMkⅡ=駒ヤス+初代ベアト人格+ブレザーベアトの着ぐるみ人格 エヴァMkⅡ=縁寿の内面世界にいる絵羽人格+エヴァの着ぐるみ人格(EP8にも登場) ・EP5 廃人ベアト=壊れた爆弾ベアト+恋の芽 ベアトMkⅡ=ヤス人格+ベアトの着ぐるみ人格 金蔵MkⅡ=ベアトMkⅡを使役する事が出来るヤスの内面世界にいる金蔵人格 夏妃=ベアトMkⅡを使役する事が出来るヤスの内面世界にいる夏妃人格 ・EP6 雛ベアト=爆弾ベアト+恋の芽 ブレザーベアトMkⅡ=姉ベアト+ブレザーベアトの着ぐるみ人格 譲治=メタ空間に召喚された駒譲治のAI人格 朱志香=メタ空間に召喚された駒朱志香のAI人格 エヴァMkⅢ=駒絵羽+エヴァの着ぐるみ人格 ベアトMkⅢ=雛ベアト+初代ベアト人格 ・EP7 カケラ世界のニンゲン=ベルンの作ったカケラ世界のニンゲン達 ・EP8 ヤス人格MkⅡ=EP6で勝ちを譲ってもらったブレザーベアト人格 ゲーム盤の駒MkⅡ=ベルンの作ったゲーム盤の駒達 まだ完全に理解出来てない部分もあるのでうみねこ咲で変わるかもしれないです。 | |
110 | otoma | うみねこをハッピーエンドに解釈する方法について書き込みます。 その前に昔書き込んだ「理御は髪が黒くないからベルンが造った幻想キャラクター説」を訂正します。 理御は実在したほうが都合が良くなったので訂正です。 ではヤスの髪は黒いのにどうして理御の髪は黒くないのか? それは理御の内面世界にいる理御人格があんな格好をしているからメタ空間の理御もあんな格好をしているのです。 目隠しヤス人格の髪が黒くないのと同じ理屈です。 だから現実世界の理御はコンフェションのヤスと同じ容姿をしています。 それでは、うみねこをハッピーエンドに解釈する方法について書き込みます。 うみねこは一つの現実世界しか観測されてないのですが、分岐する平行世界があると考えればハッピーエンドに行けます。 次のようにうみねこの世界観をイメージして下さい。 太くて長いパイプの断面図が縦にあり、その中に細い棒があります。 パイプの内側がうみねこのメタ空間で、棒がうみねこの現実世界です。 ベルンやラムダはパイプの内側を自由に移動する事が出来ます。 棒は下は1967年から上は1998年まで伸びており、この棒を世界線Aと呼びます。 ここまでがうみねこで観測可能な世界観で、それより先は推理考察によって世界観を広げます。 EP7でベルンは1967年の世界線Aに干渉して世界線Cを分岐させます。 世界線Cが1986年まで伸びたところで世界線Cの理御をメタ空間に連れ込みます。 理御の存在が世界線Cの存在の証になり、世界戦Bが存在出来る伏線になります。 次に世界線Aの1986年の親族会議に干渉してハッピーエンドに行ける世界線Bを分岐させます。 いえ、もうすでに干渉して分岐しているのですが偽書推理をすると世界線Bが見えない構造になっています。 世界線AはEP7お茶会を経て絵羽一人だけが生還した世界だと思われていますが違います。 世界線AとはEP3のゲーム盤の結果を受けて絵羽一人だけが生還した世界なのです。 つまりEP3でメタ戦人はベアトに無理矢理屈服させられてゲームが終了したのです。 しかしEP3のゲーム盤から世界線Aへと駒絵羽を生還させることは住む世界が違うので出来ません。 縁寿に秘密にしたくなる内容のカケラ世界を紡いだのがEP7お茶会で、それを使ってラムダは絵羽を世界線Aに帰します。 縁寿に秘密にする理由から留弗夫夫婦が犯人なのは共通の、誰が生還しても応用の利くカケラです。 分かりにくいのならラムダが1986年の世界線Aに干渉して1998年までの世界線Aを創ったと解釈してもOKです。 それではなぜEP3でメタ戦人はベアトに無理矢理屈服させられてゲーム終了したのでしょうか? その時点ではまだ1986年までしか世界線Aはないので未来の縁寿がメタ戦人のピンチに駆けつけられなかったからです。 その後、1998年の世界線Aからやってきたメタ縁寿がEP3のメタ戦人の絶体絶命なピンチを救います。 ゲームは続けられてEP6のゲーム終了後に惨劇も爆発事件も起こらない世界線Bをラムダに分岐してもらってハッピーエンドです。 予めラムダは世界線Bに分岐する幸せのカケラを創っており、ベルンの協力を得て悲惨なゲーム盤に見せかけたのがEP5です。 ここからは自分の妄想です。 EP6のゲーム終了時点でEP8を計画していたフェザリーヌは手品エンドのカケラを先に創っておきます。 世界線Bが1998年まで伸びるのを待つ暇つぶしにEP7をベルンにさせます。 フェザリーヌが寝てからベルンは最悪な形で留弗夫一家だけ生還するゲーム盤を作ります。 それをメタ縁寿に解かせてから最悪な形で留弗夫一家だけ生還する世界線Dに縁寿を帰そうと計画します。 どうもゲームの結果を反映させないとプレイヤーであるメタ人物を現実世界に帰すことが出来ない仕様のようです。 絵羽が生還するカケラ世界がちょうど都合がよいのでそれを編集しようとしたらフェザリーヌに見つかって折檻されます。 その腹いせに縁寿と理御に無理矢理、絵羽が生還するカケラを見せたのがEP7お茶会だと思います。 世界線Bが1998年まで伸びたところでフェザリーヌは世界線Bの戦人とヤスをメタ空間に連れ込んでEP8をさせます。 メタ戦人のゲーム展開が退屈で絵羽の日記を見せる気配もないのでベルンもゲームマスターとして参加させました。 メタ戦人が世界線Bから来た事を縁寿に伏せていたのは世界線Bルートが最後の選択で開くのを警戒したからだと思います。 | |
111 | otoma | うみねこ咲ラストノートを観ました。 竜騎士先生に感謝して泣きながらスタッフロールを観ました。 長くて辛い道のりだったけど推理考察して本当に良かったと思います。 推理考察や感想を書く前に>>109の人格推理の追記・修正をまずしておきます。 <ヒント> 主導権は人格>着ぐるみ人格ですが、人格<着ぐるみ人格になる事もある。 ・爆発事件以前に追記 恋の芽=EP6で雛ベアト人格に成る、戦人への恋心 ・EP6に追記と修正 駒紗音MkⅡ=駒ヤス+紗音人格 駒嘉音MkⅡ=駒ヤス+嘉音人格 雛ベアトMkⅡ=恋の芽+ベアトの着ぐるみ人格 ベアトMkⅢ=ブレザーベアトMkⅡ+恋の芽 ・EP7を修正 カケラ世界のニンゲン=ラムダの作ったカケラ世界のニンゲン達 ・EP8を修正 ヤス人格MkⅡ=EP6で勝ちを譲ってもらったベアト人格 ・ラストノート ピース=???人格+ピースの着ぐるみ人格 ヱリカMkⅡ=縁寿の内面世界にいるヱリカ人格(EP8にも登場) ラストノートの推理考察ですが、ネタバレがあるので注意して下さい。 ラストノートの親族会議はゲーム盤ではなくフェザリーヌの作った幸せのカケラです。 カケラ世界だから魔女も魔法もありません。 ピースが朗読の術を使って悲惨なゲーム盤に見せかけているのです。 理由はヤスと源次が消えても代りの使用人がいるからです。 それとベアト・金蔵・源次の存在まで消せなかったのが魔法ではない証です。 犯人当ての謎はもの凄く難しかったはずですが、謎を解かせるのがピースの目的なので難易度は低めでした。 多分、あのカケラを認めたらあの世界線に行ってしまったのだと思います。 だからピースは自分を消す事でラストノートのEPを無かった事にしたのです。 ピースは去り際に妹を大切にしろ。と戦人に言います。 縁寿には1人だけ残った未来をたくましく生ろ。と言います。 この矛盾こそが竜騎士先生が最後にくれたご褒美です。 理解出来ない人は>>110を読んで下さい。 うみねこは解釈ではなく本当にハッピーエンドに行けたのです。 | |
