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考察投稿抜粋/創作説考察:魔法描写は登場人物の願望の投影

  • 投稿時の発売済み作品:EP1/EP2

[編集]創作説考察:魔法描写は登場人物の願望の投影

87 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/04(金) 02:55:38 ID:5cOfxYDF
先に言い訳すると、勿論まだしっかり理屈を固めちゃいないよw

この物語は、魔力耐性のある戦人視点から離れると、前回の物語で黄金郷に辿り着いた者による
「愛や夢に基づいた書き換え」が行われる。それが四つの宝の意味。
ただし戦人のパートは書き換えられないから、「全面改定」によって完全に幸せになることはできず、
つまり戦人が魔女を信じないせいで毎回永遠の幸せには至れずに終わってしまう。
2話の物語は、戦人パートから離れた箇所はと、前回黄金郷に招かれた朱志香・穣治・真里亞の願いが
混入してきて、彼らの愛する者や信じる物が、彼ら向けの形に書き換わっている。
だから嘉音と紗音にはベアトが見えた。彼らのキャラ造形は、魔女を認めた朱志香と穣治の改竄だから。
だからバトルがああいう風になる。惨劇が真里亞の願うマジカルワールドで彩られているから。
でも全体としては幸せでも何でもない。戦人パートで認識した死は、描かれなくてはならないから。
この物語は、まずこの魔女幻想のルールを見破って引き剥がして、しかる後にニンゲンの犯行を暴くもの。

・・・・・・・・なのかな~~~、と思ってるだけなんで、まぁ話半分に読んでくれれば。


233 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/06(日) 04:34:11 ID:hmt59D98
いつぞや幻想ルール考えた"87"だけど、ちょっとディテール詰めて、ルールを狭めてみたんで、また書く。
糞長いのは例示を幾つも入れたせいだけど、「細かい点でも合ってるでしょ」ってのを目指したんで、
例示に価値を見出さない人には迷惑をかけることになるかも。勘弁してくれると嬉しい。

【1/7】
この物語の一部分は、前回の物語で黄金郷に辿り着いた者(以下「黄金郷組」)による
「愛や夢、そして魔女への屈服に基づいた書き換え」が行われている。それが碑文の示す四つの宝の意味。
その「一部分」の選定にはルールがある。物語全体を次のように3つに分けるとして、
(1) 魔力耐性のある戦人が居る場面(ただし屈服中は除く)
(2) 黄金郷組の愛する者が居て、戦人が居ない場面
(3) 上のどちらでもなく、他の誰かしか居ない場面
書き換えられているのは(2)のみである(以下、「戦人パート」「幻想パート」「第三者パート」と呼び分ける)。

第三者パートの存在は小さく、物語の殆どは戦人パートか幻想パートであるため、戦人さえ魔女を認めれば
ほぼ全面的に黄金郷組とベアトにとって都合よく書き換えることが可能になる。
しかし戦人が途中途中で事実を認識してしまうため、それに合わせた幻想しか組み立てられず、しかも毎度黄金郷を
追い出され、魔女が永遠の眠りにつく=次の物語で終焉を迎えることができないため、次の物語も惨劇になる。
これがすなわち「馬鹿のせいで地獄行き」。


234 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/06(日) 04:34:36 ID:hmt59D98
【2/7】
2話の場合、幻想パートとは、前回黄金郷に招かれた朱志香・穣治・真里亞の愛する嘉音・紗音・楼座の3人が居て、
且つ、戦人が居ない場面。これに相当する場面に、彼らの願いや「魔法の存在」が混入している。
子供向けアニメのノリと、妙に忠実なオカルト知識の混ぜ物であるバトル全般は、真里亞の感性で生まれたのだろう。
(このバトルはよくラノベと表現されるけど、実際ラノベもそんな感じの混ぜ物だよね)
でも、戦人パートと第三者パートには、一連の超常現象が一つも登場してこない。・・・と思うw

興味深い符合を伴う例としては、礼拝堂で親達が魔女を認めるシーン。時間がちょっと面白い。
俺はあれは真里亞の幻想で、その「燃料」は、前回の同時刻の出来事だと思ってる。
礼拝堂のシーンは夕食の章の後の4日22時。1話でもやはり夕食の出来事で魔女の話題になり、直後の4日22時の章で、
真里亞は親達に魔女を信じて貰えなかったことを悲しんで、肖像画の前で泣きじゃくってる。
それがほぼ同時刻同シチュエーションで「リベンジされた」んではないかな。
たぶん、ベアトの証明法なんか真里亞は考えてない。ただ「結果的に認めて尊敬してる親達」だけが存在する子供の幻想。

