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note/犯人考察 の変更点


このページでは右代宮金蔵が犯人である可能性について考察します。
他作品の内容を考察の材料にもちこむときは、他作の致命的なネタバレになるような記述については伏字を使うことを推奨します。
//チャットではないので矢印をつけて反論をするのはやめましょう。

*&color(orange){右代宮 金蔵 (うしろみや きんぞう)}; [#l8f74d61]
**プロフィール [#y1074912]
-性別:男
-年齢:不詳。しかし相当な老齢と思われる。
--関東大震災直後に妻と政略結婚しているという南條の証言より、年齢は推定80歳程度か(当時の男子婚姻可能年齢は満17歳から)。
-右代宮家での立場:現当主
-詳細情報は[[登場人物解説/金蔵>当主夫婦/長男一家#kinzo]]を参照

~
*&color(orange){不審な点}; [#k8fc8ee9]
**全話共通の不審点 [#u32f33d5]
-ほぼ六軒島で過ごしている。犯行の下準備をする時間は十分有る。
-今回の事件は屋敷の中と、倉庫で起こっている。屋敷を建てた金蔵なら、隠し通路などの下準備は出来るのではないか?
-金蔵は銃を所持し銃の扱い方を知っている。銃は十分に殺人の凶器たりえる。銃創などは杭をえぐることでごまかせばよい。銃はいろんなエピソードで他のキャラが途中で回収するが、銃を二丁以上持っている可能性を否定できない。
--EP3では親4人がそれぞれ一丁ずつ持っていた。
-外来組に顔を見せていない、ゲーム中に登場していたのは本物の金蔵ではない影武者なのかもしれない。そして本物は「19人目」として連続殺人を犯していたのかも。
-ベアトリーチェの手紙を黙認。内容を否定も肯定もしていない。
**エピソード1での不審点 [#u627f5b1]
-非常にアリバイが少ない。書斎からの「消失」の後、彼は自由に屋敷内で行動し犯行を犯していた可能性もある。
-ボイラー室の死体だって、本当に金蔵のものだったのだろうか? 替え玉トリックだったのでは? 実は金蔵は最後まで生き残っていて凶行を犯していたのかも。
-書斎では不自然なほどの悪臭がしている。これは死体を隠すためではないか?
--ボイラー室の金蔵の死体が替え玉トリックだった場合、その死体を事前に準備し隠しておける。
-替え玉の死体は隠しておいたのではなく、現場で「作り出した」可能性もある。
--最初の6人殺しで顔が損壊してるのは、この6人の死体のうちの誰かをボイラー室で焼いて替え玉にするつもりだったのではないか? 実際、登場人物たちは顔が確認できなかったので、焼死体を体格と足の指の本数で「金蔵だ」と判断した。
---金蔵以外の家族には足の指が6本の人間はいないはず、とすれば親族ではなく最初に死んだ郷田が焼かれた死体の正体では?
---金蔵が出資をした「福音の家」の孤児の中に多指症の者がいて、金蔵はその人間を引き取っていたのでは?
-親族と今更話す気がないといいながら、夏妃に対して優しい言葉をかけている金蔵。これは夏妃を犯行の手駒にする為に懐柔したのでは?
--何らかのアリバイ作りの為にわざわざ会話したとも考えられる
-嘉音死亡直前の台詞について。
--ボイラー室で金蔵の死体が発見される直前、嘉音は「ベアトリーチェ」らしき相手と相対し、その者と会話している。その中で嘉音はこの殺人劇を"金蔵とベアトリーチェが挑んでいる魔法によるもの"とも捉えられる言葉を述べている。詳細な内容については[[あらすじ(その2)>第一話『Legend of the golden witch』]]の「ボイラー室」の章を参照。
--嘉音の言葉を素直に受け取るならば、連続殺人劇に金蔵が深く関与していることは間違いない。(犯人そのものが「金蔵」ではなく、主犯、副犯の形で源次等の協力者がいる可能性もある)
--嘉音は異臭を探るためにボイラー室にやってきて「ベアトリーチェ」らしき相手と出会った。異臭は金蔵の死体が焼かれた臭いであったため、この「ベアトリーチェ」らしき相手が金蔵である可能性は、死体偽装トリックが使われない限りはありえない。

**エピソード2での不審点 [#m560fd49]
-非常にアリバイが少ない。エピソード2では最初(第一の晩)から最後(第九の晩)まで書斎に篭っていたような印象があるが、本当にずっと書斎にいたことを証明できる人はいない。彼は自由に屋敷内で行動し犯行を犯していた可能性もある。
**エピソード3での不審点 [#b3cae30d]