112 | otoma | 今さらだけど鳥井角助さんの「Follower of the golden witch」を読みました。 とても良かったので感想を書きたいと思います。 第ニ章でうみねこならではの大仕掛けなトリックに隠れて目立たないけれど、こんなんありか。 と思ったトリックがあって自分の固定観念がひっくり返りました。 少しネタバレすると、「狂言殺人の途中で本物の死体があっても共犯者はそれを認識出来ない」です。 ・真面目で善良なニンゲンが買収されたぐらいで殺人の共犯者に成るはずがない。 ・イタズラ目的の狂言殺人なら協力するが本物の死体が出た時点で善良な共犯者は耐えられずに白状するはず。 そう思っていたからうみねこの共犯者を使ったトリックは非現実的で好きではありませんでした。 でもニンゲンは絶望が大きすぎると都合の良い解釈で現実逃避するから、あり得ると考え直す事が出来ました。 それと青服の山羊と赤い獅子が赤字議論をする場面で自分は赤い獅子に激しく同意しました。 以前、自分はEP5を幸せのカケラだと解釈するために赤字を無視した推理をしました。 その推理を押し通すために赤字抜け考察をするのですが、過去の掲示板には、 ・未来形の赤字は真実ではないから無視しても良い ・メタ空間が真実でないと判断した事柄を赤字で語る事は出来ない ・メタ空間はメタ人物の情報を読んで真実判定をする までを書き込みました。 まだ書き込んでいない最近の考察ですが、赤い獅子が代弁してくれたのでもう何も書く事はありません。 ・ついでにおまけの考察 うみねこ推理は殆ど終えたのですがまだ解らない。けど、どうでもいい謎があります。 EP6でブレザーベアトMkⅡ(人物名は>>109を参照)を登場させたのは誰か? なぜブレザーベアトMkⅡは恋の芽を持っていないのか? 恋の芽を持っていない理由はなんとなく解ります。 碑文の謎を解いたのはブレザーベアトであり、ヤスは補助しただけです。 ブレザーベアトが碑文の謎に挑んだのは恋の芽が苦しくて気分を紛らわしたいからだと思います。 世界線B(>>110を参照)を分岐させるためにラムダが干渉してヤスが恋の芽を持ったままの状態にします。 ブレザーベアトMkⅡは恋の芽を持ってないので碑文の謎を解きません。 だから世界線Bではベアトは存在しないし爆発事件は起きません。 では、EP6でブレザーベアトMkⅡを登場させたのはラムダなのか?そこは自信がないです。 この推理考察は「EP5のカケラ世界ではヤスは碑文の謎を解く事が出来なかった」を前提にしています。 詳しくは、このスレッドの下のほうにある「よろず推理処」スレッドの450番目のレスを見て下さい。 なんかもう十分に考察したからうみねこは終了です。 完全燃焼したからキコニアをやる気力なしです。 キコニアはうみねこ以上に地獄みたいだから自分みたいな考察者は迂闊に手を出さないほうが良いと思います。 | |
113 | otoma | 済みません。前回できれいに終わるはずが、EP3の考察を書くのをうっかり忘れてました。 EP3で絵羽はどうやって生還したのか?が解りにくいのでその辺りを考察します。 自分はEP3で絵羽は碑文の謎を解いていないと思っています。 理由は爆発事件で右代宮一族を全滅させる理由が解らないし、10tの黄金を諦めなくてはならないからです。 それにゲームマスターの支配下にある駒絵羽が碑文の謎を解く事自体、ありえないと思っています。 扉にキャッシュカードの暗証番号が書かれていた事から絵羽は共犯者であり、碑文を解いていない事になります。 さらに魔法殺人を共犯者キャンセル(>>106、>>107)で解釈すると絵羽は共犯者ですらありません。 この状態からどのようにして駒絵羽をゲーム盤から脱出させるのか?がEP3の難しいところです。 戦人から6年前の約束を覚えていないと聞かされたヤス人格はショックでヤル気を無くします。 第一の晩の連鎖密室の構築をロノウェに丸投げして、その結果ゲームマスターベアトはリザインしました。 とにかくこのEPでゲームを終わらせようと決意したヤス人格はワルギリアのアドバイスで作戦を変更します。 エヴァは北風と太陽作戦のために途中交代したゲームマスター見習いです。 エヴァを登場させるために、セーラー服絵羽と共同で碑文の謎を解く夢を駒絵羽にみさせました。 セーラー服絵羽はエヴァになり、駒絵羽は夢の内容を忘れました。 エヴァは共犯者キャンセルを使った魔法殺人で碑文の見立て殺人を遂行してゲームマスターを目指します。 そうした中、紗音が譲治の魔法で蘇った事にして二人を生還させようとしますがエヴァによって失敗します。 その後、書かれた扉の暗証番号ですが、ミスリードのために意味も無く書かれたものだと思います。 次は朱志香を失明させてから嘉音人格のヤスと二人で生還しようとしてエヴァの邪魔が入ります。 その後、エヴァはメタ空間に召喚され、メタ戦人と推理バトルをして勝利します。 エヴァがゲームマスターに昇格したらえらい事になると思ったベアトは、赤字で魔女を否定します。 赤字によって自分で自分を否定したエヴァの着ぐるみ人格は剥がされ、中から絵羽人格が現れます。 絵羽人格は駒絵羽とリンクして駒戦人を射殺して、碑文の謎を理解しているのでゲーム盤から脱出します。 その後の朱志香ですが、EP7お茶会で死亡してるのでEP3でも爆発で死亡したと思います。 想像ですが、嘉音人格ヤスが絵羽を殺害しようとして返り討ちに遭い、朱志香は取り残されたと思います。 | |
114 | ケーナ | ■『ひぐらしのなく頃に』で理解する『うみねこのなく頃に』 ※しばらく前に『ひぐらしのなく頃に』が再アニメ化されるという情報を目にしました。『ひぐらし』の“祭囃し編”が発表されたのは2006年。それなのに2016年にテレビアニメ化され、もっとも最近のコンシューマ移植である『ひぐらしのなく頃に奉』が発売されたのは2018年と2019年です。そこに来て今回の再アニメ化。今、この文章を書いているのは2020年ですから、実に14年以上に亘るロングランとなっています。 大変めでたいことですが、一方で同じ『~のなく頃に』の名を冠していながら『うみねこのなく頃に』はアニメは前半しか作られず、PSP版に至ってはEP5以降は未発売という“ご覧の有様”。俗に言う“ひぐうみ格差”ですが、ふと思いました。「『ひぐらし』人気に託けて、『うみねこ』の考察を書けるのではないか?」と。 難解なことで知られる『うみねこ』の世界観ですが、実は『ひぐらし』の世界観がベースになっており、それを発展させたものに過ぎません。ですから、この機会に『ひぐらし』の内容を引用しながら『うみねこ』の世界観を説明する考察を書くことにしました。何故、かつて考察者であった頃にこの考察を思いつかなかったのか不思議ですが、当時は『うみねこ』にどっぷり浸かっていた為、そういう俯瞰した見方が出来なかったのでしょう。以下、内容となります。 『ひぐらしのなく頃に』の罪滅し編において以下の文章が出てきます。 「……圭一は、………覚えているのですか? ………レナと魅ぃを、……殺したことを。」 「そうだ!! 俺が……殺したんだ!! 殺したんだ!! なのに、俺は何の罪も認めずに、まるで自分は被害者のつもりで!! 死ぬ最期の瞬間まで……仲間を呪って、恨んで!! 血がいっぱい出て、……そして………そして………。結局、何の後悔もなく、……ひとりで……勝手に死んだ………………。」 電話ボックスの中で、痒くて痒くて仕方がない喉を掻き毟りながら、……それでもなお自分の罪に気付かず、……勝手にひとりで死んでいく。 「……圭一。…………あなたの罪に、…気付きましたのですか。」 「気付いた。こんなにも今頃になって、俺は気付いたよ、思い出したんだ!! ここじゃない別のよく似た世界で! 俺はなぜか仲間たちに疑心暗鬼を持って……殺してしまったんだ!! 仲間たちは俺に救いの言葉をかけていたはずなんだ! なぜそれに耳を傾けられなかった? どうしてだよ?! うぉおおぉぉおぉおおぉぉ!!」 ※並行世界である別のカケラ(鬼隠し編)の記憶を圭一が思い出した、あるいは共有した場面ですが、これはEP8の魔法エンドにおいて縁寿に起こったのと同じ現象です。そして皆殺し編で以下の内容が出てきます。 それは、あるカケラにおいて、…別のカケラのことを認識させるという奇跡を生み出す。 ………別のカケラで学んだことを活かせるなら、人は間違いなど犯さない。 ※縁寿はEP3のラストから物語に登場し、各EP(カケラ)で学んだことを活かして、魔法エンドに至るわけです。そして罪滅し編で以下のようにレナが別のカケラの記憶を取り戻すわけですが。 「どうして圭一くんに鉈を振り上げているのか、…わかんない。……どうして、…私は……こんなにも大好きな仲間たちに、…こんなにも恐ろしいことを…してしまったんだろう…。」 「お、………お前、…………そうか……、……気付いたのか…。………この「世界」で、……気付けたのかよ………ッ!!!」 「自分で自分が…信じられないよ…。 こんなにもあんなにも、楽しい日々だったのに、…どうして私は、…どうして私は…。……何も不満もなかったし、…何の不安もなかったのに……、…どうして、…自分で壊してしまうような真似を…………。」 「レナ……、お前はやっぱり……すげえよ…。」 俺なんか、…お前と魅音を殺した後、……それでも気付かなくって、わけのわからない遺言を残して、…大石さんに電話までして! ……それでも自分以外の誰かが悪いんだろうって思い込んでたんだぜ。 ……死んでも。死んだあとも! 俺はずっと自分の罪深さに気付きもしなかった! 自分ひとりだけが勘違って、仲間の救いにも気付けず殺してしまうことの何と悲しいことか。 ……そして、……それを罪と気付けないことが何と…辛いことか…。 「だから、……レナはすごいんだよ……。仲間を1人も殺さなかった。…お前は…罪を犯す前に、……気付けたんだよ……。はは、あはははははははは!! さすがだよレナ、……さすがだよ、…俺とは…違うんだッ!!」 ※罪を犯してしまった圭一と犯さなかったレナ、この対比はEP5まで来てようやく記憶を取り戻した戦人とEP6だけで記憶を取り戻したベアトに重なります。