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犯人考察/呂ノ上源次

このページでは呂ノ上源次が犯人である可能性について考察します。
他作品の内容を考察の材料にもちこむときは、他作の致命的なネタバレになるような記述については伏字を使うことを推奨します。


[編集]呂ノ上 源次 (ろのうえ げんじ)

[編集]プロフィール

  • 性別:男
  • 年齢:不詳。しかし相当な老齢と思われる。1952年の屋敷完成時から金蔵に仕えていた。
  • 右代宮家での立場:右代宮家執事。金蔵直属の使用人の一人。
  • 詳細情報は登場人物解説/源次を参照


[編集]不審な点

[編集]全話共通の不審点

  • 何を考えているのか、内面の全く読めない人物。
  • 金蔵の死亡隠蔽に関わっていると思われる人物の一人。
  • 金蔵の部屋の鍵を持っていたり、かなり自由に動ける人物。
    • 行動範囲の広さは屋敷を建てたが引き篭もっている金蔵を超える?
  • 金蔵特注の封筒を持ち出せる唯一の人物? 「魔女の手紙」を作成できるのかもしれない。
    • 第一の晩で死ぬと魔女の手紙が出てこなくなるので手紙に関わっている可能性が非常に高い。
    • 金蔵の遺言などで当主の指輪を一時的に預かっているのかもしれない。
  • 魔方陣が第一の晩だけのEP3、魔方陣が出てこないEP4では第一の晩で死亡している。魔方陣の作成に関わっている?
  • 名前の「呂ノ上」はソロモン72柱の悪魔ロノウェと掛けている? 作者側からの何かのヒントなのか?
  • 基本的に登場人物たちは彼の言う「屋敷構造」で事態を把握している。しかし彼の言葉は本当に真実なのだろうか?
    • 密室殺人という状況でも、「彼と金蔵」だけは隠し通路等のギミックがあるならば、それを活用できる。
    • 単独犯としての根拠は薄いかもしれないが、誰かと組む事で一気にトリックの幅を広める人物。
  • 金蔵とベアトリーチェの馴れ初めや顛末を知っていると思われる数少ない人物。
  • 屋敷の通信施設は源次が管理している。内線も複数回使用している描写が出てくる。
  • 各話第一の晩について
    • 第一の晩で彼が死亡する時は、必ず蔵臼と霧江が生き残る。
    • 逆に彼が生き残る場合は、必ず蔵臼、霧江が死亡している。
      • これは彼らが対立していることを示している?
  • EP7で金蔵の遺命により裏当主紗音に忠誠を誓っていることが判明。証言は全く信用できない

[編集]エピソード1での不審点

  • 最初の夜にしても、使用人にココアを振る舞う等と「単独行動」と「アリバイ」を最も用意しやすい。
    • 六人殺しのためにココアに睡眠薬を盛った可能性も・・
  • 5日朝に夏妃の部屋に来た際、ドアノブの悪戯について報告していない。
  • ボイラー室で燃やされていた死体から書斎の鍵を入手している。
    • 金蔵失踪前に金蔵が源次に鍵を預けていた可能性がある。元から自身が持っていた物と合わせて夏妃に片方渡すまでは2つ所持していた?
  • 客室で顔面が粉砕された状態で発見されたが、死体すり替えで生きていた可能性がある。
  • 「ある料理人の雑記」より、嘉音が園芸倉庫の鍵を持ったまま眠ってしまった日に、園芸倉庫が荒らされ、魔法陣が描かれていた事件を知っていた人物の一人。
    • この事から、「園芸倉庫に実は抜け穴が存在するのではないか?」と疑っても良さそうなのに、その事件を含め一切の事件前の「悪戯」を右代宮家家人に報告していない。
    • また、身をもって体験した「魔女を信じるに足るもの」が何なのかも、話を聞いた郷田にすら明かしていない。
    • 一連の事件について、ある程度事情を知っている可能性が高い。

[編集]エピソード2での不審点

  • 譲治らに同行せず、単独で厨房に残ったにも拘らず、最後まで生き延びている。
  • 幻想シーンではあるが、ナイフ投げに熟練していることを示すシーンが出てくる。
  • 貴賓室のベアトリーチェに、郷田を会わせようとはしなかった。本人は「序列の問題」と説明していたが…。
  • 最後に戦人を書斎に案内する時の態度は、「全てを知っていた」態度に見受けられる。
  • また、彼のみ明確な死亡描写がない。

[編集]エピソード3での不審点

  • 名字である「ロノウェ」と同じ名前の魔女の側近の悪魔が初登場する。これは源次が共犯者であることを示している?
  • 紗音や嘉音を「眠らせる」シーンが出てくる。
    • また嘉音と共に屋敷に向かう理由になった金蔵からの指示を電話越しに受けている描写がある。源次は犯人と共犯だったが裏切られたのではないか?

