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note/魔女&魔術師 の変更点


ここは、「[[ファンタジーの住人]]」たちのうち、作中で魔女および魔術師と呼ばれる者たちについての記述ページです。
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'''&size(20){&color(red){注意!!}; 作品のネタバレを多く含んでいます!!};'''
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&color(skyblue){スカイブルー};の文章は推理や考察をあらわしています。他作品(ひぐらし等)のネタバレになる記述は、伏字推奨。
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※名前横の記号について
&color(red){◆};:公式ページで紹介されている18人の主要キャラクター
&color(limegreen){●};:上記の18人以外で、1986年10月4日から5日の間の物語に登場したことがあるキャラクター
&color(red){☆};:片翼の鷲を身に纏う者
&color(blue){▲};:1986年10月4日時点で既に死亡しているとされる人物
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#contents
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*魔女&魔術師 [#l25bf429]
**&color(Orange){ベアトリーチェ}; &color(limegreen){●}; &color(blue){▲}; [#f8723d4d]
-本作において「ベアトリーチェ」なる人物ないし魔女はさまざまな形で登場し言及される。主なものは以下の通りだが、それぞれが互いに同一の存在であるかどうかは不明。詳しくは下記参照。なお、EP4終盤では二人のベアトリーチェ(の姿の立ち絵を持つ者)が同時に登場して会話するシーンがあり、ベアトリーチェ複数説の可能性を示しているが、これも真相は不明。

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***&color(Orange){1、六軒島の主として語り伝えられ畏怖されてきた伝説的存在。}; [#s47729e6]
-六軒島の広大な未開の森の主といわれており、金蔵の息子たちが幼い頃から「森の奥には魔女が住むから森で遊んではいけません」と母(金蔵の妻)に脅されてていたようだ。
--このような伝説を誰が広めたのかは不明。ep1では「金蔵の妻が子供たちが危険な森に行かないように、恐ろしい魔女の作り話をしていた」と説明されているが、本当に金蔵の妻による作り話が伝説の出所なのかは不明。なお、六軒島に右代宮家が来る前、島が悪食島と呼ばれていた時代から「悪霊伝説」なるものが語られている。(この伝説の詳細はEP2時点では不明)
-毎年の親族会議のたびに真里亞がこの魔女と出会って遊び相手となってもらっていたと主張している。また、真里亞はこの時に魔法を教わっていたらしい。
-右代宮のお屋敷は、昼の主は金蔵だが、夜の主は六軒島の魔女ベアトリーチェだとされており、使用人たちの間では館で不思議なことが起こると「ベアトリーチェ様がいらっしゃった」などと解釈される。
--使用人たちが本気でベアトリーチェの実在を信じているのか、ベアトリーチェの実在を語る金蔵に合わせて「ベアトリーチェがいるということにしている」のかは不明。
---紗音や嘉音はベアトリーチェの実在を当たり前に受け取っているようなシーンもあれば、実体として目の前に現れたことに非現実的だと驚愕するシーンもあり、態度が一定していない。なぜ?
--館の中でベアトリーチェに敬意を払わないものには怒りが下るといわれており、ベアトリーチェのことを馬鹿にしてた使用人の中には大怪我をして辞めたという事件が起こっている。
--長男夫婦はこのような使用人たちの風潮をまともに取り扱ってはいない。

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***&color(Orange){2、右代宮金蔵がかつて出会い今に至るまで愛し求め続けてきた女性。30年以上前に死亡している。}; [#n34533db]
-金蔵によると、後述する「黄金の魔女ベアトリーチェ」と同一人物とされる。
-「ベアトリーチェ」という名の女性が金蔵の過去に関わっていたことは古参の使用人たちによって保障されている。少なくとも金蔵の方はベアトリーチェに恋愛感情を持っていた様子。屋敷の竣工(昭和27年)前に死亡。子供がいたとの話は聞かない(源次談)。
-金蔵の妻は日本人なのでベアトリーチェではないのは確か。金蔵の浮気相手だった?
-実在の人物としての彼女について、正確な名前、死因、生没年、国籍、金蔵と知り合った経緯など一切不明。
-少なくとも源次と熊沢は彼女の存在を知っていた。南條は直接会ったことはないものの金蔵からそういう女性と交際があったことは聞かされている。
-他の人物が知っていたかは不明。嘉音が知っている可能性が有。
-一族の間では、ベアトリーチェの正体として「金蔵のパトロンであった大金持ちの女性」説(大金持ちだったのでそれを比喩して「黄金の魔女」と呼ばれた)や、「金蔵の初恋の人」説があったらしい(譲治談)。
-金蔵の婚約者説(Ep2エンドロールより)