そして皆殺し編の冒頭に出てくる世界、これこそが『うみねこ』に出てくる“魔女の世界”と同等のものです。 …何をしているの? あなたが自発的に遊びを始めるなんて珍しい。 私の問い掛けに頷くことしかできない存在だったのに、…いつの間にか自我を持ったのかしら…? ……嬉しいわ。 私にも妹、あるいは弟? ができて。 かつての私もあなたのような虚無の存在だった。 それがいつしか自我を持ち、思考を持ち、自らの姿を持つに至ったんだもの。 だからあなたが自我を持ったって不思議なんて思わないわ。 この、無限に広がりながらも、同時に閉ざされた狭い世界にようこそ、私の妹。弟かもしれないけど、あなたの性別がわからないからわかるまでは妹にしておくわね。 ここは終わりなき永遠と無限の世界。 でも、だからと言って果てしなく広大で広いというわけじゃない。 そうね。例えるなら半径の小さな輪っかの世界と言うべきかしら。 輪っかをぐるぐると回り続ける分には、終わりのない永遠の世界だけれども。 それは決して無限の広がりを持つという意味じゃない。 そう、つまりここは、永遠に閉塞した世界ということ。 未来は無数の選択肢に紡がれて無限の広がりを見せるはずなのに、……なぜか私たちの世界は必ず「死」という名の終焉で閉じられてしまう。 それを例えるなら、さしずめ運命の迷宮ということなのかしら。 いつまでも同じところばかりぐるぐると回っていると、…だんだん辛くて飽きてきて、私みたいなのが湧き出すことになる。 …それがさらに続いて、あなたまで生まれてくるなら、やがてはこの世界もあなたの妹たちで埋め尽くされていくかもね。 そうしてこの世界にコロニーが築かれ、狭い迷宮世界に興味を失った時が、私たち「古手梨花」が消えてしまう時なのでしょうね。 …梨花はまだ狭い世界に未練があるようだけど。私はとっくに興味を失っている。 だから、あなたという話し相手が生まれて本当に嬉しいわ。 それで、あなたはさっきから何をしているの? 記憶のカケラで積み木遊び? 今はほんの5~6個しかないけれど。 それでも少しは楽しい遊びができるかもしれないわね。 本当はもっともっとたくさんあったの。 ……でも、少しずつ闇に溶けて消えてしまった。 今、はっきりと残っているのはそこにあるだけ。 あぁ、それはそう使うんじゃないのよ。 ほら、……こうしてかざしてごらんなさい。 それらはそれぞれが、古手梨花の人生と、その終焉よ。 それは……、…あぁ、懐かしい。 圭一が囚われた世界での物語ね。 私はそれらのカケラを本のようなものだと思っているので、「鬼隠し編」と名付けている。 ※“私”か“あなた”がベルンカステルの前身ということになるのでしょう。あるいはこの2人がフェザリーヌとベルンカステルなのかもしれません。ここで興味深いのは“梨花はまだ狭い世界に未練があるようだけど”という内容です。この梨花は『うみねこ』においてはプレイヤーの戦人に相当すると思われます。この2人は『うみねこ』において魔女の世界でゲーム盤を俯瞰するベルンカステルやラムダデルタと同等の立ち位置です。同じく皆殺し編で以下の内容があります。 必然というのは、……そうね。 前原圭一というコマの役割のことよ。 もし前原圭一が極度の疑心暗鬼の持ち主で、常に世界を曲解する性格の持ち主だったなら、「鬼隠し編」に限らず、他の全ての世界でも遠からず同じ行動を取ったはず。 でも、そういうことはなかった。 前原圭一というコマが、直情的で思い込みが激しいというのは事実のようだけど。 「鬼隠し編」のような暴走を見せること自体は、彼という役割から見れば、明らかに不自然なイレギュラーと言える。 つまり、1つの世界で必然に見える事象でも、いくつもの世界を重ね透かして見ると、それは必然でないことがわかるということなの。 逆を言えば、起こすべくして起こされている事実は、世界をいくつ跨いだところで、毎回変わりなく繰り返されるということ。 ※『うみねこ』の世界において、この“起こすべくして起こされている事実”というのは1986年の10月5日に六軒島で爆発事故が発生することです。惨劇を回避することが目的である『ひぐらし』と、回避出来ない惨劇をどう受け止めるか?という『うみねこ』。これもまた対比になっています。 最後に、罪滅し編と祭囃し編に出てくる2つの内容を取り上げます。 誰もが別の世界でのIFを断片的に覚えているけれど、それを知覚することができない。 当然よね。 だから、あなたが今遊んでいるその記憶のカケラという積み木が、「複数個」見えている時点で、あなたはとてもとても特別な存在だということなの。 それが特別なことだと気付くのは、……あなたには難しいかもしれないわね。 だってあなたは、それらが複数見えることが当り前な世界に、最初から生まれてきたのだから。 私はこの世界でなく、単一なる普通の世界から生まれた。 だから、記憶のカケラで積み木遊びができるなんてことは、本当に最近になって覚えたのよ。 あなたが、手悪戯がしたくて手に取っただけの行為でも、私にとっては長い時間の中でようやく気付いたこと。 さぁってと、次は何をして遊ぼうかしらね。 何しろ遊べるカケラはいくらでもあるんだから。 何? あなたも遊んでみる? くすくす、面白いわよ。神さまにでもなった気分がするものね。 悟史が一緒にいる世界とか、園崎姉妹が入れ替わってない世界とか。 沙都子の両親や、梨花の両親が健在な世界はどうなってるんだろう。 あぁ、こんなのどう? 赤坂が鷹野に籠絡されて敵側なの。あはは、面白そう。 個人的には、あの鷹野が富竹にゾッコンな世界とか興味あるんだけど。 圭一を色々な女の子にくっつけて遊んでみるのも面白そう。私、修羅場、大好きだもの。くす! さぁて次は何をして遊ぼうかしらね。カケラはいくらでもあるわよ。 ねぇ、いくつかいる? あなたは何して遊びたい? ※これが『うみねこ』においては“ベアトのゲーム盤”に相当するわけです | |
115 | ケーナ | 何度か読み返してはいたのですが テレビアニメ化→テレビドラマ化 の間違いでした… | |
116 | 鳥井角助 | >>112 otomaさん 遅ればせながら、お読みいただきありがとうございます。 >「狂言殺人の途中で本物の死体があっても共犯者はそれを認識出来ない」 この件は私もEP5~我らの告白で違和感を感じていた部分で、 特に「源次のような例外を除き、ほとんどの買収者たちは殺人事件に関わっていることを知らない方が扱い易い場合がある。 ケースバイケース。」と我らの告白で書かれていたので結構悩んでおりました。 EP2楼座の夏妃の部屋での行動(紗音の死体から戦人を引きはがす)等から、こういうことなんじゃないかなと補完した部分です 赤字はEP8の否定方法にしても人格死にしても、GMさえ納得していればズルい定義でも言えてしまうというのが怖いですよね… 当然探偵側も2chから今にかけて赤字の否定方法を開拓してきており、otomaさんがかかれた手法もまさにその一つだと思います。 おまけにインタビューやヱリカの言動を見るに、竜騎士さんは別解大好き人間でこういった手法もあえて制限していないように思える。 ゲーム盤単位では真相を狭めてくれるはずの赤字が、プレイヤー同士の議論になると”別解”の元凶……本来はマニアが楽しくいろんな説を語り合えるように出来るギミックと考えられますが、 現実にはプレイヤー同士のいがみ合いの元凶の一つになる上、作品不信の原因にもなる。(あるいはそれすらも計算かも知れませんが…) これを乗り越えずして盤石な解答は得られない。次のゲームで自分なりの対抗策(読んだ方全員に納得していただけるかはともかく…)を出したいと考えております。 | |
