犯人考察/嘉音
このページでは嘉音が犯人である可能性について考察します。
他作品の内容を考察の材料にもちこむときは、他作の致命的なネタバレになるような記述については伏字を使うことを推奨します。
[編集]不審な点
[編集]エピソード3での不審点
- 第1の晩で死んだはずだが幽体となって朱志香を安全な部屋まで導いている(ただ単に絵羽の共犯が移動させた?)
- 同様に幽体が消え去るシーンでは、ベアトリーチェに対し「またお仕えします」という発言がある。
- 初めから真犯人の側の人間であることを示唆しているのか?
[編集]エピソード4での不審点
- 全ゲームの開始時に金蔵はすでに死んでいる!という宣言にも拘らず、金蔵が生きているかのように振舞い、書斎に源次と共に金蔵を迎えに行く。
- その言動が脅迫によるものか、自分の意志によるものなのかはep4時点では不明。
- その言動が脅迫によるものか、自分の意志によるものなのかはep4時点では不明。
[編集]犯行動機
[編集]全話共通で考えられる犯行動機
- 右代宮家の人々が紗音を執拗に弄っていることへの恨み?
- 孤児院「福音の家」出身者。両親は不明。そこから家族関係のことで右代宮へ恨みをもっていた可能性があるかも?
- 例えば、両親が右代宮家関連で殺されていたと思い込んだとか
- 例えば、嘉音は実は金蔵の隠し子だったとか
- 例えば、嘉音は実はベアトリーチェの親せきだったとか
- 例えば、嘉音は元々右代宮家の一員で、幼い頃に使用人の誰かと入れ替わっていたとか
‐‐朱志香との恋が叶わないだろうと思った心中?
‐‐朱志香との恋が大人達に反対されそうなことから殺害した?
――もしも朱志香が犯人だったら共犯してもおかしくない。
[編集]エピソード1で考えられる犯行動機
- 第一の晩に紗音が殺された為、犯人に復讐した?
[編集]エピソード2で考えられる犯行動機
- 朱志香から六軒島脱出計画を持ちかけられ、家具としての人生に不満を持っていた嘉音が一連の家族殺害計画に協力。あとは南條の偽の死亡判定で、二人の自由な時間を手に入れられた筈だったが、朱志香が暴走し、熊沢や紗音殺害計画を口にしたため、朱志香と決裂。朱志香の部屋で殺害された。
[編集]エピソード3で考えられる犯行動機
[編集]犯行手段
[編集]全話共通で可能な犯行手段
[編集]エピソード1で可能な犯行手段
- 魔女の手紙と傘
- 彼がベアトリーチェに変装して渡したのではないか? 嘉音は実は女性と考えられないこともない(不審な点の項目参照)
↑夏妃と組んでたのではないのか。紗音は嘉音と熊沢さんと共に、何かは忘れたが、準備をしていた、と言っている。二人と行動しているし、準備をしているのだから、誰かが見に来たのではないか。夏妃は頭痛が仮病又は直ってたら手紙を書くことが可能。予め、何時もの嘉音の服を着、そこからベアトリーチェの服を着て、夏妃の部屋の窓から手紙を受け取り、真里亞に渡した後、変装の服を脱ぎ、夏妃に渡したら可能ではないのか。ベアトリーチェの服はドレスなので、脱ぎやすいと思う。そして、ボロボロにしても大丈夫だと思う。
- 彼がベアトリーチェに変装して渡したのではないか? 嘉音は実は女性と考えられないこともない(不審な点の項目参照)
- 第一の宴
- 冒頭使った猫車を死体運搬に使ったならば、非力な彼でも死体を運べる。
- 実際の殺人については食堂の血はブラフで、睡眠薬か何かで眠らした6人を倉庫に運び、そこで急所を突いて殺して、後で「体格のいい男が派手な戦闘をした」ようにみせかけるために食堂に血をまいたのでは?
- 冒頭使った猫車を死体運搬に使ったならば、非力な彼でも死体を運べる。
- シャッターの鍵
- 倉庫で魔法陣を発見してから嘉音はシャッターの鍵を取りに行った。しかし実ははじめっから鍵をもっており、鍵を取りに行ったふりをしていただけなのでは?
