考察投稿抜粋/ベアトの核=「事故」シューディンガーの猫説 の変更点
-投稿時の発売済み作品:EP1/EP2/EP3/EP4~
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*&color(orange){ベアトの核=「事故」シューディンガーの猫説}; [#a13f92e6]
592 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/03(木) 12:04:19 ID:Xw2gkU7x
590 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/01/20(火) 21:18:06 ID:obWHO7Nt
http://www8.uploader.jp/user/umineco/images/umineco_uljp00962.txt
考察完成・・・長いけど勘弁
とりあえず今までもらったレスやら参考にして拡張してみた
【以下抜粋(見やすく改行あり)】
少し前のスレで出した推理に色々レスをもらえたため、参考にさせてもらいながらさらにつきつめて書いてみた。
無駄に長くなってしまってスマソ。この推理は
・戦人視点も信用しない
・推理合戦に挑まなくて済むようにする
・碑文を解くことでなぜ殺人が止まるか説明する
・赤字に頼らなくてよくする
以上の項目を満たすために考えたものである。
【ベアトの核とは?】
さて、推理の話だが、まずEP4の「わたしはだぁれ?」について考えたい。
ベアトの核であるということは、それはベアト(魔女)が存在するためには欠かせないものであるということだ。自分はその答えが「島にいた人間を全滅させ、尚且つ何があったか分からなくする存在」であると思う。時限爆弾説や自然災害説の類だ。
説明のために本編でも話されたシューディンガーの猫の話を持ち出そう。箱を空けて見なければ中の猫がどうなっているか分からない。
六軒島での事件を例に出すと、何らかの「事故」で島の住人が全滅した上に、奇跡的に体の一部が見つかったという話のように手がかりもほとんど残らないような状況なため、何が起こったのかは分からない。だからボトルメールにより世に出された魔女(説)は存在することができる。
魔女を否定するためには箱を空ける(真実を確定させる)必要があるが、警察すら事故と扱ったように、手がかり自体がほとんど存在しないためこれは不可能。
普通にやったら魔女の存在を否定することは不可能なのだ。
だが、もしこの事故が不発に終わったらどうなるか。例えば避難するなり止めるなりして生き残りがでればどうなるだろうか?
1,2名の生存者なら、真実を話しても陰謀を疑われてボトルメールの話は信じられるかもしれないが、もっと多くの生存者がでたらただの妄想話として終わってしまう。魔女説は存在することはできなくなってしまうのだ。
もし戦人がこの魔女の核について気がつき、島の人間を避難させるなり「事故」を止めるなりしたら、その時点で魔女は敗北したも同然なのではないか?
これならば戦人を殺す存在こそが魔女の核というお茶会での話も通る。
ここで緑寿の存在を上げてみたい。竜騎士は電撃の対談で、緑寿と戦人が共闘して戦う、という話を考えていると話したのに、実際には推理面では戦人のためにはあまり役に立ってない。緑寿がバランスブレイカーになるため、活躍が抑えられたと考えられるが、なにがマズかったのだろうか。
核=事故とすると、すっきりする。緑寿はこれまでのEPをみて、どれも最後に何が起こったかがわからなくなっている事に気付いただろう。
もしそれを不審に思い、戦人に未来では何があったかを教えれば、あっという間に魔女の核が何か気付いてしまっただろう。
【各々の勝利条件は?】
次に、各々の勝利条件について考えてみたい。
ベアトの勝利条件はシンプルに魔女を戦人に認めさせることだと思う。本編で語られた話や、
TIPS「魔法についての重要事項」などを見ても魔女の存在を人間に信じさせることが目的かと。
その成果がTIPS「ある料理人の雑記」にあるように人間にとって不可能に見えるようなことを起こし、使用人たちに魔女を信じさせたこと。
そして集大成が、シューディンガーの猫を活用した、魔女の存在を否定できなくする島の「事故」ではないか。
