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犯人考察/郷田俊朗

このページでは郷田俊朗が犯人である可能性について考察します。
他作品の内容を考察の材料にもちこむときは、他作の致命的なネタバレになるような記述については伏字を使うことを推奨します。


[編集]郷田 俊朗 (ごうだ としろう)

[編集]プロフィール

  • 性別:男
  • 年齢:不詳。30代から40代程度か?
  • 右代宮家での立場:右代宮家使用人兼料理人。金蔵直属ではなく蔵臼夫婦に雇われている。
  • 詳細情報は登場人物解説/郷田を参照


[編集]不審な点

[編集]全話共通の不審点



は  蘇り、誰も生き残れはしない。
   旅は終わり、黄金の
郷   に至る
だ   ろう。

↑『熊=ベア』同様のフェイクである可能性が高い。

  • TIPS「ある料理人の雑記」は、郷田の手によって書かれたもの(と思われる)であり、つまり意図的な操作が可能であると言うこと。郷田が犯人なら、自分が疑われないように何を書くのも郷田の自由である。郷田は六軒島や右代宮家の因縁や魔法や魔女と何の関係もない振りをして、実は精通していた、という可能性もある。

[編集]エピソード1での不審点

  • 親族会議中の家人に薬を盛ることができる立場にいた人物の一人。
  • 第一の晩にて顔面が全壊され、身元確認が不可能な状態だったため、替え玉トリックで生きていた可能性がある。

[編集]エピソード2での不審点

  • 嘉音が疑われた時には反論しなかったが、源次と紗音が疑われた時は反論している。
    • EP1でのミスを他の使用人に押しつけたり自分の都合でシフトを変える人物像、他の使用人に対する嫉妬の描写からしても、熊沢殺害後の他の使用人をかばった言動は奇妙。
    • 実は全て郷田が殺害した?源次と紗音は郷田をかばっている。朱志香については嘉音のせいにすれば安全だが、南條と熊沢についてはかばっている源次や紗音が疑われて真相を漏らすと自分が窮地に陥る。こういった計算による言動ではないか。
    • 楼座に朱志香を殺したのは部屋に入れてくれる親しい人物だとして嘉音が疑われた時の郷田発言「私たちではとても心を開かなかったでしょう!傷心のお嬢様がお部屋に入れてくれたわけなどありません」やはり他の使用人をかばう様子は見られない。熊沢も同調し紗音は嘉音をかばっている。戦人が楼座の推理に反証した時も紗音と譲治は期待を向けているが郷田は反応していない。
  • 偽嘉音出現時に、肉切り包丁の場所を目で確認し、偽嘉音消滅後に返り血を手に付けている。本編中では、「偽嘉音の血」とされていたが、実際は熊沢・南條の血だった?
  • 夏妃の部屋に侵入して調度品を漁った本当の理由は?本編中では「霊鏡を探すため」となっていたが…。
    • 第一の宴で使用された睡眠薬及びお菓子類の出所の手がかりを探していた?
      • 夏妃は睡眠薬を常用。また、性格上ジャンクなお菓子を自分から買い与えそうになく、金銭管理を使用人に任せきりにしないで、自分で帳簿を確認していた可能性が高そうな点から。

[編集]エピソード3での不審点

[編集]エピソード4での不審点

マジカル郷田シェフがながれた。

  • 「ある料理人の雑記」より、嘉音が園芸倉庫の鍵を持ったまま眠ってしまった日に、園芸倉庫が荒らされ、魔法陣が描かれていた事件を知っていた人物の一人。
    • この事から、「園芸倉庫に実は抜け穴が存在するのではないか?」と疑っても良さそうなのに、その事件を含め一切の事件前の「悪戯」を右代宮家家人に報告していない。
      • 「園芸倉庫に閉じ込められる」と分かった時も、その事例を報告し、断固拒否しても不思議ではないのに、その様子はない(戦人が後の推理で「園芸倉庫の抜け穴」の存在に思い至っていないことから)。
    • また、ネグリジェ姿の女性を邸内で目撃した時も、「使用人の女性にそういう服装をしそうな者はいるか」という可能性を嘉音に問い質した様子がない。
  • 全ゲームの開始時に金蔵はすでに死んでいる!という宣言にも拘らず、金蔵が生きているかのように子供たちに偽証する。
    • その偽証が脅迫によるものか、自分の意志によるものなのかはep4時点では不明。
    • 一連の事件について、ある程度事情を知っている可能性が高い。

