既出推理/紗音嘉音同一人物説まとめ
既出推理/人物関係で語られている「紗音嘉音同一人物説」についてのまとめページです
同一人物説はうみねこの全てのepをつらぬくルールとして考察された説なため、これに関する考察をまとめるだけでも非常に長文となります。よって、ここに独立したページを作り、同一人物説に関する既出推理をまとめることにします。
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ここはあくまで「2ちゃんのスレで語られてるような既出の推理」についてまとめるページです。議論を行うページではありませんし、同一人物説に関する新しい自分の考察を発表する場所でもありませんので注意して下さい。
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目次
[編集]紗音嘉音同一人物説とは何か
「紗音と嘉音は実は同一人物で、状況に応じて紗音を演じてたり嘉音を演じてたりする」
という仮説である。
[編集]同一人物説の論拠
- ep4までにおいて、探偵役であった戦人が二人を同時に目撃していない。
- ep6で語られた魔法のルールにより、『うみねこ』では探偵役以外の視点ではいくらでも嘘がつけることが判明している。しかしep5で語られた探偵のルールにより、探偵役の視点には嘘はつけないことも判明している。
- ep4までの探偵役は戦人。つまり、ep4までは戦人以外の視点の文章にはいくらでも嘘がつけ、戦人の視点の文章では嘘がつけない。ep4までで紗音と嘉音が二人同時にいることが描かれたのは戦人以外の視点での文章のみ。
- 考察投稿抜粋/紗音嘉音同一人物説考察:戦人は紗音と嘉音を二人同時に目撃していないを参照
- ep4で、「全人物の中で、異なる複数の名前を持つ人物は存在しない」という事柄についてベアトリーチェが赤字での復唱を拒否している。
- ただし、福音の家出身の子供使用人達は偽名で通す事が義務付けられているため、当然の拒否であるという反論は有効。
[編集]同一人物説への反論
- ep3において、赤字による死亡確認が別々になされている。
- さらに「室内には犠牲者しかおらず、それ以外の人物は室内には存在しておりません」とある。個別に存在する場合、紗音死亡時において内部生存中の嘉音に触れないのはアンフェアである。
- ep5において、探偵役であるヱリカの見地において全員集合シーンに二人とも登場している。
- ただし、このシーンが魔女裁判で「信用できない」とされた戦人の一人称描写であることに注意。戦人はep5では探偵役ではないのでその視点には嘘が混ぜられている可能性もある。
- 赤字で人数を語るときは、生存者の数を数えている。
- ep6で「そなたを迎えても」「17人だ」という赤字がある。そなたとは本来なら島に辿り着かずに死に絶えるヱリカのことなので、死人を迎え入れても17人となり同一人物説では人数が合わなくなる。
- ノックス第10条。手掛かりなき他の登場人物への変装を禁ず。
- 二人が同一人物だと戦人が気付いていないとなると、紗音と嘉音は明確に別人の外見をしていることになる。つまり、別人に変装してることになる。
- ただし、同一人物説自体がノックス十戒が出る前からの説なので、ep4までの描写で「手がかり」は十分に与えられているという反論は有力。
[編集]全epに共通する疑念点
- 本体はどちらなのか?
- 紗音?
- 嘉音?
- どちらにせよ、絵羽が結婚に泣くほど反対した理由も理解できる。
- どちらでもない?
- 性別が無い、いわゆる半陰陽の性は極めてまれながら現実にも存在する。
- ホルモンの分泌状態によって、その性格は男性的と女性的を行き来するらしい。
- いつから演じ分けているのか?
- 劇中で説明されている、嘉音の初出勤の日から?
- 朱志香の学園祭から?
- 知っているのは誰か?