あと、10月4日と5日の外、つまり冒頭の「朱志香と嘉音」「穣治と紗音」、結末の「真里亞と楼座」のパートは、
「何かの出来事の改変」ではなく、丸ごと幻想風景であるかもしれないと個人的には考えていたり。
この物語は、まずこれら魔女幻想のルールを見破って引き剥がして、しかる後にニンゲンの犯行を暴くものだと思う。


235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/06(日) 04:35:01 ID:hmt59D98
【3/7】
この説に基づくと、第三者パートに、ミスリードが幾つか含まれていることになる。
たとえば、穣治達を礼拝堂に行かせて、源次が一人で残るシーンで、源次が蝶をナイフで射止めてる。
でもよく考えると、これだけなら蝶は蝶であり、ナイフ投げはナイフ投げでしかないんだよね。
(俺は以前テレビで、ストローに待ち針を入れて吹いて、3mくらい先を飛んでる蚊を射る変態を見たことがあるw)
うっかり嘉音ブレードの仲間に入れそうになるけど、実はこれは現実的な光景なわけだ。
同様に、霧江が「ベアト似の女」と会った時も、彼女は何も不思議なことはしていない。愛人の孫娘、でも通る。

蝶は、ただ舞っているだけならただの蝶。
ナイフ投げは、ただ蝶を射るだけならただのナイフ投げ。
ベアト似の女は、ただ肖像画そっくりの顔で不敵に笑うだけなら、ただのベアト似の女。

でもそれが、嘉音の前では、蝶は集まって魔女の姿になり、
紗音の前では、ナイフは偽嘉音の腕さえ壁に縫い止めるスーパー能力に昇格し、
楼座の前では、ベアト似の女は踏み潰されたお菓子に蝶を舞わせ、元通りにしてしまうわけだ。
OPの最後の一節は「飾られた虚実 愛が無ければ見えない」だけど、これは実際にはこういう形になるのだと思う。
「愛を伴う(愛する者の居る)場面は、虚(求める愛と魔女幻想)と実が入り交じる形に飾られてしまっている」
前回選別された「愛」が、今回の幻想混入箇所を決める仕組みで生まれる殺人劇。だから連続殺人幻想、みたいな。


236 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/06(日) 04:35:29 ID:hmt59D98
【4/7】
連続ということで、1話についても考えてみる。
0話(仮定)の黄金郷組はわからないから、「これは絶対超常現象」って物を見たキャラは誰? って所から考える。
1話で「絶対に超常現象な光景」は実は結構少なくて、せいぜい蝶が集まって人の形になるシーンくらい。
それを見たのはボイラー室の嘉音と決闘時の夏妃だから、この2人が居て戦人が居ない場面を幻想パートと仮定する。

そうするとラストは良い騙しだね。夏妃は幻想パートで魔女と戦う。直後に戦人が見るのはあくまでも「ベアト似の女」。
戦人は「蝶が集まってベアトになる現象」は見てないし、不思議な力も見てない。
ちょっと遡って、夏妃が見た「ドアノブの血」も魔女幻想ではないかな。あれが事件のオカルト性を強烈に支えてるから。
嘉音はもっと根本的な話になる。魔法陣自体はすべて戦人も見ているから、本当に描かれているんだろう。
でも、「こんなもの、さっきまでは無かったのだ」←これが魔女幻想だったら、一気に普通に描いた普通のペイントになる。
もし赤字ルールが1話にあって「さっきは本当に魔法陣が無かった」と言ったら、ベアトは多分赤で復唱できないんでは。

でも1話で一番恐ろしいのは、倉庫・絵羽夫妻・金蔵の部屋の3つの密室が、嘉音と夏妃の産物かもしれないことか。
赤字ルールがまだ存在しないことを逆手にとって、存在しない密室を作りまくったのが1話、って考え方ができる。