なぜ、戦人に魔女を認めさせたいかはなんともいえない。指摘に会ったようにそれに戦人の罪が関系しているのかもしれない。
ただ、戦人の罪関連は情報不足で出題編だけで解かせる気がないように感じたので、置いておくことにする。
ではなぜ、その勝利条件を満たすことが不可能になったのだろうか。
今までのEPでも戦人は人間犯人説で説明できなかった、魔女を認めないだけでゲームは終わらなかった。
EP4では緑寿が惨殺されたため、戦人は今までの出来事でもう魔女を信じることは絶対にないだろう。
また、戦人の目的となった「生きて緑寿のもとに帰る」ということを考えると、生きて帰るためには事故を防がねばならないため、核である事故の存在にもいつかは気が付かれ、防がれるから勝ち目がないのではないか。
魔女を戦人が認めない限りいつまでも戦いは続き、そしていつかは核を打ち破られる。これでは最早勝てるはずがないというのは分かる。
戦人の勝利条件とはなんだろう。事件を人間犯行説で説明することか?だが、できなくてもEPは続き、EP4のお茶会ではベアトは戦人の青字の推理に反論しなかった(戦人が推理対決に勝利した)のに、結局は何も起こらなかった。
敗北同前なのに認めなければ続くということは・・・嫌な想像だが、事件を全て人間説で説明できたとしても、新たな事件をつきつけられる事が無限に続くのではないか。
ラムダはベアトが無限に引き分けることに賭けている。つまり無限に引き分ける可能性があるということだ。
ベアトからしてみればシューディンガーの猫により何でもありになっているため、でっち上げの事件をほぼ無限に考えつくことも可能だ。
人間説でも説明できるよう、人間の犯行パターンを考えて、それを幻想で脚色すればいいだけだ。
ここでうみねこの世界観の話を出したい。
今までのEPは実際に起きたことで、平行世界の事件をみせられている、世界はループしているという話がある。
こうではないと実際の事件として説明することができないからだ。しかし、それには無理がないか。
例えば創作ならば動機や犯行方法などはどうにでもできるが、ループや平行世界の場合は登場人物の情報の多くは定まったものでなければならない。
枝分かれした世界なのだから。
劇中に毎回殺人の犯人やその共犯が変わるような仕掛けがあるという説がある、これなら色々な事件の流れを想定できるが、それでも無限のパターンになることはありえない。
動機は金や私怨辺りしか考えにくく、いずれも似た流れになってしまうはずだ。
思えばEP4の霧絵やジェシカの発言は露骨だ。どんな動機にせよ、戦人に人外の存在を印象付ける必要性がほとんど(ベアトの共犯の場合くらいしか)ない。
実際にそれを吹き込んだことによる戦人への影響もなかった。そもそもEP3以外は、人間説だと不可解になる無駄な装飾が多すぎる。
魔女を認めさせたいベアトの本音が各々の発言に影響したのではないだろうか。
これらの考え方だと、戦人は推理バトルをすること自体無駄になるのだ。
所詮創作であり、解いたところで何にもならないのだから。
確かにEP4で明確な目標が生まれるまでがそうであったように、なんとなく無限の推理バトルを続けていればいつかは屈服し、ベアトが勝つ可能性もあっただろう。
戦人が勝つためにはベアトの核を打ち破るか、碑文を解くしかないのだ。
碑文を解けば事件はおわると赤字で宣言されているから。ご丁重にベアトは負けるためにわざわざ核を晒してくれたのだから、あとは勝利に突き進めばいいだけだ。
【なぜ碑文を解くと事件は終わる?】
これまでずっと碑文を解くことで殺人が終わるから、事件が終わるということなのだろうとおもってきた。
しかし今は、事件とは創作により生み出される事件のことであり、碑文を解けば魔女の核である事故を防ぐかそれから避難することができるから、と考えている。
碑文を解いた絵羽は生き残ることができたが、殺人は終わらなかった。絵羽が碑文を解いた先が「事故」の避難所になっているのではないか。
もし上に書いたように複数名もしくは全員が生き残れば、真実は確定され、ベアトの生み出す事件は存在できなくなる。
だが、絵羽は1人だけの生還な上、事件の真相を話すことがなかった。
タイムリミットについても考察。2日目の24時に「事故」が起きる為、碑文をそれ以前に解かなければならない?