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***&color(Orange){3、黄金の魔女・右代宮家顧問錬金術師(自称)として登場する者。EP2からは積極的に実体化を始めた。}; [#rc94a55d]
-千年を生きた「黄金の魔女」もしくは「無限の魔女」。
-元は人間だったが、生家の顧問魔術師であった先代ベアトリーチェ(ワルギリア)の弟子となり無限の魔女ベアトリーチェの名を継いだ。
-若かりし頃の金蔵に召喚され、彼に「10トンの黄金」を与えたと言う伝説がある。肖像画に描かれている女性はこの「黄金の魔女」とされている。
-親族会議の日に、親族たちに対して
「金蔵との契約により、右代宮家の全ての財産を回収させてもらう」
という犯行予告ともとれる手紙を出している。
-外見は肖像画で確認する限りは、金髪碧眼。頭には薔薇の飾りをつけている。立ち絵で表現されたときは黄金のキセルを持っていることが多い。服装は基本はドレスだが、EP2やEP4ではスーツ姿でも登場している。
--肖像画の姿は、紗音からみると「本当にお綺麗」。
--肖像画に描かれた衣装の模様は右代宮家の家紋「片翼の鷲」に似ている。
--キセルを持つ立ち絵から、恐らく右利きと推測される。
--但しスーツ姿のベアトリーチェは、左手で杖を付いている。ドレス姿のベアトとは別人?
---EP4では、物語世界に現れたスーツ姿のベアトリーチェと、メタ視世界に現れたドレス姿のベアトリーチェが互いに会話するというシーンが描かれている。
-物語本編に立ち絵つきで登場したのはep2から。立ち絵は肖像画と同じ外見。
--ep2では本編での実体化表現は紗音の大広間掃除シーンが初めて。その後実体化ベアトリーチェの姿を見たのは、本編中の順番では嘉音・楼座&真里亞・源次・霧江、そしてずっと後に礼拝堂で他の跡継ぎ集団(蔵臼・夏妃・絵羽・秀吉・留弗夫・霧江を含む)、そして戦う嘉音とともにいる朱志香、礼拝堂での郷田、夏妃部屋での譲治の順。
--EP1のTea Partyから登場する「メタ視世界の魔女ベアトリーチェ」と立ち絵が共通している。ドレス姿が良く使われるが、スーツ姿の立ち絵も登場している。
--ep2では親族会議の日にドレスでなくスーツを着て出現&color(skyblue){(六軒島の夜の主としてではなく、親族会議の19人目の参加者としてやっていたことを示すため?)};。これと同時に肖像画の絵もドレス姿からスーツ姿に変わっている(江草天仁の書き下ろしイラスト。古典絵画の雰囲気なのにニーソックスに絶対領域w)
--立ち絵では左手中指に指輪をしている。EP1で金蔵が儀式の開始とともに部屋の窓から放り投げた「当主の指輪」か?
--実体化し客として屋敷に現れた時の姿は、霧江によれば「二十歳ちょっとくらいに見えた」。
--EP2からの立ち絵の中には朱志香やひぐらしの園崎姉妹のようなぶーぶー顔(・ε・)がある。EP2では紗音との会話シーンで2度使われているだけだったが、EP3では多く出ている。EP3では、それまでのキャラでは想像もできない、半べそ顔まで登場している。
--スーツ姿のベアトリーチェの肖像画および立ち絵では、右の腿に鳥か十字架を象ったような不思議な刺青がされていることが確認できる。これは「片翼の鷲」とはデザインが異なっている。
---&color(skyblue){双頭の鷲?(東ローマ帝国やロシア帝国、ハプスブルグ家などで使われた紋章で、東方と西方の二つの世界に支配権をもつことを示す)};
-他人と会話するときの一人称は妾(わらわ)。
-「くっくっくっくっ!」という特徴的な笑い声が多い。 一方、機嫌が悪いときや釈然としないときの口癖は「むぅ」である&color(black){笑い方ではひぐらしのなく頃にの園崎家の女性陣、「むぅ」では同作の北条悟史を彷彿させる};。
-二次創作でよくみられる「~じゃ」という口調は実は原作ではみられない。
-黄金の魔女ベアトリーチェは本編中では以下に示したような様々な魔法を使用している。これらが現実に存在しているものなのか、はたまた何かのトリックなのかを判断するのもこのゲームの目的である。
--使い魔の召喚と使役。「家具」と呼ばれる人身山羊頭の使用人や、「煉獄の七杭」と呼ばれる少女型の悪魔を使って不可能殺人を行う。
--空間転移。どこからともなく現れたり、霞のように消えたりする。
--壁や扉をすり抜ける。これにより密室は意味をなさなくなる。
---「煉獄の七杭」も同じ能力を持つ。
---真里亞曰く、サソリの呪符がある扉はすり抜けできないとのこと。
--「無限の魔法」が使える。これがどういうものかはいまだにはっきりしないが、本編でわかることの一つに、壊れたものを修復したり死んだものを生き返らせたりが無尽蔵にできるということがある。
---どれだけ物を壊しても、人を殺しても「なかった」ことにしてもう一度壊したり殺したりできる。それゆえにこの魔法の魅力の暗黒面にとりつかれると生命への尊厳を失うという。ベアトリーチェもそうした暗黒面に陥っている部分がある。
--反魂の術。死者をよみがえらす術であるが、無限の魔法と同じく膨大な魔力を消費するため、なんらかの助けがなければ無限の魔女しか扱えない。
---無限の魔女でなければ完全復活は困難らしく、亡霊のような姿で一時的に復活するのみなこともある(EP3の嘉音など)
--男女に恋心を芽生えさせて成就させる(黄金のブローチ)(EP2)
--赤き真実の魔法(EP2から)。魔女は赤文字で真実を語ることができ、ゲーム中に赤字で書かれた魔女の台詞は、一切の証明が不要で真実を語っていることが保障される。
--戦争用魔法。「双子の戦塔」や「七体の巨人兵」などのデカブツを召喚して戦闘というより戦争を起こせる。周囲の地形を破壊するほどに派手な魔法をいくつも使えるが、周囲に被害をおさえるために戦場に結界をはる結界魔法も使える。
-&color(skyblue){EP2「屈服」の一シーンでは、ベアトが男の純粋な涙や「愛している」といった言葉に弱いとも見える描写があるが、この魔女が愛についてどのような感情を持っているのかは不明。紗音を罵倒したシーンでは愛とは汚らわしい肉欲の別名であるといった議論をしているが、それが僻みなのか本心なのかも現時点では不明。};
-&color(skyblue){ベアト=ベリト(べリス)(ソロモン72柱の魔神の1柱)?性格は二重人格で二枚舌。召喚者に過去や未来の知識を与える。錬金(黄金に変える)も行う};
-性格は基本的には、傲慢だが優雅な風である。しかし時折、別人のように残虐になり、優雅さの欠片もない下品な言葉使いを使いだすことがある。
--&color(skyblue){本当に別人なのかも?};
-すでにニンゲンの領域を逸脱しており、悪魔達同様に、ニンゲンの召喚に応じて現れては、対価と引き換えに力を貸し与えているらしい。
-好きなものは紅茶とアイスクリーム。
嫌いなものは退屈と、自分を否定する者。(TIPSより)
-敵意の視線を心地よく感じるようだが「美容にはちと悪い」らしい。
-また、男女関係のもつれを鑑賞するのは「阿片より甘美な止められぬ快楽」。
-人の身で妾(わらわ)を殺そうなど無駄な夢。
鉛弾を射掛けようとも鏡が如く己が身に跳ね返されるだけよ。~
だが、妾(わらわ)を殺す方法はひとつだけある。
その方法はお前の手に握られている。
お前ごとき凡夫には無理であろうがな?
きひひひひひひひひひひひ!
くっくっくっくっくっくっ!