[編集]エピソード4での不審点

  • 全ゲームの開始時に金蔵はすでに死んでいる!という宣言にも拘らず、金蔵が生きているかのように振舞い、嘉音と共に金蔵を書斎に迎えに行く。
  • その言動が脅迫によるものか、自分の意志によるものなのかはep4時点では不明。
  • 第一の晩に食堂で死亡したが、赤字宣言がない上、幻想シーンなのですべての犯行を源次が行い、最後に自殺したという風にもとれる。事実死体が発見されるのはかなり後である。

[編集]犯行動機

[編集]全話共通で考えられる犯行動機

  • 金蔵に一番忠実な人物。金蔵の儀式執行のために実行犯になっていてもおかしくなさそう。
  • 実は右代宮に恨みがあり、長年「その時」を待っていた?
  • 紗音や嘉音を殺した犯人への報復?(事件の真犯人の正体に気づき、そいつを殺してしまった第二の殺人者という説→そのせいで真犯人も生き残れずに18人全滅)

[編集]エピソード1で考えられる犯行動機

[編集]エピソード2で考えられる犯行動機

[編集]エピソード3で考えられる犯行動機


[編集]犯行手段

[編集]犯行手段

[編集]全話共通で可能な犯行手段

  • マスターキーを持っているため、大抵の密室を作ったり破ったりすることができる。

[編集]エピソード1で可能な犯行手段

  • 嘉音以外の殺人は可能。死体すり替えトリックにより、夏妃らの殺害も可能。

[編集]エピソード2で可能な犯行手段

  • 確固としたアリバイがないため、どの殺人も実行可能。

[編集]エピソード3で可能な犯行手段

  • 南條らに嘘の死亡判定をさせれば、以後の殺人は可能となる。

[編集]犯人ではない可能性

[編集]全話に共通する犯行容疑への弁護

[編集]エピソード1での犯行容疑への弁

  • 源次が真里亞に手紙を渡すときにベアトリーチェになりすますのは無理がある。源次が殺人犯であったとしても、少なくとも「魔女の手紙」を出した人物ではないだろう。
    • 手紙を作成した人物と真里亞に渡した人物が同一であるとの赤はない。
      なにより金蔵は死亡しているため金蔵の私物を管理していた源次の協力無しで手紙を作成したとは考えにくい。
  • 第七の晩で源次が客間で2人を殺し、1人で自殺を装ったとしても、真里亞を殺さない理由がない。
  • 嘉音殺しは状況的に不可。(共犯にさせたのなら話は別だが)
  • EP4にて源次、熊沢、南條は殺人者ではない!と赤字で語られてるため、少なくともEP1の実行犯ではない。

[編集]エピソード2での犯行容疑への弁護

[編集]エピソード3での犯行容疑への弁護

  • 第1の宴で死亡。以後の殺人は不可能。

[編集]各話での死亡状況の考察

[編集]エピソード1での死亡状況の考察

  • 10月5日の夜、客間で南條・熊沢とともに殺されているのを発見された。
  • 死体は顔が"耕されて"おり、惨殺といって良い状況。腹に凶器が刺さっていた。
    • 死因や顔を耕した凶器はEP4現在、判明も発見もされていない。
  • 死体偽装トリックの可能性について
    • 3人は顔を耕されていることから個人の判別がつきにくい。別人の死体に自分の衣服を着せることで、自分が死んだように偽装させることもできるとも考えられている。
  • 魔女の棋譜では「第六の晩に、死亡。腹を“ルシファーの杭”にて抉られました。」とある。

[編集]エピソード2での死亡状況の考察

  • 第九の晩まで生き残り、魔女によって黄金郷にいざなわれる。その際、恐らく魔女の宴の晩餐として山羊の貴族たちに食い散らかされた?(明確な死亡描写なし)
    • この不可思議なシーンについては第二話あらすじ(その2)およびファンタジー(第二話)に詳しい。彼の最期の描写は幻想に彩られており、人間犯行説の立場からすると本文中のテキストの描写を丸呑みするには抵抗感があることは否めない。源次は本当に悪魔に食い殺されたのか?
  • 魔女の棋譜では「第十の晩に、行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼を黄金郷へ招かれました。」とある。
  • TIPS/Charactersの源次の項目をExecuteすると、死亡ではなく「行方不明」として扱われる。
    • エンドロールでは「死亡」なのに、TIPSでは「行方不明」なのは、魔女(真犯人or魔女実在派観客)視点と警察視点(遺体が見つからなかった)の違いからか?

[編集]エピソード3での死亡状況の考察

  • 10月5日の朝、2階貴賓室で殺されているのが発見された。死因は正確なところは不明。銃か槍状の凶器が使用されたとTIPSでは推測している。
  • 魔女の棋譜では「第一の晩に、死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。」とある。
  • 幻想シーンでは、紗音と嘉音を眠らせた後、ロノウェにより深い眠りに付いたことになっている。
    • 但し、本編中では出血した描写が特になかったが、TIPS/CHARACTERでEXECUTEすると、首と胸の境辺りに1箇所傷跡が見られる。
    • 幻想シーンは、「使用人が最初に殺された理由」を説明するために、魔女側の語り手が考え出したものと推測される。

[編集]エピソード4での死亡状況の考察

  • 10月5日の午前0時過ぎ、屋敷本館の食堂で夏妃・絵羽・秀吉・留弗夫・楼座・真里亞とともに殺されているのを戦人により発見された。左即頭部が半壊していることから、死因は銃殺と推測される。
    • 凶器の銃も血糊の付いた犯人らしき足跡も、現場付近で発見されてはいない。
  • テキスト描写によると、書斎から嘉音と一緒に金蔵のお供をした後、夜10時前後の食堂で、金蔵の召喚したシエスタ45により、第一の宴の4番目の犠牲者となる。霧江によると、「壁際に冷静に直立不動していたところを射殺」されたらしく、死ぬ直前も淡白な表情のままだったという。
  • 正確な死亡順・死亡時刻はEP4時点では不明。



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