[編集]犯行動機

[編集]全話共通で考えられる犯行動機

  • 長い使用人生活でストレスが溜まっていた?
    • もしくは使用人同士の派閥が関係しているのかも。
  • 右代宮家への怨恨?
    • 彼が前の職場を辞めたのは、右代宮家が関係してる?
  • 蔵臼夫婦に共犯になるように命令された?
    • TIPS「ある料理人の雑記」によると右代宮以外に再就職先が無いようなので、蔵臼夫婦が郷田なら言いなりになりそうだという理由で雇ったのかもしれない。

[編集]エピソード1で考えられる犯行動機

[編集]エピソード2で考えられる犯行動機

  • 朱志香に対する過剰防衛
    • 貴賓室にあった魔女の手紙は朱志香が怒鳴り込んでくる事を知っていた記述。直感的には郷田か嘉音が書いたと朱志香が認識してもおかしくない。郷田は朱志香に疑わて襲われ、反撃して殺してしまったのでは。止めようとした、あるいは朱志香が殺されて逆上した嘉音も殺してしまう。
  • 使用人間の疑心暗鬼
    • 朱志香の殺害と嘉音の失踪について怪しいのは共に行動していた郷田である。熊沢が軽口でそれを指摘してしまい、焦った郷田が熊沢を殺し止めようとした南條も殺してしまう。源次と紗音が取り押さえて、不可抗力で郷田の責任を問うべきでないと判断し、真相を闇に葬る事を決めたのでは。
    • (EP5ネタバレ)使用人の中で、郷田のみが金蔵死亡隠蔽に関わっていない
      • 使用人室の事件発生時、長男夫妻(+αで楼座)を除く金蔵死亡隠蔽組“のみ”が勢揃いしている。この場所で郷田に金蔵死亡を伝えたのではなかろうか?隠蔽で最も重要な立場の南條・パートタイマーとして見下していたであろう熊沢を、使用人のプライドを踏みにじられた郷田が激昂し殺害した可能性がある

[編集]エピソード3で考えられる犯行動機


[編集]犯行手段

[編集]全話共通で可能な犯行手段

[編集]エピソード1で可能な犯行手段

  • 第一の晩
    • 180cm以上の背の高さの人物を替え玉に使えば死体偽装トリックが可能? 死んだと思わせておいて実は生きていた。(この場合南條の協力必須)。
  • 第二の晩
    • 絵羽夫妻が第一の晩の6人殺しの共犯だったなら部屋へは簡単に入れる。そして部屋に入り両人を殺害後、チェーンに細工して脱出?しかし、その後使用人二人が来た為、やむなく一時隠れ、魔方陣を後に書いた?

[編集]エピソード2で可能な犯行手段

  • 朱志香殺害と嘉音失踪
    • 朱志香が消えて嘉音と郷田が後を追い、後に「年の近い嘉音に任せて戻ってきた」として礼拝堂の楼座達の前に現れる。この時間のアリバイがない。
    • 朱志香と嘉音を殺害し、朱志香の遺体のみを残して嘉音の死体を運び去る。現場の痕跡を抹消して楼座たちのところへ向かう。
    • ただし、杭を刺したり魔法陣を書いたのは郷田とは限らない。楼座が源次と紗音が金蔵の部屋で筆耕をしており、背中から刺したから犯人は親しい人間だと証言している。もし、金蔵既に死亡説を採るなら、死体を発見した楼座は源次と紗音にアリバイを証明する代わりに以後自分に協力するように命じたのかも知れない。
    • 嘉音が殺されたのは朱志香の部屋(赤字)なので、実際はこうではないか?貴賓室でインテリアスタンドを掴んで狂乱する朱志香を取り押さえようとした郷田は、取り上げる際に誤って朱志香を強打してしまう(実際そこでジェシカが倒れる描写があり)。慌てて嘉音と郷田は朱志香を私室に運ぶが既に死んでいた。嘉音は逆上して郷田を襲い、郷田はやむなくこれを殺す(現場に手がかりがないので絞殺等か)。死体を運び去る。
    • 郷田が逃げた後、楼座は朱志香の背中にナイフを刺して魔法儀式の一部と偽装し、第一の夜が儀式殺人の一部であると装う工作を行い、扉に魔法陣を描く。幼少期ベアトに憧れた楼座なら魔法陣は知っているはず。つまり朱志香を激怒させた第二の手紙の差出人も楼座で、偽の犯行声明で自分から疑いをそらす工作である。
  • 熊沢と南條殺害
    • この殺害当時使用人たち以外はその場におらず、共謀すれば犯人秘匿が可能である。偽嘉音が出現する前、大きな肉切り包丁を郷田が目で探す描写がある。これが凶器?
    • 実際、熊沢・南條殺害後、郷田の手には返り血が付いていた。地の文では「偽嘉音の血」と説明されていたが、本当は二人を殺害した時の返り血?