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***&color(orange){4、本文とは異なる階層で戦人と推理談義を繰り広げる相手(EP2から)。}; [#e2f40392]
-EP1のプルガトリオ(お茶会)で初めて実体を持って出現した。
-本編に出てくる黄金の魔女ベアトリーチェと同一の存在であることを自称する。
-本編に出てくる黄金の魔女ベアトリーチェと同じように様々な魔法を使える。
-親しい者は「ベアト」と略称で呼ぶ。戦人もベアトと呼ぶことを許された(ep2)。
-真相解明読本2の書き下ろしTIPSによると、この魔女ベアトリーチェの目的は、人間たちに魔女の存在を認めさせることらしい。六軒島の18人全員が魔女の存在を認めればベアトリーチェの勝利のようである。
-EP1で戦人だけは最後まで魔女の存在を認めることはなかった。ベアトリーチェは戦人に魔女の存在を認めさせるために、EP2から「メタ視世界(仮称)」と呼ばれる異世界(?)で戦人とともに物語を俯瞰し推理バトルを行っている。
--戦人はEP2後半では一時屈服していたが、お茶会ラストで華麗な復活を遂げており、戦いを続けた状態のままEP3に入ることになると思われる。
-EP1のお茶会での真里亞曰く「戦人が魔女の存在を認めないからみんな黄金郷で幸せになることができない」ということ。
-このベアトは自分を「妾が残忍で鬼畜で外道であることを否定はせぬ。」と評している。しかし魔女であるがゆえに従わねばならないルールもあると言っている。
-メタ視世界でのベアトの目的は「戦人を論破し、推理バトルに勝利すること」ではあるのだが、同時に戦人が屈服しそうになると戦人をたきつけて奮起させるという不可解な行動を見せることがよくある。ベアトリーチェは自分のことを「気まぐれで不確定なものを好む」といっているためその性格が発露しただけとも言えるが…?
--戦人を論破した場合、殺人者の汚名を被ることになるが、なぜそのような行動に出るのかはEP4の時点では不明。
また戦人との論戦中に下品な言葉遣いや顔芸で誤魔化しているが、自分を殺人犯にしろと度々言っている。
--ラムダデルタやベルンカステルの視点ではベアトリーチェはゲームプレイヤーではなく「駒」であるらしい。ラムダデルタはゲームが永遠の引き分けになるようにもくろんでおり、ベルンカステルは戦人が勝つように仕組んでいるため、ベアトリーチェがいくら勝利を望んでも「絶対に勝てない」と宣言している。

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***&color(orange){5、いわゆる裏お茶会でベルンカステル・ラムダデルタと会話を繰り広げる存在。}; [#lbf193f2]
-立ち絵はメタ視世界のベアトリーチェと同じ。口調や記憶にもメタ視世界のベアトリーチェと大きな矛盾はなく、EP2終了時点ではメタ視世界のベアトリーチェと裏お茶会のベアトリーチェは同一人物に見える。
-各エピソードの物語を「ゲーム盤」と呼んでいる。
-裏お茶会のベルンカステルの”助言”によると、ベアトリーチェは「ニンゲンの誰かじゃなく」、”うみねこのなく頃に”の「世界のルールが擬人化した存在」らしい。 
-ラムダデルタ卿曰く、『軽くて広い弾幕』、ジャンケンの『グー』

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***&color(orange){6、19年前に九羽鳥庵に住んでいた女性。既に死亡している。}; [#e383bc62]
-EP3にて、六軒島の森の奥に「九羽鳥庵」という隠れ屋敷があって、そこに「ベアトリーチェ」という娘が金蔵によって囲われていたことが明らかになった。
--この「ベアトリーチェ」は物心ついたときから金蔵に「黄金の魔女ベアトリーチェ」として九羽鳥庵で育てられたらしい。しかし、彼女自体は魔法も何も使えなく、「自分は本当は何者なのか。魔女なのではないのではないか」というアイデンティティに悩んでいた。
--1967年、九羽鳥庵に迷い込んだ楼座により、外の世界の存在を教えられ九羽鳥庵からの脱出を決意。楼座につれられて森を抜けようとした道程で謝って海岸沿いの崖から転落して死亡。楼座は恐ろしくなって死体をおいたまま逃亡し、そのことは誰にも話さないままでいた。
--九羽鳥庵の存在を知る者は川畑船長の話によると、源次、熊沢、南條、高齢の使用人数人、
物資を運んでいた船乗りのみである(EP4)
---「九羽鳥庵のベアトリーチェ」が実在したことと、1967年に転落死したことはep3にて赤字で明記されている。
--黄金の魔女ベアトリーチェが言うには、自分が金蔵に召喚された後、金蔵によって島に閉じ込められ、逃げるために肉体を棄てて魂だけになった。しかし再び金蔵につかまり、新たな肉体の檻に閉じ込められた。それがこの「九羽鳥庵のベアトリーチェ」だったという。しかし閉じ込められてる間は記憶と魔力を失い、魔女としての自覚がなかったのだと言う。
--転落死の後、魂だけの存在となり魔女としての記憶を取り戻し、長い時間をかけて肉体を再構築して今に至るという。
--つまり、魔女側の主張としては、六軒島の魔女と黄金の魔女と「九羽鳥庵のベアトリーチェ」は全て同一人物ということである。

