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note/考察投稿抜粋/紗音嘉音同一人物説考察:戦人は紗音と嘉音を二人同時に目撃していない
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note/謎と考察
note/謎と考察(第七話)
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testhoge
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うみねこのなく頃にWiki FrontPage
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おすすめのBGMは?/IDがover
おすすめのBGMは?/overはアニメで流れるのか
おすすめのBGMは?/月うさぎの舞踏とoverを同時に流してみ
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ひぐらしのつどい2配布小冊子
ひぐらしのつどい3配布小冊子
ひぐらしのつどい4頒布小冊子
ひぐらしのつどい6頒布小冊子
よくある質問
よくある質問集Ep1編
よくある質問集Ep2編
よくある質問集Ep3編
よくある質問集Ep4編
よくある質問集Ep5編
よくある質問集Ep6編
よくある質問集Ep7編
よくある質問集Ep8編
アニメ「うみねこのなく頃に」
アニメ「うみねこのなく頃に」/予告元ネタ纏め
エンディング
エンディング曲
エンドロール文章
エンドロール文章EP1
エンドロール文章EP2
エンドロール文章EP3
エンドロール文章EP4
オープニング
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コミックマーケット77配布小冊子
コミックマーケット81頒布小冊子
コメント/EP1名場面集
コメント/EP2名場面集
コメント/EP3名場面集
コメント/EP4名場面集
コメント/EP5名場面集
コメント/おすすめのBGMは?/月うさぎの舞踏とoverを同時に流してみ
コメント/ネタ/2009年のゲーム盤
コメント/ネタ/EP7ネタバレ
コメント/ネタ/part603
コメント/ネタ/part721
コメント/ネタ/ある魔女の呪い
コメント/ネタ/うみねこ考察スレ住人タイプ一覧
コメント/ネタ/おすすめのBGMは?
コメント/ネタ/かのんw伝説
コメント/ネタ/きんぞー☆中二病説
コメント/ネタ/ひっくりかえる親子
コメント/ネタ/みんなの飲み会
コメント/ネタ/イトミミズ
コメント/ネタ/カール紗音
コメント/ネタ/テストページ人気投票
コメント/ネタ/ネコカノン
コメント/ネタ/プレス屋頑張り物語
コメント/ネタ/マジカルキンゾー☆シェフ
コメント/ネタ/七人の竜騎士
コメント/ネタ/体は出来上がってきました。
コメント/ネタ/俳句でレス
コメント/ネタ/兄貴失格~再構築物語~
コメント/ネタ/単発SSまとめ
コメント/ネタ/単発ネタ
コメント/ネタ/嘉音=●説
コメント/ネタ/変態紳士達の魔力
コメント/ネタ/天草の頑張り物語
コメント/ネタ/奥様方の1日
コメント/ネタ/家庭的な金蔵
コメント/ネタ/山羊さんの日常
コメント/ネタ/探偵大集合
コメント/ネタ/新キャラ「ジェシチカラ」
コメント/ネタ/時を越える霧江
コメント/ネタ/朱志香の頑張り物語
コメント/ネタ/楼座最強伝説
コメント/ネタ/源次の頑張り物語
コメント/ネタ/煉獄の七枕
コメント/ネタ/田宮榮一の推理
コメント/ネタ/秀吉からのありがたいお言葉
コメント/ネタ/私立右代宮大学付属六軒島高等学校
コメント/ネタ/縁寿×マモン
コメント/ネタ/縁寿可愛い
コメント/ネタ/縁寿想像(創造説)
コメント/ネタ/肖子
コメント/ネタ/譲治と紗音
コメント/ネタ/赤文字システムの真相
コメント/ネタ/郷田の野望
コメント/ネタ/郷田紳士録
コメント/ネタ/霧江さんの正体
コメント/ネタ/黒紗音
コメント/ネタ/スナック 愛ぜるね
コメント/ネタ/薔薇のマリア
コメント/ノックス十戒
コメント/ヤスの正体は嘉音説
コメント/作中の矛盾点
コメント/公式ページ考察
コメント/各EP考察(EP8まで)EP1
コメント/各EP考察(EP8まで)EP2
コメント/各EP考察(EP8まで)EP3
コメント/各EP考察(EP8まで)EP4
コメント/各EP考察(EP8まで)EP7
コメント/山羊=プレイヤー説
コメント/既出推理
コメント/既出推理/その他
コメント/既出推理/事故・災害
コメント/既出推理/人物関係
コメント/既出推理/暗号関係
コメント/既出推理/殺人トリック/密室トリック
コメント/既出推理/碑文関係
コメント/既出推理/紗音嘉音同一人物説まとめ
コメント/既出推理/組織・国家関係
コメント/既出推理/証拠品
コメント/既出推理/魔女と眷属の正体
コメント/真偽不明の解答考察
コメント/考察投稿抜粋/07151129はコミケの1ヶ月前
コメント/考察投稿抜粋/1998年の世界構成
コメント/考察投稿抜粋/19歳の領主について
コメント/考察投稿抜粋/73番目の悪魔説
コメント/考察投稿抜粋/98年以降に存在する主人公X
コメント/考察投稿抜粋/EP2の5つの密室についての考察
コメント/考察投稿抜粋/EP3と4は偽書作家の完全創作ではない
コメント/考察投稿抜粋/EP4でも指輪贈呈イベントは発生している
コメント/考察投稿抜粋/EP4の“私”は土石流?
コメント/考察投稿抜粋/EP4の殺害順
コメント/考察投稿抜粋/EP4までの戦人は探偵役ではなく「ワトスン役」
コメント/考察投稿抜粋/EP5のOPに並んだキャラクターの順番の意味
コメント/考察投稿抜粋/EP5の真相は「偽装殺人」
コメント/考察投稿抜粋/EP6の謎解きに同一説を使わない場合
コメント/考察投稿抜粋/dir lion
コメント/考察投稿抜粋/『ひぐらしのなく頃に』の作者は右代宮楼座
コメント/考察投稿抜粋/『六軒島症候群』の可能性を真面目に考察してみた
コメント/考察投稿抜粋/『特別失踪』による最後の赤字の真実
コメント/考察投稿抜粋/うみねことひぐらしの繋がりについて
コメント/考察投稿抜粋/うみねこの真相は「本格ミステリ館焼失」と同種
コメント/考察投稿抜粋/うみねこはL5発症してる悟史の夢
コメント/考察投稿抜粋/うみねこは雛見沢をモデルにした政治的寓話説
コメント/考察投稿抜粋/うみねこ羽入黒幕説
コメント/考察投稿抜粋/さくたろうはイマジナリーフレンド
コメント/考察投稿抜粋/さくたろうは元々量産型で楼座の手作りではない
コメント/考察投稿抜粋/ひぐらしキャラ物真似説
コメント/考察投稿抜粋/ウンコ爆弾説
コメント/考察投稿抜粋/エスター
コメント/考察投稿抜粋/クローン説
コメント/考察投稿抜粋/クワドリベアト生存説
コメント/考察投稿抜粋/ゲーム終了時間延長説
コメント/考察投稿抜粋/シャノカノ夫婦説
コメント/考察投稿抜粋/テーブルトーク式潜水艦ゲーム説
コメント/考察投稿抜粋/ベアトの核=「事故」シューディンガーの猫説
コメント/考察投稿抜粋/ベアトの正体は柱時計説
コメント/考察投稿抜粋/ベアトリーチェの正体は楼座?
コメント/考察投稿抜粋/ベアトリーチェの正体は突然起きる殺人衝動
コメント/考察投稿抜粋/ベアトリーチェの正体は金蔵の妻?
コメント/考察投稿抜粋/ベアトリーチェは楼座の双生児
コメント/考察投稿抜粋/ベアト育成計画
コメント/考察投稿抜粋/ベアト=借金の取り立て人
コメント/考察投稿抜粋/ボトルに入る紙の量
コメント/考察投稿抜粋/ボトルメール【十八バトラ犯人説】
コメント/考察投稿抜粋/マリアージュ・ソルシエールと物語構造について
コメント/考察投稿抜粋/ヤスの本名は「右代宮真里亞」?
コメント/考察投稿抜粋/ヤスも戦人と同じ記憶障害説
コメント/考察投稿抜粋/ルールXYZと幻想描写の解釈
コメント/考察投稿抜粋/ヱリカは海難事故で死亡?
コメント/考察投稿抜粋/上位世界のキャラが具現するもの
コメント/考察投稿抜粋/下位世界において二人は別人
コメント/考察投稿抜粋/事件の黒幕は霧江
コメント/考察投稿抜粋/人格の死は脳の損傷
コメント/考察投稿抜粋/人間ベアトの名前は真里亞説
コメント/考察投稿抜粋/作家としての十八とヤス
コメント/考察投稿抜粋/作者は解答を用意していない
コメント/考察投稿抜粋/八城十八=ヱリカ説
コメント/考察投稿抜粋/八城十八=明日夢説
コメント/考察投稿抜粋/八城十八=縁寿説
コメント/考察投稿抜粋/六軒島の災害は自然災害に見せかけた人為的災害
コメント/考察投稿抜粋/六軒島の謎の鍵は「心臓」にあり
コメント/考察投稿抜粋/六軒島は東京の核関連施設
コメント/考察投稿抜粋/内側からチェーンのかかった密室を作る方法
コメント/考察投稿抜粋/凶器について
コメント/考察投稿抜粋/分岐の一つは親族会議の絵羽組の作戦
コメント/考察投稿抜粋/創作説考察:魔法描写は登場人物の願望の投影
コメント/考察投稿抜粋/創作説考察;創作説のまとめ
コメント/考察投稿抜粋/十八バトラ完全犯罪説
コメント/考察投稿抜粋/反魂とは
コメント/考察投稿抜粋/右代宮一族の集団亡命説
コメント/考察投稿抜粋/各EPは誰が書いたのか?
コメント/考察投稿抜粋/合同葬儀が1986年である理由
コメント/考察投稿抜粋/名前の疑惑
コメント/考察投稿抜粋/吾唯(われただ)足るを知る
コメント/考察投稿抜粋/嘉音と紗音が同じ顔
コメント/考察投稿抜粋/嘉音は、だぁれ…?
コメント/考察投稿抜粋/嘉音は色覚異常
コメント/考察投稿抜粋/嘉音幻想+戦人と嘉音入れ替わりによる説明
コメント/考察投稿抜粋/嘉音行動リスト
コメント/考察投稿抜粋/嘉音解雇説
コメント/考察投稿抜粋/嘉音=ヱリカ説
コメント/考察投稿抜粋/夏妃を脅した、19年前の男を騙ったのは誰なのか
コメント/考察投稿抜粋/夏海K先生談「遺伝子すごい」説
コメント/考察投稿抜粋/天草十三は縁寿の生み出した幻想のキャラクター
コメント/考察投稿抜粋/天草十三(絵羽)を殺したのは沙都子のトラップ説
コメント/考察投稿抜粋/娘ベアトは金蔵の娘ではない?
コメント/考察投稿抜粋/子供席から乱射説
コメント/考察投稿抜粋/実際の世界では熊沢南條源次が存在しない
コメント/考察投稿抜粋/客室での嘉音消滅に至った経緯
コメント/考察投稿抜粋/家具は戸籍を持たない人説の展開編
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コメント/考察投稿抜粋/帝王切開
コメント/考察投稿抜粋/幻想世界肯定説
コメント/考察投稿抜粋/幾子=ヤス説
コメント/考察投稿抜粋/幾子=九羽鳥ベアト説
コメント/考察投稿抜粋/当主の指輪はペアリング
コメント/考察投稿抜粋/心臓説考察:臓器移植と細胞記憶
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コメント/考察投稿抜粋/惨劇の回避方法
コメント/考察投稿抜粋/惨劇の引き金は母親への愛の欲求
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コメント/考察投稿抜粋/戦人の母は霧江説
コメント/考察投稿抜粋/戦人の罪と、真戦人についての考察
コメント/考察投稿抜粋/戦人の視点も疑いの余地がある
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コメント/考察投稿抜粋/戦人は紗音との約束を守っていた
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コメント/考察投稿抜粋/未来科学はファンタジーに含まない
コメント/考察投稿抜粋/杭の刺さる順番
コメント/考察投稿抜粋/楼座AAの碑文解読
コメント/考察投稿抜粋/楼座は蔵臼側の内通者
コメント/考察投稿抜粋/死体の傷痕が円の図形を描く
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コメント/考察投稿抜粋/碑文は食堂での席順を表す
コメント/考察投稿抜粋/碑文台湾説
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コメント/考察投稿抜粋/碑文海のシルクロード説
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コメント/考察投稿抜粋/碑文考察:源次の懐
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コメント/考察投稿抜粋/親族会議で「島」を話題にしないのは不自然
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参考文献まとめ
各EP考察(EP8まで)
各EP考察(EP8まで)EP1
各EP考察(EP8まで)EP2
各EP考察(EP8まで)EP3
各EP考察(EP8まで)EP4
各EP考察(EP8まで)EP5
各EP考察(EP8まで)EP6
各EP考察(EP8まで)EP7
各話の共通点
外部リンク
小冊子
小冊子その2
小説「うみねこのなく頃に」
山羊=プレイヤー説
年表
幻想考察
当主夫婦/長男一家
手紙
既出推理
既出推理/その他
既出推理/ルール関係
既出推理/事故・災害
既出推理/人物関係
既出推理/暗号関係
既出推理/殺人トリック/密室トリック
既出推理/碑文関係
既出推理/紗音嘉音同一人物説まとめ
既出推理/組織・国家関係
既出推理/証拠品
既出推理/魔女と眷属の正体
次女一家
次男一家
犯人考察
犯人考察/その他
犯人考察/ベアトリーチェ
犯人考察/南條輝正
犯人考察/古戸ヱリカ
犯人考察/右代宮夏妃
犯人考察/右代宮戦人
犯人考察/右代宮朱志香
犯人考察/右代宮楼座
犯人考察/右代宮留弗夫
犯人考察/右代宮真里亞
犯人考察/右代宮秀吉
犯人考察/右代宮絵羽
犯人考察/右代宮縁寿
犯人考察/右代宮蔵臼
犯人考察/右代宮譲治
犯人考察/右代宮金蔵
犯人考察/右代宮霧江
犯人考察/呂ノ上源次
犯人考察/嘉音
犯人考察/天草十三
犯人考察/熊沢チヨ
犯人考察/紗音
犯人考察/郷田俊朗
犯人考察/須磨寺霞
犯人説
犯人説(第七話)
犯人説(第三話)
犯人説(第二話)
犯人説(第五話)
犯人説(第八話)
犯人説(第六話)
犯人説(第四話)
用語解説と雑学
用語解説と雑学/あ行
用語解説と雑学/か行
用語解説と雑学/さ行
用語解説と雑学/た行
用語解説と雑学/な行
用語解説と雑学/は行
用語解説と雑学/ま行
用語解説と雑学/や行
用語解説と雑学/ら行
用語解説と雑学/わ行
用語解説と雑学/アルファベット
用語解説と雑学/数字
登場人物
真偽不明の解答考察
碑文
第2話 『Turn of the golden witch』
第2話 『Turn of the golden witch』/TIPS
第3話 『Banquet of the golden witch』
第3話 『Banquet of the golden witch』/TIPS
第4話 『Alliance of the golden witch』
第4話 『Alliance of the golden witch』/TIPS
第ニ話『Turn of the golden witch』/TIPS
第ニ話『Turn of the golden witch』あらすじ(その1)
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第四話『Alliance of the golden witch』/TIPS
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縁寿への贈り物
考察投稿抜粋
考察投稿抜粋/07151129はコミケの1ヶ月前
考察投稿抜粋/1998年の世界構成
考察投稿抜粋/19歳の領主について
考察投稿抜粋/73番目の悪魔説
考察投稿抜粋/98年以降に存在する主人公X
考察投稿抜粋/EP2の5つの密室についての考察
考察投稿抜粋/EP3と4は偽書作家の完全創作ではない
考察投稿抜粋/EP3の譲治は第一の晩で死んでいる
考察投稿抜粋/EP4でも指輪贈呈イベントは発生している
考察投稿抜粋/EP4の“私”は土石流?
考察投稿抜粋/EP4の殺害順
考察投稿抜粋/EP4までの戦人は探偵役ではなく「ワトスン役」
考察投稿抜粋/EP5のOPに並んだキャラクターの順番の意味
考察投稿抜粋/EP5の真相は「偽装殺人」
考察投稿抜粋/EP6の謎解きに同一説を使わない場合
考察投稿抜粋/SF関連考察の分類
考察投稿抜粋/dir lion
考察投稿抜粋/「紅楼夢の殺人」にみる、うみねこ犯人の探偵目的の動機
考察投稿抜粋/『うみねこのなく頃に』の「読者」と「作者」の関係
考察投稿抜粋/『ひぐらしのなく頃に』の作者は右代宮楼座
考察投稿抜粋/『六軒島症候群』の可能性を真面目に考察してみた
考察投稿抜粋/『特別失踪』による最後の赤字の真実
考察投稿抜粋/うみねことひぐらしの繋がりについて
考察投稿抜粋/うみねこのなく頃には「二階堂黎人 悪霊の館」そのまま
考察投稿抜粋/うみねこの真相は「本格ミステリ館焼失」と同種
考察投稿抜粋/うみねこはL5発症してる悟史の夢
考察投稿抜粋/うみねこは雛見沢をモデルにした政治的寓話説
考察投稿抜粋/うみねこ羽入黒幕説
考察投稿抜粋/さくたろうはイマジナリーフレンド
考察投稿抜粋/さくたろうは元々量産型で楼座の手作りではない
考察投稿抜粋/ひぐらしキャラ物真似説
考察投稿抜粋/ウンコ爆弾説
考察投稿抜粋/エスター
考察投稿抜粋/クローン説
考察投稿抜粋/クワドリベアト生存説
考察投稿抜粋/ゲーム終了時間延長説
考察投稿抜粋/シミュレーション仮説
考察投稿抜粋/シャノカノ夫婦説
考察投稿抜粋/テーブルトーク式潜水艦ゲーム説
考察投稿抜粋/ベアトの核=「事故」シューディンガーの猫説
考察投稿抜粋/ベアトの正体は柱時計説
考察投稿抜粋/ベアトリーチェの正体は楼座?
考察投稿抜粋/ベアトリーチェの正体は突然起きる殺人衝動
考察投稿抜粋/ベアトリーチェの正体は観測者自身
考察投稿抜粋/ベアトリーチェの正体は金蔵の妻?
考察投稿抜粋/ベアトリーチェは楼座の双生児
考察投稿抜粋/ベアトリーチェ・チェンチの境遇が魔女幻想のモデル
考察投稿抜粋/ベアト育成計画
考察投稿抜粋/ベアト=借金の取り立て人
考察投稿抜粋/ベルンカステルとラムダデルタは「ひぐらし」とは無関係かも?
考察投稿抜粋/ボトルに入る紙の量
考察投稿抜粋/ボトルメール【十八バトラ犯人説】
考察投稿抜粋/マリアージュ・ソルシエールと物語構造について
考察投稿抜粋/ヤスの本名は「右代宮真里亞」?
考察投稿抜粋/ヤスも戦人と同じ記憶障害説
考察投稿抜粋/ルールXYZと幻想描写の解釈
考察投稿抜粋/ルール考察:「無限」の魔法が「絶対」を殺せるルールY
考察投稿抜粋/ルール考察:犯人が殺したいのは一人だけ
考察投稿抜粋/ローズマリー説
考察投稿抜粋/ヱリカは海難事故で死亡?
考察投稿抜粋/上位世界のキャラが具現するもの
考察投稿抜粋/下位世界において二人は別人
考察投稿抜粋/事件の黒幕は霧江
考察投稿抜粋/人格の死は脳の損傷
考察投稿抜粋/人間ベアトの名前は真里亞説
考察投稿抜粋/作家としての十八とヤス
考察投稿抜粋/作者は解答を用意していない
考察投稿抜粋/八城十八=ヱリカ説
考察投稿抜粋/八城十八=明日夢説
考察投稿抜粋/八城十八=縁寿説
考察投稿抜粋/六軒島の災害は自然災害に見せかけた人為的災害
考察投稿抜粋/六軒島の謎の鍵は「心臓」にあり
考察投稿抜粋/六軒島は東京の核関連施設
考察投稿抜粋/内側からチェーンのかかった密室を作る方法
考察投稿抜粋/凶器について
考察投稿抜粋/分岐の一つは親族会議の絵羽組の作戦
考察投稿抜粋/創作説考察:「シュレティンガーの猫」による叙述トリック
考察投稿抜粋/創作説考察:魔法描写はベアトリーチェがゲームのテキストを捏造した?
考察投稿抜粋/創作説考察:魔法描写は登場人物の願望の投影
考察投稿抜粋/創作説考察:魔法描写は登場人物の願望の投影(その2)
考察投稿抜粋/創作説考察:魔法描写は登場人物の願望の投影(その3)
考察投稿抜粋/創作説考察;「藪の中」説
考察投稿抜粋/創作説考察;創作説のまとめ
考察投稿抜粋/十八バトラ完全犯罪説
考察投稿抜粋/反魂とは
考察投稿抜粋/反魂の魔法は人を殺す魔法である
考察投稿抜粋/右代宮一族の集団亡命説
考察投稿抜粋/各EPは誰が書いたのか?
考察投稿抜粋/合同葬儀が1986年である理由
考察投稿抜粋/名前の疑惑
考察投稿抜粋/吾唯(われただ)足るを知る
考察投稿抜粋/嘉音と紗音が同じ顔
考察投稿抜粋/嘉音は、だぁれ…?
考察投稿抜粋/嘉音は色覚異常
考察投稿抜粋/嘉音幻想+戦人と嘉音入れ替わりによる説明
考察投稿抜粋/嘉音行動リスト
考察投稿抜粋/嘉音解雇説
考察投稿抜粋/嘉音=ヱリカ説
考察投稿抜粋/夏妃を脅した、19年前の男を騙ったのは誰なのか
考察投稿抜粋/夏海K先生談「遺伝子すごい」説
考察投稿抜粋/天草十三は縁寿の生み出した幻想のキャラクター
考察投稿抜粋/天草十三(絵羽)を殺したのは沙都子のトラップ説
考察投稿抜粋/娘ベアトは金蔵の娘ではない?
