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考察投稿抜粋/1998年の世界構成

考察投稿抜粋

  • 投稿時の発売済み作品:EP1/EP2/EP3/EP4/EP5/EP6


[編集]1998年の世界構成

[編集]うみねこの超難解な解答を真面目に考察する 18


223 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2010/01/26(火) 14:39:11 ID:NQGYD+Pp
 さんざ言われているだろうがうみねこは1998年視点の話だと言う気がするんだよな。
 それを自分なりに筋立てて見る。
 根拠はEP6序盤のフェザリーヌと縁寿の次の会話。

 「かつて。私は戦人を通してカケラを鑑賞していた。
 ……しかし、彼がゲームマスターを継承した今、観測者として相応しくないのだ。
 私は、心より純粋な気持ちで物語を追っている。
 その私にとって、今の戦人を通して観測することは、さながら推理小説を逆さに読むにも等しい興醒め…。」
 「……お兄ちゃんがゲームマスター?? 何の話をしてるのかさっぱりだわ。」
 「さっぱりだろう。知りたいであろう。……私も知りたい。
 戦人がゲームマスターを継承し、紡ぐ物語がどのようなものか。
 …そして、戦人が至ったという真実がどのようなものか、私の、自らの思考の旅で追いたいのだ。
 ………私は病の深き身。考えねば鼓動を続けることさえ叶わぬ…。」

 つまりEP1~5はフェザリーヌが【戦人を通してカケラを鑑賞していた】のであって戦人がフェザリーヌとの観劇を通して何かに気づいてGMになった。
 しかしEP6では戦人を通して観劇することが【ゲームマスターを継承した今、観測者として相応しくない】から縁寿を通して鑑賞していると書いてあるように思える。
 これはあたかもさっきまでは戦人で良かったが今では不適格だから縁寿に変えたと言っているように聞こえる。
 つまり観測の巫女として縁寿でなければならなくなった時点から時間的にそんなに離れていない事を意味するように思える。

 さらにEP6から引用。

 戦人は、ベアトの体を蘇らすことには早々に成功していたが、その魂がなかなか呼び戻せずにいた。
 しかし、彼が第6のゲームの設計に没頭している間に、目覚めていたのだ。それは3日も前のことだった。

 これを掻い摘むと「ベアトの体を蘇らすことには早々に成功していたが」「第6のゲームの設計に没頭している間に」「3日」とも読める。
 つまりGM戦人はGMという地位を得てゲームの設計ができる立場になってすぐにベアトの体を作った。
 そこから起算して3日という短期間でEP6という物語を作ったと読める。
 この3日が魔女時間で表されるなら文字通りに受け取ることはできないかも知れないが、素直に受け止めると実際戦人が覚醒したとき
 ・・・つまりEP5終了時点からそれほど時間がたっていないという推理を後押しする。

 ~ここからは以上を踏まえた感想~
 こう考えたとき次のことを思う。
 EP6が書かれたのはEP5終了時点から間もない。その間もない時点が1998年の10月の月初めだ。
 EP6というのは1998年10月に八城が縁寿に読ませている事は確定している。
 そこから近い時間に戦人は観劇し、覚醒し、EP6を作成している?つまり1998年10月時点で戦人は生きている?
 そういう疑問を持つと天草がEP1~5の観劇者であってEP6の創作者ではないか?との想像が自然と浮いてくる。
 EP6の創作小説を読んでいる人物に天草も入っていることも面白い点だし、天草が本当の自分の兄と気づいて
 いない縁寿が最後には気づいて天草のこの部屋で待っていろという言葉に反して八城の家を出て天草を追いか
 けるのもうなずけるしそういう構図は好きだ。
 金蔵が死亡した時点で全ての利子を回収するのがベアトリーチェならそのルールは1998年のEP6でも生きているはずだ。
 この筋で今推理し、全EPを通して整合性のつく理屈を探しているがなかなか思いつかない・・・
 誰か以上でどこかしら一理あるなと思える人がいるなら自分の推理を聞かせて欲しいです。
 全然駄目だぜと思う人も何が駄目なのか教えて!