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**&color(Orange){ベルンカステル}; &color(limegreen){●}; [#s92a7e1d]
-裏お茶会に出現する魔女の一人。千年を生きた「奇跡の魔女」もしくは「カケラの魔女」。ベアトリーチェの「ゲーム」を観戦しにきている。プレイヤーに推理のための助言を与えてくれる存在。
--基本的に「ゲーム」においては戦人側が勝利することを目的にする立場。
--キャラクターの元ネタは&color(black){前作「ひぐらしのなく頃に」に出てきたカケラ紡ぎの魔女フレデリカ・ベルンカステル。登場人物の一人「古手梨花」から分離した存在で、梨花とは別人である};。
--&color(black){このベルンカステルが「ひぐらしのなく頃に」のベルンカステルと同一人物なのかは不明。いわゆるスターシステムでの出演の可能性も高いので、ベルンカステルの存在を以って、「うみねこ」の世界観と「ひぐらし」の世界観が繋がっていると考えるのは現時点(EP3発売時点)では早計である};。
--容貌は「髪の長き幼い少女のよう」。ドレスを着ている。猫の尻尾のようなものがスカートの下から覗いているのがチャームポイント(アクセサリーなのか実際に生えているのかは不明) &color(black){「ひぐらしのなく頃に礼」のパッケージイラストに出てきたベルンカステルと比べると胸の辺りのふくらみが妙に大きいような…。魔女レベルだと自分の姿を自由自在に変えられる? なお、漫画皆殺し編のベルンカステル、アニメ二期最終話の大人体型のフレデリカ(呼び名はうら☆ひぐ参照)とも同じく貧乳である。};
---アニメ版「うみねこのなく頃に」第5話のラストに登場したが、とても大人びている。
--ep4冒頭で黒猫から人間の姿に変身するシーンが出てくる。
--ラムダデルタ同様、元老院に所属している。
--ベアトリーチェのように本編の物語世界に絡む存在となることはないと思われるが、ep2最終章登場時は「山羊の貴族」の中の一人として顔出ししている。山羊の仮面を脱ぐ形で一瞬だけベルンカステルの顔が映り、退場時にはその仮面を再びかぶった。
--ep2の本文中間部でもベアトの台詞に「なるほど、ベルン卿の恐ろしさも頷ける」というくだりが出てくる。そのときの聞き手の戦人がそれをどこまで理解できたのかは不明。
--%%パッド卿%%
-千年を生きたカケラの魔女。伝説の魔女。運命や可能性といった概念を視覚化できる世界に住まうという。ニンゲンの運命を鑑賞し、時に干渉する。つまり、時にあなたであり、あなたの唯一の友人でもある。……わかる?
好きなものはワインと辛い物(梅干紅茶)。嫌いなものは退屈と、学ばない者。
考え続けることによって、私は永遠に生き永らえる。つまり、考えることをやめれば、いつでも死ねる。
でも、考え始めればいつでも蘇る。だから気まぐれで移り気。好きに生きて、好きに死に、好きに蘇る。
-本人曰く、かつて「ラムダの世界に囚われてい」て、「過酷な運命の迷路に閉じ込められ」ていた。そして「私はそこから生まれた魔女」とも言っている。&color(black){これは「ひぐらしのなく頃に」で、古手梨花からベルンカステルが分離するまでの物語をあらわしていると思われる};
--&color(black){他人を励ますために「ふぁいと、お~。 みー、にぱ~☆」とどこかで聞いたような言葉を使っている};。
--&color(black){ep2の段階で唯一ひぐらしと共通している楽曲「Over the sky」はEP2裏お茶会のベルンの独白シーンで使われた。この曲はひぐらしでは梨花・羽入のテーマであった};。
--ラムダデルタ曰く、「あれでいて本当に負けず嫌い」
-魔女であるために、様々な魔力を持つと言う。以下参照。
--絶大な力で奇跡を起こすことができる。サイコロ遊びに例えれば、自分が望む目が出るまでただひたすらにサイコロを振り続けることができるような能力を持つ。
---&color(black){「ひぐらしのなく頃に」では、望みの結果が出るまで同じ時間を何度もやり直すことができる能力として描写されていた};。
--過去にラムダデルタに過酷な運命を強いられた経験があるため、似たような境遇の人間に力を貸すことがある。
-ベルンカステルは、ただベアトリーチェのゲームを観戦しているだけではなく、「ベアトリーチェが負けるように厚く張っている」らしい。これが何を意味してるのかは不明。
--&color(skyblue){プレイヤーに対して助言をしていることを示している?};
--&color(skyblue){実は本当に本編の物語世界に魔法的な干渉をしている? →もしもそうならば、魔法を否定する推理で戦っている戦人にとっては余計に不利になるだけではないか?};
---EP3以降は実際に戦人は他の魔女の力を借りて魔女を否定するような矛盾する戦いを強いられている。この矛盾は後に戦人の首を絞めることになるのか?
--あるいは、後半まで生き延びた登場人物では知りえない事実が物語中に提示されていることか?
--10月4日・5日の六軒島での出来事が、魔女幻想に早い段階で完全に侵食されないように、結界のようなものを「張っている」ということか?
--EP3裏お茶会でエンジェ・ベアトリーチェの後見人になっていたことが発覚する。ベアトリーチェがエンジェのことを「ベルンカステルの駒」と呼んでいることから、ベルンカステルがベアトリーチェを負かすために行っていた工作は縁寿を魔女に仕立て上げることだったと思われる。
---ただしこの縁寿の駒は、EP4のメタ視世界にて無慈悲にもベルンカステルによって早々と「捨て駒」としてわざと殺されて(?)しまう。しかしその結果、戦人は勝負に対して勝とうとする強い意志を持つにいたり、ベルンカステルが縁寿を捨て駒にした目的は達成されたといえる。
--&color(black){とらえようにもよるが1998世界では黒猫ベルンとして十八、幾子とともに生活してることになる。直球に利害関係があるから戦人をサポートしベアトリーチェを殺そうとしていると素直に取れなくもない。Ep4程度の段階で戦人記憶の復活がろくなものではないと気づいたから暴れ出した?};。