だが、碑文を解かずとも生き残る道はあるはず(時限爆弾→屋敷から離れる 地盤沈下→海岸に逃げる)。
この時点でもう13人以上の殺人が完成しているため、残った僅かな生き残りが真実を話しても魔女説は存在できるから、ということではどうだろうか
【推理するだけムダ?】
これまでの考え方でいくと、これまでのEPを推理して、その事件の真相を引き出したところで意味はないという事になる。
碑文をといて「事故」をどうにかすればいいのだ。だからこれまでのEPの犯人について考えることはしない。
(推理合戦に挑まずとも良いのがこの説の利点であるし)
「赤字まで嘘だと推理がなりたたないため、赤字は信用できる。信用するしかない。赤字ゲーだ」
こう世間で言われたりするが、自説だと推理合戦する必要自体が少ないため、推理合戦のためにばかり使われている赤字に依存する必要はないのだ。
核などを特定するための赤字を活用すればよい。「赤字は信用できます。でも頼る必要はありません。」こんなトリッキーな扱い、竜騎士がやりそうだと思ったり。
ただ、EP3だけは別かもしれない、創作話ならばEP4での緑寿の活躍はどうなるのか、ということになる。
本当はEP3が「本当」の真実であるのかもしれない。ただ、そうだと仮定しても、
EP3は最初の密室は最後の礼拝堂の鍵だけ偽者、楼座は口論からのもつれ、真里亞は口封じ・・・粗方絵羽と秀吉の犯行で説明でき、南条殺しも戦人が言い、ベアトやラムダに否定されなかった時間差トリックで片付くため、他には譲治の不審点など少々の謎を推理すればよいのではないか。
【ベアトは何者?】
ベアトは恐らく実在する人物なのではないか。
ボトルメールも事故と同様、魔女説が存在するために欠かせない存在のため、書いた人物は当然ベアト。
郷田の雑記ではネグリジェを着た人物に遭遇し、自分と源次しかいないのに悪戯が起きたとある。
何者かがいたとするのが妥当ではないか。まぁ既存の人物でも・・・例えばジェシカがベアトとかいう話でも、
魔女を印象付けたいがために色々手の込んだことをした、ということでも可能か。
魔女を信じさせたい動機は・・・以下既出推理から発展させたもの。
初代ベアトはドイツから隠し財産をもって逃れてきた女性。金蔵その財産の恩恵により頭角を現し、その女性との間に子供までもうけるが初代ベアトは自殺。
2代目ベアトを金蔵は幽閉していたが、楼座につれだされて死亡、崖を歩くという無知が原因な死であり、金蔵はこれに後悔し、
2代目から生まれていた3代目ベアトに魔法について徹底的に教えることで他に興味がいかないようにした。
これにより魔法が全ての女性が完成し、いつしか自分の全てである魔法を世界に示したいという望みをもった、といった感じではないか。
碑文はベアトが考え、金蔵に魔女を認めさせるためのゲームの話を持ちかけた。
最愛の女性の孫の頼みであり、一族にも絶望していた金蔵はこれに乗り、一族全滅の仕掛けと安全地帯を用意した・・・
こんな感じではないか。まぁあくまで想像なため、なんともいえない所だが。
【ベルンとラムダは何者?】
これについては台風説やメールが入っていたボトル説など面白い話がでているが、
自分の考えだと一般的な推理である、下位の世界を自由に操れる上位の存在といったところか。
自分の推理だともう事件は起ってしまっているので、やり直しができないと上記のようなボトルメール封殺作戦を行えないのだ。
まぁ、平行世界にしろループにしろ超常的な存在じゃないと説明できないよね・・・
【まとめ】
・ベアトの核=「事故」。回避されるとベアト\(^o^)/
・緑寿推理で役に立たず→上記の理由で未来の情報はチート的存在→早々に退場
・ベアトの勝利条件は戦人に魔女を認めさせること
・戦人の勝利条件は「事故」を回避すること
・今までの殺人事件を人間説で説明できても終わるとは限らない→推理合戦は戦人に真意をさとらせないためのトラップ
・碑文を解くと殺人は止まる→解くと「事故」の安全地帯にいける→生き残りが多数→魔女説\(^o^)/→ベアト\(^o^)/→もう殺人はおこらないよ!
・ベアト「早く負けたいのに戦人は核の存在すら考えてないよ・・・」→ベアト「気がつかないなら核を晒せばいいじゃない」→EP4お茶会
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