117 | otoma | 最近は週一でチラッと様子を見に立ち寄る程度ですが鳥井角助さんが僕あてに返事をくださり有難うございました。 以前書き込んだ2点についての衝撃はまだ覚えていますが、それ以外の内容は正直、殆ど忘れてしまったので、また読み直そうかとも思いましたが、シリーズ最新作が出た時に過去2作を復習しようと思います。 あれを読み終えた時の感想は「赤字抜け考察で先をこされたー」でした。 赤字抜け考察で行き詰まっている時にあれを読んだらすぐに解決するぐらいのヒントの塊だったと思います。 そして赤字をテーマにした議論がさらに展開されそうな予感がしますね。 次回作を気長に楽しみに待っています。 ・ついでにおまけの考察 うみねこ推理は殆ど終えたのですがまだ解らない。けど、どうでもいい謎があります。 今はひぐらし業を観ながらうみねこ咲のゲームのEP1をやっていますがまだ10月4日の晩飯のところです。 もっと速く読み進めてもよいのですが、引っかかる部分があってペースが進みません。 EP1のメタ戦人はずっと駒戦人にリンクした状態でゲーム盤の中から体験しているのですが、もしもメタ空間からEP1を見ていたら絶対に「俺は飛行場の待合室で親族の紹介を心の中でしていない」と抗議して駒戦人の一人称を疑うはずなのです。 ベアトの側からすると絶対信用出来る基本情報をベルンに提示するために必要な行為ですが、その場にメタ戦人がいると話がややこしくなるのでEP1のみゲーム盤からの体験にしたと思います。 だから自分は駒戦人の一人称とは何なのか?本当に信用出来るのかについて疑いながら読み進めたりもしました。 結論から言えば駒戦人の一人称で絶対におかしい場面はありませんでした。 唯一疑わしかったのはEP1で喉が乾いた戦人が台所で嘉音と源次と熊沢の内緒話を偶然聞き、問い詰めて、後から参加した真里亞に「ベアトがいるのが見えないの?」と問われた場面ぐらいのものです。 駒戦人の一人称はEP2~4ではそんなに喋らないし、事件の最中に喋ってもメタ戦人に疑われません。 EP5は共犯者だから駒戦人の一人称は信用しなくて良いし、EP6はゲームマスターの駒だから論外です。 だから駒戦人の一人称とは何なのか?が解らなくても特に問題がないのでスルーしてきました。 でもEP1の駒戦人の一人称がやっぱり怪しくてEP1を読むスピードが上がらない状態です。 多分、EP3の浜辺でピクニックの場面でも悩むと思います。 だけどメタ戦人の一人称は全く気にならないのが不思議です。 | |
118 | 鳥井角助 | >>117 otomaさん お返事ありがとうございます。 赤字を否定したい場合は強力な武器に、あるいは赤字を絶対的に信じたい場合は強力な壁に。最終話に向けてのアンチミステリー側視点(赤い獅子単体であれば赤字否定の視点)の段階的具体化の一環でした。 >次回作を気長に楽しみに待っています。 ありがとうございます!頑張って制作進めてまいります……。 | |
119 | otoma | 大した考察ではありませんがこのスレッドがずっと沈んでいたので上げる目的で書き込みます。 ひぐらしスレッドの19番目のレスにも少し書き込んだ内容をここにも書き込みます。 興味のある人はひぐらしスレッドの18~20番目のレスも読んで下さい。 >>117でEP1の駒戦人の一人称がよく分からないと呟きましたが、ひぐらし業卒の考察をする過程で分かりました。 EP6でフェザリーヌはEP1~5までは戦人を通してカケラを鑑賞していたと言っています。 EP1の駒戦人の一人称は喋りまくりで、メタ戦人が聞いたら不自然に思うくらい説明口調です。 その理由はEP1の駒戦人の一人称はフェザリーヌに読み聞かせるための朗読者だからです。 フェザリーヌはうみねこのゲーム盤を隠れて鑑賞したかったので駒戦人の一人称を朗読者にしたのだと思います。 一人で鑑賞していたので駒戦人による朗読の術は使ってないはずです。 EP5はラムダの創った幸せのカケラを悲惨なゲーム盤にラムダが見せかけたものです。(>>110を参照) そこでも戦人が一人称で朗読しますがそれは駒戦人ではなくカケラ内の戦人が朗読していると思います。 つまり、駒だけではなくカケラの登場人物の一人称も朗読者にして朗読の術が使えるのだと思います。 EP5の戦人の一人称はヤスを紗音と嘉音に分けたり、狂言殺人の共犯者として朗読の術で朗読させてます。 EP4の1998年の縁寿の一人称も少し説明口調なのでフェザリーヌが朗読者にして鑑賞していると思います。 ゲーム版ひぐらしの圭一の一人称もフェザリーヌが朗読者にして鑑賞していると思います。 うみねこについてはもう書き込むネタがないのでこれが最後の書き込みになると思います。 だから最後になく頃にシリーズの推理方法について書き込もうと思います。 ノックス8条により伏線からの推理考察が義務付けされた感じですが、これに縛られるのはやめた方が良いです。 それはなく頃にシリーズの伏線が分かりにくくて見つけられないから推理するのは多分、不可能だからです。 特にうみねこはニンゲンの常識外の事が多すぎるのでそれを伏線に使われては推理不可能です。 ミステリー部分を伏線で推理するのは可能かもしれませんがファンタジー部分ではそれは出来ません。 それはファンタジー部分に関する説明が全く無いからです。 とにかくよく読んでよく考えれば自然と何か説が浮かぶと思います。 時間をかけて自分で間違いを指摘出来ないのならその説をじっくりと育てましょう。 仮説をじっくり育て上げてから物語を端から端まで注意深く読み進めれば運よく伏線が見つかるレベルです。 もし伏線が見つけられない場合でも育て上げた仮説を捨ててはいけません。 自説が正しいと思ったら強引にそれっぽい伏線をでっちあげて推理考察を推し進めましょう。 その作業は物語が終わる手前までに終了して竜騎士の目に見える処に発表した方が良いです。 完結編で竜騎士がもっと分かりやすい伏線を追加してくれる事もあるかもしれません。 竜騎士は読み手との温度差が分かってないのでどの程度難しい伏線を出せば良いのか分からないのだと思います。 伏線とは推理する手段ではなく自説を後から補強し外敵から守る手段だと思った方が良いです。 とにかく正解の無い推理ゲームだから辻褄さえ合えばどんな推理考察でも許されます。 だからがむしゃらに使えるものは何でも使って、足りない部分は想像や自作設定で埋めて推理して行きましょう。 運が良ければ奇跡的な確率で自分だけの黄金の真実に辿り着けると思います。 自分は10年近くを費やして物凄い幸運に助けられてひぐらしとうみねこを終える事が出来ました。 でも次のキコニアでは無理だと思うのでこの辺りで竜騎士から卒業します。 どうもありがとうございました。 | |
120 | @はてな | こんばんは! このサイトを運営している方に感謝を伝えたく打っております。 掲示板で考察するサイトがあるらしいとは聞いていたのですが、うみねこは年数も経っており、オーパーツのようなものと思っていましたが本当に存在していたとは!私の他にもプレイした方がいるとは驚きです。 話が脱線しちゃいましたが、追加tipsを作ってくれて本当に有り難う御座います! 雑誌の連載記事なんてどこにも無い!と思っていましたので。 駄文ですいません。 | |
121 | otoma | 久しぶりに書き込みます。otomaです。 以前、(>>112)で丸投げのような感想を書いて赤字抜け考察を諦めてしまいましたが、時々後悔したり、何とかまとめられないかと色々考えて自信はないけどどうにか出来たので書き込みます。 前回、(>>119)これを最後に竜騎士から卒業します。と宣言してまた書き込んで申し訳ないです。 その前にこれまでの自分がやった赤字抜け考察を簡単におさらいします。 ・未来形の赤字は真実ではないから無視しても良い ・メタ空間が真実でないと判断した事柄を赤字で語る事は出来ない ・メタ空間はメタ人物の情報を読んで真実判定をする そして発表出来なかった考察がこれです。 ・赤字は推理バトル用に作られたルールでただの赤い文字だから制限なしで発言出来る。 EP5でベルンが使う赤字に疑問を感じたのと、ベアトが最初の赤字で、 (赤:真実を語る時、赤を使うことにする) とルール宣言したことからこう考えました。 でも先の考察と矛盾するので、メタ空間における自然現象の赤字とゲームルール用の人工的な赤字の2種類が存在するのではないか。とまとめようとして出来ませんでした。 そして最近ふと思いました。 メタ空間の色文字はニンゲンの意志や無意識が言葉に色を付けるのではないかと。 例えば竜騎士が公式の場でもっともらしい外れた青き真実を黄金の真実として語ったとします。 竜騎士ファンは黄金の真実を赤き真実にすると思います。 でも自分は竜騎士を信用しないので黄金の真実を紫の発言にします。 自分の思ってる色文字の定義は以下の通りです。 赤字:真実を語る時に使用出来る。 青字:1つの謎に対して複数の仮説や解釈を語る時に使用出来る。 金字:自分、又は自分達だけの真実や信念を語る時に使用出来る。 紫字:真実を語る時に使用出来る。ただし犯人は紫字で嘘をつく事が出来る。紫字は犯人と、駒の発言に対してゲームマスターが使える。 ニンゲンは真実を伝える時に、 青字で整理→金字で自分だけの真実→嘘をつくなら紫字で発言→そのまま伝えるなら赤字で発言 という過程を無意識に行っていると思うのです。 そして、ニンゲンは真実を聞く時にも、 青字で整理→金字で自分だけの真実→相手が信用できないなら紫字で認識→相手が信用できるなら赤字で認識 という過程を無意識に行っていると思うのです。 真実をそのまま伝えるのは難しく、伝え側と聞き側の解釈により金字が混ざった赤字になってしまうと思います。 それと漫画うみねこEP8のコンフェッションのルールYで「場の全員が了承した嘘は現実として描かれる。密室空間であればなお好ましい。」とあります。 これは伝え側と聞き側の解釈で金字を赤字に偽装できる伏線になると思います。 EP5のベルンはたまに「ただの憶測だろ」と突っ込みたくなるぐらい疑わしい赤字を使います。 