-EP5において夏妃を追い詰めた挙句プライバシー、妄想を冷酷なまでに断じる。
--同EPにおいて、今までになかった表情をコロコロと見せるが、どれも醜悪なまでの笑みであり、本性が垣間見えるともいえる。
-ラムダデルタ卿曰く、ジャンケンの『チョキ』
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**&color(Orange){ラムダデルタ};  &color(limegreen){●}; [#a4a36c7f]
-裏お茶会に出現する魔女の一人。千年を生きた「絶対の魔女」。ベアトリーチェの「ゲーム」を観戦しにきている。プレイヤーに助言を与えてゲームの邪魔をするベルンカステルに対抗するためにベアトリーチェが呼んできた。
--&color(skyblue){ベルンカステルがプレイヤーの推理の助言者なら、ラムダデルタはプレイヤーの推理を霍乱させる役割を持つ? EP2時点ではラムダがプレイヤーに与える影響は不明。};
--&color(skyblue){EP2の裏お茶会では、敵に塩を送る形でベルンカステルとは別にプレイヤーにヒントを与えている。};
--EP4で明らかにされたところによると、ラムダデルタは「ゲーム」においては永遠に引き分けが続くことを望んでいるらしい。戦人側が不利になれば戦人に、ベアトリーチェ側が不利になればベアトリーチェに手を貸すように動く。
-ベルンカステルに対して愛憎入りし混じった感情をもっており、ベルンと「永遠に閉じ込めて一緒にいる」ために、ベアトリーチェのゲームに力を貸している。ベルンは退屈から逃れるためにゲームを鑑賞しないとならない身なため、ゲームを永遠の引き分けにする限り、ベルンはゲームの観客席から逃げられない。
-立ち絵・台詞の初登場はEP2裏お茶会(名前そのものはEP1裏お茶会のベアトの台詞中に出てくるのが最初)。EP3では本文中に登場している。
-騒がしい少女の姿で登場し(登場時・退場時のSEもいちいち派手)、実ににぎやかでかつ極端な負けず嫌い。そのためベアトからは「退屈しない御仁であるな」と皮肉とも賞賛ともつかない評価をされている。が、ベルンカステルによれば「あれで寂しがり屋なのよ」。
-EP2までの性格は一言で言うとツンバカ。&color(black){どこぞの⑨臭};。
--ただしベルンカステルに対するサディスティックな憎愛はもはやヤンデレの域に達している。
-EP3お茶会からは、ベアトに対する残忍さと後見人(後述)としての「上から目線」を出すようになった。
-EP3「戴冠式」の記述によれば、「元老院」に属する魔女らしい。
-&color(skyblue){名前の意味するところはギリシアで使われるイオニア式数記法か。すなわちラムダ(λ(Λ))=「30」、デルタ(δ(Δ))=4、で「34」を表すことができる。ここからキャラクターの元ネタが想像できる。};&color(black){つまり「ひぐらしのなく頃に」に登場した鷹野三四(田無美代子)が候補その1。「ひぐらし」では大人の女性であった鷹野をモデルにしているのに、ラムダデルタがどうして子供の姿として描かれているかはひぐらし本編の彼女評から察してください。};
--しかし、一回「をーっほっほっほ」と笑っている&color(black){(これはひぐらしにおける北条沙都子の笑い方)};。
---正確には、多くの場合笑い声は「ほっほっほっほ」系なのだが、一度だけ「ほら、あんたも一緒に笑いなさいよ、をーっほっほっほっほ!」と言っている。
--&color(skyblue){紗音の本名が「紗代」であることから、「さよ=34=ラムダデルタ」という可能性も?};
-魔女であるために、様々な魔力を持つと言う。以下参照。
--"努力する者は報われる"を現実化する能力を持つ。
しかし誰の努力を報いてあげるかはラムダデルタの気分次第。(彼女はとてもきまぐれである)
--いちど力を発揮すると絶対的な圧倒的パワーで全てをねじ伏せる。欠点はやや猪突猛進ぎみな事。
---勝負所で遊びや寄り道に走るベアトに対しては相性がよい。逆に、単純で素直で正直なことからベルンには動きを読まれやすく、かつて少なくとも一度敗れている。
--他の2人と比べると、比較的ニンゲン側に偏った存在。彼女が力を貸してくれるか否かは、彼女の好奇心次第だとか。
--&color(black){前作「ひぐらしのなく頃に」の”ルールY”相当の存在?};
---&color(black){ルールY とは……強い意志と目的をもって行われる行動。ひぐらしで言う5年目の○○の死。○○のみならず雛見沢を滅ぼす「悪魔のシナリオ」 };。
-本人曰く、『超火力タイプ』、ジャンケンの『超パー』
-ベルンカステルからは「ラムダ」と略称で呼ばれているがこれは気に入らないらしい。
-ベアトリーチェの後見人を担っている。彼女の無限の魔法はラムダデルタが後見人になることで認められている。逆にラムダデルタが後見人をやめると宣言するとベアトリーチェの無限の魔法は失われるらしい。エヴァ・ベアトリーチェの後見人にもなった。

