考察投稿抜粋/創作説考察:「シュレティンガーの猫」による叙述トリック
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[編集]創作説考察:「シュレティンガーの猫」による叙述トリック
592 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/03(木) 12:04:19 ID:Xw2gkU7x
ひょっとしてカノンブレードは、
竜ちゃんの大好きな「箱の中の猫」なんじゃないのか???
観測者(バトラ)が中を観測するまで、
箱(密室)の中には生きた猫(人間的殺人)と死んだ猫(カノンブレード)が
重なった状態で存在しているとしても、誰もそれを証明できない(悪魔の証明)。
物語は「魔法があっても」、「魔法がなくても」成り立つ構造になっていて、
金蔵厨二ノベルは、魔法があった場合に箱の中で起こったであろうことの描写じゃないか。
なんかわかってきた気がするぞ。
「19人目のベアトリーチェは、バトラが観測していない場所にしか出現しない」
「全ての魔法は、バトラが観測していない場所で行使されている」
バトラが観測していない限り、カノンブレードは起こりうる未来の一つとして論理的に否定できない。
そう考えたら、なんか色々しっくりくる。
金蔵の部屋に行く時点では、もうバトラは死んでいて、
誰か妄想視点から記述される、妄想のバトラなんじゃないのか。
671 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/03(木) 12:51:59 ID:Xw2gkU7x
>>651
まぁ、ベアトフィルターっていっちゃえばそれまでだけどwwww
できるだけわかりやすく書くと。
密室殺人が起きた場合、
中で何が起きたかは、死人と犯人しか知らないんだよね。
外部の人間は何がおきたかを想像するしかないから、
カノンブレードを含め、中で起きた事の仮説は無限大になってしまう
(ベアトの無限の死からもっとも残酷なものを選ぶルールがコレを指す)
カノンの死体がない事で、ジェシカとカノンの過去の交流を無視すること。
カノン殺人犯説が主力になるってのが、無限の可能性から最も残酷な死を生み出すってことの象徴だと思うんだよね。
カノンブレードが幼稚なのは、幼稚なマリアが考えた密室内で起きたことなのかもしれない。
そもそも全ての事件が密室殺人、
むしろ六件島そのものが密室で
中で何がおきたかは想像するしかない。
だから中で何が起きたかって予想は無限に生まれる(この想像の1つ1つがEP)
うーん、うまく説明できたかわからないけど、そんな感じ。
891 名前:735[sage] 投稿日:2008/01/03(木) 15:07:21 ID:Xw2gkU7x
>>851
せっかくだから、その説をもうちょっと加筆して本家の掲示板に書いてみようかと思う。
多分うみねこは、
「部屋」と「島」っていう二重の箱に包まれてるんだと思うんだ。
第9の晩の魔女の復活というのは、
事件を客観性的に見れる観察者が消滅したことにより
迷宮入りフラグがたったって意味じゃないかな。
この時点で、六軒島は密閉された箱になり、島で何が起きたかの仮説は無限大になる。
だから魔女も悪魔も平気で出現する。 バトラや金蔵の前にも魔女は出現できる。
第10の晩はまだ確信がもてないが、
島中で起きた「事実」が不明になり、無限に仮定できる「物語り化」するならば、
六軒島はあらゆる願い(仮定)が起こりえる、黄金郷と考えていいんじゃないだろうか。
全員死んで真相が妄想となれば、あらゆる妄想(願い)も起こりえる黄金郷。
人為的殺人という真相が存在すれば、死んだ人は殺人の犠牲者にすぎないから地獄行き。
惨劇の回避方法は、全員で親族会議する以外思い浮かばんけど。
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