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*&color(orange){犯行動機}; [#f03aefb2]
**全話共通で考えられる犯行動機 [#b0a1ba32]
-碑文の内容を実行した?
--金蔵はベアトリーチェに再び出会うために親族会議のこの日になんらかの魔法儀式を行うことを宣言している。魔法儀式が「碑文の実行」だとするらば、碑文に見立てた殺人事件の動機としてはかなり大きい。
--金蔵が会いたい「ベアトリーチェ」とはEP2に現れた「19人目の客」のことなのか? それともお茶会に出てくる実在するかどうかもあやふやの「ベアトリーチェ」?
-金蔵はすでに殺されていて、金蔵の「フリをしている」人間に皆殺しの動機があったのかも? 
--金蔵が長らく書斎から出てこないことから、親族たちの気づかないところで別人に入れ替わっているとする(この場合、金蔵と出会っている描写のある使用人や南條はグルなのかも)。そしてその「誰か」が殺人計画を発動させたのかも
--「誰か」が殺人計画を起こした動機について考えられるのは?
---碑文の儀式を金蔵に変わって実行するため?
---右代宮家に恨みがあり、関係者を皆殺しにしようとしていた?
-自分の遺産を子供たちに与えたくないが為に殺害した?

**エピソード1で考えられる犯行動機 [#wc94f37a]
**エピソード2で考えられる犯行動機 [#l2f9579c]
**エピソード3で考えられる犯行動機 [#r9c465e8]

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*&color(orange){犯行手段}; [#t39c0216]
**全話共通で可能な犯行手段 [#wd93f748]
-老人である金蔵単独では犯行は難しそうだが、彼に忠実な部下が実行犯となり、金蔵は黒幕として実行犯に指示しているような可能性は考えられる。なんといっても、彼はこの島での「儀式」を心待ちにしていたのだから。儀式=連続殺人ならば、彼が黒幕である可能性は非常に高いのでは?
--紗音、嘉音、源次といった金蔵に忠実な使用人たちに対してなら、連続殺人という凶行を指示することもできるのかもしれない。
--紗音、嘉音、源次、熊沢以外に、別の使用人を秘密裏に用意しておいて、そいつを実行犯にさせることもできる。そして金蔵から源次たちも把握してないマスターキーを渡されていれば、密室トリックなどないも同然
--金蔵が経営していた孤児院は、給仕の訓練だけでなく、この日の”儀式”を完遂させるための殺人代行をするような訓練を施していたのかも?
---ep2では、嘉音、紗音、源次が類稀なる戦闘能力を持っている描写がされている。魔法描写の真偽はおいておいたとしても、使用人たちが戦闘訓練を受けていた可能性は否定できないのではないか。
**エピソード1で可能な犯行手段 [#n481c774]
**エピソード2で可能な犯行手段 [#z7026bea]
**エピソード3で可能な犯行手段 [#ve399ca9]

*&color(orange){犯人ではない可能性}; [#hb384f1b]
**全話に共通する犯行容疑への弁護 [#b2ae8639]
-魔女が復活するか、生贄に選ばれない限り書斎を出ないと明言している。
-EP4で&color(RED){全ゲームの開始時に金蔵はすでに死んでいる!};との赤があるためゾンビのような存在にならない限り犯行は無理である。