考察投稿抜粋/子供席から乱射説
考察投稿抜粋/実際の世界では熊沢南條源次が存在しない
考察投稿抜粋/客室での嘉音消滅に至った経緯
考察投稿抜粋/家具は戸籍を持たない人説の展開編
考察投稿抜粋/家族を一人は連れ戻せるかもしれない
考察投稿抜粋/密室は犯人が隠れてやり過ごした説
考察投稿抜粋/帝王切開
考察投稿抜粋/平行世界説考察:創作説との折衷
考察投稿抜粋/幻想世界肯定説
考察投稿抜粋/幾子=ヤス説
考察投稿抜粋/幾子=九羽鳥ベアト説
考察投稿抜粋/当主の指輪はペアリング
考察投稿抜粋/心臓説考察:臓器移植と細胞記憶
考察投稿抜粋/悪魔のルーレットの考察
考察投稿抜粋/惨劇の回避方法
考察投稿抜粋/惨劇の引き金は母親への愛の欲求
考察投稿抜粋/惨劇は無かった説
考察投稿抜粋/戦人がいつも最後まで生き残る理由
考察投稿抜粋/戦人が実は有能な可能性についての考察
考察投稿抜粋/戦人が本当は1967年11月29日生まれ
考察投稿抜粋/戦人とベアトリーチェの正体について
考察投稿抜粋/戦人と嘉音入れ替わり説
考察投稿抜粋/戦人の初恋の女の子は嘉音
考察投稿抜粋/戦人の受胎日は親族会議の日
考察投稿抜粋/戦人の母は霧江説
考察投稿抜粋/戦人の罪と、真戦人についての考察
考察投稿抜粋/戦人の視点も疑いの余地がある
考察投稿抜粋/戦人の赤字「それを認める」にヱリカは騙された
考察投稿抜粋/戦人は架空の存在だった
考察投稿抜粋/戦人は紗音との約束を守っていた
考察投稿抜粋/戦人メンヘラ説
考察投稿抜粋/戦人無能説
考察投稿抜粋/戦人脱出後客室が爆発した
考察投稿抜粋/戦人黒幕説
考察投稿抜粋/探偵ヱリカと殺人犯ヱリカは別人
考察投稿抜粋/探偵視点架空説
考察投稿抜粋/推理は不可能
考察投稿抜粋/新世紀ベアトリーチェ
考察投稿抜粋/時間差X
考察投稿抜粋/暗黒館の殺人とうみねこ
考察投稿抜粋/未来科学はファンタジーに含まない
考察投稿抜粋/杭の刺さる順番
考察投稿抜粋/楼座AAの碑文解読
考察投稿抜粋/楼座の葛藤
考察投稿抜粋/楼座は蔵臼側の内通者
考察投稿抜粋/死体の傷痕が円の図形を描く
考察投稿抜粋/死体を歩き回らせる方法
考察投稿抜粋/死体行動説
考察投稿抜粋/消えた真里亞のバラ及び真里亞の見たベアトリーチェ
考察投稿抜粋/無限の魔女に対抗できるのは「ゼロの力」
考察投稿抜粋/状況をややこしくしてる駒の存在
考察投稿抜粋/理御(Lion)+片翼の鷲=グリフォン
考察投稿抜粋/登場キャラの名前は薔薇の品種が由来
考察投稿抜粋/真実の棋譜
考察投稿抜粋/真実の解釈
考察投稿抜粋/真実を語っているのに赤を使わなかったらルール違反
考察投稿抜粋/真里亞にとってのベアトリーチェとは
考察投稿抜粋/真里亞犯人説でちょっと考えてみた
考察投稿抜粋/碑文の暗号をモールス信号で解く
考察投稿抜粋/碑文は一つのミステリーかサスペンス
考察投稿抜粋/碑文は食堂での席順を表す
考察投稿抜粋/碑文九十九里浜説
考察投稿抜粋/碑文台湾・ラテン語人名説
考察投稿抜粋/碑文台湾説
考察投稿抜粋/碑文台湾説「上下左右定位置」版
考察投稿抜粋/碑文推理動画
考察投稿抜粋/碑文樺太(サハリン)説
考察投稿抜粋/碑文海のシルクロード説
考察投稿抜粋/碑文考察:ふるさとの歌
考察投稿抜粋/碑文考察:セフィロトの樹
考察投稿抜粋/碑文考察:ベアトリーチェの墓標
考察投稿抜粋/碑文考察:占星術説
考察投稿抜粋/碑文考察:周期表説
考察投稿抜粋/碑文考察:楽譜説
考察投稿抜粋/碑文考察:源次の懐
考察投稿抜粋/碑文解除の仕掛けには、銃弾が飛び出すトラップがある説
考察投稿抜粋/碑文階段説
考察投稿抜粋/碑文鮎川哲也説
考察投稿抜粋/碑文=バックギャモン説
考察投稿抜粋/福音の家は障害者施設説
考察投稿抜粋/秘密組織「京都」
考察投稿抜粋/紗音と嘉音は複数存在する
考察投稿抜粋/紗音人間トンカチ説
考察投稿抜粋/紗音嘉音別人説:島の人数の真相
考察投稿抜粋/紗音嘉音同一人物説考察:戦人は紗音と嘉音を二人同時に目撃していない
考察投稿抜粋/紗音=嘉音同一説まとめ
考察投稿抜粋/紗音=嘉音=ベアト(妹) 三重人格説まとめ
考察投稿抜粋/縁寿の母が明日夢説
考察投稿抜粋/縁寿の親族会議欠席は予定事項説
考察投稿抜粋/肉食ネズミ
考察投稿抜粋/薔薇庭園回転説
考察投稿抜粋/親族会議で「島」を話題にしないのは不自然
考察投稿抜粋/譲治は絵羽・秀吉の実子ではない
考察投稿抜粋/赤字で嘘をつく方法
考察投稿抜粋/赤字の死亡は眠るか、気絶すれば出せる説
考察投稿抜粋/赤字看破と魔女の正体
考察投稿抜粋/過去トリック
考察投稿抜粋/部屋の中に犬小屋みたいな部屋があって嘉音はそこに隠れた
考察投稿抜粋/金塊を見つけた人間=犯人
考察投稿抜粋/金字なんてなかった
考察投稿抜粋/金字の正体は《下位世界の全員が認めた真実》
考察投稿抜粋/金蔵いい人説
考察投稿抜粋/金蔵の妻=ベアトリーチェ説
考察投稿抜粋/金蔵の正体は死後プラスティネーション化した金蔵の標本
考察投稿抜粋/金蔵の死体は甲冑の中
考察投稿抜粋/金蔵を再検死してみる
考察投稿抜粋/金蔵を殺したのはヤス?
考察投稿抜粋/金蔵シーン再読、縁寿は生きている、ベアトの魔法
考察投稿抜粋/金蔵予知能力説
考察投稿抜粋/銀と紅茶
考察投稿抜粋/隣部屋の窓の封印の有無は推理に不要なミスリード情報
考察投稿抜粋/離婚説
考察投稿抜粋/霧江→明日夢→夏妃の赤ん坊入れ替え説
考察投稿抜粋/霧江は既に碑文を解けていた説
考察投稿抜粋/霧江=ベルンの本体説
考察投稿抜粋/須磨寺家の陰謀
考察投稿抜粋/魔女のゲーム盤のルール考察:駒の役割
考察投稿抜粋/魔女の正体は怪文書説
考察投稿抜粋/魔女の犯行に見せかけ密室を作る理由
考察投稿抜粋/魔法の正体は「嘘」
考察投稿抜粋/鷹野海猫関与説
考察投稿抜粋/黄金についての考察
考察投稿抜粋/:戦人は島に行っていない
考察投稿抜粋/EP6いとこ部屋からの嘉音脱出トリックについて
考察投稿抜粋/EP6客室トリックまとめ
肖像画
舞台
舞台版「うみねこのなく頃に~Stage of the golden Witch~」
謎と考察
謎と考察(第七話)
謎と考察(第三話)
謎と考察(第二話)
謎と考察(第五話)
謎と考察(第八話)
謎と考察(第六話)
謎と考察(第四話)
赤文字その他(アニメ)
赤文字その他(第七話)
赤文字その他(第三話)
赤文字その他(第二話)
赤文字その他(第五話)
赤文字その他(第八話)
赤文字その他(第六話)
赤文字その他(第四話)
追加TIPS
長女一家
隠し子一家
雛見沢村民集会tetra頒布小冊子
雛見沢村民集会2配布小冊子
雛見沢村民集会3頒布小冊子
魔女側の赤文字発言&拒否した内容と戦人が青字で発言した内容
魔女&魔術師
黄金の弓射出時の背景画像解読
黄金夢想曲
BBS:データ回収用
CS版「うみねこのなく頃に」
---- [[用語解説と雑学]] [[数字>用語解説と雑学/数字]] / [[アルファベット>用語解説と雑学/アルファベット]] / [[あ行>用語解説と雑学/あ行]] / [[か行>用語解説と雑学/か行]] / [[さ行>用語解説と雑学/さ行]] / [[た行>用語解説と雑学/た行]] / [[な行>用語解説と雑学/な行]] / [[は行>用語解説と雑学/は行]] / [[ま行>用語解説と雑学/ま行]] / [[や行>用語解説と雑学/や行]] / [[ら行>用語解説と雑学/ら行]] / [[わ行>用語解説と雑学/わ行]] ---- か行目次:[[か>#ka]] / [[き>#ki]] / [[く>#ku]] / [[け>#ke]] / [[こ>#ko]] ---- **か [#ka] ---- &aname(cardcaptor-sakura);&aname(card-captor-sakura);&aname(cardmaster-sakura);&aname(card-master-sakura); -''カードマスターさくら''[パロディ][書物などからの引用](ー) --EP4で真里亞のお気に入りのアニメとして言及された「カードマスターさくら」は、おそらく「''カードキャプターさくら''」のもじりであると思われる(他に印照作のコミック「めざせ!!カードマスター」のもじりも入っているであろう)。なお、「カードマスターさくら」は[[ひぐらしのなく頃に>用語解説と雑学/は行#higurashi-no-nakukoroni]]にも名前が出てきた。 --「カードキャプターさくら」は[[CLAMP>http://www.clamp-net.com]]が製作したコミック、あるいはそれを元にしたアニメおよびゲーム。世界に災厄をもたらす「クロウカード」を回収すべく明るくポジティブな小学4年生の女の子が奮闘するストーリーである。 ---なお、同作には[[ケルベロス>http://www.clamp-net.com/html/contents/character/sakura_kero.html]]と言うライオンのぬいぐるみのようなマスコットキャラクターが出てくるが、これがさくたろうの元ネタの一つとも思われる &aname(gaap); -''ガァプ (Gaap)''[宗教・魔術用語](EP1) --[[悪魔>用語解説と雑学/あ行#devil]]の一柱。本文中の真里亞の言葉にあるように、ソロモン[[72柱>用語解説と雑学/数字#number-72-devils]]のなかで序列第33位。愛と憎悪を司り、悪魔になる前は能天使(Power)だったとされる。召喚した者に不可視やテレポーテーションに似た力を授ける力があるということになっている。EP1で真里亞曰く、ガァプならば「どのような密室に閉じこもった人間だろうと、連れ出すことは難しいことでも何でもないんだよ?」 --66の軍団を支配している。パイモンと同じく西方を治める王で[[ベリト(ベリス)>用語解説と雑学/は行#berith]]と友達らしい。女装した男と言う説もある。 --EP4からはベアトリーチェの友人としてキャラが登場。奇抜な服装と言動が特徴であり、「魔界のファッションリーダー」を名乗る。 &aname(kaigun-setsueitai); -''海軍設営隊(かいぐんせつえいたい)''[軍事用語][団体名](EP7) --旧大日本帝国海軍の部隊のひとつ.隊数は太平洋戦争全期間では二百隊以上からなり、飛行場などの基地施設の造成建設や陣地造営などを行った。 &aname(kaisekai); -''下位世界(かいせかい)''[俗語](EP2) --「[[上位世界>用語解説と雑学/さ行#jyouisekai]]」(戦人とベアトリーチェが推理合戦をしている謎の空間)に対して、殺人事件の物語が語られている世界の俗称。[[2ちゃんねる>用語解説と雑学/数字#number-2channel]]のスレッドなどで使われている。 --ゲーム中ではこのような言葉は使われず、「[[ゲーム盤>用語解説と雑学/か行#gamebord]]の世界」という呼び方が多々されている。 -''回天(かいてん)''[軍事用語](EP7) --旧大日本帝国海軍が太平洋戦争中に使用した特攻兵器。人間が操縦する魚雷である。 --よく「人間魚雷」と呼ばれるが、本来人間魚雷とは「船首」部の爆薬部を相手艦艇に取り付けた後に切り離し乗組員が離脱した後に爆発させるタイプの兵器を指す。その点で「回天」は乗組員の帰還を意図しない兵器として特異である。 &aname(kaerunotsuranimizu); -''蛙の面に水 (かえるのつらにみず)''(EP5) --慣用句。蛙の顔に水をかけても平然としている様子から、どんなことをされても全く動じない人のことを言う。「何を注意されても一向に気にしない厚かましい人」というネガティブな意味で使われれることも。 &aname(kagi);&aname(key); -''鍵 (かぎ)''(EP1) --扉や物品などを他者が容易に空けられないようにする道具。[[密室>用語解説と雑学/ま行#misshitsu]]を扱う[[ミステリー>用語解説と雑学/ま行#mystery]]小説では重要不可欠な小道具であり、本作も例外ではない。 --「扉を閉めるための道具」のより原始的な形態はかんぬきのようなものとなるが、いわゆる「錠前」と「鍵」をセットにして扱う機械的な鍵は歴史的に確認できるところでは紀元前2000年頃のエジプトを最古とする。中世ヨーロッパでは「ウォード錠」が作られ、18世紀に「レバータンブラー錠」に進化、そして現在では「[[シリンダー錠>用語解説と雑学/さ行#cylinder-lock]]」が主流である。 --「円筒上の小さな棒の先端に歯のような板がついている」というアナクロなタイプの鍵(棒鍵と呼ばれる)はシリンダー錠ではなく「レバータンプラー錠」もしくは「ウォード錠」と呼ばれる錠前に使われる鍵である。レバータンプラー錠の鍵穴はいわゆる前方後円墳のような形をしているものが多く、鍵穴から向こう側を覗ける錠前はこのタイプのものである。 --鍵というものは何も物理的なものの開閉を管理するものとは限らない。例えば、コンピュータの世界では特定のユーザーだけに情報を開示するためのプログラムを「鍵」と呼ぶ。また、宗教や魔術の世界では、世界の真実はちょうど錠前で閉ざされた倉庫の中の宝物のように隠されていて、それを開くことのできる「鍵」がどこかにあるという考え方が見られるものもある。[[72柱>用語解説と雑学/数字#number-72-devils]]を[[召喚>用語解説と雑学/さ行#shoukan]]する[[グリモワール>用語解説と雑学/か行#grimoire]]を『ソロモンの小さき鍵』などと呼ぶのはその典型だろう。実際、古代世界では扉にかける鍵というものは盗賊避けという保安上の理由以上に、まじないとしての封印や、何らかの道具を用いないと動かせないといった精神的な制御の意味合いが強かったらしい。 --本作の碑文にも「鍵」なる単語がでてきており、この「鍵」が何を意味するのかという謎が碑文の解読に重要なヒントとなると多くのプレイヤーに信じられている。 --[[マスターキー>用語解説と雑学/ま行#master-key]]の項も参照。 &aname(kagu); -''家具(かぐ)''[作中用語](EP1) --右代宮家では一部の使用人たちの中で奇妙な「家具哲学」ともいえるものがあるが、人間を家具として扱うというのは「徹底した人権の剥奪」を象徴しており、SM文学などの世界では古来からスタンダードなファクターである。このジャンルの古典では、江戸川乱歩の「人間椅子」や沼正三のSF幻想小説「家畜人ヤプー」などがあげられる。 --「うみねこのなく頃に」は全年齢向け作品のためエロティックで倒錯的な描写が強調されるわけでもないのだが、使用人たちが「家具」と自称する背景に絶対従属というマゾヒズムを表している部分は強い(例としては[[登場人物-紗音>使用人#shannon]]の項参照)。また、魔女ベアトリーチェは家具を支配し徹底的にいたぶることを「愛する」と表現するシーンがあり、サディズムとしての愛が強調されているとも言える。 &aname(kakera); -''カケラ''[作中用語](EP1裏お茶会) --一部の魔女たちが認識している概念。 「異なる運命や境遇の世界」とされており、一種の平行世界のようなものとして描写される。また、カケラとは魔女と呼ばれる存在が超常の力を発揮できる空間であるが、通常の魔女は特定のカケラ世界から出ることはできないという。魔女が魔法を使うことができるカケラ世界は、その魔女の「領地」と呼ばれる。 --ベルンカステルやラムダデルダはこのカケラ世界を自由に渡り歩くことが可能な「航海者」と呼ばれる特別な魔女である。 --カケラは「カケラの海」と呼ばれる空間に浮かんでおり、鏡もしくはガラスの割れた破片のような形で比喩されている。 --『[[ひぐらしのなく頃に>用語解説と雑学/は行#higurashi-no-nakukoroni]]』でも同様の言葉が出てくる。&color(black){こちらでは無数の平行世界に遍在する古手梨花が体験した「記憶」のカケラのことであり、積み木のような形状で比喩される。また、この記憶のカケラを複数より集め、砕いたりくっつけたりして再構成することで、全く新しい記憶を作り出せる。そして同時に「その記憶が存在したはずの世界」が誕生する。この世界創世のプロセスを「カケラ紡ぎ」と呼ぶ};。 -''貸金庫(かしきんこ)''[経済・社会用語](EP4) --金融機関が貸し出す金庫のこと、有価証券 重要書類 貴重品を預けるのに使う。 --なお貸金庫は建物の中で一番堅牢で、たとえ地震で崩壊しても原型を留めるように設計した箇所に設置するため、一坪当たりのコストが高く銀行にとって無料サービスに近い。 また顧客のプライバシー優先で貸金庫に入れる物のチェックはしない。そのため素性のしっかりとした大口の顧客が優先される。 &aname(cashmere); -''カシミア (cashmere)''(EP4) --衣服に使われる高級素材。カシミアヤギの毛のことで、モンゴルやウイグル自治区が主な生産地。「カシミヤ」とも。 --毛が細く密度が高いが軽く、暖かく、上品な光沢もあり、肌触りが良い。「繊維の宝石」とまで呼ばれる高級素材である。作中にある「カシミアのマフラーで雑巾かけ」という比喩がいかに贅沢かつ無駄なことかが窺い知れよう。 &aname(gassya-n); -''ガッシャーン''[俗語](-) --2ちゃんねるのうみねこスレで、キャラ達が仲良く平和にしているSSなどが貼られたとき等に使用される。 --元ネタはEP3で、戦人が無事に二日間が終わってほしいと願った時にベアトが「終わるかよぉぉおおおおぉおッ?きっははっはっはっはははははははははははッ!!」と乱入してきたシーンの効果音から。 --追加TIPS「[[魔女達の七夕は甘くない>雛見沢村民集会2配布小冊子]]」でベルンが、本来仲良く出来ていたはずの絵羽と縁寿を険悪になるように工作したことから、ガッシャーンというのはベルンの十八番であるかのようにネタにされている。 --EP5以降は「[[ゲロカス妄想>用語解説と雑学/か行#gerokasumousou]]をはぎとり、真実の姿をさらけ出させる」という意味でも使われるようになった。 &aname(kasparov); -''カスパロフ (Kasparov)''[人名・チェス用語](EP2) --ガルリ・キモビッチ・カスパロフ(1963-)。ソ連(当時)の[[チェス>用語解説と雑学/た行#chess]]選手。1985年に当時史上最年少で世界チャンピオンとなり、その後長らくチェス界に君臨した。1986年当時はチェス界のまさに「時の人」であったことは間違いなく、金蔵・源次・南條も彼の棋譜を勉強していたことは想像に難くない。 --1997年にIBMのチェス専用コンピュータ「[[ディープ・ブルー>用語解説と雑学/た行#deep-blue]]」に敗れた(6戦で1勝2敗3引き分け)ことでも有名となってしまった。同項参照。 &aname(coupling); -''カップリング''[俗語][二次創作](-) --元来は「二つのものを組み合わせる」ことを意味する言葉だが、漫画・アニメ・ゲームなどのサブカルチャー界隈では、フィクション作品のキャラクター同士に恋愛関係をでっちあげて二次創作をつくりあげるファン活動のことを言う。 --ファン活動としてのカップリングは、作品で描かれる物語展開からは相当に無理のあるカップルが作られることもある。本来の作品では敵同士で憎しみあってるキャラ同士でも、カップリングの二次創作では恋人同士にしてしまうこともままある。優れたカップリング作品には、その無茶を読み手に十分納得させるだけの表現力や背景設定を持つものもある。 --とはいえ、基本的には作品の物語展開に準じたカップリング(公式カップリングとも呼ぶ)の方が受け入れられやすい。作品中にカップリングとなる相手が曖昧なまま放置されてるキャラがいる場合、「誰とつがいになるのが"公式"に近いか」ということでファン同士で言い争いになることもままある。 --『[[うみねこのなく頃に>用語解説と雑学/あ行#umineko-no-nakukoroni]]』のファンの中に見られるカップリングとしては、[[ジェシカノ>用語解説と雑学/さ行#jeshikano]](朱志香と嘉音)、[[ジョーシャノ>用語解説と雑学/さ行#joushano]](譲治と紗音)、[[バトマリ>用語解説と雑学/は行#batomari]](戦人と真里亞)、[[ベアバト>用語解説と雑学/は行#beabato]](ベアトリーチェと戦人)、[[エンマモ>用語解説と雑学/あ行#enmamo]](縁寿とマモン)、[[バトエン>用語解説と雑学/は行#batoen]](戦人と縁寿)、[[天縁>用語解説と雑学/あ行#amaen]](天草と縁寿)、[[ベルラム>用語解説と雑学/は行#beruramu]](ベルンカステルとラムダデルタ)、[[バトエリ>用語解説と雑学/は行#batoeri]](戦人とヱリカ)などがある。 &aname(kanon-blade); -''カノンブレード''[俗語][武器・武術](-) --EP2で登場する、嘉音の光の魔剣(?)のこと。「[[シャノンシールド>用語解説と雑学/さ行#shanon-shield]]」と同様に2ch本スレなどでの俗称であり、公式な名称は不明。 なお、外見がよく似た武器は煉獄の七姉妹や山羊の従僕らも用いることがある。 --製作スタッフによると、スターウォーズのライトサーベルを意識して演出したらしい(真相解明読本2のインタビューより) &aname(kabushiki-joujou); -''株式上場(かぶしきじょうじょう)''[経済・社会用語](EP1) --株式が証券取引所で売買されるようになること。株式公開とも。 --当該株式会社には大きな資本が入ってくる(株主から預かる)ことになるが、その分株主に対する責任も大きくなる。また、会社からみて全く見知らぬ者が株式を購入することになるので株主の把握が難しくなる。言い換えればそういった責任やリスクと引き替えに大きな資金を預かることとなる。 &aname(kabunushi-soukai); -''株主総会(かぶぬしそうかい)''[経済・社会用語](EP1) --株式会社の株主全員がメンバーとなり、会社の経営方針や重要決定事項を議論・決議する機関。日本では3月期決算の株式会社が多く、6月に大量の会社が定期株主総会を行う。 --株式にもいろいろな種類があるので一概には言えないのだが、ごく一般的には株式を多く持っている株主ほど発言力がある。 --反社会的勢力を含む何らかの団体・個人が株式を買い集めて株主総会において理不尽な要求をするといった騒ぎを総会で起こす、あるいはそのようにすると会社を脅して対価を受ける、といった問題があり、いわゆる「総会屋」問題として1980-1990年代には社会の耳目を集めたことがある。 &aname(capoeira); -''カポエィラ(capoeira)''[武器・武術](EP1) --ブラジルで行われている格闘技。 --手を地面についてのキックなど、足技に特徴を持つ。 --相手に打撃を与えずに動きを制限し圧力を加えていくことが最上とされる。そのため、見た目には二人でダンスを踊っているようにも見えることがある。 &aname(gama-no-abura); -''ガマの油(-あぶら)''(EP3) --江戸時代に売られていた軟膏。多くは馬油を原料とする。これを屋台で売る香具師、通称「ガマの油売り」が独特の口上や芸で屋台の周りに客を集める(啖呵売りや口上売りという)のが縁日や祭りの風物詩(?)である。 &aname(Camisia); -''カミシア(Camisia)''[宗教用語](EP4) --聖母マリアの物とされる「サンクタ・カミシア(Sancta Camisia 聖衣)」と思われる。876年、西フランクの国王シャルル2世がシャルトル大聖堂に贈った。「受胎告知」に聖母マリアが着ていた聖衣とされている。 &aname(kamehameha); -''カメハメハ大王(Kamehameha だいおう)''[人名](EP1) --ハワイの王(1758?-1819)。1810年にハワイ王国を建国した偉人。名前の意味は「孤独なる人」。(「カ」が人を意味し、「メハメハ」が孤独を意味する) --本文中の使い方ではNHK「みんなのうた」で流れた「南の島の''ハメハメハ''大王」(伊藤アキラ作詞・森田公一作曲)の歌詞を指しているのは確実である。 &aname(karate); -''空手 (からて)''[武器・武術](EP4) --打撃技主体の格闘技で、日本を代表する武術の一つ。「カラテ」は今やニンジャ・サムライと並んで世界的に知られた日本語であり、「海外から見た日本人のステロタイプなイメージ」の一つに空手家が挙げられるほどである。 --沖縄発祥の格闘技で明治時代に本土へ伝わった。「空手」の字は徒手空拳を使う武術という意味で本土伝来時につけられたもので、琉球王国時代は「唐手」と書かれていた。これは「中国から伝来した拳法」の意味とされ、唐手は中国拳法が沖縄で進化したものだと取る説が有力。しかし唐手は「沖縄手」と呼ばれる琉球独自の武術が進化したものという説もあり、この説では沖縄手は沖縄舞踏から派生した武術だと考えられている。 &aname(plank-of-carneades); &aname(carneades); -''カルネアデスの舟板 (Carneadesのふないた)''[書物などからの引用](EP6) --古代ギリシアの哲学者カルネアデスが提示したと伝えられる問題.「カルネアデスの板」ということも多い. --船が難破し,乗組員は全員海に放り出された.一人の乗組員Aは板につかまりなんとか浮かんでいられたが,そこにもう一人の乗組員Bが泳ぎ着いてきた.板は大きくなく,二人がつかまると板もろとも沈んでしまう.そこでAはBを突き飛ばし,結局Bを水死させてしまった. --Aは殺人罪に問われたが,裁判では無罪となった.さて、このAのような行動をどう評価するべきか?という問題である。 --現代日本の法律では,Aの行為は[[刑法37条>http://www.houko.com/00/01/M40/045.HTM#037]]の「緊急避難」に該当し,罰せられない. &aname(caloric); -''カロリック (caloric)''[学術用語](EP3) --18世紀頃の西欧で実在すると考えられていた元素。物体の温度変化を引き起こす物質とされ、日本語では「''熱素(ねつそ)''」とされる。現在ではカロリックの実在は否定されている。 --カロリック説の骨子は、熱というものの正体は物質であり、物質の温度の高低変化はその物質の出入りによって引き起こされるというものである。その物質として仮定されたのがカロリックであり、カロリックが物質に入り込むとその物質の温度が上昇し、放出されるとその物質の温度が下降するとされた。しかし実際は熱は物質ではなくエネルギーとして説明したほうが合理的であることが19世紀に[[ジュール>用語解説と雑学/さ行#joule]]やマイヤーなどの実験により明らかにされ、カロリック説は否定された。 &aname(kawase-toshihumi); -''川瀬敏文(かわせとしふみ)''[人名](-) --アニメ版『[[うみねこのなく頃に>用語解説と雑学/あ行#umineko-no-nakukoroni]]』のシリーズ構成・脚本。アニメ版『[[ひぐらしのなく頃に>用語解説と雑学/は行#higurashi-no-nakukoroni]]』でもシリーズ構成と脚本を務めた。サンライズ出身でロボットアニメの監督・演出に定評がある。特にエルドランシリーズは川瀬氏の名を知らしめた出世作である。 --[[今監督>用語解説と雑学/か行#kon-chiaki]]とは違いアニメひぐらしの批判に当たって名前が出ることはそれほど多くないが、「謎解きより猟奇シーン(インパクト)重視」の方針を打ち出し、今監督を説得したのは彼であるため、原作の雰囲気の再現を期待していた一部ファンからは地味に責任重大だと指摘する声もある。 ---フォローしておくと、川瀬氏の考え自体はアニメ製作者の意見として間違ったものではない(時間的問題とアニメというメディアの性質から、謎解きを主題にするのはあまりに難しい)。事実、ひぐらしのアニメ化の際にはインパクト重視の作風が大きな話題性を呼び、新規ファン獲得に貢献した部分も高い。 &aname(kanzen); -''完全版商法(かんぜんばんしょうほう)''[俗語](-) --既に一度販売されたゲームに追加要素を加えて再発売すること。 --元となるオリジナル版の発売からの間隔が短かくオリジナル版ユーザーに対してのアペンドディスクが無かった場合にこの用語が使われる。 ---オリジナル版ユーザーにしてみれば、騙された気分になりその上「お金を払ってのデバッグご苦労様です」との屈辱的な言葉をあびせられることになる。 &aname(kantou-daishinsai); -''関東大震災(かんとうだいしんさい)''[歴史](EP1) --1923年(大正12年)9月1日に関東地方を襲った大地震のこと。マグニチュード7.9、最大震度7。190万人が被災、10万人~14万人余が死亡あるいは行方不明となったと言われている。 --地震による被害もさることながら、火災による被害が大きかった震災でもある。地震発生時刻が午前11時58分32秒と正午直前であったため昼食の用意のために火を使っていた家屋が数多く、その結果大火災を招くことになった。当日は台風が近づいており風が強かったことも火災を広める原因となった。地震により倒壊した家屋の二倍以上が火災により焼失している。 --この震災は当時の日本を混乱状態に巻き込み、デマが飛びかい、関東の各地で暴動も起きた。その後の日本はこの震災の復興を急務とし、その結果、東京は江戸以来からの町の構造を根本から作り直されることとなった。 &aname(kanrisya-kengen); -''管理者権限''[IT用語](EP4) --[[ユーザーコード>用語解説と雑学/や行#user-code]]によって複数ユーザーを管理しているコンピュータシステムにおいて、そのシステムの全てを操作できるように設定されたユーザーのことを「管理者権限が与えられたユーザー」と呼ぶ。 --軍事や金融に関係する専用のコンピュータなどでは管理者権限はごく一部のユーザーにしか与えられないのが基本だが、ホームコンピュータ(パソコン)の市販ソフトウェアは管理者権限がないと操作できないものも多く、全てのユーザーに管理者権限が与えられているなどということも珍しくはない。 --シエスタ410に管理者権限が与えられてなかったあたり、ペンドラゴン親衛隊のセキュリティ意識は高いと見ることもできる。 ~ ---- **き [#ki] ---- &aname(kishi-shuudoushi); -''騎士修道士(きししゅうどうし)''[宗教・魔術用語][歴史](EP1) --ヨーロッパにおける十字軍運動の際に生まれた「騎士であり修道士でもある」者たちのこと。無理に日本語に訳すなら僧兵か? 聖地エルサレムへの巡礼者の防衛、援助、救護を目的として軍事活動を行い、後には異教徒排斥のための攻勢も担うようになった。 --騎士修道士は騎士修道会という団体の会員であるのが原則である。本編中で指摘される「ナチスドイツの十字章のモチーフとなった紋章を持つ」とされる騎士修道会はドイツ騎士団(Deutscher Orden)である。なお、ここでいうナチスドイツの十字章とは、ドイツ軍の識別マークである「黒十字」のことであり、ハーケンクロイツ(鉤十字)のことではない。 &aname(gisyo); -''偽書''(EP6) --うみねこ世界での「偽書」とは、後世の[[ウイッチハンター>用語解説と雑学/あ行#witch-hunter]]が書いた二次創作を「これはメッセージボトルの一通である」ようにみせかけたもののことである --一般的な意味での「偽書」とは、著作者や来歴について虚偽が混ぜられた書物のこと。単純に誰かが虚構の出来事を書いただけのものは偽書とは呼ばない。例えば虚構の出来事を記した書物を新しく作り、その書物を「これは歴史上のあの有名人が書いた本なのだ」として著者や作られた時期を偽ることで偽書となる。また、仮に真実を描いたものでも著作者や来歴を偽っていればそれは偽書となる。これはうみねこ世界でも当てはまっており、「偽書」の内容が真実であっても、それが本物のメッセージボトル作者が書いたものでない限りは偽書となるのである。 &aname(kiseki); -''奇跡はみんなが信じあわなきゃ起こせない''[作中用語][台詞・口癖][パロディ](EP1) --&color(black){『ひぐらしのなく頃に』に出てきた台詞からの引用。「ひぐらし」は奇跡を起こすために仲間が互いを信じあうということがテーマの物語であった};。 --&color(black){『うみねこのなく頃に』は奇跡を起こさせないために魔法を信じないことを貫く物語である。「ひぐらし」とはある意味で逆の構造を持つ};。 &aname(kitakaze-to-taiyou); &aname(kitakaze); -''北風と太陽(きたかぜ-たいよう)''[作品名](EP3) --[[イソップ寓話>用語解説と雑学/あ行#aesop]]のひとつ。北風と太陽が勝負をして旅人の服を脱がそうとする物語。ストーリーは以下の通り。 ---「ある日、天の上にいる北風と太陽が力比べをすることになり、『地上を歩いている旅人の上着をどちらが早くはぎとることができるか』という勝負でそれを決めることになった。北風は上着をはぎとろうとものすごい勢いで風を吹かすが、旅人は吹き飛ばされてはたまらないとかえって上着をしっかり押さえてしまった。一方太陽は北風のように力づくで上着をはぎとろうとはせず、ただ旅人を照らし続けた。すると旅人は暑さをしのぐために上着を脱ぎだした。勝負は太陽の勝ちとなった」 --この寓話に込められた教訓を一言で言うなら「押して駄目なら引いてみな」と言う諺と同じ意味である。 --この話には旅人の服ではなく帽子に変わって勝負の結果が逆になるバージョンがある。 &aname(kichiku-megane); -''鬼畜眼鏡(きちくめがね)''[作品名][パロディ](EP2) --[[Spray:http://spray.product.co.jp/index.html]] から発売された「眼鏡着脱ボーイズラブアドベンチャーゲーム」。主人公は普段は気の弱いサラリーマンの青年で「受け」属性なのだが、不思議な力を持つ眼鏡をかけることで鬼畜のような性格になり「攻め」に転ずる。「一粒で二度おいしい」「眼鏡属性好きにはたまらない設定」としてその方面では話題になった。 &aname(kinan-shissou); -''危難失踪(きなんしっそう)''[法律](EP4) --「船が沈没して行方不明」「戦地へ赴きそのまま生死不明」といった状態に陥り、生死不明の状況が続いた不在者に対する法律上の制度([[民法第30条2項>http://law.e-gov.go.jp/htmldata/M29/M29HO089.html#1000000000000000000000000000000000000000000000003000000000002000000000000000000]])。特別失踪とも呼ぶ。家庭裁判所はそういう状態が1年続いた不在者について、利害関係者の請求を受けたとき、失踪したという宣告を下すことができる。さらに同法31条により、その人は危難が去ったときに死亡したと(法律上は)見なされる。 ---[[普通失踪>用語解説と雑学/は行#futsuu-shissou]]の項目も参照。 &aname(kifu-wine); -''貴腐ワイン(きふ-)''[料理・飲料](EP2お茶会) --白ワインの一種。カビの一種を皮に感染させ独特の風味芳香をもたせた(貴腐化)ブドウを用いて作られ、非常に甘口。 &aname(gimanshi); &aname(chaff); -''欺瞞紙(ぎまんし)''[軍事用語](EP3) --チャフ(chaff)の事。旧日本軍での呼び名。 --チャフとは細かくちぎられた銀紙のことで、これを空中に散布することで敵のレーダー波を乱反射させ自分の位置を隠蔽することができる。 &aname(castling); -''キャスリング (castling)''[チェス用語/サ変動詞](EP1) --[[チェス>用語解説と雑学/た行#chess]]では原則として一手で一つの駒しか動かせないが、条件が揃えばともに初期のままの位置にいる[[キング>用語解説と雑学/か行#king]]と左右どちらかの[[ルーク>用語解説と雑学/ら行#rook]]を、一手のうちに連続で動かすことができる。メリットとしては、中央の圧力からキングを安全地帯に逃がし、ルーク同士の連携を強化できる。適切に行えばデメリットはなく、なるべくなら早期に実施したい。ポーンで中央を制圧し、マイナー・ピース(ナイトとビショップ)を展開し、その後にキャスリングを速やかに実施するのが一般的な序盤の流れである。 キングサイド(白ならば右、黒ならば左のルーク)とクイーンサイド(白ならば左、黒ならば右)の2つのキャスリングがある。キングサイド・キャスリングの方が一般的に使用例が多い。キングサイドへ行う方が1マス遠くへキングを逃がせるため、中央から遠ざけられるのみならず、端でポーンが浮く(他の駒の支援を受けていない)ことがないためである。クイーンサイドへ行うのは、流れとしてキングサイドへのキャスリングが不可能になった場合や自陣のキングサイド(白ならば右半分、黒ならば左半分)が攻められており、クイーンサイドの方が安全な場合に行われる場合が多い。 キングサイドに行う場合は、キングが2マス白ならば右、黒ならば左に移動させられる(キングサイドのルークの隣)と同時にルークを2マス左にキングを飛び越える形で移動させる。クイーンサイドに行う場合は、クイーンサイドのルーク(白ならば左、黒ならば右)をまずキングの真横にくるように3マス移動させ、同時にキングをいま移動してきたルークを飛び越える形で白ならば左に、黒ならば右に2マス移動させる。2種類のキャスリングでは共にキングとルークが一手でポジションを入れ替えるかのような移動を同時に行うが、手順としてキングとルークのどちらを先に動かすか、または終了時のポジションがどうなっているか(クイーンサイドで行う方が中央寄りになっている)の違いがある。 (キングをルーク側に2マス横に動かし、ルークはキングを飛び越える形でキングのすぐ横に移動)。一ゲーム中で各プレイヤーがそれぞれ一度しか行えないこの手がキャスリングである。 --キャスリングを行う条件は、以下の通りであり、これらの条件全てが満たされていなければならない。 (1)キング及びキャスリングを行うルークが今まで一度も動いていない(一度動き、再度もとの位置に戻ってもキャスリングの資格は失われている)。 (2)キングとキャスリングを行うルークの間に敵味方を問わず、いかなる駒も存在しない。 (3)現在キングに王手(チェック)がかかっておらず、またキャスリングを行う際にキングが移動される経路及び終了するマスに敵に駒の利きがない。 ---ちなみに、駒の移動は必ず片手で行い、キングサイドで行うならばまずキング、次にルークを、クイーンサイドで行うならばまずルーク、次にキングを動かすという作法までルールで決まっている。 --キングがルーク(城)に守られるような形になるので、「入城」とも言う。EP7でベルンカステルの「真実を語らぬ金蔵は、それ自体が城に守られたキングだけれど」というセリフがある。 ---ただしEP2裏お茶会のラムダデルタ台詞で出てくる[[ポーン>用語解説と雑学/は行#pawn]]の「入城」はおそらく[[プロモーション>用語解説と雑学/は行#promotion]](昇格)の誤りと思われる。 --本文には「白のキングはすでにキャスリングして追い詰められており」とあるが、一般論としてはキャスリングは行った方が良い手であり、またキャスリングは一部の序盤作戦を除き防御の手であり、中盤以降にキャスリングによって敵のキングを追い詰めることはありえない。明らかな誤用である。 ---好意的に解釈するなら「白のキングはすでにキャスリングして(キャスリングの権利を使用済みで。つまりキャスリングでキングを逃がすことが出来ず)追い詰められており」と読めなくもない。 --アニメ版第12話(EP3第1話)のサブタイトルとして使われている。 &aname(capslock); -''キャプスロック (CapsLock)''[IT用語](EP5) --パソコンのキーボードにある特殊なキーのこと。キャプスロックキーを押すたびに、入力する文字が大文字か小文字かに切り替わる。大文字と小文字の区別がない日本語入力においては意味がない。 &aname(gyaruo); -''ギャル男(ぎゃるお)''(EP2) --2000年代初頭に流行った男性向けのストリートファッションの一つ。派手な髪型の茶髪にメッシュ、色黒でラフな格好というのが一般的。「コギャルの男性板」という意味でギャル男と呼ばれる。稀に誤解されるが「ギャルのような女装をした男」のことではない。 &aname(gal-game); -''ギャルゲー''(EP3) --「ギャルゲーム」の略。コンピュータゲームにおいて、魅力的な女性キャラを前面に押し出したゲームのこと。 ---しかし近年ではたいていのゲームで魅力的な女性キャラが前面に押し出されていたりするので、美少女キャラとの恋愛が主テーマのゲームのことを特にギャルゲーと呼ぶことが多い。余談だが、大きいお友達しか見てはいけない物が入ってるとエロゲーに分類される。 &aname(gambit); -''ギャンビット (gambit)''[チェス用語](EP1) --[[チェス>用語解説と雑学/た行#chess]]で、[[ポーン>用語解説と雑学/は行#pawn]]等の重要度の低い駒を[[サクリファイス>用語解説と雑学/さ行#sacrifice]]に使い、それと引き換えに陣形を固める戦術を言う。 --アニメ版第13話(EP3第2話)のサブタイトルとして使われている。 &aname(iwasaki-teien); &aname(kyuu-iwasaki-teien);&aname(iwasakitei-teien); &aname(kyuu-iwasakitei-teien); -''旧岩崎邸庭園洋館(きゅういわさきていていえんようかん)''[地名](-) --東京都台東区池之端にある1896年完成の洋館。独特のドームと白い壁とが強烈な印象を与えるJ.コンドル設計の館である。ちなみに施主は三菱財閥の岩崎家。現在は、東京都管理の公園として有料で入場できる([[東京都公園協会による紹介ページ:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html]]参照)。 --本作の背景画像のうち、EP1初期のメニュー画像や礼拝堂の外観についてはこの洋館の撮影画像を元に作成されていると思われる。 &aname(kyuutai-kansetsu-ningyou); -''球体関節人形(きゅうたいかんせつにんぎょう)''(EP5) --間接部分が球体状になっており、腕や足を自由に動かすことができる人形の総称。 --19世紀に流行した磁器製の人形(ビスク・ドール)に球体関節が使われていることが多かったため、球体関節人形=アンティーク・ドールとして認識されることが多い。それゆえにゴシックカルチャーの代表的アイテムとして扱われることが多い。 --ゴシックカルチャー以外の部分では、現代的な「アクションフィギュア」にも球体関節は多用されている。 &aname(furukawa-teien); &aname(kyuu-furukawa-teien); -''旧古河庭園洋館(きゅうふるかわていえんようかん)''[地名](-) --東京都北区西ヶ原にある1917年建立の洋館。焦げ茶色の石積みとスレート葺きの屋根が独特の外観を作り出すJ.コンドル晩年作の名邸(結果的にこれが遺作となった)。陸奥宗光ゆかりの地に古河財閥が建てたこの館は、[[関東大震災>#kantou-daishinsai]]を耐え、大正期の姿を残す点でも貴重。戦後しばらく無人で荒れていたが現在は修復され、定員制限はあるものの内部見学もできる(事前申し込みが必要。[[東京都公園協会による紹介ページ:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html]]参照。ただし1階の一部は不定休の喫茶室として開放されていることがある)。また、同じくコンドル設計の西洋庭園(バラ園)の見事さも知られる。 --本作の背景画像のうち、ゲストハウス正面外観は主にこの建物の写真が元のようである。波止場から土の階段をあがってきて最初に目にする建造物として印象深い光景を提供している(ゲストハウス内部画像は[[山手の洋館>用語解説と雑学/や行#yamate-no-youkan]]のものがよく使われる)。また、バラ庭園の画像も使われている。 ---外観からは信じられないことだが、2階の多くは和室である。 &aname(maeda-koushaku-tei); &aname(kyuu-maeda-koushaku-tei); -''旧前田侯爵邸洋館(きゅうまえだこうしゃくていようかん)''[地名](-) --東京都目黒区駒場(駒場公園内)にある1929年建立の洋館。「東洋一の邸宅」と称されたというほどの豪壮な造りと華麗な内装、そして周囲の深い緑が今も保存されている。ちなみに前田侯爵とは、「加賀百万石」前田家を引き継いだ前田利為(としなり)侯爵である。2008年現在、一般の立ち入りは土日祝日のみに制限されている(事前申し込み不要、無料)。 --本作背景画像のうち屋敷外観・玄関ホール・廊下・階段などはこの邸宅の画像をもとにしていると思われ、敷き詰められた赤絨毯など屋敷本館の豪華さを演出している。なお,屋敷内部の画像の一部(厨房・食堂など)は[[山手の洋館>用語解説と雑学/や行#yamate-no-youkan]]のものも使われている。 --参考:[[目黒区の紹介ページ:http://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/shokai_rekishi/konnamachi/michi/rekishi/hokubu/kyumaeda/]] &aname(cupido); -''キューピッド (Cupido)''[神話・伝説](追加TIPS:[[ひぐらしのつどい2配布小冊子]]) --ローマ神話における愛の神。ギリシャ神話のエロースと同一視される。ローマ読みではクピードー。(「キューピッド」は英語読み) --背中に羽をつけた美少年の姿で描かれ、彼が放つ矢があたったものは激しい恋に落ちるといわれる。ヨーロッパではルネサンス期に好んで芸術題材にされ、その外観やイメージがキリスト教における[[天使>用語解説と雑学/た行#tenshi]]のイメージに影響を与えた。日本でもローマ神話のキューピッドとキリスト教の天使を混同している人は結構いるようである。 &aname(kyuuyonshiki-jidou-kenjuu); -''九四式自動拳銃(きゅうよんしきじどうけんじゅう)''[軍事用語](EP7) --旧日本軍が開発した自動拳銃のひとつ。準制式採用された1934年が皇紀でいえば2594年にあたることから名付けられた。 --拳銃の中では世界に類を見ないオリジナルな(悪く言えば珍妙な)設計となっており、現在のコレクターの間では珍銃として著名である。 &aname(kyojitu); -''虚実(きょじつ)''(-) --うそとまこと。虚構と事実。うみねこ風に言えば真実と幻想が入り交じった状態のこと。 --…という意味なのだがうみねこでは前後の文脈から見て「虚実」を「虚構」という意味で使っている。 --EP7で「虚実」は使わず「虚構」を使っている、ようやく誤用に気がついた模様。 &aname(kyojin-rentai); -''巨人連隊''[軍事用語][歴史](EP3) --EP3のベアトリーチェとワルギリアの魔法大戦シーンでベアトリーチェによって七体の巨人の兵団が[[召喚>用語解説と雑学/さ行#shoukan]]されているが、これは「[[ヴィルヘルム王>用語解説と雑学/あ行#wilhelm]]の居城を守りし・・・」という表現がでていることから、プロイセンの巨人連隊をモチーフにしていると思われる。 --巨人連隊は18世紀初頭にプロイセン王国の[[ヴィルヘルム王>用語解説と雑学/あ行#wilhelm]]が組織した近衛兵団のことである。ヴィルヘルム王の趣味で身長6フィート以上の長身の男ばかりが集められたため「巨人連隊」の名前がつけられた。「ボツダム巨人軍」とも呼ばれる。 --非常に豪奢な近衛兵団でヴィルヘルム王の威厳を誇示するものとして当時から注目された。その行進や錬兵の一糸乱れぬ華麗な様子はボツダムを訪れた各国の要人を感嘆させたというが、実際の兵力はたいしたことなく「見掛け倒し」だったらしい。 &aname(kyosuu); &aname(imaginary-number); -''虚数(きょすう)''[学術用語](EP3) --「二乗すると-1になってしまう数」を虚数単位 '''i''' といい、ふたつのゼロでない実数 '''a''' と '''b''' を用いて '''a''' + '''bi''' ないし'''bi''' の形で表される数が虚数である(一般に、ふたつの実数'''a''' と '''b''' を用いて '''a''' + '''bi''' と表現される数を複素数(complex number)と言う)。'''bi''' の形の虚数を純虚数という。 ---純虚数と虚数はよく混同される。 //数学的にはかなりおかしいのでとりあえずコメントアウトします→ --虚数は虚数単位iを使って表現される。iは「二乗すると-1になる数」と定義される。虚数は大きさというものをもたないため、虚数に対して我々が数学的に理解できる「大きさ」というものをもたせるために、虚数単位と整数を混ぜ合わせた複合式が使われる。