- 紗音と嘉音を雇用した金蔵は確実。
- 熊沢と源次も可能性は高い。
- 紗音と嘉音と深いつきあいがある、金蔵に近しい古くからの使用人である。
- 夏妃も知っている可能性が高い。
- 夏妃は使用人を厳しく管理する人柄であることは何度も描かれており、二人が同時に現れないことに無頓着でいられるとは思いにくい。また、ep1でのシフト変更の描写から、紗音と嘉音のシフトを組んでいるのは金蔵や源次でなく夏妃(もしくは蔵臼)であると考えられるため、二人が同一人物であることを知っていないとシフトは組めない
- 川畑船長も知っている可能性は高い。
- 六軒島を出入りするためのほとんど唯一の交通手段である船を管理している。それゆえ島内人数を正確に把握出来る。警察に証言する際に、意図的に島内人数を一人多めに告白しなければ根本の“18人”が成り立たない。
[編集]「紗音」と「嘉音」を区別しているのは何なのか
- 多重人格説。紗音と嘉音とは、ある一人の多重人格者の中にある人格の名前。
- ある時点で表に出てきた人格が紗音人格なら「紗音」と呼ばれ、ある時点で表に出てきた人格が嘉音人格なら「嘉音」と呼ばれる。
- 例えば赤字で「紗音が○○した」などと出る場合、それは「紗音人格が表に出ている状態で、この多重人格者が○○した」ということ。
- ep6で「紗音と嘉音のどちらかが消えないと、互いの思い人とは結ばれない」と描写されたのは、紗音と嘉音の二人が別々の相手に恋しても、肉体は1つしかないから一人の相手しか恋人として選べないということ。
- 一人の相手と結婚するんでなく、朱志香と譲治と紗音/嘉音の全員で
乱交仲良くすればいいじゃないかという話もあるが、留弗夫が否定的に描かれているように、『うみねこ』の世界観ではハーレムエンドは愛がないと見なされてると思われる。 - そもそも肉体が持つ本来の性別によって結びつく相手がどうしようもなく決まるんじゃないかという説については、社会的に結婚は許されなくても同性カップルも愛の一種として認めてる説と、紗音/嘉音は半陰陽だという説がある。
- 一人の相手と結婚するんでなく、朱志香と譲治と紗音/嘉音の全員で
- 「紗音の死亡」「嘉音の死亡」などという赤字は、紗音や嘉音の人格が消滅したことをあらわし、肉体が生命活動を停止してるとは限らない。
- この説の根拠としては、EP6の縁寿とフェザリーヌのやり取りで、「人は、人格が変化すれば別の人間とみなす」と語っていることから。
- ある時点で表に出てきた人格が紗音人格なら「紗音」と呼ばれ、ある時点で表に出てきた人格が嘉音人格なら「嘉音」と呼ばれる。
- 役職名説。紗音と嘉音とは、ある一人の人間に与えられた役職の名前。
- 紗音も嘉音も本名ではないことはEP1から判明していること。つまり、「紗音」と「嘉音」は肉体でも人格でもなく「役割」を表す名前。
- ある一人の人間が「紗音としての任務」をこなしているときは「紗音」と呼ばれ、「嘉音としての任務」をこなしているときは「嘉音」と呼ばれる。
- その人物が紗音や嘉音の役割から解放される(解雇される)と、死亡しなくても、その名を持つ人物は六軒島から消滅できる。
- この説の根拠としては、EP4で戦人が「金蔵の名は襲名される」という説を唱えてそれが赤字で否定はされなかったことから、家具である紗音と嘉音も、ニンゲンとしての名前(戸籍?)を与えられておらず、役職名のみで語られる存在であってもおかしくないというもの。(ゆえにニンゲンではなく家具。「紗代」や「嘉哉」も実は偽名で彼らの本名ではないと考える。赤字で「紗代」や「嘉哉」の名が語られたことはない)
- また、この説では同一人物説だけでなく、「紗音と嘉音という二人の人物が、互いの名前を交換できる」という考え方もできる。「嘉音の名は本人しか名乗れない」とあるので、この場合は嘉音の姿をしたあの少年が「紗音」「嘉音」を使い分け、紗音の姿をしたあの少女は「紗音」の名のみを使えるとする。
- この場合、「紗音」が死んでも、もう一人の「紗音」が行動できるという叙述トリックが可能。
[編集]人数と同一人物説
- 赤字で人数を語るときは、肉体の数を数えている
- 紗音と嘉音という二人のキャラクターがいても、人数は一人とみなされるという考え方。
- ep6で「そなたを迎えても」「17人だ」という赤字があることからの根拠。そなたとはヱリカのことなので、ヱリカ抜きで16人が真相。島の18人のうち金蔵は人数にいれないことはすでに判明してるので、あと一人を数えていない。これは紗音と嘉音を二人ではなく一人と数えているということ。
- 赤字で人数を語るときは、名前の数を数えている
- 紗音と嘉音という二人のキャラクターがいるなら、同一人物だろうと二人と数えているという考え方。
- ep3で「金蔵、源次、紗音、嘉音、郷田、熊沢の六人は死亡している!」という赤字があることが根拠。紗音と嘉音を明確に二人として数えている
- 赤字で人数を語るときは、肉体の数を数えることもあれば、名前の数を数えることもある
- 肉体の数は○人、などと前置きしない限りは、魔女は肉体の数でも名前の数でもどちらでも好きに数えられる。なので赤字による人数は矛盾して当然。
[編集]同一人物説をとった場合の推理
[編集]ep1
- 紗音は第一の晩に死亡したことになっている(赤字なし)
- 「紗音の死体」を嘉音とともに確認したのは秀吉。第一の晩の時点で彼が知っているのは確実である。
- 嘉音は第五の晩に胸をえぐられて死亡したことになっている(赤字なし)
- 発見された時には杭を自力で抜いており、刺さっているシーンを目撃した者はいない
- ここで死亡していないとするならば、治療にあたった南條は嘘をついていたことになる
- 付き添った朱志香も?