~

**&color(Orange){ワルギリア};  &color(limegreen){●};  &color(red){☆}; [#md24e53c]
-ベアトリーチェの師匠。先代の無限の魔女。ベアトリーチェは元来は彼女が名乗っていたもので、無限の魔女の座を今のベアトリーチェ(ベアト)に譲った。その際に名前を失ったが、EP3で登場した際、便宜上の名前としてワルギリアを名乗る。
--ワルギリアという名前は、ダンテの『神曲』で、主人公ダンテの導き手となる詩人ウェルギリウスから来ていると思われる。
-鷲の位置と羽数と向き:飾り帯(3){右}
-もともとはベアトの生家の顧問魔術師だったらしい。仕えている家のお嬢様が魔法を教えて欲しいとねだったために彼女を弟子にした(EP3の回想シーンより)。
-無限の魔女の座を譲ったため、すでに無限の魔法は使えないが、それでも強力な魔法を行使できる偉大な魔女である。EP3ではベアトと魔法バトルで接戦した。
-熊沢と関係があるらしい? EP3では熊沢がワルギリアに変身し、ベアトはその様子を「お師匠様が目覚めた」と表現した。ただしこのことに関する詳細はEP3時点ではこれ以上は不明である
--ワルギリアはいつも目を瞑っていてその様子は熊沢と共通している。
--笑い声は「ほっほっほっほ」。これも熊沢と同じである。
-「無限の魔法は人を幸せにするためのもの」と考えており、無限の魔法の魅力にとりつかれ残虐な遊びに現を抜かすベアトの更正を望んでいる。
--EP3ではベアトを諌めるために、メタ視世界にて戦人の軍師となり彼の推理を助けた。
--しかしEP3の最後の黄金郷のシーンで、ワルギリアは実はベアト側のスパイで戦人を騙そうとしていたともとれる描写が描かれている。彼女は敵なのか味方なのか?
--EP4で、本心は惨劇を望んでいないが、召喚された以上召喚した者に尽くすといった言動を見せている。
-EP3で衝撃の開眼シーンを披露。しかし、EP4での蔵臼らとのバトルでネタキャラに転落。プレイヤーが当初抱いていた「清楚」「恐怖」のイメージが木っ端微塵に。
--真里亞にのど飴を与える、「老体に堪える」発言、口内炎、ガプガプ噛みまくり、鯖のカレー煮等、EP4で現実の熊沢を髣髴とさせる言動が増加したのも、イメージ破壊の原因。
-&color(black){最終的によほど穿った見方をしなければ魔女陣営随一の白さである。最初からベアトリーチェが戦人への好意でことを引き起こしたと知っていたと思われる。Ep3の開眼でさえ若い二人をからかってるくらいの認識しかなかった可能性がある};。
~
**&color(Orange){エヴァ・ベアトリーチェ}; &color(limegreen){●}; &color(red){☆}; [#hbb5ba66]
-少女時代から[[右代宮絵羽>長女一家#eva]]の心の中に居た「もう一人の私」。EP3にて実体化(?)した。(以後、彼女のことを絵羽と区別して「エヴァ」と表記する)
--つらい時、くじけそうな時に現れ、励まし、助言してくれた。
--絵羽の少女時代の鬱屈した感情を引き継いでいる。
--絵羽のコメント「何しろ私なのだから口が悪い」
-鷲の位置と羽数と向き:杖のヘッド(6){左}(肖像画の場合。立ち絵では羽数は5)
--EP3の杖を持つ立ち絵を信用するなら、恐らく左利き。
---戦人、霧江、朱志香、真里亞、スーツ姿のベアトも同じく左利き。同一人物を暗示?
---「左手で杖を持つ王侯貴族の肖像画」を見て、「杖は左手で持つもの」と語り手が思い込んだ結果が、スーツベアト、エヴァ、マリアに反映されている?ちなみに「右手で杖を持つ王侯貴族の肖像画」は結構ある(寧ろそちらがメジャー?)。
-怒りを力に変え、努力し続ければどんな願いでも必ずかなえる魔法を持つ。絵羽はその力のことを「魔法」と読んだ。
--素直に読み解くならば、自己を高める努力のモチベーションとして、心の中で自分自身に自分自身を激励させててたことにすぎないと解釈できる。要するに「がんばれ私!」って感じで気合を入れてただけ。一種の自己啓発。
--&color(skyblue){魔術的に読み解くならラムダデルタの介入か?};
-口癖は「ヘソ噛んで死んじゃえばぁ~?」ラムダデルタ曰く「語尾が正体を表している」。
-絵羽が大人になってからはあらわれなくなったが、碑文を解けば当主の座を得れるという可能性が高まったことから復活。絵羽の心に「少女時代に願った、自分が当主になるという思いを今こそ成就すべき」とささやく。
-EP3で絵羽が碑文の謎を解いたことにより、エヴァは無限の魔女ベアトリーチェと黄金の魔女ベアトリーチェの名を受け継ぐこととなり、エヴァ・ベアトリーチェが誕生した。
--エヴァに無限の魔法を与えることについての後見人はラムダデルタということになっている。
&color(skyblue){これが「努力するものに助力を与える」ということ?};
&color(skyblue){魔術的に読み解くならラムダデルタの介入か?};
-魔女になってからは、無邪気で自分を抑えることができず、簡単に人を殺せる子供のような性格が前面に出てきている。絵羽や秀吉は、その性格を少女時代の絵羽の名残と考えていた。
---これもラムダデルタのキャラクターが影響した結果?

--一方で、絵羽の方も後世に「六軒島の魔女」と世間から呼ばれるようになった。
-無限の魔女としてはベアトを超える残虐さを持つ。またベアト以上の才能を持ち無限の魔法をわずか数時間で使いこなした。
-EP3ではベアトの最後の技「赤字で魔女を否定する」によって消滅したような描写がされてるが、ベアトが本当にこの技を使ったのかどうかははっきりと描写されていないため、実質的にはエヴァがどうなったのかははっきりしない(EP3終了時点)
--この結果、エヴァという魔女は否定され、現実世界で戦人が絵羽を犯人と指摘する形で事件は幕を閉じた。絵羽は直後、銃を戦人に向けフェードアウト。"何か"が起こって戦人と朱志香は死亡。しかし事件は警察により殺人でなく「事故」と扱われ、唯一の生存者である絵羽が右代宮家を相続することになる。
---&color(skyblue){「絵羽が犯人」という推理は魔女を否定すること(アンチファンタジー)はできても、ニンゲンの世界で納得される推理(事件の本当の真相)ではなかったということ? 真犯人は別にいる・・・?};
---&color(skyblue){金塊を手に入れ、現実世界で絶大な権力を握った絵羽が警察に圧力をかけた?};
-EP4で須磨寺霞に取り憑き、奇跡の再登場。しかし「黒き魔女」としか呼ばれず、絶対悪呼ばわりで魔法の見せ場もなく、前作に比べ散々な扱いのまま退場した。
-意外とファンも多いキャラではあるが、EP5以降の登場は絶望視されている。
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**&color(Orange){エンジェ};  &color(limegreen){●}; &color(red){☆}; [#z707244c]
-本作において「エンジェ」なる魔女はさまざまな形で登場する。主なものは以下の通りだが、それぞれが互いに同一の存在であるかどうかは不明。詳しくは下記参照。