具体的には「a + bi(a、bは整数)」という形にすることで、虚数は数学的な計算が可能な領域に取り上げられることになる、 --複素数は理学・工学分野([[波動関数>用語解説と雑学/は行#hadou-kansuu]]など)では必要不可欠な概念である。 &aname(Kyrie); -''キリエ・エレイソン (Kyrie eleison)''[宗教・魔術用語][パロディ] --登場人物の一人 右代宮霧江の名前の元ネタ(真相解明読本作者インタビューより) --元来は「主よ憐れみ給え」を意味するキリスト教用語であるが、作者はオンラインゲーム「ラグナロクオンライン」における同名スキル《キリエ・エレイソン》を元ネタにしている。ここではそちらについて解説する。 --キリエエレイソンは聖職者プリーストのスキルであり、効果は「対象にこれから与えられるダメージを一定量軽減する」というもの。予めかけておくバリアを想像すれば分かりやすい。地味ながらもパーティメンバーを危険から守るスキルとして保険的に用いられていた。 --後に上位職であるハイプリーストの強力なスキル[[アスムプティオ>用語解説と雑学/あ行#assum]]が実装されることにより日陰に追いやられることになる。アスムとキリエは同時にかけることが出来ない仕様により、キリエは滅多に用いられることがなくなってしまったのである。 --ただし特定条件下ではキリエの方が有効に働くこともあり完全な死にスキルというわけではない。玄人好みのスキルとしていぶし銀の活躍を見せる。 --これらの特徴は霧江と明日夢の関係にも反映しており、「霧江と明日夢は同時には作中には出演しない」ことを意味していると作者インタビューでは語られている。 &aname(gingatetsudou); -''銀河鉄道''[書物などからの引用](EP5) --銀河鉄道といえば宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』が有名だが、EP5でベルンがわざわざ「夜じゃない方」と言っているので、ここでは松本零士原作のSFコミック・アニメの『銀河鉄道999』のことをさしているのだろう。 --機械化された人間たちが支配階級になって生身の人間を支配している未来世界で、機械伯爵に母親を殺された少年・星野鉄郎が、機械の体をタダでくれるという機械の星に向かって、宇宙を走る機関車で旅をする物語。 --この物語の機械人たちは永遠の命を持つが、ほとんどのキャラクターたちが傍若無人な振る舞いをして、生身の人間を慰みものとしていたぶる。人間と機械化人の価値観の根源的な差は、確かにベルンがいうように『うみねこ』での人間と魔女の差に通じるものがあるだろう。 &aname(king); -''キング (King)''[チェス用語](EP1) --[[チェス>用語解説と雑学/た行#chess]]の駒の一つ。棋譜ではKで表す。十字架の載った王冠を模した形。将棋の王将のように、隣接したマス目に動ける。これを[[チェックメイト>用語解説と雑学/た行#checkmate]]されたら負けとなる。 &aname(silver-spoon); -''銀のスプーン''[歴史](EP1) --EP1で霧江が述べているように、銀のスプーンは毒に反応して曇るとされている。これは毒ならなんでも曇るというわけではなく、あくまで砒素系の毒に反応して黒ずむというだけである。中世の頃は暗殺用の毒といえば砒素であったため、銀の食器で毒を検出するという方法は暗殺を恐れる王侯貴族の間では有効であった。また、この風習はヨーロッパに限らずアジアにもあり、貴人の毒見役は銀の箸を使っていたとも語られている。 --中世~近世のヨーロッパで客への振る舞い料理に銀食器を使うことは「毒は入っていませんので安心してお召し上がりください」という意味も込められていた。紗音も機先を聞かせて銀のスプーンで配膳しておけば、「配膳している者が何が入ってるかわかっていない[[紅茶>用語解説と雑学/か行#black-tea]]なんて危なくて飲めない」という絵羽の煽りも防げただろう。 &aname(kinroku-zoukyouzai); -''筋力増強剤(きんりょくぞうきょうざい)''[医学・薬学](EP1) --筋肉を増大させる薬物の総称。筋肉増強剤とも。ステロイドホルモン類似物質を血液中に増加させいわば筋肉を「だます」ことにより通常の生理より多くの筋増量を促すタイプなどがある。正式なスポーツ大会・競技団体ではドーピング検査の対象となる。 ~ ---- **く [#ku] ---- &aname(queening-square); -''クィーニング・スクエア (queening square)''[チェス用語](アニメ) --[[チェス>用語解説と雑学/た行#chess]]用語で、ポーンがプロモーションする可能性があるマスのこと。 ---[[プロモーション>用語解説と雑学/は行#promotion]]の際にポーンが[[クィーン>用語解説と雑学/か行#queen]]に昇格することをクィーニングと呼ぶ。 --アニメ版第16話(EP3第5話)のサブタイトルとして使われている。 &aname(queen); -''クィーン (queen)''[チェス用語](EP2) --[[チェス>用語解説と雑学/た行#chess]]の駒のひとつ。ティアラの形。棋譜上ではQで表す。 --[[ルーク>用語解説と雑学/ら行#rook]]と[[ビショップ>用語解説と雑学/は行#bishop]]を合わせたように(将棋でいうと飛車と角行の合体)、前後左右斜めすべてに動ける(他の駒を飛び越えることはできないが)。動きの自由度という点では最強と言ってよい駒。 &aname(kugai-no-mashu); -''苦艾の魔酒(くがいのましゅ)''[作中用語][料理・飲料](EP1) --本文中には具体的な名前は一切出てこないが、おそらくヨーロッパ各国で作られている薬草リキュール「[[アブサン>用語解説と雑学/あ行#absinthe]]」のことであろう。苦艾については[[ニガヨモギの項>用語解説と雑学/な行#nigayomogi]]参照。 &aname(kuppuku); -''屈服(くっぷく)''[作中用語][台詞・口癖/サ変動詞](EP1) --「うみねこのなく頃に」にのプレイヤーが、この事件の全貌を魔法によるものだと認めて推理を放棄する行為のこと。ゲーム本編中で魔女ベアトリーチェが戦人に魔法を認めさせることを屈服と呼んでいることからの派生。 --ネガティブな意味にとわわれがちな言葉だが、「挑めばミステリー、屈せばファンタジー」とキャッチコピーにある通り、作者としては推理や考察にこだわらなくてもファンタジーとして楽しめる作品を目指しているとのことなので、「うみねこのなく頃に」における屈服とは推理や考察と同じく「ゲームを楽しむための態度」にすぎないというのが本来の意味である。 --だが狂信者が作品を批判した人(アンチに限らず普通に作品への不満を述べた人も含む)を罵倒するときにこの言葉を使うことが多かったため、普通のうみねこファンが使う機会はめっきり減っている。 &aname(kutsuya-no-yousei); -''靴屋の妖精(くつやのようせい)''[作中用語][書物などからの引用](EP2) --グリム童話「妖精と靴屋(原題:KHM39 Die Wichtelmanner)」に出てくる妖精(小人)のことと思われる。ストーリーは以下。 ---「正直者ゆえに貧乏の靴屋が、ある日靴を作りかけの途中で寝てしまった。しかしなぜか朝になると靴ができていた。不思議に思いながらもその靴を売ると大人気を博した。そのようなことが毎日起こり、靴屋は困窮から抜け出すことができたが、怪現象の謎について気になりだした。ある日、寝た振りをして仕事場を見張っていたら、なんと夜中に裸の小人たちがやってきて、素晴らしい靴を作ってくれていたのだ。靴屋はこれに感謝し、礼をするために小人サイズの服や靴をつくってあげて仕事場においておいた。その日の夜、小人たちはそれを見つけ、これが靴屋の礼ということに気づき、小人は大喜びしてそれをいただき、靴屋のもとを去って行った。」 --実はこの物語は、魔法を使う小人の冒険を記した本当は三つの短編によって構成されており、日本で有名な靴屋の話はその第一話である。 ---なお、二話目は「ある家の女給が小人に名付け親になってくれと頼まれて彼らの住みかの洞窟で三日をすごすが、洞窟から出ると七年たっており、女給の縁者は死んでいた」というもの。三話は「小人がいたずらである女性の赤ん坊を盗み、鬼子ととりかえる。鬼子を追い払うには鬼子を笑わせればいいということで、赤ん坊の母親は卵の殻でお湯を沸かし始める。それを見た鬼子は大笑いし、小人たちは赤ん坊を返す」というものである --ヨーロッパでは、妖精であるレプラコーンが靴屋であるともされ、しばしば仲間のための靴を作ると言われている。また、家に住まう妖精であるブラウニーは家人の知らない間に家の用事を行ってくれると言われている。 &aname(kubi-no-lympha); -''首のリンパ腺が異様に痒くなって掻き破ってしまうような奇病''[台詞・口癖][医学・薬学][パロディ](EP1) --EP1にて、戦人が紗音の胸を触ろうとするセクハラジョークの最中に出てきた言葉。元ネタは、&COLOR(BLACK){『ひぐらしのなく頃に』に出てきた奇病「雛見沢症候群」。戦人は最近『ひぐらしのなく頃に』の小説版を読んでいるらしいのでその影響だろう。}; --&COLOR(BLACK){ひぐらし作中での怪死の原因がこのような未知の奇病であり、なおかつその奇病を人為的に起こすことができる未知の毒物を犯人が使っていたという真相は、ノックスの十戒の第4項、およびヴァン・ダインの二十則の第20項を完全に無視していたため、一部の本格ミステリーファンに批判されたこともある};。 &aname(christie); -''クリスティ (Christie)''[人名][ミステリー用語](EP2) --イギリスの有名な女流推理作家、アガサ・クリスティ(1890-1976)のことと思われる。「[[本格ミステリー>用語解説と雑学/は行#honkaku]]界の女王」「聖書とシェイクスピアの次に多く読まれた作家」とすら言われるほどのベストセラー作者である。世界三大ミステリー作家の一人として数えられている。代表作は『[[そして誰もいなくなった>用語解説と雑学/さ行#soshite-daremo-inakunatta]]』『ABC殺人事件』『オリエント急行殺人事件』など。 --1920年代~1930年代のいわゆる「本格ミステリー黄金時代」に活躍した人物の一人だが、ミステリーのフェア/アンフェア性ついて保守的な風潮が強かった当時にしては破格なほどに挑戦的なトリックの作品を多く書いている。また、突き詰めると「ただの殺人パズル」になりがちだった本格ミステリー系の作品にロマンス要素などを含む様々なエンターティメント性を盛り込んだ急先鋒であり、以後の本格ミステリー小説のあり方に大きな影響を与えた。しかしこれらの革新的な作風は。[[ヴァンダイン>用語解説と雑学/あ行#van-dine]]など当時の保守派からの批判の声もあった。 --クリスティが創造した名探偵は数多く、エルキュール・ポアロ、ミス・マープル、トミーとタペンスなどが知られている。 &aname(crirical-hit); -''クリティカルヒット (critical hit)''[武器・武術](EP4) --「致命的命中」のこと。敵対する相手との戦闘行為の際、自身のなんらかの攻撃が敵の急所などに命中することで、敵に最大級のダメージを与えることができた状態を言う。 --ロールプレイングゲームで良く使われる。ドラゴンクエストで使われた「かいしんのいちげき」という日本語訳の方が日本では馴染み深いかも? --ゲームでこの言葉の知名度が増したことから格闘技などでも相手を一撃で悶絶させるような有効打に対して「クリティカルヒット」という言葉が使う人も出てきている。 &aname(grimoire); -''グリモワール (grimoire)''[宗教・魔術用語](EP1) --魔術書・魔導書・呪術書のこと。召喚のマニュアルでもある。[[72柱>用語解説と雑学/数字#number-72-devils]]の容姿・召喚法(魔法円・護符・呪文など)などをあまねく紹介し、悪魔事典としての性格も強くもつ「ゴエティア」(「ソロモンの小さき鍵」第一部)などが著名。 &aname(gretel); -''グレーテル (Gretel)''[人名](EP4) --魔女エンジェがEP4で戦人に対して名乗った偽名。 --元ネタはグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」(Hänsel und Gretel, KHM 15)に出てくる登場人物と思われる。 --ヘンゼル(兄)とグレーテル(妹)の兄妹は口減らしのために母親に森で捨てられてしまい、森の中にある魔女に騙されてお菓子の家に誘われ、魔女に閉じ込められてしまう。しかし知恵と機転を利かして魔女を殺して脱出し、魔女の館にあった財宝を奪い実家に帰還するというのが、「ヘンゼルとグレーテル」の物語である。魔女に閉じ込められた兄妹が二人で実家に帰るというところは縁寿の望む夢そのものといえるだろう --むしろここまでストレートなネーミングでもグレーテルの正体が縁寿だと気づかない戦人のお約束に乾杯 &aname(gremlin); -''グレムリン (Gremlin)''[神話・伝説](EP3) --機械にとりついてイタズラをするといわれる妖精。グレムリンの伝説は20世紀になってから生まれたものであり、第一次世界大戦の頃にイギリスの戦闘機載りが突然飛行機の挙動がおかしくなる謎の現象のことを妖精の仕業として語り伝えたのが起源といわれている。 --現在でも機械の原因不明の不調のことを「グレムリン・エフェクト」と呼ぶが、これはこのグレムリンの伝説が語源である。 &aname(closed-circle); -''クローズドサークル (closed circle)''[ミステリー用語](EP3) --推理小説の舞台設定の一つで「外部との連絡や交通が遮断された閉鎖空間」のこと。代表的なクローズドサークルには「嵐に襲われた孤島の洋館」や「吹雪に襲われた雪山の山荘」などがある。 --クローズドサークルで連続殺人事件が起こると警察に救出を求めに行くことが出来なくなる。そのため、民間人の探偵が警察を差し置いて殺人事件の解決をする理由づけとなる。 --携帯電話がある現代を舞台にする推理小説では、クローズドサークルものを作るのにも様々な苦労があるようだ。 &aname(cross-counter); -''クロスカウンター (cross counter)''[武器・武術][パロディ](EP4) --ボクシングの技の一つ。相手のパンチを避けながら相手の顔に自分のパンチを当てる方法。腕が交差するためこう呼ばれる。 --梶原一騎先生(原作)、ちばてつや先生(作画)の往年の名作「あしたのジョー」のパロディーで、一般的にカウンターパンチが通常のパンチの2倍以上の威力があるということは知られているが、クロスカウンターが4倍、ダブルカウンターが8倍、トリプルカウンターが12倍というのは原作者の創作であって、何の根拠もない。[[ウォーズマン理論>用語解説と雑学/あ行#warsman-theory]]をふまえたパロディとしてとらえるべきかもしれない。 &aname(cross-stitch); -''クロスステッチ (cross stitch)''(EP3) --手芸の種類の一つ。布に同じ大きさの×印の縫い取りをひたすら格子状に並べて図案を表現するというもの。 ---余談だが、昔のファミコンのドット絵は良くクロスステッチに例えられていた。 一方でこれを逆手にとってアイコンやドット絵の雰囲気を強く打ち出す作風の刺繍作家も現れている。 &aname(kuro-majutsu); -''黒魔術(くろまじゅつ)''[宗教・魔術用語](EP1) --一般的な用語としては「呪術」に近い。より広くは、邪術を意味するなど、さまざまな文脈でさまざまな意味で使われる。 --本作では、自らの欲望を達成するために行われる魔術の意味で使われている。 &aname(croissant); -''クロワッサン (Croissant)''[料理・飲料](EP4) --フランスで作られたパンの一つ。バターを多く使った三日月型のパンで、サクサクとした食感が特徴。ホテルの朝食バイキングの定番メニュー。 &aname(gungnir); -''グングニル (Gungnir)''[神話・伝説][武器・武術](EP3) --北欧神話の主神[[オーディン>用語解説と雑学/あ行#odin]]が所有する槍。[[イヴァルディの息子>用語解説と雑学/あ行#ivaldi]]たちによって鍛えられた。柄はトネリコの木で出来ており、穂先には[[ルーン>用語解説と雑学/ら行#runic-alphabet]]が刻まれているとも言われる。グーングニル、グングニールなどとも表記される。 --グングニルを投げつけられた敵は避けることがかなわず、敵を貫いたあと持ち手の元に戻ってくるという万能武器である。 ~ ---- **け [#ke] ---- &aname(keiji-soshou); -''刑事訴訟''(けいじそしょう)[経済・社会用語](EP5) --何らかの紛争に対し、国家の司法権をもちいて強制的に紛争を解決すること,あるいはその仕組みを訴訟というが、そのうち犯罪を犯したと思料される人に国家が何らかの刑罰を与えるか否かという紛争に関するものを刑事訴訟という。 --訴訟にはほかに「民事訴訟」「行政訴訟」「憲法訴訟」がある(日本では)が、普通訴訟という言葉で想起されるのはこの刑事訴訟(国vs容疑者)と民事訴訟(人vs人)であろう(ここでいう「人」には「法人」も含まれる)。 &aname(keiji-kokuhatsu); -''刑事告発''(けいじこくはつ)[経済・社会用語/サ変動詞](EP5) --なんらかの出来事で、被害者でない第三者が、特定の人(法人を含む)の犯罪を申し立て処罰を求める意思表示のこと([http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO131.html#1000000000000000000000000000000000000000000000023900000000000000000000000000000 刑事訴訟法239条] 法律用語としては単に「告発」という)。被害者がそれを行う場合は告訴という([http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO131.html#1000000000000000000000000000000000000000000000023000000000000000000000000000000 刑事訴訟法230条] )。 &aname(keisei-baraen);&aname(keisei-rose-garden); -''京成バラ園''(けいせいばらえん)[地名](-) --千葉県八千代市にあり,京成バラ園芸株式会社が運営する大規模な西洋式庭園。雑木林に囲まれた広大な敷地に900種の薔薇が咲き誇るほか、季節の草花を楽しめる。[[公式サイト>http://www.keiseirose.co.jp/garden/]] --本作中の背景画像に使われた場所であると思われる。具体的には、薔薇庭園の東屋(EP1から)、ベアトリーチェとマリアの黄金郷(EP4)のシーンである。 --園内では、[[ジャパンコスプレフェスティバル>http://takama.ne.jp/jcf/]]の大会が行われることがある。 &aname(gatekeeper); -''ゲートキーパー(gatekeeper)''[IT用語](EP4) --本来は「門番」を意味する英語。IT用語としてはネットワークを介した通信において、情報の内容をチェックするプログラムもしくはサーバのことを言う。 &aname(gamebord); -''ゲーム盤''[作中用語](EP1裏お茶会) --「うみねこのなく頃に」では、各エピソードにおいて六軒島の殺人事件が全く別の経過を見せて語られる。この理由について作中の魔法理論では「各エピソードの物語は、[[上層界>用語解説と雑学/さ行#jyousoukai]]の魔女ベアトリーチェが用意したゲーム盤上で行われているゲームであり、ゲームのすすめ方によって物語は変化するため」と解説している --ゆえに、上層界の魔女たちはゲーム盤で右往左往する登場人物たちを「駒」と呼び、人権を認めず見下すことも多々ある。「フィクションの登場人物は架空の存在なのだから表現の自由のもとに何をやっても許される」という考え方があるが、「うみねこのなく頃に」では、上層界の魔女というフィクションの登場人物たち自身がそういう認識を持っているといえる &aname(game-theory);&aname(theory-of-games); -''ゲーム理論(-りろん)''[学術用語](EP1) --複数の主体がかかわる状況でそれぞれの主体がどのような意志決定を行うか、そしてその結果どんな状態が生じるかなどについて研究する学問分野。数学の一分野とされるが、経済学、オペレーションズ・リサーチ(OR)、心理学、社会学など非常に幅広い分野とかかわりをもつ。 --発達したのは20世紀後半からと、若い学問である。フォン・ノイマンのミニマックス定理の証明やオスカー・モルゲンシュテルンらの「ゲームの理論と経済行動」出版(1944年)がその始まりとされる。 --経済学(とくに行動経済学)がそうであるように、近年では不完全な情報での推論・ベストの手を打ってくるとは限らない相手・きまぐれや間違い:-)による不可解な手などを組み込んだ理論も組み立てられている。が,1986年当時は霧江の言うような状況だったのかもしれない。 ---ちなみに、戦う相手の思考に予期せぬノイズが混じる状態が、相手の思考を読み切って自分の手を決めるタイプのプレイヤーにとって困難なものであることは、「[[ひぐらしのなく頃に>用語解説と雑学/は行#higurashino-nakukoroni]]」における同タイプの登場人物である北条沙都子も口にしている(罪滅し編終盤において、病的状態にある人物の行動を評したとき)。 &aname(cane); -''ケーン (cane)''(EP1お茶会) --杖やステッキのこと。 &aname(kekkai); -''結界(けっかい)''[宗教・魔術用語](EP3) --特定の空間を「聖なる領域」として設定し、その領域を外界の秩序や法則から切り離すための儀式魔術のこと。仏教由来の用語で後に神道や[[修験道>用語解説と雑学/さ行#shugenja]]に取り入れられた。 --領域の境界線となる場所に何かを置き結界を成すことが多い。例えば、神社の鳥居や注連縄などがそれにあたる。 --フィクションなどでは単純に「バリア」や「シールド」の意味で使われることも多い。 &aname(gekkei-ijou); -''月経異常(げっけいいじょう)''[医学用語](EP6) --第二次性徴を迎えた以降(閉経まで)の女性には,通常28日程度の周期で生理的性器出血(月経)が見られる. --月経のうち「周期が短すぎる(頻発月経:通常24日以下)」「長すぎる(稀発月経:35日以上)」「周期のぶれが激しい(不正周期月経:毎周期の幅が7日以上)」といった周期異常が見られるもの,経血量が極端に少なかったり多かったりするもの,月経継続時間が異常に短かったり長かったりするもの,妊娠していないのに月経自体が中止(3ヶ月以上)してしまうもの,極端な月経困難症を伴うものなどを月経異常と総称している. --妊娠すれば月経は停止する.したがって,それまで月経異常がなく「順調に」月経が起こっていた女性の月経が突然止まってしまえば,妊娠の可能性にすぐ気づく.しかしもとより周期異常があったり月経が欠けたりすることが頻発していた場合には,一度や二度月経が止まってもそれが妊娠を指し示すのかどうかは容易には分からない.結果として妊娠に気づくのが遅くなることがある. &aname(geppei); -''月餅(げっぺい)''[料理・飲料](EP5) --中国の伝統的なお菓子で、平べったい形をした饅頭。その形を月に見立てて「月餅」と呼ぶ。中につまってる餡は小豆やナツメの餡子が一般的。ナッツを使うものもある。 --中国では旧暦の8月15日(いわゆる「中秋の名月」の日)に、月を愛でながら、家族や親しい友人とともにに月餅を食べ、の円満を祝うという風習がある。現在は贈答品としても重宝されている。 --本場の月餅は材料に砂糖やラートを多く含むため油と糖分と脂肪分がこれでもかと詰まっている。そのため超高カロリー食品となっている &aname(celt); -''ケルト人 (Celt)''[歴史](EP2) --古代ヨーロッパに中央アジアからやって来て広まり、ヨーロッパ史のうえで重要な役割を担った民族。 --カエサルに撃退されたりキリスト教文化に取って代わられるなどしたが、英国・アイルランド・フランス(ブルターニュ)などにその人々や言語が現存している。 --ドルイド教など自然崇拝の多神教をもっており、キリスト教が支配的だった地域とは若干異なる文化を現在に至るまで有する。その文化は近年再評価を受けている。 ---ケルト文化の高い評価をもたらした顕著な例としては、アイルランドの歌手[[エンヤ:http://wmg.jp/enya/]]が挙げられる。彼女は同国のケルト系音楽をベースにした楽曲活動を行い世界的評価を受けている。「うみねこのなく頃に」オープニング音楽(志方あきこ作編曲)もアイルランドの楽器を積極的に用いるなどケルト系の雰囲気を強く持っているようだ。 &aname(gerokasu); -''ゲロカス(げろかす)''(EP5) --ゲロカス妄想の略。「grks」とも略される。元ネタはベルンカステルによる夏妃への、容赦ない赤字での罵倒から。 --意味としては、「魔法」や「召喚」による修飾のことを言う。この作品における幻想修飾は、「辛い現実を魔法で修飾することで、逃避している」ともとられることが多く、このゲロカスを多用しているとされるキャラ等は、哀れみを受けることがある。 --このゲロカスを剥がし、「真実」を明らかにすることを「ガシャーンする」と呼ぶことが多い。 --転じて、二次創作などによる、根拠に乏しい妄想などをゲロカスと呼ぶことがある。 &aname(kenjuu-yadonashi); -''拳銃宿無し(けんじゅうやどなし?)''[作品名][パロディ](EP1) --おそらくスティーブ・マックィーンがスターになるきっかけとなったアメリカのTVドラマ「拳銃無宿」("Wanted dead or alive", 1958-61、全94話)のことをもじったもの。 --「拳銃無宿」の主人公ジョッシュ・ランダルは[[ウィンチェスター>用語解説と雑学/あ行#winchester]]M1873ライフルの銃身をカットした改造ライフルを使用しており、これが格好良いとして多大な人気を博した。これ以降、銃身を切る改造ライフル(いわゆる[[ソードオフ>用語解説と雑学/さ行#sawed-off]])を主人公の名前からランダルカスタムと呼ぶようにもなる。 --本編中の様々な描写を考慮すると「拳銃宿無し」の主人公もランダルカスタムを使っていたようだ。本編に登場する「[[ウィンチェスターM1894>用語解説と雑学/あ行#winchester-M1894]]」はそのレプリカ品なのだろう。なお、M1894ライフルは「拳銃無宿」でランダルが使用していたM1873ライフルの後継である。 &aname(kenzoku); -''眷属(けんぞく)''[宗教・魔術用語](EP2) --神や仏・天などの超越的存在が従えたり使役したりしている、おもに動物の形をした者たち。また、神の使い(神使)とされる実在の動物を指すこともある。 &aname(centaurus); -''ケンタウルス座(Centaurus)''[学術用語](EP4) --南天にある明るい星座のひとつ。 --この星座を構成する星の一つであるアルファ・ケンタウリ(リギル・ケンタウルスやトリマンとも言う)は「地球からもっとも近い太陽以外の恒星」(約4.22光年)として知られる。それゆえ、SFでは「未来の地球人たちが現実的に行くことができるかもしれない別の太陽系」として良くネタに使われる。 ---作中で使われる「ケンタウルスの太陽」という言葉は、まるでこの星座が一つの恒星系であるかのような言い方を感じさせ、天文学的には違和感を感じないでもない。 &aname(kenrisho); -''権利書(けんりしょ)''[経済・社会用語](EP5) --不動産の登記が行われた際に、登記所が交付する「登記済証」の俗称。[[登記>用語解説と雑学/た行#toukibo]]を申請した/する人が登記名義人その人であることを証明するためのもの。 ---要するに、土地や住居が自分のものであるということを法的に保障してくれる書類である。 --EP5本文中にあるように、この証書さえ持っていれば、当該不動産の登記名義人としての権利を一部行使できる、大変重要な書類である。権利書は不動産の所有権が登記されたときに発行され所有者に渡されるものであって、後で再発行などはできない。権利書を紛失すると不動産の処分などに非常に手間がかかるようになるので、権利書の管理には十分注意されたい。 --TVドラマなどでは、取立て屋が借金のカタに権利書を強引に奪いとるなどというシーンが描かれることがあるが、実際には権利書だけあっても権利者以外の第三者が不動産を簡単に売り払えるわけではない。印鑑証明書が別個必要であるし、実印と権利書が同時に奪われたとしても、権利者本人が法務局にかけあえば時間はかかるかもしれないが所有権はとりかえせる。基本的に権利者本人以外が権利書を利用するには、権利者本人が正式な手続きをもって作成した「委任状」が必要なのだ --逆に言うと委任状があれば権利者でなくても不動産を売買できる。EP5本文中では蔵臼は権利書と委任状の双方を押さえられているという描写がある。かなりヤバい状況といえよう。 ~ ---- **こ [#ko] ---- &aname(goukan); -''強姦''[犯罪](EP7) --相手の合意なしで性交に及ぶこと。[[レイプ>用語解説と雑学/ら行#rape]]と同義。 &aname(kouki-queen-mondai); -''後期クイーン問題(こうきくいーんもんだい)''[ミステリー用語](EP3小冊子) --推理小説作家の法月綸太郎が『現代思想1996年2月号』に発表した『初期クイーン論』で指摘した[[本格ミステリー>用語解説と雑学/は行#honkaku-mystery]]の構造的欠陥のこと。なお、ここで言うクイーンとは、アメリカの本格推理小説黄金時代を支えた一人である推理作家エラリー・クイーンのこと。世界三大ミステリー作家の一人に数えられている。 --エラリ-・クイーンの中期から後期の作品には、小説内の[[探偵>用語解説と雑学/た行#tantei]]の調査能力を間違った方向に導く犯人が登場する。そして探偵はそれに見事に引っかかるという展開が多用されている。つまり、探偵の情報収集能力や推理力には限界があることを前提とした小説となっており、なおかつ、探偵自身がいないと物語の犯罪がおきない(=探偵こそが犯罪の元凶)という構造になっているのである。 --これらの小説の洗礼を受けた読者は「探偵が調査した情報には誤りがあるかもしれない」という衝撃的かつ当たり前の事実に気づくことになった。これ以降、フェアな[[本格ミステリー>用語解説と雑学/は行#honkaku-mystery]]を目指す作者は、読者に対して「これは正しい情報であるので疑わなくて良い」ということを作中でどうやって示すかに頭を悩ませることになった。これが後期クイーン問題の概要である。 --うみねこの赤字でさえ疑われることがある現状、後期クイーン問題の根は深いと言えるだろう。 //少し簡潔に整理してみました。 //以下、元々の記述です(2008年9月2日) //--推理小説作家の法月綸太郎が『現代思想1996年2月号』に発表した『初期クイーン論』で指摘した本格推理小説の構造的欠陥のこと。なお、ここで言うクイーンとは、アメリカの本格推理小説黄金時代を支えた一人である推理作家エラリー・クイーンのこと。世界三大ミステリー作家の一人に数えられている。 //--エラリ-・クイーンの中期から後期のの作品には、小説内の探偵の推理力を利用して誤った結論に導こうとする犯人が登場する。そして探偵はそれに見事に引っかかるという展開が多様されている。つまり、探偵の推理力には限界があることを前提とした小説となっており、なおかつ、探偵自身がいないと物語の犯罪がおきない(=探偵こそが犯罪の元凶)という構造になっているのである。 //--かつての推理小説では探偵は神の視点を持つというのが探偵が間違いを犯さないというのが「お約束」でありその不自然さには突っ込むことは無作法とされた。しかし、探偵の推理を疑うことを推理小説のゲーム性にからめた後期のクイーンの作品は探偵の神性を貶めてしまったのである。結局、「物語」という構造を持つ以上は、神ではなくただの人間である探偵の推理に「間違いは一切ない」ということを読者に伝えられない。真実であるかどうかを語れるのは物語の中の探偵でなく、物語の外にいる作者しかいないのである。このように「物語世界の中だけで真実を保障することができない」というのが後期クイーン問題の概要である。 //--これを解決する方法としては探偵を本当に人間ではなく神に近い存在にすることがある。近年の新本格ミステリでは探偵が読者と同じメタ視点をもつ存在としたり、真実を知れる超能力めいたものを使えるようにしたりするものも多い。 //--&color(black){なお、『ひぐらしのなく頃に』は探偵不在の物語であり、探偵ではなくプレイヤーが謎に挑む作品である。さらに多層世界ものなため「たった一つの真実を見つけ出すのではなく、無数にある真実の中から"理想の真実"が何かを考えることが目的」という態度を取っている。後期クイーン問題に挑むのではなく、あざ笑うように無視した作品といえる};。 &aname(koukennin); -''後見人 (こうけんにん)''[法律](EP4) --未成年者や成年被後見人を保護する者のこと。後見の対象が未成年の場合、親権者がいない時に置かれる。また親権者がいても財産管理権を喪失している場合は、財産管理を担当することになる。 --後見人には財産管理権と代理権という強い権限がある。 &aname(black-tea);&aname(koucha); -''紅茶(こうちゃ)''[料理・飲料](EP1) --お茶の一種。緑茶や烏龍茶などの他の茶類との最大の違いは、茶葉の酸化発酵が限界まで強められていることにある。そのためとても強い芳香と味わいを持つ。なお、緑茶は紅茶とは逆に茶葉の自然発酵を止める工程が入れられる。烏龍茶は紅茶と緑茶の中間で、3割~7割程度だけ茶葉を発酵させる。 --紅茶と切っても切り離せない国がイギリスである。イギリスでは大航海時代以降、中国茶が輸入され上流階級の飲み物として人気を博していたのだが、17世紀に中国が「イギリス人の嗜好にマッチした新しい輸出用のお茶を作ろう」として発明したものが紅茶なのである。紅茶は瞬く間にイギリスで人気になり、産業革命以後は生産量が増大し庶民にも普及した。現在では紅茶の消費量がもっとも多い国はイギリスである。 --イギリスにおいては紅茶はただの飲み物ではなく一つの文化である。紅茶を楽しむために茶菓子や茶器といったものが多数生み出され、紅茶をより楽しく喫するために[[お茶会>用語解説と雑学/あ行#tea-party]]という風習も生み出された。 --西洋かぶれの右代宮家では紅茶の知識は基本教養として求められるものなのであろう。EP1で紗音が紅茶の銘柄を答えられなかったのは夏妃にとっては予想以上に恥入るべきことだったのかもしれない。 &aname(kounotori); -''コウノトリ(鸛)''[生物名](EP5) --大型の水鳥。羽は白黒,くちばしは黒褐色,足は赤。コウノトリ科で,学名は '''Ciconia boyciana''' 。 --ちょうど1986年に兵庫県で国内最後の個体(飼育されていた)が死亡し,国内における繁殖野生個体群は絶滅した。その後中国などから同種を譲り受けて人工繁殖に努めているあたりは[[トキ>用語解説と雑学/た行#toki]]とよく似ている。 --ヨーロッパでは「赤ちゃんはコウノトリが運んできてくれる」という民間伝承(子供向けのたとえ話)があり、赤ちゃんを授かることのシンボルとして言及されることが多い鳥でもある。 ---ただし、この伝承で言われる「コウノトリ」は正確には亜種であるシュバシコウのことを指している(コウノトリは東アジア固有の種)。シュバシコウは子供を生み育てる時期に人家の屋根に巣を作る渡り鳥であることや、雌雄で抱卵する様子から、子宝を授ける吉鳥として見られたと言われている。 &aname(gooya); -''ゴーヤ''[食材](EP2) --沖縄料理に使われることで有名な野菜。瓜の一種であり、とても苦い。ゴーヤを使った料理では、豆腐とゴーヤを混ぜ合わせて炒めた野菜炒め「ゴーヤチャンプルー」が定番。 --ゴーヤは沖縄での固有名であり、日本語としての一般名称は「ニガウリ」もしくは「ツルレイシ」。しかし近年の沖縄料理ブームのおかげか、いまや「ゴーヤ」の名前の方が一般的である。 &aname(golden-drop); -''ゴールデンドロップ (golden drop)''[料理・飲料](EP2お茶会) --本文中にあるように、紅茶を注ぐとき、ポットから注がれる最後の一滴のこと。ベストドロップともいう。 &aname(cocytus);&aname(kokyuutosu); -''コキュートス(Cocytus)''[神話・伝説][宗教・魔術用語](EP5) --ギリシア神話において,地獄の最下層を流れる川。ダンテ「[[神曲>用語解説と雑学/さ行#shinkyoku]]」の地獄編にも登場し、もっとも罪の重い者が投げ込まれ永遠に漬け込まれる場となっている。 --神曲では、ここに[[ルシファー>用語解説と雑学/ら行#lucifer]]が下半身を氷漬けにされているとされ、その状態で地獄の王として君臨していると言う。 &aname(godai); -''五大(ごだい)''[宗教・魔術用語](EP2) --世界を構成する根源は5つであるという思想。 --ヨーロッパでは四大([[風火水土>用語解説と雑学/は行#fuukasuido]])の考えが生まれた後に「第五元素」が考えられ、そこに[[エーテル>用語解説と雑学/あ行#ether]]があてられた。エーテルは天界を構成する物質ともされ錬金術では重要な触媒とされた。特に錬金術のエーテル研究は構成の化学や物理学に影響を残している。 --古代中国では「木」「火」「土」「金」「水」の5つが宇宙の要素であるという五行説が生まれ、日本文化にも大きな影響を与えた。 --古代インド哲学の世界では「地」「水」「火」「風」「空」を「五大」と呼ぶ。これは密教などにも取り入れられ日本文化にも大きな影響を与えた。 &aname(komatsugawa-keisatsusho); -''小松川警察署(こまつがわけいさつしょ)''[地名][団体名](EP4) --モデルになっているかどうかは不明だが、東京都江戸川区松島一丁目に同名の警察署が実在する。[[公式ページ:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/7/komatsugawa/index.htm]] &aname(kochijan); -''コチジャン''[食材](EP3お茶会) --韓国の香辛料。ぶっちゃけて言うと「唐辛子入りの味噌」。ピビンバを食べるときは必需品。 --ベルンによると、[[ロシアンティー>用語解説と雑学/ら行#russian-tea]]に合うとのことだが、[[梅干紅茶>用語解説と雑学/あ行#umeboshi-tea]]が好物という彼女の舌をどこまで信じればいいのやら… &aname(kon-chiaki); -''今千秋(こんちあき)''[人名](-) --アニメ版『[[うみねこのなく頃に>用語解説と雑学/あ行#umineko-no-nakukoroni]]』の監督。アニメ版『[[ひぐらしのなく頃に>用語解説と雑学/は行#higurashi-no-nakukoroni]]』でも監督を務めた。 --自身の持ち味を「やんちゃさ」と語っており、それを体言するかのようにインタビューなどではファンに対して人を食ったような発言をすることが多い。このことから『ひぐらし』のアニメ化の際には批判的な評価を受けることが多かった人物ではあるが、「[[脚本家>用語解説と雑学/か行#kawase-toshihumi]]に説得されるまで謎解き重視の製作を訴えていた」ことなど、作品についての真摯な態度を持っていたことも伺える。 --「メガミマガジン」(学習研究社)掲載の、『うみねこ』のアニメ放映前のインタビューで 「オススメのキャラはおっぱいとおっぱちとおっぱい。たまに真里亞でツルペタきゅーん☆ でもおっぱいだけじゃない!ミステリーにファンタジーにきゅん☆な恋愛と、おいしい要素盛りだくさん! あと、原作ファンのみなさん、赤字をどう表現するかはまだナイショだよ。きひひひひ」 との発言をし、早くもファンに対して挑発的な態度をとってきている。 &aname(corned-beef); -''コンビーフ (corned beef)''[食材](EP3裏お茶会) --牛肉を塩漬けした保存食。 --日本では、牛肉以外の肉(馬肉など)が入っている場合は「ニューコンビーフ」と呼んでいた(2006年からはニューコンミート)。[[サラブレッド>用語解説と雑学/さ行#thoroughbred]]の肉を使っているという都市伝説がある。 ~ ---- [[用語解説と雑学]] [[数字>用語解説と雑学/数字]] / [[アルファベット>用語解説と雑学/アルファベット]] / [[あ行>用語解説と雑学/あ行]] / [[か行>用語解説と雑学/か行]] / [[さ行>用語解説と雑学/さ行]] / [[た行>用語解説と雑学/た行]] / [[な行>用語解説と雑学/な行]] / [[は行>用語解説と雑学/は行]] / [[ま行>用語解説と雑学/ま行]] / [[や行>用語解説と雑学/や行]] / [[ら行>用語解説と雑学/ら行]] / [[わ行>用語解説と雑学/わ行]] ----
タイムスタンプを変更しない
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-''海軍設営隊(かいぐんせつえいたい)''[軍事用語][団体名](EP7) --旧大日本帝国海軍の部隊のひとつ.隊数は太平洋戦争全期間では二百隊以上からなり、飛行場などの基地施設の造成建設や陣地造営などを行った。 &aname(kaisekai); -''下位世界(かいせかい)''[俗語](EP2) --「[[上位世界>用語解説と雑学/さ行#jyouisekai]]」(戦人とベアトリーチェが推理合戦をしている謎の空間)に対して、殺人事件の物語が語られている世界の俗称。[[2ちゃんねる>用語解説と雑学/数字#number-2channel]]のスレッドなどで使われている。 --ゲーム中ではこのような言葉は使われず、「[[ゲーム盤>用語解説と雑学/か行#gamebord]]の世界」という呼び方が多々されている。 -''回天(かいてん)''[軍事用語](EP7) --旧大日本帝国海軍が太平洋戦争中に使用した特攻兵器。人間が操縦する魚雷である。 --よく「人間魚雷」と呼ばれるが、本来人間魚雷とは「船首」部の爆薬部を相手艦艇に取り付けた後に切り離し乗組員が離脱した後に爆発させるタイプの兵器を指す。その点で「回天」は乗組員の帰還を意図しない兵器として特異である。 &aname(kaerunotsuranimizu); -''蛙の面に水 (かえるのつらにみず)''(EP5) --慣用句。蛙の顔に水をかけても平然としている様子から、どんなことをされても全く動じない人のことを言う。「何を注意されても一向に気にしない厚かましい人」というネガティブな意味で使われれることも。 &aname(kagi);&aname(key); -''鍵 (かぎ)''(EP1) --扉や物品などを他者が容易に空けられないようにする道具。[[密室>用語解説と雑学/ま行#misshitsu]]を扱う[[ミステリー>用語解説と雑学/ま行#mystery]]小説では重要不可欠な小道具であり、本作も例外ではない。 --「扉を閉めるための道具」のより原始的な形態はかんぬきのようなものとなるが、いわゆる「錠前」と「鍵」をセットにして扱う機械的な鍵は歴史的に確認できるところでは紀元前2000年頃のエジプトを最古とする。中世ヨーロッパでは「ウォード錠」が作られ、18世紀に「レバータンブラー錠」に進化、そして現在では「[[シリンダー錠>用語解説と雑学/さ行#cylinder-lock]]」が主流である。 --「円筒上の小さな棒の先端に歯のような板がついている」というアナクロなタイプの鍵(棒鍵と呼ばれる)はシリンダー錠ではなく「レバータンプラー錠」もしくは「ウォード錠」と呼ばれる錠前に使われる鍵である。レバータンプラー錠の鍵穴はいわゆる前方後円墳のような形をしているものが多く、鍵穴から向こう側を覗ける錠前はこのタイプのものである。 --鍵というものは何も物理的なものの開閉を管理するものとは限らない。例えば、コンピュータの世界では特定のユーザーだけに情報を開示するためのプログラムを「鍵」と呼ぶ。また、宗教や魔術の世界では、世界の真実はちょうど錠前で閉ざされた倉庫の中の宝物のように隠されていて、それを開くことのできる「鍵」がどこかにあるという考え方が見られるものもある。[[72柱>用語解説と雑学/数字#number-72-devils]]を[[召喚>用語解説と雑学/さ行#shoukan]]する[[グリモワール>用語解説と雑学/か行#grimoire]]を『ソロモンの小さき鍵』などと呼ぶのはその典型だろう。実際、古代世界では扉にかける鍵というものは盗賊避けという保安上の理由以上に、まじないとしての封印や、何らかの道具を用いないと動かせないといった精神的な制御の意味合いが強かったらしい。 --本作の碑文にも「鍵」なる単語がでてきており、この「鍵」が何を意味するのかという謎が碑文の解読に重要なヒントとなると多くのプレイヤーに信じられている。 --[[マスターキー>用語解説と雑学/ま行#master-key]]の項も参照。 &aname(kagu); -''家具(かぐ)''[作中用語](EP1) --右代宮家では一部の使用人たちの中で奇妙な「家具哲学」ともいえるものがあるが、人間を家具として扱うというのは「徹底した人権の剥奪」を象徴しており、SM文学などの世界では古来からスタンダードなファクターである。このジャンルの古典では、江戸川乱歩の「人間椅子」や沼正三のSF幻想小説「家畜人ヤプー」などがあげられる。 --「うみねこのなく頃に」は全年齢向け作品のためエロティックで倒錯的な描写が強調されるわけでもないのだが、使用人たちが「家具」と自称する背景に絶対従属というマゾヒズムを表している部分は強い(例としては[[登場人物-紗音>使用人#shannon]]の項参照)。また、魔女ベアトリーチェは家具を支配し徹底的にいたぶることを「愛する」と表現するシーンがあり、サディズムとしての愛が強調されているとも言える。 &aname(kakera); -''カケラ''[作中用語](EP1裏お茶会) --一部の魔女たちが認識している概念。 「異なる運命や境遇の世界」とされており、一種の平行世界のようなものとして描写される。また、カケラとは魔女と呼ばれる存在が超常の力を発揮できる空間であるが、通常の魔女は特定のカケラ世界から出ることはできないという。魔女が魔法を使うことができるカケラ世界は、その魔女の「領地」と呼ばれる。 --ベルンカステルやラムダデルダはこのカケラ世界を自由に渡り歩くことが可能な「航海者」と呼ばれる特別な魔女である。 --カケラは「カケラの海」と呼ばれる空間に浮かんでおり、鏡もしくはガラスの割れた破片のような形で比喩されている。 --『[[ひぐらしのなく頃に>用語解説と雑学/は行#higurashi-no-nakukoroni]]』でも同様の言葉が出てくる。&color(black){こちらでは無数の平行世界に遍在する古手梨花が体験した「記憶」のカケラのことであり、積み木のような形状で比喩される。また、この記憶のカケラを複数より集め、砕いたりくっつけたりして再構成することで、全く新しい記憶を作り出せる。そして同時に「その記憶が存在したはずの世界」が誕生する。この世界創世のプロセスを「カケラ紡ぎ」と呼ぶ};。 -''貸金庫(かしきんこ)''[経済・社会用語](EP4) --金融機関が貸し出す金庫のこと、有価証券 重要書類 貴重品を預けるのに使う。 --なお貸金庫は建物の中で一番堅牢で、たとえ地震で崩壊しても原型を留めるように設計した箇所に設置するため、一坪当たりのコストが高く銀行にとって無料サービスに近い。 また顧客のプライバシー優先で貸金庫に入れる物のチェックはしない。そのため素性のしっかりとした大口の顧客が優先される。 &aname(cashmere); -''カシミア (cashmere)''(EP4) --衣服に使われる高級素材。カシミアヤギの毛のことで、モンゴルやウイグル自治区が主な生産地。「カシミヤ」とも。 --毛が細く密度が高いが軽く、暖かく、上品な光沢もあり、肌触りが良い。「繊維の宝石」とまで呼ばれる高級素材である。作中にある「カシミアのマフラーで雑巾かけ」という比喩がいかに贅沢かつ無駄なことかが窺い知れよう。 &aname(gassya-n); -''ガッシャーン''[俗語](-) --2ちゃんねるのうみねこスレで、キャラ達が仲良く平和にしているSSなどが貼られたとき等に使用される。 --元ネタはEP3で、戦人が無事に二日間が終わってほしいと願った時にベアトが「終わるかよぉぉおおおおぉおッ?