[編集]エピソード2で可能な犯行手段
- 封鎖されたあるいは使われていない部屋に身を潜め、朱志香の部屋から消えた後、残りの殺人を実行。
- 嘉音の立場なら、人に鍵を開けさせたり、密室を中から作って床下・天井に退避する事はやり易そう。
[編集]エピソード3で可能な犯行手段
- 南條らに偽の死亡判定を出させ、空き部屋か封鎖部屋に潜伏。残りの殺人を行う。
- 実際南條や蔵臼等ごく一部の者以外は、嘉音の死体を直接目にしていない。
- 実際南條や蔵臼等ごく一部の者以外は、嘉音の死体を直接目にしていない。
[編集]犯人ではない可能性
[編集]全話に共通するの犯行容疑への弁護
- 10月5日の深夜まで生き残ったことがない。
[編集]エピソード1での犯行容疑への弁護
- 第一の宴で紗音が殺害されている。嘉音がそこまでするのか?
- 第二の晩の魔法陣を書くのは不可能。(嘉音は源次とともに扉の前をはなれ、戻ってきたときに魔法陣が描かれていた)
- ボイラー室で犯人と対決(?)している。事件については何か核心的なことを知っていたようだが、嘉音を殺した「誰か」が真犯人と考える方が妥当だろう。
- ボイラー室で殺されているのは南條が確認済み。本編中でも凶器が肺まで突き刺さっていたと言っている。南條の偽証の疑いを考慮しても死亡していたのは確かだろう。六人殺しや絵羽夫妻殺しの犯人の可能性はあっても、第六の晩以降の殺人は彼には不可能ではないか。
[編集]エピソード2での犯行容疑への弁護
- 「嘉音はこの部屋で殺された」とベアトリーチェが赤字で発言している。(5日朝7時45分~8時前のこと)少なくとも第三の晩以降の殺人は不可能。
[編集]エピソード3での犯行容疑への弁護
- 「嘉音は死んでいる」とベアトリーチェが赤字で発言している。第1の宴以後の殺人は不可能。
[編集]各話での死亡状況の考察
[編集]エピソード1での死亡状況の考察
- ボイラー室の異臭に一番初めにかけつけ、その部屋の中にいる「誰か」(嘉音はベアトリーチェと呼んだ)に鉈を持ち切りかかるが、いつの間にか胸には杭が刺されていて、嘉音は血の海に倒れた。どのようにして杭が嘉音の胸に刺されたのかの詳細な描写はない(魔法シーンで杭が相手を攻撃するときになる、杭が壁を跳ね回る独特の効果音は鳴っていた)。このシーンの目撃者は嘉音以外にいなかった。
- 血の海に倒れた嘉音の第一発見者は熊沢。それから彼は厨房に運ばれ、南條の応急処置を受けるも意識を取り戻すことなく死亡(検死は南條)。
- 嘉音から大量の出血がされているのは複数の人間が目撃している。嘉音が自らの死を偽装した可能性はなさそう?
- 惨劇の特徴からしても、他の被害者と決定的に異なる点が…彼と金蔵は確実に「単独」で死亡している。これには何か意味があるのだろうか?
- 嘉音はボイラー室で殺すつもりはなかったが、犯人がどうしてもここで殺さなくてはならなくなったために、単独で殺されることになった?
- 例えば、嘉音が犯人にとって致命的なミスになる何かをボイラー室で目撃したとか・・・
- 嘉音はボイラー室で殺すつもりはなかったが、犯人がどうしてもここで殺さなくてはならなくなったために、単独で殺されることになった?
- 魔女の棋譜では「第五の晩に、死亡。胸を“サタンの杭”にて抉られました。」とある。
[編集]エピソード2での死亡状況の考察
- 朱志香の部屋にやってきた魔女ベアトリーチェと眷属たちとの決闘の果てに、煉獄七姉妹の三女サタンに殺される。
- 死体は魔女の戯れにより部屋から消されてしまう。さらに部屋は密室として構成される。以後、ゲーム終了まで「嘉音の死体」は発見されない。生き残った者たちは、嘉音を「朱志香を殺して逃亡した犯人」として疑うようになる。
- 「嘉音の姿をしたバケモノ」がこの後に二回出てくる(使用人室で南條、熊沢が殺されるシーンと、夏妃の部屋で紗音、譲治が殺されるシーン)。このバケモノが嘉音本人なのかどうかは不明。
- 以上の不可思議なシーンについては第二話あらすじ(その2)およびファンタジー(第二話)に詳しい。これらの描写は幻想に彩られており、人間犯行説の立場からすると本文中のテキストの描写を丸呑みするには抵抗感があることは否めない。嘉音は本当に魔女に殺され、消されたのか?