- 以後、嘉音にアリバイはなくなり、南條らと夏妃を殺害可能となる
[編集]ep2
- 嘉音は第二の晩で朱志嘉の部屋で魔女の眷族と戦い殺されたことになっている
- 嘉音はこの部屋で殺された。の赤字あり
- 「嘉音」の人格もしくは役職のみが消失して、それを「殺された」と表現している?
- のちに「紗音」がこの部屋で殺された?
- 嘉音は朱志香の家具である。ep6より家具の死亡条件は「依代の消滅」と「主の死亡」の二種類
- ここで朱志香が殺されたために家具である嘉音も「殺された」?
[編集]ep3
- 紗音、嘉音ともに第一の晩で死亡したことになっている(赤字あり)
- 片方が死ねば当然もう片方も死亡している?
- 礼拝堂で嘉音の死体を確認した、と証言する留弗夫らは事情を知っている、あるいは犯人である可能性が高い。
- 片方が死ねば当然もう片方も死亡している?
- ベアトリーチェの魔法によって蘇った紗音は?
- このシーン全てが幻想?
- 「譲治を愛する紗音」は譲治の家具である?
- ep6で説明されたとおり、主が生きていれば復活できる?
- 朱志香を導いた嘉音は?
- 生きて隠れていた本物の嘉音?
- 嘉音は朱志香の家具である?
- 主、朱志香が視力を失ったことにより、拠り代無しでも登場できるようになった?
- 南條を殺した人物は? 島にいるとされた18人は全員名指しで死亡が宣言されている。
- 多重人格説だと、紗音と嘉音の人格が死亡(消滅)した後に、残った第三の人格が殺人を犯したとも考えられる。多重人格なら紗音と嘉音以外の人格があってもおかしくない。
- ただしこの考え方には人格を人数と数えるなら、島の人数の制限との問題もある。人格であっても未知の殺人者Xを入れるということは変わらない。
[編集]ep4
- 紗音の死体は、戦人が確認している
- 嘉音の死体は確認されていないが、-嘉音は9番目の犠牲者である。との赤字がある
- 紗音の肉体が生命活動を停止していれば当然嘉音も死亡している?
- 家具の主である朱志香が死亡した時点で、嘉音も死亡扱いになる?
[編集]ep5
- 前述の通り、ヱリカのいるシーンに二人同時に登場している
- ただしこのシーンの描写は戦人(と思われる人物)の一人称
- 戦人が居合わせる、24時のノックの際に紗音嘉音も同席している。戦人が事情を知ったのはいつか
[編集]ep6
- ロジックエラー密室から嘉音が戦人を救出にしにきた、とヱリカは推理したが、クローゼットには嘉音はいないと返された。
- クローゼット内で「嘉音」という人格もしくは役職が消失したなら、クローゼット内には「嘉音」はいなくなる。
[編集]ep7
[編集]その他の客観的情報
[編集]出題編における両者の死体の違い(戦人視点)
紗音 | 嘉音 | |
---|---|---|
EP1 | 実体が乏しい | 実体が乏しい |
EP2 | 瑞々しい | 発見されていない |
EP3 | 瑞々しい | 実体が乏しい |
EP4 | 瑞々しい | 発見されていない |
- 瑞々しい=死んだフリや変装や誤認は疑えるが、戦人視点では死体の観測である
- 実体が乏しい=目撃者が限られ、戦人視点では伝聞情報に過ぎない
- 発見されていない=戦人を含め誰にも死体が目撃されておらず、赤字さえなければ行方不明を疑うべき状態
[編集]関連する考察投稿
- 考察投稿抜粋/紗音嘉音同一人物説考察:戦人は紗音と嘉音を二人同時に目撃していない
- 考察投稿抜粋/紗音と嘉音は複数存在する
- 考察投稿抜粋/紗音嘉音同一人物説考察:「紗音」と「嘉音」は一人の人間の中の別人格?
- 考察投稿抜粋/紗音=嘉音=ベアト(妹) 三重人格説まとめ
- 考察投稿抜粋/客室での嘉音消滅に至った経緯
- 考察投稿抜粋/紗音嘉音別人説:島の人数の真相
- 考察投稿抜粋/シャノカノ夫婦説
- 考察投稿抜粋/嘉音解雇説
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