ドラノールのノックス十戒も「お前達だけの黄金の真実だろ」と突っ込みたくなります。 EP5で戦人は赤い太刀に貫かれますが戦人が復活すると赤い太刀は黄金の太刀に変化します。 これらは金字を赤字に偽装できる伏線だと思います。 とりあえず金字を偽装した赤字を「黄金の赤き真実」略して金赤字と呼びます。 この金赤字は中身が金字なのでメタ空間の真実判定に引っ掛からず制限なしで発言出来ます。 それとは別にメタ空間が真実判定する純粋な赤字も確かに同時に存在します。 確実な区別方法は解りませんが多分、「私、俺、我ら、あなた、彼、彼女、彼ら、それ、これ、あれ、」みたいな代名詞で始まる赤字が純粋な赤字だと思うのですが自信がありません。 「(金赤:右代宮戦人は、右代宮明日夢から生まれた。 )」<戦人 「そなたは、右代宮明日夢から生まれた。」<ベアト 「(赤:俺は、右代宮 )、……、……ふぐ、…………っ?! ……?!?!」<戦人 と答えられませんでした。 「右代宮戦人」を「俺」に言い換えると金赤字が赤字に切り替わるので復唱出来なくなったのだと思います。 メタ空間による真実判定では古い真実は新しい真実に上書きされます。 EP4でメタ空間が縁寿の心を読んで「楼座の手作りのさくたろう」を「既製品のぬいぐるみ」に真実判定を変更します。 例:「(金赤:さくたろうは楼座の手作りのぬいぐるみである。 )」は発言可能。 「魔法のわけがない…!!(赤:ここは妾の黄金郷!!妾以外の魔法は絶対に存在できない世界!!)そして妾の(赤:魔法でさくたろうを蘇らせることは出来なかった )…!! 出来るはずがないのだッ!!(赤:そのぬいぐるみは特別なぬいぐるみ!楼座が娘の誕生日のために作った、世界でたった一つの )、………あ、………………ぅ、……………あ……、」<ベアト ベアトは縁寿が魔法でさくたろうを蘇らせたのを見て、縁寿の登場により真実判定が変化したのを悟り、どのように変化したのかを確認するために赤き真実で復唱したのです。 あと、(>>113)で <赤字によって自分で自分を否定したエヴァの着ぐるみ人格は剥がされ、中から絵羽人格が現れます。 を、 <赤字によってエヴァの着ぐるみ人格は剥がされ、中から絵羽人格が現れます。 に訂正します。 赤字を「推理バトル用に作られたルールとしてのただの赤い文字」と定義すると物語の大切な場面も無価値になってしまうのでなんとか黄金の真実をひねり出しました。 そして赤字抜け考察が出来てからやりたかったEP5の再考察をやる予定です。もう1回お付き合い下さい。 | |
122 | otoma | 昔のEP5の考察の頃はまだよく解らない部分もあり、赤字抜けも出来てなかったので少し未練がありました。 自分はEP5を世界線Bの着地点となるラムダの作った幸せのカケラだと思っています。(>>110) だから離れたスレッドだと参照しにくいのでここに改めて書き移したいと最近思うようになりました。 とりあえず赤字抜け考察が出来たのでEP5の再考察をします。 これから行う書き込みはこのスレッドの下のほうにある「よろず推理処」スレッドの450番目のレスの「EP5のカケラ世界ではヤスは碑文の謎を解く事が出来なかった」の考察に赤字抜けの解説を追加した内容です。 ほとんど同じ内容を補強する感じなので同じ内容を読みたくない人は時間の無駄ですからスルーして下さい。 ではEP5の再考察をします。 EP5はそれまでのゲーム盤とは違うので前提から説明します。 1983年の親族会議後に紗音MkⅡ(人物名は>>109を参照)はブレザーベアトに恋の芽を渡して紗音MkⅢになりますが、ラムダの干渉により紗音MkⅡのまま1986年の親族会議を迎えたのが世界線BのEP5です。 だからEP5の紗音人格は紗音MkⅡだと思って下さい。 世界線Bでは碑文の謎が掲示される前にブレザーベアトMkⅡがEP6に移動し(>>112)、紗音MkⅡを内面世界で支えているのは嘉音人格とベアトMkⅡです。 紗音MkⅡは戦人一筋なので譲治や朱志香と恋仲にならず、EP5で婚約指輪を渡す場面がありません。 世界線Bではヤス(紗音MkⅡ)は碑文の謎を解いておらず、金蔵の死ぬ間際にも立ち会っていないのでいつもの金蔵と設定の違う金蔵MkⅡがヤスの内面世界に存在しています。 少し脱線しますが、世界線Aでヤス(紗音MkⅢ)がブレザーベアトの助けを得て碑文の謎を解き、ベアトに変装して金蔵に会うと金蔵が満足して死亡します。 金蔵の死亡を隠蔽する演技をする必要からヤスの内面世界にいる金蔵人格を生かし続けるために金蔵が常にベアトを探し求めている設定になりました。 EP1~4のゲーム盤ではその設定のまま金蔵は駒として生きている事になっています。 それと碑文の謎を解いた戦人とヱリカを見送った金蔵の幽霊が大笑いする場面があります。 <「………我が碑文が、ついに解かれたか。……そして、…戦人がか。………ふっ、…はっははははははははははははは…!! 愉快、この上なしッ。」<金蔵 思えば、自分もまた、誰も予想しなかった当主であった。 その自分から当主を引き継ぐのが、これまた、誰も予想しない人間であることは、実に面白い。 「これにて、我が生涯に一切の未練はなし!! ベアトリーチェ、そなたの許へ行くぞ。我が碑文が選びし奇跡を手土産にな…!」<金蔵 よりによって戦人がな。……あの、……戦人が……!! 「わっはっはっはっはっはっは…!! うっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! 我が生涯の最後の最後に、我は真の奇跡を見たりッ!! ベアトリーチェぇえええぇええッ! この賭けは私の勝利だぁああああああわああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁああッ!!!」<金蔵> この事から世界線Bでは1986年の親族会議まで碑文の謎が解かれてない事が分かります。 それと24時のノックと同時に現れた手紙にも伏線があります。 <「読むぞ。………コングラッチュレイションズ…。戦人さまが碑文の謎を見事に解かれ、黄金郷に辿り着きましたことを認めます。………黄金は全て、戦人さまのものです。そして、右代宮家の新しき当主も戦人さまです。……その証として、…………金蔵さまよりお預かりしている…、当主の指輪をお送りします…。……どうぞ戦人さま、指輪をされて、新しい黄金の主となり、どうか右代宮家をお導き下さい。……新しき当主のご活躍を、心よりお祈りいたしております…………。」<留弗夫> EP5では金蔵の指輪を預かったとする第一の手紙がなく、当主の指輪を「お返しします」ではなく「お送りします」になってるのでヤスによる碑文殺人が計画されてない事が分かります。 これらの伏線により碑文の謎は解かれておらず、EP5は世界線B上のラムダによる幸せのカケラであると推理出来ます。 <「ちょうど、夏妃さんが戻って来てくれました。 全員が揃ったところで、私から皆さんに、とても重要な話があります。」<ヱリカ 「……重要な話……?」<戦人 「えぇ、重要な話です。……最初の事件からを全て、皆さんの前で整理したいと思います。」<ヱリカ 「それなら、他の皆さんとなさって下さい。私は、そういうことは警察に任せるべきと思っています。関心がありません。」<夏妃 「整理した上で、重要なお話があるのです。あなたにも誰にも、断る権利はありません。」<ヱリカ 「な、………………。」 <夏妃 ヱリカが、探偵権限で、集会の開催を宣言する。 この宣言に、駒は逆らえない。 夏妃は、自分に話が及ばないことを祈りながら、渋々と進められるままにソファーに腰掛ける。 「………あ、すみません。その扉、閉めてもらえます?」<ヱリカ 「「は、はい…。」」<ヤス 紗音と嘉音が扉を閉める。> これはメタ戦人から見た共犯者側の朗読の術ですが、全員揃っているならまだ生存している紗音と嘉音をヱリカが認識している事になります。 でもヱリカは探偵なので紗音と嘉音を同時に認識出来ません。 その事は漫画EP8の戦人対ヱリカの推理対決でヱリカが「EP5でⅩ(紗音)と嘉音を同時に見た事がない」と言っていますので間違いありません。 しかしこれも探偵側の朗読の術です。 朗読の術とはト書きを朗読者にしてメタ人物に幻想修飾を見せる術です。(別の朗読の術もあります) だから駒ヱリカに朗読の術を使う事は出来ません。 では駒ヱリカの認識した紗音と嘉音は何者なのか?それはヤスだと思います。 でもゲーム盤にヤスは存在しませんのでこの事からでもEP5はラムダの作った幸せのカケラだと推理出来ます。 <俺はぐるりと客間の人間を見回す。 客人の古戸ヱリカ。 そして、その後には熊沢さんと紗音ちゃん。 その傍らには源次さん。 蔵臼伯父さんと夏妃伯母さんが客人を歓迎する。 郷田さんが、さっそくアピールを開始し、嘉音くんは相変わらず淡白そうな表情で愛想がない。 