[編集]エピソード3で可能な犯行手段


[編集]犯人ではない可能性

[編集]全話に共通するの犯行容疑への弁護

  • 10月5日の深夜まで生き残ったことがない。

[編集]エピソード1での犯行容疑への弁護

  • 第一の晩の犯行は本当に可能か?
  • 仮に郷田を犯人とするなら、10月5日の朝に夏妃が屋敷中を見回った時に外にいることが必須となる。しかし、外から帰ってくれば靴が雨に濡れ、足跡がついてしまうが、郷田の足跡が残っていれば誰かが気づくはず。

[編集]エピソード2での犯行容疑への弁護

[編集]エピソード3での犯行容疑への弁護

  • 第1の宴で死亡しているので、以後の殺人は不可能。

[編集]各話での死亡状況の考察

[編集]エピソード1での死亡状況の考察

  • 10月5日の朝、薔薇庭園の管理倉庫内で蔵臼・留弗夫・霧江・楼座・紗音とともに殺されているのを発見された。顔が"耕されて"おり、惨殺といって良い状況。
  • 6人の死体は連続殺人事件として一番はじめに発見されており、碑文の「第一の晩」に見立てていると思われる。
  • 食堂が血まみれになっており、ここで6人の顔を耕したと考えられる。
  • 死体偽装トリックの可能性について
    • 6人は顔を耕されていることから個人の判別がつきにくい。別人の死体に自分の衣服を着せることで、自分が死んだように偽装させることもできるとも考えられている。
  • 魔女の棋譜では「第一の晩に、死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。」とある。

[編集]エピソード2での死亡状況の考察

  • 10月5日の夜、夏妃の部屋で譲治・紗音とともに殺されているのを発見された。
  • 死体はうつ伏せで、胸に杭状の凶器が突き刺さった状態だった。
  • 現場は密室だった。密室の考察については謎と考察(第二話)も参照。
  • 本編テキストでは死亡直前の様子が描かれている。それによると、譲治・紗音・郷田の3人は魔女とその眷属に夏妃の部屋で襲われ、郷田は魔女の眷属である煉獄の七姉妹の一人ベルゼブブに殺されたとある。このとき、ベルゼブブは閉ざされたドアを魔力で(?)すり抜けていた。詳細は第二話あらすじ(その2)およびファンタジー(第二話)を参照。
    • これらの信じがたい魔法描写は本当にあったことなのだろうか?
  • 魔女の棋譜では「第五の晩に、死亡。胸を“ベルゼブブの杭”にて貫かれました。」とある。

[編集]エピソード3での死亡状況の考察

  • 10月5日の朝、3階控え室(書斎の隣)で殺されているのが発見された。死因は正確なところは不明。銃か槍状の凶器が使用されたとTIPSでは推測している。
  • 魔女の棋譜では「第一の晩に、死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。」とある。
  • 幻想シーンによると、夜回りの最中に厨房の異音を確認しようとしたところ、待ち伏せしていた七姉妹によって昇天させられたことになっている。

[編集]エピソード4での死亡状況の考察

  • 10月4日夜11時50分以降、園芸倉庫内で熊沢と共に首を吊っているのを倉庫脇の格子窓から戦人が目撃。戦人が呼びかけても無反応だった。
  • 園芸倉庫は夜11時以降、熊沢と郷田が入った後、外から施錠。譲治が郷田に格子窓から投げ入れて渡しているため、密室だった。
    • シャッターの鍵(「園芸倉庫の鍵」というプレート付)は郷田のズボンのポケットの中に入っていた。
      • 全ての鍵に何の目印もないとされていたEP1とは矛盾している。
  • 10月5日朝6時以降、防火斧と番線カッターでシャッターを破った戦人により、遺体が改めて確認された。足が床に着いていたので縊死ではなく、額の傷跡から銃殺と推定される。
    • ロープの長さは二人とも地面に足が着くように、直立すれば少し余るような長さに調節されていた。



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