224 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2010/01/26(火) 15:41:19 ID:JZOW02mf
 EP6で解き明かすべきは1998年の世界構成だと思うんだ

 EP6縁寿はEP4縁寿とだいたい同じような経緯を辿った人物のはず
 つまり、六軒島からは絵羽のみが生還した世界を辿ってる
 他の親族が死んでいるかどうかはわからないが、少なくとも縁寿は生還したと認識していない
 絵羽が生還しなきゃ小此木とかにも出会えないだろうし、霞に狙われるのも当主を継承したのが最近だからだろう

 でもEP3以外で絵羽は死んでる、少なくとも死んだことにされてる
 八城のDawnも絵羽が死んだことにされているが、縁寿の世界では絵羽は生き残る
 これが正しいとするとロジックエラーであり物語は破綻している
 絵羽が生還する現実を知ってる縁寿が、絵羽が死ぬDawnを真実の一つとして認めるとは思えない
 ネット上で賛否両論なんて話も同じ、絵羽も縁寿も有名人だったみたいだし

 これをどう矛盾無く読み解く方法は、思いつく限り以下2つ

 1)各EPは、絵羽が生き残る、10/5の爆発事故が起きることなどを確定条件として読むことが正しい読み方

 1998年の世界では。「六軒島事件に関する物語において、絵羽死亡エンドも許される」というルールがあるとする
いきなり出てきたボトルメールで絵羽が死んでるから、この方がより謎が深まる、とかの流れで
 ただし、読み手は絵羽が生還した事実を知ってるから、作中でどうなろうと絵羽は生還する前提で読む
 つまり、絵羽絡みの殺人事件は全て偽装事件だと確定して読むことになったりする
 こんな読み方をすると、EP3以外で第1の晩は偽装事件だと読める
 ちなみに偽装事件→嘉音失踪→本当の殺人事件→爆発事故ってのが各EP共通の流れ

 2)1998年の世界は全て幻想

 この場合、1998年の世界を生み出すことの出来るのは縁寿参入時のマリアージュだけ
 そんなマリアージュが存在したのは1986年親族会より過去
 1998年の世界は1986年の六軒島事件をベースにしてるし、六軒島事件もマリアージュの魔法ってことになる
 現実には何も起きてなくて、「今から楽しみにしてた親族会だ!!やっほぉぉおおおお!!!」ってハッピーエンド?

 長くなるから一部端折ったけど、他に矛盾無く解釈する方法が思いつかないんだよね
 この辺の関係で面白い解釈があったら教えて欲しい


225 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2010/01/26(火) 15:54:26 ID:JZOW02mf
 最初の数行は>>223へのレスだったんだが、そこに辿りつく数手前で行き詰ってるからこうなった
 「現実は一つ」って意見の人は絵羽の生死をどう扱ってるんだろう?


226 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2010/01/26(火) 15:57:20 ID:qYEcTdMw
 >>224
 EP5と6が六軒島に事件のヒントではなく、メタ世界構造のヒントとして作られているのは同意。
 展開編ってそういうことだと思うんだよな。
 六軒島で本当に起こった現実的な事件のヒントはEP4までが全てなんだよ。
 EP5からはなくても事件の謎は解けるという言い方は文字通りだと思う。
 EP5と6は六軒島殺人事件の真相のヒントと考えると余計混乱するようにできてるんじゃないか。
 EP5と6はあくまで98年世界のヒントのためのEPだとかね
 だから、EP5と6で描かれた狂言説も同一人物説もあれだけの分量をもちながら86年世界の真相には全く関係ない幻想である可能性さえあると思う
 ただそれと同時に、狂言説も同一人物説を考察しないと98年世界の謎が解けないんじゃないかな

 86年世界で本当に起こったことを推理するにはEP5も6もノイズでしかない。
 しかし98年世界を含めたうみねこ世界構造を知るにはEP5と6は必須だとかね


229 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2010/01/26(火) 16:43:37 ID:NQGYD+Pp
 >>224
 >>225
 確かに絵羽が生きていると確定できるなら死んでいると書かれている偽書(ボトルメッセージ等)を世間は無視すると思う。
 俺たちが他の絵羽死亡エンドと生還エンドのどちらが正しいのか迷うのは1986年以降絵羽が生きていたと推理できる要素と死んだと推理できる要素
 の両方を持ちつつそれを確定する手段を持たないからであってゲーム中の住人たちは本当に生還したか死亡したか確定できる。
 しかし絵羽が生還してていると確定していても死亡エンドを綴ったボトルメッセージがゲーム中の住人に支持されている描写もある。
 さらにEP3は純粋に生還エンドだが、EP4,EP6は生還前提の世界で死亡の物語を読んでいることになる。
 そして創作小説の中とはいえ赤で死亡を宣言される。
 この矛盾をどう説明するか、だよね。
 俺もそこは良く解らない・・・
 まぁ、世間が絵羽が生存しているにもかかわらず死亡していると描写する偽書を持ち上げる理由はわからないけど
 縁寿には本当は家族の誰かが生きているのではないかという調べ、偽書でも信じる動機があると思う。