そして、親父に霧江さん。 絵羽伯母さんに秀吉伯父さん。 楼座叔母さんに真里亞。 それに、南条先生。 そして俺の左右には、譲治の兄貴と、朱志香…。 これが、全員。現在の本当の島の人数……。<戦人の1人称> ひぐらし業卒を考察して気づけたのですが朗読の術はト書きだけではなくカケラの登場人物の一人称を朗読者にしても使う事が出来ます。(>>119) つまりト書きだけではなく共犯者である戦人の一人称も信用出来ないのは、戦人が金蔵を誤認した事からでも明らかです。 戦人の一人称を使った朗読の術でヤスを紗音と嘉音に分けて見せているので在島者の人数はヱリカを含めても17人です。 これらの伏線からEP5で常に2人そろって行動する紗音と嘉音をまとめてヤスと呼びます。 EP5の夏妃は金蔵やベアトやワルギリアやロノウェやガァプや7姉妹と会話しますがマリアージュソルシエールに属してないので無理です。 これらはヤス(紗音MkⅡ)の妄想の出来事でそれを朗読の術で夏妃の妄想のように見せています。 EP5はカケラ世界なので幻想登場人物や魔法描写は朗読の術による幻想修飾として処理して良いです。 EP5はカケラ紡ぎの最中だから登場人物の行動はラムダの干渉を強く受けるのでゲーム盤と変わらないです。 EP5はト書きとメタ戦人から見た共犯者側の朗読の術で進みます。 まとめますとこうなります。 ・EP5はヤスが碑文の謎を解くことが出来なかった世界線B上にある幸せのカケラ ・EP5はヤスの内面世界を朗読の術を使ってゲーム盤のように見せかけた幸せのカケラ ・EP5のヤスは紗音+嘉音として描かれる とりあえずEP5の前提の説明が出来たと思いますので赤字抜けしたい金赤字の解説をします。 <金赤字は中身が金字なのでメタ空間の真実判定に引っ掛からず制限なしで発言出来ます。>(>>121) と考察しましたが、全ての金赤字がでたらめではないので正しくない理由を解説して赤字抜けします。 <(金赤:この部屋に、隠し扉が存在することを許しマセン。)」<ドラノール> 屋敷と礼拝堂と地下貴賓室は同時に作られたので隠し扉が存在する可能性を否定する事は出来ません。 ノックス十戒は語尾が「禁ず」になってるから真実ではない金赤字なので抜けても良いです。 <(金赤:食堂の全員の誰も、いいえ、もっとシンプルな言い方をするわ。24時の時点で屋敷内にいた誰一人! あの手紙を廊下に置いた者はいないわ。)<ラムダ> 「食堂の全員」とは絵羽、秀吉、留弗夫、霧江、楼座、戦人、ヤスの事です。 ヤスの存在を隠すために食堂の全員と言っています。 「食堂の全員」は複数の名前を指すので赤金字扱いです。 「24時の時点で屋敷内にいた誰一人」は屋敷内にこっそり隠れていた未知の人物Xさえも内包しています。 24時の時報が鳴る直前にノックと共に手紙が置かれたので時報を告げる時計が早くずれていたらこの赤字を抜ける事が出来ます。 <(金赤:屋敷以外の全員は、親族会議開始後、屋敷内にて何を行なうことも不可能なり。)<ガートルード> 熊沢のアリバイが保証されておらず、熊沢のみ手紙を置けるのでこの赤字は抜ける事が出来ます。 「屋敷以外の全員」とはヱリカ、譲治、朱志香、真里亞、南條、郷田、熊沢の事を指せるので金赤字扱いです。 抜けやすいように言い換えるとこうなります。 <(金赤:ヱリカ、譲治、朱志香、真里亞、南條、郷田、熊沢は、親族会議開始後、屋敷内にて何を行なうことも不可能なり。)<ガートルード> EP4の<(赤:俺の名は右代宮戦人)<戦人> が先に言えたとしても「俺」が「右代宮戦人」を指さないので <(金赤:右代宮戦人は、右代宮明日夢から生まれた。 )<戦人> が発言出来ても、 <(赤:俺は、右代宮 )、……、……ふぐ、…………っ?!<戦人> は発言出来ません。 「屋敷以外の全員」を「彼ら」と解釈すると赤字扱いなので赤字抜け出来ない。と反論されそうなので先に解説しました。 <「……なるほど。(金赤:譲治、朱志香、真里亞、楼座、源次の死体は、誰が見ても、一目で死亡が確認できる)、というわけですね。」<ワルギリア 「うむ? 赤か? まぁ、お師匠様にケチっても始まらぬ。そうとも、(金赤:死んだフリなど絶対にありえぬ、誰もが一目で死亡を確認できる死体であるわ。)」<ベアト> 勘違いしやすいですが譲治、朱志香、真里亞、楼座、源次の死亡を確定する赤字ではありません。 「5人の死体は誰もが一目で死亡を確認できる死体である」を赤金字で発言しているだけです。 <今回のゲームでのワルギリアは、席を外していることが多い。 戦人が碑文を解いて大騒ぎになった頃には、もう席を外していたかもしれない。 肝心なところをだいぶ欠席していたようなので、今回のゲームの展開を、あまり把握できていないようだった…。> 熊沢は戦人が碑文を解いて大騒ぎになった頃には手紙の準備をしていたので狂言殺人の計画をよく理解できておらず、ヤスからの説明でやっと把握出来た事を幻想修飾で描いてる場面だと思います。 <(金赤:つまり熊沢は、ゲストハウスへ戻って以降、朝まで2階に上がっていない。)<ベルン> たしかにその通りなので抜く必要のない赤字ですが解説します。 <「私はこれを、一緒にゲストハウスに戻った熊沢さんが、休むと言って、控え室に入ったのを見届け、これを使って扉を封印したのです。そして、朝。事件が発覚し大騒ぎになった時、私は真っ先に熊沢さんの控え室を確認し、そして封印が健在であることを確認しました。以上により、私は熊沢さんのアリバイを証明できます!」<ヱリカ> ヱリカの証言を受けての金赤字ですが熊沢のアリバイが保証されてないので抜けられます。 <「施錠? どうでもいいことです。ただ、窓が、鎧戸が、一度も開かれなかったことを保証すればいいだけの話だったんです。私は、黄金の隠し場所に立会い、その後、ゲストハウスへ戻ってすぐ、ラウンジを通過せずにゲストハウス2階へ至ることのできる、全ての方法を断絶する工作を開始しました。………えぇ、同じことです。これまでと何も変わらず…!」<ヱリカ> 控え室の扉を封印してからゲストハウスの窓の封印をするまでに時間が空いていますので余裕で窓から出る事が出来ます。 EP6でヱリカは熊沢からガムテープを受け取っているのでEP5でも熊沢からガムテープを受け取っていると思います。 だからヱリカの考えを見抜いた熊沢は用心して窓から出て屋敷に向かい、書斎で夏妃、源次と合流して明日の打合せをしていたのだと思います。 そして夏妃は一人で考えたいと言って書斎で寝てしまいます。 戦人が碑文を解いた知らせを受けて熊沢は手紙の準備をして24時の時報が鳴る直前に手紙を置いてノックを2回してから24時なる前に屋敷から立ち去ったのだと思います。 ゲストハウスに戻って窓も封印されてるのを確認してから屋敷に戻り適当な部屋で寝て朝食の準備に合流したのだと思います。 源次の様子を見に行く途中で、ヱリカを引っかける狂言殺人が始まってるから自分に合わせてくれと熊沢はヤスに頼まれたのだと思います。 <「えぇ、応じるわ。(金赤:ゲストハウスには、24時の時点で、譲治、朱志香、真里亞は生存していて、2階のいとこ部屋にいた。南條、郷田、熊沢は1階にいた。)」 「あと、もうもったいぶることないから、これまでに出ている犠牲者の死亡も確定させとくわね。(金赤:譲治、朱志香、真里亞、楼座、源次の5人はちゃんと死んでるわよ。)あのばっくり行った首で、死んだふりなんて、出来るわけないでしょ?」<ベルン> 5人の死体を見ておらず、狂言殺人の共犯者である南条から聞いたヱリカの証言を信じた赤金字だから抜けても良いです。。 この時に5人の死亡が確定したとロノウェが後に青字で発言します。 <「赤で語るわ。(金赤:源次は電話の取次ぎを終えた後、そのまま、まっすぐ控え室に戻っている。)証拠も証明も、封印もアリバイもなく、ただ冷酷に真実を、ね?」<ベルン> <「赤き真実で、絵羽と嘉音と熊沢の今の証言が真実であることを保証するわ。(金赤:絵羽は午前1時に源次の控え室に封印をし、それは、朝の事件発覚時に、嘉音と熊沢に破られた。)面倒だから、さらに付け加えるわ。(金赤:午前1時の小休止で最初に食堂を出たのは、楼座と絵羽よ。絵羽が戻るまで、食堂の人間は全員その場に留まっていた。絵羽は、楼座を見送った後、控え室へ行き、封印を行なった。無論、その際に室内には一切立ち入っていないわ。)」<ベルン> 狂言殺人の共犯者から聞いたヱリカの証言を信じたベルンの赤金字だから抜けても良いです。 <「嘉音さんは今朝、起こさなかったんですか?」<熊沢 「……僕は昨夜、使用人室でそのまま寝ちゃったんで、控え室には戻ってないんです。」<嘉音 嘉音は昨夜、深夜勤のまま、うとうととしてしまい、使用人室でそのまま、眠ってしまったのだ。 紗音が気を利かせて毛布を掛けてくれたのだが、それがむしろ温かくて、完全に寝入ってしまった…。 だから、使用人控え室のベッドには、昨夜は戻らなかったのだ。 