きっははっはっはっはははははははははははッ!!」と乱入してきたシーンの効果音から。 --追加TIPS「[[魔女達の七夕は甘くない>雛見沢村民集会2配布小冊子]]」でベルンが、本来仲良く出来ていたはずの絵羽と縁寿を険悪になるように工作したことから、ガッシャーンというのはベルンの十八番であるかのようにネタにされている。 --EP5以降は「[[ゲロカス妄想>用語解説と雑学/か行#gerokasumousou]]をはぎとり、真実の姿をさらけ出させる」という意味でも使われるようになった。 &aname(kasparov); -''カスパロフ (Kasparov)''[人名・チェス用語](EP2) --ガルリ・キモビッチ・カスパロフ(1963-)。ソ連(当時)の[[チェス>用語解説と雑学/た行#chess]]選手。1985年に当時史上最年少で世界チャンピオンとなり、その後長らくチェス界に君臨した。1986年当時はチェス界のまさに「時の人」であったことは間違いなく、金蔵・源次・南條も彼の棋譜を勉強していたことは想像に難くない。 --1997年にIBMのチェス専用コンピュータ「[[ディープ・ブルー>用語解説と雑学/た行#deep-blue]]」に敗れた(6戦で1勝2敗3引き分け)ことでも有名となってしまった。同項参照。 &aname(coupling); -''カップリング''[俗語][二次創作](-) --元来は「二つのものを組み合わせる」ことを意味する言葉だが、漫画・アニメ・ゲームなどのサブカルチャー界隈では、フィクション作品のキャラクター同士に恋愛関係をでっちあげて二次創作をつくりあげるファン活動のことを言う。 --ファン活動としてのカップリングは、作品で描かれる物語展開からは相当に無理のあるカップルが作られることもある。本来の作品では敵同士で憎しみあってるキャラ同士でも、カップリングの二次創作では恋人同士にしてしまうこともままある。優れたカップリング作品には、その無茶を読み手に十分納得させるだけの表現力や背景設定を持つものもある。 --とはいえ、基本的には作品の物語展開に準じたカップリング(公式カップリングとも呼ぶ)の方が受け入れられやすい。作品中にカップリングとなる相手が曖昧なまま放置されてるキャラがいる場合、「誰とつがいになるのが"公式"に近いか」ということでファン同士で言い争いになることもままある。 --『[[うみねこのなく頃に>用語解説と雑学/あ行#umineko-no-nakukoroni]]』のファンの中に見られるカップリングとしては、[[ジェシカノ>用語解説と雑学/さ行#jeshikano]](朱志香と嘉音)、[[ジョーシャノ>用語解説と雑学/さ行#joushano]](譲治と紗音)、[[バトマリ>用語解説と雑学/は行#batomari]](戦人と真里亞)、[[ベアバト>用語解説と雑学/は行#beabato]](ベアトリーチェと戦人)、[[エンマモ>用語解説と雑学/あ行#enmamo]](縁寿とマモン)、[[バトエン>用語解説と雑学/は行#batoen]](戦人と縁寿)、[[天縁>用語解説と雑学/あ行#amaen]](天草と縁寿)、[[ベルラム>用語解説と雑学/は行#beruramu]](ベルンカステルとラムダデルタ)、[[バトエリ>用語解説と雑学/は行#batoeri]](戦人とヱリカ)などがある。 &aname(kanon-blade); -''カノンブレード''[俗語][武器・武術](-) --EP2で登場する、嘉音の光の魔剣(?)のこと。「[[シャノンシールド>用語解説と雑学/さ行#shanon-shield]]」と同様に2ch本スレなどでの俗称であり、公式な名称は不明。 なお、外見がよく似た武器は煉獄の七姉妹や山羊の従僕らも用いることがある。 --製作スタッフによると、スターウォーズのライトサーベルを意識して演出したらしい(真相解明読本2のインタビューより) &aname(kabushiki-joujou); -''株式上場(かぶしきじょうじょう)''[経済・社会用語](EP1) --株式が証券取引所で売買されるようになること。株式公開とも。 --当該株式会社には大きな資本が入ってくる(株主から預かる)ことになるが、その分株主に対する責任も大きくなる。また、会社からみて全く見知らぬ者が株式を購入することになるので株主の把握が難しくなる。言い換えればそういった責任やリスクと引き替えに大きな資金を預かることとなる。 &aname(kabunushi-soukai); -''株主総会(かぶぬしそうかい)''[経済・社会用語](EP1) --株式会社の株主全員がメンバーとなり、会社の経営方針や重要決定事項を議論・決議する機関。日本では3月期決算の株式会社が多く、6月に大量の会社が定期株主総会を行う。 --株式にもいろいろな種類があるので一概には言えないのだが、ごく一般的には株式を多く持っている株主ほど発言力がある。 --反社会的勢力を含む何らかの団体・個人が株式を買い集めて株主総会において理不尽な要求をするといった騒ぎを総会で起こす、あるいはそのようにすると会社を脅して対価を受ける、といった問題があり、いわゆる「総会屋」問題として1980-1990年代には社会の耳目を集めたことがある。 &aname(capoeira); -''カポエィラ(capoeira)''[武器・武術](EP1) --ブラジルで行われている格闘技。 --手を地面についてのキックなど、足技に特徴を持つ。 --相手に打撃を与えずに動きを制限し圧力を加えていくことが最上とされる。そのため、見た目には二人でダンスを踊っているようにも見えることがある。 &aname(gama-no-abura); -''ガマの油(-あぶら)''(EP3) --江戸時代に売られていた軟膏。多くは馬油を原料とする。これを屋台で売る香具師、通称「ガマの油売り」が独特の口上や芸で屋台の周りに客を集める(啖呵売りや口上売りという)のが縁日や祭りの風物詩(?)である。 &aname(Camisia); -''カミシア(Camisia)''[宗教用語](EP4) --聖母マリアの物とされる「サンクタ・カミシア(Sancta Camisia 聖衣)」と思われる。876年、西フランクの国王シャルル2世がシャルトル大聖堂に贈った。「受胎告知」に聖母マリアが着ていた聖衣とされている。 &aname(kamehameha); -''カメハメハ大王(Kamehameha だいおう)''[人名](EP1) --ハワイの王(1758?-1819)。1810年にハワイ王国を建国した偉人。名前の意味は「孤独なる人」。(「カ」が人を意味し、「メハメハ」が孤独を意味する) --本文中の使い方ではNHK「みんなのうた」で流れた「南の島の''ハメハメハ''大王」(伊藤アキラ作詞・森田公一作曲)の歌詞を指しているのは確実である。 &aname(karate); -''空手 (からて)''[武器・武術](EP4) --打撃技主体の格闘技で、日本を代表する武術の一つ。「カラテ」は今やニンジャ・サムライと並んで世界的に知られた日本語であり、「海外から見た日本人のステロタイプなイメージ」の一つに空手家が挙げられるほどである。 --沖縄発祥の格闘技で明治時代に本土へ伝わった。「空手」の字は徒手空拳を使う武術という意味で本土伝来時につけられたもので、琉球王国時代は「唐手」と書かれていた。これは「中国から伝来した拳法」の意味とされ、唐手は中国拳法が沖縄で進化したものだと取る説が有力。しかし唐手は「沖縄手」と呼ばれる琉球独自の武術が進化したものという説もあり、この説では沖縄手は沖縄舞踏から派生した武術だと考えられている。 &aname(plank-of-carneades); &aname(carneades); -''カルネアデスの舟板 (Carneadesのふないた)''[書物などからの引用](EP6) --古代ギリシアの哲学者カルネアデスが提示したと伝えられる問題.「カルネアデスの板」ということも多い. --船が難破し,乗組員は全員海に放り出された.一人の乗組員Aは板につかまりなんとか浮かんでいられたが,そこにもう一人の乗組員Bが泳ぎ着いてきた.板は大きくなく,二人がつかまると板もろとも沈んでしまう.そこでAはBを突き飛ばし,結局Bを水死させてしまった. --Aは殺人罪に問われたが,裁判では無罪となった.さて、このAのような行動をどう評価するべきか?という問題である。 --現代日本の法律では,Aの行為は[[刑法37条>http://www.houko.com/00/01/M40/045.HTM#037]]の「緊急避難」に該当し,罰せられない. &aname(caloric); -''カロリック (caloric)''[学術用語](EP3) --18世紀頃の西欧で実在すると考えられていた元素。物体の温度変化を引き起こす物質とされ、日本語では「''熱素(ねつそ)''」とされる。現在ではカロリックの実在は否定されている。 --カロリック説の骨子は、熱というものの正体は物質であり、物質の温度の高低変化はその物質の出入りによって引き起こされるというものである。その物質として仮定されたのがカロリックであり、カロリックが物質に入り込むとその物質の温度が上昇し、放出されるとその物質の温度が下降するとされた。しかし実際は熱は物質ではなくエネルギーとして説明したほうが合理的であることが19世紀に[[ジュール>用語解説と雑学/さ行#joule]]やマイヤーなどの実験により明らかにされ、カロリック説は否定された。 &aname(kawase-toshihumi); -''川瀬敏文(かわせとしふみ)''[人名](-) --アニメ版『[[うみねこのなく頃に>用語解説と雑学/あ行#umineko-no-nakukoroni]]』のシリーズ構成・脚本。アニメ版『[[ひぐらしのなく頃に>用語解説と雑学/は行#higurashi-no-nakukoroni]]』でもシリーズ構成と脚本を務めた。サンライズ出身でロボットアニメの監督・演出に定評がある。特にエルドランシリーズは川瀬氏の名を知らしめた出世作である。 --[[今監督>用語解説と雑学/か行#kon-chiaki]]とは違いアニメひぐらしの批判に当たって名前が出ることはそれほど多くないが、「謎解きより猟奇シーン(インパクト)重視」の方針を打ち出し、今監督を説得したのは彼であるため、原作の雰囲気の再現を期待していた一部ファンからは地味に責任重大だと指摘する声もある。 ---フォローしておくと、川瀬氏の考え自体はアニメ製作者の意見として間違ったものではない(時間的問題とアニメというメディアの性質から、謎解きを主題にするのはあまりに難しい)。事実、ひぐらしのアニメ化の際にはインパクト重視の作風が大きな話題性を呼び、新規ファン獲得に貢献した部分も高い。 &aname(kanzen); -''完全版商法(かんぜんばんしょうほう)''[俗語](-) --既に一度販売されたゲームに追加要素を加えて再発売すること。 --元となるオリジナル版の発売からの間隔が短かくオリジナル版ユーザーに対してのアペンドディスクが無かった場合にこの用語が使われる。 ---オリジナル版ユーザーにしてみれば、騙された気分になりその上「お金を払ってのデバッグご苦労様です」との屈辱的な言葉をあびせられることになる。 &aname(kantou-daishinsai); -''関東大震災(かんとうだいしんさい)''[歴史](EP1) --1923年(大正12年)9月1日に関東地方を襲った大地震のこと。マグニチュード7.9、最大震度7。190万人が被災、10万人~14万人余が死亡あるいは行方不明となったと言われている。 --地震による被害もさることながら、火災による被害が大きかった震災でもある。地震発生時刻が午前11時58分32秒と正午直前であったため昼食の用意のために火を使っていた家屋が数多く、その結果大火災を招くことになった。当日は台風が近づいており風が強かったことも火災を広める原因となった。地震により倒壊した家屋の二倍以上が火災により焼失している。 --この震災は当時の日本を混乱状態に巻き込み、デマが飛びかい、関東の各地で暴動も起きた。その後の日本はこの震災の復興を急務とし、その結果、東京は江戸以来からの町の構造を根本から作り直されることとなった。 &aname(kanrisya-kengen); -''管理者権限''[IT用語](EP4) --[[ユーザーコード>用語解説と雑学/や行#user-code]]によって複数ユーザーを管理しているコンピュータシステムにおいて、そのシステムの全てを操作できるように設定されたユーザーのことを「管理者権限が与えられたユーザー」と呼ぶ。 --軍事や金融に関係する専用のコンピュータなどでは管理者権限はごく一部のユーザーにしか与えられないのが基本だが、ホームコンピュータ(パソコン)の市販ソフトウェアは管理者権限がないと操作できないものも多く、全てのユーザーに管理者権限が与えられているなどということも珍しくはない。 --シエスタ410に管理者権限が与えられてなかったあたり、ペンドラゴン親衛隊のセキュリティ意識は高いと見ることもできる。 ~ ---- **き [#ki] ---- &aname(kishi-shuudoushi); -''騎士修道士(きししゅうどうし)''[宗教・魔術用語][歴史](EP1) --ヨーロッパにおける十字軍運動の際に生まれた「騎士であり修道士でもある」者たちのこと。無理に日本語に訳すなら僧兵か? 聖地エルサレムへの巡礼者の防衛、援助、救護を目的として軍事活動を行い、後には異教徒排斥のための攻勢も担うようになった。 --騎士修道士は騎士修道会という団体の会員であるのが原則である。本編中で指摘される「ナチスドイツの十字章のモチーフとなった紋章を持つ」とされる騎士修道会はドイツ騎士団(Deutscher Orden)である。なお、ここでいうナチスドイツの十字章とは、ドイツ軍の識別マークである「黒十字」のことであり、ハーケンクロイツ(鉤十字)のことではない。 &aname(gisyo); -''偽書''(EP6) --うみねこ世界での「偽書」とは、後世の[[ウイッチハンター>用語解説と雑学/あ行#witch-hunter]]が書いた二次創作を「これはメッセージボトルの一通である」ようにみせかけたもののことである --一般的な意味での「偽書」とは、著作者や来歴について虚偽が混ぜられた書物のこと。単純に誰かが虚構の出来事を書いただけのものは偽書とは呼ばない。例えば虚構の出来事を記した書物を新しく作り、その書物を「これは歴史上のあの有名人が書いた本なのだ」として著者や作られた時期を偽ることで偽書となる。また、仮に真実を描いたものでも著作者や来歴を偽っていればそれは偽書となる。これはうみねこ世界でも当てはまっており、「偽書」の内容が真実であっても、それが本物のメッセージボトル作者が書いたものでない限りは偽書となるのである。 &aname(kiseki); -''奇跡はみんなが信じあわなきゃ起こせない''[作中用語][台詞・口癖][パロディ](EP1) --&color(black){『ひぐらしのなく頃に』に出てきた台詞からの引用。「ひぐらし」は奇跡を起こすために仲間が互いを信じあうということがテーマの物語であった};。 --&color(black){『うみねこのなく頃に』は奇跡を起こさせないために魔法を信じないことを貫く物語である。「ひぐらし」とはある意味で逆の構造を持つ};。 &aname(kitakaze-to-taiyou); &aname(kitakaze); -''北風と太陽(きたかぜ-たいよう)''[作品名](EP3) --[[イソップ寓話>用語解説と雑学/あ行#aesop]]のひとつ。北風と太陽が勝負をして旅人の服を脱がそうとする物語。ストーリーは以下の通り。 ---「ある日、天の上にいる北風と太陽が力比べをすることになり、『地上を歩いている旅人の上着をどちらが早くはぎとることができるか』という勝負でそれを決めることになった。北風は上着をはぎとろうとものすごい勢いで風を吹かすが、旅人は吹き飛ばされてはたまらないとかえって上着をしっかり押さえてしまった。一方太陽は北風のように力づくで上着をはぎとろうとはせず、ただ旅人を照らし続けた。すると旅人は暑さをしのぐために上着を脱ぎだした。勝負は太陽の勝ちとなった」 --この寓話に込められた教訓を一言で言うなら「押して駄目なら引いてみな」と言う諺と同じ意味である。 --この話には旅人の服ではなく帽子に変わって勝負の結果が逆になるバージョンがある。 &aname(kichiku-megane); -''鬼畜眼鏡(きちくめがね)''[作品名][パロディ](EP2) --[[Spray:http://spray.product.co.jp/index.html]] から発売された「眼鏡着脱ボーイズラブアドベンチャーゲーム」。主人公は普段は気の弱いサラリーマンの青年で「受け」属性なのだが、不思議な力を持つ眼鏡をかけることで鬼畜のような性格になり「攻め」に転ずる。「一粒で二度おいしい」「眼鏡属性好きにはたまらない設定」としてその方面では話題になった。 &aname(kinan-shissou); -''危難失踪(きなんしっそう)''[法律](EP4) --「船が沈没して行方不明」「戦地へ赴きそのまま生死不明」といった状態に陥り、生死不明の状況が続いた不在者に対する法律上の制度([[民法第30条2項>http://law.e-gov.go.jp/htmldata/M29/M29HO089.html#1000000000000000000000000000000000000000000000003000000000002000000000000000000]])。特別失踪とも呼ぶ。家庭裁判所はそういう状態が1年続いた不在者について、利害関係者の請求を受けたとき、失踪したという宣告を下すことができる。さらに同法31条により、その人は危難が去ったときに死亡したと(法律上は)見なされる。 ---[[普通失踪>用語解説と雑学/は行#futsuu-shissou]]の項目も参照。 &aname(kifu-wine); -''貴腐ワイン(きふ-)''[料理・飲料](EP2お茶会) --白ワインの一種。カビの一種を皮に感染させ独特の風味芳香をもたせた(貴腐化)ブドウを用いて作られ、非常に甘口。 &aname(gimanshi); &aname(chaff); -''欺瞞紙(ぎまんし)''[軍事用語](EP3) --チャフ(chaff)の事。旧日本軍での呼び名。 --チャフとは細かくちぎられた銀紙のことで、これを空中に散布することで敵のレーダー波を乱反射させ自分の位置を隠蔽することができる。 &aname(castling); -''キャスリング (castling)''[チェス用語/サ変動詞](EP1) --[[チェス>用語解説と雑学/た行#chess]]では原則として一手で一つの駒しか動かせないが、条件が揃えばともに初期のままの位置にいる[[キング>用語解説と雑学/か行#king]]と左右どちらかの[[ルーク>用語解説と雑学/ら行#rook]]を、一手のうちに連続で動かすことができる。メリットとしては、中央の圧力からキングを安全地帯に逃がし、ルーク同士の連携を強化できる。適切に行えばデメリットはなく、なるべくなら早期に実施したい。ポーンで中央を制圧し、マイナー・ピース(ナイトとビショップ)を展開し、その後にキャスリングを速やかに実施するのが一般的な序盤の流れである。 キングサイド(白ならば右、黒ならば左のルーク)とクイーンサイド(白ならば左、黒ならば右)の2つのキャスリングがある。キングサイド・キャスリングの方が一般的に使用例が多い。キングサイドへ行う方が1マス遠くへキングを逃がせるため、中央から遠ざけられるのみならず、端でポーンが浮く(他の駒の支援を受けていない)ことがないためである。クイーンサイドへ行うのは、流れとしてキングサイドへのキャスリングが不可能になった場合や自陣のキングサイド(白ならば右半分、黒ならば左半分)が攻められており、クイーンサイドの方が安全な場合に行われる場合が多い。 キングサイドに行う場合は、キングが2マス白ならば右、黒ならば左に移動させられる(キングサイドのルークの隣)と同時にルークを2マス左にキングを飛び越える形で移動させる。クイーンサイドに行う場合は、クイーンサイドのルーク(白ならば左、黒ならば右)をまずキングの真横にくるように3マス移動させ、同時にキングをいま移動してきたルークを飛び越える形で白ならば左に、黒ならば右に2マス移動させる。2種類のキャスリングでは共にキングとルークが一手でポジションを入れ替えるかのような移動を同時に行うが、手順としてキングとルークのどちらを先に動かすか、または終了時のポジションがどうなっているか(クイーンサイドで行う方が中央寄りになっている)の違いがある。 (キングをルーク側に2マス横に動かし、ルークはキングを飛び越える形でキングのすぐ横に移動)。一ゲーム中で各プレイヤーがそれぞれ一度しか行えないこの手がキャスリングである。 --キャスリングを行う条件は、以下の通りであり、これらの条件全てが満たされていなければならない。 (1)キング及びキャスリングを行うルークが今まで一度も動いていない(一度動き、再度もとの位置に戻ってもキャスリングの資格は失われている)。 (2)キングとキャスリングを行うルークの間に敵味方を問わず、いかなる駒も存在しない。 (3)現在キングに王手(チェック)がかかっておらず、またキャスリングを行う際にキングが移動される経路及び終了するマスに敵に駒の利きがない。 ---ちなみに、駒の移動は必ず片手で行い、キングサイドで行うならばまずキング、次にルークを、クイーンサイドで行うならばまずルーク、次にキングを動かすという作法までルールで決まっている。 --キングがルーク(城)に守られるような形になるので、「入城」とも言う。EP7でベルンカステルの「真実を語らぬ金蔵は、それ自体が城に守られたキングだけれど」というセリフがある。 ---ただしEP2裏お茶会のラムダデルタ台詞で出てくる[[ポーン>用語解説と雑学/は行#pawn]]の「入城」はおそらく[[プロモーション>用語解説と雑学/は行#promotion]](昇格)の誤りと思われる。 --本文には「白のキングはすでにキャスリングして追い詰められており」とあるが、一般論としてはキャスリングは行った方が良い手であり、またキャスリングは一部の序盤作戦を除き防御の手であり、中盤以降にキャスリングによって敵のキングを追い詰めることはありえない。明らかな誤用である。 ---好意的に解釈するなら「白のキングはすでにキャスリングして(キャスリングの権利を使用済みで。つまりキャスリングでキングを逃がすことが出来ず)追い詰められており」と読めなくもない。 --アニメ版第12話(EP3第1話)のサブタイトルとして使われている。 &aname(capslock); -''キャプスロック (CapsLock)''[IT用語](EP5) --パソコンのキーボードにある特殊なキーのこと。キャプスロックキーを押すたびに、入力する文字が大文字か小文字かに切り替わる。大文字と小文字の区別がない日本語入力においては意味がない。 &aname(gyaruo); -''ギャル男(ぎゃるお)''(EP2) --2000年代初頭に流行った男性向けのストリートファッションの一つ。派手な髪型の茶髪にメッシュ、色黒でラフな格好というのが一般的。「コギャルの男性板」という意味でギャル男と呼ばれる。稀に誤解されるが「ギャルのような女装をした男」のことではない。 &aname(gal-game); -''ギャルゲー''(EP3) --「ギャルゲーム」の略。コンピュータゲームにおいて、魅力的な女性キャラを前面に押し出したゲームのこと。 ---しかし近年ではたいていのゲームで魅力的な女性キャラが前面に押し出されていたりするので、美少女キャラとの恋愛が主テーマのゲームのことを特にギャルゲーと呼ぶことが多い。余談だが、大きいお友達しか見てはいけない物が入ってるとエロゲーに分類される。 &aname(gambit); -''ギャンビット (gambit)''[チェス用語](EP1) --[[チェス>用語解説と雑学/た行#chess]]で、[[ポーン>用語解説と雑学/は行#pawn]]等の重要度の低い駒を[[サクリファイス>用語解説と雑学/さ行#sacrifice]]に使い、それと引き換えに陣形を固める戦術を言う。 --アニメ版第13話(EP3第2話)のサブタイトルとして使われている。 &aname(iwasaki-teien); &aname(kyuu-iwasaki-teien);&aname(iwasakitei-teien); &aname(kyuu-iwasakitei-teien); -''旧岩崎邸庭園洋館(きゅういわさきていていえんようかん)''[地名](-) --東京都台東区池之端にある1896年完成の洋館。独特のドームと白い壁とが強烈な印象を与えるJ.コンドル設計の館である。ちなみに施主は三菱財閥の岩崎家。