 上記を考えたうえで仮に絵羽死亡が真実だととると今度は絵羽は死んでいるのに生きていると綴られる物語を支持される理由が同じように見つからない。
 そうすると>>224の(2も・・・確かに考えられなくは無いよな・・・

 ちょっと考えを整理しなきゃこれ以上書けないわ。


230 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2010/01/26(火) 16:52:19 ID:C0R1t4Y2
 まあ、縁寿にとっては違うけど、
 世間の人は本物の絵羽は死んでいて、
 今の絵羽は偽者だと言うこともできるので、
 世間の人視点でどうのこうのというのは
 大きな問題でもないと思うが。


231 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2010/01/26(火) 17:06:46 ID:NQGYD+Pp
 >>230
 例えば仮に本当の生還者が楼座だったとして後に絵羽を名乗れば済む話ということ?


232 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2010/01/26(火) 17:23:08 ID:JZOW02mf
 >>231
 極端な話ではそれでもいいってことかと
 世間の人からしたら赤の他人の話でエンターテイメントだから、面白ければ何でも良い
 何の責任も無いわけだから

 縁寿や霞、遺族や絵羽の知人とかはそうじゃないはずだがね
 確かに自分で絵羽を観測しているのだから、ロジックエラーになってしまう
戦人は生きてたけど記憶喪失になって行方不明うんぬんなんて話なら縁寿も受け入れるかもしれんが


233 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2010/01/26(火) 17:44:35 ID:qYEcTdMw
 しかし、面白けりゃなんでもいいって感じで偽書が作られるわけじゃないのもEP6では語られてるわけで。
 偽書は「これを出すことはベアトが喜ぶはず」のものなんでしょ


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お名前:
  • 偽書を作る場合、行方不明の人間は86年に死んだ事にして作中で殺せる。いかにも生還した様にも書ける。絵羽は不特定多数の人間と会ってる場面が描かれていない。しかし当時に死体が見つかる等して死亡確定の人間は必ず86年で殺さなければならない。よってEP1~4で全死亡している人間は後世で死亡確定。1度でも行方不明になってる人物は全員行方不明と思う。おそらく表に出てこない謎の人物によって右代宮家が持ち直しており、EP4では偽書作家がそこに絵羽をキャストしたんじゃないか。と思う。 -- 2010-04-29 (木) 00:15:07
  • 作中に登場する縁寿は、すべて絵羽生還EPの縁寿だが、各EPにつき、それぞれ「かけら世界」があり、全員生還しない世界の縁寿も(登場機会はないが)「かけら世界」には居る。と普通に思っています。↓の人も同じことを言ってるかな?「かけら世界」に過剰適応してしまったからこう思うのであって、間違ってる可能性もあるかもしれないですが。 -- 2010-04-26 (月) 21:54:24
  • 自分は、絵羽が生きてる縁寿と生きてない縁寿はちゃんといると思うのだけれども・・・? -- 2010-04-26 (月) 21:24:17
  • ↓よく読んだらちゃんと書いてありました。ごめんなさい。 -- 2010-03-03 (水) 14:15:07
  • 赤字で死亡宣言されても、生還している絵羽が実は偽者であるとかなら問題はないよね -- 2010-03-03 (水) 13:50:32
  • EP1とEP2はその世界だけで完成しているから間違ってない。ただ、視野を広くして見ると絵羽は帰ってきてる。つまり『犯人は絵羽を含む全員を殺したかった』が絵羽は生還してしまったor『絵羽自身が事件に関わっていて絵羽は生き残るべくして生き残った』→つまり他EPの絵羽も実は生きている可能性がある・・・と言うことか -- 2010-02-04 (木) 00:38:28
  • マリアが例の本に書いた願いってこと? -- 2010-01-30 (土) 21:16:02

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