238 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/06(日) 04:35:52 ID:hmt59D98
【5/7】
もちろん全部俺の勝手な説に過ぎないけど、俺が幻想の条件に拘るのは、これだと最高にやりたい放題でありながら、
同時に「なんでもあり」でもないって点。こちら側に保証された事柄があって、約束の中で照らし合わせができる。
俺の予想では(というか願望では)、こういう感じの幻想のルールが、ひぐらしでいうと目明し編の終わりとか
罪滅し編の中盤とか、その辺でハッキリ明かされて、物凄い勢いで「幻想剥がし」が行われて、さあここからは
ニンゲンの犯行を暴くぞ、となる展開かな。できれば戦人あたりが台詞で説明するのでなく、物語の重ね合わせから
「確定事項として浮かび上がってくる」形がいいな。カッコ良いから。

ああ、でも長々と書いてナンだけど、もし1話2話で既に、幻想パート以外に超常現象があったら泣けるw
完璧に全編調べたわけじゃないから・・・。でももし無かったら、3話が楽しみ。
たぶん「ベアト似の女と楼座が居て、戦人が居ない」のが3話の幻想パートになるだろうけど、もし3話の超常現象が
全部その中に含まれていたりしたら、これは偶然じゃないだろう。それを見てニヤニヤしたいなぁ。


240 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/06(日) 04:36:22 ID:hmt59D98
【6/7】
幻想の向こうにあるニンゲンの犯行については、第八の晩までは毎回詳細も変わるだろうし、「総論」は無いだろう。
ただ、第九の晩だけは、起きる内容は毎回固定的であるように思う。
第九の晩って、碑文のイメージでは「壮大な皆殺し」だけど、よく考えると第八の晩まで終わってから実行されるわけで、
つまり、最大でも5人だけズタズタにすればいいナニか、なわけだ(それ以上生き残ってたら中止になる)。
人数だけで言ったら、実は第一の晩より小規模であることが予め決まっていることになるし、
台風が過ぎるまでかけてじっくり行ってよく、他の誰かの居ない隙を狙う必要もない、最も楽な殺人だと思う。
これは、訓練された猛獣でも(中型の種でも20は要らないだろう)いて、一斉に食い殺せば、それで済んでしまう。

俺の想像では、第九の晩は常に、今回登場した19人目、ベアト似の女によって実行される。
獣は女を主と認識するよう仕込まれていて、森の中のどこかで飼育・訓練されている(だから森に入ってはいけない)。
この場合、もちろん第九の晩の殺人は、金蔵も承知の上の仕込みってことになる。
金蔵は物語のメタなルールを「かつて聞かされた」か「想像している」かしていて、儀式を生き残って
第九の晩に女の指示で食い殺され(贖罪とやらも込みで)、それによって黄金郷へ行き、次の物語の中で
ベアトと幸福に生きようとしているんではないか。


242 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/06(日) 04:37:14 ID:hmt59D98
【7/7】
ただ、記憶の継承とかは無いと思う。今回金蔵が「前回のような無様は晒さぬぞ」って言ってたけど、
これは単に、今現在こうなってるってことは前回自分は生贄だったのだろう、という逆算で言ってるように俺には思える。
たとえば、もし3話にもこういう呟きがあったら、黄金郷へ行けそうだったのに戦人のせいでダメだった、なんて
思いもよらないだろうから、やはり自分が生贄になったんだと勘違いして「前回のような無様は・・・」って言ってそう。

唐突だけどこれでオシマイ。我ながら、これ全部読む奴が10人いたら驚くw


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  • 長すぎるw -- 2010-02-24 (水) 21:22:29
  • ※コメントの並び順を修正しました。新しいコメントは先頭行に追加されます(これまでは末尾行でした)。 -- 2009-12-07 (月) 23:11:37
  • 絵羽しか生き残らなかったEP3、戦人だけのEP4が次作にどう影響したかが曖昧だよな。絵羽は黄金郷に行かずに生還、戦人はたどり着けずに行方不明としても微妙だ。エヴァト襲名の場面は黄金郷だったっけ? 少なくともEP4でのさくたろう蘇生の場面を見てしまうと、魔女幻想発生の法則に前作での黄金郷行きを組み込むのは違う気がする。 -- 2009-11-24 (火) 05:06:56

※コメントの並び順を修正しました。新しいコメントは先頭行に追加されます(これまでは末尾行でした)。

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