そのため、源次に今朝は一度も会っていないのだ。> この事からヤスが朝を待たずに控え室に入る可能性があるため控え室の封印に意味はありません。 封印を維持するために絵羽から明日の朝まで控え室の出入りを禁じられたのだと思います。 <そしてヱリカの科学捜査とやらを根拠にさらに赤き真実を重ね、(金赤:源次が24時以降、屋敷を出たことはない)と宣言した…。これにより源次は、いとこ部屋はおろか、ゲストハウスにも至れないことが確定となる……。> 多分、ヱリカは適当に科学捜査をしたふりをしてベルンに報告している金赤字だから抜けても良いです。 <「………馬鹿が。もう取り返しはつかないわよ…? 愚か者の短気に相応しい報いを受けなさい。奇跡の魔女、ベルンカステルの名において、赤き真実を語るわ。(金赤:右代宮蔵臼は犯人ではない。そしてとっくに殺されてるわ。あんたに電話で声を聞かせた直後にね?)」<ベルン> 蔵臼は行方不明のまま生死不明なのでヱリカの報告を受けずにベルンが単独で発言した赤字です。 ベルンは真実を知らないはずなので単独で金赤字を使えるのか自信が無いのですが一応、赤字抜け考察で「金赤字は中身が金字なので制限なしで発言出来ます」と考察したので、真実を知らなくても単独で金赤字を使える事にします。 この赤字は蔵臼殺しの無実を証明します。 19年前の男が朝、夏妃の部屋に内線電話を掛けた時に部屋の外から郷田と嘉音(ヤス)が呼びかけたので、確実に夏妃、郷田、ヤスは容疑者から外せます。 多分、この時点の他の人物のアリバイも証明出来て、19年前の男の正体も特定出来ないので蔵臼殺しが迷宮入りして引き分けに持ち込める可能性を持った赤字です。 それに幻想法廷の開始時の自己紹介で <「右代宮蔵臼。現在は捕らわれの身で、どこかに監禁されている。」<蔵臼> と言っています。 これらの事からベルンが後先考えずに出した金赤字だから抜けても良いです。 <「謹啓、謹んで申し上げる。(金赤:犠牲者は全員、他殺なりや。)」<ガートルード> 狂言殺人の共犯者である南条から聞いたヱリカの証言を信じた赤金字だから抜けても良いです。 <「過去のゲームの赤き真実で、(金赤:金蔵がすでに死亡している)ことは確定してるわ。……でも、それじゃ、ベルンの気が収まらないわけでしょ?」<ラムダ (中略) 「ラムダ。金蔵の24時から朝までの所在について、確実にするわ。……(金赤:金蔵は24時から朝まで、ずっと同じ部屋に滞在したわ。)」<ベルン 「……? そりゃそうでしょ、死体なんだから。………………………。…いやごめん。そうよね、そうでしょうね。口を挟まないわ。面白そうだから続けてちょうだい。」<ラムダ 「………これより金蔵という言葉を生きている金蔵という意味で使うわ。何しろ、夏妃は生きていると主張するのだから。……続けて赤き真実を語るわ。(金赤:金蔵は、屋敷以外の場所には存在しない。)……そうよね? ヱリカ。」<ベルン 「はッ、はい、我が主…!! 金蔵の姿を捜し、屋敷の外、敷地内をくまなく捜索しました…! しかし金蔵は発見できませんでした…!」<ヱリカ (後略)> この赤字もヱリカの報告を受けずにベルンが適当に金赤字で発言してヱリカがベルンに合わせています。 こんな赤字が真実だと誰も思わないから問答無用で抜けて良いです。 自分はこれらのやりとりから赤字不信になり赤字抜けしてEP5を推理しようと決意しました。 たぶん竜騎士もこれまでの赤字を疑ってほしいという願いを込めてこの後もくだらない赤字をしつこく繰り返したのだと思います。 ベルンの最初の金赤字をラムダが完全に否定しなかったのは演技なのか源次が潜水艦基地の死体置き場に金蔵の死体を捨てたのかのどちらかだと思いました。冷凍庫保存は絶対に無いと思います。 夏妃が「ベッドの中を調べてから言いなさいよ」とヱリカに抗議出来なかったのは、幻想法廷の流れを受けたカケラ紡ぎの最中なのでラムダの強い干渉下にあったからだと思います。 <「我らは煉獄の七姉妹…!! 主の仇、思い知れッ!!」<ルシファー 「……こンの、………文鎮風情が………!!」<ヱリカ 「(金赤:譲治は死後、遺体は一切、移動されていない!)」<アスモデウス 「(金赤:朱志香は死後、遺体は一切、移動されていない!)」<ベルゼブブ 「(金赤:真里亞は死後、遺体は一切、移動されていない!)」<マモン 「(金赤:楼座は死後、遺体は一切、移動されていない!)」<ベルフェゴール 「(金赤:源次は死後、遺体は一切、移動されていない!)」<サタン 「(金赤:蔵臼は死後、遺体は一切、移動されていない!)」<レヴィアタン 「(金赤:よって、遺体発見後に遺体が消失することはありえないッ!!貴様の推理、遺体は金蔵が運び出したは、破綻する!)」<ルシファー> まとめると戦人が事件発覚後に自分にも殺害可能だと主張し、ロノウェが青字で死亡宣告はゲーム終了時点だから事件発覚後はまだ生きていても問題無いと主張し、ガァプが金蔵はゲーム前に死亡してると赤字で言って、ワルギリアが金蔵による遺体消失はありえないから訂正しなさいと青字で言って7姉妹が6人は死後、遺体は移動されてないと赤字で言ったのです。 戦人は事件発覚前の殺人を帳消しにしてヱリカの推理を破綻させるために結局また推理上で殺害します。 並び立つ2つの推理でEP5を引き分けにしてEP6でヱリカと決着するのが戦人の目的だからです。 ベルンに推理の修正を迫られたヱリカはこの時点でまだ生きてる蔵臼を使って遺体消失を説明したと思います。 だからこの赤字を抜く必要はありませんがEP5を幸せのカケラにしたいので自分は抜きます。 幻想法廷開始時の自己紹介で <「秀吉や。ついさっき殺されたばかりや。」<秀吉> と言ってるのでカケラはずっと停止状態だったと思います。 夏妃の動機や金蔵の24時から朝までの所在を調査をするやり取りでカケラは停止状態から動き出します。 つまり、幻想法廷の流れを受けたカケラ紡ぎの最中なのでカケラの時間は進んでおらず事件発覚後の殺人はありえないので抜けても良い金赤字だと思います。 漫画うみねこEP8の金赤字 <「(金赤:第5のゲーム。5日朝の夏妃への電話の主は戦人ではない。脅迫の電話は確かにあった。しかしその電話の主は金蔵・蔵臼・夏妃・絵羽・秀吉・留弗夫・霧江・楼座・朱志香・譲治・戦人・真里亞・南条・源次・紗音・嘉音・熊沢・郷田の18名の誰でもない。もちろん古戸ヱリカでもない!)」<戦人> ヱリカを含む17人の内の誰かが内線電話で夏妃に電話を掛けたから抜けても良い金赤字です。 先ほど説明しましたがヤスと郷田が夏妃に電話を掛けるのは無理です。 自分は譲治が19年前の男の演技をして電話してると思います。 外堀が埋まったのでEP5を幸せのカケラにする推理をします。 その前に漫画EP8のヱリカの推理を否定しておきます。 ヱリカの推理では犯人は共犯者を買収したとありますが買収は無理だと思います。 親兄妹達が10トンの黄金の権利を巡って言い争っている最中にヤスが黄金の権利を主張して、それで買収しようとしても上手くいくとは思えないからです。 買収に失敗したヤスは諦めずに24時に爆発する時限爆弾のスイッチをONにしたと脅します。 親兄妹達が「やりかねない」と震え上がりますが頭のいい霧江はチェス盤思考で嘘を見破り、ヤスを拘束します。 なぜ嘘だと分かったのでしょうか?それは24時の時点でヤスが食堂にいるからです。 すみますん。冗談です。こんな間抜けなオチで皆様を納得させるのは無理だと思います。 もしも、ヤスが碑文の謎を解いていた場合、次の当主である戦人に黄金と時限爆弾のスイッチが引き継がれるはずです。 EP7のヤスはその引継ぎをしていました。 でも次のやりとりを見るとEP5では時限爆弾のスイッチの引継ぎをする気がなくなったと感じます。 <「戦人が、………碑文の謎を解いたというのか……!」<ベアト 「うむ。……ヱリカなる娘にだいぶ助けられたとはいえ、辿り着いたのは戦人だった。ヱリカは黄金郷の権利を放棄すると宣言している。……よって、戦人が、黄金郷に辿り着きし者だ。」<金蔵 「………運命とは、実に面白いものです。戦人さまが、…辿り着くとは。」<ロノウェ 「どうするのです、ベアト。……碑文の謎を解く者が現われたなら、儀式は取り止める約束ですよ。」<ワルギリア 「うむ。…そういう取り決めであったな。」<金蔵 「………そういう取り決めだ。うむ。」<ベアト 「戦人さまはどうやら、黄金郷の主となられるおつもりがないようだ。……我らの主となる者は、もはや現われぬようですな。」<ロノウェ 「それもまた運命です。ゴールドスミス卿とのご縁でニンゲンの世界に顕現して数十年。……とても楽しい時間でしたよ。」<ワルギリア 「………やぁだ、リーア、ババ臭ァい。……で、どうするわけ? リーチェとゴールドスミスのルールなら、戦人が碑文を解き、主となることを選ばない以上、私たちはこれでお役御免じゃないの?」