**エピソード1での犯行容疑への弁護 [#a6e16e52]
-ボイラー室で焼かれていた金蔵が替え玉トリックではないのならば、少なくともその後の犯行は無理。
-また、替え玉トリックが使われていたとしても、金蔵のふりをした偽者が金蔵に成り代わっており、本物の金蔵の死体を書斎に隠しておいて、ボイラー室で焼いたのかもしれない。そうなれば金蔵は犯人ではなく被害者。
--夏妃に対して金蔵に似合わないような優しい言葉をかけていたのは、あのときの「金蔵に見えていた人物」が実は金蔵ではない別の人間であったということなのではないか?
**エピソード2での犯行容疑への弁護 [#o687fa08]
-本編中はずっと書斎に閉じこもっていた(と、楼座らが証言している)ので、少なくとも実行犯ではない。
**エピソード3での犯行容疑への弁護 [#f2b7f713]
-第1の宴で、ボイラー室で焼かれていた金蔵が替え玉トリックではないのならば、少なくともその後の犯行は無理。
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*&color(orange){各話での死亡状況の考察}; [#ref9b4c1]
**エピソード1での死亡状況の考察 [#yf1773b7]
-5日の夜7時半前、ボイラー室にて、眉間に杭が打ち込まれた状態でボイラーで焼かれていた金蔵の死体が発見される。顔面は焼かれていたため判別は困難だったが、足の指が六本だったために、これは金蔵の死体であると生存者たちは認定した。
-魔女の棋譜では「第四の晩に、死亡。眉間を“マモンの杭”にて抉られました。」とある
-ボイラー室で発見された死体は本当に本人のモノか?(確実に死亡していたのか?)
--死亡していた
---多指症という判りやすい身体的特徴がある以上、金蔵の死体と考えても良いのでは?
---複数の親族が死体は金蔵であると証言している。
--死体はフェイクだった?
---死体は焼却炉で焼かれている最中だった。身体はボロボロで、顔で金蔵だと判別したのではなく、「多指症」という身体的特徴による判断による部分が大きい。
---この世界では、多指症という症状自体は珍しいが、珍しすぎるという訳ではなく、幼少時に多くの人間が「治療する」だけ。つまり、金蔵の体格に似た多指症の死体を用意すること自体は(難しいだろうが)可能。
---第一の宴で死亡した6人の中に、多指症の人物がいてその死体を使った可能性もある。ボイラー室の死体は金蔵であることを足の指の数でしか判断できないほどボロボロに焼かれていたため、ボイラー室の死体が第一の晩で顔が損壊もしくは半壊していた死体であっても、金蔵ではないとは簡単には気付かれない。
-惨劇の特徴からしても、他の被害者と決定的に異なる点が…彼と嘉音は確実に「単独」で死亡している。これには何か意味があるのだろうか?
-身体的特徴情報が不足しているので一概に言えないが、金蔵は比較的大柄で頑強そうに見える。この死体が偽者であったとしても体格は似せているだろう。このような大柄な死体を焼却炉にくべるには、大の大人数人が必要。犯人は複数犯か?
↑「ひぐらしのなく頃に」で&color(black){富竹の死体から大石がした推理と同様の考え方};。
**エピソード2での死亡状況の考察 [#sdf45b4a]
-第九の晩まで生き残り、魔女によって黄金郷にいざなわれる。その際、金蔵は魔女の宴の晩餐として山羊の貴族たちに食い散らかされた。
-この不可思議なシーンについては[[第二話あらすじ(その2)>第2話 『Turn of the golden witch』]]および[[ファンタジー(第二話)]]に詳しい。彼の最期の描写は幻想に彩られており、人間犯行説の立場からすると本文中のテキストの描写を丸呑みするには抵抗感があることは否めない。金蔵は本当に悪魔に食い殺されたのか?
-魔女の棋譜では「第十の晩に、行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼を黄金郷へ招かれました。」とある。実は死んでない?
-TIPS/Charactersの金蔵の項目をExecuteすると、死亡ではなく「行方不明」として扱われる。
--エンドロールでは「死亡」なのに、TIPSでは「行方不明」なのは、魔女(真犯人or魔女実在派観客)視点と警察視点(遺体が見つからなかった)の違いからか?
**エピソード3での死亡状況の考察 [#rc68789c]
-5日の朝6時半過ぎ、ボイラー室にて、ボイラーで焼かれていた金蔵の死体が発見される。顔面は焼かれていたため判別は困難だったが、足の指が六本だったために、これは金蔵の死体であると生存者たちは認定した。
-魔女の棋譜では「第一の晩に、死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。」とある。
**エピソード4での死亡状況の考察 [#n82a139d]
-5日の朝6時過ぎ、ボイラー室のボイラー内で焼かれていた金蔵の死体が発見される。顔面は焼かれていたため判別は困難だったが、足の指が六本だったために、これは金蔵の死体であると戦人が判定した。
-ベアトリーチェによって「&color(RED){全ゲームの開始時に金蔵はすでに死んでいる!};」と赤字で宣言される。
--しかし、宣言前の4日22~24時頃に、金蔵が召喚したシエスタ姉妹らを使って家人を殺害し、儀式を進め、ベアトリーチェや真里亞と会話を交わしたような幻想描写がされている。この金蔵は一体?

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IP:163.215.3.23 TIME:"2009-11-11 (水) 11:44:51" REFERER:"http://umineco.info/" USER_AGENT:""