考察投稿抜粋/上位世界のキャラが具現するもの
- 投稿時の発売済み作品:EP1/EP2/EP3/EP4/EP5
[編集]上位世界のキャラが具現するもの
うみねこのなく頃に part680
206 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2009/12/15(火) 22:59:18 ID:papa6oCh
wikiの金字の正体は《下位世界の全員が認めた真実》を参考に自説と概説を織り交ぜて考察してみた。
(参考考察より抜粋)
■おまけ
各魔女のテーマカラーと文字色について。
青き真実=ベルンの奇跡(無数の仮説のうち一つでも当たっていれば、それが真実となる)
赤き真実=ラムダの絶対(証明不要、絶対の真実)
黄金の真実=ベアトの無限(信じる限り、あらゆることが真実となる)
…上記は考察と違う部分もあるけど参考にしたので一部拝借致しました。
【ベルンとベアト(とラムダ)の正体/魔法)】
《ベルンカステル》
・ベルンカステルの正体
六軒島外の人間が六軒島の事件は魔女の仕業ではない、人間が行ったのだというあらゆる推理の擬人化。
分かりやすくすれば人間の仕業である、トリックがある、魔法は存在しない、魔女はいないと推理・考察する
うみねこ読者の思考のようなもの。
…参考にベルンカステルのtipsを抜粋。
(ベルンカステル/EP1より)
考え続けることによって、私は永遠に生き永らえる。
つまり、考えることをやめれば、いつでも死ねる。
でも、考え始めればいつでも蘇る。
だから気まぐれで移り気。
好きに生きて、好きに死に、好きに蘇る。
・ベルンカステルの力
(魔女否定に関する)複数の人間の複数の考えを真実にできる力。ただし本当の真実には劣る。
要するに「青き真実」。
以下、参考にEP2の????から抜粋
「…しかしそなた(ベルンカステル)は、“ゼロではない限り”必ず成就させる力を持つ。
この世に“必ず”は存在しないとのたまう卿自身が、“必ず”の力をお持ちでおられる。…」
書き換えると、青き真実は「ゼロではない限り必ず(我々が言う所の絶対の)真実を貫ける」と読めないだろうか。
赤き真実として“真実がこの世に存在する限り(=ゼロではない限り)”、
何千年の年月がかかったとしても弾幕を打ち続けた青き真実はいつか“必ず”その赤き真実を撃ち当てられる。
ただtipsにあるように
(ベルンカステル/EP2より)
…理論上、最強の力を持つ魔女だが、それはメモ用紙を百回畳めば月に届く、
というようなもので少々現実的ではない。
そして彼女は百回畳んだ。
とあるように、幾分か現実的な方法ではないという面も持っている。
それでもベルンカステルの力は「ゼロでない限り(どれほどの時間手間がかかろうと)必ず成就させる」力である。
222 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2009/12/15(火) 23:07:22 ID:papa6oCh
《ラムダデルタ》
・ラムダデルタの正体
????
(すみません。ラムダデルタに関する考察はほぼできてないのですがベアトリーチェの力に関係してくるので
今回入れさせてもらいました。)
・ラムダデルタの力
ただひとつの真実をまさしく絶対に、“真実”として提示できる。
だからベアトリーチェの後見人を務めることができ、その立場からベアトリーチェの正体を知りGMも務められる。
(詳しくは以下)
《ベアトリーチェ》
・ベアトリーチェの正体
六軒島の人間が抱く考え思考感情等の擬人化、あるいは彼らの魔女に対する森の魔女の話、金蔵の愛人の話、
肖像画、錬金術師ベアトリーチェ等によって具体化し現れた存在。
要は六軒島にいるニンゲンの心が具現化された存在のようなもの。
うみねこで鏡がよく出てくるのもその伏線だと見る。
鏡を覗けば自分が見える。紗音や夏妃にとってのベアトリーチェは自分自身(の心)に過ぎない。
人の心によって生み出された存在のため、当然否定されると存在しえない。
以下、tips抜粋
(ベアトリーチェ/EP1)
千年を生きた黄金の魔女。
…(中略)…
嫌いなものは退屈と、自分を否定する者。
六軒島にいるニンゲンによって生み出された存在のため、六軒島以外では存在できない。
以下、参考程度にtips抜粋
(魔女について/EP4)
魔女の定義は曖昧だが、ニンゲンを基準に考えた場合、
それを超えた力を持ち、自由に行使できるならば、
その時点で魔女であるとする説が一般的。
そして、それを自由に行使できる世界、あるいはカケラを、領地と呼ぶ。
領地から出られないとはゲーム盤、上位世界からでられないということ。
当然ながらベアトリーチェはその中でないと存在できないのである。
心の存在なので下位世界の人間ベアトリーチェなる人物が並々ならぬ心情をベアトリーチェという魔女に抱いている、
あるいは魔女と言う存在に縋っているのではないだろうか。(戦人の罪や約束)
魔女ベアトリーチェは下位ベアトリーチェではないが、その下位ベアトリーチェの力で生まれた存在のようなものでもあるので
上位戦人に対してEP4やEP5などのような態度を取ることがある。
230 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2009/12/15(火) 23:10:59 ID:papa6oCh
・ベアトリーチェの力
本文中で使われる“魔法”とはEP5にてワルギリアが言っていたように「魔法=装飾」である。
彼女は嘘ではなく装飾と言う言葉を使ったがちゃんと理由がある。
ベアトリーチェの力は物事を「修飾」することであるが、修飾する対象物が存在しないと彼女は魔法を使うことができない。
ゼロはどれだけかけてもゼロである。
だがそこに真実という“素”を与えてやればベアトリーチェは1から無限までのあらゆる装飾が可能になる。
ではその素とはなにか?