<ガァプ 「そうであるな。……私に未練は何もない。いつでもコキュートスへ蹴落とされる覚悟は出来ておるぞ。」<金蔵 「待て。そうは行かぬ。……そなたの心残りはないかもしれぬが、妾はまだ夏妃に仕えておるぞ。戦人が碑文を解いたからお役御免では、あまりに義理を欠くというもの。……魔女は契約違反を許さぬが、不義理もまた許されぬ。」<ベアト 「……でしょうな。親族会議を終えるまでは、きっちりとお仕えするべきでしょう。」<ロノウェ> これは碑文の謎を解いた戦人に時限爆弾のスイッチを教えるかどうかで源次と熊沢が相談して教えるのをやめにした場面を幻想修飾した描写だと思います。 何が言いたいのかと言うと、ヤスが碑文の謎を解いたとしても戦人も解いた時点で、戦人に時限爆弾のスイッチを伝えても伝えなくても、それ以上の事は何も起きないと思うのです。 これらの理由によりヤスによる狂言殺人は起きないと思うのでヱリカの推理を否定する事が出来ます。 ではEP5以前のラムダが元々作っていた幸せのカケラがどんなものかを推理します。 狂言殺人の計画者は霧江だと思います。 留弗夫から蔵臼からお金を借りるのは無理っぽいと聞いてすぐに脅迫しようと提案したからです。 霧江の京都の友人たちに調べてもらって19年前の夏妃の犯罪を知り、架空の19年前の男を犯人とした狂言殺人で夏妃を追い詰めて金蔵の死亡隠蔽を暴こうとします。 狂言殺人の裏の脅迫者は霧江・留弗夫・絵羽・秀吉・楼座・譲治です。 狂言殺人の表の共犯者は蔵臼・朱志香・真里亞・源次・熊沢・ヤス・郷田・南条です。 表の騙され役の探偵は戦人です。 裏で脅迫される被害者は夏妃です。 最初に譲治が19年前の男のふりをして親族会議前に夏妃に復讐予告をします。 10月4日の親族会議は早めに切り上げます。 譲治が19年前の男のふりをして夏妃に内線電話で脅迫して、夏妃の夜中のアリバイを消失させます。 家族会議があるからと言って留弗夫は戦人を朝まで留弗夫夫婦部屋に留めておきます。 留弗夫が戦人の出生の秘密を打ち明けて霧江が留弗夫に殺意を持つので戦人は留弗夫夫婦部屋に朝までいます。 23時から24時までの間、絵羽・秀吉も留弗夫夫婦部屋にいて修羅場を収めます。 その頃、譲治は戦人を引っかける目的の狂言殺人を計画していると話して、朱志香・真里亞を表の共犯者にします。 譲治は蔵臼・源次・熊沢・ヤス・郷田・南条にも電話して表の共犯者にしておきます。 源次は適当な客室で睡眠して早朝に礼拝堂に移動します。 蔵臼は拘束されてもがいてる音声をテープに録音してから適当な客室で睡眠して早朝に礼拝堂に移動します。 楼座・朱志香・真里亞は従兄部屋を殺害現場に偽装してから早朝に礼拝堂に移動します。 譲治は屋敷の使用人控え室と蔵臼の部屋を殺害現場に偽装してから蔵臼の部屋で睡眠します。 絵羽・秀吉は従兄部屋と使用人控え室と書斎をガムテープで封印してから熊沢・ヤス・郷田・南条と口裏合わせをします。 絵羽がヱリカの代わりにガムテープの封印を行いますが、以下の赤字があるので問題なしです。 <「(金赤:絵羽の封印も、ミス・ヱリカの封印と同一のものデス。この封印方法は、ミス・ヱリカと絵羽が晩餐後に共同で考案したものだからデス。)」<ドラノール> 10月5日の朝、熊沢・ヤス・郷田は使用人控え室で大騒ぎをしてゲストハウスに連絡します。 絵羽・秀吉・留弗夫・霧江・南条は速やかに屋敷に移動し、遅れて戦人も屋敷に移動します。 戦人には使用人控え室を見せずに源次の死亡を伝えます。 ゲストハウスの従兄部屋へ様子を見に行ったヤスは内線電話で楼座・譲治・朱志香・真里亞が死亡していると報告します。 絵羽・秀吉・留弗夫・霧江・南条は速やかにゲストハウスに移動し、遅れて戦人もゲストハウスに移動します。 戦人には従兄部屋を見せずに楼座・譲治・朱志香・真里亞の死亡を伝えます。 その頃、譲治が19年前の男のふりをして夏妃に蔵臼の音声テープで脅迫して昼の1時から指定した客室のクローゼットに1時間隠れるように命令します。 夏妃が起きて全員で殺害現場に偽装された蔵臼の部屋に行き、蔵臼の不在を確認します。 続いて従兄部屋と使用人控え室を確認して楼座・譲治・朱志香・真里亞・源次の死体が消えている事を戦人と夏妃が確認します。 ガムテープで封印された書斎に窓から入って金蔵の不在を確認します。 夏妃は一日の報告を金蔵にしてから絵羽が封印するまでのわずかな時間帯に金蔵が退室したと主張します。 戦人が狂言殺人の捜査を霧江と一緒にします。 絵羽・秀吉が23時までの楼座・譲治・朱志香・真里亞の生存確認を証言します。 絵羽・秀吉は23時から24時まで留弗夫夫婦部屋で修羅場を収めていたと証言します。 熊沢・南条は24時まで使用人室で雑談をしていたとアリバイ証言します。 ヤス・郷田が24時までの源次の生存確認を証言します。 絵羽・秀吉・熊沢・ヤス・郷田・南条の6人はゲストハウスのラウンジで夜中の24時から1時までいたとアリバイ証言します。 絵羽・秀吉は1時に従兄部屋をガムテープで封印したと証言します。 ヤスは朝、破られるまで従兄部屋の封印の無事を証言します。 これにより楼座・譲治・朱志香・真里亞の殺害時刻は23時から24時の間になります。 ヤスは絵羽に命じられて1時に屋敷の控室をガムテープで封印します。 熊沢・ヤス・郷田は朝、破られるまで屋敷の控室の封印の無事を証言します。 これにより源次の殺人は24時から1時の間になります。 戦人はアリバイのない夏妃と行方不明の金蔵・蔵臼を疑います。 夏妃は怒った演技をして客間から退室して指定された客室のクローゼットに隠れます。 秀吉が入室してチェーンロックをしてから殺害された演技をします。 チェーンロックを切断して秀吉の死体演技を客間に運んで誰もいなくなってから夏妃も退室します。 急いで自室に戻ろうと2階に上がりかけた処で霧江に呼び止められ客間に連れて行かれます。 霧江はさらに夏妃を追い詰めて絵羽は殴る蹴るの暴力を振るいながら服のボタンをむしり取ります。 ボタンはクローゼットから発見された事になり夏妃は秀吉殺しの犯人にされます。 推理というよりほとんど想像ですがこれがラムダの作ったEP5以前の幸せのカケラだと思います。 途中までしか出来ておらず、続きはメタ空間から生還したメタ戦人に紡いでもらう予定でした。 このカケラを朗読の術でゲーム盤に偽装してベルンとヱリカがプレイヤーとして挑んだのがEP5です。 「……駄目だな。全然駄目だぜ。」の後、EP6から着地したメタ戦人とヤス人格MkⅡがEP5をハッピーエンドな幸せのカケラにしてくれたはずです。 久しぶりに長文を書き込んで疲れました ラムダの作った元のカケラを幸せのカケラにしたからEP5も幸せのカケラです。 だからもう十分目的を果たしたと思います。 | |
123 | サマンサ秋刀魚 | EVA(絵羽)・ANGE(縁寿)・LION(理御)でEVANGELION=福音になるという考察を見かけましたが、ヤス=理御が女ならこの3名は『右代宮家の(次期)女当主』という共通点が出てくると思いました。 EP3で金蔵の気が変われば女でも当主になれる可能性はちゃんと示唆されてますので、理御が女なら次期当主に選ばれないだろってことはありませんし。 しかもEP7の金蔵TIPSでも「やがて、右代宮家最後の当主となる男。」とありますが、裏で当主の座と指輪はヤス/理御に継承され、事件から生還する絵羽は指輪を回収し右代宮財閥当主となり、そして縁寿に指輪と当主継承されてと金蔵の代で最後になってないので金蔵は”男性としては最後の当主”という解釈の方が筋も通ると思います。 この3名と『福音』の繋がりですがヤス(本当の名は理御)→絵羽→縁寿と女性間で当主継承され魔法エンドで縁寿が福音の家を復興する話の流れを意識してるのかなと思いました。 ヱヴァの影響かなり受けてる上にパロネタやオマージュネタ仕込むの大好きなタイプの作者なのは明らかなので(ポートピアネタだったり魔理沙コスだったりCCさくらネタだったり)、この3名がエヴァンゲリオンになってるのはかなりあると思ってます。 ひぐらし業卒で登場したエウアもエウアンゲリオンから来てるかもしれませんし。 あとパロネタやオマージュといえば理御の声もやはり某騎士王様を意識したのかななんて。某きのこ先生のファンでもあり知恵先生のこともある竜騎士先生ですので、理御も金髪で真面目で礼儀正しい性格と口調で男装属性ある繋がりから。 ちなみに黄金夢想曲のウィル2Pカラーでたまに登場する理御のカラーリングが黒スーツ騎士王様だったりします瞳も緑になってて。 | |
124 | 名無しさん | >>1 参考資料を拝見しましたがヤスが碑文解いたのは1984年の11月29日でファミコン版『ポートピア連続殺人事件』が発売された年とは1年違うのではと指摘させていただきます。 |
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