***&color(Orange){1、ベルンカステルの駒としてEP4のメタ視世界に送り込まれた魔女「エンジェ・ベアトリーチェ」}; [#e4e1998d]
-これより千年を生きる「無限の魔女」。もしくは全ての魔女を討ち取る「魔女狩り人」。
-「EP3の未来世界における[[右代宮縁寿>次男一家#ange]]」が1998年において黄金の魔女ベアトリーチェの名を継いだ姿。他の世界(カケラ)の縁寿とは異なるようである。
--EP3で独り生き残り「六軒島の魔女」と言われた右代宮絵羽から、遺産と魔女の名を受け継いだ最後のベアトリーチェ。六軒島事件の12年後の1998年に無限の魔女の座を継承。これより千年を生きることとなる。
-後見人はベルンカステル。行動目的は六軒島事件の謎を解くこと。
--ベルンカステルはエンジェ・ベアトリーチェを「ゲームの駒」としか見ておらず、彼女はゲーム盤においてロクな活躍もさせてもらえず、戦人に帰還を決意させるためだけにゲームから除外される捨て駒として使われてしまう。[[グレーテル>ファンタジーの住人#gretel]]の項目を参照。
--ただし、エンジェ・ベアトリーチェ自身はそれを覚悟の上で、自身の除外とひきかえに、「どこかのカケラの縁寿」が兄と再会して救われることを願って消えていった。(ただし、ゲームからの除外が消滅を意味するのかどうかは不明)
-EP4のメタ視世界では、反魂の魔法を使うに至り「反魂の魔女」を名乗った。
-鷲の位置と羽数と向き:左上腕部の腕章(4){左}
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***&color(Orange){2、EP3の未来世界の右代宮縁寿が、「真里亞の日記」により魔女の力を手に入れた姿}; [#d4fde85a]
-EP3の未来世界で、聖ルチーア学園で孤独であった縁寿は、真里亞の遺した日記と魔導書から、彼女の「原初の魔法」のことを知り、日記から顕現した「原初の魔女見習いマリア」の弟子となり魔法の修行を行い、魔女となった。
--なお、実際の真里亞(マリア卿)は縁寿を幼い頃に破門しているため、この「日記のマリア」が、縁寿の自己世界のみの存在であり、実在する(?)魔女マリア卿とは別存在の可能性もある。
-真里亞やさくたろ、七姉妹を呼び出すまでの魔法を持つに至ったが、クラスメートにいびられているときに七姉妹たちが何もできないことに絶望し、彼女らを「自分の妄想」と切り捨て、魔法と決別した。
-その後、1998年にビルの屋上から飛び降りたにも関わらず助かるという神秘体験をきっかけに、縁寿は12年前の六軒島事件の真相を探る旅に出発。その途中で再び「日記のマリア」と会話し、魔法を再び修行するようになる。そして川畑船長の家にあった「何か」を目撃したことで魔法の真実を知り、本物の白き魔女となった。
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***&color(Orange){3、1986年以前の縁寿がマリアージュ・ソルシエールの一員だったときの姿}; [#zee1c0b0]
-1986年より以前、縁寿は真里亞によって魔女として認められていたことがある。そのときの縁寿の魔女としての名前が「エンジェ」で、原初の魔女見習いマリアの名を持ってエンジェはマリアージュ・ソルシエールに名を連ねていた。
-しかし、縁寿はあまりに幼すぎたために魔法の真実を理解することができず真里亞の目の前で縁寿自身が魔法を否定するという暴挙に出たため、マリアによりマリアージュ・ソルシエールから除名されている。1986年現在の縁寿は魔女エンジェとしての力は失われていると思われる。EP3の未来世界の縁寿は幼い頃のこの残酷な仕打ちが真里亞を黒き魔女に変える一端になってしまったのではないかと後悔している。
-EP3の未来世界では縁寿は学生時代に魔女エンジェとしての力を取り戻し、1998年にエンジェ・ベアトリーチェの名を継承した。
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**&color(Orange){マリア};  &color(limegreen){●}; &color(red){☆}; [#n0bbf5da]
-本作において「マリア」なる魔女はさまざまな形で登場する。主なものは以下の通りだが、それぞれが互いに同一の存在であるかどうかは不明。詳しくは下記参照。