現在は、東京都管理の公園として有料で入場できる([[東京都公園協会による紹介ページ:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html]]参照)。 --本作の背景画像のうち、EP1初期のメニュー画像や礼拝堂の外観についてはこの洋館の撮影画像を元に作成されていると思われる。 &aname(kyuutai-kansetsu-ningyou); -''球体関節人形(きゅうたいかんせつにんぎょう)''(EP5) --間接部分が球体状になっており、腕や足を自由に動かすことができる人形の総称。 --19世紀に流行した磁器製の人形(ビスク・ドール)に球体関節が使われていることが多かったため、球体関節人形=アンティーク・ドールとして認識されることが多い。それゆえにゴシックカルチャーの代表的アイテムとして扱われることが多い。 --ゴシックカルチャー以外の部分では、現代的な「アクションフィギュア」にも球体関節は多用されている。 &aname(furukawa-teien); &aname(kyuu-furukawa-teien); -''旧古河庭園洋館(きゅうふるかわていえんようかん)''[地名](-) --東京都北区西ヶ原にある1917年建立の洋館。焦げ茶色の石積みとスレート葺きの屋根が独特の外観を作り出すJ.コンドル晩年作の名邸(結果的にこれが遺作となった)。陸奥宗光ゆかりの地に古河財閥が建てたこの館は、[[関東大震災>#kantou-daishinsai]]を耐え、大正期の姿を残す点でも貴重。戦後しばらく無人で荒れていたが現在は修復され、定員制限はあるものの内部見学もできる(事前申し込みが必要。[[東京都公園協会による紹介ページ:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html]]参照。ただし1階の一部は不定休の喫茶室として開放されていることがある)。また、同じくコンドル設計の西洋庭園(バラ園)の見事さも知られる。 --本作の背景画像のうち、ゲストハウス正面外観は主にこの建物の写真が元のようである。波止場から土の階段をあがってきて最初に目にする建造物として印象深い光景を提供している(ゲストハウス内部画像は[[山手の洋館>用語解説と雑学/や行#yamate-no-youkan]]のものがよく使われる)。また、バラ庭園の画像も使われている。 ---外観からは信じられないことだが、2階の多くは和室である。 &aname(maeda-koushaku-tei); &aname(kyuu-maeda-koushaku-tei); -''旧前田侯爵邸洋館(きゅうまえだこうしゃくていようかん)''[地名](-) --東京都目黒区駒場(駒場公園内)にある1929年建立の洋館。「東洋一の邸宅」と称されたというほどの豪壮な造りと華麗な内装、そして周囲の深い緑が今も保存されている。ちなみに前田侯爵とは、「加賀百万石」前田家を引き継いだ前田利為(としなり)侯爵である。2008年現在、一般の立ち入りは土日祝日のみに制限されている(事前申し込み不要、無料)。 --本作背景画像のうち屋敷外観・玄関ホール・廊下・階段などはこの邸宅の画像をもとにしていると思われ、敷き詰められた赤絨毯など屋敷本館の豪華さを演出している。なお,屋敷内部の画像の一部(厨房・食堂など)は[[山手の洋館>用語解説と雑学/や行#yamate-no-youkan]]のものも使われている。 --参考:[[目黒区の紹介ページ:http://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/shokai_rekishi/konnamachi/michi/rekishi/hokubu/kyumaeda/]] &aname(cupido); -''キューピッド (Cupido)''[神話・伝説](追加TIPS:[[ひぐらしのつどい2配布小冊子]]) --ローマ神話における愛の神。ギリシャ神話のエロースと同一視される。ローマ読みではクピードー。(「キューピッド」は英語読み) --背中に羽をつけた美少年の姿で描かれ、彼が放つ矢があたったものは激しい恋に落ちるといわれる。ヨーロッパではルネサンス期に好んで芸術題材にされ、その外観やイメージがキリスト教における[[天使>用語解説と雑学/た行#tenshi]]のイメージに影響を与えた。日本でもローマ神話のキューピッドとキリスト教の天使を混同している人は結構いるようである。 &aname(kyuuyonshiki-jidou-kenjuu); -''九四式自動拳銃(きゅうよんしきじどうけんじゅう)''[軍事用語](EP7) --旧日本軍が開発した自動拳銃のひとつ。準制式採用された1934年が皇紀でいえば2594年にあたることから名付けられた。 --拳銃の中では世界に類を見ないオリジナルな(悪く言えば珍妙な)設計となっており、現在のコレクターの間では珍銃として著名である。 &aname(kyojitu); -''虚実(きょじつ)''(-) --うそとまこと。虚構と事実。うみねこ風に言えば真実と幻想が入り交じった状態のこと。 --…という意味なのだがうみねこでは前後の文脈から見て「虚実」を「虚構」という意味で使っている。 --EP7で「虚実」は使わず「虚構」を使っている、ようやく誤用に気がついた模様。 &aname(kyojin-rentai); -''巨人連隊''[軍事用語][歴史](EP3) --EP3のベアトリーチェとワルギリアの魔法大戦シーンでベアトリーチェによって七体の巨人の兵団が[[召喚>用語解説と雑学/さ行#shoukan]]されているが、これは「[[ヴィルヘルム王>用語解説と雑学/あ行#wilhelm]]の居城を守りし・・・」という表現がでていることから、プロイセンの巨人連隊をモチーフにしていると思われる。 --巨人連隊は18世紀初頭にプロイセン王国の[[ヴィルヘルム王>用語解説と雑学/あ行#wilhelm]]が組織した近衛兵団のことである。ヴィルヘルム王の趣味で身長6フィート以上の長身の男ばかりが集められたため「巨人連隊」の名前がつけられた。「ボツダム巨人軍」とも呼ばれる。 --非常に豪奢な近衛兵団でヴィルヘルム王の威厳を誇示するものとして当時から注目された。その行進や錬兵の一糸乱れぬ華麗な様子はボツダムを訪れた各国の要人を感嘆させたというが、実際の兵力はたいしたことなく「見掛け倒し」だったらしい。 &aname(kyosuu); &aname(imaginary-number); -''虚数(きょすう)''[学術用語](EP3) --「二乗すると-1になってしまう数」を虚数単位 '''i''' といい、ふたつのゼロでない実数 '''a''' と '''b''' を用いて '''a''' + '''bi''' ないし'''bi''' の形で表される数が虚数である(一般に、ふたつの実数'''a''' と '''b''' を用いて '''a''' + '''bi''' と表現される数を複素数(complex number)と言う)。'''bi''' の形の虚数を純虚数という。 ---純虚数と虚数はよく混同される。 //数学的にはかなりおかしいのでとりあえずコメントアウトします→ --虚数は虚数単位iを使って表現される。iは「二乗すると-1になる数」と定義される。虚数は大きさというものをもたないため、虚数に対して我々が数学的に理解できる「大きさ」というものをもたせるために、虚数単位と整数を混ぜ合わせた複合式が使われる。具体的には「a + bi(a、bは整数)」という形にすることで、虚数は数学的な計算が可能な領域に取り上げられることになる、 --複素数は理学・工学分野([[波動関数>用語解説と雑学/は行#hadou-kansuu]]など)では必要不可欠な概念である。 &aname(Kyrie); -''キリエ・エレイソン (Kyrie eleison)''[宗教・魔術用語][パロディ] --登場人物の一人 右代宮霧江の名前の元ネタ(真相解明読本作者インタビューより) --元来は「主よ憐れみ給え」を意味するキリスト教用語であるが、作者はオンラインゲーム「ラグナロクオンライン」における同名スキル《キリエ・エレイソン》を元ネタにしている。ここではそちらについて解説する。 --キリエエレイソンは聖職者プリーストのスキルであり、効果は「対象にこれから与えられるダメージを一定量軽減する」というもの。予めかけておくバリアを想像すれば分かりやすい。地味ながらもパーティメンバーを危険から守るスキルとして保険的に用いられていた。 --後に上位職であるハイプリーストの強力なスキル[[アスムプティオ>用語解説と雑学/あ行#assum]]が実装されることにより日陰に追いやられることになる。アスムとキリエは同時にかけることが出来ない仕様により、キリエは滅多に用いられることがなくなってしまったのである。 --ただし特定条件下ではキリエの方が有効に働くこともあり完全な死にスキルというわけではない。玄人好みのスキルとしていぶし銀の活躍を見せる。 --これらの特徴は霧江と明日夢の関係にも反映しており、「霧江と明日夢は同時には作中には出演しない」ことを意味していると作者インタビューでは語られている。 &aname(gingatetsudou); -''銀河鉄道''[書物などからの引用](EP5) --銀河鉄道といえば宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』が有名だが、EP5でベルンがわざわざ「夜じゃない方」と言っているので、ここでは松本零士原作のSFコミック・アニメの『銀河鉄道999』のことをさしているのだろう。 --機械化された人間たちが支配階級になって生身の人間を支配している未来世界で、機械伯爵に母親を殺された少年・星野鉄郎が、機械の体をタダでくれるという機械の星に向かって、宇宙を走る機関車で旅をする物語。 --この物語の機械人たちは永遠の命を持つが、ほとんどのキャラクターたちが傍若無人な振る舞いをして、生身の人間を慰みものとしていたぶる。人間と機械化人の価値観の根源的な差は、確かにベルンがいうように『うみねこ』での人間と魔女の差に通じるものがあるだろう。 &aname(king); -''キング (King)''[チェス用語](EP1) --[[チェス>用語解説と雑学/た行#chess]]の駒の一つ。棋譜ではKで表す。十字架の載った王冠を模した形。将棋の王将のように、隣接したマス目に動ける。これを[[チェックメイト>用語解説と雑学/た行#checkmate]]されたら負けとなる。 &aname(silver-spoon); -''銀のスプーン''[歴史](EP1) --EP1で霧江が述べているように、銀のスプーンは毒に反応して曇るとされている。これは毒ならなんでも曇るというわけではなく、あくまで砒素系の毒に反応して黒ずむというだけである。中世の頃は暗殺用の毒といえば砒素であったため、銀の食器で毒を検出するという方法は暗殺を恐れる王侯貴族の間では有効であった。また、この風習はヨーロッパに限らずアジアにもあり、貴人の毒見役は銀の箸を使っていたとも語られている。 --中世~近世のヨーロッパで客への振る舞い料理に銀食器を使うことは「毒は入っていませんので安心してお召し上がりください」という意味も込められていた。紗音も機先を聞かせて銀のスプーンで配膳しておけば、「配膳している者が何が入ってるかわかっていない[[紅茶>用語解説と雑学/か行#black-tea]]なんて危なくて飲めない」という絵羽の煽りも防げただろう。 &aname(kinroku-zoukyouzai); -''筋力増強剤(きんりょくぞうきょうざい)''[医学・薬学](EP1) --筋肉を増大させる薬物の総称。筋肉増強剤とも。ステロイドホルモン類似物質を血液中に増加させいわば筋肉を「だます」ことにより通常の生理より多くの筋増量を促すタイプなどがある。正式なスポーツ大会・競技団体ではドーピング検査の対象となる。 ~ ---- **く [#ku] ---- &aname(queening-square); -''クィーニング・スクエア (queening square)''[チェス用語](アニメ) --[[チェス>用語解説と雑学/た行#chess]]用語で、ポーンがプロモーションする可能性があるマスのこと。 ---[[プロモーション>用語解説と雑学/は行#promotion]]の際にポーンが[[クィーン>用語解説と雑学/か行#queen]]に昇格することをクィーニングと呼ぶ。 --アニメ版第16話(EP3第5話)のサブタイトルとして使われている。 &aname(queen); -''クィーン (queen)''[チェス用語](EP2) --[[チェス>用語解説と雑学/た行#chess]]の駒のひとつ。ティアラの形。棋譜上ではQで表す。 --[[ルーク>用語解説と雑学/ら行#rook]]と[[ビショップ>用語解説と雑学/は行#bishop]]を合わせたように(将棋でいうと飛車と角行の合体)、前後左右斜めすべてに動ける(他の駒を飛び越えることはできないが)。動きの自由度という点では最強と言ってよい駒。 &aname(kugai-no-mashu); -''苦艾の魔酒(くがいのましゅ)''[作中用語][料理・飲料](EP1) --本文中には具体的な名前は一切出てこないが、おそらくヨーロッパ各国で作られている薬草リキュール「[[アブサン>用語解説と雑学/あ行#absinthe]]」のことであろう。苦艾については[[ニガヨモギの項>用語解説と雑学/な行#nigayomogi]]参照。 &aname(kuppuku); -''屈服(くっぷく)''[作中用語][台詞・口癖/サ変動詞](EP1) --「うみねこのなく頃に」にのプレイヤーが、この事件の全貌を魔法によるものだと認めて推理を放棄する行為のこと。ゲーム本編中で魔女ベアトリーチェが戦人に魔法を認めさせることを屈服と呼んでいることからの派生。 --ネガティブな意味にとわわれがちな言葉だが、「挑めばミステリー、屈せばファンタジー」とキャッチコピーにある通り、作者としては推理や考察にこだわらなくてもファンタジーとして楽しめる作品を目指しているとのことなので、「うみねこのなく頃に」における屈服とは推理や考察と同じく「ゲームを楽しむための態度」にすぎないというのが本来の意味である。 --だが狂信者が作品を批判した人(アンチに限らず普通に作品への不満を述べた人も含む)を罵倒するときにこの言葉を使うことが多かったため、普通のうみねこファンが使う機会はめっきり減っている。 &aname(kutsuya-no-yousei); -''靴屋の妖精(くつやのようせい)''[作中用語][書物などからの引用](EP2) --グリム童話「妖精と靴屋(原題:KHM39 Die Wichtelmanner)」に出てくる妖精(小人)のことと思われる。ストーリーは以下。 ---「正直者ゆえに貧乏の靴屋が、ある日靴を作りかけの途中で寝てしまった。しかしなぜか朝になると靴ができていた。不思議に思いながらもその靴を売ると大人気を博した。そのようなことが毎日起こり、靴屋は困窮から抜け出すことができたが、怪現象の謎について気になりだした。ある日、寝た振りをして仕事場を見張っていたら、なんと夜中に裸の小人たちがやってきて、素晴らしい靴を作ってくれていたのだ。靴屋はこれに感謝し、礼をするために小人サイズの服や靴をつくってあげて仕事場においておいた。その日の夜、小人たちはそれを見つけ、これが靴屋の礼ということに気づき、小人は大喜びしてそれをいただき、靴屋のもとを去って行った。」 --実はこの物語は、魔法を使う小人の冒険を記した本当は三つの短編によって構成されており、日本で有名な靴屋の話はその第一話である。 ---なお、二話目は「ある家の女給が小人に名付け親になってくれと頼まれて彼らの住みかの洞窟で三日をすごすが、洞窟から出ると七年たっており、女給の縁者は死んでいた」というもの。三話は「小人がいたずらである女性の赤ん坊を盗み、鬼子ととりかえる。鬼子を追い払うには鬼子を笑わせればいいということで、赤ん坊の母親は卵の殻でお湯を沸かし始める。それを見た鬼子は大笑いし、小人たちは赤ん坊を返す」というものである --ヨーロッパでは、妖精であるレプラコーンが靴屋であるともされ、しばしば仲間のための靴を作ると言われている。また、家に住まう妖精であるブラウニーは家人の知らない間に家の用事を行ってくれると言われている。 &aname(kubi-no-lympha); -''首のリンパ腺が異様に痒くなって掻き破ってしまうような奇病''[台詞・口癖][医学・薬学][パロディ](EP1) --EP1にて、戦人が紗音の胸を触ろうとするセクハラジョークの最中に出てきた言葉。元ネタは、&COLOR(BLACK){『ひぐらしのなく頃に』に出てきた奇病「雛見沢症候群」。戦人は最近『ひぐらしのなく頃に』の小説版を読んでいるらしいのでその影響だろう。}; --&COLOR(BLACK){ひぐらし作中での怪死の原因がこのような未知の奇病であり、なおかつその奇病を人為的に起こすことができる未知の毒物を犯人が使っていたという真相は、ノックスの十戒の第4項、およびヴァン・ダインの二十則の第20項を完全に無視していたため、一部の本格ミステリーファンに批判されたこともある};。 &aname(christie); -''クリスティ (Christie)''[人名][ミステリー用語](EP2) --イギリスの有名な女流推理作家、アガサ・クリスティ(1890-1976)のことと思われる。「[[本格ミステリー>用語解説と雑学/は行#honkaku]]界の女王」「聖書とシェイクスピアの次に多く読まれた作家」とすら言われるほどのベストセラー作者である。世界三大ミステリー作家の一人として数えられている。代表作は『[[そして誰もいなくなった>用語解説と雑学/さ行#soshite-daremo-inakunatta]]』『ABC殺人事件』『オリエント急行殺人事件』など。 --1920年代~1930年代のいわゆる「本格ミステリー黄金時代」に活躍した人物の一人だが、ミステリーのフェア/アンフェア性ついて保守的な風潮が強かった当時にしては破格なほどに挑戦的なトリックの作品を多く書いている。また、突き詰めると「ただの殺人パズル」になりがちだった本格ミステリー系の作品にロマンス要素などを含む様々なエンターティメント性を盛り込んだ急先鋒であり、以後の本格ミステリー小説のあり方に大きな影響を与えた。しかしこれらの革新的な作風は。[[ヴァンダイン>用語解説と雑学/あ行#van-dine]]など当時の保守派からの批判の声もあった。 --クリスティが創造した名探偵は数多く、エルキュール・ポアロ、ミス・マープル、トミーとタペンスなどが知られている。 &aname(crirical-hit); -''クリティカルヒット (critical hit)''[武器・武術](EP4) --「致命的命中」のこと。敵対する相手との戦闘行為の際、自身のなんらかの攻撃が敵の急所などに命中することで、敵に最大級のダメージを与えることができた状態を言う。 --ロールプレイングゲームで良く使われる。ドラゴンクエストで使われた「かいしんのいちげき」という日本語訳の方が日本では馴染み深いかも? --ゲームでこの言葉の知名度が増したことから格闘技などでも相手を一撃で悶絶させるような有効打に対して「クリティカルヒット」という言葉が使う人も出てきている。 &aname(grimoire); -''グリモワール (grimoire)''[宗教・魔術用語](EP1) --魔術書・魔導書・呪術書のこと。召喚のマニュアルでもある。[[72柱>用語解説と雑学/数字#number-72-devils]]の容姿・召喚法(魔法円・護符・呪文など)などをあまねく紹介し、悪魔事典としての性格も強くもつ「ゴエティア」(「ソロモンの小さき鍵」第一部)などが著名。 &aname(gretel); -''グレーテル (Gretel)''[人名](EP4) --魔女エンジェがEP4で戦人に対して名乗った偽名。 --元ネタはグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」(Hänsel und Gretel, KHM 15)に出てくる登場人物と思われる。 --ヘンゼル(兄)とグレーテル(妹)の兄妹は口減らしのために母親に森で捨てられてしまい、森の中にある魔女に騙されてお菓子の家に誘われ、魔女に閉じ込められてしまう。しかし知恵と機転を利かして魔女を殺して脱出し、魔女の館にあった財宝を奪い実家に帰還するというのが、「ヘンゼルとグレーテル」の物語である。魔女に閉じ込められた兄妹が二人で実家に帰るというところは縁寿の望む夢そのものといえるだろう --むしろここまでストレートなネーミングでもグレーテルの正体が縁寿だと気づかない戦人のお約束に乾杯 &aname(gremlin); -''グレムリン (Gremlin)''[神話・伝説](EP3) --機械にとりついてイタズラをするといわれる妖精。グレムリンの伝説は20世紀になってから生まれたものであり、第一次世界大戦の頃にイギリスの戦闘機載りが突然飛行機の挙動がおかしくなる謎の現象のことを妖精の仕業として語り伝えたのが起源といわれている。 --現在でも機械の原因不明の不調のことを「グレムリン・エフェクト」と呼ぶが、これはこのグレムリンの伝説が語源である。 &aname(closed-circle); -''クローズドサークル (closed circle)''[ミステリー用語](EP3) --推理小説の舞台設定の一つで「外部との連絡や交通が遮断された閉鎖空間」のこと。代表的なクローズドサークルには「嵐に襲われた孤島の洋館」や「吹雪に襲われた雪山の山荘」などがある。 --クローズドサークルで連続殺人事件が起こると警察に救出を求めに行くことが出来なくなる。そのため、民間人の探偵が警察を差し置いて殺人事件の解決をする理由づけとなる。 --携帯電話がある現代を舞台にする推理小説では、クローズドサークルものを作るのにも様々な苦労があるようだ。 &aname(cross-counter); -''クロスカウンター (cross counter)''[武器・武術][パロディ](EP4) --ボクシングの技の一つ。相手のパンチを避けながら相手の顔に自分のパンチを当てる方法。腕が交差するためこう呼ばれる。 --梶原一騎先生(原作)、ちばてつや先生(作画)の往年の名作「あしたのジョー」のパロディーで、一般的にカウンターパンチが通常のパンチの2倍以上の威力があるということは知られているが、クロスカウンターが4倍、ダブルカウンターが8倍、トリプルカウンターが12倍というのは原作者の創作であって、何の根拠もない。[[ウォーズマン理論>用語解説と雑学/あ行#warsman-theory]]をふまえたパロディとしてとらえるべきかもしれない。 &aname(cross-stitch); -''クロスステッチ (cross stitch)''(EP3) --手芸の種類の一つ。布に同じ大きさの×印の縫い取りをひたすら格子状に並べて図案を表現するというもの。 ---余談だが、昔のファミコンのドット絵は良くクロスステッチに例えられていた。 一方でこれを逆手にとってアイコンやドット絵の雰囲気を強く打ち出す作風の刺繍作家も現れている。 &aname(kuro-majutsu); -''黒魔術(くろまじゅつ)''[宗教・魔術用語](EP1) --一般的な用語としては「呪術」に近い。より広くは、邪術を意味するなど、さまざまな文脈でさまざまな意味で使われる。 --本作では、自らの欲望を達成するために行われる魔術の意味で使われている。 &aname(croissant); -''クロワッサン (Croissant)''[料理・飲料](EP4) --フランスで作られたパンの一つ。バターを多く使った三日月型のパンで、サクサクとした食感が特徴。ホテルの朝食バイキングの定番メニュー。 &aname(gungnir); -''グングニル (Gungnir)''[神話・伝説][武器・武術](EP3) --北欧神話の主神[[オーディン>用語解説と雑学/あ行#odin]]が所有する槍。[[イヴァルディの息子>用語解説と雑学/あ行#ivaldi]]たちによって鍛えられた。柄はトネリコの木で出来ており、穂先には[[ルーン>用語解説と雑学/ら行#runic-alphabet]]が刻まれているとも言われる。グーングニル、グングニールなどとも表記される。 --グングニルを投げつけられた敵は避けることがかなわず、敵を貫いたあと持ち手の元に戻ってくるという万能武器である。 ~ ---- **け [#ke] ---- &aname(keiji-soshou); -''刑事訴訟''(けいじそしょう)[経済・社会用語](EP5) --何らかの紛争に対し、国家の司法権をもちいて強制的に紛争を解決すること,あるいはその仕組みを訴訟というが、そのうち犯罪を犯したと思料される人に国家が何らかの刑罰を与えるか否かという紛争に関するものを刑事訴訟という。 --訴訟にはほかに「民事訴訟」「行政訴訟」「憲法訴訟」がある(日本では)が、普通訴訟という言葉で想起されるのはこの刑事訴訟(国vs容疑者)と民事訴訟(人vs人)であろう(ここでいう「人」には「法人」も含まれる)。 &aname(keiji-kokuhatsu); -''刑事告発''(けいじこくはつ)[経済・社会用語/サ変動詞](EP5) --なんらかの出来事で、被害者でない第三者が、特定の人(法人を含む)の犯罪を申し立て処罰を求める意思表示のこと([http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO131.html#1000000000000000000000000000000000000000000000023900000000000000000000000000000 刑事訴訟法239条] 法律用語としては単に「告発」という)。被害者がそれを行う場合は告訴という([http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO131.html#1000000000000000000000000000000000000000000000023000000000000000000000000000000 刑事訴訟法230条] )。 &aname(keisei-baraen);&aname(keisei-rose-garden); -''京成バラ園''(けいせいばらえん)[地名](-) --千葉県八千代市にあり,京成バラ園芸株式会社が運営する大規模な西洋式庭園。雑木林に囲まれた広大な敷地に900種の薔薇が咲き誇るほか、季節の草花を楽しめる。[[公式サイト>http://www.keiseirose.co.jp/garden/]] --本作中の背景画像に使われた場所であると思われる。具体的には、薔薇庭園の東屋(EP1から)、ベアトリーチェとマリアの黄金郷(EP4)のシーンである。 --園内では、[[ジャパンコスプレフェスティバル>http://takama.ne.jp/jcf/]]の大会が行われることがある。 &aname(gatekeeper); -''ゲートキーパー(gatekeeper)''[IT用語](EP4) --本来は「門番」を意味する英語。IT用語としてはネットワークを介した通信において、情報の内容をチェックするプログラムもしくはサーバのことを言う。 &aname(gamebord); -''ゲーム盤''[作中用語](EP1裏お茶会) --「うみねこのなく頃に」では、各エピソードにおいて六軒島の殺人事件が全く別の経過を見せて語られる。この理由について作中の魔法理論では「各エピソードの物語は、[[上層界>用語解説と雑学/さ行#jyousoukai]]の魔女ベアトリーチェが用意したゲーム盤上で行われているゲームであり、ゲームのすすめ方によって物語は変化するため」と解説している --ゆえに、上層界の魔女たちはゲーム盤で右往左往する登場人物たちを「駒」と呼び、人権を認めず見下すことも多々ある。「フィクションの登場人物は架空の存在なのだから表現の自由のもとに何をやっても許される」という考え方があるが、「うみねこのなく頃に」では、上層界の魔女というフィクションの登場人物たち自身がそういう認識を持っているといえる &aname(game-theory);&aname(theory-of-games); -''ゲーム理論(-りろん)''[学術用語](EP1) --複数の主体がかかわる状況でそれぞれの主体がどのような意志決定を行うか、そしてその結果どんな状態が生じるかなどについて研究する学問分野。数学の一分野とされるが、経済学、オペレーションズ・リサーチ(OR)、心理学、社会学など非常に幅広い分野とかかわりをもつ。 --発達したのは20世紀後半からと、若い学問である。フォン・ノイマンのミニマックス定理の証明やオスカー・モルゲンシュテルンらの「ゲームの理論と経済行動」出版(1944年)がその始まりとされる。 --経済学(とくに行動経済学)がそうであるように、近年では不完全な情報での推論・ベストの手を打ってくるとは限らない相手・きまぐれや間違い:-)による不可解な手などを組み込んだ理論も組み立てられている。が,1986年当時は霧江の言うような状況だったのかもしれない。 ---ちなみに、戦う相手の思考に予期せぬノイズが混じる状態が、相手の思考を読み切って自分の手を決めるタイプのプレイヤーにとって困難なものであることは、「[[ひぐらしのなく頃に>用語解説と雑学/は行#higurashino-nakukoroni]]」における同タイプの登場人物である北条沙都子も口にしている(罪滅し編終盤において、病的状態にある人物の行動を評したとき)。 &aname(cane); -''ケーン (cane)''(EP1お茶会) --杖やステッキのこと。 &aname(kekkai); -''結界(けっかい)''[宗教・魔術用語](EP3) --特定の空間を「聖なる領域」として設定し、その領域を外界の秩序や法則から切り離すための儀式魔術のこと。仏教由来の用語で後に神道や[[修験道>用語解説と雑学/さ行#shugenja]]に取り入れられた。 --領域の境界線となる場所に何かを置き結界を成すことが多い。例えば、神社の鳥居や注連縄などがそれにあたる。 --フィクションなどでは単純に「バリア」や「シールド」の意味で使われることも多い。 &aname(gekkei-ijou); -''月経異常(げっけいいじょう)''[医学用語](EP6) --第二次性徴を迎えた以降(閉経まで)の女性には,通常28日程度の周期で生理的性器出血(月経)が見られる. --月経のうち「周期が短すぎる(頻発月経:通常24日以下)」「長すぎる(稀発月経:35日以上)」「周期のぶれが激しい(不正周期月経:毎周期の幅が7日以上)」といった周期異常が見られるもの,経血量が極端に少なかったり多かったりするもの,月経継続時間が異常に短かったり長かったりするもの,妊娠していないのに月経自体が中止(3ヶ月以上)してしまうもの,極端な月経困難症を伴うものなどを月経異常と総称している. --妊娠すれば月経は停止する.したがって,それまで月経異常がなく「順調に」月経が起こっていた女性の月経が突然止まってしまえば,妊娠の可能性にすぐ気づく.しかしもとより周期異常があったり月経が欠けたりすることが頻発していた場合には,一度や二度月経が止まってもそれが妊娠を指し示すのかどうかは容易には分からない.結果として妊娠に気づくのが遅くなることがある. &aname(geppei); -''月餅(げっぺい)''[料理・飲料](EP5) --中国の伝統的なお菓子で、平べったい形をした饅頭。その形を月に見立てて「月餅」と呼ぶ。中につまってる餡は小豆やナツメの餡子が一般的。ナッツを使うものもある。 --中国では旧暦の8月15日(いわゆる「中秋の名月」の日)に、月を愛でながら、家族や親しい友人とともにに月餅を食べ、の円満を祝うという風習がある。現在は贈答品としても重宝されている。 --本場の月餅は材料に砂糖やラートを多く含むため油と糖分と脂肪分がこれでもかと詰まっている。そのため超高カロリー食品となっている &aname(celt); -''ケルト人 (Celt)''[歴史](EP2) --古代ヨーロッパに中央アジアからやって来て広まり、ヨーロッパ史のうえで重要な役割を担った民族。 --カエサルに撃退されたりキリスト教文化に取って代わられるなどしたが、英国・アイルランド・フランス(ブルターニュ)などにその人々や言語が現存している。 --ドルイド教など自然崇拝の多神教をもっており、キリスト教が支配的だった地域とは若干異なる文化を現在に至るまで有する。その文化は近年再評価を受けている。 ---ケルト文化の高い評価をもたらした顕著な例としては、アイルランドの歌手[[エンヤ:http://wmg.jp/enya/]]が挙げられる。彼女は同国のケルト系音楽をベースにした楽曲活動を行い世界的評価を受けている。「うみねこのなく頃に」オープニング音楽(志方あきこ作編曲)もアイルランドの楽器を積極的に用いるなどケルト系の雰囲気を強く持っているようだ。 &aname(gerokasu); -''ゲロカス(げろかす)''(EP5) --ゲロカス妄想の略。「grks」とも略される。元ネタはベルンカステルによる夏妃への、容赦ない赤字での罵倒から。 --意味としては、「魔法」や「召喚」による修飾のことを言う。この作品における幻想修飾は、「辛い現実を魔法で修飾することで、逃避している」ともとられることが多く、このゲロカスを多用しているとされるキャラ等は、哀れみを受けることがある。 --このゲロカスを剥がし、「真実」を明らかにすることを「ガシャーンする」と呼ぶことが多い。 --転じて、二次創作などによる、根拠に乏しい妄想などをゲロカスと呼ぶことがある。 &aname(kenjuu-yadonashi); -''拳銃宿無し(けんじゅうやどなし?)''[作品名][パロディ](EP1) --おそらくスティーブ・マックィーンがスターになるきっかけとなったアメリカのTVドラマ「拳銃無宿」("Wanted dead or alive", 1958-61、全94話)のことをもじったもの。 --「拳銃無宿」の主人公ジョッシュ・ランダルは[[ウィンチェスター>用語解説と雑学/あ行#winchester]]M1873ライフルの銃身をカットした改造ライフルを使用しており、これが格好良いとして多大な人気を博した。これ以降、銃身を切る改造ライフル(いわゆる[[ソードオフ>用語解説と雑学/さ行#sawed-off]])を主人公の名前からランダルカスタムと呼ぶようにもなる。 --本編中の様々な描写を考慮すると「拳銃宿無し」の主人公もランダルカスタムを使っていたようだ。本編に登場する「[[ウィンチェスターM1894>用語解説と雑学/あ行#winchester-M1894]]」はそのレプリカ品なのだろう。なお、M1894ライフルは「拳銃無宿」でランダルが使用していたM1873ライフルの後継である。 &aname(kenzoku); -''眷属(けんぞく)''[宗教・魔術用語](EP2) --神や仏・天などの超越的存在が従えたり使役したりしている、おもに動物の形をした者たち。また、神の使い(神使)とされる実在の動物を指すこともある。 &aname(centaurus); -''ケンタウルス座(Centaurus)''[学術用語](EP4) --南天にある明るい星座のひとつ。 --この星座を構成する星の一つであるアルファ・ケンタウリ(リギル・ケンタウルスやトリマンとも言う)は「地球からもっとも近い太陽以外の恒星」(約4.22光年)として知られる。それゆえ、SFでは「未来の地球人たちが現実的に行くことができるかもしれない別の太陽系」として良くネタに使われる。 ---作中で使われる「ケンタウルスの太陽」という言葉は、まるでこの星座が一つの恒星系であるかのような言い方を感じさせ、天文学的には違和感を感じないでもない。 &aname(kenrisho); -''権利書(けんりしょ)''[経済・社会用語](EP5) --不動産の登記が行われた際に、登記所が交付する「登記済証」の俗称。[[登記>用語解説と雑学/た行#toukibo]]を申請した/する人が登記名義人その人であることを証明するためのもの。 ---要するに、土地や住居が自分のものであるということを法的に保障してくれる書類である。 --EP5本文中にあるように、この証書さえ持っていれば、当該不動産の登記名義人としての権利を一部行使できる、大変重要な書類である。権利書は不動産の所有権が登記されたときに発行され所有者に渡されるものであって、後で再発行などはできない。権利書を紛失すると不動産の処分などに非常に手間がかかるようになるので、権利書の管理には十分注意されたい。 --TVドラマなどでは、取立て屋が借金のカタに権利書を強引に奪いとるなどというシーンが描かれることがあるが、実際には権利書だけあっても権利者以外の第三者が不動産を簡単に売り払えるわけではない。印鑑証明書が別個必要であるし、実印と権利書が同時に奪われたとしても、権利者本人が法務局にかけあえば時間はかかるかもしれないが所有権はとりかえせる。基本的に権利者本人以外が権利書を利用するには、権利者本人が正式な手続きをもって作成した「委任状」が必要なのだ --逆に言うと委任状があれば権利者でなくても不動産を売買できる。EP5本文中では蔵臼は権利書と委任状の双方を押さえられているという描写がある。かなりヤバい状況といえよう。 ~ ---- **こ [#ko] ---- &aname(goukan); -''強姦''[犯罪](EP7) --相手の合意なしで性交に及ぶこと。[[レイプ>用語解説と雑学/ら行#rape]]と同義。 &aname(kouki-queen-mondai); -''後期クイーン問題(こうきくいーんもんだい)''[ミステリー用語](EP3小冊子) --推理小説作家の法月綸太郎が『現代思想1996年2月号』に発表した『初期クイーン論』で指摘した[[本格ミステリー>用語解説と雑学/は行#honkaku-mystery]]の構造的欠陥のこと。なお、ここで言うクイーンとは、アメリカの本格推理小説黄金時代を支えた一人である推理作家エラリー・クイーンのこと。世界三大ミステリー作家の一人に数えられている。 --エラリ-・クイーンの中期から後期の作品には、小説内の[[探偵>用語解説と雑学/た行#tantei]]の調査能力を間違った方向に導く犯人が登場する。そして探偵はそれに見事に引っかかるという展開が多用されている。つまり、探偵の情報収集能力や推理力には限界があることを前提とした小説となっており、なおかつ、探偵自身がいないと物語の犯罪がおきない(=探偵こそが犯罪の元凶)という構造になっているのである。 --これらの小説の洗礼を受けた読者は「探偵が調査した情報には誤りがあるかもしれない」という衝撃的かつ当たり前の事実に気づくことになった。これ以降、フェアな[[本格ミステリー>用語解説と雑学/は行#honkaku-mystery]]を目指す作者は、読者に対して「これは正しい情報であるので疑わなくて良い」ということを作中でどうやって示すかに頭を悩ませることになった。これが後期クイーン問題の概要である。 --うみねこの赤字でさえ疑われることがある現状、後期クイーン問題の根は深いと言えるだろう。 //少し簡潔に整理してみました。 //以下、元々の記述です(2008年9月2日) //--推理小説作家の法月綸太郎が『現代思想1996年2月号』に発表した『初期クイーン論』で指摘した本格推理小説の構造的欠陥のこと。なお、ここで言うクイーンとは、アメリカの本格推理小説黄金時代を支えた一人である推理作家エラリー・クイーンのこと。世界三大ミステリー作家の一人に数えられている。 //--エラリ-・クイーンの中期から後期のの作品には、小説内の探偵の推理力を利用して誤った結論に導こうとする犯人が登場する。そして探偵はそれに見事に引っかかるという展開が多様されている。つまり、探偵の推理力には限界があることを前提とした小説となっており、なおかつ、探偵自身がいないと物語の犯罪がおきない(=探偵こそが犯罪の元凶)という構造になっているのである。 //--かつての推理小説では探偵は神の視点を持つというのが探偵が間違いを犯さないというのが「お約束」でありその不自然さには突っ込むことは無作法とされた。しかし、探偵の推理を疑うことを推理小説のゲーム性にからめた後期のクイーンの作品は探偵の神性を貶めてしまったのである。結局、「物語」という構造を持つ以上は、神ではなくただの人間である探偵の推理に「間違いは一切ない」ということを読者に伝えられない。真実であるかどうかを語れるのは物語の中の探偵でなく、物語の外にいる作者しかいないのである。このように「物語世界の中だけで真実を保障することができない」というのが後期クイーン問題の概要である。 //--これを解決する方法としては探偵を本当に人間ではなく神に近い存在にすることがある。近年の新本格ミステリでは探偵が読者と同じメタ視点をもつ存在としたり、真実を知れる超能力めいたものを使えるようにしたりするものも多い。 //--&color(black){なお、『ひぐらしのなく頃に』は探偵不在の物語であり、探偵ではなくプレイヤーが謎に挑む作品である。さらに多層世界ものなため「たった一つの真実を見つけ出すのではなく、無数にある真実の中から"理想の真実"が何かを考えることが目的」という態度を取っている。後期クイーン問題に挑むのではなく、あざ笑うように無視した作品といえる};。 &aname(koukennin); -''後見人 (こうけんにん)''[法律](EP4) --未成年者や成年被後見人を保護する者のこと。後見の対象が未成年の場合、親権者がいない時に置かれる。また親権者がいても財産管理権を喪失している場合は、財産管理を担当することになる。 --後見人には財産管理権と代理権という強い権限がある。 &aname(black-tea);&aname(koucha); -''紅茶(こうちゃ)''[料理・飲料](EP1) --お茶の一種。緑茶や烏龍茶などの他の茶類との最大の違いは、茶葉の酸化発酵が限界まで強められていることにある。そのためとても強い芳香と味わいを持つ。なお、緑茶は紅茶とは逆に茶葉の自然発酵を止める工程が入れられる。烏龍茶は紅茶と緑茶の中間で、3割~7割程度だけ茶葉を発酵させる。 --紅茶と切っても切り離せない国がイギリスである。イギリスでは大航海時代以降、中国茶が輸入され上流階級の飲み物として人気を博していたのだが、17世紀に中国が「イギリス人の嗜好にマッチした新しい輸出用のお茶を作ろう」として発明したものが紅茶なのである。紅茶は瞬く間にイギリスで人気になり、産業革命以後は生産量が増大し庶民にも普及した。現在では紅茶の消費量がもっとも多い国はイギリスである。 --イギリスにおいては紅茶はただの飲み物ではなく一つの文化である。紅茶を楽しむために茶菓子や茶器といったものが多数生み出され、紅茶をより楽しく喫するために[[お茶会>用語解説と雑学/あ行#tea-party]]という風習も生み出された。 --西洋かぶれの右代宮家では紅茶の知識は基本教養として求められるものなのであろう。EP1で紗音が紅茶の銘柄を答えられなかったのは夏妃にとっては予想以上に恥入るべきことだったのかもしれない。 &aname(kounotori); -''コウノトリ(鸛)''[生物名](EP5) --大型の水鳥。羽は白黒,くちばしは黒褐色,足は赤。コウノトリ科で,学名は '''Ciconia boyciana''' 。 --ちょうど1986年に兵庫県で国内最後の個体(飼育されていた)が死亡し,国内における繁殖野生個体群は絶滅した。その後中国などから同種を譲り受けて人工繁殖に努めているあたりは[[トキ>用語解説と雑学/た行#toki]]とよく似ている。 --ヨーロッパでは「赤ちゃんはコウノトリが運んできてくれる」という民間伝承(子供向けのたとえ話)があり、赤ちゃんを授かることのシンボルとして言及されることが多い鳥でもある。 ---ただし、この伝承で言われる「コウノトリ」は正確には亜種であるシュバシコウのことを指している(コウノトリは東アジア固有の種)。シュバシコウは子供を生み育てる時期に人家の屋根に巣を作る渡り鳥であることや、雌雄で抱卵する様子から、子宝を授ける吉鳥として見られたと言われている。 &aname(gooya); -''ゴーヤ''[食材](EP2) --沖縄料理に使われることで有名な野菜。瓜の一種であり、とても苦い。ゴーヤを使った料理では、豆腐とゴーヤを混ぜ合わせて炒めた野菜炒め「ゴーヤチャンプルー」が定番。 --ゴーヤは沖縄での固有名であり、日本語としての一般名称は「ニガウリ」もしくは「ツルレイシ」。しかし近年の沖縄料理ブームのおかげか、いまや「ゴーヤ」の名前の方が一般的である。 &aname(golden-drop); -''ゴールデンドロップ (golden drop)''[料理・飲料](EP2お茶会) --本文中にあるように、紅茶を注ぐとき、ポットから注がれる最後の一滴のこと。ベストドロップともいう。 &aname(cocytus);&aname(kokyuutosu); -''コキュートス(Cocytus)''[神話・伝説][宗教・魔術用語](EP5) --ギリシア神話において,地獄の最下層を流れる川。ダンテ「[[神曲>用語解説と雑学/さ行#shinkyoku]]」の地獄編にも登場し、もっとも罪の重い者が投げ込まれ永遠に漬け込まれる場となっている。 --神曲では、ここに[[ルシファー>用語解説と雑学/ら行#lucifer]]が下半身を氷漬けにされているとされ、その状態で地獄の王として君臨していると言う。 &aname(godai); -''五大(ごだい)''[宗教・魔術用語](EP2) --世界を構成する根源は5つであるという思想。 --ヨーロッパでは四大([[風火水土>用語解説と雑学/は行#fuukasuido]])の考えが生まれた後に「第五元素」が考えられ、そこに[[エーテル>用語解説と雑学/あ行#ether]]があてられた。エーテルは天界を構成する物質ともされ錬金術では重要な触媒とされた。特に錬金術のエーテル研究は構成の化学や物理学に影響を残している。 --古代中国では「木」「火」「土」「金」「水」の5つが宇宙の要素であるという五行説が生まれ、日本文化にも大きな影響を与えた。 --古代インド哲学の世界では「地」「水」「火」「風」「空」を「五大」と呼ぶ。これは密教などにも取り入れられ日本文化にも大きな影響を与えた。 &aname(komatsugawa-keisatsusho); -''小松川警察署(こまつがわけいさつしょ)''[地名][団体名](EP4) --モデルになっているかどうかは不明だが、東京都江戸川区松島一丁目に同名の警察署が実在する。[[公式ページ:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/7/komatsugawa/index.htm]] &aname(kochijan); -''コチジャン''[食材](EP3お茶会) --韓国の香辛料。ぶっちゃけて言うと「唐辛子入りの味噌」。ピビンバを食べるときは必需品。 --ベルンによると、[[ロシアンティー>用語解説と雑学/ら行#russian-tea]]に合うとのことだが、[[梅干紅茶>用語解説と雑学/あ行#umeboshi-tea]]が好物という彼女の舌をどこまで信じればいいのやら… &aname(kon-chiaki); -''今千秋(こんちあき)''[人名](-) --アニメ版『[[うみねこのなく頃に>用語解説と雑学/あ行#umineko-no-nakukoroni]]』の監督。アニメ版『[[ひぐらしのなく頃に>用語解説と雑学/は行#higurashi-no-nakukoroni]]』でも監督を務めた。 --自身の持ち味を「やんちゃさ」と語っており、それを体言するかのようにインタビューなどではファンに対して人を食ったような発言をすることが多い。このことから『ひぐらし』のアニメ化の際には批判的な評価を受けることが多かった人物ではあるが、「[[脚本家>用語解説と雑学/か行#kawase-toshihumi]]に説得されるまで謎解き重視の製作を訴えていた」ことなど、作品についての真摯な態度を持っていたことも伺える。 --「メガミマガジン」(学習研究社)掲載の、『うみねこ』のアニメ放映前のインタビューで 「オススメのキャラはおっぱいとおっぱちとおっぱい。たまに真里亞でツルペタきゅーん☆ でもおっぱいだけじゃない!ミステリーにファンタジーにきゅん☆な恋愛と、おいしい要素盛りだくさん! あと、原作ファンのみなさん、赤字をどう表現するかはまだナイショだよ。きひひひひ」 との発言をし、早くもファンに対して挑発的な態度をとってきている。 &aname(corned-beef); -''コンビーフ (corned beef)''[食材](EP3裏お茶会) --牛肉を塩漬けした保存食。 --日本では、牛肉以外の肉(馬肉など)が入っている場合は「ニューコンビーフ」と呼んでいた(2006年からはニューコンミート)。[[サラブレッド>用語解説と雑学/さ行#thoroughbred]]の肉を使っているという都市伝説がある。 ~ ---- [[用語解説と雑学]] [[数字>用語解説と雑学/数字]] / [[アルファベット>用語解説と雑学/アルファベット]] / [[あ行>用語解説と雑学/あ行]] / [[か行>用語解説と雑学/か行]] / [[さ行>用語解説と雑学/さ行]] / [[た行>用語解説と雑学/た行]] / [[な行>用語解説と雑学/な行]] / [[は行>用語解説と雑学/は行]] / [[ま行>用語解説と雑学/ま行]] / [[や行>用語解説と雑学/や行]] / [[ら行>用語解説と雑学/ら行]] / [[わ行>用語解説と雑学/わ行]] ----
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