- 魔女の棋譜では「第二の晩に、死亡。胸を“サタンの杭”にて抉られました。」とある。
- TIPS/Charactersの嘉音の項目をExecuteすると、まずは「行方不明」として扱われる。もう一度クリックすることで「死亡」として扱われる。
- なぜExecuteが「行方不明」→「死亡」の順番で表示されるのか? 魔法シーンの描写が本当なら、嘉音は死亡してから死体を魔女に消されている。そうなると「行方不明」のExecuteが「死亡」よりも先に表示されるのは違和感があるが・・・
- ↑メタ世界での魔法シーンを交えた認識ではなく、生存者の認識による記録であるから。メタ世界で先に死亡しても、実際に生存者が死体を発見しなければ、キャラクター表でExecute出来るようにならない。
- ベアトリーチェの赤文字宣言「嘉音はこの部屋で殺された」に抜け道はないのか?
- 「この部屋」とは朱志香の部屋を指していると考えて問題ないのか?
- 「いつ」殺されたかの時制が指定されていないのが、言葉のトリックになっている可能性は?
- 殺された対象である「嘉音」は、我々の知る嘉音なのか? 同姓同名の人物がいれば赤文字の抜け道となる?
- 「嘉音」自体は福音の家の家具使用人に与えられる偽名。使用人であることを棄てて家具から一人の少年に戻ることが「"嘉音”の死」であるという見方もできる?
- 彼の死体が後日発見されたかどうかは不明のままである。
[編集]エピソード3での死亡状況の考察
- 10月5日の朝、礼拝堂で殺されているのが発見された。死因は正確なところは不明。銃か槍状の凶器が使用されたとTIPSでは推測している。
- 魔女の棋譜では「第一の晩に、死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。」とある。
- 幻想シーンによると、ベアトリーチェとの契約(煉獄の七杭に勝利すれば、生き残る5人を自由に選ばせてやる)に従ってルシファーと交戦、これに勝利するものの、契約内容が「“煉獄の七杭”(全員)に勝利すること」だったため、残りの6人によって嬲られる。その様子を見かねた源次の手によって、安らかな眠りを与えられた、ということになっている。
- 但し、「対ルシファー戦で左腕等を負傷」「源次による出血は鎖骨の辺り」という描写とは違い、EXECUTE後の傷跡は腹部1箇所のみである。
- 幻想シーンは、「使用人が最初に殺された理由」を説明するために、魔女側の語り手が考え出したものと推測される。
- 更に、後でベアトリーチェの力によって甦り、朱志香を使用人室から客間に誘導し、カーテンの中に隠したことになっている。
- 一旦死んで再度生き返る描写は、死亡推定時刻のずれを暗示?
- 赤字発言の真意が「嘉音は(1986年10月6日現在)死んでいる」ならすり抜け可能か?
- 一旦死んで再度生き返る描写は、死亡推定時刻のずれを暗示?
[編集]エピソード4での死亡状況の考察
- 本編テキストによると、10月4日の夜10時頃、金蔵・シエスタ姉妹による第一の宴(6人殺し)実行を目撃した直後に、「落とし穴」で蔵臼・霧江・南條・紗音と共に九羽鳥庵地下牢まで運ばれ幽閉。内線でゲストハウスの子供たちと連絡を取り、ワルギリアや山羊の家具と格闘の末、古井戸から脱出に成功するが、直後にシエスタ姉妹により殺害されたことになっている。410が号令をかけているが、単独狙撃かどうかは不明。赤字や描写を信じるなら9番目の犠牲者。
- 井戸に転落した後は、行方不明のままである。
- 夜10時45分頃、ゲストハウスに電話。「お互い全員が代わる代わる電話に出た」らしいので、殺害はこれ以降?
- TipsのEP4における嘉音をexecuteすると嘉音の胸部が丸ごと抉り取られていることがわかる。
- 「バスケットボール大の大穴」と表現されているので、至近距離から強力な一撃を受けたようだ。
- デモムービー上でも心蔵らしきの映像が流れている。
- 以上より少なくとも『嘉音の心臓を求める一人以上の犯人グループが存在する』といえる。
- ちなみに心臓摘出以前に嘉音の死亡が確認されているケースでは、別グループによる犯行と推定される。ただし赤字ではないので嘘事の疑いもある。
P:60.114.7.36 TIME:"2025-02-07 (金) 00:41:43" REFERER:"http://umineco.info/?cmd=edit&page=%E7%8A%AF%E4%BA%BA%E8%80%83%E5%AF%9F%2F%E5%98%89%E9%9F%B3" USER_AGENT:""
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