思い出してほしいがベアトリーチェの後見人はラムダデルタである。彼女は絶対の真実を持つ。
つまりラムダデルタがいることでベアトリーチェは真実に無限の装飾を行うことができる。
言い換えると、ベアトリーチェはラムダデルタがいないと魔法が使えない。魔法が使えないということはつまり魔女ではない。魔女ではいられなくなってしまうのである。
だからベアトリーチェはラムダデルタに逆らえないのである。
夏妃や紗音に見えて、幻想シーンとはいえ金蔵にベアトリーチェが見えないのは、
金蔵の中でベアトリーチェが“死んでしまっている”からである。
同様にさくたろうを蘇らせることができなかったのは真里亞がさくたろを“死んだ”と心の中で決定づけてしましったから。
そのニンゲンの中で“死んでしまった”存在、つまり0の存在をベアトリーチェは当然生き返らせることはできない。
240 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2009/12/15(火) 23:16:39 ID:PynDlj9Z
>>230
その考察かなりいい線行ってるとは思うが
そーすっとラムダデルタは何者なんだって事になる
真実の擬人化ってことならラムダデルタは絶対に消えない存在か
245 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2009/12/15(火) 23:17:20 ID:papa6oCh
長々とありがとうございました。
なんか既説まとめた?みたいなただの長文だったかもしれない
スマン。
あと書いてないけどGMのベアトリーチェは戦人自身の心なんじゃないかと思う。
255 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2009/12/15(火) 23:22:28 ID:90ZlYFoQ
>>230
なかなかしっくりくるな
面白いと思う
しかし今日は真面目な流れだねガードレールさん
275 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2009/12/15(火) 23:29:39 ID:51tLD/E+
>>230
>夏妃や紗音に見えて、幻想シーンとはいえ金蔵にベアトリーチェが見えないのは、
>金蔵の中でベアトリーチェが“死んでしまっている”からである。
>同様にさくたろうを蘇らせることができなかったのは真里亞がさくたろを“死んだ”と心の中で決定づけてしましったから。
>そのニンゲンの中で“死んでしまった”存在、つまり0の存在をベアトリーチェは当然生き返らせることはできない。
エレガントな考察、ありがとう!
3人の魔女の正体は真実、推理、人の心ですかぁ。
じゃあ、メタ戦人の正体は?
277 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2009/12/15(火) 23:30:11 ID:papa6oCh
>>240
ラムダの正体=(絶対の)真実かなと思ったけど、
紹介文とかベアトベルンのヒントを読んでも
どうもしっくりくりこなくて正体が思い浮かばなかったんだ
EP6がでるまでにはじっくり考えてみます
327 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2009/12/15(火) 23:44:15 ID:6pHCRU7C
>>245
正直に言うとこれが真相なら地味だな、とは思うがw
なんとなく自分の頭の中にあったモヤモヤしたイメージを
すごくわかりやすい文章にしてくれたなぁ、という感じだ。ありがとう面白かった
金蔵にベアト、真里亞にさくたろが視えないのは「死んだと思いこんだから」ってのは正解だと思う
幻想=愛と明言された以上「幻想=愛がないと視えない」ってことだもんな
ここからさくたろ復活時の考察まで行くと長文になるからやめるけども
眠れなくなってきた!
417 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2009/12/16(水) 00:15:12 ID:n2T1Ue22
>>275
煮詰めてないのでこれだ、ってわけじゃないんだけど
確か上位世界は戦人の脳内の出来事とかカウンセリング説とかがあったような気がするけど
そんな感じかなと。
上位戦人は“実際に起こった殺人事件を生き残った右代宮戦人”。
事件を生き残ったものの親族を疑いたくないため精神を壊してしまう。
GMのベアトリーチェはその親族を疑いたくない戦人の心の象徴、
(ベアトリーチェは人の心を映した存在だから。)
だからやたらと魔法を勧める。
でも同時に戦人に現実を見つめてもらいたい(戦人自身が見つめたい)と思っている。
だから謎にした。
戦人だけは縁寿のもとに戻れるかも、っていうのは戦人が正気に戻れれば縁寿の元に戻れるってこと。
ただこれだと課題というか矛盾が沢山になってしまうので考えついたらまた上げますね。
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