***&color(Orange){1、ベアトリーチェと同盟関係にあるマリアージュ・ソルシエールの魔女}; [#g68937b2]
-これより千年を生きる「原初の魔女」(TIPS)。マリアージュ・ソルシエールの魔女。
--実際は、当初ベアトリーチェは「原初の魔女見習い」の称号をマリアに与えていた(ep4)。「見習い」がいつ解除されたのか、本文中では明らかにされていない。
--[[右代宮真里亞>次女一家#maria]]の魔女としての名前である。EP4の回想シーンでは魔女服はベアトリーチェにより与えられているが、いつの時期のことなのかは不明。
--卿という敬称で呼ばれることから、元老院に所属している可能性がある。
-鷲の位置と羽数と向き:服の左裾(5){左}、杖のヘッド(5){左}
-想像力だけでモノを作り出すことができる。ベアトリーチェによるとこれは「原初の魔法」であり、「ゼロの海から1を作り出す母なる魔力」であるということ。それは一見脆弱な魔法だが、ほとんどの魔女にはできないことらしい。
--真里亞の想像力だけで人格が生み出された[[さくたろう>ファンタジーの住人#sakutaro]]が、この「ゼロの海から1を作り出した」代表例になるということである。
--魔法を否定していた時代の縁寿は、真里亞の原初の魔法を「現実逃避の妄想」とみなしていた。事実、ほとんどのニンゲンから見ると真里亞は自分の空想の世界で脳内友達と遊んでるだけにしか視えない。しかしこれは魔法的見地からすると「ほとんどのニンゲンは反魔法力が高いために真里亞が創り出したモノを認識できない」ということになる。
-ベアトリーチェとともに魔女同盟マリアージュ・ソルシエールを結成している。同盟憲章の第一項は「互いが互いを魔女だと認め尊重すること」である。
--EP4でエンジェは「本物の魔女ならこのような同盟は不要である」と言い、ベアトリーチェを偽者の魔女だと指摘している。
-幼い頃のマリアは「白き魔女」と呼ばれ、どんなつらいことがあっても、自らの原初の魔法で自分の認知する世界に幸せなものを生み出し続けたため、不幸な状況でも健やかに過ごしていた(周囲のニンゲンから見ると空想に浸って現実逃避している不憫な子に見えていた)。しかし1986年現在はマリアは魔法を呪いと憎悪のために使う黒き魔女に転じている。
--これは母である楼座が起こした虐待の結果さくたろうが「殺され」てしまったことが原因。マリアはそれ以降憎悪に取り付かれる。
--魔女同盟マリアージュ・ソルシエールはマリアの意志の影響を大きく受けている。結成当時は魔法を幸せなことに使おうとしていたのだが、マリアが黒き魔女になってからは、他者を傷つける邪悪な魔法を追求する同盟に変質してしまう。
---なぜ、マリアージュ・ソルシエールはマリアの影響を強く受けているのか? 同盟員であるベアトリーチェの意志が反映されていない?
-EP4ではマリアが楼座に復讐する幻想シーンが描写されているが、このシーンは幻想シーンとしても時間軸や場所がはっきりしない謎のシーンとなっている。
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***&color(Orange){2、縁寿が持つ「真里亞の日記」から現れる魔女マリア}; [#pcdb8c5e]
-EP3未来世界では、縁寿は真里亞の形見として彼女の日記を持っている。縁寿はこの日記を読むことで、右代宮真里亞および魔女マリアと会話することができる。
-これは現実的に見れば縁寿の脳内会話であるが、魔法的見地でみれば、マリアが使っていた「原初の魔法」により想像力で真里亞(魔女マリア)を復活させたと言える。
-日記の魔女マリアは、縁寿に原初の魔法を伝授している。
--現実の魔女マリア(上記1のマリア)は、縁寿が幼い頃にマリアージュ・ソルシエールから破門しているため、縁寿を魔女仲間とは認めていない。EP4では特にベアトリーチェがエンジェをマリアージュ・ソルシエールに戻すことを拒否している。
--縁寿は聖ルチーア学園に在校している時期に日記の魔女マリアの弟子となり、魔女エンジェとして原初の魔法の初歩に触れるようになった。真里亞だけでなくさくたろうや煉獄の七姉妹も呼び出せるようになったが、学園のクラスメートにいじめられたときに、「七姉妹もさくたろうも助けてくれなかった」ことに絶望を感じ、彼女らをただの妄想とみなして魔法を否定した
---魔法的見地からは、エンジェが魔女として未熟だったためにクラスメートの反魔法力に負けてしまい七姉妹は物理的な顕現ができなかったと解釈されている。
--その後、1998年に縁寿が再び日記を開くことで日記の魔女マリアが再臨。もう一度縁寿に原初の魔法を授けた。
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**&color(Orange){ゴールドスミス};  &color(limegreen){●}; &color(red){☆}; [#lb1d79d6]
-[[右代宮金蔵>当主夫婦/長男一家#kinzo]]の魔術師としての名前。金蔵が魔導書を著するときのペンネームでもある。
-性格は人間時の「厳格」さより、豪放磊落さが前面に出たキャラクターになっている。たまに黒目になる。
-魔術師としてのゴールドスミスは召喚術に長けており、大悪魔や魔女、家具、武具を何体も同時に召喚し、隷属させられる。その能力はベアトリーチェをも超える。
--しかしそれに反して通常の魔術の実力はからっきしらしい。
-金蔵いわく、この名前は「黄金を作り出すもの」の意味からきているということ(Smithは職人、工人などを表す)。
-EP1で戦人は「金蔵だけバリバリの日本語名なのは不公平だ。自分も英語風に”ゴールドスミス”とでも名乗ればいいのに」という趣旨のことを語っている。
--EP4本編中にも指摘されているが、「金蔵」の名前を英語風に読むなら「ゴールドウェアハウス」の方が意味としては正しい。戦人は金蔵のペンネームのことを知らなかったのなら、なぜ「スミス」などという言葉が出てきたのか?
---&color(skyblue){戦人は金蔵のペンネームのことをその時点で知っていた?};
---&color(skyblue){戦人は英語が苦手だったから、「蔵=warehouse」を思い浮かべられず、なんとなく語呂がいい「ゴールドスミス」にしたら、それが偶然ペンネームと同じだった?};
---&color(skyblue){このペンネームの存在自体が現実には存在せず、幻想シーンの中のみでの設定? 戦人が金蔵の仮名を「ゴールドスミス」と設定したから、幻想の『著述者』が金蔵の魔術師としての名前を「ゴールドスミス」とした?};
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**&color(Orange){古戸 ヱリカ};&color(limegreen){●}; [#t093619d]
-EP5後半で戦人を倒したことを認められ、魔女を名乗ることを許された古戸ヱリカ 後見人はベルンカステル
-二つ名は「真実の魔女」
-その正体はベルンカステルの手駒の一人であり。
-EP6以降はゲームプレイヤーとして謎に挑戦、右代宮 戦人に挑戦することになると思われる
-事件をニンゲン側から説明することを目的とし、EP5では「右代宮 夏妃」が犯人であると主張した
-他のは[[その他の登場人物>その他の登場人物#erika]]のペ-ジを参照
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**&color(Orange){右代宮 戦人};&color(red){◆};&color(red){☆}; [#u6fb991f]
-EP5ラストでベアトのゲームの真相を理解し、ゲームマスターとなった戦人 後見人はラムダデルタ
-二つ名は「黄金の魔術師」または「無限の魔術師」
-黄金の剣により、赤き真実と青き真実を紡ぐことが出来る
-ゲームマスターにしか扱えない「黄金の真実」も用いるが、詳細は不明 赤き真実により証明できないことも、黄金の真実では証明できるらしい
-ワルギリア・ロノウェ・ガァプ・七姉妹を眷属として召喚できる
-EP6以降はゲームマスターとして謎を出題、古戸ヱリカに挑戦することになると思われる
-EP5では、古戸ヱリカの夏妃犯人説に対し、「右代宮 戦人」が犯人であるとする推理を展開した(なお、これはヱリカの主張に対して「こういう可能性もある」という反論であり、戦人犯人説が真実だと決まったわけではない。また、彼が他のEPでも同様に戦人犯人説を主張するかは不明である)

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